JPH06236315A - オブジェクト指向データベース管理システム - Google Patents

オブジェクト指向データベース管理システム

Info

Publication number
JPH06236315A
JPH06236315A JP4268784A JP26878492A JPH06236315A JP H06236315 A JPH06236315 A JP H06236315A JP 4268784 A JP4268784 A JP 4268784A JP 26878492 A JP26878492 A JP 26878492A JP H06236315 A JPH06236315 A JP H06236315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
identifier
type
objects
registered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4268784A
Other languages
English (en)
Inventor
Akifumi Makinouchi
顕文 牧之内
Hirofumi Amano
浩文 天野
Masayoshi Aritsugi
正義 有次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP4268784A priority Critical patent/JPH06236315A/ja
Publication of JPH06236315A publication Critical patent/JPH06236315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一のオブジェクト識別子が持つことのでき
るデータ型を任意の時点で変更・追加・削除できるよう
にすることにより、実世界の実体の変化に容易に対応で
きるようにするとともに、プログラムの開発を容易に行
えるようにすること。 【構成】 処理の対象となるデータを関連の深いもの同
士まとめてオブジェクトとし、それに適用可能な操作の
種類を事前に定義し、オブジェクト間でそれらの操作を
メッセージによって起動しあうことでデータ処理を行う
オブジェクト指向データベースシステムにおいて、一つ
のオブジェクト識別子I1に対して複数のの型T11,
T12,T13と参照子R11,R12,R13との組
を対応させたオブジェクト参照表7を設け、外部からオ
ブジェクト識別子を指定してオブジェクト参照表を参照
することにより目的とするデータを操作可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オブジェクト指向デー
タベース管理システムに関し、特にデータの型を多重化
したオブジェクト指向データベース管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】データベース管理システムには種々の方
式があるが、その一つとしてオブジェクト指向のデータ
ベース管理システムがある。オブジェクト指向とは、処
理の対象となるデータを関連の深いもの同士まとめてオ
ブジェクトとし、それに適用可能な操作の種類を事前に
定義し、オブジェクト間でそれらの操作をメッセージに
よって起動しあうことでデータ処理を行うものである。
このとき、オブジェクトの内包するデータの種類とそれ
らに適用可能な操作集合とを合わせて、データの型と呼
ぶ。データの型に合致しない操作の適用を禁止すること
で、不法な操作の適用による障害を防ぐことを目的とし
ている。
【0003】オブジェクト指向に基づいたデータ処理で
は、一般的に以下のような性質がある。
【0004】(1)ある型のオブジェクトが生成される
と、そのオブジェクトを一意に指定できるオブジェクト
識別子が与えられる。このオブジェクト識別子は、その
オブジェクトと1対1に対応付けられる。
【0005】(2)オブジェクトの生成時に与えられた
型を変更することはできない。
【0006】(3)オブジェクトの生成時に与えられた
型以外の型を付け加えることはできない。
【0007】(4)オブジェクトの生成時に与えられた
型を削除することはできない。
【0008】ところで、オブジェクト指向に基づいてデ
ータベースを構築する場合、データベ一スに格納してい
るオブジェクトがモデル化している実世界の実体は、時
間が経つにつれ、その性質と振舞いを変化させていくこ
とが多い。また、そのデータベースを利用する応用プロ
グラムが多様化していくと、当初は予想していなかった
ような用途が、すでに生成されたオブジェクトに加わる
可能性もある。このような場合、オブジェクトの生成時
に与えられた型は、新たな性質と振舞いを表現すること
はできず、また、そのオブジェクトを新たな用途に供す
ることもできない。例えば、次のような例を考える。
【0009】(1)ある大学の教官が最初に「教授」と
して任用されたとする。この時点で大学の教職員に関す
るデータベースに登録しようとすると、このオブジェク
トには、教授にのみ関係するデータ項目(担当科目な
ど)が含まれ、教授オブジェクトに対して有効な操作の
みを適用することができる。
【0010】(2)その教官が後日「学部長」に選ばれ
たとする。この教官は教授として任用されたときには有
していなかった学部長としての性質や振舞いを獲得す
る。データベース中のこの教官に対応するオブジェクト
は、これに応じた新たなデータ項目やその上でのみ許容
される操作を与えられるべきである。しかし、一般的な
オブジェクト指向に基づくデータ処理においては、この
教授オブジェクトの型を変更することもこれに新たな型
を付加することもできない。
【0011】(3)上記の教授オブジェクトの型の変更
や追加ができないという問題に対処するため、仮に、教
官が学部長となった場合を考えて、すべての教官オブジ
ェクトが生成当初から学部長としてのデータ項目や操作
を与えられていたとする。この場合、各教官が学部長に
選出されるまで、学部長オブジェクトにのみ許される操
作がそれらのオブジェクトに適用されてはならない。し
かし、各オブジェクトが最初から学部長特有のデータ項
目と操作を与えられているため、そのような不正な操作
をオブジェクトの型によって禁止することはできない。
さらに、学部長に選出された教官がその任期を終えた後
にはそれらの操作を適用してはならないが、オブジェク
トの型を変更することも削除することもできないので、
そのような不正な操作をオブジェクトの型によって禁止
することはできない。
【0012】上述したような間題点は、データ(オブジ
ェクト)の型を多重化することによって解決される可能
性がある。
【0013】たとえば、Richardson,J.a
nd Schwarz:“Aspects:Exten
ding Objects to Support M
ultip1e,Independent Role
s”,Proceedingsof the 1991
ACM SIGMOD International
Conference on Manegement
of Data,pp.298−307,May 1
991(以下、文献1と呼ぶ)では、単−のオブジェク
トが複数の型を持つことを許容する方式が提案されてい
る。
【0014】図8は、文献1に示された方法におけるデ
ータ構成を示す模式図である。文献1に示された方法に
おいて、プログラムPがオブジェクトD1、D2を参照
または操作する際には、個々のデータの位置を直接指示
する参照子R1、R2で操作対象を指定する。ただし、
後から加えられたデータ(図では学部長オブジェクトD
2)は元になったデータD1への参照子R3を含んでい
るので、プログラムPが教授オブジェクトD1への参照
子を持っていなくても、「鈴木学部長の教授としての側
面」といった指定法は可能である。
【0015】ここで、図9に示すように、プログラムが
教授オブジェクトD1への参照子R1しか持たない場合
を考える。教授オブジェクトD1は学部長オブジェクト
D2への参照子を含んでいないので、これから学部長オ
ブジェクトD2を求めることはできない。すなわち、
「鈴木教授の学部長としての側面」といった指定法は不
可能である。
【0016】また、Stefik,M.and Bob
row,D.G.:“Object−Oriented
Programming:Themes and V
ariations”,The AI Magazin
e,Vol.6,No.4,pp.40−62,198
6(以下、文献2と呼ぶ)では、単一のオブジェクト識
別子に複数のデータ型を与えることを許す方式が示され
ている。
【0017】文献2の方式においては、特定のオブジェ
クトの特定の型のデータを参照または操作するときに
は、オブジェクト識別子およびデータ型の識別名の対で
操作対象となるデータを指定する。このため、与えられ
たオブジェクトの持つさまざまな型を切り替えながら使
用することができる。しかし、オブジェクトに対応付け
ることのできるデータ型の数はそのオブジェクトの宣言
時に確定し、以後は追加できない。
【0018】図10は、文献2に示された方法における
データ構成を示す模式図である。図10では、各オブジ
ェクト識別子I1、I2、I3とそれに付随する複数の
データD1、D2への参照子R11,R12、R21、
R31、R32(但し、R21、R31およびR32は
未使用の状態)を太枠で囲むことで、データ型の追加が
不可能であることを摸式的に示している。文献2の方式
のもう1つの問題点は、オブジェクトと型の分離が行わ
れておらず、型の追加も不可能なため、型が未定のまま
ではオブジェクトの生成を行えない点である。このた
め、実世界の実体をモデル化する際に対象の性質が明か
にされるまではオブジェクトの登録が行えないため、プ
ログラムの開発が困難になるという問題がある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、単
一のオブジェクト識別子が持つことのできるデータ型を
任意の時点で変更・追加・削除できるようにすることに
より、実世界の実体の変化に容易に対応できるようにす
るとともに、プログラムの開発を容易に行えるようにす
ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のオブジェクト指
向データベース管理システムは、前記目的を違成するた
め、処理の対象となるデータを関連の深いもの同士まと
めてオブジェクトとし、それに適用可能な操作の種類を
事前に定義し、オブジェクト間でそれらの操作をメッセ
ージによって起動しあうことでデータ処理を行うオブジ
ェクト指向データベース管理システムにおいて、一つの
オブジェクト識別子に対して任意の個数の型と前記オブ
ジェクトに対応するデータが存在する位置を示す参照子
との組を対応させたオブジェクト参照表を設け、外部か
らオブジェクト識別子を指定してオブジェクト参照表を
参照することにより目的とするデータを操作可能とした
ことを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明においては、一つのオブジェクト識別子
に対して任意の個数のデータ型と参照子を対応付けるこ
とが可能となっている。これにより、データの元となる
実体の変化に対応して必要に応じて所望のデータ型を付
すことができる。また、各データ型に対応して設けられ
た参照子を参照することにより目的とするデータが操作
できる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0023】図1は、本発明をオブジェクト指向データ
ベース管理システムのオブジェクト管理機構に応用した
例を示すソフトウェア構成図を示す。図1において、1
は応用プログラム、2はオブジェクト指向データベース
管理システム、3は応用プログラムインタフェース、4
はオブジェクト管理機構、5は二次記憶管理機構、6は
二次記憶装置、7はオブジェクト参照表である。図2
は、本発明のオブジェクト指向データベース管理システ
ムを実現するためのハードウェア構成図を示す。システ
ム全体の処理を司るプロセッサ11に対して、バス12
を介してキーボード,マウス等の入力装置13、CRT
ディスプレイ,プリンタ等の出力装置14、プログラム
やデータをロードするためのRAM等からなる主記憶装
置15、磁気ディスク装置等の二次記憶装置6等が接続
されている。図1に示す応用プログラム1、オブジェク
ト指向データベース管理システム2は、プログラムファ
イルとしてたとえば二次記憶装置6内に格納されてお
り、オブジェクト指向データベース管理システムを起動
させるに際しては、二次記憶装置6からバス12を介し
て主記憶装置15にロードされ、プロセッサ11により
このプログラムが実行される。
【0024】図3は、オブジェクト管理機構におけるデ
ータ操作の様子を示すため、図1におけるオブジェクト
参照表7とそれに登録されたオブジェクトのみの部分を
示した図である。
【0025】本実施例においては、一つのオブジェクト
識別子に対して任意の個数の型と参照子を対応付けるこ
とが可能となっている。図3の例では、オブジェクト識
別子11にはT11,T12,T13の3つの型識別子
及びR11,R12,R13の3つの参照子が対応し、
オブジェクト識別子I2には、T21,T22の2つの
型識別子及びR21,R22の2つの参照子が対応して
いる。
【0026】たとえば、「鈴木」という名前の教官が最
初に「教授」として任用されたとする。この時点で大学
の教職員に関するデータベースに登録すると、「鈴木」
に対するオブジェクト識別子I1が割当てられ、「教
授」としてのデータD1が生成されるとともに、このデ
ータD1への参照子R11が登録される。このD1に
は、教授にのみ関係するデータ項目(担当科自など)が
含まれ、教授オブジェクトに対してのみ有効な操作を適
用することができる。なお、この段階では、11に対し
て登録されているデータはD1のみであり、図3中のデ
ータD2、D3やそれへの参照子R12、R13はまだ
存在していない。
【0027】次に、その教官が後日「学科長」に選出さ
れたとする。このとき、教授として任用されたときには
有していなかった学科長としての性質や振舞いをデータ
ベースに登録する必要がある。本実施例では、この段階
で、「学科長」に対する新たなデータ型識別子T12と
そのデータへの参照子R12を登録することができる。
【0028】同様に、この「鈴木」が後日「学部長」に
選出された場合には、新たなデータ型識別子T13とそ
のデータへの参照子R13を登録することができる。
【0029】ここで、本実施例においては、オブジェク
トの生成の際には必ずオブジェクト識別子の新規割当て
が行われるが、オブジェクトの型の宣言は必ずしも要求
されない。したがって、この時点では、「存在だけが宣
言されているが型のないオブジェクト」も存在しうる。
この様子を、図3ではオブジェクト識別子13を用いて
示している。
【0030】データ検索の際には、応用プログラム1
は、オブジェクト識別子と目的のデータ型の識別子の対
を指定すればよい。例えば、図3においてオブジェクト
識別子11と「教授」のデータ型識別子T11の対を指
定すると「教授」データD1に対応する参照子R11を
決定することができ、「教授」としての「鈴木」のデー
タD1を操作することができる。このときの応用プログ
ラムとオブジェクト指向データベース管理システムにお
けるデータの流れを図1では太い実線の矢印で示してい
る。
【0031】本実施例におけるオブジェクトの生成処
理、オブジェクトに対するデータ型の追加処理、データ
型の削除処理、およびオブジェクトの検索処理のフロー
チャートを図4、図5、図6および図7に示す。
【0032】先ず、オブジェクトを生成する場合につい
て、図4を参照して説明する。オブジェクトの生成の際
には、データ型識別子T及びその内部データ項目の初期
設定値のリストLが入力となる。たとえば、「教授」を
表す型は、内部データ項目として「氏名」,「年令」,
「学科名」等を有している。たとえば、氏名が「鈴木」
であり、年令が48才であり、学科が「情報」である教
授のデータは、以下に示すようなリスト構造で示され
る。
【0033】教授(鈴木,48,情報) データベースに最初にデータを登録するときのリストの
内部データ項目の値が初期設定値であり、この値は年月
の経過や所属の移動によって更新される。この更新の際
のデータ操作には制限が加えられており、たとえば、
「年令」のデータに対しては+1の操作しか許されてい
ない。但し、リストLが指定されない場合もある。
【0034】オブジェクトの生成の際には、先ず未使用
のオブジェクト識別子Iを一つ生成し、オブジェクト参
照表7に登録する (ステップ101)。次に、データ型
識別子Tが指定されているか否かを判別し (ステップ1
02)、指定されていなければそのまま処理を終了す
る。データ型識別子Tが指定されている場合には、初期
設定値のリストLを用いて型TのデータDを生成する
(ステップ103)。次に、データDの二次記憶装置6
内の格納場所を示すポインタである参照子Rを計算し
(ステップ104)、最後に、オブジェクト参照表7の
オブジェクト識別子Iに対応する項目にデータ型識別子
Tと参照子Rの対を登録する (ステップ105)。この
ようにして、各個人に対応するオブジェクト識別子Iが
順次生成される。
【0035】次に、データ型を付加する場合について、
図5を参照して説明する。データ型の付加の際には、オ
ブジェクト識別子I,データ型識別子T及びその内部デ
ータ項目の初期設定値のリストLが入力となる。
【0036】データ型付加の際には、先ずオブジェクト
識別子Iがオブジェクト参照表7に登録されているか否
かが判別され (ステップ201)、登録されていない場
合には、異常終了とする。登録されている場合には、そ
のオブジェクト識別子Iのデータ型としてTが登録され
ているか否かが判別され (ステップ202)、登録され
ている場合には異常終了とする。Tが登録されていない
場合には、初期設定値のリストLを用いて型Tのデータ
Dを生成する (ステップ203)。次に、データDの参
照子Rを計算し (ステップ204)、最後に、オブジェ
クト参照表7のオブジェクト識別子Iに対応する項目に
データ型識別子Tと参照子Rの対を登録する (ステップ
205)。
【0037】次に、データ型を削除する場合について、
図6を参照して説明する。データ型の付加の際には、オ
ブジェクト識別子I及びデータ型識別子Tが入力とな
る。
【0038】データ型削除の際には、先ずオブジェクト
識別子Iがオブジェクト参照表7に登録されているか否
かが判別され (ステップ301)、登録されていない場
合には、異常終了とする。登録されている場合には、そ
のオブジェクト識別子Iのデータ型としてTが登録され
ているか否かが判別され (ステップ302)、登録され
ていない場合には異常終了とする。Tが登録されている
場合には、データ型Tに対応する参照子Rの指示するデ
ータDを削除する (ステップ303)。最後に、オブジ
ェクト参照表7のオブジェクト識別子Iに対応する項目
からデータ型識別子Tと参照子Rの対を削除する (ステ
ップ304)。
【0039】次に、データを検索する場合について、図
7を参照して説明する。データの検索の際には、オブジ
ェクト識別子I及びデータ型識別子Tが入力となる。
【0040】データ検索の際には、先ずオブジェクト識
別子Iがオブジェクト参照表7に登録されているか否か
が判別され (ステップ401)、登録されていない場合
には、異常終了とする。登録されている場合には、その
オブジェクト識別子Iのデータ型としてTが登録されて
いるか否かが判別され (ステップ402)、登録されて
いない場合には異常終了とする。Tが登録されている場
合には、データ型Tに対応する参照子Rを求める (ステ
ップ403)。そしてこの参照子Rに基づいて二次記憶
装置6内のデータを得る。
【0041】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明において
は、単一のオブジェクト識別子が持つことのできるデー
タ型を任意の時点で変更・追加・削除できるようにする
ことにより、以下のような効果を奏することができる。
【0042】(1)モデル化している実世界の実体が持
つ性質をオブジェクト生成の時点ですべて明かにする必
要がなくなり、性質の変化が明かになった時点で自由に
オブジェクトの型を変更・追加・削除できるため、プロ
グラム開発が容易になる。
【0043】(2)オブジェクトの型の変更・追加が、
元のデータそのものにまったく変更を及ぼさずに行える
ため、新たな型を付与されたオブジェクトを以前の型の
ものとしてアクセスするような他のプログラムの動作に
支障を与えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をオブジェクト指向データベース管理
システムのオブジェクト管理機構に応用した例を示すソ
フトウェア構成図である。
【図2】 本発明のオブジェクト指向データベース管理
システムを実現するためのハードウェア構成図である。
【図3】 オブジェクト管理機構におけるデータ操作の
様子を説明するための摸式図である。
【図4】 オブジェクト管理機構におけるオブジェクト
の生成処理を示すフロ一チャートである。
【図5】 オブジェクト管理機構におけるオブジェクト
に対するデータ型の追加処理を示すフローチヤートであ
る。
【図6】 オブジェクト管理機構におけるオブジェクト
に対するデータ型の削除処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】 オブジェクト管理機構におけるオブジェクト
の検索処理を示すフロ一チヤートである。
【図8】 従来のデータ型多重化を行ったオブジェクト
指向のデータ処理におけるデータ構成を示す摸式図であ
る。
【図9】 図7に示す従来のオブジェクト指向のデータ
処理における不都合を説明するための模式図である。
【図10】 他の従来のデータ型多重化を行ったオブジ
ェクト指向のデータ処理におけるデータ構成を示す模式
図である。
【符号の説明】
1:応用プログラム、2:オブジェクト指向データベー
ス管理システム、3:応用プログラムインタフェース,
4:オブジェクト管理機構、5:二次記憶管理機構、
6:二次記憶装置、7:オブジェクト参照表、11:プ
ロセッサ、12:バス、13:入力装置、14:出力装
置、15:主記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 浩文 福岡市東区筥松3丁目8−29喜久荘5号 (72)発明者 有次 正義 福岡市東区名島2丁目35−10米原ビル102

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理の対象となるデータを関連の深いも
    の同士まとめてオブジェクトとし、それに適用可能な操
    作の種類を事前に定義し、オブジェクト間でそれらの操
    作をメッセージによって起動しあうことでデータ処理を
    行うオブジェクト指向データベース管理システムにおい
    て、一つのオブジェクト識別子に対して任意の個数の型
    と前記オブジェクトに対応するデータが存在する位置を
    示す参照子との組を対応させたオブジェクト参照表を設
    け、外部からオブジェクト識別子を指定してオブジェク
    ト参照表を参照することにより目的とするデータを操作
    可能としたことを特徴とするオブジェクト指向データベ
    ース管理システム。
JP4268784A 1992-10-07 1992-10-07 オブジェクト指向データベース管理システム Pending JPH06236315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4268784A JPH06236315A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 オブジェクト指向データベース管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4268784A JPH06236315A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 オブジェクト指向データベース管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06236315A true JPH06236315A (ja) 1994-08-23

Family

ID=17463237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4268784A Pending JPH06236315A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 オブジェクト指向データベース管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06236315A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6377954B1 (en) 1997-04-04 2002-04-23 Fujitsu Limited Object-oriented processing system and object-oriented case apparatus
US8554582B2 (en) 2004-10-13 2013-10-08 Nissay Information Technology Co., Ltd. Data management apparatus and method thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6377954B1 (en) 1997-04-04 2002-04-23 Fujitsu Limited Object-oriented processing system and object-oriented case apparatus
US8554582B2 (en) 2004-10-13 2013-10-08 Nissay Information Technology Co., Ltd. Data management apparatus and method thereof
US8694344B2 (en) 2004-10-13 2014-04-08 Nissay Information Technology Co., Ltd. Data management apparatus and method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5499365A (en) System and method for controlling versions of objects in an object oriented computing environment
US8347316B2 (en) Method and system for synchronous operation of linked command objects
US5862327A (en) Activity based long-lived transaction system
US5535389A (en) Business process objects with associated attributes such as version identifier
US4932026A (en) Apparatus for distributing data processing across a plurality of loci of control
EP0978061B1 (en) Object graph editing context and methods of use
US5832268A (en) System and method for supporting complex objects in an object oriented computing environment
US6490574B1 (en) Method and system for managing rules and events in a multi-user intelligent agent environment
US6185556B1 (en) Method and apparatus for changing temporal database
JP2003337728A (ja) データファイル履歴管理方法およびその装置
JP3227066B2 (ja) プログラム部品を用いたプログラム生成方法
JP3002242B2 (ja) Cadシステム
JPH06236315A (ja) オブジェクト指向データベース管理システム
JPH04347747A (ja) 情報検索システムの機密保護方式
AU2016100156A4 (en) Data Structure, Model for Populating a Data Structure and Method of Programming a Processing Device Utilising a Data Structure
JP7246301B2 (ja) プログラム開発支援システム及びプログラム開発支援方法
JP2003256205A (ja) ソフトウェア設計要件抽出支援方法、ソフトウェア設計要件決定支援方法、ソフトウェア設計支援方法、およびプログラム
JPH0816440A (ja) 世代管理制御方式
JPH09198291A (ja) コンカレントエンジニアリング支援システム及びコンカレントエンジニアリング支援方法
JPH0962689A (ja) マルチメディア複合文書管理システム
JPH0934696A (ja) 設計情報管理装置
JPH04160439A (ja) ファイルのグループ処理装置
JPH09185542A (ja) オブジェクト管理方法
Sun Modelling software process change for cooperative work
JPH1031513A (ja) 監視制御システムのユーザインタフェースシステム