JPH06238738A - 液晶質ポリマーの押出吹込成形法 - Google Patents

液晶質ポリマーの押出吹込成形法

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JPH06238738A
JPH06238738A JP5270531A JP27053193A JPH06238738A JP H06238738 A JPH06238738 A JP H06238738A JP 5270531 A JP5270531 A JP 5270531A JP 27053193 A JP27053193 A JP 27053193A JP H06238738 A JPH06238738 A JP H06238738A
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extrusion blow
polymer
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チェリル・エフ・コーラロ
Robert B Sandor
ロバート・ビー・サンドア
Ralph S Blake
ラルフ・エス・ブレイク
Derrick B Mckie
デーリック・ビー・マッキー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、充填剤入りの液晶質ポリマーに対
する押出吹込成形法を提供する。 【構成】 本発明の方法によれば、改良された溶融強度
を有する溶融ポリマーが、パリソン形成用の環状間隙を
通して下方のスペースに垂直に押し出される。垂れ下が
り抵抗性のパリソンが形成される。パリソンは周期的に
形成させるのが好ましい。大形の部品もしくは構造物を
製造するのが有利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶質ポリマーを押出
吹込成形することに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】押出
吹込成形は、種々の用途を有する中空の部品や構造物を
作製するのに有用である。タンク、圧力容器、ボンベ、
およびボトル等の容器(これらは、加圧もしくは圧縮さ
れたガスや低温ガスに対して使用することができる)
は、押出吹込成形によって製造するのが適切である。
【0003】液晶ポリマーまたは液晶質ポリマー(LC
P)は、ガスバリヤー特性が良好であること、耐薬品性
もしくは不活性であること、耐クリープ性が高いこと、
広い温度範囲にわたって特性が保持されること(低温に
て脆性がないことも含む)、および熱膨張係数が小さい
ことなどを特徴とする。しかしながら、液晶質ポリマー
は、押出吹込成形によって処理するのが難しい。
【0004】「Plastics World,p.1
1,July 1988」および「Adv.Mate
.,10(10),p.2,June 27,198
8」によれば、成形可能なLCPが報告されている。こ
のLCPは結晶質であってもよく、30%および50%
のガラス繊維強化の配合処方で成形可能であり、あるい
はLCPは非晶質であってもよく、この場合は、強化材
なしの配合処方、ガラス繊維強化の配合処方、およびガ
ラス繊維/鉱物繊維強化の配合処方にて、押出、吹込成
形、そして射出成形が可能である。
【0005】連続押出吹込成形においては、パリソンが
連続的に形成され、金型が所定の位置に移動して溶融ポ
リマーのチューブを受け取る。充填剤なしのコポリエス
テルLCP(ヒドロキシ安息香酸と6−ヒドロキシ−2
−ナフトエ酸)から造られた部品に二軸延伸を与えるた
めに、連続押出吹込成形が検討された。この点に関して
は、BlizardとBairdによる「Inter
n.Polymer Processing,4:17
2−178(1989)」によれば、二軸延伸の観察さ
れない小部品が形成されたこと、および処理加工上の制
約となる速やかな固化が起こったことが報告されてい
る。しかしながら彼らは、充填剤なしのコポリエステル
LCPを処理するのに必要とされるより低いダイ温度を
使用してヒドロキシ安息香酸とポリエチレンテレフタレ
ートから製造したコポリエステルに対しては、検討が旨
くいったこと、および結晶化が比較的遅いことの利点を
報告している。
【0006】大きなサイズの部品が所望される場合、そ
してさらに部品もしくは構造物にガスバリヤー特性が求
められ、且つ壁厚の均一性が最高度になるよう求められ
る場合には、処理加工上の問題点がより深刻となる。し
たがって、液晶質ポリマーを押出吹込成形するための、
そして特に、液晶質ポリマーをそのガスバリヤー特性ゆ
えに使用される部品もしくは構造物に形成するための、
改良されたプロセスが要求されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、充填剤
入りの液晶ポリマーもしくは液晶質ポリマーから中空の
部品もしくは構造物を形成するための、広範囲に適用可
能な押出吹込成形法が提供される。本発明によれば、充
填剤入りの液晶質ポリマーが、溶融状態に、そして特に
ポリマーを垂れ下がり抵抗のある安定なパリソンの形で
押し出すのに適した温度に加熱される。垂れ下がり抵抗
性と押出吹込成形適性は、ガラス繊維や鉱物繊維等の無
機充填剤を加えることによって付与される。
【0008】次いで、断続的な押し出しを行ってパリソ
ンを周期的に形成させるのが有利である。この工程にお
いては、ポリマー溶融物のショットが環状間隙を通して
一般には下方のスペース中に垂直に押し出されてパリソ
ンが形成される。垂れ下がり抵抗とパリソンの安定性が
重要である。適当な時間にて(通常はパリソンが所望の
長さにまで降下した後)、パリソンの周りで成形型を型
締めし、パリソンを膨張させてキャビティの形をとらせ
る。適切な冷却時間を置いた後、成形型を開いて成形部
品もしくは成形構造物を得る。成形型を選択することに
より、種々のサイズのものが得られる。加圧もしくは圧
縮されたガスや低温ガス用に適した充分に均一な壁厚を
もった部品もしくは構造物を形成させることができる。
【0009】上記したように、本発明は、液晶質ポリマ
ーを押出吹込成形するための、広い適用可能性をもった
方法に関する。本発明では、充填剤入りの液晶質ポリマ
ーを使用するのが有利である。本発明によって、大形ま
たは小形の中空部品もしくは構造物(例えば、そのガス
バリヤー特性ゆえに有用な容器)やフィラメント巻きし
た高性能圧力容器のためのガスバリヤーライナーを、経
済的かつ容易に製造することができる。
【0010】本発明に関して使用される“液晶ポリマー
または液晶質ポリマー”は、非晶質ではない液晶ポリマ
ーまたは液晶質ポリマーを意味するものとする。本発明
のプロセスに使用するための充填剤入りポリマーとして
特に有用なのは、サーモトロピックLCPである。
【0011】サーモトロピックLCPは、その融点より
高い温度にて液晶質状態で存在し、溶融相においては異
方性であり、そして溶融加工可能である。サーモトロピ
ックLCPとしては、完全芳香族ポリエステル(who
lly aromaticpolyesters)と非
完全芳香族ポリエステル(non−whollyaro
matic polyesters)、芳香族−脂肪族
ポリエステル、芳香族ポリアゾメテン(aromati
c polyazomethenes)、芳香族ポリエ
ステル−カーボネート、および完全芳香族ポリエステル
−アミドと非完全芳香族ポリエステル−アミドなどがあ
る。
【0012】本発明に使用するための最も好ましいサー
モトロピックLCPは完全芳香族ポリエステルである。
種々のサーモトロピックLCPが米国特許第4,54
0,737号と第4,799,985号に記載されてお
り、これらの特許を参照文献としてここに引用する。本
発明に関して使用されている“完全芳香族ポリエステ
ル”とは、ポリエステル主鎖が芳香族モノマーで構成さ
れているということを意味している。本発明において特
に有用なのは、p−ヒドロキシ安息香酸モノマーと6−
ヒドロキシ−2−ナフトエ酸モノマーから製造される完
全芳香族のサーモトロピックLCPである。ヒドロキシ
安息香酸とポリエチレンテレフタレートのコポリエステ
ル(BlizardとBairdによって使用されてい
る)は、本明細書で説明しているLCPではない。
【0013】本発明によれば、充填剤入りの液晶質ポリ
マーが使用される。本発明の液晶質ポリマーは、溶融強
度増大用充填剤(例えば、ガラス繊維や鉱物繊維)を含
むのが好ましい。したがって、充填剤なしの液晶質ポリ
マー(これは、BlizardとBairdにより連続
押出吹込成形プロセスにおいて使用されているが、その
成功が充分とは言えない)は、本発明のプロセスにおい
ては有用ではない。
【0014】適切な充填剤は、ほぼ円柱形状を有してい
るものであり、例えばガラス繊維が挙げられる。充填剤
として有用なガラス繊維は、長さが0.2〜0.3mm
の短いもの、1/2〜1インチの長いもの、あるいはこ
れらの中間の長さのものである。適切なガラス繊維とし
ては、長さが0.2〜0.3mmであって呼称直径が1
0ミクロンであるガラス繊維、および長さが1/2イン
チであって呼称直径が16ミクロンであるガラス繊維が
ある。
【0015】適切な充填剤は、ほぼ針形状を有している
ものであり、例えば鉱物繊維が挙げられる。有用な鉱物
繊維としては、アスペクト比が約15〜20:1で平均
直径が約2ミクロンである硫酸カルシウム、およびアス
ペクト比が約20:1で平均直径が約3.5ミクロンで
あるメタケイ酸カルシウムがある。硫酸カルシウムはN
yco社からフランクリンファイバー(Frankli
n fiber)の商品名で市販されており、またメタ
ケイ酸カルシウムはGypsum社からウォラスティカ
ップ(WollasticupR)の商品名で市販され
ている。大まかに言えば、必要な溶融強度増大作用が得
られるならば、他の無機充填剤も使用することができ
る。
【0016】適切な溶融強度は、垂れ下がり抵抗のある
安定なパリソンを形成させることによって得られる。し
かしながら、高粘度が必ずしも必要な垂れ下がり抵抗と
安定性とに相関するわけではない。このように、高粘度
ではあるが充填剤なしの液晶質ポリマー〔ベクトラ(V
ectraR)B950の商品名で市販されている〕は
本発明のプロセスに使用するには適切ではない、という
ことを本発明者らは見いだした。さらに、良好な垂れ下
がり抵抗だけでは充分とはいえない。むしろ、充填剤入
りLCPは、金型への完全な充填と金型内表面の正確な
複製によって示される、良好な吹込成形適性を有するこ
とを特徴としなければならない。
【0017】充填剤と液晶質ポリマーとの比は、例え
ば、所望する部品もしくは構造物のサイズおよび選択す
る充填剤の種類によって異なる。さらに、繊維充填剤に
関しては繊維の長さと直径について考察を加えなければ
ならない。大まかに言えば、部品サイズが比較的大きめ
であると、相対的により大きな溶融強度が必要とされ
る。なぜなら、これに対応してパリソンの垂れ下がり重
量がより大きくなるからである。いずれにしても、選択
する充填剤の量は、押出吹込成形プロセスにてLCPに
よる製造を可能とするに足る量である。
【0018】充填剤のパーセントは約1〜30重量%の
範囲であり、長いガラス繊維が使用される場合には、約
15重量%以上のレベルでは吹込成形適性が大幅に低下
するので、一般には比較的少なめの充填剤(すなわち約
5〜10または12重量%)が好ましい。これに比べる
と、鉱物充填剤と短いガラス繊維充填剤は、一般に広い
配合量範囲にわたって有用である。しかしながら、経済
的な理由から10〜20重量%の配合量が選択される。
【0019】選択する充填剤の種類は、押出吹込成形プ
ロセスによって形成される部品もしくは構造物の意図す
る最終用途により異なる。したがって、繊維充填した液
晶質ポリマーから圧力容器ライナーまたは低温デュアー
瓶を製造する場合、ガスの透過と繊維から生じるチャネ
リングを最小限に抑えるために、比較的少ない配合量で
あることを必要とする充填剤を使用するのが望ましい。
【0020】本発明の押出吹込成形プロセスによれば、
充填剤入りの液晶質ポリマーが、適切に形成されたパリ
ソンを押し出すのに適した温度に加熱される。この状態
は、押出機に与えられる熱と、押出プロセス時に発生す
る剪断による熱との組み合わせによって達成される。押
出スクリューの圧縮比は、剪断によって生成される熱に
影響を与え、圧縮比が比較的高くなると、剪断によって
生成される熱が増大する。
【0021】適切な温度は、ポリマーの固化が起こる温
度より高い温度であって、しかもポリマーの分解が起こ
ったり、あるいはパリソンが不安定となって垂れ下がっ
たり延びたりする温度(例えば、この結果壁厚がかなり
不均一となる)よりは低い温度である。言うまでもない
が、充填剤入り液晶質ポリマーはそれぞれ、押出吹込成
形に対して固有の温度範囲を有している。壁厚が不均一
であると、半径やコーナー部において特に問題を起こし
やすい。すなわちこのような場合、不均一部分の材料の
膨張が最大となりやすく、加圧もしくは圧縮されたガス
や低温ガスを収容するための部品もしくは構造物を押出
吹込成形するときには特に注意する必要がある。一般に
は、ポリマーは、溶融強度を最大にするためにできるだ
け低い温度で押し出される。しかしながら、大まかに言
えば、押出機バレルの温度より低いダイ温度を使用する
必要がないのが好ましい。
【0022】本発明にしたがって適切な溶融強度が付与
され、そして適切な温度で溶融ポリマーが押し出される
場合は、適切に形成されたパリソンが生成される。この
ようでない場合は、壁厚が一定していなくて局部的に強
度の弱いパリソンが造りだされる。
【0023】本発明の押出吹込成形プロセスによれば、
断続的な押出を使用して、溶融ポリマーが堆積された後
に周期的にパリソンを形成させるのが好ましい。サイク
ルの形での断続押出は、溶融ポリマーのショットを、環
状間隙を通して一般には下方のスペース中に垂直に押し
出すことによって行われる。この断続押出により、多量
の溶融プラスチックの押出を短い時間で行うことが可能
となる。より大形の部品や構造物も製造することができ
る。
【0024】自重で垂れ下がった溶融もしくはほぼ溶融
状態におけるパリソンの垂れ下がり抵抗と安定性は、広
い適用性を有する本発明の押出吹込成形プロセスの重要
なポイントである。パリソンの垂れ下がり時間は、パリ
ソンのサイズ、選択する充填剤入りLCPの種類、ダイ
ギャップ、およびパリソン形成速度等により、0.5〜
15秒の範囲で変わる。一般には、連続押出吹込成形に
比較すると、断続押出吹込成形に対する垂れ下がり時間
は、同等のサイズの部品もしくは構造物を製造する場合
には大幅に短い。大形の部品や構造物を製造する際に
は、適切な溶融強度を有するLCPを、増大したポリマ
ー質量に適切な垂れ下がり抵抗を与える温度にて押し出
す。
【0025】適切な時間にて(一般にはパリソンが所定
に長さにまで降下した後)、成形型をパリソンを取り囲
んだ状態で型締めする。成形型は、一般にはパリソンの
中心部を取り囲んで型締めし、このとき型締めされたパ
リソンは押出機に連結されたままである。次いで、型締
めされたパリソン中に空気等の流体(予備加熱しても冷
却してもよい)を吹き込んで、成形された部品もしくは
構造物を形成させる。適切な型保持時間の後、型を開い
て成形された部品もしくは構造物を取り出す。
【0026】したがって本発明により、液晶質ポリマー
を押出吹込成形する広く適用しうる方法が提供される。
溶融強度の増大と押出に対する適切な温度の選択がなけ
れば、LCPから大形の部品もしくは構造物を押出吹込
成形するのはうまくいかないと考えられる。
【0027】本発明の押出吹込成形プロセスにおいて周
期的なパリソン形成を使用したアプリケーションでは、
適切な充填剤入り液晶質ポリマーを適当な温度で押し出
して安定なパリソンを形成させ、そしてこのパリソンを
吹込成形してガスバリヤーであるインナーライナーを得
る。
【0028】成形型を加熱してもよく、加熱の結果、ラ
イナー外表面の樹脂含量を増大させることができる。他
のアプリケーションにおいては、成形型の加熱により、
部品もしくは構造物の外表面の成形型に対する改良され
た整合性が得られる。大まかに言えば、充填剤入りLC
Pに対しては、約200〜300°Fの型温(そしてお
そらくは300°Fより高い型温)が適切であることを
発明者らは見いだした。型温が高すぎると、ふくれが形
成されるので好ましくない。
【0029】ライナーをマンドレルとして使用する場
合、従来の構造オーバーラップ(structural
overwrap)はフィラメント巻きであっても、
ライナー上に合わせて固定してもよい。構造オーバーラ
ップは、マトリックス樹脂内に高強度の強化用繊維を組
み込んだ形の複合材料から造ることができる。インナー
ライナーを吹込成形またはフィラメント巻きによって造
ることができ、またLCPもしくは他のガス不透過性ポ
リマーから形成させることができる、と説明しているP
eter M.Adamsによる米国特許第5,15
0,812号を参照のこと。必要であれば、構造オーバ
ーラップ上に外側ガスバリヤー層を設けることもでき
る。
【0030】図面にて概略的に示したのは、アキュムレ
ータ・マシーン(accumulator machi
ne)を使用した本発明の押出吹込成形プロセスであ
る。工程1では、押出機10が、熱的に均一な溶融ポリ
マーを環状間隙(図示せず)を有するアキュムレータ・
ヘッド12に供給する。ポリマーを所定の温度に加熱す
るために、押出機の温度と剪断により誘起される温度と
の組み合わせを使用することができる。アキュムレータ
の能力によって大形吹込成形品のサイズ限界が決まる。
【0031】第2の工程では、適当な時間後に、溶融ポ
リマーのショットを、ラム14により環状間隙を通して
下方のスペース中に垂直に押し出してパリソン16を形
成させる。アキュムレータの使用によって、大きなパリ
ソンのより速やかな押出が可能となる。
【0032】第3の工程では、パリソンが所望の長さに
降下した後、パリソンを取り囲んだ状態で成形型18を
型締めする。第4の工程では、パリソンを取り囲んで成
形型を型締めした状態で、型締めされたパリソン中に空
気を強制的に送り込む。そして第5の工程では、適切な
冷却時間の後、型を開いて成形された部品もしくは構造
物を取り出す。
【0033】以下に記載の実施例、明細書本文、および
特許請求の範囲の全体にわたって、特に明記しない限
り、操作はいずれも周囲温度と周囲圧力にて行った。
【0034】実施例1 図面にしたがって、呼称直径が10ミクロンで呼称長さ
が0.2〜0.3mmのガラス繊維を30重量%充填し
たサーモトロピックLCPをハイコン押出機(Hyco
n extruder)に供給した。この充填剤入りL
CPは、ベクトラRA130の商品名で市販されてい
る。操作パラメーターは次のとおりである: 成形型
(tooling),直径3”の末広形;スクリュー圧
縮比,2.25:1;温度設定:押出機の供給部分、移
送部分、および計量部分,アキュムレータヘッド,48
5°F;押出ダイ,マンドリル,505°F;型,20
5°F。
【0035】溶融ポリマーがアキュムレータヘッド内に
蓄積し、環状間隙を通して下方のスペース中に垂直に押
し出されたポリマー溶融物のショットからパリソンが形
成された。押し出されたポリマーの温度は約554°F
であった。パリソンが所望の長さに降下した後、微細な
きめ(fine texture)をもった5”×1
1”プラックの形の型を、パリソンの中心部を取り囲ん
で型締めした。吹込工程の後、型を開き、成形された部
品を取り出した。
【0036】成形された部品もしくはパネルは、5“×
11”×1/2”(壁厚は約0.075”)の寸法を有
する中空プラックであった。パネルの重量は約1/2ポ
ンドであった。
【0037】ポリマー溶融物の別のショットからパリソ
ンを形成し、パリソンを取り囲んで成形型を型締めし、
吹込操作を行い、そしてその他の操作を行うことによっ
て上記のプロセス繰り返した。パネルは仕様どおりであ
ることが判明した。
【0038】実施例2 呼称直径が10ミクロンで呼称長さが0.2〜0.3m
mのガラス繊維を15重量%充填したサーモトロピック
LCPを使用して、実施例1に記載のプロセスを繰り返
した。このとき操作パラメーターを次のように変えた:
成形型,直径4”の末広形;温度設定:押出機の供給
部分,490°F;押出機の移送部分と計量部分,アキ
ュムレータヘッド,500°F;押出ダイ,510°
F;マンドリル,505°F。さらに、より大きな剪断
応力が得られるよう高い圧縮比のスクリュー(3.5:
1)を77rpmにて使用し、成形型を250°Fの温
度にオイル加熱した。この充填剤入りLCPは、ベクト
ラA115の商品名で市販されている。
【0039】溶融状態の充填剤入りポリマーは、約54
0°Fの温度において良好な吹込成形適性を有すること
がわかった。534°Fにおいては約2倍の溶融強度が
観察された。成形された部品は、優れた外表面ディテー
ル(exterior surface detai
l)を有する5”×11”×1/2”の中空プラックで
あった。このプロセスは、大形の部品を造るのにも適用
しうる。
【0040】実施例3 7.5重量%のガラス繊維を充填したサーモトロピック
LCP(ベクトラRA950の商品名で市販されている
充填剤なしサーモトロピックLCPとベクトラRA13
0とをブレンドすることによって得られる)を使用し
て、実施例2に記載のプロセスを繰り返した。このとき
操作パラメーターを次のように変えた:温度設定:押出
機の供給部分,490°F;押出機の移送部分と計量部
分,480°F;アキュムレータヘッド,押出ダイ,マ
ンドリル,490°F。
【0041】溶融ポリマーは、約540°Fの温度にお
いて適切に加工できることがわかった。成形された部品
は、5”×11”×1/2”の中空プラックであった。
このプロセスは、生産用として適用可能である(pro
duction capable)と考えられる。
【0042】実施例4 10重量%のガラス繊維を充填したサーモトロピックL
CP〔ベクトラA130とベクトラA950(充填剤な
しLCP)とをブレンドすることによって得られる〕を
使用して、実施例2に記載のプロセスを繰り返した。溶
融ポリマーは、544°Fの温度において適切に加工で
きることがわかった。成形された部品は、5”×11”
×1/2”の中空プラックであった。このプロセスは、
生産用として適用可能であると考えられる。
【0043】実施例5 30重量%のフランクリンファイバーを充填したサーモ
トロピックLCP(ベクトラRA530の商品名で市販
されている)を使用して、実施例2に記載のプロセスを
繰り返した。このとき操作パラメーターを次のように変
えた: 成形型,3.5”;圧縮比,2.25:1;温
度設定:押出機の供給部分,495°F;押出機の移送
部分,490°F;押出機の計量部分,アキュムレータ
ヘッド,ダイチップ,485°F。
【0044】534°Fの温度(この溶融強度増大LC
Pに対する加工範囲の低端である)において最も安定な
パリソンと処理加工が得られた。548°Fの温度が加
工範囲の高端であることがわかった。
【0045】成形された部品は、約0.120”の壁厚
を有する5”×11”×1/2”の中空プラックであっ
た。表面ディテールは良好であった。本プロセスは、大
形の部品を造るのにも適用しうる。
【0046】比較例 充填剤なしのサーモトロピックLCP(ベクトラB95
0の商品名で市販されており、ベクトラA950に比べ
て実質的に増大した粘度を有する)を使用して、実施例
5に記載のプロセスを繰り返した。充填剤なしポリマー
は、540°Fの温度(加工範囲のほぼ低端)でも溶融
強度が充分でないことがわかった。成形された部品には
非常に黒ずんだ淡褐色のすじが認められ、内表面は物質
が分解しているようにみえた。高粘度ではあるが充填剤
なしのポリマーは、本発明のプロセスに対しては有用で
はないと考えられる。
【0047】実施例6 15重量%のガラス繊維を充填したサーモトロピックL
CP(ベクトラA115の商品名で市販されている)を
カウテックス(Kautex)アキュムレータ押出機に
供給した。操作パラメーターは以下のとおりである:
成形型,4.33”の末広形;圧縮比,2.25:1;
温度設定:押出機の供給部分,560°F,押出機の移
送部分,560°F,押出機の計量部分,アキュムレー
タヘッド,ダイチップ,540°F;型,250°F。
【0048】溶融ポリマーがアキュムレータヘッド内に
蓄積し、環状間隙を通して下方のスペース中に押し出さ
れるポリマー溶融物のショットからパリソンが形成され
た。押し出されたポリマーの温度は約538°Fであっ
た。パリソンが所望の長さに達した後、各端部に長さ
1”で直径1”のねじ山を有する、長さ18”で直径
6”の容器の形のテスト型を、パリソンを取り囲んで型
締めした。吹込工程の後、型を開いて、適切に成形され
た部品を押出機から取り出した。
【0049】ポリマー溶融物の別のショットからパリソ
ンを形成し、パリソンを型締めし、そしてその他の操作
を行うことによって、本プロセスを繰り返した。サイク
ル時間は全体で90秒であった。
【0050】約526°Fの温度が、溶融強度増大ポリ
マーが吹込成形される範囲の低端温度であり、そして約
584°Fの温度が、上記範囲の高端温度であることが
わかった。538°Fの温度にて、最も安定なパリソン
が得られた。約46秒の型保持時間によって、より明確
なねじ山が得られた。
【0051】成形型の内表面ディテールを正確に再現す
る薄壁の容器が得られたことから、吹込成形適性が良好
であることが示された。本容器の壁厚は0.06”と
0.085”であり、平均重量は1.25ポンドであっ
た。
【0052】比較例と実施例7〜16 周期的なパリソン形成とハイコン押出機を使用したとき
のさらなる押出吹込成形データを表に示す。
【0053】 初めの2つの実験は、ベクトラA910とベクトラA9
50(いずれも充填剤なしのLCP)を使用したもので
ある。成形部品は得られなかった。
【0054】他の実験(実施例7〜16)は、呼称直径
が10ミクロンで呼称長さが0.2〜0.3mmのガラ
ス繊維(“短ガラス繊維”)、ウォラスティカップ鉱物
充填剤、およびフランクリンファイバーを使用したもの
である。3%と10%の短ガラス繊維配合物は、ベクト
ラA115を適当な量のA910でカッティングするこ
とによって作製した。同様に、15%と30%のウォラ
スティカップ配合物は、ベクトラA950マトリックス
中に40%のウォラスティカップを組み込んだものを適
当な量のA910でカッティングすることによって作製
した。同様に、15%のフランクリンファイバー配合物
は、ベクトラA950マトリックス中に30%フランク
リンファイバーを組み込んだものを適当な量のA910
でカッティングすることによって作製した。
【0055】パリソンの垂れ下がり時間は2回のトライ
アルの平均であり、トライアル1回当たり5つのパリソ
ンを押し出した。18”の長さのパリソンが6”垂れ下
がるときの時間を測定した。樹脂温度は樹脂押出物から
得られ、これは1回目のトライアル前の温度、2回のト
ライアル間の温度、および最終温度の平均である。
【0056】表に記載の結果から、充填剤入りのサーモ
トロピックLCPを押出吹込成形することの利点(充填
剤なしのサーモトロピックLCPと比べて)が明確にわ
かる。充填剤入りのポリマーブレンドも使用することが
できる。
【0057】本発明のプロセスは、本発明の精神または
特質を逸脱することなく種々の変形にて行うことがで
き、したがって、本発明の範囲を示している上記の明細
書よりむしろ特許請求の範囲を参照すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための1つのアプローチを示
した概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ビー・サンドア アメリカ合衆国ニュージャージー州07010, クリフサイド・パーク,ウィンストン・ド ライブ 200,ナンバー 719 (72)発明者 ラルフ・エス・ブレイク アメリカ合衆国サウス・カロライナ州 29710,レイク・ワイリー,ブラッチャ ー・サークル 200 (72)発明者 デーリック・ビー・マッキー アメリカ合衆国ニューヨーク州11217,ブ ルックリン,サウス・オックスフォード・ ストリート 37

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 充填剤入りの液晶質ポリマー
    を、溶融形態にて適切なパリソン形成温度で供給する工
    程; (b) 前記ポリマー溶融物を、一般には下方のスペー
    ス中に垂直に押し出すことによってパリソンを形成させ
    る程; (c) 前記パリソンを取り囲んだ状態で成形型を型締
    めする工程; (d) 型締めされたパリソン中に吹き込みを行って成
    形品を形成させる工程;および (e) 前記成形型を開放して成形品を得る工程;を含
    む、液晶質ポリマーの押出吹込成形法。
  2. 【請求項2】 前記の充填剤入り液晶質ポリマーが溶融
    強度増大用の無機充填剤を含んでいる、請求項1記載の
    押出吹込成形法。
  3. 【請求項3】 前記無機充填剤が約1〜30重量%存在
    する、請求項2記載の押出吹込成形法。
  4. 【請求項4】 前記無機充填剤が約5〜12重量%存在
    し、そして前記無機充填剤が長いガラス繊維である、請
    求項2記載の押出吹込成形法。
  5. 【請求項5】 前記無機充填剤が約10〜20重量%存
    在し、そして前記無機充填剤が短いガラス繊維である、
    請求項2記載の押出吹込成形法。
  6. 【請求項6】 前記無機充填剤が約10〜20重量%存
    在し、そして前記無機充填剤が鉱物充填剤である、請求
    項2記載の押出吹込成形法。
  7. 【請求項7】 前記液晶質ポリマーが完全芳香族ポリエ
    ステルである、請求項1記載の押出吹込成形法。
  8. 【請求項8】 前記液晶質ポリマーが、p−ヒドロキシ
    安息香酸モノマーおよび6−ヒドロキシナフトエ酸モノ
    マーから造られた完全芳香族ポリエステルである、請求
    項1記載の押出吹込成形法。
  9. 【請求項9】 前記成形型が加熱される、請求項1記載
    の押出吹込成形法。
JP5270531A 1992-10-28 1993-10-28 液晶質ポリマーの押出吹込成形法 Pending JPH06238738A (ja)

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