JPH0623694U - 回転式粉末圧縮成形機 - Google Patents

回転式粉末圧縮成形機

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JPH0623694U
JPH0623694U JP9338091U JP9338091U JPH0623694U JP H0623694 U JPH0623694 U JP H0623694U JP 9338091 U JP9338091 U JP 9338091U JP 9338091 U JP9338091 U JP 9338091U JP H0623694 U JPH0623694 U JP H0623694U
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JP
Japan
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rotary
rotary disk
powder
molding machine
compression molding
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JP9338091U
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JPH0741597Y2 (ja
Inventor
泰男 島田
啓司 島田
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Kikusui Seisakusho Ltd
Original Assignee
Kikusui Seisakusho Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉末が常に接触し摩耗するおそれのある回転
盤面の摩耗の防止及び回転盤面よりの粉末飛散防止を図
ることのできる回転式粉末圧縮成形機を提供する。 【構成】 粉末が常に接触し摩耗するおそれのある回転
盤1の面に超硬溶射をして面の硬度アップをすると共
に、溶射後の面を研磨して精度を上昇させることによ
り、面の摩耗の防止及び面よりの粉末飛散防止を図るこ
とを特徴とする回転式粉末圧縮成形機であり、回転盤
は、回転盤1、回転盤上部6、回転盤下部7の3分割構
造とすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転盤面の摩耗等によりフィードシューよりの粉末飛散防止対策を 行った回転式粉末圧縮成形機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、回転式粉末圧縮成形機は、臼孔内に粉末を充填し、上杵と下杵とによ り圧縮し、成形品を連続して製造する過程において、固定されたフィードシュー 等の充填装置等より連続して回転する回転盤の遠心力等により、外周部より粉末 の飛散が生じるものである。
【0003】 これらの粉末は、回転盤面が摩耗してわずかな凹凸があったり、こすり筋等に よって、上記粉末の飛散が加速されるものである。 更に、フィードシューのシール等の摩耗によっても同様の現象が起こる。
【0004】 この回転盤面に、粉末が接触するために錆が生じ易く、この錆が粉末の中に入 って異物混入となった。 従来、このようなことを防止するため、回転盤面にSUS板の貼り付けをした り、又はクロールメッキ、カニゼンメッキ等を施すことによって対処していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにおいては、面の強度不足による摩耗、傷又はメッキ のはがれ等の不都合が生じるという問題点を有していた。
【0006】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、粉末が常に接触し摩耗するおそれのある回転盤面の 摩耗の防止及び回転盤面よりの粉末飛散防止を図ることのできる回転式粉末圧縮 成形機を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、粉末が常に接触し摩耗するおそれのあ る回転盤面に超硬溶射をして面の硬度アップをすると共に、溶射後の面を研磨し て精度を上昇させることにより、面の摩耗の防止及び面よりの粉末飛散防止を図 ることを特徴とする回転式粉末圧縮成形機を提供する。
【0008】 そして、回転盤面を研磨可能とするために上記回転盤を、回転盤、回転盤上部 、回転盤下部の3分割構造とすることができる。
【0009】 また、上記回転盤面に、当板を取り付け取り外し可能とすることができる。 また、上記当板を三つ割り等に分割したものとすることができる。
【0010】
【作用】
超硬溶射された回転盤面は、硬度アップするので、容易に摩耗しないようにさ れる。 溶射後の回転盤面は、これを研磨することによりその精度が上昇させられ、こ れによって面よりの粉末飛散が防止される。
【0011】 回転盤を、臼が配設される回転盤と、上杵が挿嵌される回転盤上部と、下杵が 挿嵌される回転盤下部との3分割構造にしたことにより、回転盤面が容易に研磨 される。 同様に、当板を三つ割り等に分割したことにより、当板の取り付け取り外しが 容易となり、当板の上面すなわち回転盤面が容易に研磨される。
【0012】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1及び図2は、本考案の回転式粉末圧縮成形機の実施例を示す要部縦断面図 であり、回転軸(図示しない)を中心として同一回転運動をする回転盤1と、該 回転盤1の円周上に等間隔に多数配設された臼2と、該臼2の臼孔3にそれらの 先端部が摺動自在に挿嵌されている上杵4と下杵5とによって形成されている。
【0013】 上記回転盤1は、通常回転盤上部6とセパレート式になっている。 図1の実施例では、回転盤1を、回転盤上部6と回転盤下部7の3分割にされ ている。 上記3分割構造にすることにより、表面硬度HV1200程度に超硬溶射した 回転盤1の面を研磨可能にしたものである。
【0014】 図2の実施例では、回転盤1に別の当板8を取り付けることにより、上記と同 様の効果を得られる構造である。 図1及び図2において、9はフィードシューベース、10はフィードシュー、 11はフィードシュー用シールである。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 すなわち、粉末が常に接触し摩耗するおそれのある回転盤面に超硬溶射をして 面の硬度アップをすると共に、溶射後の面を研磨して精度を上昇させるように構 成されているから、回転盤面の摩耗の防止及び回転盤面よりの粉末飛散防止を図 ることができる。
【0016】 そして、回転盤を回転盤、回転盤上部、回転盤下部の3分割構造にした場合に は、回転盤面を容易に研磨することができる。
【0017】 また、回転盤面に当板を取り付け取り外し可能とした場合には、上記同様に当 板の面すなわち回転盤面を容易に研磨することができると共に、上記当板が損傷 した場合にはこれを新しいものと交換することができる。
【0018】 また、当板を三つ割り等に分割した場合には、当板の取り付け取り外しを容易 にすることができ、当板の上面すなわち回転盤面を容易に研磨することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転式粉末圧縮成形機の一実施例を示
す要部縦断面図である。
【図2】本考案の回転式粉末圧縮成形機の他の実施例を
示す要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 回転盤 2 臼 3 臼孔 4 上杵 5 下杵 6 回転盤上部 7 回転盤下部 8 当板 9 フィードシューベース 10 フィードシュー 11 フィードシュー用シール

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末が常に接触し摩耗するおそれのある
    回転盤面に超硬溶射をして面の硬度アップをすると共
    に、溶射後の面を研磨して精度を上昇させることによ
    り、面の摩耗の防止及び面よりの粉末飛散防止を図るこ
    とを特徴とする回転式粉末圧縮成形機。
  2. 【請求項2】 回転盤面を研磨可能とするために回転盤
    を回転盤、回転盤上部、回転盤下部の3分割構造にした
    ことを特徴とする請求項1記載の回転式粉末圧縮成形
    機。
  3. 【請求項3】 回転盤面に当板を取り付け取り外し可能
    としたことを特徴とする請求項1又は2記載の回転式粉
    末圧縮成形機。
  4. 【請求項4】 当板を三つ割り等に分割したことを特徴
    とする請求項3記載の回転式粉末圧縮成形機。
JP1991093380U 1991-08-28 1991-08-28 回転式粉末圧縮成形機 Expired - Lifetime JPH0741597Y2 (ja)

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JP1991093380U JPH0741597Y2 (ja) 1991-08-28 1991-08-28 回転式粉末圧縮成形機

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JPH0623694U true JPH0623694U (ja) 1994-03-29
JPH0741597Y2 JPH0741597Y2 (ja) 1995-09-27

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JPH0741597Y2 (ja) 1995-09-27

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