JPH0623889U - コンテナ船の倉口間甲板構造 - Google Patents

コンテナ船の倉口間甲板構造

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JPH0623889U
JPH0623889U JP6152692U JP6152692U JPH0623889U JP H0623889 U JPH0623889 U JP H0623889U JP 6152692 U JP6152692 U JP 6152692U JP 6152692 U JP6152692 U JP 6152692U JP H0623889 U JPH0623889 U JP H0623889U
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JP
Japan
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deck
combing
ship
adjacent
steel top
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Application number
JP6152692U
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Inventor
正也 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
Original Assignee
Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 船体の曲げモーメントおよびねじりモーメン
トに対する剛性を確保するコンテナ船の倉口間甲板構造
を提供しようとするものである。 【構成】 コンテナ船の上甲板1に配設する複数の倉口
の、該倉口間の甲板構造において、隣合う各倉口2、3
の船体長さ方向の縁部に連続して一体として突設するサ
イドコーミング4と、倉口2、3の船幅方向の各縁部に
突設するエンドコーミング5、6と、倉口2、3のサイ
ドコーミング4およびエンドコーミング5、6の隣合う
各上端面に架設する鋼製天板7とからなり、隣合う倉口
2、3間を固定甲板10と鋼製天板7とで一体としてボ
ックス構造に形成してなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、上甲板に複数の倉口を有するコンテナ船に係り、隣合う該倉口間 の甲板構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の考案は、図2に示すように、コンテナ船の上甲板21には固定 甲板30を挟んで倉口32、33を配設し、倉口32の周縁には、船体長さ方向 のサイドコーミング22および船幅方向のエンドコーミング23を突設し、一方 、倉口33の周縁には、船体長さ方向のサイドコーミング24および船幅方向の エンドコーミング25を突設して、サイドコーミング22とエンドコーミング2 3の上端面に連続して鋼製天板26を固設し、一方、サイドコーミング24とエ ンドコーミング25の上端面にも同様に鋼製天板27を固設して、鋼製天板26 上には倉口蓋28を設置し、一方、鋼製天板27上には倉口蓋29を設置して、 倉口蓋28と倉口蓋29との間に位置する固定甲板30直上で、倉口蓋28と倉 口蓋29の上面と同一高さに、通行用のエキスパンドメタル31を取り付けるも のが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたように、コンテナ船の上甲板で隣合う倉口間に固定甲板の み介在させる甲板構造は、各倉口がコンテナ積載のため上甲板に大きく開口面積 をとって、該倉口間に位置する固定甲板の面積が狭くなり、船体の曲げモーメン トおよびねじりモーメントに対して剛性が不足し、船体が変形し、損傷しやすい という問題点を有していた。
【0004】 この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、船体の曲げモーメントおよびねじりモーメントに 対する剛性を確保するコンテナ船の倉口間甲板構造を提供しようとするものであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、コンテナ船の上甲板に配設する複数 の倉口の、該倉口間の甲板構造において、隣合う各倉口の船体長さ方向の縁部に 連続して一体として突設するサイドコーミングと、該倉口の船幅方向の各縁部に 突設するエンドコーミングと、該倉口のサイドコーミングおよびエンドコーミン グの隣合う各上端面に架設する鋼製天板とから構成され、隣合う倉口間を固定甲 板と鋼製天板とで一体としてボックス構造に形成してなるものである。
【0006】
【作用】
隣合う倉口間を一体として形成するボックス構造は、船体の曲げモーメントお よびねじりモーメントに対する剛性を確保する。
【0007】
【実施例】
実施例について、図面を用いて説明すると、図1に示すように、コンテナ船の 上甲板1に配設する複数の倉口の、該倉口間の甲板構造において、隣合う各倉口 2、3の船体長さ方向の縁部に連続して一体のサイドコーミング4を突設し、倉 口2、3の船幅方向の各縁部にエンドコーミング5、6を突設する。
【0008】 倉口2、3のサイドコーミング4およびエンドコーミング5、6の隣合う各上 端面を鋼製天板7で連設し、隣合う倉口2、3間を固定甲板10と鋼製天板7と で一体としてボックス構造に形成して、鋼製天板7上面には倉口蓋8、9を設置 する。
【0009】
【考案の効果】
この考案は、上記のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 隣合う倉口間を一体としてボックス構造を形成するので、船体の曲げモーメン トおよびねじりモーメントに対して剛性が確保でき、船体の変形を小さくして損 傷を少なくし、また、隣合うエンドコーミングに架設する鋼製天板は通路として も兼用でき、更に、損傷時の復原性に微々たる量ながら寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る実施例の斜視図を略示したもの
である。
【図2】従来の倉口間甲板構造の斜視図を略示したもの
である。
【符号の説明】
1 上甲板 2 倉口 3 倉口 4 サイドコーミング 5 エンドコーミング 6 エンドコーミング 7 鋼製天板 8 倉口蓋 9 倉口蓋 10 固定甲板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナ船の上甲板に配設する複数の倉
    口の、該倉口間の甲板構造において、隣合う各倉口の船
    体長さ方向の縁部に連続して一体とするサイドコーミン
    グを突設し、該倉口の船幅方向の各縁部にエンドコーミ
    ングを突設して、該倉口のサイドコーミングおよびエン
    ドコーミングの隣合う各上端面に鋼製天板を架設し、隣
    合う倉口間を固定甲板と鋼製天板とで一体としてボック
    ス構造に形成することを特徴とするコンテナ船の倉口間
    甲板構造。
JP6152692U 1992-08-07 1992-08-07 コンテナ船の倉口間甲板構造 Pending JPH0623889U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57125261A (en) * 1980-12-16 1982-08-04 Agfa Gevaert Ag Monoazo dye
JPS5942815A (ja) * 1982-09-02 1984-03-09 株式会社クボタ 刈取収穫機
JPS6034920A (ja) * 1983-04-25 1985-02-22 エシル コーポレーシヨン ビアリール化合物の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57125261A (en) * 1980-12-16 1982-08-04 Agfa Gevaert Ag Monoazo dye
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