JPH0624039A - 発光素子アレイプリンタ - Google Patents
発光素子アレイプリンタInfo
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- JPH0624039A JPH0624039A JP17973392A JP17973392A JPH0624039A JP H0624039 A JPH0624039 A JP H0624039A JP 17973392 A JP17973392 A JP 17973392A JP 17973392 A JP17973392 A JP 17973392A JP H0624039 A JPH0624039 A JP H0624039A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】解像度が高い発光素子アレイプリンタを提供す
る。 【構成】複数個の発光素子から成るLEDアレイヘッド
13に対向して感光体ドラム11を配設し、発光素子が
放射した光を感光体ドラム11が受けて静電潜像を形成
する。前記LEDアレイヘッド13と感光体ドラム11
間にレンズが配設され、発光素子が放射した光を集束し
て感光体ドラム11上に結像する。また、屈折角制御手
段が前記LEDアレイヘッド13に対して傾斜して配設
され、電気信号を受けて入射光の屈折角を変える。該屈
折角制御手段は、2枚のガラス基板間に液晶を配設し、
電気信号を受けて屈折率を変える屈折率制御板51で構
成することができる。また、電気信号を受けて超音波を
発生し、該超音波によって屈折角を変える音響光学素子
で構成することもできる。
る。 【構成】複数個の発光素子から成るLEDアレイヘッド
13に対向して感光体ドラム11を配設し、発光素子が
放射した光を感光体ドラム11が受けて静電潜像を形成
する。前記LEDアレイヘッド13と感光体ドラム11
間にレンズが配設され、発光素子が放射した光を集束し
て感光体ドラム11上に結像する。また、屈折角制御手
段が前記LEDアレイヘッド13に対して傾斜して配設
され、電気信号を受けて入射光の屈折角を変える。該屈
折角制御手段は、2枚のガラス基板間に液晶を配設し、
電気信号を受けて屈折率を変える屈折率制御板51で構
成することができる。また、電気信号を受けて超音波を
発生し、該超音波によって屈折角を変える音響光学素子
で構成することもできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光素子アレイプリン
タに関するものである。
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の発光素子アレイプ
リンタにおいては、光源としてレーザ、LED素子、液
晶素子等を使用しており、帯電器によって一様に帯電さ
せられた感光体ドラムが前記光源によって照射されて露
光され、静電潜像が形成されるようになっている。該静
電潜像は、その後現像器によって現像されてトナー像と
なり、該トナー像は転写器によって用紙に転写され、定
着器によって定着される。
リンタにおいては、光源としてレーザ、LED素子、液
晶素子等を使用しており、帯電器によって一様に帯電さ
せられた感光体ドラムが前記光源によって照射されて露
光され、静電潜像が形成されるようになっている。該静
電潜像は、その後現像器によって現像されてトナー像と
なり、該トナー像は転写器によって用紙に転写され、定
着器によって定着される。
【0003】前記発光素子アレイプリンタのうちLED
プリンタは光源としてLED素子を使用している。図2
は従来のLEDプリンタの概略図である。図において、
11は感光体ドラム、12は該感光体ドラム11を帯電
させる帯電器、13は感光体ドラム11を露光し、静電
潜像を形成するLEDアレイヘッド、14は感光体ドラ
ム11上の静電潜像を現像してトナー像を形成する現像
器、15はトナー像を用紙16に転写する転写器、17
は転写されたトナー像を定着する定着器、18は感光体
ドラム11上に残留したトナーを除去する清掃器、19
は感光体ドラム11上に残留した電荷を除去する除電ラ
ンプ、20は用紙カセット、21は用紙スタッカであ
る。
プリンタは光源としてLED素子を使用している。図2
は従来のLEDプリンタの概略図である。図において、
11は感光体ドラム、12は該感光体ドラム11を帯電
させる帯電器、13は感光体ドラム11を露光し、静電
潜像を形成するLEDアレイヘッド、14は感光体ドラ
ム11上の静電潜像を現像してトナー像を形成する現像
器、15はトナー像を用紙16に転写する転写器、17
は転写されたトナー像を定着する定着器、18は感光体
ドラム11上に残留したトナーを除去する清掃器、19
は感光体ドラム11上に残留した電荷を除去する除電ラ
ンプ、20は用紙カセット、21は用紙スタッカであ
る。
【0004】前記LEDアレイヘッド13のLED素子
が選択的に1発光動作を行うと、帯電器12によって一
様に帯電された感光体ドラム11上に静電潜像が形成さ
れ、現像器14において前記静電潜像に応じてトナーが
感光体ドラム11に付着する。一方、用紙カセット20
から給紙された用紙16は、感光体ドラム11と転写器
15間を通過する。この時、感光体ドラム11に付着し
たトナーが転写器15によって用紙16に転写され、そ
の後、定着器17によって定着されて用紙スタッカ21
に収納される。
が選択的に1発光動作を行うと、帯電器12によって一
様に帯電された感光体ドラム11上に静電潜像が形成さ
れ、現像器14において前記静電潜像に応じてトナーが
感光体ドラム11に付着する。一方、用紙カセット20
から給紙された用紙16は、感光体ドラム11と転写器
15間を通過する。この時、感光体ドラム11に付着し
たトナーが転写器15によって用紙16に転写され、そ
の後、定着器17によって定着されて用紙スタッカ21
に収納される。
【0005】一方、感光体ドラム11においては清掃器
18が感光体ドラム11上に残留しているトナーを除去
し、また、除電ランプ19が前の電子写真プロセスで形
成された静電潜像を除去して、次の帯電プロセス以降の
各プロセスに備える。なお、感光体ドラム11を等速回
転させるための駆動手段及び給紙用の駆動手段としては
DCモータ又はACモータが用いられる。
18が感光体ドラム11上に残留しているトナーを除去
し、また、除電ランプ19が前の電子写真プロセスで形
成された静電潜像を除去して、次の帯電プロセス以降の
各プロセスに備える。なお、感光体ドラム11を等速回
転させるための駆動手段及び給紙用の駆動手段としては
DCモータ又はACモータが用いられる。
【0006】図3は従来の発光素子アレイプリンタの光
学的結像系の拡大斜視図、図4は従来の発光素子アレイ
プリンタの光学的結像系の概念図である。図において、
13は複数(例えば128)個のLEDアレイチップ3
1を配列したLEDアレイヘッド、32は屈折率分布型
レンズを複数個配列したロッドレンズアレイである。該
ロッドレンズアレイ32は、LEDアレイチップ31の
光Lを被照射面である感光体ドラム11上に正立等倍で
結像する。
学的結像系の拡大斜視図、図4は従来の発光素子アレイ
プリンタの光学的結像系の概念図である。図において、
13は複数(例えば128)個のLEDアレイチップ3
1を配列したLEDアレイヘッド、32は屈折率分布型
レンズを複数個配列したロッドレンズアレイである。該
ロッドレンズアレイ32は、LEDアレイチップ31の
光Lを被照射面である感光体ドラム11上に正立等倍で
結像する。
【0007】この場合、LEDアレイヘッド13の解像
度と感光体ドラム11上の静電潜像の解像度、すなわち
印刷画像の解像度は同じになる。前記LEDアレイヘッ
ド13の解像度は、一般的に240DPI(ドットパー
インチ)、300DPI、400DPI等であり、解像
度が大きい場合には、例えば曲線の存在する画像などを
原画に忠実に印刷することができる。
度と感光体ドラム11上の静電潜像の解像度、すなわち
印刷画像の解像度は同じになる。前記LEDアレイヘッ
ド13の解像度は、一般的に240DPI(ドットパー
インチ)、300DPI、400DPI等であり、解像
度が大きい場合には、例えば曲線の存在する画像などを
原画に忠実に印刷することができる。
【0008】また、駆動部においては、印字データ出力
部36からLED駆動部37に印刷データ及び駆動信号
が出力され、前記LED駆動部37は印刷データ及び駆
動信号をLED駆動信号に変換してLEDアレイヘッド
13に送っている。図5は従来のLEDアレイヘッドの
平面図である。図において、39は基板であり、該基板
39は厚膜又は薄膜印刷などによって形成された図示し
ない配線パターンを有している。31は複数個の図示し
ないLED素子を一列に備えたLEDアレイチップであ
り、該LEDアレイチップ31は基板39上に複数個配
設されている。その結果、LED素子は基板39の長手
方向に沿って直線状に、かつ等ピッチで配列される。
部36からLED駆動部37に印刷データ及び駆動信号
が出力され、前記LED駆動部37は印刷データ及び駆
動信号をLED駆動信号に変換してLEDアレイヘッド
13に送っている。図5は従来のLEDアレイヘッドの
平面図である。図において、39は基板であり、該基板
39は厚膜又は薄膜印刷などによって形成された図示し
ない配線パターンを有している。31は複数個の図示し
ないLED素子を一列に備えたLEDアレイチップであ
り、該LEDアレイチップ31は基板39上に複数個配
設されている。その結果、LED素子は基板39の長手
方向に沿って直線状に、かつ等ピッチで配列される。
【0009】また、40はLED素子を駆動する駆動回
路チップ(以下、「ドライバIC」という。)であり、
このドライバIC40は1個のLEDアレイチップ31
に対して1個ずつ対応して備えられる。41はLEDア
レイチップ31とドライバIC40を電気的に接続する
ワイヤボンドである。図6はLEDアレイヘッドの発光
部を示す図である。
路チップ(以下、「ドライバIC」という。)であり、
このドライバIC40は1個のLEDアレイチップ31
に対して1個ずつ対応して備えられる。41はLEDア
レイチップ31とドライバIC40を電気的に接続する
ワイヤボンドである。図6はLEDアレイヘッドの発光
部を示す図である。
【0010】図において、31はLEDアレイチップ、
44は発光エリアであり、例えば62.5〔μm〕ピッ
チで配置されている。また、45は該発光エリア44に
接続される個別電極である。該個別電極45はドライバ
IC40(図5)とワイヤボンド41によって接続され
る。前記ドライバIC40に印刷データ信号を供給する
ことによって前記LEDアレイヘッド13で所望の発光
パターンを得ることができる。また、LEDアレイヘッ
ド13の発光部は、LEDアレイチップ31を複数個ラ
イン状に配置して形成される。
44は発光エリアであり、例えば62.5〔μm〕ピッ
チで配置されている。また、45は該発光エリア44に
接続される個別電極である。該個別電極45はドライバ
IC40(図5)とワイヤボンド41によって接続され
る。前記ドライバIC40に印刷データ信号を供給する
ことによって前記LEDアレイヘッド13で所望の発光
パターンを得ることができる。また、LEDアレイヘッ
ド13の発光部は、LEDアレイチップ31を複数個ラ
イン状に配置して形成される。
【0011】図7はLEDアレイチップの境界部を示す
斜視図である。図において、31はLEDアレイチッ
プ、44は発光エリア、45は個別電極、48は接続ス
ペースである。各LEDアレイチップ31の境界におい
て、発光エリア44の端部とLEDアレイチップ31の
端部との距離は8〔μm〕、LEDアレイチップ31間
の距離、すなわち接続スペース48は6.5〔μm〕で
ある。
斜視図である。図において、31はLEDアレイチッ
プ、44は発光エリア、45は個別電極、48は接続ス
ペースである。各LEDアレイチップ31の境界におい
て、発光エリア44の端部とLEDアレイチップ31の
端部との距離は8〔μm〕、LEDアレイチップ31間
の距離、すなわち接続スペース48は6.5〔μm〕で
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の発光素子アレイプリンタにおいては、各発光エリア
44間、及び発光エリア44の端部とLEDアレイチッ
プ31の端部間の距離の精度やLEDアレイチップ31
の外形寸法の精度を高くすることが困難であり、LED
アレイチップ31を精度良くライン状に配置することが
できない。しかもLEDアレイチップ31とドライバI
C40間の接続ポイントが多いため、歩留りが低くな
り、コストが高くなってしまう。
来の発光素子アレイプリンタにおいては、各発光エリア
44間、及び発光エリア44の端部とLEDアレイチッ
プ31の端部間の距離の精度やLEDアレイチップ31
の外形寸法の精度を高くすることが困難であり、LED
アレイチップ31を精度良くライン状に配置することが
できない。しかもLEDアレイチップ31とドライバI
C40間の接続ポイントが多いため、歩留りが低くな
り、コストが高くなってしまう。
【0013】また、印刷画像の解像度を高くするには、
LEDアレイヘッド13の解像度を高くしなければなら
ない。例えば、400DPI以上のLEDアレイヘッド
13を製造しようとすると、発光エリア44やLEDア
レイチップ31を小型化し、ワイヤボンド41などの実
装技術を高密度化しなければならず、コストが高くなっ
てしまう。
LEDアレイヘッド13の解像度を高くしなければなら
ない。例えば、400DPI以上のLEDアレイヘッド
13を製造しようとすると、発光エリア44やLEDア
レイチップ31を小型化し、ワイヤボンド41などの実
装技術を高密度化しなければならず、コストが高くなっ
てしまう。
【0014】本発明は、前記従来の発光素子アレイプリ
ンタの問題点を解決して、低い解像度の発光素子アレイ
ヘッドを使用して高い解像度で印刷することができる発
光素子アレイプリンタを提供することを目的とする。
ンタの問題点を解決して、低い解像度の発光素子アレイ
ヘッドを使用して高い解像度で印刷することができる発
光素子アレイプリンタを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の発
光素子アレイプリンタにおいては、複数個の発光素子か
ら成る発光素子アレイヘッドに対向して感光媒体を配設
し、発光素子が放射した光を感光媒体が受けて静電潜像
を形成する。前記発光素子アレイヘッドと感光媒体間に
レンズが配設され、発光素子が放射した光を集束して感
光媒体上に結像する。
光素子アレイプリンタにおいては、複数個の発光素子か
ら成る発光素子アレイヘッドに対向して感光媒体を配設
し、発光素子が放射した光を感光媒体が受けて静電潜像
を形成する。前記発光素子アレイヘッドと感光媒体間に
レンズが配設され、発光素子が放射した光を集束して感
光媒体上に結像する。
【0016】前記発光素子アレイヘッドと感光媒体間
に、屈折角制御手段が前記発光素子アレイヘッドに対し
て傾斜して配設され、電気信号を受けて入射光の屈折角
を変える。該屈折角制御手段は、2枚のガラス基板間に
液晶を配設し、電気信号を受けて屈折率を変える屈折率
制御板で構成することができる。また、電気信号を受け
て超音波を発生し、該超音波によって屈折角を変える音
響光学素子で構成することもできる。
に、屈折角制御手段が前記発光素子アレイヘッドに対し
て傾斜して配設され、電気信号を受けて入射光の屈折角
を変える。該屈折角制御手段は、2枚のガラス基板間に
液晶を配設し、電気信号を受けて屈折率を変える屈折率
制御板で構成することができる。また、電気信号を受け
て超音波を発生し、該超音波によって屈折角を変える音
響光学素子で構成することもできる。
【0017】
【作用】本発明によれば、前記のように複数個の発光素
子から成る発光素子アレイヘッドに対向して感光媒体が
配設され、発光素子が放射した光を受けて静電潜像を形
成する。前記発光素子アレイヘッドと感光媒体間にレン
ズが配設され、発光素子が放射した光を集束して感光媒
体上に結像する。
子から成る発光素子アレイヘッドに対向して感光媒体が
配設され、発光素子が放射した光を受けて静電潜像を形
成する。前記発光素子アレイヘッドと感光媒体間にレン
ズが配設され、発光素子が放射した光を集束して感光媒
体上に結像する。
【0018】前記発光素子アレイヘッドと感光媒体間
に、屈折角制御手段が前記発光素子アレイヘッドに対し
て傾斜して配設され、電気信号を受けて入射光の屈折角
を変える。すなわち、電気信号を受けない時は、発光素
子アレイヘッドが発光した光は屈折角制御手段を抜けて
所定の屈折角で屈折して感光媒体に結像し、該感光媒体
に静電潜像を形成する。そして、電気信号を受けると、
発光素子アレイヘッドが発光した光は屈折角制御手段を
抜けて異なる屈折角で屈折して感光媒体に結像し、該感
光媒体に静電潜像を形成する。したがって、同じ発光素
子から放射された光が感光媒体上の複数箇所に結像する
ことになり、解像度が高くなる。
に、屈折角制御手段が前記発光素子アレイヘッドに対し
て傾斜して配設され、電気信号を受けて入射光の屈折角
を変える。すなわち、電気信号を受けない時は、発光素
子アレイヘッドが発光した光は屈折角制御手段を抜けて
所定の屈折角で屈折して感光媒体に結像し、該感光媒体
に静電潜像を形成する。そして、電気信号を受けると、
発光素子アレイヘッドが発光した光は屈折角制御手段を
抜けて異なる屈折角で屈折して感光媒体に結像し、該感
光媒体に静電潜像を形成する。したがって、同じ発光素
子から放射された光が感光媒体上の複数箇所に結像する
ことになり、解像度が高くなる。
【0019】前記屈折角制御手段は、2枚のガラス基板
間に液晶を配設し、電気信号を受けて屈折率を変える屈
折率制御板で構成することができる。この場合、液晶の
屈折率が電気信号によって変化する。また、電気信号を
受けて超音波を発生し、該超音波によって屈折角を変え
る音響光学素子で構成することもできる。この場合、発
生した超音波によって音響光学素子に入射した光の屈折
角が変化する。
間に液晶を配設し、電気信号を受けて屈折率を変える屈
折率制御板で構成することができる。この場合、液晶の
屈折率が電気信号によって変化する。また、電気信号を
受けて超音波を発生し、該超音波によって屈折角を変え
る音響光学素子で構成することもできる。この場合、発
生した超音波によって音響光学素子に入射した光の屈折
角が変化する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を
示す発光素子アレイプリンタの光学的結像系の概念図で
ある。図において、13は発光素子アレイとしてのLE
Dアレイヘッド、32は集束性のロッドレンズアレイ、
11は感光媒体としての感光体ドラム、51は該感光体
ドラム11とロッドレンズアレイ32間に配設される屈
折率制御板である。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を
示す発光素子アレイプリンタの光学的結像系の概念図で
ある。図において、13は発光素子アレイとしてのLE
Dアレイヘッド、32は集束性のロッドレンズアレイ、
11は感光媒体としての感光体ドラム、51は該感光体
ドラム11とロッドレンズアレイ32間に配設される屈
折率制御板である。
【0021】図8は本発明の第1の実施例における屈折
率制御板の拡大図である。図において、屈折率制御板5
1は、一面に透明電極52,53が形成された2枚のガ
ラス基板54,55を、液晶57を介し透明電極52,
53を対向させて配置し、封止した構造を有している。
前記透明電極52,53は信号源58に接続され、該信
号源58によって電圧が印加されると、電圧値に対応し
て液晶57の屈折率が変化するようになっている。
率制御板の拡大図である。図において、屈折率制御板5
1は、一面に透明電極52,53が形成された2枚のガ
ラス基板54,55を、液晶57を介し透明電極52,
53を対向させて配置し、封止した構造を有している。
前記透明電極52,53は信号源58に接続され、該信
号源58によって電圧が印加されると、電圧値に対応し
て液晶57の屈折率が変化するようになっている。
【0022】次に、本発明の第1の実施例の動作につい
て説明する。図9は本発明の第1の実施例における光の
経路図である。ここでは、LEDアレイヘッド13の二
つの発光エリア44a,44bについて考える。前記発
光エリア44a,44bのピッチは、例えば62.5
〔μm〕である。発光エリア44aから放射された光は
経路k1 を通り、ロッドレンズアレイ32に入射され、
その後経路k2 を通り屈折率制御板51に入射される。
て説明する。図9は本発明の第1の実施例における光の
経路図である。ここでは、LEDアレイヘッド13の二
つの発光エリア44a,44bについて考える。前記発
光エリア44a,44bのピッチは、例えば62.5
〔μm〕である。発光エリア44aから放射された光は
経路k1 を通り、ロッドレンズアレイ32に入射され、
その後経路k2 を通り屈折率制御板51に入射される。
【0023】ここで、屈折率制御板51に信号源58
(図8)からオフ電圧VOFF が印加され、屈折率がn
OFF である時は、光は経路k3 →k4 を通って感光体ド
ラム11上の点a1 を照射する。また、信号源58から
オン電圧VONが印加され、屈折率がnONになる時は、光
は経路k5 →k6 を通って点a2 を照射して屈折角が変
化する。
(図8)からオフ電圧VOFF が印加され、屈折率がn
OFF である時は、光は経路k3 →k4 を通って感光体ド
ラム11上の点a1 を照射する。また、信号源58から
オン電圧VONが印加され、屈折率がnONになる時は、光
は経路k5 →k6 を通って点a2 を照射して屈折角が変
化する。
【0024】同様に、発光エリア44bから放射された
光は、信号源58からのオフ電圧V OFF が印加された
時、経路k7 →k8 →k9 →k10を通って点b1 を照射
し、信号源58からのオン電圧VONが印加された時、経
路k7 →k8 →k11→k12を通って点b2 を照射する。
次に、感光体ドラム11上の光に照射される点a1 ,a
2 ,b1 ,b2 について説明する。
光は、信号源58からのオフ電圧V OFF が印加された
時、経路k7 →k8 →k9 →k10を通って点b1 を照射
し、信号源58からのオン電圧VONが印加された時、経
路k7 →k8 →k11→k12を通って点b2 を照射する。
次に、感光体ドラム11上の光に照射される点a1 ,a
2 ,b1 ,b2 について説明する。
【0025】図10は屈折率制御板の動作説明図であ
る。この場合、前記屈折率制御板51(図1)がLED
アレイヘッド13に対し傾き角θ1 だけ傾けて配設され
ている。説明を簡単にするため、液晶57のみで屈折率
制御板51が構成されるものとして説明する。また、該
液晶57の厚さをd、空気の屈折率をn1 、液晶57の
屈折率をn2 とする。
る。この場合、前記屈折率制御板51(図1)がLED
アレイヘッド13に対し傾き角θ1 だけ傾けて配設され
ている。説明を簡単にするため、液晶57のみで屈折率
制御板51が構成されるものとして説明する。また、該
液晶57の厚さをd、空気の屈折率をn1 、液晶57の
屈折率をn2 とする。
【0026】入射角θ1 (傾き角θ1 )で液晶57に入
射し、屈折角θ2 で液晶57内を進み、液晶57の界面
に到達すると、再び屈折して出射する。該出射光は入射
光に平行で、また、偏差Δhだけ位置がずれることにな
る。液晶57に入射光が入射する点Pと液晶57から出
射光が出射する点Q間の距離をSとすると、下記の式
(1)〜(3)が成立する。
射し、屈折角θ2 で液晶57内を進み、液晶57の界面
に到達すると、再び屈折して出射する。該出射光は入射
光に平行で、また、偏差Δhだけ位置がずれることにな
る。液晶57に入射光が入射する点Pと液晶57から出
射光が出射する点Q間の距離をSとすると、下記の式
(1)〜(3)が成立する。
【0027】 n1 ・sinθ1 =n2 ・sinθ2 …(1) S・cosθ2 =d …(2) Δh=S・sin(θ1 −θ2 ) …(3) 式(1)〜(3)から、 Δh=d・[sinθ1 −cosθ1 ・tan{sin
-1( n1 ・sinθ 1 /n2 )}] となる。
-1( n1 ・sinθ 1 /n2 )}] となる。
【0028】ここで、液晶57の厚さdが715〔μ
m〕、屈折率制御板51の入射角θ1(傾き角θ1 )が
5°、空気の屈折率n1 が1であり、また、屈折率制御
板51の信号源58から印加される電圧がオフ電圧V
OFF である場合の屈折率nOFF が1、オン電圧VONで例
えば50〔V〕である場合の屈折率nONが2であるとす
る。
m〕、屈折率制御板51の入射角θ1(傾き角θ1 )が
5°、空気の屈折率n1 が1であり、また、屈折率制御
板51の信号源58から印加される電圧がオフ電圧V
OFF である場合の屈折率nOFF が1、オン電圧VONで例
えば50〔V〕である場合の屈折率nONが2であるとす
る。
【0029】この場合、偏差Δhは信号源58からのオ
フ電圧VOFF すなわち0〔V〕が印加された時、 Δh=715×[(sin(5)−cos(5)×ta
n{sin-1(1・sin(5)/1)}]=0 となり、信号源58からのオン電圧VONすなわち50
〔V〕が印加された時、 Δh=715×[(sin(5)−cos(5)×ta
n{sin-1(1・sin(5)/2)}]≒31.2
5〔μm〕 となる。すなわち、図9における感光体ドラム11上の
点a1 ,a2 間の距離は 31.25−0=31.25〔μm〕 となる。また、点b1 ,b2 間の距離も同様に31.2
5〔μm〕となる。そして、点a1 ,b1 間の距離は発
光エリア44a,44b間の距離と等しく62.5〔μ
m〕であるので、点a1 ,a2 ,b1 ,b2 は31.2
5〔μm〕ピッチで形成される。つまり、62.5〔μ
m〕ピッチの解像度のLEDアレイヘッド13を使用し
て31.25〔μm〕の解像度のLEDプリンタを実現
することができる。
フ電圧VOFF すなわち0〔V〕が印加された時、 Δh=715×[(sin(5)−cos(5)×ta
n{sin-1(1・sin(5)/1)}]=0 となり、信号源58からのオン電圧VONすなわち50
〔V〕が印加された時、 Δh=715×[(sin(5)−cos(5)×ta
n{sin-1(1・sin(5)/2)}]≒31.2
5〔μm〕 となる。すなわち、図9における感光体ドラム11上の
点a1 ,a2 間の距離は 31.25−0=31.25〔μm〕 となる。また、点b1 ,b2 間の距離も同様に31.2
5〔μm〕となる。そして、点a1 ,b1 間の距離は発
光エリア44a,44b間の距離と等しく62.5〔μ
m〕であるので、点a1 ,a2 ,b1 ,b2 は31.2
5〔μm〕ピッチで形成される。つまり、62.5〔μ
m〕ピッチの解像度のLEDアレイヘッド13を使用し
て31.25〔μm〕の解像度のLEDプリンタを実現
することができる。
【0030】また、前記実施例では解像度を2倍にして
いるが、入射角θ1 (傾き角θ1 )、液晶57の厚さd
及び屈折率n2 の各値をパラメータとして変化させるこ
とによって数倍の解像度のLEDプリンタも実現するこ
とができる。また、逆に125〔μm〕ピッチの解像度
のLEDアレイヘッド13を用いて61.5〔μm〕ピ
ッチの解像度のLEDプリンタも実現することができ
る。
いるが、入射角θ1 (傾き角θ1 )、液晶57の厚さd
及び屈折率n2 の各値をパラメータとして変化させるこ
とによって数倍の解像度のLEDプリンタも実現するこ
とができる。また、逆に125〔μm〕ピッチの解像度
のLEDアレイヘッド13を用いて61.5〔μm〕ピ
ッチの解像度のLEDプリンタも実現することができ
る。
【0031】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図11は本発明の第2の実施例を示す発光素子ア
レイプリンタの光学的結像系の拡大斜視図である。この
場合、LEDアレイヘッド13に複数個配列されたLE
Dアレイチップ31の発光エリア44(図6)から出る
光mは音響光学素子61及びロッドレンズアレイ32を
通って感光体ドラム11上を照射し、感光体ドラム11
上に静電潜像を形成する。前記音響光学素子61は外部
からの電気信号で屈折角を変え、音響光学素子61を通
るビームを屈折させることが可能な音響光学効果を有
し、LEDアレイヘッド13に対して設定された角度だ
け傾斜して配設されている。そして、音響光学素子61
に送られる電気信号がオフの時は、発光エリア44から
放射される光mは音響光学素子61を通過した後も音響
光学素子61を通過する前の経路の延長上を通り、経路
m1 を通って感光体ドラム11上の点P1 を照射する。
一方、音響光学素子61に送られる電気信号がオンの時
は、発光エリア44から放射される光mは、音響光学素
子61を通過する時に屈折され、経路m2を通って感光
体ドラム11上の点P2 を照射する。
する。図11は本発明の第2の実施例を示す発光素子ア
レイプリンタの光学的結像系の拡大斜視図である。この
場合、LEDアレイヘッド13に複数個配列されたLE
Dアレイチップ31の発光エリア44(図6)から出る
光mは音響光学素子61及びロッドレンズアレイ32を
通って感光体ドラム11上を照射し、感光体ドラム11
上に静電潜像を形成する。前記音響光学素子61は外部
からの電気信号で屈折角を変え、音響光学素子61を通
るビームを屈折させることが可能な音響光学効果を有
し、LEDアレイヘッド13に対して設定された角度だ
け傾斜して配設されている。そして、音響光学素子61
に送られる電気信号がオフの時は、発光エリア44から
放射される光mは音響光学素子61を通過した後も音響
光学素子61を通過する前の経路の延長上を通り、経路
m1 を通って感光体ドラム11上の点P1 を照射する。
一方、音響光学素子61に送られる電気信号がオンの時
は、発光エリア44から放射される光mは、音響光学素
子61を通過する時に屈折され、経路m2を通って感光
体ドラム11上の点P2 を照射する。
【0032】音響光学素子61は一般的に溶融石英など
で作られ、一端には超音波励起用のトランスドゥーサ6
2が接着されている。他端は超音波の吸収端又は反射端
(図示しない)となっている。また、トランスドゥーサ
62を用いず、音響光学素子61にくし状電極を形成
し、音響光学素子61自体の電歪(でんわい)効果を利
用して超音波を励振させることもできる。
で作られ、一端には超音波励起用のトランスドゥーサ6
2が接着されている。他端は超音波の吸収端又は反射端
(図示しない)となっている。また、トランスドゥーサ
62を用いず、音響光学素子61にくし状電極を形成
し、音響光学素子61自体の電歪(でんわい)効果を利
用して超音波を励振させることもできる。
【0033】音響光学素子61による光の屈折角は超音
波の強度、すなわち超音波周波数に比例する。超音波周
波数は音響光学素子61の材料によって変わるが、50
〜200〔MHz〕程度とされる。また、超音波を励起
するための電力は数ワット程度である。そのため、前記
トランスドゥーサ62に変調器64が接続され、該変調
器64によって商用電源から作られた電気信号がトラン
スドゥーサ62に入力され、超音波として音響光学素子
61に流される。
波の強度、すなわち超音波周波数に比例する。超音波周
波数は音響光学素子61の材料によって変わるが、50
〜200〔MHz〕程度とされる。また、超音波を励起
するための電力は数ワット程度である。そのため、前記
トランスドゥーサ62に変調器64が接続され、該変調
器64によって商用電源から作られた電気信号がトラン
スドゥーサ62に入力され、超音波として音響光学素子
61に流される。
【0034】このように、音響光学素子61を使用する
ことによって感光体ドラム11上の静電潜像の解像度を
LEDアレイヘッド13の解像度以上にすることが可能
になる。すなわち、LEDアレイヘッド13の解像度を
R、感光体ドラム11上の静電潜像の解像度をr、擬似
解像度の比率をαとすると、 α=r/R となる。そして、擬似解像度の比率αを1より大きくす
ることができる。擬似解像度の比率αの上限はロッドレ
ンズアレイ32が長手方向に対して垂直方向からほぼ±
20°以上の光は反射するという性質で決まる。
ことによって感光体ドラム11上の静電潜像の解像度を
LEDアレイヘッド13の解像度以上にすることが可能
になる。すなわち、LEDアレイヘッド13の解像度を
R、感光体ドラム11上の静電潜像の解像度をr、擬似
解像度の比率をαとすると、 α=r/R となる。そして、擬似解像度の比率αを1より大きくす
ることができる。擬似解像度の比率αの上限はロッドレ
ンズアレイ32が長手方向に対して垂直方向からほぼ±
20°以上の光は反射するという性質で決まる。
【0035】図12は本発明の第2の実施例におけるL
EDアレイヘッドの解像度と感光体ドラム上の静電潜像
の解像度の関係図である。擬似解像度の比率αが1(従
来の技術),2,3の場合について示してある。LED
アレイヘッド13の解像度が300DPIであっても感
光体ドラム11上の静電潜像の解像度を600DPI
(α=2)、900DPI(α=3)にすることが可能
になる。
EDアレイヘッドの解像度と感光体ドラム上の静電潜像
の解像度の関係図である。擬似解像度の比率αが1(従
来の技術),2,3の場合について示してある。LED
アレイヘッド13の解像度が300DPIであっても感
光体ドラム11上の静電潜像の解像度を600DPI
(α=2)、900DPI(α=3)にすることが可能
になる。
【0036】本発明によれば、LEDアレイヘッド13
の長手方向の感光体ドラム11上の静電潜像において、
1ドットが隣接する数ドットを兼用することになるが、
1ドットに対して同時に数ドット分の印刷データをLE
Dアレイヘッド13に与えることは不可能である。した
がって、1ドット分の印刷データを与え、印刷を終了し
た後にもう1ドット分のデータを与えるという方法を採
っている。本発明の場合、LEDアレイヘッド13の長
手方向の1ライン上に直線ギザが生じるが、直角方向の
ライン間距離に比べ、直線ギザは無視することができ
る。
の長手方向の感光体ドラム11上の静電潜像において、
1ドットが隣接する数ドットを兼用することになるが、
1ドットに対して同時に数ドット分の印刷データをLE
Dアレイヘッド13に与えることは不可能である。した
がって、1ドット分の印刷データを与え、印刷を終了し
た後にもう1ドット分のデータを与えるという方法を採
っている。本発明の場合、LEDアレイヘッド13の長
手方向の1ライン上に直線ギザが生じるが、直角方向の
ライン間距離に比べ、直線ギザは無視することができ
る。
【0037】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、複数個の発光素子から成る発光素子アレイヘッド
に対向して感光媒体が配設され、発光素子が放射した光
を受けて静電潜像を形成する。前記発光素子アレイヘッ
ドと感光媒体間にレンズが配設され、発光素子が放射し
た光を集束して感光媒体上に結像する。
れば、複数個の発光素子から成る発光素子アレイヘッド
に対向して感光媒体が配設され、発光素子が放射した光
を受けて静電潜像を形成する。前記発光素子アレイヘッ
ドと感光媒体間にレンズが配設され、発光素子が放射し
た光を集束して感光媒体上に結像する。
【0039】前記発光素子アレイヘッドと感光媒体間
に、屈折角制御手段が前記発光素子アレイヘッドに対し
て傾斜して配設され、電気信号を受けて入射光の屈折角
を変える。すなわち、電気信号を受けない時は、発光素
子アレイヘッドが発光した光は屈折角制御手段を抜けて
所定の屈折角で屈折して感光媒体に結像し、該感光媒体
に静電潜像を形成する。そして、屈折角制御手段が電気
信号を受けた時と受けない時で、感光媒体上で光の結像
される位置が異なるため、同じ発光素子から放射された
光が感光媒体上の複数箇所に結像することになり、解像
度が高くなる。
に、屈折角制御手段が前記発光素子アレイヘッドに対し
て傾斜して配設され、電気信号を受けて入射光の屈折角
を変える。すなわち、電気信号を受けない時は、発光素
子アレイヘッドが発光した光は屈折角制御手段を抜けて
所定の屈折角で屈折して感光媒体に結像し、該感光媒体
に静電潜像を形成する。そして、屈折角制御手段が電気
信号を受けた時と受けない時で、感光媒体上で光の結像
される位置が異なるため、同じ発光素子から放射された
光が感光媒体上の複数箇所に結像することになり、解像
度が高くなる。
【0040】したがって、低い解像度の発光素子アレイ
ヘッドを使用して高い解像度で印刷することができる。
ヘッドを使用して高い解像度で印刷することができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す発光素子アレイプ
リンタの光学的結像系の概念図である。
リンタの光学的結像系の概念図である。
【図2】従来のLEDプリンタの概略図である。
【図3】従来の発光素子アレイプリンタの光学的結像系
の拡大斜視図である。
の拡大斜視図である。
【図4】従来の発光素子アレイプリンタの光学的結像系
の概念図である。
の概念図である。
【図5】従来のLEDアレイヘッドの平面図である。
【図6】LEDアレイヘッドの発光部を示す図である。
【図7】LEDアレイチップの境界部を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】本発明の第1の実施例における屈折率制御板の
拡大図である。
拡大図である。
【図9】本発明の第1の実施例における光の経路図であ
る。
る。
【図10】屈折率制御板の動作説明図である。
【図11】本発明の第2の実施例を示す発光素子アレイ
プリンタの光学的結像系の拡大斜視図である。
プリンタの光学的結像系の拡大斜視図である。
【図12】本発明の第2の実施例におけるLEDアレイ
ヘッドの解像度と感光体ドラム上の静電潜像の解像度の
関係図である。
ヘッドの解像度と感光体ドラム上の静電潜像の解像度の
関係図である。
11 感光体ドラム 13 LEDアレイヘッド 32 ロッドレンズアレイ 51 屈折率制御板 54,55 ガラス基板 57 液晶 58 信号源 61 音響光学素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/036 A 9070−5C (72)発明者 遠山 広 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 手呂内 雄二 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 戸倉 和男 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)複数個の発光素子から成る発光素
子アレイヘッドと、(b)該発光素子アレイヘッドと対
向して配設され、発光素子が放射した光を受けて静電潜
像を形成する感光媒体と、(c)前記発光素子アレイヘ
ッドと感光媒体間に配設され、発光素子が放射した光を
集束して感光媒体上に結像するレンズと、(d)前記発
光素子アレイヘッドと感光媒体間に、前記発光素子アレ
イヘッドに対して傾斜して配設され、電気信号を受けて
入射光の屈折角を変える屈折角制御手段が配設されたこ
とを特徴とする発光素子アレイプリンタ。 - 【請求項2】 前記屈折角制御手段が、2枚のガラス基
板間に液晶を配設し、電気信号を受けて屈折率を変える
屈折率制御板である請求項1記載の発光素子アレイプリ
ンタ。 - 【請求項3】 前記屈折角制御手段が、電気信号を受け
て超音波を発生し、該超音波によって屈折角を変える音
響光学素子である請求項1記載の発光素子アレイプリン
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17973392A JPH0624039A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 発光素子アレイプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17973392A JPH0624039A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 発光素子アレイプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624039A true JPH0624039A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16070922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17973392A Withdrawn JPH0624039A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 発光素子アレイプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624039A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0709216A2 (en) * | 1994-10-25 | 1996-05-01 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Double-resolution optical system for electrophotographic printer |
JP2011107426A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Canon Inc | 電子写真画像形成装置 |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP17973392A patent/JPH0624039A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0709216A2 (en) * | 1994-10-25 | 1996-05-01 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Double-resolution optical system for electrophotographic printer |
EP0709216A3 (en) * | 1994-10-25 | 1997-12-17 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Double-resolution optical system for electrophotographic printer |
US5835120A (en) * | 1994-10-25 | 1998-11-10 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Double-resolution optical system for electrophotographic printer |
JP2011107426A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Canon Inc | 電子写真画像形成装置 |
US8319807B2 (en) | 2009-11-18 | 2012-11-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic image forming apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |