JPH0623914Y2 - 穀粒乾燥機における穀粒投げ出し式の昇降機 - Google Patents

穀粒乾燥機における穀粒投げ出し式の昇降機

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JPH0623914Y2
JPH0623914Y2 JP1987076897U JP7689787U JPH0623914Y2 JP H0623914 Y2 JPH0623914 Y2 JP H0623914Y2 JP 1987076897 U JP1987076897 U JP 1987076897U JP 7689787 U JP7689787 U JP 7689787U JP H0623914 Y2 JPH0623914 Y2 JP H0623914Y2
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惣一 山本
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、昇降機のバケットが穀粒を放出する作動によ
り、乾燥機本体の機内の穀粒貯留部に穀粒をダイレクト
に投入していくようにした形態の穀粒乾燥機における穀
粒投げ出し式の昇降機についての改良に関する。
[従来の技術] 上述の形態の穀粒乾燥機Aは、通常、第1図および第2
図にあるよう、箱状に形成した機体1の内部に、乾燥す
べき穀粒を張込む穀槽部(または貯留部)2と、その穀
槽部2から流下する穀粒に対して熱風を浴びせるための
穀粒の流下路30および熱風の導風路31ならびに排風
路32よりなる乾燥部3と、その乾燥部3を流過して熱
風を浴びせた穀粒を外部に搬出する搬出コンベア4らを
装設して乾燥機本体aを組立て、その乾燥機本体aの機
体1の外面に、揚穀塔50内にバケットコンベア51を
張架してなる昇降機bを、それの揚穀塔50の機壁のう
ちのバケットコンベア51の下降行程側に対面する側の
機壁の上部に設けた放出口52が、乾燥機本体aの前面
側の機壁に対面する姿勢として立設し、その放出口52
と前記乾燥機本体aの前面側の機壁に設ける穀粒の受入
口10とを接続連通させることで構成し、これにより、
昇降機bのバケットコンベア51のバケット51aが、
上部プーリー53の回りを回動するときに、揚送してき
た穀粒を放てきして放出口52から放出すると、その穀
粒が乾燥機本体aの機体1内に装設してある貯留部2に
投入されていくようにしてある。
[考案が解決しようとする課題] そして、このように構成される形態の穀粒乾燥機は、従
前にあっては、特公昭61−25603号公報および実
公昭61−39684号公報にあるように、昇降機の揚
穀塔内に装設するバケットコンベアの上部回行部を支承
する上部プーリーの軸支位置を、揚穀塔の放出口の下縁
より高い位置に設定し、また、バケットコンベアのバケ
ットから放てきされる穀粒の飛行方向を、乾燥機本体側
に向けて斜め上向きの角度に設定して、揚穀塔の天板
を、このバケットからの穀粒の放てき方向に適合する傾
斜角度の傾斜板としておいて、乾燥機本体の天板の高さ
位置を、バケットから放てきされてくる穀粒と干渉しな
いようにしていることから、放てきされる穀粒の飛行距
離をのばすようにすると、揚穀塔および乾燥機本体の高
さがどうしても高くなり、穀粒乾燥機の全体の機高が高
くなってくる問題がある。
[目的] 本考案は、従前手段に生じているこれらの問題を解消す
るためになされたものであって、昇降機bの機高および
乾燥機本体aの機高を低く抑えて、穀粒乾燥機Aの全体
の機高が高くならないようにしながら、昇降機bのバケ
ットコンベア51のバケット51a…から放てきされて
乾燥機本体aの機内の投げ込まれる穀粒の飛行距離を長
くし得るようにする新たな手段を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] そして、本考案においては、上述の目的を達成するため
の手段として、揚穀塔の四周の機壁で、該揚穀塔内に張
架せるバケットコンベアの下降行程側に対面する機壁の
上部に、前記バケットコンベアのバケットから放てきさ
れる穀粒を外部に飛び出させる放出口を設けて、乾燥機
本体に組付ける穀粒乾燥機における穀粒投げ出し式の昇
降機において、揚穀塔内のバケットコンベアの上方回行
部を支承さす上部プーリーの軸支位置を、揚穀塔の放出
口の下縁に対しその上部プーリーの半径に略反応する距
離だけ低い位置に設定し、揚穀塔の天板は、それの前記
バケットコンベアの上昇行程側の上方部分をバケットの
回動軌跡に沿う彎曲壁に形成し、これに連続して乾燥機
本体に向う部分を、浅い上向きの傾斜角度をなす略水平
に近い傾斜板に形成し、乾燥機本体の天板を、前記天板
に連続する接続樋の天板の先端に対し、その天板の下面
に誘導されて乾燥機本体内に放てきされる穀粒との干渉
を避ける所定寸法だけ上昇させて昇降機に組付けたこと
を特徴とする穀粒乾燥機における穀粒投げ出し式の昇降
機を提起するものである。
[実施例] 次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面符号は同
効の構成部材については従前の手段のものと同一の符号
を用いるものとする。
第4図は本考案を実施せる穀粒乾燥機Aの縦断した側面
図で、同図においてaは乾燥機本体、bは昇降機を示
す。
乾燥機本体aは、箱状に形成した機体1内に、乾燥すべ
き穀粒を張込み貯留せしめる貯留部2と、その貯留部2
の底から一定の流下量に制御されて流下する穀粒に対し
て乾燥風(熱風)を浴びせる乾燥部3と、その乾燥部3
を流過して熱風を浴びた穀粒を機外に搬出する搬出コン
ベア4とが設けられ、それの前記乾燥部3が、第5図に
示す如く、穀粒を流下さす穀粒流下路30と、熱風を誘
導する導風路31と、熱風を排出させる排風路32と
が、通気性の隔壁33で仕切られて左右に並列する形態
に形成してある通常のもので、導風路31は機体1の前
面側に設けられる熱風生成用の火炉12に連通し、ま
た、排風路32は機体1の後面側に設けられる送風機1
3の吸引側に連通している。
昇降機bは、揚穀塔50内にバケットコンベア51を上
下に循環回動するようエンドレスに張架し、揚穀塔50
の四周の機壁のうちで、バケットコンベア51の下降行
程側に対面する側の機壁の上部に、バケットコンベア5
1のバケット51a…から放てきされる穀粒をそのまま
外部に放出させる放出口52を開設した投げ出し式の昇
降機であり、それの放出口52が乾燥機本体aの前面側
の機壁に対面する姿勢としてその乾燥機本体aの前面側
に立設し、それの放出口52を前記前面側の機壁の上部
に開設せる受入口10に接続連通させることで、バケッ
トンベア51のバケット51a…から放てきする穀粒を
乾燥機本体aの機内に投げ込むようにしてあることにつ
いては、従前手段のものと変わりない。
しかし、揚穀塔50内に張架するバケットコンベア51
の上方の回行部を支承さす上部プーリー53の軸支位置
Pは、従前手段のそれと比較すると、第6図に示してい
る如く、上部プーリー53の上縁側が略放出口52の下
縁に揃うよう、その上部プーリー53の略半径に対応す
る距離lだけ放出口52の下縁から低く位置するように
設定してあり、また、該昇降機bの揚穀塔50の天板5
0aは、前記第6図にあるよう、バケットコンベア51
の上昇行程側の上方部分を、バケット51aの回動軌跡
に沿う彎曲壁に形成し、これに連続して乾燥機本体aに
向う部分を、浅い上向きの傾斜角度αをなす略水平に近
い傾斜板に形成し、これにより、バケット51aから放
てきされる穀粒が略水平な飛行軌跡Fで乾燥機本体a内
に飛行していくようにしてある。
そして、該昇降機bは、それのバケットコンベア51の
バケット51aから放てきされて、前述の浅い傾斜角度
αの上向きの傾斜板とした天板50aの下面に規制され
て、その下面の延長方向である略水平な方向に振り出さ
れるように、放出口52から飛び出していく穀粒が、乾
燥機本体aの受入口10から機体1内に飛び込んでいく
よう放出口52と受入口10とを接続樋7を介して接続
し、乾燥機本体aに組合わせるが、このとき、乾燥機本
体aは、それの天板11の内面に放出口52から略水平
な飛行軌跡で飛び出してくる穀粒が干渉することのない
ように、乾燥機本体aの天板11と前記天板50aを延
長した接続樋7の天板70の先端との間に所定の寸法w
が形成されるよう、天板11の位置を僅かに接続樋7の
天板70の先端より上昇させて、乾燥機本体aに対し組
合わせて接続してある。
このように構成される実施例装置は次のように作用す
る。
昇降機bの揚穀塔50内に張架したバケットンベア51
のバケット51aから放てきされて放出口52から飛び
出すようになる穀粒は、上部プーリー53の回りを回動
するときの早い時期にバケット51aから離れることで
斜め上向きに放てきされるようになる穀粒が、放出口5
2に向け斜め上向きに傾斜する揚穀塔50の天板50a
に衝突して放出口52から飛び出すよう案内されること
から、放出口52から飛び出て乾燥機本体aの機体1内
に向かう穀粒を、斜め上向きに傾斜する天板50aの傾
斜角度αに従う上向きの飛行軌跡をもって機体1内に飛
び込んでいくようにする。
そして、このことから、機体1内にバケットコンベア5
1のバケット51a…から放てきして投げ込む穀粒の飛
行距離を、それの飛行軌跡Fを上向きにした分だけ長く
伸ばせるようにする。そしてまた、昇降機bの揚穀塔5
0の天板50aの放出口52側の先端、または、その天
板50aを延長するように設ける接続樋7の天板70の
先端よりも、乾燥機本体aの天板11を高くして、乾燥
機本体aの機体1内のふところを深くすることが、放出
口52から機体1内に斜め上向きに投げ込まれる粒穀
と、乾燥機本体aの天板11の下面との干渉を避けて、
飛行距離を伸ばすようになり、穀粒を機体1内において
遠くまで投げ込めるようにする。
[考案の効果] 以上説明したように本考案による穀粒乾燥機における穀
粒投げ出し式昇昇降機は、上述した構成としてあること
から、昇降機bの機高を、上部プーリー33の軸支位置
Pを距離lだけ低く抑え、かつ、昇降機bの揚穀塔50
の天板50aを、バケットコンベア51の上昇行程側の
上方部分がバケット51aの回動軌跡に沿う彎曲壁で、
これに連続して乾燥機本体a側に向う部分が浅い上向き
の傾斜角度αをなす略水平に近い傾斜板となるようにし
て、バケット51aから乾燥機本体a内に放てきされる
穀粒の飛行軌跡Fを略水平方向としておき、これによ
り、前記放出口52から接続樋7を経て乾燥機本体a内
に法出されてくる穀粒が天板11に干渉するようになる
のを避けるために、乾燥機本体aの天板11の位置を、
昇降機bの揚穀塔50の放出口52から延出する接続樋
7の天板70の先端に対して持上げておく所定寸法w
を、極く小さくしているのだから、昇降機bおよび乾燥
機本体aからなる穀粒乾燥機Aの全体を、機高が高くな
らないようにしながら、昇降機bのバケットコンベア5
1のバケット51a…から放てきされ乾燥機本体aの機
内に投げ込まれる穀粒の飛行距離を長くし得るようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前手段の縦断側面図、第2図は同上の縦断正
面図、第3図は同上の作用の説明図、第4図は本考案を
実施せる穀粒乾燥機の縦断側面図、第5図は同上の縦断
正面図、第6図は同上の要部の縦断側面図である。 図面符号の説明 A……穀粒乾燥機、P……軸支位置 F……飛行軌跡、a……乾燥機本体 b……昇降機、l……距離 w……寸法、α……傾斜角度 1……機体、10a……受入口 11……天板、12……火炉 13……送風機、2……穀槽部(貯留部) 3……乾燥部、30……穀粒流下路 31……導風路、32……排風路 33……通気性の隔壁、4……搬出コンベア 50……揚穀塔、50a……天板 51……バケットコンベア、51a……バケット 52……放出口、53……上部プーリー 7……接続樋、70……天板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】揚穀塔50の四周の機壁で、該揚穀塔50
    内に張架せるバケットコンベア51の下降行程側に対面
    する機壁の上部に、前記バケットコンベア51のバケッ
    ト51aから放てきされる穀粒を外部に飛び出させる放
    出口52を設けて、乾燥機本体aに組付ける穀粒乾燥機
    における穀粒投げ出し式の昇降機bにおいて、揚穀塔5
    0内のバケットコンベア51の上方回行部を支承さす上
    部プーリー53の軸支位置Pを、揚穀塔50の放出口5
    2の下縁に対しその上部プーリー53の半径に略対応す
    る距離lだけ低い位置に設定し、揚穀塔50の天板50
    aは、それの前記バケットコンベア51の上昇行程側の
    上方部分をバケット51a…の回動軌跡に沿う彎曲壁に
    形成し、これに連続して乾燥機本体aに向う部分を、浅
    い上向きの傾斜角度αをなす略水平に近い傾斜板に形成
    し、乾燥機本体aの天板11を、前記天板50aに連続
    する接続樋7の天板70の先端に対し、その天板70の
    下面に誘導されて乾燥機本体a内に放てきされる穀粒と
    の干渉を避ける所定寸法wだけ上昇させて昇降機bに組
    付けたことを特徴とする穀粒乾燥機における穀粒投げ出
    し式の昇降機。
JP1987076897U 1987-05-22 1987-05-22 穀粒乾燥機における穀粒投げ出し式の昇降機 Expired - Lifetime JPH0623914Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6125603A (ja) * 1984-07-13 1986-02-04 Hitachi Ltd ガス発生装置
JPS6139684U (ja) * 1984-08-15 1986-03-13 スタンレー電気株式会社 二輪車用方向指示灯

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