JPH0623959U - 粘着テープカッター及び粘着テープ付カッター - Google Patents

粘着テープカッター及び粘着テープ付カッター

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JPH0623959U
JPH0623959U JP047129U JP4712992U JPH0623959U JP H0623959 U JPH0623959 U JP H0623959U JP 047129 U JP047129 U JP 047129U JP 4712992 U JP4712992 U JP 4712992U JP H0623959 U JPH0623959 U JP H0623959U
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JP
Japan
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adhesive tape
holding cylinder
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cutter
rotation
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Application number
JP047129U
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Inventor
輝義 三宅
Original Assignee
中国パール販売株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粘着テープ巻体を適度に回転可能として使用
しやすい大きさの単位粘着テープを剥離切断できるよう
にし、かつ簡便かつ安定性の高い構造とした粘着テープ
カッター及び粘着テープ付カッターを提供する。 【構成】 粘着テープ巻体1装着用筒部下面に鋸歯状突
起列13を形成した保持筒体9と、保持筒体遊嵌用軸体
21を突出させたホルダー本体17と、鋸歯状突起列に
沿う回転板に突起16を設け、本体側間にばね41を介
装して本体内に配設した回転付与体14と、ホルダー本
体側方において下方に押圧可能な押圧杆24と、押圧杆
と回転付与体を連結して上下移動を水平移動にする駆動
部28,32,35と、鋸歯状突起に係止して保持筒体
の逆回転を規制可能にホルダー本体内に配設したストッ
パー37と、周壁19部で保持筒体の円周方向に伸び、
先端部が保持筒体に付勢状態で接近して刃40となった
爪体39とを具備させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、装着した粘着テープ巻体を適度に回転させやすい構成とすることに より、使用しやすい大きさの単位粘着テープを剥離切断するのに便利なものとし た粘着テープホルダーを兼ねる粘着テープカッター及び粘着テープ付カッターに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の粘着テープは長尺テープの巻体であり、この先端を爪等で剥がし、適当 な長さに引き出し、カッターで切断して使用するものであった。 また、この不便を解消するために、長尺テープに所定間隔を以てミシン目等の 切取り線を形成し、或いは、剥がしやすいようにテープ裏面の一部に粘着剤未塗 布部を形成する考え方が示されている。 実用的に好ましい粘着テープ巻体として、長尺テープの巻体から所定巾所定長 さの単位粘着テープを簡単に剥離して得られるようにした実開平3−73562 、同74554の開示がある。 一方、このような粘着テープを装着し、粘着テープを簡便に回転させると同時 に粘着テープを所望分だけ簡便に剥離できるようにした粘着テープカッター乃至 は粘着テープ付カッターを、簡便かつ安定性の高い構造のものとして開示したも のは見出せない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の如き実情を踏まえ、粘着テープ巻体から、使用しやすい大き さの単位粘着テープを簡便に剥離取得できるようにし、かつ簡便かつ安定性の高 い構造とした粘着テープカッター及び粘着テープ付カッターを新たに提供せんと するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために、本考案は、粘着テープ巻体の芯管を装着可能な筒 部の下部に鋸歯状突起列を周列形成した保持筒体と、この保持筒体を回転自在に 装着可能な軸体と、上記保持筒体の一端部を受止する受部内に上記軸体を突出さ せたホルダー本体と、上記保持筒体と平行状態で回転可能にホルダー本体内に配 設され、上記鋸歯状突起列に係止して一方向の回転運動を付与可能な係止突起を 突設した回転付与体と、ホルダー本体外側において上下方向に押圧可能に突設し た操作部と、上記操作部に一端部が連係して摺動し、他端部が上記回転付与体と 連係して摺動分の回転を回転付与体に付与可能な駆動部と、上記鋸歯状突起列に 係止して保持筒体の逆方向への回転を規制可能にホルダー本体内に配設されたス トッパーと、さらに、ホルダー本体の受部の周縁部に形成され、上記保持筒体の 円周方向に伸びると共にその先端部が保持筒体の筒面方向に付勢状態で接近して 剥離用刃となった爪体とを、少なくとも具備して粘着テープカッターを構成した ことを特徴とするものである。
【0005】 また、本考案は、粘着テープの少なくとも一側部に粘着剤未塗布面等の剥離面 を有し、かつ巻体の巾方向に切取り可能としてなる粘着テープ巻体を上記各構成 の粘着テープカッターの保持筒体に装着させて粘着テープ付カッターとなしたこ とも特徴としている。
【0006】
【作用】
操作部を操作して回転付与体を回転させると、共働的に保持筒体が回転し、装 着してある粘着テープ巻体が回転し、剥離用爪体の刃によって粘着テープが剥離 される。 保持筒体は一方向にのみ回転するが、ストッパーによって逆方向に戻ることは ない。 また、巻体の巾方向に切取り可能としてなる粘着テープ巻体の場合、所定の切 取り巾ごとの単位粘着テープを隔離する。
【0007】
【実施例】 以下、本考案の一実施例を図面によって説明する。 図1は分解図、図2は組立状態の断面図、図3は、駆動部の構造を示す分解図 、図4は組立状態の斜視図である。
【0008】 1は粘着テープ巻体1あり、芯管2にOPPその他適宜素材からなる合成樹脂 製の長尺状粘着テープ3が巻付けられている。粘着テープ3は、巻体巾一端側の 若干巾部分を除いて粘着剤を塗布した粘着剤塗布面4と、上記若干部分の粘着剤 未塗布面5乃至剥離層を有した剥離面として形成してあり、両部の境界6が長尺 方向に連続した状態となっている。この巻付け方向に所望間隔を置いて平行しか つ巻付け状態の半径方向に切込まれたスリット(切込み)7を、上記粘着剤未塗 布面5の端を僅かに残して巻体の略々全巾に亘って形成してなっている。
【0009】 上記粘着テープ巻体1は、粘着テープ3が巻付け状態において粘着剤によって 粘着されていると共に、粘着剤未塗布面4はその端が長尺方向に連続状となって いるので、スリット7が形成してあっても、巻体状態がそのまま維持され、型崩 れすることもなく、一部がひらつくこともない。使用時には、隣接スリット7, 7間の粘着剤未塗布面5部分を剥離し、これを摘んで引剥がせば、隣接スリット 7,7間を一単位とした単位粘着テープ8を取得することができる。
【0010】 9は保持筒体であって、上記粘着テープ巻体1の芯管2に差し込み可能な筒部 10を有し、この筒部10の外周部に芯管2内周面に圧接し得る突条11を形成 し、筒部10の元端部に少なくとも芯管2の厚み分以上、好ましくは粘着テープ 巻体1全体の厚み分前後の張出し巾を有した鍔部12を一体的に形成し、この鍔 部12の粘着テープ巻体端が当接する面とは反対の面に、回転方向(円周方向) に沿った鋸歯状突起列13を形成してある。
【0011】 14は回転付与体であって、上記鋸歯状突起列13に沿う環状の回転板の一側 部から後述の水平移動杆35の係合部36と係合する突起15を形成してなり、 該回転板の上面に係止用突起16を形成してある。 係止用突起16は、回転付与体14の正回転時に、上記鋸歯状突起列13の垂 直状歯部13aに係合して鋸歯状突起即ち保持筒体9を一体的に回転させる一方 、逆回転時には鋸歯状突起列13の傾斜状歯部13bを受けて弾性変形して上記 係止状態を開放するように、弾性片を傾斜状に折曲して形成してある。
【0012】 17はホルダー本体であって、上記保持筒体9の鍔部12及びこの鍔部付近の 筒部10を囲う形態の周壁19と基台部18とを一体的に形成し、この基台部1 8には安定用重り20乃至磁石と、上記保持筒体9を回転自在に嵌合する軸体2 1の円板状基部22とを固着し、軸体21の筒状軸部23を周壁19内の中央部 から外方に突出させてあり、また、ホルダー本体17の一側部を周壁19から側 方に突設し、この突設部に上記回転付与体14を作動させる押圧杆24が突出す るように配設してある。
【0013】 上記回転付与体14を回転させるための駆動部は、押圧杆24、揺動杆28、 案内杆32、水平移動杆35とからなっている。 押圧杆24は、図2,3に示すように、中空筒体の上端に押圧面を形成してな り、ホルダー本体17の上記突設部内に立設した案内軸25に、圧縮ばね26を 介装して上下動自在に嵌合してある。また、非押圧状態において、押圧杆24の ホルダー本体内上側部位置に係止突起27を形成してある。
【0014】 28は適宜長さの揺動杆であって、一端部29を上記係止突起27に係合させ てあると共に、他端部31を上記係合位置よりも下方位置において、ホルダー本 体17側に設けた水平長孔状の軸受け孔に軸着してあり、上記一端部29付近に 案内杆32の上端部33を軸止する軸止部30を下向き突設してある。
【0015】 案内杆32は、上記揺動杆28と後述の水平移動杆35とを連結する介装部材 であって、上端部33を上記軸止部30に軸止すると共に、斜め状態に配設して 下端部34を水平移動杆35に軸止することによって、揺動杆28の上下運動を 水平移動杆35に水平運動として伝達する。
【0016】 水平移動杆35には、上記揺動杆28の下端部を軸着する軸着部35aを形成 してあると共に、前記回転付与体14の突起15に分離自在に係合してこれを押 圧可能な係合部36を形成してなり、図示しない案内レールに支持されて水平移 動(粘着テープ巻体の回転方向に平行した移動方向)自在に配設してある。
【0017】 上記押圧杆24を圧縮ばね26に抗して押圧操作すれば、図5にも示すように 、係止突起27が下方移動し、これと共に揺動杆28の一端部29が下方移動し 、水平移動杆35に接近するので、案内杆32が上記接近距離分だけ水平移動杆 35を押圧して水平移動させ、同時にその係合部36が回転付与体14の突起1 5に係合して同距離分だけ水平移動させ、回転付与体14を強制回転させる。 押圧杆24の押圧を解除すれば、押圧杆24は圧縮ばね26によって上方に移 動して基位置に復帰し、同時に水平移動杆35による突起15に対する押圧が解 除されるので、回転付与体14は後述するばね41の復元作用によって逆回転し て基位置に復帰する。
【0018】 また、前記軸体21の基部22にはストッパー37の一端部を固着してある。 このストッパー37は、上記回転付与体14に当接することなく上記鋸歯状突起 列13に係合し、鋸歯状突起列13の正回転時には傾斜状歯部13bを受けて係 止状態を開放し、鋸歯状突起列13が逆回転しようとする時には、垂直状歯部1 3aに係合して逆回転を阻止するように、弾性片を傾斜状に折曲して形成してあ る。
【0019】 さらに、上記周壁19の一部にはノッチ38を画成してあり、このノッチ内に 爪体39を配設してある。 爪体39は、周壁19の周方向に延びると共にその先端部が軸体21の軸面方 向に接近した剥離用刃40となっており、その基端部を周壁19部分に固着し、 適度な弾性を有して形成してある。
【0020】 また爪体39は、上記粘着テープ巻体1における粘着剤未塗布面5の巾よりも 若干巾狭体とし、刃40はその先端を円周方向か若しくは若干内傾斜に向くよう に形成し、爪体39の中間部にその厚み外側方向に突出し、指を掛けやすくする と共に、剥離した粘着剤未塗布面部が垂直方向に急角度で立ち上がるようにした 突部39aを形成してあることが望ましい。
【0021】 41は上記回転付与体14と上記軸体21の基部22乃至ホルダー本体17側 との間に介装させたばねであり、押圧杆24の押圧を受けて水平移動する水平移 動杆35によって与えられた回転付与体14の正回転がばね41のばね圧に抗し て行われ、押圧解除と共にばね圧によって回転付与体14が逆回転して基の位置 に復帰可能なように設定してある。
【0022】 42はカバーであって、上記保持筒体9の鍔部12と対応して粘着テープ巻体 1の一側端を保護する円板体43の中央部に、上記軸体21の中空部に嵌合係止 可能な突起44を突設して形成してある。
【0023】 45は押圧板であって、上記粘着テープ巻体1の外径前後の外径を有し、中央 部に上記突起44への嵌合孔46を有し、板状部の内周部が上記カバーの円板体 43の内側面に当接し、外周部が上記粘着テープ巻体1の一端部を押圧可能なよ うに内外周部間に板厚方向の若干のばね性を持たせた構成としてある。
【0024】 而して、粘着テープカッターは、ホルダー本体17内に軸体21を固着し、回 転付与体14を軸部23に回転自在に嵌合した状態で基部22に合わせ、かつ回 転付与体14と基部22間にばね41を介装し、押圧杆24と揺動杆28、案内 杆32、水平移動杆35を連結配設し、水平移動杆35の係合部36と回転付与 体14の突起15とを係合状態とし、かつ、保持筒体9を軸体21の軸部23に 回転自在に嵌合すると共に、その鋸歯状突起列13を係止用突起16及びストッ パー37に係合させ、かつ上記軸体21の軸部の中空部に押圧板45を合わせた カバー42を嵌合した状態に構成してなっている。
【0025】 また、粘着テープ付カッターは、上記粘着テープカッターのカバー42を外し て、保持筒体9の筒部10に粘着テープ巻体1を嵌着させ、この際、爪体39を 指で外方に弾性変形させておいて粘着テープ巻体1が鍔部12に当接するように 嵌合させ、再度カバー42を被嵌して保持筒体9に係止させ、押圧板45によっ て粘着テープ巻体1が軽く鍔部12側に押圧された状態に構成してある。 粘着テープ巻体1は、突条11によって保持筒体9と一体的に回転するように 嵌着しており、かつ粘着テープ巻体1はカバー42と押圧板45とによって抜け ることなく所定位置に定置しており、粘着剤未塗布面5部分には、爪体39の刃 40が当接している。
【0026】 なお、上記ホルダー本体17の形態は任意であり、鉛筆立てを連設し、或いは ホッチキス等の収納部を連設する等の構成であってもよい。
【0027】 また、上記爪体39も、刃40部分が軸体21方向に弾性的に接近しているよ うに形成してあれば、その構成は任意である。例えば、独立的な爪体の基部を周 壁19部分に軸着し、この爪体と周壁19部分とにばね取付け部を形成してばね を介装させ、爪体先端部が常時軸体21方向にばね付勢されているようにし、爪 体をばねに抗して引き上げ可能な摘み部を形成した如き構成とすることも可能で ある。
【0028】 さらに、上記ホルダー本体17から突出した軸体21に対し、保持筒体9が嵌 合し、この保持筒体9に粘着テープ巻体1が装着可能な構成であれば、各部は上 記構成に限定されるものではない。材質によって肉厚が異なってくることもまた 当然であり、肉厚が厚ければ肉抜き形態となる。
【0029】 而して、上記粘着テープ付カッターの操作は、押圧杆24を指で押せばよく、 図5に示す如く、回転付与体14が回転し、垂直状歯部13aに係止した係止用 突起16の押圧を受けて鋸歯状突起列13即ち保持筒体9が同時回転し、かつ粘 着テープ巻体1が同時回転する。
【0030】 粘着テープ巻体1が回転すると、図6,7等に示す如く、爪体39の先端の刃 40が、常時粘着テープ3の粘着剤未塗布面5表面に適度な弾圧Pを以て当接し ているので、回転につれて刃40が粘着テープ3のスリット7に引っ掛かり、粘 着剤未塗布のため積層間が分離している粘着剤未塗布面5の裏側に容易に入り込 み、その結果粘着剤未塗布面5が爪体39の上方に持ち上げられると同時に、粘 着剤未塗布面5端の接続乃至接着部分7aが簡単に切断されて、図示の如く、各 スリット7で分離された一枚づつの単位粘着テープ8の粘着剤未塗布面5が摘み やすく独立して立ち上がることになる。
【0031】 押圧杆24の押圧を離せば、回転付与体14はばね41の復帰力を受けて逆回 転して元の位置に戻るが、この時、ばね41は傾斜状歯部13bに押されて鋸歯 状突起列13に係合することがないので、回転付与体14のみが逆回転して元の 位置に復帰する一方、ストッパー37が鋸歯状突起列13の垂直状歯部13aに 係合するので、保持筒体9の逆回転は阻止される。
【0032】 このように、粘着テープ巻体1を回すだけで、複数枚の単位粘着テープ8の粘 着剤未塗布面5が一列状に自動的に立ち上がるので、これらを順次引っ張れば粘 着剤塗布面4が剥離し、複数枚の単位粘着テープ8を得ることができる。
【0033】 なお、上記構成の粘着テープカッターには、上記構成の粘着テープ巻体1を装 着して使用するのが最も好ましいが、スリット7に代えてミシン目を形成した粘 着テープ巻体を使用することができる。また、スリットやミシン目を有しない長 尺状の粘着テープ巻体、或いは巻体の巾方向に切り裂き方向性を付与させてなる 粘着テープ巻体、さらには粘着剤未塗布面5を有しない長尺状の粘着テープ巻体 を使用する場合であっても、爪体39の刃40によってテープ先端部を剥離させ ることができる。
【0034】
【考案の効果】
上記本考案によれば、装着した粘着テープ巻体をワンタッチの押圧杆の押圧操 作を以て回転させると同時に、装着してある爪体によって粘着テープ巻体から所 望の単位粘着テープを便利に剥離可能とした粘着テープカッター及び粘着テープ 付カッターを提供することができ、このカッターは極めて簡潔に構成してあるの で、機構の安定性があり、操作もしやすいものである。 また、ストッパーによって保持筒体及び粘着テープ巻体が逆回転することがな いので、粘着テープの剥離作用を安定させ、剥離操作の効率を高めることができ る。
【0035】 また、粘着テープ巻体の粘着剤未塗布面を下側にして、即ち粘着テープ巻体の 巻き軸方向を縦方向にして、粘着テープ巻体を保持筒体に装着する構成としてあ れば、下端部の粘着剤未塗布面を摘んでそのまま上に引き上げて単位粘着テープ を剥離し、そのまま下方に向けて単位粘着テープを貼着することができるので、 単位粘着テープの剥離及び貼着作業の省力化と効率化とが同時に達成され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一例粘着テープ付カッターの分解
斜視図である。
【図2】図1の粘着テープ付カッターを組み合わせた状
態の縦断面図である。
【図3】押圧杆と回転付与体との連結構造を示す部分分
解図である。
【図4】上記粘着テープ付カッターの斜視図である。
【図5】押圧杆と回転付与体、及び係止用突起と鋸歯状
突起列の作用状態を示す要部側面図である。
【図6】爪体及び刃の作用状態を示す要部側面図であ
る。
【図7】爪体及び刃の作用状態を示す要部外面図であ
る。
【符号の説明】 1 粘着テープ巻体 2 芯管 3 粘着テープ 4 粘着剤塗布面 5 粘着剤未塗布面 7 境界 8 単位粘着テープ 9 保持筒体 10 筒部 11 突条 12 鍔部 13 鋸歯状突起列 13a 垂直状歯部 13b 傾斜状歯部 14 回転付与体 15 突起 16 係止用突起 17 ホルダー本体 19 周壁 21 軸体 22 円板状基部 23 筒状軸部 24 押圧杆 26 圧縮ばね 27 係止突起 28 揺動杆 32 案内杆 35 水平移動杆 36 係合部 37 ストッパー 38 ノッチ 39 爪体 40 刃 41 ばね 42 カバー 45 押圧板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着テープ巻体の芯管を装着可能な筒部
    の下部に鋸歯状突起列を周列形成した保持筒体と、この
    保持筒体を回転自在に装着可能な軸体と、上記保持筒体
    の一端部を受止する受部内に上記軸体を突出させたホル
    ダー本体と、上記保持筒体と平行状態で回転可能にホル
    ダー本体内に配設され、上記鋸歯状突起列に係止して一
    方向の回転運動を付与可能な係止突起を突設した回転付
    与体と、ホルダー本体外側において上下方向に押圧可能
    に突設した操作部と、上記操作部に一端部が連係して摺
    動し、他端部が上記回転付与体と連係して摺動分の回転
    を回転付与体に付与可能な駆動部と、上記鋸歯状突起列
    に係止して保持筒体の逆方向への回転を規制可能にホル
    ダー本体内に配設されたストッパーと、さらに、ホルダ
    ー本体の受部の周縁部に形成され、上記保持筒体の円周
    方向に伸びると共にその先端部が保持筒体の筒面方向に
    付勢状態で接近して剥離用刃となった爪体とを、少なく
    とも具備してなる粘着テープカッター。
  2. 【請求項2】 粘着テープの少なくとも一側部に粘着剤
    未塗布面等の剥離面を有し、かつ巻体の巾方向に切取り
    可能としてなる粘着テープ巻体を保持筒体に装着させて
    なる粘着テープ付カッター。
JP047129U 1992-06-12 1992-06-12 粘着テープカッター及び粘着テープ付カッター Pending JPH0623959U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023277445A1 (ko) * 2021-06-29 2023-01-05 서민호 접착테이프 컷터기

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