JPH06237196A - ダイバーシティー受信装置 - Google Patents
ダイバーシティー受信装置Info
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- JPH06237196A JPH06237196A JP5043354A JP4335493A JPH06237196A JP H06237196 A JPH06237196 A JP H06237196A JP 5043354 A JP5043354 A JP 5043354A JP 4335493 A JP4335493 A JP 4335493A JP H06237196 A JPH06237196 A JP H06237196A
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- Japan
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- signal
- reception
- level
- noise
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 弱電界での受信でも常に受信良好なアンテナ
の選択が可能なダイバーシティー受信装置を提供するこ
とにある。 【構成】 受信アンテナに到来する放送電波を受信して
受信信号を得ると共に、前記受信信号から受信レベル信
号を生成する第一及び第二系統の受信手段10、20
と、前記受信レベル信号に含まれるノイズ成分に応じた
ノイズ検出信号を生成し、かつ、前記受信レベル信号の
レベルに応じてレベル調整したノイズ検出信号を出力
し、前記受信レベル信号と前記ノイズ検出信号との差分
である差分信号を出力する第一及び第二系統のレベル検
出手段70、80と、各差分信号を比較して最大レベル
の差分信号に応じた選択信号を生成する比較器50と、
前記選択信号に応じて前記複数の受信信号の内の一つを
選択する音声信号切換器60とを有している。
の選択が可能なダイバーシティー受信装置を提供するこ
とにある。 【構成】 受信アンテナに到来する放送電波を受信して
受信信号を得ると共に、前記受信信号から受信レベル信
号を生成する第一及び第二系統の受信手段10、20
と、前記受信レベル信号に含まれるノイズ成分に応じた
ノイズ検出信号を生成し、かつ、前記受信レベル信号の
レベルに応じてレベル調整したノイズ検出信号を出力
し、前記受信レベル信号と前記ノイズ検出信号との差分
である差分信号を出力する第一及び第二系統のレベル検
出手段70、80と、各差分信号を比較して最大レベル
の差分信号に応じた選択信号を生成する比較器50と、
前記選択信号に応じて前記複数の受信信号の内の一つを
選択する音声信号切換器60とを有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジオ放送等の放送電
波を受信するダイバーシティー受信装置に関する。
波を受信するダイバーシティー受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなダイバーシティー受信
装置は、受信対象をAM放送又はFM放送にしたものが
ある。
装置は、受信対象をAM放送又はFM放送にしたものが
ある。
【0003】ここでは受信対象をFM放送としたFMダ
イバーシティー受信装置について説明する。図2は従来
のFMダイバーシティー受信装置の概略を示すブロック
図である。
イバーシティー受信装置について説明する。図2は従来
のFMダイバーシティー受信装置の概略を示すブロック
図である。
【0004】図2においてFMダイバーシティー受信装
置は、到来するFM放送の放送電波を受信及び検波して
受信レベル信号及び低周波信号である音声信号をそれぞ
れ送出する第一及び第二系統の受信手段10、20と、
各受信レベル信号に応じて各レベル値を生成する第一及
び第二系統のレベル検出手段30、40と、各レベル値
を比較検知して選択信号である切換制御信号を送出する
比較検知手段である比較器50と、前記切換制御信号に
応じて各音声信号を選択して音声出力信号AFを送出す
る選択手段である音声信号切換器60とを有している。
尚、便宜上、第二系統の構成及び動作の説明は、第一系
統の説明と重複するために省略する。
置は、到来するFM放送の放送電波を受信及び検波して
受信レベル信号及び低周波信号である音声信号をそれぞ
れ送出する第一及び第二系統の受信手段10、20と、
各受信レベル信号に応じて各レベル値を生成する第一及
び第二系統のレベル検出手段30、40と、各レベル値
を比較検知して選択信号である切換制御信号を送出する
比較検知手段である比較器50と、前記切換制御信号に
応じて各音声信号を選択して音声出力信号AFを送出す
る選択手段である音声信号切換器60とを有している。
尚、便宜上、第二系統の構成及び動作の説明は、第一系
統の説明と重複するために省略する。
【0005】第一系統の受信手段10には、到来する放
送電波であるFM放送の変調信号を受信する受信アンテ
ナ11と、前記変調信号を周波数変換して安定した中間
周波信号を出力するフロントエンド回路12と、前記中
間周波信号から電界強度に応じた第一系統受信レベル信
号であるシグナルメーター信号13を生成すると共に、
前記中間周波信号を増幅して中間周波増幅信号を出力す
る中間周波増幅回路(以下、IF増幅回路と称する)1
4と、前記中間周波増幅信号をFM検波して低周波信号
である第一系統音声信号を出力するFM検波回路15と
を有している。
送電波であるFM放送の変調信号を受信する受信アンテ
ナ11と、前記変調信号を周波数変換して安定した中間
周波信号を出力するフロントエンド回路12と、前記中
間周波信号から電界強度に応じた第一系統受信レベル信
号であるシグナルメーター信号13を生成すると共に、
前記中間周波信号を増幅して中間周波増幅信号を出力す
る中間周波増幅回路(以下、IF増幅回路と称する)1
4と、前記中間周波増幅信号をFM検波して低周波信号
である第一系統音声信号を出力するFM検波回路15と
を有している。
【0006】前記第一系統受信レベル信号には、アンテ
ナの電界強度を示す直流成分の他にマルチパス等の外来
のノイズ、他の車載機器の不要輻射、FMチューナーの
個々に持つ内部ノイズ等の雑音によってAM変調された
交流成分を含んでいる。
ナの電界強度を示す直流成分の他にマルチパス等の外来
のノイズ、他の車載機器の不要輻射、FMチューナーの
個々に持つ内部ノイズ等の雑音によってAM変調された
交流成分を含んでいる。
【0007】また、第一系統のレベル検出手段30は、
第一系統の受信手段10からの第一系統受信レベル信号
の交流成分であるノイズ成分信号のみを抽出する雑音検
出手段としてのコンデンサ31と、前記ノイズ成分信号
を直流化する整流回路であるダイオード32と、受信レ
ベル信号から前記ノイズ成分信号を差分して第一系統差
分信号を出力するミキシング回路33とを有している。
第一系統の受信手段10からの第一系統受信レベル信号
の交流成分であるノイズ成分信号のみを抽出する雑音検
出手段としてのコンデンサ31と、前記ノイズ成分信号
を直流化する整流回路であるダイオード32と、受信レ
ベル信号から前記ノイズ成分信号を差分して第一系統差
分信号を出力するミキシング回路33とを有している。
【0008】次に上記のように構成されたFMダイバー
シティー受信装置の動作について説明する。
シティー受信装置の動作について説明する。
【0009】第一系統の受信手段10として受信アンテ
ナ11は、図示せぬFM放送局からの変調信号を受信し
てフロントエンド回路12に供給する。前記フロントエ
ンド回路12は、前記変調信号を高周波増幅した後に、
周波数変換して中間周波信号を生成し、該中間周波信号
をIF増幅回路14に供給する。
ナ11は、図示せぬFM放送局からの変調信号を受信し
てフロントエンド回路12に供給する。前記フロントエ
ンド回路12は、前記変調信号を高周波増幅した後に、
周波数変換して中間周波信号を生成し、該中間周波信号
をIF増幅回路14に供給する。
【0010】前記IF増幅回路14は、前記中間周波信
号からシグナルメータ信号13を生成すると共に、前記
中間周波信号を増幅して中間周波増幅信号をFM検波回
路15に供給する。
号からシグナルメータ信号13を生成すると共に、前記
中間周波信号を増幅して中間周波増幅信号をFM検波回
路15に供給する。
【0011】前記FM検波回路15は、前記中間周波増
幅信号をFM検波して低周波信号である第一系統の音声
信号を検出して、該音声信号を音声信号切換器60に供
給する。
幅信号をFM検波して低周波信号である第一系統の音声
信号を検出して、該音声信号を音声信号切換器60に供
給する。
【0012】前記シグナルメータ信号13は、電界強度
に比例した前記中間周波信号を直流化して第一系統の受
信レベル信号を生成したものであり、該受信レベル信号
がミキシング回路33及びコンデンサ31に供給され
る。
に比例した前記中間周波信号を直流化して第一系統の受
信レベル信号を生成したものであり、該受信レベル信号
がミキシング回路33及びコンデンサ31に供給され
る。
【0013】前記コンデンサ31は、該受信レベル信号
の交流成分であるノイズ成分のみを抽出してノイズ検出
信号を生成し、該ノイズ検出信号を整流回路32に供給
する。前記整流回路32は、該ノイズ検出信号を直流化
してミキシング回路33に供給する。
の交流成分であるノイズ成分のみを抽出してノイズ検出
信号を生成し、該ノイズ検出信号を整流回路32に供給
する。前記整流回路32は、該ノイズ検出信号を直流化
してミキシング回路33に供給する。
【0014】前記ミキシング回路33は、先に入力した
前記受信レベル信号からノイズ検出信号を差分して第一
系統差分信号を生成し、該第一系統差分信号を比較器5
0に供給する。
前記受信レベル信号からノイズ検出信号を差分して第一
系統差分信号を生成し、該第一系統差分信号を比較器5
0に供給する。
【0015】前記比較器50は、第一系統差分信号と、
第二系統のレベル検出手段40によって生成された第二
系統差分信号とを比較し、レベルが大きい系統の情報を
選択する切換制御信号を生成し、該切換制御信号を音声
信号切換器60に供給する。
第二系統のレベル検出手段40によって生成された第二
系統差分信号とを比較し、レベルが大きい系統の情報を
選択する切換制御信号を生成し、該切換制御信号を音声
信号切換器60に供給する。
【0016】前記音声信号切換器60は、前記切換制御
信号に応じて第一系統または第二系統の音声信号の内の
最大レベルの差分信号に対応する側に切換えて、音声出
力信号AFを出力する。
信号に応じて第一系統または第二系統の音声信号の内の
最大レベルの差分信号に対応する側に切換えて、音声出
力信号AFを出力する。
【0017】従って、従来のFMダイバーシティー受信
装置は、ノイズ検出信号、すなわち交流成分が少なく、
電界強度、すなわち直流成分の多い側の受信アンテナを
選択することにより、ユーザーは良好な感度の受信放送
を得ることができる。
装置は、ノイズ検出信号、すなわち交流成分が少なく、
電界強度、すなわち直流成分の多い側の受信アンテナを
選択することにより、ユーザーは良好な感度の受信放送
を得ることができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のダイバーシティー受信装置によれば、受信レベル信
号に含有する交流成分が少なく、直流成分が多い方の受
信アンテナを選択するものであるが、弱電界(リミッタ
ー感度以下)での受信時に、交流成分が直流成分に比し
て支配的となるために、弱電界での受信時には的確なア
ンテナ選択と切換えが行われなくなるといった問題点が
あった。
来のダイバーシティー受信装置によれば、受信レベル信
号に含有する交流成分が少なく、直流成分が多い方の受
信アンテナを選択するものであるが、弱電界(リミッタ
ー感度以下)での受信時に、交流成分が直流成分に比し
て支配的となるために、弱電界での受信時には的確なア
ンテナ選択と切換えが行われなくなるといった問題点が
あった。
【0019】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、弱電界での受信でも
常に受信良好なアンテナの選択が可能なダイバーシティ
ー受信装置を提供することにある。
であり、その目的とするところは、弱電界での受信でも
常に受信良好なアンテナの選択が可能なダイバーシティ
ー受信装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、アンテナに到来する放送電波を受信して受
信信号を得ると共に、前記受信信号から受信レベル信号
を生成する複数の受信手段と、前記受信レベル信号に含
まれるノイズ成分に応じたノイズ検出信号を生成し、か
つ、前記受信レベル信号のレベルに応じてレベル調整し
たノイズ検出信号を出力し、前記受信レベル信号と前記
ノイズ検出信号との差分である差分信号を出力する複数
のレベル検出手段と、各差分信号を比較して最大レベル
の差分信号に応じた選択信号を生成する比較検知手段
と、前記選択信号に応じて前記複数の受信信号の内の一
つを選択する選択手段とを有することを特徴とする。
に本発明は、アンテナに到来する放送電波を受信して受
信信号を得ると共に、前記受信信号から受信レベル信号
を生成する複数の受信手段と、前記受信レベル信号に含
まれるノイズ成分に応じたノイズ検出信号を生成し、か
つ、前記受信レベル信号のレベルに応じてレベル調整し
たノイズ検出信号を出力し、前記受信レベル信号と前記
ノイズ検出信号との差分である差分信号を出力する複数
のレベル検出手段と、各差分信号を比較して最大レベル
の差分信号に応じた選択信号を生成する比較検知手段
と、前記選択信号に応じて前記複数の受信信号の内の一
つを選択する選択手段とを有することを特徴とする。
【0021】
【作用】かかる構成により、弱電界時の受信時において
は受信レベル信号に含まれるノイズ成分が支配的になる
のを回避して、的確なアンテナ選択と切換えを行うこと
ができる。
は受信レベル信号に含まれるノイズ成分が支配的になる
のを回避して、的確なアンテナ選択と切換えを行うこと
ができる。
【0022】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明のダイバーシテ
ィー受信装置の実施例について説明する。図1は本発明
のダイバーシティー受信装置を適用したFMダイバーシ
ティー受信装置の概略を示すブロック図である。尚、従
来技術と同一のものには、同一符号を付すと共に、その
構成及び動作の説明を省略する。
ィー受信装置の実施例について説明する。図1は本発明
のダイバーシティー受信装置を適用したFMダイバーシ
ティー受信装置の概略を示すブロック図である。尚、従
来技術と同一のものには、同一符号を付すと共に、その
構成及び動作の説明を省略する。
【0023】図1においてこのFMダイバーシティ装置
は、第一及び第二系統の受信手段10、20と、第一及
び第二系統のレベル検出手段70、80と、比較検知手
段である比較器50と、選択手段である音声信号切換器
60とを有している。そして、本装置の特徴は第一及び
第二系統のレベル検出手段70、80の構成にある。
尚、便宜上、第二系統の構成及び動作の説明は、第一系
統の説明と重複するために省略する。
は、第一及び第二系統の受信手段10、20と、第一及
び第二系統のレベル検出手段70、80と、比較検知手
段である比較器50と、選択手段である音声信号切換器
60とを有している。そして、本装置の特徴は第一及び
第二系統のレベル検出手段70、80の構成にある。
尚、便宜上、第二系統の構成及び動作の説明は、第一系
統の説明と重複するために省略する。
【0024】第一系統のレベル検出手段70は、受信レ
ベル信号に含まれるノイズ成分を検出してノイズ検出信
号を生成するノイズ制御部70aと、受信レベル信号か
らノイズ検出信号の差分を得るミキシング回路71とを
有している。
ベル信号に含まれるノイズ成分を検出してノイズ検出信
号を生成するノイズ制御部70aと、受信レベル信号か
らノイズ検出信号の差分を得るミキシング回路71とを
有している。
【0025】ノイズ制御部70aは、受信レベル信号に
含まれる交流成分であるノイズ成分のみを抽出してノイ
ズ検出信号を生成するコンデンサ72と、ゲイン調整信
号に応じて前記ノイズ検出信号を増幅または減衰する電
圧制御アンプ73と、該ノイズ検出信号を直流化する整
流回路であるダイオード74とを有している。
含まれる交流成分であるノイズ成分のみを抽出してノイ
ズ検出信号を生成するコンデンサ72と、ゲイン調整信
号に応じて前記ノイズ検出信号を増幅または減衰する電
圧制御アンプ73と、該ノイズ検出信号を直流化する整
流回路であるダイオード74とを有している。
【0026】次に上記のように構成されたFMダイバー
シティー受信装置の動作について説明する。
シティー受信装置の動作について説明する。
【0027】第一系統の受信手段10は、図示せぬFM
放送局からの放送電波である変調信号を受信及び周波数
変換して、中間周波信号から電界強度に応じた第一系統
受信レベル信号であるシグナルメータ信号13を生成し
て、該第一系統受信レベル信号を第一系統のレベル検出
手段70に供給すると共に、FM検波回路15により検
波された第一系統音声信号を音声信号切換器60に供給
する。
放送局からの放送電波である変調信号を受信及び周波数
変換して、中間周波信号から電界強度に応じた第一系統
受信レベル信号であるシグナルメータ信号13を生成し
て、該第一系統受信レベル信号を第一系統のレベル検出
手段70に供給すると共に、FM検波回路15により検
波された第一系統音声信号を音声信号切換器60に供給
する。
【0028】第一系統のレベル検出手段70において
は、前記第一系統の受信レベル信号を分岐して一方をミ
キシング回路71及び電圧制御アンプ73に供給すると
共に、他方をノイズ制御部70aに供給する。
は、前記第一系統の受信レベル信号を分岐して一方をミ
キシング回路71及び電圧制御アンプ73に供給すると
共に、他方をノイズ制御部70aに供給する。
【0029】ノイズ制御部70aにおいては、コンデン
サ72を介して前記受信レベル信号に含まれる交流成分
であるノイズ成分のみを抽出してノイズ検出信号を生成
し、該ノイズ検出信号を電圧制御アンプ73に供給す
る。
サ72を介して前記受信レベル信号に含まれる交流成分
であるノイズ成分のみを抽出してノイズ検出信号を生成
し、該ノイズ検出信号を電圧制御アンプ73に供給す
る。
【0030】前記電圧制御アンプ73は、ゲイン調整信
号としての前記受信レベル信号に応じて前記ノイズ検出
信号を調整し、該ノイズ検出信号を整流回路74に供給
する。前記整流回路74は、該ノイズ検出信号を直流化
してミキシング回路71に供給する。
号としての前記受信レベル信号に応じて前記ノイズ検出
信号を調整し、該ノイズ検出信号を整流回路74に供給
する。前記整流回路74は、該ノイズ検出信号を直流化
してミキシング回路71に供給する。
【0031】前記ミキシング回路71は、前記第一系統
の受信レベル信号から前記ノイズ検出信号を差分して第
一系統差分信号を生成し、該第一系統差分信号を比較器
50に供給する。
の受信レベル信号から前記ノイズ検出信号を差分して第
一系統差分信号を生成し、該第一系統差分信号を比較器
50に供給する。
【0032】前記比較器50は、該第一系統差分信号
と、第二系統レベル検出手段からの第二系統差分信号と
を比較検知して、差分信号のレベルが大きい系統の情報
を選択する切換制御信号を生成し、該切換制御信号を音
声信号切換器60に供給する。
と、第二系統レベル検出手段からの第二系統差分信号と
を比較検知して、差分信号のレベルが大きい系統の情報
を選択する切換制御信号を生成し、該切換制御信号を音
声信号切換器60に供給する。
【0033】音声信号切換器60は、前記切換制御信号
に応じて第一系統または第二系統の音声信号の内の差分
信号の最大レベルに対応する側に切換えて、音声出力信
号AFを出力する。
に応じて第一系統または第二系統の音声信号の内の差分
信号の最大レベルに対応する側に切換えて、音声出力信
号AFを出力する。
【0034】ここで第一系統レベル検出手段70内のノ
イズ制御部70aにある電圧制御アンプ73の増幅度
は、第一系統受信手段10からの第一系統受信レベル信
号であるゲイン調整信号に基づいて調整されるものであ
り、第一系統受信レベル信号の直流成分すなわち電界強
度が減少すれば、電圧制御アンプ73の増幅度を下げる
ように調整されている。
イズ制御部70aにある電圧制御アンプ73の増幅度
は、第一系統受信手段10からの第一系統受信レベル信
号であるゲイン調整信号に基づいて調整されるものであ
り、第一系統受信レベル信号の直流成分すなわち電界強
度が減少すれば、電圧制御アンプ73の増幅度を下げる
ように調整されている。
【0035】すなわち、前記ゲイン調整信号の生成は、
電界強度が中電界以上であれば増幅度を1とし、電界強
度が下がるにつれて増幅度を下げ、弱電界では増幅度が
ほぼゼロになるようにしてある。
電界強度が中電界以上であれば増幅度を1とし、電界強
度が下がるにつれて増幅度を下げ、弱電界では増幅度が
ほぼゼロになるようにしてある。
【0036】従って上記実施例によれば、中電界以上で
あれば、ノイズ検出信号、すなわち交流成分が少なく、
電界強度、すなわち直流成分の多い側の受信アンテナを
選択し、弱電界では交流成分を電圧制御アンプ73によ
りほぼゼロにすることにより、交流成分の大きさに関わ
らず、直流成分の多い側の受信アンテナを選択すること
により、ユーザーは良好な感度の受信放送を得ることが
できる。
あれば、ノイズ検出信号、すなわち交流成分が少なく、
電界強度、すなわち直流成分の多い側の受信アンテナを
選択し、弱電界では交流成分を電圧制御アンプ73によ
りほぼゼロにすることにより、交流成分の大きさに関わ
らず、直流成分の多い側の受信アンテナを選択すること
により、ユーザーは良好な感度の受信放送を得ることが
できる。
【0037】尚、上記実施例においては受信対象をFM
放送としたが、第一及び第二系統のレベル検出手段7
0、80内にAM放送用雑音検出手段を設ければ、AM
放送においても対応することができる。
放送としたが、第一及び第二系統のレベル検出手段7
0、80内にAM放送用雑音検出手段を設ければ、AM
放送においても対応することができる。
【0038】また、ノイズ制御部70aにおいては、ス
イッチ切換時のノイズ発生や切換時のレベル転移に伴う
違和感の発生を避けるために、図1に示したようなゲイ
ンの連続的制御可能な電圧制御アンプ73を用いたが、
アナログスイッチ等を用いる構成により、電界強度がリ
ミッター感度以下の場合に交流成分をオフとするように
しても良い。
イッチ切換時のノイズ発生や切換時のレベル転移に伴う
違和感の発生を避けるために、図1に示したようなゲイ
ンの連続的制御可能な電圧制御アンプ73を用いたが、
アナログスイッチ等を用いる構成により、電界強度がリ
ミッター感度以下の場合に交流成分をオフとするように
しても良い。
【0039】
【発明の効果】上記のように構成された本発明のダイバ
ーシティー受信装置は、アンテナに到来する放送電波を
受信して受信信号を得ると共に、前記受信信号から受信
レベル信号を生成する複数の受信手段と、前記受信レベ
ル信号に含まれるノイズ成分に応じたノイズ検出信号を
生成し、かつ、前記受信レベル信号のレベルに応じてレ
ベル調整したノイズ検出信号を出力し、前記受信レベル
信号と前記ノイズ検出信号との差分である差分信号を出
力する複数のレベル検出手段と、各差分信号を比較して
最大レベルの差分信号に応じた選択信号を生成する比較
検知手段と、前記選択信号に応じて前記複数の受信信号
の内の一つを選択する選択手段とを有している。
ーシティー受信装置は、アンテナに到来する放送電波を
受信して受信信号を得ると共に、前記受信信号から受信
レベル信号を生成する複数の受信手段と、前記受信レベ
ル信号に含まれるノイズ成分に応じたノイズ検出信号を
生成し、かつ、前記受信レベル信号のレベルに応じてレ
ベル調整したノイズ検出信号を出力し、前記受信レベル
信号と前記ノイズ検出信号との差分である差分信号を出
力する複数のレベル検出手段と、各差分信号を比較して
最大レベルの差分信号に応じた選択信号を生成する比較
検知手段と、前記選択信号に応じて前記複数の受信信号
の内の一つを選択する選択手段とを有している。
【0040】従って、弱電界時の受信時においては受信
レベル信号に含まれるノイズ成分が支配的になるのを回
避して、的確なアンテナ選択と切換えを行うことができ
る。
レベル信号に含まれるノイズ成分が支配的になるのを回
避して、的確なアンテナ選択と切換えを行うことができ
る。
【図1】本発明のダイバーシティー受信装置を適用した
FMダイバーシティー受信装置の概略を示すブロック図
である。
FMダイバーシティー受信装置の概略を示すブロック図
である。
【図2】従来のFMダイバーシティー受信装置を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
10 第一系統の受信手段 20 第二系統の受信手段 50 比較器(比較検知手段) 60 音声信号切換器(選択手段) 70 第一系統のレベル検出手段 70a ノイズ制御部 71 ミキシング回路 72 コンデンサ 73 電圧制御アンプ 74 ダイオード 80 第二系統のレベル検出手段
Claims (1)
- 【請求項1】 アンテナに到来する放送電波を受信して
受信信号を得ると共に、前記受信信号から受信レベル信
号を生成する複数の受信手段と、 前記受信レベル信号に含まれるノイズ成分に応じたノイ
ズ検出信号を生成し、かつ、前記受信レベル信号のレベ
ルに応じてレベル調整したノイズ検出信号を出力し、前
記受信レベル信号と前記ノイズ検出信号との差分である
差分信号を出力する複数のレベル検出手段と、 各差分信号を比較して最大レベルの差分信号に応じた選
択信号を生成する比較検知手段と、 前記選択信号に応じて前記複数の受信信号の内の一つを
選択する選択手段とを有することを特徴とするダイバー
シティー受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5043354A JPH06237196A (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | ダイバーシティー受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5043354A JPH06237196A (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | ダイバーシティー受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06237196A true JPH06237196A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12661522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5043354A Pending JPH06237196A (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | ダイバーシティー受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06237196A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989000924A1 (en) * | 1987-08-05 | 1989-02-09 | Fanuc Ltd | Ic card |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP5043354A patent/JPH06237196A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989000924A1 (en) * | 1987-08-05 | 1989-02-09 | Fanuc Ltd | Ic card |
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