JPH06237140A - 多電極型弾性表面波フィルタ - Google Patents
多電極型弾性表面波フィルタInfo
- Publication number
- JPH06237140A JPH06237140A JP4175493A JP4175493A JPH06237140A JP H06237140 A JPH06237140 A JP H06237140A JP 4175493 A JP4175493 A JP 4175493A JP 4175493 A JP4175493 A JP 4175493A JP H06237140 A JPH06237140 A JP H06237140A
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- JP
- Japan
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- surface acoustic
- acoustic wave
- electrode
- wave filter
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- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 整合回路を不要としても使用可能として、周
辺回路を含めたフィルタ装置の小型化を図ることができ
る多電極型弾性表面波フィルタを得る。 【構成】 36°YカットX伝搬のタンタル酸リチウム
圧電基板4上に、複数の入出力弾性表面波変換器を、入
力用と出力用のものとを交互に同一伝搬路に配置した構
造を持ち、各入出力弾性表面波変換器を構成する電極指
3の線幅bと電極ピッチPの1/2である半ピッチaと
の比の値b/aで表現されるデュティファクタを0.4
乃至0.6の範囲として前記電極指を形成している。
辺回路を含めたフィルタ装置の小型化を図ることができ
る多電極型弾性表面波フィルタを得る。 【構成】 36°YカットX伝搬のタンタル酸リチウム
圧電基板4上に、複数の入出力弾性表面波変換器を、入
力用と出力用のものとを交互に同一伝搬路に配置した構
造を持ち、各入出力弾性表面波変換器を構成する電極指
3の線幅bと電極ピッチPの1/2である半ピッチaと
の比の値b/aで表現されるデュティファクタを0.4
乃至0.6の範囲として前記電極指を形成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電性基板上に複数の
弾性表面波変換器を同一伝搬路上に配置して構成される
多電極型弾性表面波フィルタの電極構造に係り、とくに
36°回転Yカットのタンタル酸リチウム圧電基板上
に、弾性表面波の伝搬方向がX軸と平行となるように構
成した弾性表面波変換器の電極指線幅の最適な範囲に関
する。
弾性表面波変換器を同一伝搬路上に配置して構成される
多電極型弾性表面波フィルタの電極構造に係り、とくに
36°回転Yカットのタンタル酸リチウム圧電基板上
に、弾性表面波の伝搬方向がX軸と平行となるように構
成した弾性表面波変換器の電極指線幅の最適な範囲に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等の移動体通信機器の小
型軽量化が求められている。この携帯電話等への適用を
目指して、小型で低損失な高周波弾性表面波フィルタの
研究が精力的になされている。
型軽量化が求められている。この携帯電話等への適用を
目指して、小型で低損失な高周波弾性表面波フィルタの
研究が精力的になされている。
【0003】従来、図2に示すように、弾性表面波フィ
ルタの低損失化のために、同一伝搬路上に複数個の弾性
表面波変換器を配置し、交互に入力用、出力用変換器と
した多電極型弾性表面波フィルタが検討されている。図
2では4個の入力用弾性表面波変換器1と、3個の出力
用弾性表面波変換器2とが圧電基板上に形成されている
場合を例示している。
ルタの低損失化のために、同一伝搬路上に複数個の弾性
表面波変換器を配置し、交互に入力用、出力用変換器と
した多電極型弾性表面波フィルタが検討されている。図
2では4個の入力用弾性表面波変換器1と、3個の出力
用弾性表面波変換器2とが圧電基板上に形成されている
場合を例示している。
【0004】図2のように、入力用弾性表面波変換器1
と出力用弾性表面波変換器2とを交互に繰り返して配置
することにより、弾性表面波変換器より外部に漏れて損
失となる量が減少し、低損失化が達成される。図2では
入力側が4個の変換器、出力側が3個の変換器、合計7
個の変換器を用いているが、この変換器の数を増やすこ
とによって一層の低損失化が達成される。通常、変換器
の数としては、7〜13個が多用されている。
と出力用弾性表面波変換器2とを交互に繰り返して配置
することにより、弾性表面波変換器より外部に漏れて損
失となる量が減少し、低損失化が達成される。図2では
入力側が4個の変換器、出力側が3個の変換器、合計7
個の変換器を用いているが、この変換器の数を増やすこ
とによって一層の低損失化が達成される。通常、変換器
の数としては、7〜13個が多用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2の多電
極型弾性表面波フィルタは、入出力のインピーダンスの
設計制御が難しく、通常高周波回路に用いられている特
性インピーダンス50Ωの伝送系に使用するには、入出
力部に整合回路を挿入する必要があり、これを含めると
かえって大型となってしまい、小型無調整という利点が
生かされていなかった。
極型弾性表面波フィルタは、入出力のインピーダンスの
設計制御が難しく、通常高周波回路に用いられている特
性インピーダンス50Ωの伝送系に使用するには、入出
力部に整合回路を挿入する必要があり、これを含めると
かえって大型となってしまい、小型無調整という利点が
生かされていなかった。
【0006】本発明者は、弾性表面波変換器を構成する
電極指の線幅と電極ピッチの1/2との比の値で表現さ
れるデュティファクタを適切な範囲内の値に設定するこ
とで、整合回路を不要としても使用できることを見いだ
した。
電極指の線幅と電極ピッチの1/2との比の値で表現さ
れるデュティファクタを適切な範囲内の値に設定するこ
とで、整合回路を不要としても使用できることを見いだ
した。
【0007】本発明は、上記の点に鑑み、整合回路を不
要としても使用可能として、周辺回路を含めたフィルタ
装置の小型化を図ることができる多電極型弾性表面波フ
ィルタを提供することを目的とする。
要としても使用可能として、周辺回路を含めたフィルタ
装置の小型化を図ることができる多電極型弾性表面波フ
ィルタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、36°YカットX伝搬のタンタル酸リチ
ウム圧電基板上に、複数の入出力弾性表面波変換器を、
入力用と出力用のものとを交互に同一伝搬路に配置した
多電極型弾性表面波フィルタにおいて、
に、本発明は、36°YカットX伝搬のタンタル酸リチ
ウム圧電基板上に、複数の入出力弾性表面波変換器を、
入力用と出力用のものとを交互に同一伝搬路に配置した
多電極型弾性表面波フィルタにおいて、
【0009】各入出力弾性表面波変換器を構成する電極
指の線幅と電極ピッチの1/2との比の値で表現される
デュティファクタを0.4乃至0.6の範囲として前記電
極指を形成している。
指の線幅と電極ピッチの1/2との比の値で表現される
デュティファクタを0.4乃至0.6の範囲として前記電
極指を形成している。
【0010】
【作用】本発明の多電極型弾性表面波フィルタにおいて
は、各入出力弾性表面波変換器を構成する電極指の線幅
と電極ピッチの1/2との比の値で表現されるデュティ
ファクタを0.4乃至0.6の範囲として前記電極指を形
成したので、入出力部に整合回路を挿入しなくとも周辺
の高周波回路(例えばマイクロ波回路)に用いられてい
る特性インピーダンス50Ωの伝送系に接続できる。従
って、弾性表面波フィルタ特有の小型無調整という利点
を生かすことができる。
は、各入出力弾性表面波変換器を構成する電極指の線幅
と電極ピッチの1/2との比の値で表現されるデュティ
ファクタを0.4乃至0.6の範囲として前記電極指を形
成したので、入出力部に整合回路を挿入しなくとも周辺
の高周波回路(例えばマイクロ波回路)に用いられてい
る特性インピーダンス50Ωの伝送系に接続できる。従
って、弾性表面波フィルタ特有の小型無調整という利点
を生かすことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る多電極型弾性表面波フィ
ルタの実施例を図面に従って説明する。
ルタの実施例を図面に従って説明する。
【0012】まず、36°回転Yカットのタンタル酸リ
チウム単結晶基板上に、弾性表面波の伝搬方向がX軸と
平行となるように入力側弾性表面波変換器7個、出力側
弾性表面波変換器6個とする13電極の多電極型弾性表
面波フィルタパターンを形成する。図1は各弾性表面波
変換器を構成する電極の電極指3に直交する方向の断面
を示しており、36°回転Yカットのタンタル酸リチウ
ム単結晶圧電基板4上に形成された各弾性表面波変換器
の電極ピッチ(同一極性電極指間距離)Pを4.7μm
とした。図中、寸法aは電極ピッチPの1/2であり、
寸法bは電極指3の線幅である。この多電極型弾性表面
波フィルタパターンの各変換器を成す電極の形成には半
導体プロセスとして一般的なフォトリソグラフィ技術を
適用し、電極材料にはアルミニウムを用いている。弾性
表面波フィルタ用電極として、アルミニウムあるいはア
ルミニウム合金を用いることは一般的である。
チウム単結晶基板上に、弾性表面波の伝搬方向がX軸と
平行となるように入力側弾性表面波変換器7個、出力側
弾性表面波変換器6個とする13電極の多電極型弾性表
面波フィルタパターンを形成する。図1は各弾性表面波
変換器を構成する電極の電極指3に直交する方向の断面
を示しており、36°回転Yカットのタンタル酸リチウ
ム単結晶圧電基板4上に形成された各弾性表面波変換器
の電極ピッチ(同一極性電極指間距離)Pを4.7μm
とした。図中、寸法aは電極ピッチPの1/2であり、
寸法bは電極指3の線幅である。この多電極型弾性表面
波フィルタパターンの各変換器を成す電極の形成には半
導体プロセスとして一般的なフォトリソグラフィ技術を
適用し、電極材料にはアルミニウムを用いている。弾性
表面波フィルタ用電極として、アルミニウムあるいはア
ルミニウム合金を用いることは一般的である。
【0013】図1の各弾性表面波変換器の構成におい
て、電極指の幅を表現する尺度として、電極指デュティ
ファクタ(Duty Factor)dを、 d=b/a で定義する。すなわち、電極指デュティファクタdは、
電極指の線幅と電極ピッチの1/2との比の値で表現さ
れる。本実施例では、電極指線幅bを、デュティファク
タdが0.4乃至0.6の範囲内の値となるように制御す
ることにより、外部整合回路無しでも、所望の弾性表面
波フィルタとしての周波数特性を実現している。この理
由を図3乃至図7を用いた実験的な検討により以下に説
明する。
て、電極指の幅を表現する尺度として、電極指デュティ
ファクタ(Duty Factor)dを、 d=b/a で定義する。すなわち、電極指デュティファクタdは、
電極指の線幅と電極ピッチの1/2との比の値で表現さ
れる。本実施例では、電極指線幅bを、デュティファク
タdが0.4乃至0.6の範囲内の値となるように制御す
ることにより、外部整合回路無しでも、所望の弾性表面
波フィルタとしての周波数特性を実現している。この理
由を図3乃至図7を用いた実験的な検討により以下に説
明する。
【0014】図3乃至図7は電極指デュティファクタd
を0.26〜0.6の範囲で変えて電極指デュティファク
タdと得られる周波数特性の関係を検討したもので、い
ずれも特性インピーダンス50Ωで測定した結果であ
る。
を0.26〜0.6の範囲で変えて電極指デュティファク
タdと得られる周波数特性の関係を検討したもので、い
ずれも特性インピーダンス50Ωで測定した結果であ
る。
【0015】図3は電極指デュティファクタdが0.2
6のときの多電極型弾性表面波フィルタの周波数特性で
あるが、帯域内高周波側に大きなリップルがあり、携帯
電話用として望ましい振幅−5dBにおける所要帯域幅
B(=17MHz)が得られていないことが判る。
6のときの多電極型弾性表面波フィルタの周波数特性で
あるが、帯域内高周波側に大きなリップルがあり、携帯
電話用として望ましい振幅−5dBにおける所要帯域幅
B(=17MHz)が得られていないことが判る。
【0016】図4は電極指デュティファクタdが0.3
8のときの多電極型弾性表面波フィルタの周波数特性で
あるが、やはり帯域内高周波側に大きなリップルがあ
り、携帯電話用として望ましい振幅−5dBにおける所
要帯域幅B(=17MHz)が得られていないことが判
る。
8のときの多電極型弾性表面波フィルタの周波数特性で
あるが、やはり帯域内高周波側に大きなリップルがあ
り、携帯電話用として望ましい振幅−5dBにおける所
要帯域幅B(=17MHz)が得られていないことが判
る。
【0017】図5は本発明の実施例において、電極指デ
ュティファクタdが0.46のときの多電極型弾性表面
波フィルタの周波数特性であり、帯域内リップルは比較
的小さく、携帯電話用として望ましい振幅−5dBにお
ける所要帯域幅B(=17MHz)が得られていること
が判る。
ュティファクタdが0.46のときの多電極型弾性表面
波フィルタの周波数特性であり、帯域内リップルは比較
的小さく、携帯電話用として望ましい振幅−5dBにお
ける所要帯域幅B(=17MHz)が得られていること
が判る。
【0018】図6は本発明の実施例において、電極指デ
ュティファクタdが0.55のときの多電極型弾性表面
波フィルタの周波数特性であり、帯域内リップルは小さ
く、携帯電話用として望ましい振幅−5dBにおける所
要帯域幅B(=17MHz)が得られていることが判
る。
ュティファクタdが0.55のときの多電極型弾性表面
波フィルタの周波数特性であり、帯域内リップルは小さ
く、携帯電話用として望ましい振幅−5dBにおける所
要帯域幅B(=17MHz)が得られていることが判
る。
【0019】図7は本発明の実施例において、電極指デ
ュティファクタdが0.60のときの多電極型弾性表面
波フィルタの周波数特性であり、帯域内リップルは小さ
く、携帯電話用として望ましい振幅−5dBにおける所
要帯域幅B(=17MHz)が得られていることが判
る。
ュティファクタdが0.60のときの多電極型弾性表面
波フィルタの周波数特性であり、帯域内リップルは小さ
く、携帯電話用として望ましい振幅−5dBにおける所
要帯域幅B(=17MHz)が得られていることが判
る。
【0020】上記図3乃至図7の結果より、電極指デュ
ティファクタdが0.4≦d≦0.6であることが所要帯
域幅を確保する上で有効なことが判り、外部整合回路を
不要にして周辺回路等への接続ができる。
ティファクタdが0.4≦d≦0.6であることが所要帯
域幅を確保する上で有効なことが判り、外部整合回路を
不要にして周辺回路等への接続ができる。
【0021】図8は電極指デュティファクタdと1dB
帯域幅との関係を示すグラフであり、実験による測定点
は白丸で示し、直線(イ)はそれらの測定点より近似的
に求めたものである。この図8から、電極指デュティフ
ァクタdを0.5<d≦0.6に設定すれば、デュティフ
ァクタdが0.5以下の場合に比べて1dB帯域幅を改善
でき、より一層良好なフィルタ特性が得られることが判
る。
帯域幅との関係を示すグラフであり、実験による測定点
は白丸で示し、直線(イ)はそれらの測定点より近似的
に求めたものである。この図8から、電極指デュティフ
ァクタdを0.5<d≦0.6に設定すれば、デュティフ
ァクタdが0.5以下の場合に比べて1dB帯域幅を改善
でき、より一層良好なフィルタ特性が得られることが判
る。
【0022】以上本発明の実施例について説明してきた
が、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の
範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者
には自明であろう。
が、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の
範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者
には自明であろう。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多電極型
弾性表面波フィルタによれば、従来高周波回路に適用す
るのに整合回路を付加する必要があったのを、圧電基板
としてタンタル酸リチウム圧電基板を用いかつ各弾性表
面波変換器の電極指デュティファクタdを0.4≦d≦
0.6の範囲に制御することで、整合回路不要として使
用することが可能となり、周辺回路を含めたフィルタ部
分の小型化を達成できる。
弾性表面波フィルタによれば、従来高周波回路に適用す
るのに整合回路を付加する必要があったのを、圧電基板
としてタンタル酸リチウム圧電基板を用いかつ各弾性表
面波変換器の電極指デュティファクタdを0.4≦d≦
0.6の範囲に制御することで、整合回路不要として使
用することが可能となり、周辺回路を含めたフィルタ部
分の小型化を達成できる。
【図1】本発明に係る多電極型弾性表面波フィルタの実
施例を示す拡大断面図である。
施例を示す拡大断面図である。
【図2】従来の多電極型弾性表面波フィルタの1例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】電極指デュティファクタdが0.26のときの
多電極型弾性表面波フィルタの周波数特性図である。
多電極型弾性表面波フィルタの周波数特性図である。
【図4】電極指デュティファクタdが0.38のときの
多電極型弾性表面波フィルタの周波数特性図である。
多電極型弾性表面波フィルタの周波数特性図である。
【図5】本発明の実施例であって、電極指デュティファ
クタdが0.46のときの多電極型弾性表面波フィルタ
の周波数特性図である。
クタdが0.46のときの多電極型弾性表面波フィルタ
の周波数特性図である。
【図6】本発明の実施例であって、電極指デュティファ
クタdが0.55のときの多電極型弾性表面波フィルタ
の周波数特性図である。
クタdが0.55のときの多電極型弾性表面波フィルタ
の周波数特性図である。
【図7】本発明の実施例であって、電極指デュティファ
クタdが0.60のときの多電極型弾性表面波フィルタ
の周波数特性図である。
クタdが0.60のときの多電極型弾性表面波フィルタ
の周波数特性図である。
【図8】電極指デュティファクタdと1dB帯域幅との
関係を示す説明図である。
関係を示す説明図である。
1 入力用弾性表面波変換器 2 出力用弾性表面波変換器 3 電極指 4 圧電基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 勝男 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティー ディーケイ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 36°YカットX伝搬のタンタル酸リチ
ウム圧電基板上に、複数の入出力弾性表面波変換器を、
入力用と出力用のものとを交互に同一伝搬路に配置した
多電極型弾性表面波フィルタにおいて、 各入出力弾性表面波変換器を構成する電極指の線幅と電
極ピッチの1/2との比の値で表現されるデュティファ
クタを0.4乃至0.6の範囲として前記電極指を形成し
たことを特徴とする多電極型弾性表面波フィルタ。 - 【請求項2】 前記デュティファクタをdとしたとき、
0.5<d≦0.6に設定した請求項1記載の多電極型弾
性表面波フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4175493A JPH06237140A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 多電極型弾性表面波フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4175493A JPH06237140A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 多電極型弾性表面波フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06237140A true JPH06237140A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12617214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4175493A Withdrawn JPH06237140A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 多電極型弾性表面波フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06237140A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001006645A1 (fr) * | 1999-07-16 | 2001-01-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif a onde elastique |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP4175493A patent/JPH06237140A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001006645A1 (fr) * | 1999-07-16 | 2001-01-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif a onde elastique |
US6426584B2 (en) | 1999-07-16 | 2002-07-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elastic wave device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |