JPH06238442A - 管端シール溶接機 - Google Patents
管端シール溶接機Info
- Publication number
- JPH06238442A JPH06238442A JP2670093A JP2670093A JPH06238442A JP H06238442 A JPH06238442 A JP H06238442A JP 2670093 A JP2670093 A JP 2670093A JP 2670093 A JP2670093 A JP 2670093A JP H06238442 A JPH06238442 A JP H06238442A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- gas
- tube
- welding machine
- tube end
- Prior art date
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- Pending
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】 ステンレスやインコネル等の管端を管板１５
にシール溶接する溶接機であって、管端よりセンタロッ
ド５を管内に挿入しこれより軸を外部に取出し管端をリ
ング状に溶接する回転中心たらしめ、同時に上記外部に
取出した軸を中空にし、これにトーチ１へのシールドガ
スホース８の分岐ホースを接続し該中空軸に開けた多数
の孔よりシールドガスを上記管端の内周面へも噴出せし
める。 【効果】 管端内・外周面の酸化を防止する。
にシール溶接する溶接機であって、管端よりセンタロッ
ド５を管内に挿入しこれより軸を外部に取出し管端をリ
ング状に溶接する回転中心たらしめ、同時に上記外部に
取出した軸を中空にし、これにトーチ１へのシールドガ
スホース８の分岐ホースを接続し該中空軸に開けた多数
の孔よりシールドガスを上記管端の内周面へも噴出せし
める。 【効果】 管端内・外周面の酸化を防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はステンレスやインコネル
等の酸化し易い管を多数並設して熱交換器を製造する場
合、これら管端を管板に固定溶接する自動溶接機に係
り、特に管端部の外面ばかりでなく内面をもガスシール
ドしつつ溶接する溶接機に係る。
等の酸化し易い管を多数並設して熱交換器を製造する場
合、これら管端を管板に固定溶接する自動溶接機に係
り、特に管端部の外面ばかりでなく内面をもガスシール
ドしつつ溶接する溶接機に係る。
【０００２】
【従来の技術】酸化し易い金属管を並列配置した熱交換
器を製造する場合、これら管の管端を夫々１枚の金属板
（管板）より突出させ、この突出した管端外周縁を金属
板にガスシールド溶接している。
器を製造する場合、これら管の管端を夫々１枚の金属板
（管板）より突出させ、この突出した管端外周縁を金属
板にガスシールド溶接している。
【０００３】この場合ガスシールド溶接トーチを用いれ
ば上記外周縁は酸化防止できるが管端内面周縁はシール
ドガス（バックシールドガス）が及ばないので、従来は
該溶接管の反対管端よりシールドガスを流しつつ溶接し
ていた。このバックシールドのために従来では別個のガ
スボンベ９を必要としたり反対管端ヘのホースの取付け
に時間がかかったり、溶接トーチへのシールドガス供給
とガスボンベよりのバックシールドガス供給とのタイミ
ングを合わすのが困難なためバックシールドガスは流し
続けておく等不都合が多かった。
ば上記外周縁は酸化防止できるが管端内面周縁はシール
ドガス（バックシールドガス）が及ばないので、従来は
該溶接管の反対管端よりシールドガスを流しつつ溶接し
ていた。このバックシールドのために従来では別個のガ
スボンベ９を必要としたり反対管端ヘのホースの取付け
に時間がかかったり、溶接トーチへのシールドガス供給
とガスボンベよりのバックシールドガス供給とのタイミ
ングを合わすのが困難なためバックシールドガスは流し
続けておく等不都合が多かった。
【０００４】
【発明の目的】本発明はバックシールドの上記従来にお
ける欠点を解消するもので、バックシールドガス源は溶
接トーチのシールドガス源より分岐して利用し、これを
反対管端からでなく溶接ヘッドと同じ側所謂フロント側
より該溶接管端に送給する様にする。
ける欠点を解消するもので、バックシールドガス源は溶
接トーチのシールドガス源より分岐して利用し、これを
反対管端からでなく溶接ヘッドと同じ側所謂フロント側
より該溶接管端に送給する様にする。
【０００５】
【発明の目的達成手段】本発明管端シール溶接機はガス
シールド溶接トーチへのシールドガス供給ホースの途中
から分岐したシールドガス分岐ホースの先に、溶接すべ
き管端にゆるく挿入出来るバックシールドガス噴出管を
接続し、該噴出管の先にこれと同軸に上記溶接すべき管
に実質上ぴったりと挿入されるセンターロッドを連結
し、該センターロッド外面に縦方向に複数本の溝を切っ
た事を特徴とする。
シールド溶接トーチへのシールドガス供給ホースの途中
から分岐したシールドガス分岐ホースの先に、溶接すべ
き管端にゆるく挿入出来るバックシールドガス噴出管を
接続し、該噴出管の先にこれと同軸に上記溶接すべき管
に実質上ぴったりと挿入されるセンターロッドを連結
し、該センターロッド外面に縦方向に複数本の溝を切っ
た事を特徴とする。
【０００６】
【実施例】図１は本発明実施例の管端シール溶接機を用
いて熱交換器の管端を管板１５にシール溶接している状
態を示す。図中１５は熱交換器１３の管板を示し、管板
１５に対し熱交換器１３の構成部品であるステンレスス
チールやインコネル合金製の管１６の管端が直角に僅か
突出する様に組立てられ、この管端外周縁をリング状に
ガスシールドトーチ１が周り自動溶接する。
いて熱交換器の管端を管板１５にシール溶接している状
態を示す。図中１５は熱交換器１３の管板を示し、管板
１５に対し熱交換器１３の構成部品であるステンレスス
チールやインコネル合金製の管１６の管端が直角に僅か
突出する様に組立てられ、この管端外周縁をリング状に
ガスシールドトーチ１が周り自動溶接する。
【０００７】この場合トーチ１の回転中心は管端から嵌
入されたセンターロッド５を外部へと同軸延長した中空
フロントシャフト４を利用する。溶接トーチ１へは固定
した溶接ヘッド７からガス及び電力が供給されるが図１
においてはガスホース８のみで略示する。
入されたセンターロッド５を外部へと同軸延長した中空
フロントシャフト４を利用する。溶接トーチ１へは固定
した溶接ヘッド７からガス及び電力が供給されるが図１
においてはガスホース８のみで略示する。
【０００８】尚固定溶接ヘッド７とフロントシャフト４
とはブラケット１７により相互に固定されトーチ１の回
転軌跡を確保する。
とはブラケット１７により相互に固定されトーチ１の回
転軌跡を確保する。
【０００９】図２は図１の要部拡大図であり、更に詳述
する。
する。
【００１０】溶接ヘッド７より延びるガスホース８は弁
２により２方に分けられ、一方は従来のヘッド用ガスホ
ース、他方はロータリジョイント３へと延びる。このジ
ョイント３のガス出口は中空フロントシャフト４に入る
が、ガス出口が固定され、ジョイント入口が旋回しても
ガス洩れなくガスがフロントシャフト４に送給される様
になっている。フロントシャフト４の出口からは同軸に
細い管即ちバックシールドガス噴出管１８を連接し、こ
の管壁に多数の孔を開けその管外面を金網６で巻く。更
にこの噴出管１８の先にはロッド５を同軸に取付けてあ
りこのロッド５は溶接されるべき管の内壁にぴったりと
抜挿できる程度の太さであり、その外面に長手方向に溝
を複数本設けてある。尚ロッド５は噴出管１８の１端を
膨径して作ってもよい。
２により２方に分けられ、一方は従来のヘッド用ガスホ
ース、他方はロータリジョイント３へと延びる。このジ
ョイント３のガス出口は中空フロントシャフト４に入る
が、ガス出口が固定され、ジョイント入口が旋回しても
ガス洩れなくガスがフロントシャフト４に送給される様
になっている。フロントシャフト４の出口からは同軸に
細い管即ちバックシールドガス噴出管１８を連接し、こ
の管壁に多数の孔を開けその管外面を金網６で巻く。更
にこの噴出管１８の先にはロッド５を同軸に取付けてあ
りこのロッド５は溶接されるべき管の内壁にぴったりと
抜挿できる程度の太さであり、その外面に長手方向に溝
を複数本設けてある。尚ロッド５は噴出管１８の１端を
膨径して作ってもよい。
【００１１】
【作用】本発明による管端シール溶接機は溶接すべきス
テンレス管１６内にぴったりと嵌着したセンターロッド
５より軸を外方に延ばしこれを回転中心として溶接トー
チ１が回転する。
テンレス管１６内にぴったりと嵌着したセンターロッド
５より軸を外方に延ばしこれを回転中心として溶接トー
チ１が回転する。
【００１２】溶接すべき管１６の外周縁はトーチ１から
のガス１１により、内周縁は上記外方へ延ばした軸の１
部である噴出管１８からのバックシールドガス１２によ
りシールドされ、然も弁２の開放により両ガスは同時に
得られる。バックシールドガスは滞留することなくロッ
ド５の外周に設けられた溝２０を通り溶接すべき管１６
の反対端より排出される。
のガス１１により、内周縁は上記外方へ延ばした軸の１
部である噴出管１８からのバックシールドガス１２によ
りシールドされ、然も弁２の開放により両ガスは同時に
得られる。バックシールドガスは滞留することなくロッ
ド５の外周に設けられた溝２０を通り溶接すべき管１６
の反対端より排出される。
【００１３】
【効果】本発明による管端シール溶接機によれば、溶接
トーチ１の中心を定める部材の１部がバックシールドガ
スの噴出管となっており、このガスはトーチ用のシール
ドガスと共通の弁を介して通流されるのでバックシール
ド用の特段の設備を要せず且つシールドガスの無駄がな
い。
トーチ１の中心を定める部材の１部がバックシールドガ
スの噴出管となっており、このガスはトーチ用のシール
ドガスと共通の弁を介して通流されるのでバックシール
ド用の特段の設備を要せず且つシールドガスの無駄がな
い。
【図１】本発明１実施例による管端シール溶接機の外観
を示す図である。
を示す図である。
【図２】図１の要部拡大図である。
【図３】図１，２と共通の部材に共通の番号で参照した
従来型の管端シール溶接機の外観図である。
従来型の管端シール溶接機の外観図である。
１…トーチ ２…弁 ３…ロータリージョイント ４…フロントシャフト ５…センターロッド ６…金網 ７…溶接ヘッド ８…ガスホース ９…ガスボンベ １０…バックシールド
用ガスホース １１…シールドガス １２…バックシールド
ガス １３…熱交換器 １４…ガスホース １５…管板 １８…バックシールド
ガス噴出管 １９…孔 ２０…溝
用ガスホース １１…シールドガス １２…バックシールド
ガス １３…熱交換器 １４…ガスホース １５…管板 １８…バックシールド
ガス噴出管 １９…孔 ２０…溝
Claims (3)
- 【請求項１】 ガスシールド溶接トーチへのシールドガ
ス供給ホースの途中から分岐したシールドガス分岐ホー
スの先に、溶接すべき管端にゆるく挿入でき、且つ管壁
に多数の孔をあけたバックシールドガス噴出管を接続
し、該噴出管の先にこれと同軸に上記溶接すべき管に実
質上ぴったりと挿入されるセンターロッドを連結し、該
センターロッド外面に縦方向に複数本の溝を切った事を
特徴とする管端シール溶接機。 - 【請求項２】 上記バックシールドガス噴出管の外面に
金属メッシュを被せた事を特徴とする前記請求項１記載
の管端シール溶接機。 - 【請求項３】 上記センターロッドは上記噴出管の先端
を膨径することに依り形成した事を特徴とする前記請求
項２記載の管端シール溶接機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2670093A JPH06238442A (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 管端シール溶接機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2670093A JPH06238442A (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 管端シール溶接機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06238442A true JPH06238442A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12200670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2670093A Pending JPH06238442A (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 管端シール溶接機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06238442A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104708169A (zh) * | 2013-12-12 | 2015-06-17 | 中国核工业第五建设有限公司 | 自动管板焊机 |
| JP2015208772A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-24 | 日産自動車株式会社 | 溶接装置および溶接方法 |
| KR20190068157A (ko) * | 2017-12-08 | 2019-06-18 | 세원셀론텍(주) | 튜브 투 튜브시트 용접용 보조기구 |
-
1993
- 1993-02-16 JP JP2670093A patent/JPH06238442A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104708169A (zh) * | 2013-12-12 | 2015-06-17 | 中国核工业第五建设有限公司 | 自动管板焊机 |
| JP2015208772A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-24 | 日産自動車株式会社 | 溶接装置および溶接方法 |
| KR20190068157A (ko) * | 2017-12-08 | 2019-06-18 | 세원셀론텍(주) | 튜브 투 튜브시트 용접용 보조기구 |
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