JPH06237551A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH06237551A
JPH06237551A JP4445493A JP4445493A JPH06237551A JP H06237551 A JPH06237551 A JP H06237551A JP 4445493 A JP4445493 A JP 4445493A JP 4445493 A JP4445493 A JP 4445493A JP H06237551 A JPH06237551 A JP H06237551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
flexible substrate
motor
reinforcing member
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP4445493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Shishido
祐司 宍戸
Hiroshi Ikuta
浩 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4445493A priority Critical patent/JPH06237551A/ja
Publication of JPH06237551A publication Critical patent/JPH06237551A/ja
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  • Brushless Motors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産性に優れ、しかもフレキシブル基板が十
分な強度で固定できて、信頼性に優れ低コストで製造で
きるモータを提供すること。 【構成】 ステータ部13に設けたスリーブ12がフレ
キシブル基板24の一端部24aに挿通される構成とし
たモータ10において、上記フレキシブル基板24の一
端部24aは上記スリーブ12が挿通される貫通穴を備
え、かつこの一端部24aには補強部材25が設けられ
ていて、この補強部材24とスリーブ12を含むステー
タ部13とを圧入固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば光ディスク等
の記録再生装置に利用されるモータの改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のモータは、図8に示すよ
うに構成されている。図において、モータ1は、ほぼ円
盤状のステータ部4と、このステータ部4から起立する
ように設けられたスリーブ5と、このスリーブ5に上方
から被嵌されるロータ部3とを有している。そして、上
記スリーブ5には、モータに駆動電流の供給等を行うた
め、フレキシブル基板6が固定される。
【0003】このフレキシブル基板6は、その先端部6
aが、図示するように中央に挿入用の貫通した穴6bを
備えるリング状を呈している。そして、この先端部6a
の下面には、これと同様にほぼリング形状に形成された
補強板7が予め一体的に固定されており、これらはとも
にスリーブ5が挿通されるようになっている。そして、
このスリーブ5には、ロータ部3が被嵌されて、モータ
1の組立がなされている。
【0004】ここで、上記補強板7は、フレキシブル基
板6の端部6aを補強するために用いられており、この
補強板7は予めフレキシブル基板6の端部6aに固定さ
れている。そして、このフレキシブル基板6の端部6a
をモータに固定する際には、この端部6aの下面の補強
板7を、ロータ4の上面もしくはスリーブ5の周面に接
着剤を用いて固定するようにしている。これにより、フ
レキシブル基板6は、モータ1のロータ部と確実に固定
されて、必要な駆動用電流の供給等を行えるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなモータ1を組み立てる場合には、上記フレキシブル
基板6を固定する際に、接着剤が乾燥して固化するまで
の間、その固定箇所である端部6aが浮き上がるのを防
止するために、たとえばロータ4に対して押しつけてい
なければならない。このため、フレキシブル基板6の端
部6aを押さえる手間と、待ち時間とを必要とし、生産
性の点で問題があった。
【0006】また、フレキシブル基板6を固定する手段
として、接着剤を使わずに、粘着剤を用いることもでき
る。このようにすれば、上記生産性の問題は解決できて
も、たとえば溶剤等が作用した場合には弱く、接着強度
じたいも、接着剤より劣ることから、信頼性に欠けると
いう問題があった。
【0007】さらに、図9に示すように、フレキシブル
基板6をステータ部4の上面に対してネジ8により締結
する手段もある。しかしながら、このような手段による
と、部品点数が増えてしまうとともに、ステータ部4に
ネジ用タップを設ける必要が生じて、これらがモータの
製造コストを上昇させることになるという欠点がある。
【0008】本発明は、以上の点に鑑み、生産性に優
れ、しかもフレキシブル基板が十分な強度で固定でき
て、信頼性に優れ低コストで製造できるモータを提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、ステータ部に設けたスリーブがフレキシブル基板
の一端部に挿通される構成としたモータにおいて、上記
フレキシブル基板の一端部は上記スリーブが挿通される
貫通穴を備え、かつこの一端部には補強部材が設けられ
ていて、この補強部材とスリーブを含むステータ部とを
圧入固定したモータにより、達成される。
【0010】好ましくは、前記スリーブの根元付近には
縮径部が設けられ、この縮径部に補強部材が嵌まりこむ
構成とすることができる。
【0011】あるいは、前記スリーブの根元付近には拡
径部が設けられ、この拡径部が補強部材に対してくいこ
む構成とすることができる。
【0012】好ましくは、前記ステータには、前記スリ
ーブの外周に沿ってリング状の溝が設けられており、こ
の溝内に前記補強部材が圧入されるようにしてもよい。
また、好ましくは、前記フレキシブル基板の一端部は中
央に挿通穴を備えるリング状に構成されているととも
に、このリング状一端部とほぼ同形の補強部材が設けら
れていて、上記フレキシブル基板一端部および補強部材
は、上記穴に沿ってスリットを備えているように構成し
てもよい。
【0013】
【作用】上記構成によれば、フレキシブル基板の一端部
に固定された補強部材をロータ部に対して圧入するよう
にした。このため、この圧入作業だけで、フレキシブル
基板とモータとの接続をおこなうことができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
3を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0015】図1は、本発明によるモータ一実施例を示
す断面図である。図において、モータ10は、ほぼ円盤
状のベース11から起立するようにこのベース11と一
体に設けられたスリーブ12を有するステータ部13を
備えている。このステータ部13のスリーブ12の外側
には、その周方向に沿って包囲するようにコイル15が
設けられている。ステータ部13には、回転軸18を備
えたロータ部17が被嵌されており、このロータ部17
の回転軸18はスリーブ12内に通されている。
【0016】このロータ部17は、上記スリーブ12の
周方向に沿って配置されたコイル15を包囲するように
カバー21を備えている。このカバー21の内側には、
上記マグネット15を包囲するようにこれと非接触で対
向されたロータマグネット23が固定されている。
【0017】さらに、この実施例のモータ10には、駆
動電流の供給等をおこなうフレキシブル基板24が補強
板(補強部材)25を介して固定されている。そして、
たとえば、コイル15側から引き出した端子を、フレキ
シブル基板24の上面に設けた図示しないランドに接続
することができる。これにより、コイル15に通電する
ことにより、回転軸18が回転駆動されるようになって
いる。
【0018】ここで、上記フレキシブル基板24は、た
とえば以下のように固定される。フレキシブル基板24
は、この実施例では、たとえば図2に示すように、その
一端部24aはリング状に形成されていて、中央に貫通
穴24bを備えている。この貫通穴24aは、スリーブ
12の外形より僅かに大きく形成されている。そして、
フレキシブル基板の一端部24aの下面には、これと同
様にほぼリング形状でなる補強板25が、重合状態で予
め固定されている。この補強板25は、好ましくは紙フ
ェノール板やガラスエポキシ板,あるいは金属板等が好
適に使用される。そして、このフレキシブル基板24に
一端部24aは、その貫通穴24bにスリーブ12が通
されるようにして、ステータ部13に固定される。
【0019】具体的には、たとえば図3に示すように、
ステータ部13のベース11上に起立して設けられるス
リーブ12の根元付近は縮径されるように形成されてい
る。一方、フレキシブル基板の一端部24aの下面に固
定されている補強板25の貫通穴25aの内径は、スリ
ーブ12の外形よりやや小さく形成されている。これに
より、スリーブ12に補強板25の貫通穴25aを強制
的に圧入することにより、この補強板25の貫通穴25
aの内面は、スリーブ12の縮径部28に嵌まりこむ。
したがって、フレキシブル基板の一端部24aは、簡単
な作業により、スリーブ12を含むステータ部13に固
定されることになる。
【0020】この場合、たとえば、図6に示すように、
フレキシブル基板の一端部24aの貫通穴24bの内側
と補強板25の貫通穴25aの内側に、複数のスリット
26を設けることができる。このようにすれば、補強板
25を含むフレキシブル基板の一端部24aをスリーブ
12に圧入する作業が容易となる。
【0021】図4の例では、スリーブ12の根元付近に
拡径部128が形成されている。この拡径部128は、
たとえば図示のようにその先端が断面ほぼくさび形状と
なるように形成する。一方、フレキシブル基板の一端部
24aの下面に固定されている補強板25の貫通穴25
aの内径は、スリーブ12の外形よりやや大きく形成さ
れている。そして、スリーブ12を補強板25の貫通穴
25aに挿入し、しかもこのスリーブ12の拡径部12
8を補強板25の貫通穴25aの内面に強制的に圧入す
ると、拡径部128は補強板25の貫通穴25aの内面
に食いこむ。これにより、簡単な作業によって、補強部
材25は、ステータ部13に固定されることになる。
【0022】図5の例では、ステータ部13の一部であ
るベース部11に、スリーブ12を包囲するようにリン
グ状の溝11aを設けるようにしている。そして、この
溝11aにはめ込まれるフレキシブル基板の一端部24
aおよび補強板25の外形は、溝11aの内径11bよ
りわずかに大きくなるように構成されている。
【0023】これにより、フレキシブル基板の一端部2
4aと補強板25を溝11aに強制的に圧入すると、補
強板25の外周部は、溝11aの外径部11bに圧接す
ることになる。これにより、簡単な作業によって、補強
部材25は、ステータ部13に固定することができる。
【0024】図6はさらに他の固定手段を示している。
図において、ステータ部13のベース11上にはピン3
1が植設されている。一方、フレキシブル基板の一端部
24aおよび補強板25には、上記ピン31と対応する
箇所に穴33が設けられている。そして、この穴33の
内径は、上記ピン31の外径と同じか、わずかに小さく
形成されている。これにより、ベース11上のピン31
を補強板25等の穴33に強制的に圧入すると、フレキ
シブル基板の一端部24aは、ステータ部13に対し
て、簡単に固定されることになる。
【0025】このように、本実施例によれば、スレーブ
を含むステータ部に対してフレキシブル基板を、圧入作
業という簡単な作業によって確実に固定することができ
る。しかも、この固定手段には、多数の部品を用いる必
要がないから、製品コストを低く抑えることが可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、生
産性に優れていて、かつフレキシブル基板が十分な強度
で固定できることにより、信頼性に優れており、しかも
低いコストで製造できるモータを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモータの一実施例を示す概略断面
図。
【図2】図1のモータのステータ部にフレキシブル基板
を取り付ける状態を示す概略斜視図。
【図3】図1のモータのステータ部とフレキシブル基板
との固定構造を示す概略断面図。
【図4】図1のモータのステータ部とフレキシブル基板
との他の固定構造を示す概略断面図。
【図5】図1のモータのステータ部とフレキシブル基板
との他の固定構造を示す概略断面図。
【図6】図1のモータのステータ部とフレキシブル基板
との他の固定構造を示す概略斜視図。
【図7】図1のモータにおけるフレキシブル基板の一端
部の好ましい構造を示す概略斜視図。
【図8】従来のモータのステータ部とフレキシブル基板
との固定構造の一例を示す概略斜視図。
【図9】従来のモータのステータ部とフレキシブル基板
との固定構造の他の例を示す概略斜視図。
【符号の説明】
10 モータ 12 スリーブ 13 ステータ部 17 ロータ部 24 フレキシブル基板 24a フレキシブル基板の一端部 25 補強板(補強部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ部に設けたスリーブがフレキシ
    ブル基板の一端部に挿通される構成としたモータにおい
    て、 上記フレキシブル基板の一端部は上記スリーブが挿通さ
    れる貫通穴を備え、かつこの一端部には補強部材が設け
    られていて、 この補強部材とスリーブを含むステータ部とを圧入固定
    したことを特徴とする、モータ。
  2. 【請求項2】 前記スリーブの根元付近には縮径部が設
    けられ、この縮径部に補強部材が嵌まりこむ構成とした
    ことを特徴とする、請求項1に記載のモータ。
  3. 【請求項3】 前記スリーブの根元付近には拡径部が設
    けられ、この拡径部が補強部材に対してくいこむ構成と
    したことを特徴とする、請求項1に記載のモータ。
  4. 【請求項4】 前記ステータ部には、前記スリーブの外
    周に沿ってリング状の溝が設けられており、この溝内に
    前記補強部材が圧入されることを特徴とする、請求項1
    に記載のモータ。
  5. 【請求項5】 前記フレキシブル基板の一端部は中央に
    挿通穴を備えるリング状に構成されているとともに、こ
    のリング状一端部とほぼ同形の補強部材が設けられてい
    て、 上記フレキシブル基板一端部および補強部材は、上記穴
    に沿ってスリットを備えていることを特徴とする、請求
    項1に記載のモータ。
JP4445493A 1993-02-09 1993-02-09 モータ Pending JPH06237551A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4445493A JPH06237551A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 モータ

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JP4445493A JPH06237551A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 モータ

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Family

ID=12691941

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JP4445493A Pending JPH06237551A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 モータ

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JP (1) JPH06237551A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7446442B2 (en) 2004-04-21 2008-11-04 Canon Kabushiki Kaisha Stepping motor and drive device

Cited By (1)

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