JPH0623665B2 - 流量センサ - Google Patents

流量センサ

Info

Publication number
JPH0623665B2
JPH0623665B2 JP61031432A JP3143286A JPH0623665B2 JP H0623665 B2 JPH0623665 B2 JP H0623665B2 JP 61031432 A JP61031432 A JP 61031432A JP 3143286 A JP3143286 A JP 3143286A JP H0623665 B2 JPH0623665 B2 JP H0623665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
resistor
fluid
detecting means
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61031432A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62813A (ja
Inventor
賢治 金原
誠二 藤野
太田  実
和彦 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc filed Critical Nippon Soken Inc
Publication of JPS62813A publication Critical patent/JPS62813A/ja
Publication of JPH0623665B2 publication Critical patent/JPH0623665B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/18Circuit arrangements for generating control signals by measuring intake air flow
    • F02D41/187Circuit arrangements for generating control signals by measuring intake air flow using a hot wire flow sensor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/696Circuits therefor, e.g. constant-current flow meters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/696Circuits therefor, e.g. constant-current flow meters
    • G01F1/698Feedback or rebalancing circuits, e.g. self heated constant temperature flowmeters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F25/00Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume
    • G01F25/10Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume of flowmeters

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は膜式抵抗を有する直熱型流量センサ、たとえば
内燃機関の吸入空気量を検出するための空気流量センサ
に関する。
〔従来の技術〕
一般に、電子制御式内燃機関にいては、基本燃料噴射
量、基本点火時期等の制御のために機関の吸入空気量は
重要な運転状態パラメータの1つである。従来、このよ
うな吸入空気量を検出するための空気流量センサ(エア
フローメータとも言う)はベーン式のものが主流であっ
たが、最近、小型、応答性が良い等の利点を有する温度
依存抵抗を用いた熱式のものが実用化されている。
さらに、温度依存抵抗を有する空気流量センサとして
は、傍熱型と、直熱型とがある。傍熱型の空気流量セン
サにおいては、発熱抵抗、その下流に加熱された空気流
の温度を検知するための温度依存抵抗、および発熱抵抗
の上流に加熱前の空気流の温度を検知するための温度依
存抵抗を設け、2つの温度依存抵抗の温度差が一定にな
るように発熱抵抗の電流値をフィードバック制御し、発
熱抵抗に印加される電圧により空気流量を検出するもの
である。他方、傍熱型に比べて応答速度が早い直熱型の
空気流量センサにおいては、発熱抵抗兼加熱された空気
流の温度検知用抵抗としての膜式抵抗を設け、この膜式
抵抗と加熱前の空気流の温度を検知するための温度依存
抵抗との温度差が一定値になるように膜式抵抗の電流値
をフィードバック制御し、膜式抵抗に印加される電圧に
より空気流量を検出するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一般に、膜式抵抗は金属箔を耐熱性樹脂たとえばポリイ
ミドフィルムに接着剤で接着することにより製造される
方式とシリコン基板又はセラミック基板等に金属を蒸着
あるいは金属ペーストを印刷し焼成して製造される方式
の2種類がある。
ところで、膜式抵抗を有する流量センサを内燃機関の吸
入空気量センサとして適用した場合、第3図に示すよう
に、膜式抵抗の温度は吸気温度+(100〜150℃)
で制御され、従って、正常時は60〜210℃の範囲で
あるが、バックファイヤ等の異常時には吸気温度すなわ
ち温度依存抵抗の温度は200℃以上となることがあ
り、この結果、膜式抵抗の温度は300℃以上になり得
る。
しかしながら、前記ポリイミドフィルムに金属箔を接着
した方式の場合、ポリイミドフィルムの耐熱温度は40
0℃であるが、高温用接着剤の耐熱温度は250℃であ
るために、この膜式抵抗が長時間高温(250℃以上)
にさらされると、接着剤と共にポリイミドフィルムが収
縮し、変形して流量センサの測定精度が低下するという
問題がある。
またシリコン基板又はセラミック基板に金属膜を形成し
た膜式抵抗の場合は、基板の熱歪により金属膜の抵抗値
が変化し出力特性が変化するという問題点がある。
従って本発明の目的とするところは、流体の温度が異常
に高くなって、膜式抵抗に悪影響を与えるような制御が
実行されるような状態となっても、膜式抵抗が過熱され
ることを未然に防止して、上述のような流量センサの測
定精度の低下や膜式抵抗の出力特性の変化が生じること
を確実に防止し得る流量センサを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そして上記問題点を解決するために、本発明において
は、第11図にすように、 流体流路内に設けられた電熱ヒータと、 前記電熱ヒータを発熱させるために電力を供給する電力
供給手段と、 前記電熱ヒータの温度を検出する電熱ヒータ温度検出手
段と、 前記流体流路内の流体の温度を検出する流体温度検出手
段と、 前記電熱ヒータ温度検出手段にて検出される前記電熱ヒ
ータの温度と前記流体温度検出手段にて検出される流体
の温度とから前記流体流路内を流れる流体の流量を検出
する流体流量検出手段と、 前記流体流路内の流体の温度の異常状態を検出する異常
状態検出手段と、 前記異常状態検出手段にて異常状態が検出される時、前
記電力供給手段にて前記電熱ヒータに供給する電力を制
限する制限手段と、 を備えたことを特徴とする流量センサとしている。
〔作用〕
上記構成によれば、異常状態検出手段にて流体温度の異
常が検出されると、制限手段により電力供給手段の電熱
ヒータへの電力の供給が制限されて、電熱ヒータの温度
が低下するため、電熱ヒータの過熱が防止される。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の実施例を説明する。
第4図は本発明に係る膜式抵抗を有する空気流量センサ
が適用された内燃機関を示す全体概要図である。第4図
において、内燃機関1の吸気通路2にはエアクリーナ3
および整流格子4を介して空気が吸入される。この吸気
通路2には計測管(ダクト)5がスティ6によって固定
され、その内部に発熱手段としての膜式抵抗7および外
気温度補償を行なう温度依存抵抗8が設けられている。
なお、温度依存抵抗8は膜式抵抗7の上流に設けられて
いる。上述の膜式抵抗7および温度依存抵抗8はハイブ
リッド基板に形成されたセンサ回路9に接続されてい
る。
センサ回路9は膜式抵抗7の温度と温度依存抵抗8の温
度との差が一定たとえば100℃差になるように膜式抵
抗7の発熱量をフィードバック制御し、そのセンサ出力
を制御回路10に供給する。なお、センサ回路9に
ついては後述する。
制御回路10は、たとえばマイクロコンピュータとして
構成され、A/D変換器101、入出力インターフェイ
ス102、CPU103、ROM104、RAM10
5、燃料噴射弁11を制御する燃料噴射弁駆動回路10
6等が設けられている。なお、A/D変換器101はた
とえば積分型であり、そのA/D変換終了毎に割込み信
号がCPU103の割込み端子に供給される。
12はスロットル弁15の開度に応じたアナログ電圧を
発生するスロットル弁開度センサであって、制御回路1
0のA/D変換器101に供給される。ディストリビュ
ータ(図示せず)には、その軸がたとえばクランク軸に
換算して、180゜毎に基準位置検出用パルス信号を発
生するクランク角センサ13およびクランク角に換算し
て30゜毎に基準位置検出用パルス信号を発生するクラ
ンク角センサ14が設けられている。これらクランク角
センサ13,14のパルス信号は制御回路10の入出力
インタイフェース102に供給され、このうち、クラン
ク角センサ14の出力はCPU103の割込み端子に供
給される。
第1図は第4図のセンサ回路の一例を示す回路図であ
る。第1図において、抵抗91,92は膜式抵抗7、温
度依存抵抗8と共に第1のブリツジ回路BCを構成
し、抵抗92,93,94は温度依存抵抗8と共に第2
のブリッジ回路BCを構成する。第1のブリッジ回路
BCの2つのノードの電圧V,Vは演算増幅器9
5に入力され、この演算増幅器95の出力に応じてパワ
ートランジスタ96の導通率が制御される。この場合、
第1のブリッジ回路BC、演算増幅器95、およびパ
ワートランジスタ96はフィードバック制御回路を構成
しており、この結果、膜式抵抗7の温度と温度依存抵抗
8の温度との差が一定(たとえば100℃差)になるよ
うに膜式抵抗7の発熱量がフィードバック制御される。
つまり、空気流量が増加して膜式抵抗7(この場合、正
の温度係数を有する抵抗体、例えば白金抵抗)の温度が
低下し、この結果、膜式抵抗7の抵抗値が下降してV
<Vとなると、演算増幅器95の出力によってパワー
トランジスタ96の導電率が増加する。従って、膜式抵
抗7の発熱量が増加し、同時に、パワートランジスタ9
6のコレクタ電位すなわち電圧バッファ97の出力電圧
は上昇する。
逆に、空気流量が減少して膜式抵抗7の温度が上昇し、
この結果、膜式抵抗7の抵抗値が増加してV>V
なると、演算増幅器95の出力によってパワートランジ
スタ96の導電率が減少する。従って、膜式抵抗7の発
熱量が減少し、同時に、トランジスタ96のコレクタ電
位すなわち電圧バッファ97の出力電圧Vは低下す
る。このようにして、膜式抵抗7の温度は吸気温度によ
って定まる値になるようにフィードバック制御され、出
力電圧Vは空気流量を示すことになる。なお、抵抗9
1,92の値が上記一定温度差を設定するものである。
第2のブリッジ回路BCの2つのノードの電圧V
VRは比較器によって比較され、この比較器98の出
力に応じてトランジスタ99のオン、オフが制御され
る。この場合、抵抗93,94によって定まる電圧VR
は定温度たとえば150℃に相当する。従って、温度
依存抵抗8の温度が150℃未満であれば、V<VR
であり、この結果、比較器98の出力によってトラン
ジスタ99はオフ状態に保持されるので、第1のブリッ
ジ回路BC、演算増幅器95、およびパワートランジ
スタ96により構成されるフィードバック制御回路の動
作は何ら影響されない。しかし、温度依存抵抗8の温度
が150℃以上になると、V>VRとなり、この結
果、トランジスタ99がオンとなり、従って、パワート
ランジスタ96は強制的にオフとなる。つまり、フィー
ドバック制御停止回路としてのトランジスタ99により
フィードバック制御回路の動作は停止する。このとき、
パワートランジスタ96のコレクタには抵抗100を介
して所定の電流のみが流れ、膜式抵抗7の発熱量が低下
することになる。
第2図は第4図のセンサ回路の第2の実施例を示す回路
図である。第2図においては、抵抗91,92が膜式抵
抗7、温度依存抵抗8と共に第1のブリッジ回路BC
を構成する点は第1図の場合と同一であるが、抵抗9
1,93′,94′が膜式抵抗7と共に第2のブリッジ
回路BC′を構成する点が第1図の場合と異なる。従
って、第1図の場合と同様に、第1のブリッジBC
演算増幅器95、およびパワートランジスタ96はフィ
ードバック制御回路を構成しており、この結果、膜式抵
抗7の温度と温度依存抵抗8の温度との差が一定(たと
えば100℃差)になるように膜式抵抗7の発熱量がフ
ィードバック制御される。
他方、第2のブリッジ回路BC′の2つのノードの電
圧V,VRは比較器98によって比較され、この比
較器98の出力に応じてトランジスタ99のオン、オフ
が制御される。この場合、抵抗93′,94′によって
定まる電圧VRは定温度たとえば250℃に相当す
る。従って、膜式抵抗7の温度が250℃未満であれ
ば、V<VRであり、この結果、演算増幅器98の
出力によってトランジスタ99はオフ状態に保持される
ので、第1のブリッジ回路BC、演算増幅器95、お
よびパワートランジスタ96により構成されるフィード
バック制御回路の動作は何ら影響されない。しかし、膜
式抵抗7の温度が250℃以上になると、V>VR
となり、この結果、トランジスタ99がオンとなり、従
って、パワートランジスタ96は強制的にオフとなる。
つまり、フィードバック制御停止回路としてのトランジ
スタ99によりフィードバック制御回路の動作は停止す
る。このとき、パワートランジスタ96のコレクタには
抵抗100を介して所定の電流にみが流れ、膜式抵抗7
の発熱量は低下することになる。
このようにして、温度依存抵抗8の温度がたとえば15
0℃以上になったときに、もしくは膜式抵抗7の温度が
たとえば250℃以上になったときに、膜式抵抗7の発
熱量のフィードバック制御が停止され、センサ出力V
はほぼOVとして制御回路10に送出される。
次に、制御回路10の動作を第5図、第6図のフローチ
ャートを参照して説明する。ここでは、電子制御式燃料
噴射を想定する。
第5図は所定時間毎に実行されるA/D変換ルーチンで
ある。ステップ501では、センサ電圧VをA/D変
換して取込み、ステップ502にてこのセンサ電圧V
から吸入空気量データQを算出し、ステップ503にて
この吸入空気量データQをRAM105の所定領域に格
納する。また、ステップ503ではスロットル弁開度セ
ンサ12の出力電圧をA/D変換してスロットル弁開度
データθとして取込み、ステップ505にてこの開度デ
ータθをRAM105の所定領域に格納し、ステップ5
06にてこのルーチンは終了する。
なお、機関の回転速度Nはクランク角センサ14の出
力による割込みルーチン(図示せず)によって演算され
てRAM105の所定領域に格納されているものとす
る。
第6図は噴射量演算ルーチンであって、所定クランク角
たとえば360℃A毎に実行される。ステップ601で
は、RAM105より吸入空気量データQを読出して許
容最小値Qminと比較する。つまり、Q≧Qminであれば
正常状態とみなし、Q<Qminであればバックファイヤ
等による過熱によってフィードバック制御した場合等の
異常状態とみなす。この結果、Q≧Qminであればステ
ップ602にてカウンタCをクリアし、次いで、ステッ
プ603にて、RAM105より吸入空気量データQお
よび回転速度データNを読出して基本噴射量TAUP
を、TAUP←K・Q/N(ただし、Kは定数)により
演算する。なお、カウンタCは図示しない所定時間毎に
実行されるタイマールーチンによって+1づつカウント
アップされるものである。
他方、ステップ601にてQ<Qminであれば、ステッ
プ604に進む。カウンタCが5以上経過したか否か
を判別する。C<5であれば、ステップ603に進
み、上述の通常の基本噴射量TAUPを演算するが、C
≧5であればダイヤグノーシスステップ605に進
む。ステップ605では、RAM105よりスロットル
弁開度データθおよび回転速度データNを読出し、R
OM104に格納されているマップf(θ,N)によ
り基本噴射量TAUPを算出する。
そして、ステップ606にて他の運転状態パラメータに
より補正して最終噴射量TAUを演算し、ステップ60
7にて燃料噴射弁駆動回路106のカウンタTAUをセ
ットし、ステップ608にてこのルーチンは終了する。
このように、最終噴射量TAUが燃料噴射弁駆動回路1
06のカウンタにセットされると、TAUに応じた量の
燃料が機関1の燃焼室に送り込まれることになる。
なお、第6図のステップ604では、異常時Q<Qmin
の継続時間により判別しているが、異常時をQ<Qmin
状態にある第6図のルーチンの実行回数により判別して
もよい。
第7図は第4図のセンサ回路の第3実施例を示す回路図
であり、第7図においては、定電圧発生回路701と比
較器702によりパワートランジスタ99から膜式抵抗
7、温度依存抵抗8、および抵抗91,92により構成
されるブリッジ回路BCに供給される電圧を定電圧制
御している。またブリッジ回路BCの2つのノードの
電圧V,Vは比較器95′に入力されており、また
温度依存抵抗8と抵抗92とのノードの電圧Vと定電
圧発生回路701に接続された抵抗93と接地された抵
抗94とのノードの電圧VRとは比較器98に入力さ
れている。比較器95′と比較器98との両出力はオア
回路703に入力されている。フリップフロップ704
はクランク角センサ13からの180゜毎のパルス信号
を波形成形回路706を介してそのセット端子Sに入力
すると共に、オア回路703からの出力をそのリセット
端子Rに入力している。フリップフロップ704の出力
端子Qの出力はバッファ705を介してパワートランジ
スタ99のベース端子に入力されると共に制御回路11
へセンサ信号Vとして送出される。
この構成によれば、クランク角センサ13からのパルス
信号がフリップフロップ704に入力されると、ハイレ
ベルの信号が出力端子Qより送出され、パワートランジ
スタ99をオンする。するとブリッジ回路BCには定
電圧が供給され、VとVの電圧が上昇する。そして
膜式抵抗7の温度が温度依存抵抗8の温度より所定値、
例えば100℃だけ高い状態、すなわちVの電圧が温
度依存抵抗8の抵抗値によって決まるVの電圧より高
くなると、比較器95′の出力がローベルからハイレベ
ルと変わり、このハイレベルの信号がオア回路703を
介してフリップフロップ704のリセット端子Rに入力
される。フリップフロップ704はこのハイレベル信号
に応じてリセットされ、出力端子Qから出力される信号
をローレベルとし、パワートランジスタ99をオフす
る。この際、VがVの電圧に達するまでの時間は膜
式抵抗7の抵抗値の上昇速度で決まり、この抵抗値の上
昇速度は膜式抵抗7の総発熱量のうちの吸入空気に奪わ
れる熱量の大小によって決まるものであって、この奪わ
れる熱量は吸入空気量の大小によって決まることから、
フリップフロップ704がハイレベルの信号を出力して
いる時間幅Tは吸入空気量を表現する値となり、時間幅
TはT∝K√の関係を示す。なおKはセンサ回路9、
膜式抵抗7及び温度依存抵抗8等の熱抵抗によって決ま
る定数である。
吸気温度が正常な状態にある時は、上述のようにフリッ
プフロップ704は比較器95′の出力によってリセッ
トされるのであるが、吸気温度が異常に高い状態、すな
わち、温度依存抵抗8の温度が予め定められた一定値、
例えば150℃以上であるような場合には、V>VR
となって比較器98の出力がハイレベルとなるため
に、この比較器98の出力がOR回路703を介してフ
リップフロップ704のリセット端子Rに入力されて、
フリップフロップ704が強制的にリセットされる。す
なわち、温度依存抵抗8の温度が一定値以下にある時
は、比較器98の出力はローレベル状態に保持されてい
るために、フリップフロップ704はクランク角センサ
13からの信号に応じてセットされ、比較器95′のハ
イレベルの信号が入力されてリセットされるまでハイレ
ベルの信号を出力するようになる。また逆に温度依存抵
抗8の温度が一定値より高い場合には、フリップフロッ
プ704がクランク角センサ13の信号によってセット
とされてパワートランジスタ99をオンとしても、ただ
ちにV>VRの状態となって比較器98の出力信号
が立ち上がるために、膜式抵抗7が温度依存抵抗8の温
度より所定値だけ高い温度状態に達する前、すなわちV
>Vとなる前に、フリップフロップ704は強制的
にリセットされて、パワートランジスタ99をオフす
る。従ってこの場合、ブリッジ回路BC、つまり膜式
抵抗7への通電は上述のように比較器98の信号によっ
て強制的に遮断されるため、膜式抵抗7の発熱は停止さ
れ、過熱が確実に防止される。
第8図に示すのは第4図のセンサ回路の第4の実施例で
あって、第7図構成では比較器98は抵抗92と温度依
存抵抗8とのノードの電圧Vと抵抗93と抵抗94と
のノードの電圧VRとを比較していたが、第8図構成
では比較器98は抵抗91と膜式抵抗7とのノードの電
圧Vと抵抗93′と抵抗94′とのノードの電圧VR
とを比較するよう構成してある。なお他の構成につい
ては第7図と同一である。
従って、吸気温度が正常な状態にある時は上述の第3の
実施例と同じものである。そして吸気温度が異常に高い
状態、すなわち、膜式抵抗7の温度が予め定められた一
定値、例えば250゜以上であるような状態では、V
>VRとなって比較器98の出力がハイレベルとなる
ために、フリップフロップ704が強制的にリセットさ
れる。
すなわち本実施例においては膜式抵抗7の温度が温度依
存抵抗8の温度より所定値だけ高い温度となるよう通電
されても、膜式抵抗7自体の温度がVRの電圧で決ま
る一定値以上の温度に達した場合には、膜式抵抗7の温
度が温度依存抵抗8の温度より所定値だけ高い温度に達
する前であっても、比較器98の出力によりフリップフ
ロップ704が強制的にリセットされて、パワートラン
ジスタ99がオフされるので、膜式抵抗7を含むブリッ
ジ回路BCへの通電は強制的に遮断され、膜式抵抗7
の過熱が確実に防止される。
そして上記第3,第4の実施例において、吸気温度が異
常に高い状態にある時はセンサ信号Vの時間幅は比較
器98によって強制的にリセットされたフリップフロッ
プ704のセット状態の時間幅となるため、正常時より
はるかに短い、吸入空気量に対応しない値となる。
第7図あるいは第8図に示されるセンサ回路9を用いた
場合には制御回路10の作動は第9図,第10図に示す
フローチャート、タイムチャートに従って実行される。
また、この場合、センサ出力VはA/D変換器101
を介してではなく、入出力インターフェイス102を介
して制御回路10に入力されるようになる。
第9図は所定時間毎に実行されるプログラムルーチンで
あって、吸入空気量データQの算出とスロットル弁15
の開度のA/D変換とを実行する。そして本ルーチンで
は第10図に示すようにセンサ出力Vがハイレベルに
ある時にフラグFを“1”にし、またローレベルにある
時にフラグFを“0”にして、フラグFが“1”である
時の経過時間を計測して、吸入空気量データQを算出す
るようにしている。ステップ901ではセンサ出力V
がハイレベルかどうかを判断し、ハイレベルであればス
テップ902でフラグFを“1”とし、ステップ903
でカウンタCを1カウントアップして、ステップ91
1に進み本ルーチンを終了する。従ってセンサ出力V
がハイレベルにある間は、これらのステップを繰り返
し、そのたびにCがカウントアップされる。また、ス
テップ901でVがローレベルであればステップ90
4に進み、ステップ904でフラグFが“1”であるか
どうかを判断する。つまりステップ904ではセンサ出
力Vがハイレベルからローレベルに切替ったタイミン
グを検知している。ステップ904でフラグFが“1”
である場合は、ステップ905でフラグFを“0”と
し、ステップ906でカウンタCの値、つまりセンサ
出力Vのハイレベルにある間の時間から吸入空気量デ
ータQを算出し、ステップ907でこの吸入空気量デー
タQをRAM105の所定領域に格納する。またステッ
プ908ではスロットル弁開度センサ12の出力電圧を
A/D変換してスロットル弁開度データθとして取込
み、ステップ909にてこの開度データθをRAM10
5の所定領域に格納する。ステップ910ではカウンタ
の値を0にクリアしてステップ911にて本ルーチ
ンを終了する。またステップ904にてフラグFが
“0”である場合には、ステップ905〜909を迂回
してステップ910にてカウンタCを0にクリアして
ステップ911にて本ルーチンを終了する。
そしてこの場合においても、例えば燃料噴射量の演算は
第6図フローチャートに従って実行される。
なお、本発明は空気流量センサ以外の流量センサたとえ
ば液体流量センサにも適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、異常状態検出手
段によって流体温度の異常状態が検出されると、制限手
段により電力供給手段にて電熱ヒータに供給する電力が
制限されるので、電熱ヒータが過熱か未然に防止され
て、流量センサの測定制度の低下や電熱ヒータの特性の
変化等が確実に防げるようになるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る流量センサのセンサ回路の一例を
示す回路図、第2図は本発明に係る流量センサのセンサ
回路の第2の実施例を示す回路図、第3図は温度依存抵
抗の温度特性図、第4図は本発明に係る膜式抵抗を有す
る直熱型空気流量センサが適用された内燃機関の全体概
要図、第5図,第6図は第1図または第2図に示される
センサ回路を適用した場合の第4図の制御回路の動作を
示すフローチャート、第7図,第8図はセンサ回路の第
3,第4の実施例を示す回路図、第9図は第7図又は第
8図に示されるセンサ回路を適用した場合の制御回路の
動作を示すフローチャート、第10図は第7図,第8図
に示されるセンサ回路のタイムチャート、第11図は本
発明の概略構成を示すブロック図である。 1……内燃機関,5……ダクト,7……膜式抵抗(電熱
ヒータ),8……温度依存抵抗,9……センサ回路,1
0……制御回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体流路内に設けられた電熱ヒータと、 前記電熱ヒータを発熱させるために電力を供給する電力
    供給手段と、 前記電熱ヒータの温度を検出する電熱ヒータ温度検出手
    段と、 前記流体流路内の流体の温度を検出する流体温度検出手
    段と、 前記電熱ヒータ温度検出手段にて検出される前記電熱ヒ
    ータの温度と前記流体温度検出手段にて検出される流体
    の温度とから前記流体流路内を流れる流体の流量を検出
    する流体流量検出手段と、 前記流体流路内の流体の温度の異常状態を検出する異常
    状態検出手段と、 前記異常状態検出手段にて異常状態が検出される時、前
    記電力供給手段にて前記電熱ヒータに供給する電力を制
    限する制限手段と、 を備えたことを特徴とする流量センサ。
  2. 【請求項2】前記異常状態検出手段は前記流体温度検出
    手段にて検出される流体の温度と予め設定された一定値
    とを比較し、この比較結果に応じた出力を行なう比較手
    段により構成されることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の流量センサ。
  3. 【請求項3】前記異常状態検出手段は前記電熱ヒータ温
    度検出手段にて検出される前記電熱ヒータの温度と予め
    設定された一定値とを比較し、この比較結果に応じた出
    力を行なう比較手段により構成されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の流量センサ。
  4. 【請求項4】前記制限手段は前記異常状態検出手段にて
    異常状態を検出している時に、前記電力供給手段の前記
    電熱ヒータへの電力の供給を減少させるように構成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の流
    量センサ。
  5. 【請求項5】前記制限手段は、前記異常状態検出手段に
    て異常状態を検出している時に、前記電力供給手段の前
    記電熱ヒータへの電力の供給を遮断するように構成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の流
    量センサ。
JP61031432A 1985-02-20 1986-02-14 流量センサ Expired - Lifetime JPH0623665B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3019985 1985-02-20
JP60-30199 1985-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62813A JPS62813A (ja) 1987-01-06
JPH0623665B2 true JPH0623665B2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=12297074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61031432A Expired - Lifetime JPH0623665B2 (ja) 1985-02-20 1986-02-14 流量センサ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4688425A (ja)
JP (1) JPH0623665B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3604202C2 (de) * 1985-02-14 1997-01-09 Nippon Denso Co Direkt beheizte Strömungsmeßvorrichtung
JPH0663798B2 (ja) * 1986-05-09 1994-08-22 日本電装株式会社 熱式流量センサ
JPS63177023A (ja) * 1987-01-19 1988-07-21 Nippon Soken Inc 流量センサ
JPH0535289Y2 (ja) * 1987-12-01 1993-09-08
JPH01315643A (ja) * 1988-06-15 1989-12-20 Mitsubishi Electric Corp エンジンの燃料制御装置
US5208650A (en) * 1991-09-30 1993-05-04 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Thermal dilation fiber optical flow sensor
JP2776681B2 (ja) * 1992-03-23 1998-07-16 シーケーディ株式会社 流量センサ装置
KR101062897B1 (ko) * 2003-01-04 2011-09-07 포드 글로벌 테크놀로지스, 엘엘씨 수소 연료 내연 기관을 위한 연료 전달 속도를 변화시키는 방법
EP1632661B1 (en) * 2003-01-04 2009-12-30 Ford Global Technologies, LLC Method for sensing and responding to a backfire in the intake system of a hydrogen fuelled internal combustion engine
JP5372976B2 (ja) 2011-01-31 2013-12-18 日立オートモティブシステムズ株式会社 熱式流量センサ
JP5297504B2 (ja) * 2011-02-21 2013-09-25 Ckd株式会社 熱式流量計、及び熱式流量計向け流量検知部保護装置
DE102013021305B3 (de) * 2013-12-19 2014-10-30 Krohne Messtechnik Gmbh Schaltungsanordnung zur Temperaturüberwachung und kalorimetrisches Massedurchflussmessgerät

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2843019A1 (de) * 1978-10-03 1980-04-24 Bosch Gmbh Robert Verfahren und einrichtung zur messung der einer brennkraftmaschine zugefuehrten luftmasse
JPS5614915A (en) * 1979-07-18 1981-02-13 Hitachi Ltd Hot-wire type air flow meter

Also Published As

Publication number Publication date
US4688425A (en) 1987-08-25
JPS62813A (ja) 1987-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4783996A (en) Direct-heated flow measuring apparatus
US4578996A (en) Gas-flow measuring apparatus and method
JPH0623665B2 (ja) 流量センサ
US4627279A (en) Direct-heated gas-flow measuring apparatus
US4565091A (en) Apparatus for measuring the quantity of airflow passing through an intake passage of an engine
JP2682348B2 (ja) 空気流量計及び空気流量検出方法
JPS6140924B2 (ja)
EP0078427B1 (en) Air flow meter
JPH0578668B2 (ja)
JPS60247030A (ja) エンジンの制御装置
JP2524847B2 (ja) 熱式吸入空気量センサ
JPH03238323A (ja) 熱式吸入空気量センサ
JP2958113B2 (ja) 流体流量を定める方法
JPH0356409B2 (ja)
JP3555123B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2510151B2 (ja) エンジン用熱式空気流量測定装置
JPS58110826A (ja) 内燃機関の吸気温信号発生装置
JPS6122217A (ja) 熱式空気流量計
JPH0548402B2 (ja)
JPS6051044B2 (ja) 気体流量測定装置
JP3184402B2 (ja) 熱式空気流量検出装置
JPH01265122A (ja) 内燃機関の吸入空気量測定装置
JPH06281484A (ja) 吸入空気流量検出装置
JPH0812093B2 (ja) 熱式流量センサの信号処理方法
JPH0718725B2 (ja) 熱式流量センサの信号処理方法