JPH06236303A - データベースの操作手段及び操作モード遷移手段 - Google Patents

データベースの操作手段及び操作モード遷移手段

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JPH06236303A
JPH06236303A JP6000058A JP5894A JPH06236303A JP H06236303 A JPH06236303 A JP H06236303A JP 6000058 A JP6000058 A JP 6000058A JP 5894 A JP5894 A JP 5894A JP H06236303 A JPH06236303 A JP H06236303A
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JP6000058A
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Val J Huber
ヴァル・ジョセフ・ハバー
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Wang Laboratories Inc
Original Assignee
Wang Laboratories Inc
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/28Databases characterised by their database models, e.g. relational or object models
    • G06F16/284Relational databases

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Calculators And Similar Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 関係型データベースの管理手段を与える。 【構成】 関係型データベースにおいて、データディク
ショナリ、カーソル機能実現手段等のデータ処理システ
ムの諸手段を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リレーショナル(関係
型)データベースの管理システムにおいて使用されるよ
うに提供される対話型エラー処理手段に関する。
【0002】
【発明の背景】リレーショナル・データベースの保守に
関する操作の間、複数の種類のエラーが生じ得る。ある
エラーは「致命的」であり、データ処理システムが全く
作動不能となる(例えば、ディスクの作動における恒久
的なエラー)。致命的とはいえないエラーもあるが、作
動を継続するためには訂正を必要とする。対話型システ
ムでは、このようなエラーは端末ユーザによって訂正可
能である。
【0003】特に、このようなエラーには2つのレベル
がある。第1のレベル即ちフィールド・レベルにおいて
は、フィールドに対する制約(例えば、あるフィールド
に入力された値が英字または数字であるという制約)が
破られる。第2のレベル即ち保全レベルにおいては、更
に複雑な制約が破られ、例えば、1つのレコードがある
関係における親レコードとしてデータディクショナリに
おいて定義されて、子レコードとして親レコードと関連
したレコードが存在する場合には、1つの親レコードの
削除を阻止する制約が存在し得る。このような子レコー
ドガ存在する場合に、ユーザが親レコードを削除しよう
とすれば、これはエラーとなる。このエラーを検出する
手段を提供することが望まれる。
【0004】対話型システムでは、これら両方のレベル
のエラーが、システムの対話型ユーザが訂正可能なクラ
スのエラーに含まれ、エラーの表示がディスプレイ上に
与えられれば、ユーザは、キーボードによってこのエラ
ーを訂正できて、システムの動作を継続し得る。
【0005】従って、対話的に訂正可能なクラスのエラ
ーを検出して、対話型ユーザに示すための手段が与えら
れることが望ましい。
【0006】
【発明の概要】本発明に係るエラー処理手段は、表示手
段と入力手段とを含んでおり、更に、リレーショナル・
データベースにおけるレコード実現値を含むレコード実
現値信号と、ステータス信号と、カレンシー信号と、フ
ォーマット信号と、表示可能なエラー・メッセージの文
字を表わすメッセージ・ファイル信号と、を生じる記憶
手段を含んでいる。更に、この記憶手段は、オペレーシ
ョン・バッファと、第1及び第2のレコード実現値・バ
ッファを定義する手段を提供する。
【0007】このエラー処理手段は、更に、呼出し手
段、操作手段および取出し手段を含んでいる。この操作
手段は、操作呼出し信号に応答して第2のレコード発生
バッファにおけるレコード発生信号に関して作動させら
れるように選択された操作の妥当性を検査して、妥当条
件および不当条件を表わす2つの値の一方を有する出力
信号を生じる手段を含んでいる。この操作手段は更に、
前記出力信号の不当な条件値に応答して訂正するステー
タス不当信号を生じ、かつ操作戻り信号を生じる第1の
手段と、出力信号の妥当な値に応答してレコードの発生
信号に関して選択された操作を実施し、かつ操作戻り信
号を生じる第2の手段を含んでいる。
【0008】取出し手段は、非対話型手段および対話型
手段を含んでいる。この非対話型手段は、取出し呼出し
信号、非対話条件信号およびカレンシー信号に応答し
て、データベースからレコード発生信号を検索し、検索
された信号を第1と第2のバッファに入れ、カレンシー
信号を増分し、取出し戻り信号を生じる。対話型手段
は、取出し呼出し信号に応答して呼出し信号および対話
型条件信号を取出す。この対話型手段は、ステータス妥
当信号およびカレンシー信号に応答して、データベース
からレコード発生信号を検索し、またこの検索された信
号を第1と第2のバッファに対してコピーする手段と、
ステータス不当信号に応答してレコード発生信号を第1
のバッファから第2のバッファへコピーする手段とから
なっている。更に、この対話型手段は、フォーマット信
号および第2のバッファにおける信号に応答してレコー
ドの発生の表示を行なうようにディスプレイを制御する
手段を含み、入力手段からのオペレータ入力信号に応答
して操作選択信号を操作バッファに入れかつ取出し戻り
信号を生じる。表示手段は更に、ステータス不当信号お
よびメッセージ信号に応答してエラー・メッセージの表
示を行なう。
【0009】呼出し手段は、操作戻り信号およびステー
タス不当信号に応答して取出し手段呼出し信号を生じ、
また取出し戻り信号に応答して操作呼出し信号を生じ
る。
【0010】好適な実施態様においては、表示手段は更
にオペレータ入力信号に応答して第2のバッファにおけ
る信号の修正を行なう。また、この取出し手段は更に、
フォーマット識別信号と条件パラメータ信号の第1の値
とステータス不当信号とに応答して対話型条件信号を生
じ、フォーマット識別信号と条件パラメータ信号の第1
の値とステータス妥当信号とに応答して非対話型条件信
号を生じる。
【0011】他の目的、特徴および利点については、図
面に関して本発明の好適な実施態様の以降の記述から明
らかになるであろう。
【0012】
【実施例】本発明の好適な実施例を説明する前に、その
説明のために必要な関連発明(以下では、発明Aと称す
る)に関する説明をここで挿入する。
【0013】
【発明Aに係るデータベース管理手段の詳細な説明】
【0014】
【技術的背景】この発明Aは、ディスプレイ手段とキー
ボード信号入力手段とを与える1つ又は複数の端末又は
コンソールを有するデータ処理システムにおいて用いら
れ、記憶装置において、少なくとも1つのリレーショナ
ル・データベースとして形成された物理的レコードを提
供する。
【0015】データ処理システムやデータベースのレコ
ードの最終ユーザの中には、プログラマではない事務員
等もいる。このようなユーザたちは、システムの端末を
使用して、データ処理システムのメモリーに格納された
レコードの表示を見たり、見たい特定のレコード又はそ
の一部を選択したり、メモリーにおける物理レコードを
削除又は修正したり、あるいは新たな物理レコードをメ
モリーに追加したりすることを望む。これらの目的のた
め、物理レコードは物理的な記憶装置において選択さ
れ、アクセスされ、検索(コピー)されねばならず、検
索されたレコードの表現(representatio
n)は、ある所定の表示フォーマットで端末のユーザに
表示されなければならない。
【0016】格納されたデータベースのレコードのこの
ような使用を可能にするためには、このデータ処理シス
テムによって実行される場合に、物理レコードの表現と
ユーザがキーボードを介して入力した信号の表現とを特
定のフォーマットでディスプレイ上に表示させる、コー
ド化された命令がデータ処理システムにおいて提供され
なければならない。更に、データ処理システムにより実
行される場合に、ユーザがキーボードを介して入力した
信号の解釈を行ないそのような入力信号に応答して格納
されたデータベースの物理レコードの検索と修正を行
う、コード化された命令が提供されなければならない。
【0017】特定のデータベースのレコードの特定の使
用のため設計されたこのような命令群は、「データベー
ス・アプリケーション・プログラム」として知られるあ
る種のプログラム、即ち、最終ユーザによって用いられ
て、ある特定のデータベースの格納された物理レコード
に関してデータ処理システムの最終ユーザが望むアプリ
ケーションを実行するプログラムを含む。
【0018】このようなアプリケーション・プログラム
の準備には、一般に、アプリケーション・プログラマに
よる数週間または数か月の作業を必要とし、プログラム
中のエラーを検出・除去して当該プログラムが信頼でき
使用の際にエラーが比較的少ない状態とするのに更に数
週間が必要である。
【0019】従って、このようなデータベースのアプリ
ケーション・プログラムの構成及び操作を簡略化する手
段を提供することが望ましく、そのような手段の提供が
本発明の目的の1つである。
【0020】当技術においてよく理解されるように、デ
ータ処理システムのユーザ(またはプログラマ)は、シ
ステムのメモリに格納される物理レコードを直接に扱う
ことはない。むしろ、彼らは、そのようなレコードのモ
デルを扱い、このモデルは、必要な場合にはシステムの
メモリに格納されたプログラミングによって提供され、
必要な場合にはプロセッサによって実行される。図2に
よれば、物理レコードは、望ましくは二次メモリー16
からなる磁気ディスク24上に格納された磁気信号とし
て物理的媒体に格納される。この磁気信号は、このよう
な記憶媒体の管理技術において周知の方法で、ディスク
24上に物理的に構成されている。このような信号の特
定の構成と、これら信号を位置付けて主記憶装置14に
コピーする特定の手段とは、使用する特定の記憶媒体の
ハードウエアの特徴に大きく依存している。
【0021】下位の格納された物理レコードからの異な
る抽象化の程度を有する、レコードのいくつかのモデル
が提供される。要約すれば、これらは(第2図参照)、
特定のユーザが「外部」又は「論理」レコードを認識す
る「外部ビュー(view)」(26又は28)と、
「概念」レコードを認識する「概念ビュー」(30)と
(各外部ビューは概念ビューの部分集合である)、「内
部」即ち「格納された」レコードを認識する「内部ビュ
ー」(32)である。
【0022】データ処理システムが動作して第2図に示
される各ビューのレコードを使用のために構成し呈示す
る場合には、これらのレコードは、その時点では(その
ような使用の間は)、ディスク24上に格納された磁気
信号から得られる物理信号によってデータ処理システム
内で表現される。このような使用が終ると、構成された
レコードは、システム10内ではもはや物理的に表現さ
れない。対照的に、ディスク24上に格納されている下
位の物理レコードは、削除又は修正されるまで、使用さ
れているかどうかにかかわらず、常にディスク上に残
る。
【0023】種々のビュー26、28、30、32にお
いて見られたものとしてレコードを表わす信号は、デー
タベース管理システムの動作、換言すれば、プロセッサ
12による適切な格納プログラムの実行によって、媒体
24上に格納された物理レコードから、このデータ処理
システムにより導かれる。第3図に概念的に示したよう
に、媒体24上の物理レコードは、アクセス法として知
られるプログラム要素の制御の下で、本発明の一部を構
成するものではないが当技術において周知の方法によっ
て、データ処理システムによって物理的に書き込まれ、
コピーされ、削除される。このアクセス法は、物理レコ
ードと対応しかつこれから得られる「格納された」又は
「内部」レコードを、データ処理システムに提供するも
のと考えられる。
【0024】データベースのユーザは、(システムを使
用するプログラマには知られているが)「内部」ビュー
を見ることができない。データベース管理システムのプ
ログラムの他の部分に従って動作するプロセッサ12
は、格納された即ち内部のレコードから、概念ビューと
その部分集合である外部ビューのレコードを構成する。
概念レコードの定義は、物理レコードを効率的に見出し
て検索するアクセス法により用いられる記憶構造・戦略
とは独立である。
【0025】データベースにおけるレコードは、当該デ
ータベースにおける他のレコードと関連付けることがで
き、この関係(relationship)が、データ
ベースのユーザの関心対象である。この関係は、それ自
体、データベースにおいて実体(エンティティ)として
表わされる。
【0026】データベース管理技術においては、あるデ
ータベースの概念レコードとそれらの間の関係とは、関
係型(リレーショナル)、階層型(ハイエラーキカ
ル)、網型(ネットワーク)モデルとして知られている
3つの可能な方法の中の1つで構成ないし形成できる。
この発明Aは、リレーショナル・データベースとして形
成されたデータベースのレコードの管理に関するもので
ある。
【0027】リレーショナル・データベースのレコード
は、テーブル(「関係(リレーション)とも称され
る」)として概念的に構成されている。第4図において
は、リレーショナル・データベースの1つのテーブル
(関係)は複数の行(rows)を備えており、各行は
複数のフィールドを備えた1つのレコード(又はテュプ
ル(tuple))である。ある特定のテーブルの全て
の行は同数のフィールドを有する。レコードのフィール
ドは複数の列(columns)に配置されており、1
つの列は属性(attribute)とも称される。1
つの列の要素は、定義域(domain)と称されるこ
のような要素のクラスを構成し、列は列のヘッディング
(定義域名)により名前が与えられる。各レコードは、
このレコードを一意的に識別するのに用いられるインデ
ックス又はキーを内容とする1つ又は複数のフィールド
を含む。
【0028】関係型データ構造の決定的な特徴は、各行
(テュプル)の間の相関が、関連するレコードのディス
ク上の物理的位置ではなく共通の定義域から得られる列
のデータ値によってのみ表現されることである。
【0029】リレーショナル・データベースは、他の2
つのモデルよりも優れている色々な利点を有する。一般
に、階層型データベースや網型データベースは、一度に
1つのレコードを取扱い、一度に1つの関連したレコー
ドを得るのに有効であるように構成されているが、リレ
ーショナル・データベースは、一度に1組のレコードを
取り扱い、一度に1組の関連したレコードを得るのに有
効であるように構成されている。
【0030】関係型モデルの重要な1つの特質は、テー
ブル(関係)が、ある制約に従う場合には、やはり関係
と呼ばれ厳密な数学的扱いが既に存在している数学的な
要素と考え得る点である。従って、テーブル上の操作
(オペレーション)はこの数学的な理論によって分析可
能であって、これは、そのような操作の効果を明確に理
解する上で利点を有する。特に、データを一様に定義さ
れた集合(sets)の形式で表現することは、当該集
合を変換する演算子の集合における対応する一様性(u
niformity)を可能にし、これにより、データ
処理システムを制御するプログラム要素を提供してこの
ようなセットを変換するタスクが簡略化される。本発明
の1つの目的は、列挙された関係を提供することによ
り、この利点を、これまでは得られなかったデータベー
ス保守の特質にまでこのような利点を拡張することにあ
る。
【0031】
【発明Aの概要】このデータ処理システムは、入力信号
を提供するキーボードと、視覚的ディスプレイと、リレ
ーショナル・データベース内の関係として構成される複
数のレコード実現値を表わす信号を提供する記憶手段
と、作業用記憶装置と、視覚的ディスプレイを制御し作
業用記憶装置の読出しと書込みとを行ない入力信号に応
答する手段を有するプロセッサと、を備えている。プロ
セッサは、更に、データベースからのレコード実現値信
号を検索し検索されたレコード実現値信号を作業用記憶
装置に格納するアクセス手段を有する。
【0032】発明Aによれば、このデータ処理システム
は、予め定義した表示フォーマットを表わすフォーマッ
ト信号とデータベースにおける関係の少なくとも1つを
含むターゲットに対し定義されたカーソルを表わすカー
ソル信号とを提供する作業用記憶域内の手段と、キーボ
ードを介して列挙してまた対話的に定義される結果関係
(result relation)を表わす信号を提
供する関係型演算子(operator)手段と、有す
ることを特徴とする。
【0033】演算子手段は、作業用記憶域からのカーソ
ル信号を受け取るカーソル受取手段を含む。システムの
アクセス手段は、カーソル受取手段に応答して、ターゲ
ットからカーソルにより特定されるレコード実現値信号
を検索する。
【0034】関係型演算子手段は、作業用記憶域からフ
ォーマット信号を受け取り、スクリーン画像を表わすス
クリーン画像信号を定義・格納し、フォーマット信号と
検索されたレコード実現値信号とに応答する、スクリー
ン画像定義手段を、更に含んでいる。プロセッサは、演
算子手段に応答して格納されたスクリーン画像信号の表
現の表示を行なうディスプレイを制御し、キーボードを
介してこの表示の間に入力された列挙信号に対応する格
納されたスクリーン画像信号を修正して、検索されたレ
コード実現値のあるものの列挙を行なう。
【0035】演算子手段は、更に、修正スクリーン画像
信号とカーソル信号とから、列挙的に定義されるものか
ら成る結果関係を定義する出力信号を導く手段と、作業
用記憶域にこの出力信号を格納する手段と、を備えてい
る。
【0036】発明Aの別の特徴によれば、このデータ処
理システムは、演算子スクリーン画像定義手段が予め定
義した表示フォーマット信号に更に応答してプロセッサ
により実行可能な複数の選択できる操作の表示をスクリ
ーン画像に定義することを、更に特徴とする。プロセッ
サは、演算子手段に応答して、そのような表示の間にキ
ーボードから入力された操作選択信号を受取って、定義
された複数の操作の内の1つを選択し、プロセッサはこ
の操作選択信号を格納する。
【0037】演算子手段は、更に、格納された操作選択
信号に応答し、この選択された操作を表わす出力信号を
提供してこれを格納する。
【0038】発明Aの別の特質によれば、このデータ処
理システムは、データベースにおいて明確に定義された
レコード実現値の属性に照して定義される構成要素を有
する結果関係を表す信号を提供する関係型演算子手段を
備えており、この結果関係はキーボードを介して対話的
に定義される。
【0039】演算子手段は、作業用記憶域からフォーマ
ット信号を受け取り、総称要素(generic el
ements)と解放要素(open element
s)を提供するスクリーン画像を表わす信号を定義し格
納するスクリーン画像定義手段を含む。プロセッサは、
演算子手段に応答して、スクリーンの映像を表現を表示
するディスプレイを制御し、そのような表示の間にキー
ボードから入力される特徴付け信号に応答する格納され
たスクリーン画像の解放要素を修正して、カーソルを特
徴付ける。
【0040】演算子手段は、更に、修正されたスクリー
ン画像信号とカーソル信号とから、その構成要素が特徴
的に定義される結果関係を定義する修正されたカーソル
を定義する出力信号を導く手段と、この出力信号を作業
用記憶域に格納する手段とを含んでいる。
【0041】好適実施例においては、このデータ処理シ
ステムは、フォーマット信号が2つの代替的なモードの
フォーマットを定義し各モードのフォーマットと対応す
るモード標識(indicator)を含むことを特徴
とする。関係型演算子手段はモード標識に応答して、指
示されたモードのフォーマットを使用し、キーボードを
介して列挙的かつ対話的に定義される構成要素から成る
結果関係を表わす信号を提供するか、又は、データベー
スにおいて明瞭に定義されるレコード実現値の属性に照
して定義される構成要素から成る結果関係を表わす信号
を提供し、この結果関係はキーボードを介して対話的に
定義される。
【0042】好適実施例においては、複数の選択可能な
操作が各モードのフォーマットごとに定義され、各モー
ドのフォーマットにおいては、選択可能なこの操作が他
のモードのフォーマットに従って表示する遷移操作を含
み、演算子手段はこの遷移操作を表わす出力信号に応答
して他のモードと対応するモード指示信号をスクリーン
画像定義手段に与え、必要に応じてカーソル受取手段に
も与えて遷移を実行する。
【0043】また好適実施例においては、作業用記憶域
が予め定義した更新表示フォーマットを表すフォーマッ
ト信号を提供し、複数の選択可能な操作はこの更新表示
フォーマット信号に従って表示を行う遷移を含む。この
データ処理システムは、演算子手段から遷移操作を表わ
す出力信号に応答する更新手段を提供し、この更新手段
は、更に、結果関係を定義する演算子出力信号に応答し
てレコード実現値に更新操作を実行する。この更新手段
は、更新表示フォーマット信号にアクセスし、列挙され
るレコード実現値およびレコード実現値に対して実行可
能な選択可能な更新操作の表現を含むスクリーン画像を
表わすスクリーン画像信号を定義し格納する手段を提供
する。プロセッサは、更新手段に応答して格納されたス
クリーン画像の表現を表示し、キーボードから入力され
る更新操作選択信号を受け取って格納し、更新手段は格
納された更新操作選択信号に応答して列挙されたレコー
ド実現値に対して更新操作を実行する。
【0044】
【発明Aに係るデータ処理システムの実施例】
【0045】
【データ処理システムの概要】第1図において、データ
処理システム10は、主記憶装置14を含むプロセッサ
12を有する。二次記憶手段16は、1つ又は複数のデ
ィスクの形態で提供される。主記憶手段14と二次記憶
手段16とは、共に、記憶装置17を構成している。発
明Aの説明は、それはデータ処理システム管理の技術に
おいて既に知られていることであるので、主記憶装置と
二次記憶装置との間でプログラムまたはデータの一部を
表わす信号を移動させる方法の詳細に関するものではな
く、この発明A自体もそれに関するものではない。記憶
システム17の全ての部分における信号は、プロセッサ
12に対して使用可能であるものと仮定する。
【0046】プロセッサ12に結合された1つ又は複数
の端末又はコンソールは、表示手段18としてCRTス
クリーンと、信号入力手段20としてのキーボードとを
備えている。マウス、タッチスクリーン、音声付勢手段
などその他の信号入力手段は、発明Aにおいて考察され
る。発明Aが大型のデータ処理システムにおいて実施さ
れる場合には、システム内には入出力プロセッサのよう
な付加的なプロセッサが設けられることがあり、本明細
書で「プロセッサ」により実行されるとされる操作は、
実際にこれら複数のプロセッサ間で分担することができ
る。このような細部は、この発明Aの技術範囲に影響を
与えない。
【0047】
【キーボード及びPFキー】次に第5図においては、キ
ーボード20は、スペース・バー202を有し全体とし
て200で示されるタイプライタ・キーボードの通常の
キーを提供する。キーボード20の最上段には4つのグ
ループに配列された16のキー204が置かれ、これら
のキーは、PF(プログラム機能)キーと呼ばれる。そ
の各々は1から16までの番号が付され、その割当てら
れた番号が表示されている。シフト・キーを用いれば、
これらのキーは32の可能なプログラム機能を提供す
る。キーボード20は、更に、1つの入力キー206と
スクリーン位置マーカ制御キー208のパッドとを提供
する。スクリーン位置マーカは、通常は、「カーソル」
と呼ばれるが、この用語は、リレーショナル・データベ
ースから複数のレコードを取り出す際に用いられる「カ
ーソル」との混乱を避けるため、この明細書では、この
要素に対して用いないことにする。
【0048】
【記憶装置17】以下の説明においては、「@」で始ま
る単語は、データ構造、又は、記憶装置17内の要素に
対するポインタ名とし、「$」で始まる単語は特定のプ
ログラム要素に対するパラメータ名とし、「#」で終わ
る単語はデータ構造におけるリスト又はセット内の要素
に対するインデックス名とする慣習に従う。データ構造
の中の要素は、データ構造名で始まる単語(またはその
略号)の後にピリオドが続けることにより命名され、例
えば、「qry.sourse」は、「ソース(sou
rce)」と命名されデータ構造「QUERY」内に置
かれた格納要素(storage element)
(又は、ある場合には、このような格納要素に格納され
た信号)である。「DO」で始まる単語は呼出しプログ
ラム内のモジュールの名前であり、「WZ」で始まる単
語は呼出しプログラムにより呼び出される外部手続名で
ある。
【0049】データ処理システム10の記憶装置17
は、プログラム記憶装置とデータ記憶手段とに概念的に
分割されると見做される。プログラム記憶装置(第7
図)の内容について最初に簡単に述べ、次に、データ記
憶装置(第6図)の内容について述べることにするが、
第7図の各モジュールについては、その後更に詳細に説
明し、データ処理システム10の前記モジュールによる
データ構造に関する動作についてはその後で述べること
にする。
【0050】
【プログラム記憶装置】第7図において、プログラム記
憶装置に設けられたプログラム・モジュールが概念的に
示されており、各モジュールに入力された有意のパラメ
ータと1つのモジュールから他のモジューへの呼出しと
が表示されている。更に、ある場合には、モジュールに
より戻されたパラメータが表示される。
【0051】このようなモジュールおよびパラメータは
物理的な信号によって表わされ、また作動中はプロセッ
サ12が適当なプログラム要素を表わす信号をプログラ
ム記憶装置からコピーし、このような信号を用いて、表
わされた作動が物理的に実行されるようにシステム10
内のハードウエア要素の物理的状態を制御する。あるモ
ジュールが他のモジュールを「呼出し中」であると説明
される場合には、第1のモジュールに従って作動中のデ
ータ処理システム10が第2のモジュールに従って更な
る作動を制御するために第2のモジュールにアクセスし
てその信号をコピーする。
【0052】
【プログラム記憶装置の簡単な説明】
【0053】
【オペレーティング・システム】記憶装置17のプログ
ラム格納部分においては、発明Aの一部を構成せず所望
の任意の構造でよいが、データ処理システム10を制御
して、記憶装置17におけるデータベースからレコード
実現値を検索し、データベースにおけるレコード実現値
を修正もしくは削除し、データベースに新たなレコード
を追加するのに適したアクセス法102を提供しなけれ
ばならないオペレーティング・システムのプログラム1
00を表現する信号が提供される。更に、オペレーティ
ング・システム100は、ディスプレイ18とキーボー
ド20との制御のためのプログラムを含み、特に、ディ
スプレイ18に対して格納されたスクリー画像を表わす
信号を送り、キーボード入力信号を受け取り、これに従
って格納されたスクリーン画像を修正し、更にキーボー
ド入力信号のあるものを格納することにより呼出しプロ
グラムにおける適切なコマンド(「書込み/読出しスク
リーン」)に応答することができなければならない。
【0054】
【呼出しプログラム】プログラム記憶装置17は、更
に、データ処理システムの作動のためのプログラミング
要素を呼び出す「呼出しプログラム」を表わす信号を提
供する。この実施例では、この呼出しプログラムは、P
ACE RUNと命名されているが、この発明Aの関係
型演算子手段に対するプログラムは、リレーショナル・
データベースを保守するための他のプログラムから呼出
すことができ、このようなプログラムの詳細は、以下で
述べる点を除いてこの発明Aとは関連ない。
【0055】端末のユーザから呼出しプログラムに最初
に送られねばならない情報は、アクセスすべきデータベ
ースの指定と、アクセスすべきスクリーン・ファイルの
指定と、ある場合にはカーソルとから成る。それ以外の
場合には、カーソルは以下に説明する方法で提供され
る。リレーショナル・データベースの管理技術において
理解されているように、カーソルとは、物理的データベ
ースから検索されるべきレコード実現値の集合を定義し
レコード実現値を検索するプロセスの間に当該集合の中
のある位置を識別するステートメント(又は、このステ
ートメントから得られる実行内容に依存するデータ構
造)である。
【0056】呼出しプログラム(PACE RUN)内
には、DO OPEN DATABASEモジュール1
03と、DO OPEN SCREEN FILEモジ
ュール105と、DO DSCモジュール107と、D
O QUERYモジュール108と、DO PXIモジ
ュール112と、DO UPDATEモジュール126
とがある。
【0057】WZOPEN DATABASEモジュー
ル104は、モジュール103によって呼び出され、W
ZOPEN SCREEN FILEモジュール106
は、モジュール105によって呼び出され、WZOPE
N CURSORモジュール110は、DO QUER
Yモジュール108によって呼び出される。WZPXI
モジュール114は、DOPXIモジュール112によ
り呼び出され、WZDISPモジュール124は、WZ
PXIモジュール114によって呼び出される。モジュ
ールWZSCRLOD116と、WZRETRIEVE
118と、WZSCRIO120とは、WZDISPモ
ジュール124により呼び出される。WZFORMS1
22は、WZSCRIO120によって呼び出される。
更に、WZSELECTモジュール128は、モジュー
ル114によって呼出され、またWZSCRIOモジュ
ール120とOPEN CURSORモジュール110
とを呼び出す。DO UPDATEモジュール126も
また、以下に述べる条件下でDOPXIにより呼び出さ
れ、WZINSERTと、WZMODIFYと、WZD
ELETEモジュール115とは、モジュール126に
よって呼び出される。第7図に示されるプログラム・モ
ジュールと、これらを表わす信号の制御下におけるデー
タ処理システム10の動作の詳細については、以下で記
述する。
【0058】
【データ記憶装置】第6図においては、記憶装置17の
データ格納部分は、1つ又は複数のリレーショナル・デ
ータベース150からなるレコード実現値を表わす信号
を生じるデータベース記憶手段と、作業用記憶域とに、
概念的に分離される。データベース記憶装置の詳細につ
いては、上述したようにデータ処理システム10のユー
ザからは見えず、これ以上記述しない。作業用記憶域
は、2種類のデータ構造を表わす信号を与えるものとし
て示されており、実線で示したものを表す信号は、発明
Aによる動作が開始する前に、発明Aに従って記憶装置
17において与えられ、また、点線で示される構造を表
わす信号は、以下に述べるように第7図に示されるプロ
グラム要素に従ってデータ処理システム10の作動の間
に記憶装置内に置かれ、又は記憶場所がこれらに対して
割り当てられる。
【0059】
【スクリーン・ファイル151:PSCR、PSMP、
POP、PDEF】スクリーン・ファイルのデータ構造
151を表わす信号は、記憶装置17に与えられ、予め
定義された表示フォーマット信号を与える。スクリーン
・ファイル151はユーザ(呼出し)プログラムの一部
でよい。それは、複数のターゲット関係に対する表示フ
ォーマット信号を与えるが、このファイルは、ここでの
説明のために、命名されたデータベース内の特定のター
ゲット関係(ベーステーブル又はビュー)からのレコー
ド実現値の表示を意図するものとする。複数のターゲッ
ト関係がアクセスされるべき場合には、複数のスクリー
ン・ファイルが与えられ得る。
【0060】スクリーン・ファイル151は、アクセス
される最初のスクリーン・フォーマットを表わす信号に
対する記憶装置を提供するPDEFテーブル153を含
む。スクリーン・ファイル151は、更に、手順スクリ
ーン定義テーブル(Procedure Screen
Definition Table=PSCR)15
2を含み、要素@pscrは,PSCR152をアドレ
ス指定するポインタである。PSCR152は、複数の
スクリーン・フォーマットと関連する格納された信号を
提供し、各スクリーンに対する信号はスクリーン・イン
デックス(スクリーン#)により見い出される。各スク
リーンに対して、PSCR152に、スクリーン・タイ
プ(又は、モード・インジケータ)を表わす信号と、ス
クリーン・フォーマット166を指示するポインタ@s
cr(以下では、第8図、第12図、第13図と関連し
て説明する)と、スクリーンと関連した手順スクリーン
・マップ(Procedure Screen Map
=PSMP)と、手順オペレータ・テーブル(Proc
edure Operator Table=POP)
とが与えられる。スクリーン・ファイル151は、更
に、PSCR152においてインデックスされた各スク
リーンに対して、スクリーン・フォーマット166と、
POPテーブル156と、PSMP154と、表示リス
ト(For−Display−List)のための部分
(ポーション)155を提供する。
【0061】特定のスクリーン・フォーマット166に
対するPOPテーブル156については、第10図に更
に詳細に示されている。POPテーブル156は、各ス
クリーン・フォーマット166に対して、このスクリー
ンが表示される間にキーボード20から選択することが
できる操作についての情報を表わす信号を提供し、これ
らは、このスクリーン・フォーマットの表示中に対話的
に定義される結果関係について実行されるべき操作と、
レコード実現値のスクローリングや他のスクリーン・フ
ォーマットへの遷移のような他の操作を含む。テーブル
は、以下に述べるFPFkeyと呼ばれる記憶素子の値
によりインデックスされ、このような値それぞれに対し
て、「oper」と呼ばれるデータ構造が与えられて、
以下に説明する方法でキーボード20上のPFキーによ
り選択可能な操作に関する情報を与える。「oper」
は、「oper−name」(呼出しプログラムに戻さ
れるテキスト)と、行なわれるべき動作(単数または複
数)と、関連する場所の動作に対して用いられるべきス
クリーン・フォーマットのスクリーン名を含んでいる。
LISTスクリーンに対するPOPテーブルには、Ad
d、Modify、Delete、Returnの各操
作に対する「oper」がある。他のスクーンは、これ
より多く又は少ない操作に対する「oper」を含むP
OPテーブルを有する。POPテーブルが構成される際
に、他の操作もまた提供され得る。
【0062】ある特定のスクリーン・フォーマット16
6に対する手順スクリーン・マップ(PSMP)154
は、スクリーン・フォーマットを用いてデータベースか
らのレコード実現値を表示する場合にディスプレイ上に
現われるべきビュー・フィールドの名前のリストを表わ
す信号を含んでいる。この情報は、表示リスト155/
174を充たす(フィルアウト)する際に用いられる。
更に、ある特定のスクリーン・フォーマット166に対
するPSMP154は、どれだけ多くのレコード実現値
がこのようなスクリーン上に一度に表示することができ
るかを定義するスクリーン制限信号を発生する。
【0063】
【スクリーン・フォーマット】次に第12図によれば、
各スクリーン・フォーマットは6つまでのスクリーン・
フォーマット(フォーマット166として第6図に一緒
に示される)を表わす信号を含み得るが、基本形式(b
asic type)は2つしかない。これらのフォー
マットは、この2つの形式間の相違が容易に判るように
第12図において概略が示されている。LISTスクリ
ーン・フォーマット400は、データベースのターゲッ
トの関係からの多くのレコード実現値の表示を行なうた
めのものであり、従って、列に配置されたこのような実
現値のフィールドに対するスペースを与える。全フィー
ルドよりも少ないフィールドが示され得る。DISPL
AYスクリーン・フォーマット402は、データベース
のターゲット関係からの1つのレコード実現値の表示を
行なうためのものであり、このレコード実現値のフィー
ルドよりも多くのフィールドを示すことができる。SE
LECTスクリーン(404)と、ADD、MODIF
Y、DELETEスクリーン(406)とは、基本的
に、DISPLAYスクリーンのフォーマットと、1つ
のレコードのフィールド又は1つのレコードのフィール
ドの名前の表示が以下に述べる相違点と共に示されてい
るという点で類似している。
【0064】SELECTスクリーン 指示される結果の関係を定義するための手段に加えて、
この技術によれば、特徴的に定義された結果の関係、即
ちデータベースの目標において明瞭に定義され存在する
レコードの発生の属性に照して定義される関係即ち要素
を、会話的に定義するための手段が提供される。これ
は、既に述べた要素と共に、SELECTスクリーン・
フォーマット404およびWZSELECTモジュール128
によって選択される。
【0065】再び第7図によれば、更に別のプログラム
・モジュールWZSELECTモジュール128を表わす
信号がデータ処理システム10内の記憶装置17のプログラ
ム部分に与えられる。これまで述べたようにデータ処理
システム10がWZPXIモジュール114に従って作動す
る時、装置10はスクリーン・ファイル151内のスクリー
ン#(qry.@pxiscrにより示される)により示されるス
クリーンのスクリーン・タイプ(モード標識)を表わす
信号をテストする。もしスクリーンがSELECTスク
リーンならば、WZPXIモジュール128を呼出す。も
しLISTスクリーンが表示される間ユーザがPFキー
204-7を操作するならば、WZDISPモジュール124
に従う操作の間qry.@pxiscrがセトされてSELECT
スクリーンを表示する。
【0066】WZPXIはqry.@ppxiscr #の値を用い
てSELECTスクリーンとLIST/DISPLAY
スクリーン間の切換えを追跡する。
【0067】データ処理システム10は、入力パラメータ
@qry.および@cursorを表わす信号に関してWZSEL
ECTモジュール122に従って作動し、WZSCRIO
モジュール120を呼出してSELECT(選択)スクリ
ーン・フォーマット404(第13図)を表示する。このフ
ォーマットは、目標関係の名称および目標関係に対する
表示フィールドを含んでいる。
【0068】WZSCRIOモジュール120に従って作
動するデータ処理システム10はWZFORMSモジュー
ル122を呼出し、また本文に述べた方法でこれと従って
作動して目標の表示名310および部分306における表示フ
ィールド名を含むSELECTスクリーン・フォーマッ
ト404の表示を行なう。この表示名と表示フィールド名
は一般的な要素である。前に探索の基準としてカーソル
の一部とされた属性(フィールド)の値はフィールド名
の次のSELECTスクリーン上に示され、残りのフィ
ールドは空の状態で示される。
【0069】前に入力された探索基準が空か表示がある
かの如何に拘らず、フィールドは開放要素であり、即
ち、ユーザは特徴的な要素をこの開放要素に入れること
ができる。ユーザは所要のフィールドに対してスクリー
ン位置のマーカを位置付けでき、またキーボード20のタ
イプライタ・キー200(第5図)を用いて特徴的な信号を
与えるためこのフィールドに対して値を入れることがで
きる。表示はこれに従って変更される。これは、必要に
応じて表示されたフィールドの1つ以上に対して行なう
ことができる。ユーザにより開放要素に対して入力され
た特徴的な値は新たな探索基準を与えて、指示されたデ
ータベースの目標関係におけるレコードの発生の属性に
関してカーソルを更に細かく規定即ち特定化するのであ
る。
【0070】最後に、ユーザは表示れた選択可能な操作
と対応するPFキーの1つを操作する。SELECTス
クリーンにおける選択可能な操作はリスト、削除および
修正を含む。操作されたPFキーを表わす信号は、前に
述べた方法でfor.fpf-キーに格納され、前に述べた方法
でWZSCRIOモジュール120に従って作動するデー
タ処理システム10は操作されたキーに対する信号PO
P.operをqry.operにコピーする。
【0071】しかし、WZSELECTモジュール128
に従って更に作動しながら、データ処理システム10はデ
ータ構造CURSOR158の信号を修正することにより
新たなカーソルを取得して表示された表示フィールドに
対してユーザによる入力された特徴的値を反映する。次
に、データ処理システム10は元のカーソルを閉じ(図示
はしないが技術的には公知の適当なモジュールに従って
呼出し且つ操作することにより)、次いでWZOPEN
CRUSORモジュール110の呼出しを行う。モジュー
ル110の信号に従って作動しながら、データ処理システ
ム10はこの新たな(前のものを修正した)カーソルと対
応する新たなデータ構造QUERY162のため記憶装置
の割当てを行なう。次に、データ処理システム10はWZ
SELECTモジュール128からWZPXIモジュール1
14に戻る。データ処理システム10はqry.@pxiscrにより
指示されたスクリーン・タイプを反映するようにqry.so
urseをセットする。
【0072】WZSELECTモジュールに従う操作の
結果は、特徴的に定義された、即ちデータベースの目標
関係内のレコードの発生において明瞭に示された属性に
照して結果関係が会話的に与えられることである。更
に、データ処理システム10によって結果関係について実
施可能な諸操作を含む表示された選択可能な操作からユ
ーザにより選択される操作を表わす出力信号が与えられ
る。
【0073】もし操作されたPFキーがLIST操作を
選択したならば、LISTスクリーンのスクリーン・タ
イプに表わすWZPXIが再び画成されたカーソルによ
り画成されるレコードの発生のLISTスクリーン上で
の表示のため、前記の方法でWZDISPモジュール12
4を呼出す。ユーザは、この時、再び画成されたカーソ
ルから得た関係を列挙的に定義することができる。もし
操作されたPFキーが削除または修正を選択したなら
ば、再び画成されたカーソルにより指定されるレコード
の発生の表示が適当なスクリーン上で順次行なわれて、
データベースにおけるレコードの発生毎にユーザによっ
てこのような動作を行なうことを許容する。
【0074】望ましい実施態様においては、この技術の
関係オペレータ装置は、キーボードを介して列挙的およ
び会話的に定義される結果関係の要素を提供する装置お
よびキーボードを介して特徴的かつ会話的に定義される
結果関係の要素を提供する装置と共に、ユーザに対して
表示される複数の選択可能な操作から選択された操作を
表わす出力信号を生じる装置からなっている。しかし、
ある結果関係を提供する何れか一方の装置は他方がなく
てもよく、これによりリレーショナル・データベースの
会話的な保守における著しい利点が実現できる。
【0075】もし列挙的および特徴的に定義される両方
の結果関係を定義する装置が提供されるならば、WZP
XIモジュール114は下記の一般的形態の命令を表わす
信号を提供しなければならない(用語は標準的なプログ
ラミング言語の用語でなない)。即ち、set pxi-handle
d-action=yes loop while pxi-handled-action =yes: test screen type ef screen pointed to by qry. @pxiscr if type is SELECT,call WZSELECT (that will set qry.action) if type is DISPLAY or LIST,call WZDISP (that will set qry.action) test qry.action if action is select,List or Display, get the appropriate sereen (and loop) else if action is other, set pxi-handled-action =no,(exit loop return to DOQUERY この関係オペレータ装置の作動のため本文に述べたモジ
ュールを呼出した呼出しプログラムに従って作動しなが
ら、データ処理システム10は選択されたPFキー操作を
表わす信号を@oper-nameから得ることができる。この
ような信号はまたデータ構造ATAB172においても与
えられる(このような信号は、本文の記述とは関連がな
い理由のため2つの形態で与える)。次いで、データ関
連システム10は呼出しプログラムにより制御される如き
更に別の操作を続行する。
【0076】関係オペレータ装置は、キーボード20を介
してユーザの信号入力に従って呼出しプログラムにより
与えられる初期のカーソルから会話的に得られる結果関
係を提供した。この結果関係は、列挙する信号(第11図
の表示のためのリスト176におけるマークとして表示さ
れる)を含む「修正されたカーソル)によって指定され
た列挙的に定義された関係であるか、あるいはデータ構
造CURSOR158における修正されたカーソル信号に
よって定義される。特徴的に定義された関係の何れかで
ある。
【0077】何れの場合でも、会話的に定義された結果
関係はリレーショナル・データベースの文脈において定
義される如き関係の特徴を有し、即ち関係について使用
されるように設計され構成された更に他の操作をこの結
果関係について実施することができる。特に、この結果
関係のレコードはある関係におけるレコードの検索のた
め構成されたモジュールの制御下で検索することができ
る。更に、この結果関係は、これが定義された特定の方
法によることなくどんな要求された方法においても呼出
しプログラムによって修正することができ、呼出しプロ
グラムを使用された物理的な構造(キーボード、接触ス
クリーン等)ならびに結果関係が列挙的にまたは特徴的
に何れで定義されたかとは切離されたものとする。この
ため、このような結果関係の使用における大きな柔軟性
をもたらすものである。
【0078】次に第9図においては、この関係オペレー
タ装置が「ブラックボックス」として概念的に示されて
いる。このブラックボックスに対する入力は、前に述べ
たように呼出しプログラムによって与えられる(即ち、
最初のスクリーンがSELECTスクリーンである時特
定の場合にWZSELECTモジュール128により定義
される)カーソル信号、および予め定められたスクリー
ン・ファイル151に格納された表示フォーマット信号で
ある。キーボード20からの信号は更にこのブラックボッ
クスに対して入力され、これがある選択された操作(P
Fキーの操作により選択されるためユーザに対して呈示
されるものから選択された)と共に、ある結果関係を表
わす信号を生じる。この結果関係を表わす信号は、デー
タ構造CURSOR158および表示のためのリスト176に
(列挙的に定義された結果関係に対して)格納され、選
択された操作を表わす信号はデータ構造ATAB172お
よび$oper-name170に格納される。
【0079】この発明の関係オペレータ装置は実際にあ
る入力された関係(カーソルにより定義された)をある
結果関係に変換するように作動するため、このオペレー
タ装置はリレーショナル・データベースのテーブルに関
する動作に対して定義される公知の関係オペレータ、即
ちPROJECT、SELECTおよびJOINと非常
に類似している(他の関係オペレータもまた種々の著者
によって定義されている)。ある関係オペレータの必要
な特徴は、これがそれ自体ある関係オペレータによって
演算できる他の関係を生じるためある関係について演算
することである。この特徴は、さもなければあり得る関
係のセットがある関係オペレータの演算の下で閉じられ
る命令文として(数学的用語で)表わされる。この結果
関係は、データベース内の物理的なまたは基底テーブル
である必要はないがある関係の定義と一致しなれければ
ならないことに留意されたい。
【0080】この技術のオペレータ装置は、このような
要件と一致するもので、従ってある関係オペレータとし
て見做すことができる。このオペレータ装置のこのよう
な特徴は、この装置を一連の関係オペレータの一部とし
て用いることを可能にする。更に、このことは、通常の
方法でカーソルにより定義されるどんな関係のレコード
でも取出すために使用される同じ操作を用いて結果関係
のレコードをデータベースから取出すことを可能にする
ものである。このため、プログラミングの経済性および
操作の簡素化を提供するのである。
【0081】しかし、標準的な各オペレータは、ある関
係に用いられる時、カーソルにより定義される最初の関
係内のレコードの属性の1つの値によって決定されるあ
る結果即ち結果的な関係である要素たり得ることを暗黙
のうちに規定する。即ち、この結果の関係における要素
は、データベース中に明示的に存在するレコードの特徴
即ち属性によって「特徴的に」定義されるのである。例
えば、毛髪の色のみがこの関係における属性として定義
されたならば、顧客の表から緑色の毛髪を有する顧客を
選択することを可能にするものである。
【0082】対照的に、この技術のオペレータ装置は、
「列挙的に」即ちキーボードを介してユーザによって列
挙により定義される要素である結果関係の定義を行な
い、従ってこのような要素は格納されたデータベースに
おいて明示的に定義され存在するレコードの発生の属性
とは独立であるがおそらくはユーザのみが知るレコード
の基礎となるエンティティーのある特質に依存し得るも
のである。
【0083】従って、この技術の斬新なオペレータ装置
は、ユーザにより列挙されるある属性の組を会話的に構
成し、その後この組をこれから結果的に生じるデータ操
作のあらゆる利点を以てこの関係の種類の一要素として
取扱うことを可能にする。従来技術のデータ管理装置に
おいては、列挙された要素のテーブルはこのような目的
のため構成された(アプリケーション・プログラムにお
ける)明瞭なプログラミングによってのみ構成すること
ができ、従って構成されたテーブルは組の関係の一要素
として取扱うことができない。その結果、例えば、レコ
ードは関係におけるレコードを取出すため使用される同
じ操作を用いて取出すことができず、むしろ別のプログ
ラム・モジュールをこの目的のために提供しなければな
らない。
【0084】この技術のオペレータ装置は更に、データ
ベースにおいて明瞭に定義され存在するレコードの発生
の属性に照して特徴的に定義される要素である結果関係
の会話的な定義を行ない、このような会話的な定義はこ
れにより、従来技術の手段を用いて可能であったよりも
かに簡単になる。
【0085】この技術の特定の実施態様は、ウオング社
のVS−100(仮想記憶型の)コンピュータで実行する
特定のデータ構造の定義およびプログラム・モジュール
からなっている。
【0086】(B) リレーショナル・データベースからの
関係レコードの検索次に説明する技術は、データ処理シ
ステムに関し、特にこのようなシステムの記憶装置に格
納されるリレーショナル・データベースの管理のための
手段の作動に関する。この技術は更に、このようなデー
タベースの会話的な使用および更新を容易にする手得に
関する。
【0087】技術的背景 この検索技術は、表示装置およびキーボードの如き入力
信号装置を提供する1つ以上の端末即ちコンソールを備
え、1つ以上のリレーショナル・データベースとして形
成された物理的なレコードを格納領域に提供するデータ
処理システムにおいて使用される。
【0088】上記のように、データ処理システムおよび
データベースの個々の最終的なユーザには、プログラマ
ではない事務要員の如きユーザが含まれる。このような
ユーザは、データベースに格納されたレコードの表示を
見て、特定のレコードまたはレコードの一部を見るため
選択し、データベースにおける物理的なレコードの削除
または修正を行ない、あるいは新たな物理的なレコード
をデータベースに追加するためシステムの端末を使用す
ることができることを要求する。このような目的のた
め、物理的なレコードは、物理的な記憶装置において選
択アクセスされまた検索(コピー)されねばならず、ま
た検索されたレコードの表示をある予め定めた表示フォ
ーマットにおいて端末の1つでユーザに対して表示され
なければならない。
【0089】格納されたデータベースのこのような使用
を可能にするためには、データ処理システムを制御する
ため使用される時、物理的なレコードの表示ならびにユ
ーザによってキーボードを介して入力される信号の表示
をディスプレイ上に特定のフォーマットで表示させる格
納されたコード化命令信号がデータ処理システムに提供
されなければならない。更に、データ処理システムを制
御するため使用される時、ユーザによって入力される信
号の表示を行ないかつこのような入力信号に応答して格
納されたデータベースの物理的なレコードの検索および
修正を行なわせる命令信号が提供されねばならない。
【0090】特定のデータベースにおける特定の使用の
ため設計されたこのような命令は、共に「データベース
のアプリケーション・プログラム」として知られるある
種類のプログラムの1つ、即ちデータ処理システムの最
終ユーザによりある特定の格納された物理的なデータベ
ースについて要求されるアプリケーションを実施するた
めこのユーザによって使用されるプログラムからなって
いる。
【0091】色々な種類の情報を表わす物理的なレコー
ドを含むデータ処理システムにおいて格納される多くの
データベースがある得る(一般にはある)。例えば、被
雇用者が就労する部所についての関連情報と共に、名
前、部所、給料、技能、職歴等の被雇用者についての情
報を含む個人的なデータベースがある得る。日付、価格
および支払履歴と共に、会社の顧客およびその会社に対
する指令についての情報を含む売上データベースがあり
得、数量と共に会社の納入業者および彼等により納入さ
れる品目についての情報および製品におけるこれら品目
の用途についての情報を含む調達データベースであり得
る。
【0092】このようなデータベースにおいてはいくつ
かの個々のユーザがあり得、各ユーザは特定のデータベ
ースにおける情報の一部のみに関心を有するかも知れな
い。
【0093】一般に、このようなユーザが各データベー
スをアクセスして使用することを可能にするためいくつ
かの個々のアプリケーション・プログラムが提供されな
ければならない。更に別の各データベースは、一般に、
更に別の複数の別個のアプリケーション・プログラムを
必要とする。あるアプリケーション・プログラムの作成
は、一般に、専門のアプリケーション・プログラマによ
って数週間または数箇月の作業を要し、更にその後使用
において信頼できる状態となりかつ比較的エラーが少な
い状態となるようにプログラムにおけるエラーを検出し
てこれを排除するためには更に数週間が必要とされる。
【0094】このようなアプリケーション・プログラム
の提供は、データベースの保守コストにおける重要な要
素であることは明らかであろう。従って、簡単、迅速か
つ安価な方法でこのようなプログラムを作成するための
手段を提供することが望ましいことになる。
【0095】更にまた、このようなプログラムおよびデ
ータベースが、その最終ユーザではない専門のプログラ
マによって作成される場合、プログラマはしばしば最終
ユーザの目的について完全に理解せず、その結果アプリ
ケーション・プログラムはユーザが望み得る程その必要
性に充分適合するものとはならない。ユーザ自身がアプ
リケーション・プログラムを作成でき、このためその目
的に緊密に適合し得ることが望ましい。このようなユー
ザの大半はプログラマではないため、このことはこれま
で容易に達成されなかった。
【0096】特にこのようなアプリケーション・プログ
ラムの作成の負担が大きく時間を要する特質は、データ
ベースのユーザがある特定の組のレコードの発生の要素
の監視から関連した組のレコードの発生の要素の監視へ
転換を行なうことを可能にする手段の提供にある(関係
の性質については、以下本文において更に詳細に説明す
る)。このような転換は、あるアプリケーション・プロ
グラムにおいてしばしば要求されるものである。このよ
うな転換を可能にする簡単かつ経済的な手段の提供が望
ましいものとなる。
【0097】従って、この技術の目的は、簡単かつ迅速
な、安価な方法で、かつ会話的であって手順によらない
方法でこのようなアプリケーション・プログラムを作成
するための手段を提供することにある。更に別の目的
は、アプリケーション・プログラムを作成することをデ
ータベースのユーザ自身が可能である手段の提供にあ
る。他の目的は、ある第1の組のレコードの諸要素の監
視から関連した組のレコードの諸要素の監視への転換を
行なうことをデータベースのユーザに許容するこのよう
なアプリケーション・プログラムの簡単かつ経済的な手
段の提供にある。
【0098】検索技術の簡単な説明 格納されたリレーショナル・データベースにおける宛先
の関係から、初めの関係のレコードの発生と関連したレ
コードの発生を表わす信号を検索する方法は、データベ
ースにおける特定の関係の間における関係に対して特定
の関係と共通のある関係フィールドの仕様を含む関係の
属性を表わす格納された信号を提供し、初めの特定の関
係および初めの関係が関与する関係の選択に応答して前
記の格納された関係の属性信号をアクセスし、前記関係
の属性に応答してある宛先の関係として他の特定の関係
に対して定義された一般的カーソルを表わす一般的なカ
ーソル信号を生じ、この一般的カーソル信号を作業用記
憶域に格納し、初めの関係におけるある特定のレコード
の発生のオペレータによる選択を表わす信号および前記
オペレータからの操作選択信号に応答して完了したカー
ソルを形成するため前記の一般的カーソルにおける場所
に対して特定の前記レコードの発生からの特定の関係の
フィールドの値をコピーし、格納されたデータベースに
おいて前記の完了したカーソルに応答して、その完了し
たカーソルにより定義される宛先関係のレコードの発生
信号をアクセスし、このアクセスされた宛先の関係のレ
コードの発生を作業用記憶域に格納する工程からなって
いる。
【0099】望ましい実施態様においては、前記方法
は、宛先の関係のレコードの発生に関して実施できる複
数の選択可能な操作の表示と共に格納された宛先関係レ
コードの発生信号を表示する工程を更に含んでいる。
【0100】この技術の別の特質によれば、格納された
リレーショナル・データベースにおける宛先の関係か
ら、初めの関係のレコードの発生と関連したレコードの
発生を表わす信号を検索するレコード検索装置が設けら
れる。この装置は、データベースにおける特定の関係の
間における関係について、前記の特定の関係と共通の、
関係フィールドの仕様を含む関係の属性を表わす格納さ
れた属性信号を提供する格納装置と、初めの特定の関係
およびこの初めの関係が関与する関係の選択に応答して
格納された前記関係の属性信号をアクセスする装置と、
からなっている。
【0101】前記のレコード検索装置は更に、前記の関
係の属性に応じて、宛先の関係として他の特定の関係に
対して定義された一般的カーソルを表わす一般的カーソ
ル信号を生成する装置と、この一般的カーソル信号を作
業用記憶域に格納する装置と、前記の初めの関係におけ
るある特定のレコードの発生のオペレータによる選択を
表わす信号および前記オペレータからの操作選択信号に
応答して1つの完了したカーソルを形成するため前記の
特定のレコードの発生から前記の一般的カーソルにおけ
る場所へ前記の特定の関係のフィールドの値をコピーす
る装置と、を含んでいる。更に、このレコード検索装置
は、前記の完了したカーソルに応答してこの完了したカ
ーソルにより定義される宛先関係レコードの発生信号を
格納されたデータベースにおいてアクセスする装置と、
このアクセスされた宛先関係レコードの発生信号を作業
用記憶域に格納する装置と、を含んでいる。
【0102】望ましい実施態様においては、前記格納装
置は更に、データベースにおけるある関係についてある
関係の名前を含む格納された記述子信号と、関係が関与
する関係毎の関係識別子信号とを提供し、この関係識別
子信号は対応する関係に対する格納された属性信号に対
する標識となる。格納された属性信号は更に、前記関係
により関連付けられた特定の関係の名前を表わす名前信
号を含んでいる。
【0103】前記のレコード検索装置は更に、データベ
ースにおける関係の名前の最初の表示を制御する装置
と、この最初の表示の間に初めの関係の名前のオペレー
タの選択に応答して前記記述子信号における対応する関
係識別子信号をアクセスする装置と、を含み、この格納
された関係の属性信号をアクセスする装置はアクセスさ
れた関係の識別子信号に応答して適当な格納された関係
属性信号をアクセスする。前記のレコード検索装置は更
に、前記のアクセスされた属性信号に応答して初めの関
係と関連付けられたある特定の関係の名前の表示の次の
表示を制御する装置と、この次の表示の間1つの宛先関
係として示された特定の関係の名前のオペレータの選択
に応答して、初めと宛先の関係の間における関係に対す
る属性識別子を取得する装置と、この取得された属性識
別子に応答して関係属性信号をアクセスする装置と、を
含み、前記生成装置はアクセスされた前記属性信号に応
答する。
【0104】更に、望ましい実施態様においては、前記
格納装置は更に、選択可能な初めの関係のレコードの発
生と選択可能な操作の名前の表示のための修正可能な実
行時間の表示フォーマットと、を表わす格納されたフォ
ーマット信号を提供し、また選択可能な操作毎に関連し
た格納制御信号を提供する。この格納された属性信号は
更に関係の名前を含んでいる。このレコードの検索装置
は更に、次の表示の間に初めの関係のオペレータの選択
に応答して前記関係の名前により識別される更に別の選
択可能な操作を表わすため格納されたフォーマット信号
を修正する装置を含んでいる。このレコード検索装置は
更に、ある宛先の関係のオペレータの選択に応答して、
前記の別の選択可能な操作と関連しかつ格納された一般
的カーソル信号に対するカーソル標識を含む制御信号を
生じる装置と、この生成された制御信号を格納する装置
と、を含んでいる。コピーを行なう前記装置は、実行時
間のフォーマット信号に従って表示中初めの関係のレコ
ードの発生および関係の名前のオペレータの選択に応答
してカーソル標識をアクセスする。
【0105】更に、望ましい実施態様においては、格納
された属性信号は更に、前記関係により関連付けられる
特定の各関係の親または子の関係の状態と昇順の関係の
名前と降順の関係の名前の表示を指定する状態指定信号
と、関係の構成の状態を有する初めの関係レコード発生
と共に表示するため関係の昇順の名前をアクセスし、か
つ関係の親の状態を有する初めの関係のレコードの発生
と共に表示するための関係の降順の名前をアクセスする
名前選択装置と、を含んでいる。格納されたフォーマッ
ト信号を修正する前記装置は前記名前の選択装置に応答
する。
【0106】他の目的、特徴および利点については、こ
の技術の望ましい実施態様の以降の記述を図面と共に照
合することにより明らかになるであろう。
【0107】検索技術の詳細な説明 データ処理システムの概要 次に図面において、特に第16図においては、データ処理
システム710は、主記憶装置714を含むプロセッサ712を
有する。二次記憶装置716は、1つ以上のディスクの形
態で提供される。主記憶装置714および二次記憶装置716
は一緒に記憶装置717を構成している。この技術の記述
は、それ自体は、データ処理システムの管理技術におい
て周知の如く主記憶装置と二次記憶装置間にプログラム
またはデータの一部を表わす信号を移動する方法の詳細
に関するものではなく、この技術はこれに関するもので
もない。記憶装置717の全ての部分における信号がプロ
セッサ712から使用できるものと仮定しよう。
【0108】プロセッサ712に対して結合された1つ以
上の端末即ちコンソールは、ディスプレイ装置718とし
てのCRTスクリーンおよび信号入力装置720としての
キーボードを提供する。マウス、接触スクリーン、音声
作動装置等の如き他の信号入力装置は、この技術の対象
とされる。もしこの技術が大型データ処理システムにお
いて実施されるならば、装置内には入出力プロセッサの
如き他のプロセッサが存在し得、本文において「プロセ
ッサ」により行なわれる操作は実際にこのようなプロセ
ッサ間で分担することができる。このような細部は、こ
の技術の範囲に影響を与えるものではない。キーボード
およびPFキー 次に第17図においては、キーボード720は、スペース・
バー902を有する全体的に900で示されるタイプライタ・
キーボードの通常のキーを提供する。キーボード720の
最上段には4つのグループに配列された16のキー904が
あり、これらのキーはPF(プログラム機能)キーと呼
ばれる。その各々は1から16までの番号が付され、その
割当てられた番号を表示する。シフト・キーを使用する
と、これらのキーは32の可能なプログラム機能を提供す
る。更に、キーボード720は1つの入力キー906とスクリ
ーン位置マーカ制御キー908のパットを提供する(スク
リーン位置マーカは更に一般的には「カーソル」と呼ば
れるが、この用語は、リレーショナル・データベースか
ら多くのレコードを取出す際に用いられる「カーソル」
との混乱を避けるため、この説明においてもこの要素に
対して用いない)。
【0109】記憶装置717 以降の記述においても、「@」で始まる単語はデータ構
造または記憶装置717内の諸要素に対するポインタ名と
し、「$」で始まる単語は特定のプログラム要素に対す
るパラメータ名とし、「#」で終る単語はデータ構造に
おけるリストまたはセット内の要素に対する標識名とす
る約束に従う。あるデータ構造内の要素は、データ構造
名で始まる単語(またはその略号)の後にピリオドが続
くことにより命名され、例えば「qry.source」とは「ソ
ース」と呼ばれデータ構造「QUERY」内に置かれた
記憶要素(またはある場合には、このような記憶要素に
格納された信号)である。「DO」で始まる単語は呼出
しプログラム内のモジュールの名前であり、「WZ」で
始まる単語は呼出しプログラムにより呼出される外部手
続名である。
【0110】データ処理システム710の記憶装置717は、
プログラム記憶装置およびデータ記憶装置に対して概念
的に分割されると考えられる。
【0111】記憶装置717のプログラム記憶装置(第19
図)には、この技術の一部を構成せずどんな所要の構成
でもよいが、記憶装置717の読出しおよび書込み(即
ち、信号の授受)の制御装置710に適する装置と、記憶
装置717におけるデータベースからレコードの発生を検
索し、データベースにおけるレコードの発生を修正しあ
るいは削除し、且つデータベースに対して新たなレコー
ドを追加するためデータ処理システム710の制御に適す
るアクセス方法802とを提供しなければならないオペレ
ーティング・システム800を表わす信号が提供される。
更に、オペレーティング・システム800はディスプレイ7
18およびキーボード720の制御のためのプログラムを含
まねばならず、また特に、キーボード720に対して格納
されたスクリーン像を表わす信号を送り、キーボード入
力信号を受取り、これに従って格納されたスクリーン像
を修正し、キーボード入力信号のあるものを更に格納す
ることにより呼出しプログラムにおける適当な指令
(「スクリーンの書込み/読出し」)に応答できなけれ
ばならない。
【0112】呼出しプログラム プログラムの記憶装置717は、更にデータ処理システム
の作動のためのプログラミング要素を呼だす「呼出しプ
ログラム」を表わす信号を提供する。第19図に示される
実施態様においては、この呼出しプログラムは「PAC
E RUN」と命名されるが、もし略々PACE RU
Nについて記述される方法で呼出し機能を達成する手段
を提供するならば、他のプログラムもまた呼出しプログ
ラムとすることができる。特に、第20図のDD定義プロ
グラム・モジュール500およびアプリケーション形成プ
ログラム・モジュール108もまた呼出しプログラムであ
る。
【0113】記憶スペースが第18図および第19図に割当
てられた状態で示されるデータ構造およびモジュールに
ついては、本文の(A)「データベース管理装置」におい
て詳細に記述されている。
【0114】検索技術の特徴 この検査技術の第1の特徴に従えば、(A)において説明
した関係オペレータ装置は、データベース保守アプリケ
ーション・プログラムの会話的構築及び実行のために、
1以上のスクリーン・ファイル及び1以上のデータベー
スに関し順次採用される。
【0115】この検索技術の特質による動作について
は、最初に概要を述べ、次いで更に詳細に記述すること
にする。第20図を参照されたい。この概念図において
は、あるプログラム・モジュールの連続する制御下で、
記憶装置717の作業用記憶域およびデータベースの記憶
装置に関してデータ処理システム710の作動が示されて
いる。このような作動中、各プログラム・モジュールを
表わす信号はプログラム記憶装置からコピーされて、所
望の物理的操作を行なうためにシステム710の色々なハ
ードウエア要素の物理的状態を制御するために用いられ
る。同図においては、簡単にするため、データ処理シス
テムはそれ自体明瞭に示されない。しかし、「アクセ
ス」として示される線は記憶装置717において呈示され
た記憶構造を読出す(即ち、それから信号を得る)ため
のプロセッサ712による操作を表わし、「構成」として
示される線は記憶装置717において呈示される記憶構造
の割当ておよび書込み(即ち、それに対する信号の授
与)のためのプロセッサ712による操作を表わしてい
る。キーボード720から入力される表示された入力は、
キーボード720からプロセッサ712に対して入力された信
号と理解される。パラメータ$screen-fileおよび$dat
abaseは適当な方法でプロセッサ712に対して入力された
これらパラメータの適当な値を表わす信号と考えられ
る。
【0116】概要 この技術によれば、DDスクリーン・ファイル502、メ
ータメータ(meta-meta)データベース504、ABスクリー
ン・ファイル510および@Defaultスクリーン・セット51
1を表わす信号が操作の開始前に記憶装置717に与えられ
る。第20図においては、データ処理システム710が最初
に、共に以下に述べる最初のスクリーン・ファイル(D
Dスクリーン・ファイル)502と第1のデータベース504
に関して第1のプログラム・モジュール(DD定義)の
制御下で作動する。このデータ処理システムは、(A)の
関係オペレータ装置を使用して、以下に述べる第2のデ
ータベース506を表わす信号を取得してこれをデータベ
ースの記憶装置に格納するため、モジュール500に従っ
て作動するデータ処理システム710により解釈されるキ
ーボード720からの入力信号に受取ることが望ましい。
【0117】次に、データ処理システム710は、共に以
下に説明する第2のスクリーン・ファイル(ABスクリ
ーン・ファイル)510に関して第2のプログラム・モジュ
ール(アプリケーション・ビルダー(builder))508と、
前のステップの間に構成されるデータベース506に関し
て「@DEFAULT」と呼ばばれるスクリーン・セッ
ト511の制御下で作動する。データ処理システム710は、
関係オペレータ装置を用いて、以下に述べる第3のスク
リーン・ファイル512を表わす作業用記憶域信号におい
て取得してこれを格納するためモジュール508に従って
作動するデータ処理システム710によって解釈されるキ
ーボード720からの入力信号を受取る。
【0118】最後に、データ処理システム710は、端末
からのデータベース516の会話的な保守および使用を可
能にするため、関係オペレータ装置を用いて構成された
スクリーン・ファイル512と第3のデータベース516に関
してPACE RUNモジュール514の如き解釈プログ
ラムに従って作動する。このように、構成されたスクリ
ーン・ファイル512は、以下に述べるようにデータベー
ス516の会話的使用のためのアプリケーション・プログ
ラムとして機能する。
【0119】第1のデータベース504はメータメータ・
データベースであり、即ちこれは何れかのデータベース
(メータ・データベース)の定義の一般的な記述からな
る。これは、そのレコードの発生があるデータベースの
要素即ちファイル、表示、レコードおよび関係の一般的
な定義である関係を含んでいる。データ処理システム71
0の作動中、ユーザは関係の名前、列即ち領域の名前、
属性の定義、フィールドの長さおよび種類、およびその
レコードの発生が最終的にはアプリケーション・プログ
ラムを用いてユーザにより操作されることになる特定の
データベース516についての全ての必要な情報を提供す
る。このようにユーザにより提供されてデータベース50
6を形成する特定のデータベース516の定義は、「メータ
・データベース」即ちある特定のデータベースの記述と
呼ばれる。このメータ・データベース506は、それ自体
リレーショナル・データベースである。
【0120】関係オペレータ装置を用いることにより、
本文に述べたように、データ定義プロセスは会話的かつ
非手順的に行なわれることが望ましい。ユーザは、デー
タの定義言語を習得してデータ項目即ち操作の名前を覚
える必要がない。このため、プログラマでない人達がデ
ータの定義を行なうことができる。
【0121】更に、組込まれたスクリーン・ファイル51
2の定義もまた、関係オペレータ装置の使用により会話
的および非手順的に行なわれることが望ましくまたこの
ため非プログラマによって実施することができる。この
ように、プログラマでない者も実際にアプリケーション
・プログラムを作成することが可能となる。
【0122】更に、この技術の別の特質によれば、構成
したアプリケーション・プログラムが実行される時(即
ち、構成したスクリーン・ファイル512を用いてデータ
ベース516の会話的な保守を可能にする時)、ディスプ
レイに示され且つPFキー904によって選択可能である
複数の操作は、上記(A)に記載される操作に加えて、一
般に「降順の」操作と呼ばれる更に別の種類の操作を含
んでいる。この操作は、以下に述べるようにユーザが最
初に表示されたレコードの発生と関連したレコードの発
生の表示を容易に得ることを可能にする。
【0123】データ・ディクショナリ(DATA DI
CTIOANRY)データ・ディクショナリ、即ちデー
タベースの説明は一般にデータベースの管理技術におい
て周知であり、多くの方法で構成することができる。あ
るデータ・ディクショナリは、フィールドの名前および
フィールド長さの如きデータの属性の記述からなってい
る。特に、データベースの基底テーブル、フィールド、
キー、ファイルおよびビュー(view)・テーブルがデータ
・ディクショナリにおいて定義される。更に、あるリレ
ーショナル・データベースにおけるある従来技術のデー
タ・ディクショナリは、データベースのテーブル(関
係)間、あるいはある場合にはレコード間の関係の記述
を提供するものであった。
【0124】SELECTスクリーン 指示される結果の関係を定義するための手段に加えて、
この技術によれば、特徴的に定義された結果の関係、即
ちデータベースの目標において明瞭に定義され存在する
レコードの発生の属性に照して定義される関係即ち要素
を、会話的に定義するための手段が提供される。これ
は、既に述べた要素と共に、SELECTスクリーン・
フォーマット404およびWZSELECTモジュール128
によって選択される。
【0125】再び第7図によれば、更に別のプログラム
・モジュールWZSELECTモジュール128を表わす
信号がデータ処理システム10内の記憶装置17のプログラ
ム部分に与えられる。これまで述べたようにデータ処理
システム10がWZPXIモジュール114に従って作動す
る時、装置10はスクリーン・ファイル151内のスクリー
ン#(qry.@pxiscrにより示される)により示されるス
クリーンのスクリーン・タイプ(モード標識)を表わす
信号をテストする。もしスクリーンがSELECTスク
リーンならば、WZPXIモジュール128を呼出す。も
しLISTスクリーンが表示される間ユーザがPFキー
204-7を操作するならば、WZDISPモジュール124
に従う操作の間qry.@pxiscrがセトされてSELECT
スクリーンを表示する。
【0126】WZPXIはqry.@ppxiscr #の値を用い
てSELECTスクリーンとLIST/DISPLAY
スクリーン間の切換えを追跡する。
【0127】データ処理システム10は、入力パラメータ
@qry.および@cursorを表わす信号に関してWZSEL
ECTモジュール122に従って作動し、WZSCRIO
モジュール120を呼出してSELECT(選択)スクリ
ーン・フォーマット404(第13図)を表示する。このフ
ォーマットは、目標関係の名称および目標関係に対する
表示フィールドを含んでいる。
【0128】WZSCRIOモジュール120に従って作
動するデータ処理システム10はWZFORMSモジュー
ル122を呼出し、また本文に述べた方法でこれと従って
作動して目標の表示名310および部分306における表示フ
ィールド名を含むSELECTスクリーン・フォーマッ
ト404の表示を行なう。この表示名と表示フィールド名
は一般的な要素である。前に探索の基準としてカーソル
の一部とされた属性(フィールド)の値はフィールド名
の次のSELECTスクリーン上に示され、残りのフィ
ールドは空の状態で示される。
【0129】前に入力された探索基準が空か表示がある
かの如何に拘らず、フィールドは開放要素であり、即
ち、ユーザは特徴的な要素をこの開放要素に入れること
ができる。ユーザは所要のフィールドに対してスクリー
ン位置のマーカを位置付けでき、またキーボード20のタ
イプライタ・キー200(第5図)を用いて特徴的な信号を
与えるためこのフィールドに対して値を入れることがで
きる。表示はこれに従って変更される。これは、必要に
応じて表示されたフィールドの1つ以上に対して行なう
ことができる。ユーザにより開放要素に対して入力され
た特徴的な値は新たな探索基準を与えて、指示されたデ
ータベースの目標関係におけるレコードの発生の属性に
関してカーソルを更に細かく規定即ち特定化するのであ
る。
【0130】最後に、ユーザは表示れた選択可能な操作
と対応するPFキーの1つを操作する。SELECTス
クリーンにおける選択可能な操作はリスト、削除および
修正を含む。操作されたPFキーを表わす信号は、前に
述べた方法でfor.fpf-キーに格納され、前に述べた方法
でWZSCRIOモジュール120に従って作動するデー
タ処理システム10は操作されたキーに対する信号PO
P.operをqry.operにコピーする。
【0131】しかし、WZSELECTモジュール128
に従って更に作動しながら、データ処理システム10はデ
ータ構造CURSOR158の信号を修正することにより
新たなカーソルを取得して表示された表示フィールドに
対してユーザによる入力された特徴的値を反映する。次
に、データ処理システム10は元のカーソルを閉じ(図示
はしないが技術的には公知の適当なモジュールに従って
呼出し且つ操作することにより)、次いでWZOPEN
CRUSORモジュール110の呼出しを行う。モジュー
ル110の信号に従って作動しながら、データ処理システ
ム10はこの新たな(前のものを修正した)カーソルと対
応する新たなデータ構造QUERY162のため記憶装置
の割当てを行なう。次に、データ処理システム10はWZ
SELECTモジュール128からWZPXIモジュール1
14に戻る。データ処理システム10はqry.@pxiscrにより
指示されたスクリーン・タイプを反映するようにqry.so
urseをセットする。
【0132】WZSELECTモジュールに従う操作の
結果は、特徴的に定義された、即ちデータベースの目標
関係内のレコードの発生において明瞭に示された属性に
照して結果関係が会話的に与えられることである。更
に、データ処理システム10によって結果関係について実
施可能な諸操作を含む表示された選択可能な操作からユ
ーザにより選択される操作を表わす出力信号が与えられ
る。
【0133】もし操作されたPFキーがLIST操作を
選択したならば、LISTスクリーンのスクリーン・タ
イプに表わすWZPXIが再び画成されたカーソルによ
り画成されるレコードの発生のLISTスクリーン上で
の表示のため、前記の方法でWZDISPモジュール12
4を呼出す。ユーザは、この時、再び画成されたカーソ
ルから得た関係を列挙的に定義することができる。もし
操作されたPFキーが削除または修正を選択したなら
ば、再び画成されたカーソルにより指定されるレコード
の発生の表示が適当なスクリーン上で順次行なわれて、
データベースにおけるレコードの発生毎にユーザによっ
てこのような動作を行なうことを許容する。
【0134】望ましい実施態様においては、この技術の
関係オペレータ装置は、キーボードを介して列挙的およ
び会話的に定義される結果関係の要素を提供する装置お
よびキーボードを介して特徴的かつ会話的に定義される
結果関係の要素を提供する装置と共に、ユーザに対して
表示される複数の選択可能な操作から選択された操作を
表わす出力信号を生じる装置からなっている。しかし、
ある結果関係を提供する何れか一方の装置は他方がなく
てもよく、これによりリレーショナル・データベースの
会話的な保守における著しい利点が実現できる。
【0135】もし列挙的および特徴的に定義される両方
の結果関係を定義する装置が提供されるならば、WZP
XIモジュール114は下記の一般的形態の命令を表わす
信号を提供しなければならない(用語は標準的なプログ
ラミング言語の用語でなない)。即ち、set pxi-handle
d-action=yes loop while pxi-handled-action =yes: test screen type ef screen pointed to by qry. @pxiscr if type is SELECT,call WZSELECT (that will set qry.action) if type is DISPLAY or LIST,call WZDISP (that will set qry.action) test qry.action if action is select,List or Display, get the appropriate sereen (and loop) else if action is other, set pxi-handled-action =no,(exit loop return to DOQUERY この関係オペレータ装置の作動のため本文に述べたモジ
ュールを呼出した呼出しプログラムに従って作動しなが
ら、データ処理システム10は選択されたPFキー操作を
表わす信号を@oper-nameから得ることができる。この
ような信号はまたデータ構造ATAB172においても与
えられる(このような信号は、本文の記述とは関連がな
い理由のため2つの形態で与える)。次いで、データ関
連システム10は呼出しプログラムにより制御される如き
更に別の操作を続行する。
【0136】関係オペレータ装置は、キーボード20を介
してユーザの信号入力に従って呼出しプログラムにより
与えられる初期のカーソルから会話的に得られる結果関
係を提供した。この結果関係は、列挙する信号(第11図
の表示のためのリスト176におけるマークとして表示さ
れる)を含む「修正されたカーソル)によって指定され
た列挙的に定義された関係であるか、あるいはデータ構
造CURSOR158における修正されたカーソル信号に
よって定義される。特徴的に定義された関係の何れかで
ある。
【0137】何れの場合でも、会話的に定義された結果
関係はリレーショナル・データベースの文脈において定
義される如き関係の特徴を有し、即ち関係について使用
されるように設計され構成された更に他の操作をこの結
果関係について実施することができる。特に、この結果
関係のレコードはある関係におけるレコードの検索のた
め構成されたモジュールの制御下で検索することができ
る。更に、この結果関係は、これが定義された特定の方
法によることなくどんな要求された方法においても呼出
しプログラムによって修正することができ、呼出しプロ
グラムを使用された物理的な構造(キーボード、接触ス
クリーン等)ならびに結果関係が列挙的にまたは特徴的
に何れで定義されたかとは切離されたものとする。この
ため、このような結果関係の使用における大きな柔軟性
をもたらすものである。
【0138】次に第9図においては、この関係オペレー
タ装置が「ブラックボックス」として概念的に示されて
いる。このブラックボックスに対する入力は、前に述べ
たように呼出しプログラムによって与えられる(即ち、
最初のスクリーンがSELECTスクリーンである時特
定の場合にWZSELECTモジュール128により定義
される)カーソル信号、および予め定められたスクリー
ン・ファイル151に格納された表示フォーマット信号で
ある。キーボード20からの信号は更にこのブラックボッ
クスに対して入力され、これがある選択された操作(P
Fキーの操作により選択されるためユーザに対して呈示
されるものから選択された)と共に、ある結果関係を表
わす信号を生じる。この結果関係を表わす信号は、デー
タ構造CURSOR158および表示のためのリスト176に
(列挙的に定義された結果関係に対して)格納され、選
択された操作を表わす信号はデータ構造ATAB172お
よび$oper-name170に格納される。
【0139】この発明の関係オペレータ装置は実際にあ
る入力された関係(カーソルにより定義された)をある
結果関係に変換するように作動するため、このオペレー
タ装置はリレーショナル・データベースのテーブルに関
する動作に対して定義される公知の関係オペレータ、即
ちPROJECT、SELECTおよびJOINと非常
に類似している(他の関係オペレータもまた種々の著者
によって定義されている)。ある関係オペレータの必要
な特徴は、これがそれ自体ある関係オペレータによって
演算できる他の関係を生じるためある関係について演算
することである。この特徴は、さもなければあり得る関
係のセットがある関係オペレータの演算の下で閉じられ
る命令文として(数学的用語で)表わされる。この結果
関係は、データベース内の物理的なまたは基底テーブル
である必要はないがある関係の定義と一致しなれければ
ならないことに留意されたい。
【0140】この技術のオペレータ装置は、このような
要件と一致するもので、従ってある関係オペレータとし
て見做すことができる。このオペレータ装置のこのよう
な特徴は、この装置を一連の関係オペレータの一部とし
て用いることを可能にする。更に、このことは、通常の
方法でカーソルにより定義されるどんな関係のレコード
でも取出すために使用される同じ操作を用いて結果関係
のレコードをデータベースから取出すことを可能にする
ものである。このため、プログラミングの経済性および
操作の簡素化を提供するのである。
【0141】しかし、標準的な各オペレータは、ある関
係に用いられる時、カーソルにより定義される最初の関
係内のレコードの属性の1つの値によって決定されるあ
る結果即ち結果的な関係である要素たり得ることを暗黙
のうちに規定する。即ち、この結果の関係における要素
は、データベース中に明示的に存在するレコードの特徴
即ち属性によって「特徴的に」定義されるのである。例
えば、毛髪の色のみがこの関係における属性として定義
されたならば、顧客の表から緑色の毛髪を有する顧客を
選択することを可能にするものである。
【0142】対照的に、この技術のオペレータ装置は、
「列挙的に」即ちキーボードを介してユーザによって列
挙により定義される要素である結果関係の定義を行な
い、従ってこのような要素は格納されたデータベースに
おいて明示的に定義され存在するレコードの発生の属性
とは独立であるがおそらくはユーザのみが知るレコード
の基礎となるエンティティーのある特質に依存し得るも
のである。
【0143】従って、この技術の斬新なオペレータ装置
は、ユーザにより列挙されるある属性の組を会話的に構
成し、その後この組をこれから結果的に生じるデータ操
作のあらゆる利点を以てこの関係の種類の一要素として
取扱うことを可能にする。従来技術のデータ管理装置に
おいては、列挙された要素のテーブルはこのような目的
のため構成された(アプリケーション・プログラムにお
ける)明瞭なプログラミングによってのみ構成すること
ができ、従って構成されたテーブルは組の関係の一要素
として取扱うことができない。その結果、例えば、レコ
ードは関係におけるレコードを取出すため使用される同
じ操作を用いて取出すことができず、むしろ別のプログ
ラム・モジュールをこの目的のために提供しなければな
らない。
【0144】この技術のオペレータ装置は更に、データ
ベースにおいて明瞭に定義され存在するレコードの発生
の属性に照して特徴的に定義される要素である結果関係
の会話的な定義を行ない、このような会話的な定義はこ
れにより、従来技術の手段を用いて可能であったよりも
かに簡単になる。
【0145】この技術の特定の実施態様は、ウオング社
のVS−100(仮想記憶型の)コンピュータで実行する
特定のデータ構造の定義およびプログラム・モジュール
からなっている。
【0146】(B) リレーショナル・データベースからの
関係レコードの検索次に説明する技術は、データ処理シ
ステムに関し、特にこのようなシステムの記憶装置に格
納されるリレーショナル・データベースの管理のための
手段の作動に関する。この技術は更に、このようなデー
タベースの会話的な使用および更新を容易にする手得に
関する。
【0147】技術的背景 この検索技術は、表示装置およびキーボードの如き入力
信号装置を提供する1つ以上の端末即ちコンソールを備
え、1つ以上のリレーショナル・データベースとして形
成された物理的なレコードを格納領域に提供するデータ
処理システムにおいて使用される。
【0148】上記のように、データ処理システムおよび
データベースの個々の最終的なユーザには、プログラマ
ではない事務要員の如きユーザが含まれる。このような
ユーザは、データベースに格納されたレコードの表示を
見て、特定のレコードまたはレコードの一部を見るため
選択し、データベースにおける物理的なレコードの削除
または修正を行ない、あるいは新たな物理的なレコード
をデータベースに追加するためシステムの端末を使用す
ることができることを要求する。このような目的のた
め、物理的なレコードは、物理的な記憶装置において選
択アクセスされまた検索(コピー)されねばならず、ま
た検索されたレコードの表示をある予め定めた表示フォ
ーマットにおいて端末の1つでユーザに対して表示され
なければならない。
【0149】格納されたデータベースのこのような使用
を可能にするためには、データ処理システムを制御する
ため使用される時、物理的なレコードの表示ならびにユ
ーザによってキーボードを介して入力される信号の表示
をディスプレイ上に特定のフォーマットで表示させる格
納されたコード化命令信号がデータ処理システムに提供
されなければならない。更に、データ処理システムを制
御するため使用される時、ユーザによって入力される信
号の表示を行ないかつこのような入力信号に応答して格
納されたデータベースの物理的なレコードの検索および
修正を行なわせる命令信号が提供されねばならない。
【0150】特定のデータベースにおける特定の使用の
ため設計されたこのような命令は、共に「データベース
のアプリケーション・プログラム」として知られるある
種類のプログラムの1つ、即ちデータ処理システムの最
終ユーザによりある特定の格納された物理的なデータベ
ースについて要求されるアプリケーションを実施するた
めこのユーザによって使用されるプログラムからなって
いる。
【0151】色々な種類の情報を表わす物理的なレコー
ドを含むデータ処理システムにおいて格納される多くの
データベースがある得る(一般にはある)。例えば、被
雇用者が就労する部所についての関連情報と共に、名
前、部所、給料、技能、職歴等の被雇用者についての情
報を含む個人的なデータベースがある得る。日付、価格
および支払履歴と共に、会社の顧客およびその会社に対
する指令についての情報を含む売上データベースがあり
得、数量と共に会社の納入業者および彼等により納入さ
れる品目についての情報および製品におけるこれら品目
の用途についての情報を含む調達データベースであり得
る。
【0152】このようなデータベースにおいてはいくつ
かの個々のユーザがあり得、各ユーザは特定のデータベ
ースにおける情報の一部のみに関心を有するかも知れな
い。
【0153】一般に、このようなユーザが各データベー
スをアクセスして使用することを可能にするためいくつ
かの個々のアプリケーション・プログラムが提供されな
ければならない。更に別の各データベースは、一般に、
更に別の複数の別個のアプリケーション・プログラムを
必要とする。あるアプリケーション・プログラムの作成
は、一般に、専門のアプリケーション・プログラマによ
って数週間または数箇月の作業を要し、更にその後使用
において信頼できる状態となりかつ比較的エラーが少な
い状態となるようにプログラムにおけるエラーを検出し
てこれを排除するためには更に数週間が必要とされる。
【0154】このようなアプリケーション・プログラム
の提供は、データベースの保守コストにおける重要な要
素であることは明らかであろう。従って、簡単、迅速か
つ安価な方法でこのようなプログラムを作成するための
手段を提供することが望ましいことになる。
【0155】更にまた、このようなプログラムおよびデ
ータベースが、その最終ユーザではない専門のプログラ
マによって作成される場合、プログラマはしばしば最終
ユーザの目的について完全に理解せず、その結果アプリ
ケーション・プログラムはユーザが望み得る程その必要
性に充分適合するものとはならない。ユーザ自身がアプ
リケーション・プログラムを作成でき、このためその目
的に緊密に適合し得ることが望ましい。このようなユー
ザの大半はプログラマではないため、このことはこれま
で容易に達成されなかった。
【0156】特にこのようなアプリケーション・プログ
ラムの作成の負担が大きく時間を要する特質は、データ
ベースのユーザがある特定の組のレコードの発生の要素
の監視から関連した組のレコードの発生の要素の監視へ
転換を行なうことを可能にする手段の提供にある(関係
の性質については、以下本文において更に詳細に説明す
る)。このような転換は、あるアプリケーション・プロ
グラムにおいてしばしば要求されるものである。このよ
うな転換を可能にする簡単かつ経済的な手段の提供が望
ましいものとなる。
【0157】従って、この技術の目的は、簡単かつ迅速
な、安価な方法で、かつ会話的であって手順によらない
方法でこのようなアプリケーション・プログラムを作成
するための手段を提供することにある。更に別の目的
は、アプリケーション・プログラムを作成することをデ
ータベースのユーザ自身が可能である手段の提供にあ
る。他の目的は、ある第1の組のレコードの諸要素の監
視から関連した組のレコードの諸要素の監視への転換を
行なうことをデータベースのユーザに許容するこのよう
なアプリケーション・プログラムの簡単かつ経済的な手
段の提供にある。
【0158】検索技術の簡単な説明 格納されたリレーショナル・データベースにおける宛先
の関係から、初めの関係のレコードの発生と関連したレ
コードの発生を表わす信号を検索する方法は、データベ
ースにおける特定の関係の間における関係に対して特定
の関係と共通のある関係フィールドの仕様を含む関係の
属性を表わす格納された信号を提供し、初めの特定の関
係および初めの関係が関与する関係の選択に応答して前
記の格納された関係の属性信号をアクセスし、前記関係
の属性に応答してある宛先の関係として他の特定の関係
に対して定義された一般的カーソルを表わす一般的なカ
ーソル信号を生じ、この一般的カーソル信号を作業用記
憶域に格納し、初めの関係におけるある特定のレコード
の発生のオペレータによる選択を表わす信号および前記
オペレータからの操作選択信号に応答して完了したカー
ソルを形成するため前記の一般的カーソルにおける場所
に対して特定の前記レコードの発生からの特定の関係の
フィールドの値をコピーし、格納されたデータベースに
おいて前記の完了したカーソルに応答して、その完了し
たカーソルにより定義される宛先関係のレコードの発生
信号をアクセスし、このアクセスされた宛先の関係のレ
コードの発生を作業用記憶域に格納する工程からなって
いる。
【0159】望ましい実施態様においては、前記方法
は、宛先の関係のレコードの発生に関して実施できる複
数の選択可能な操作の表示と共に格納された宛先関係レ
コードの発生信号を表示する工程を更に含んでいる。
【0160】この技術の別の特質によれば、格納された
リレーショナル・データベースにおける宛先の関係か
ら、初めの関係のレコードの発生と関連したレコードの
発生を表わす信号を検索するレコード検索装置が設けら
れる。この装置は、データベースにおける特定の関係の
間における関係について、前記の特定の関係と共通の、
関係フィールドの仕様を含む関係の属性を表わす格納さ
れた属性信号を提供する格納装置と、初めの特定の関係
およびこの初めの関係が関与する関係の選択に応答して
格納された前記関係の属性信号をアクセスする装置と、
からなっている。
【0161】前記のレコード検索装置は更に、前記の関
係の属性に応じて、宛先の関係として他の特定の関係に
対して定義された一般的カーソルを表わす一般的カーソ
ル信号を生成する装置と、この一般的カーソル信号を作
業用記憶域に格納する装置と、前記の初めの関係におけ
るある特定のレコードの発生のオペレータによる選択を
表わす信号および前記オペレータからの操作選択信号に
応答して1つの完了したカーソルを形成するため前記の
特定のレコードの発生から前記の一般的カーソルにおけ
る場所へ前記の特定の関係のフィールドの値をコピーす
る装置と、を含んでいる。更に、このレコード検索装置
は、前記の完了したカーソルに応答してこの完了したカ
ーソルにより定義される宛先関係レコードの発生信号を
格納されたデータベースにおいてアクセスする装置と、
このアクセスされた宛先関係レコードの発生信号を作業
用記憶域に格納する装置と、を含んでいる。
【0162】望ましい実施態様においては、前記格納装
置は更に、データベースにおけるある関係についてある
関係の名前を含む格納された記述子信号と、関係が関与
する関係毎の関係識別子信号とを提供し、この関係識別
子信号は対応する関係に対する格納された属性信号に対
する標識となる。格納された属性信号は更に、前記関係
により関連付けられた特定の関係の名前を表わす名前信
号を含んでいる。
【0163】前記のレコード検索装置は更に、データベ
ースにおける関係の名前の最初の表示を制御する装置
と、この最初の表示の間に初めの関係の名前のオペレー
タの選択に応答して前記記述子信号における対応する関
係識別子信号をアクセスする装置と、を含み、この格納
された関係の属性信号をアクセスする装置はアクセスさ
れた関係の識別子信号に応答して適当な格納された関係
属性信号をアクセスする。前記のレコード検索装置は更
に、前記のアクセスされた属性信号に応答して初めの関
係と関連付けられたある特定の関係の名前の表示の次の
表示を制御する装置と、この次の表示の間1つの宛先関
係として示された特定の関係の名前のオペレータの選択
に応答して、初めと宛先の関係の間における関係に対す
る属性識別子を取得する装置と、この取得された属性識
別子に応答して関係属性信号をアクセスする装置と、を
含み、前記生成装置はアクセスされた前記属性信号に応
答する。
【0164】更に、望ましい実施態様においては、前記
格納装置は更に、選択可能な初めの関係のレコードの発
生と選択可能な操作の名前の表示のための修正可能な実
行時間の表示フォーマットと、を表わす格納されたフォ
ーマット信号を提供し、また選択可能な操作毎に関連し
た格納制御信号を提供する。この格納された属性信号は
更に関係の名前を含んでいる。このレコードの検索装置
は更に、次の表示の間に初めの関係のオペレータの選択
に応答して前記関係の名前により識別される更に別の選
択可能な操作を表わすため格納されたフォーマット信号
を修正する装置を含んでいる。このレコード検索装置は
更に、ある宛先の関係のオペレータの選択に応答して、
前記の別の選択可能な操作と関連しかつ格納された一般
的カーソル信号に対するカーソル標識を含む制御信号を
生じる装置と、この生成された制御信号を格納する装置
と、を含んでいる。コピーを行なう前記装置は、実行時
間のフォーマット信号に従って表示中初めの関係のレコ
ードの発生および関係の名前のオペレータの選択に応答
してカーソル標識をアクセスする。
【0165】更に、望ましい実施態様においては、格納
された属性信号は更に、前記関係により関連付けられる
特定の各関係の親または子の関係の状態と昇順の関係の
名前と降順の関係の名前の表示を指定する状態指定信号
と、関係の構成の状態を有する初めの関係レコード発生
と共に表示するため関係の昇順の名前をアクセスし、か
つ関係の親の状態を有する初めの関係のレコードの発生
と共に表示するための関係の降順の名前をアクセスする
名前選択装置と、を含んでいる。格納されたフォーマッ
ト信号を修正する前記装置は前記名前の選択装置に応答
する。
【0166】他の目的、特徴および利点については、こ
の技術の望ましい実施態様の以降の記述を図面と共に照
合することにより明らかになるであろう。
【0167】検索技術の詳細な説明 データ処理システムの概要 次に図面において、特に第16図においては、データ処理
システム710は、主記憶装置714を含むプロセッサ712を
有する。二次記憶装置716は、1つ以上のディスクの形
態で提供される。主記憶装置714および二次記憶装置716
は一緒に記憶装置717を構成している。この技術の記述
は、それ自体は、データ処理システムの管理技術におい
て周知の如く主記憶装置と二次記憶装置間にプログラム
またはデータの一部を表わす信号を移動する方法の詳細
に関するものではなく、この技術はこれに関するもので
もない。記憶装置717の全ての部分における信号がプロ
セッサ712から使用できるものと仮定しよう。
【0168】プロセッサ712に対して結合された1つ以
上の端末即ちコンソールは、ディスプレイ装置718とし
てのCRTスクリーンおよび信号入力装置720としての
キーボードを提供する。マウス、接触スクリーン、音声
作動装置等の如き他の信号入力装置は、この技術の対象
とされる。もしこの技術が大型データ処理システムにお
いて実施されるならば、装置内には入出力プロセッサの
如き他のプロセッサが存在し得、本文において「プロセ
ッサ」により行なわれる操作は実際にこのようなプロセ
ッサ間で分担することができる。このような細部は、こ
の技術の範囲に影響を与えるものではない。キーボード
およびPFキー 次に第17図においては、キーボード720は、スペース・
バー902を有する全体的に900で示されるタイプライタ・
キーボードの通常のキーを提供する。キーボード720の
最上段には4つのグループに配列された16のキー904が
あり、これらのキーはPF(プログラム機能)キーと呼
ばれる。その各々は1から16までの番号が付され、その
割当てられた番号を表示する。シフト・キーを使用する
と、これらのキーは32の可能なプログラム機能を提供す
る。更に、キーボード720は1つの入力キー906とスクリ
ーン位置マーカ制御キー908のパットを提供する(スク
リーン位置マーカは更に一般的には「カーソル」と呼ば
れるが、この用語は、リレーショナル・データベースか
ら多くのレコードを取出す際に用いられる「カーソル」
との混乱を避けるため、この説明においてもこの要素に
対して用いない)。
【0169】記憶装置717 以降の記述においても、「@」で始まる単語はデータ構
造または記憶装置717内の諸要素に対するポインタ名と
し、「$」で始まる単語は特定のプログラム要素に対す
るパラメータ名とし、「#」で終る単語はデータ構造に
おけるリストまたはセット内の要素に対する標識名とす
る約束に従う。あるデータ構造内の要素は、データ構造
名で始まる単語(またはその略号)の後にピリオドが続
くことにより命名され、例えば「qry.source」とは「ソ
ース」と呼ばれデータ構造「QUERY」内に置かれた
記憶要素(またはある場合には、このような記憶要素に
格納された信号)である。「DO」で始まる単語は呼出
しプログラム内のモジュールの名前であり、「WZ」で
始まる単語は呼出しプログラムにより呼出される外部手
続名である。
【0170】データ処理システム710の記憶装置717は、
プログラム記憶装置およびデータ記憶装置に対して概念
的に分割されると考えられる。
【0171】記憶装置717のプログラム記憶装置(第19
図)には、この技術の一部を構成せずどんな所要の構成
でもよいが、記憶装置717の読出しおよび書込み(即
ち、信号の授受)の制御装置710に適する装置と、記憶
装置717におけるデータベースからレコードの発生を検
索し、データベースにおけるレコードの発生を修正しあ
るいは削除し、且つデータベースに対して新たなレコー
ドを追加するためデータ処理システム710の制御に適す
るアクセス方法802とを提供しなければならないオペレ
ーティング・システム800を表わす信号が提供される。
更に、オペレーティング・システム800はディスプレイ7
18およびキーボード720の制御のためのプログラムを含
まねばならず、また特に、キーボード720に対して格納
されたスクリーン像を表わす信号を送り、キーボード入
力信号を受取り、これに従って格納されたスクリーン像
を修正し、キーボード入力信号のあるものを更に格納す
ることにより呼出しプログラムにおける適当な指令
(「スクリーンの書込み/読出し」)に応答できなけれ
ばならない。
【0172】呼出しプログラム プログラムの記憶装置717は、更にデータ処理システム
の作動のためのプログラミング要素を呼だす「呼出しプ
ログラム」を表わす信号を提供する。第19図に示される
実施態様においては、この呼出しプログラムは「PAC
E RUN」と命名されるが、もし略々PACE RU
Nについて記述される方法で呼出し機能を達成する手段
を提供するならば、他のプログラムもまた呼出しプログ
ラムとすることができる。特に、第20図のDD定義プロ
グラム・モジュール500およびアプリケーション形成プ
ログラム・モジュール108もまた呼出しプログラムであ
る。
【0173】記憶スペースが第18図および第19図に割当
てられた状態で示されるデータ構造およびモジュールに
ついては、本文の(A)「データベース管理装置」におい
て詳細に記述されている。
【0174】検索技術の特徴 この検査技術の第1の特徴に従えば、(A)において説明
した関係オペレータ装置は、データベース保守アプリケ
ーション・プログラムの会話的構築及び実行のために、
1以上のスクリーン・ファイル及び1以上のデータベー
スに関し順次採用される。
【0175】この検索技術の特質による動作について
は、最初に概要を述べ、次いで更に詳細に記述すること
にする。第20図を参照されたい。この概念図において
は、あるプログラム・モジュールの連続する制御下で、
記憶装置717の作業用記憶域およびデータベースの記憶
装置に関してデータ処理システム710の作動が示されて
いる。このような作動中、各プログラム・モジュールを
表わす信号はプログラム記憶装置からコピーされて、所
望の物理的操作を行なうためにシステム710の色々なハ
ードウエア要素の物理的状態を制御するために用いられ
る。同図においては、簡単にするため、データ処理シス
テムはそれ自体明瞭に示されない。しかし、「アクセ
ス」として示される線は記憶装置717において呈示され
た記憶構造を読出す(即ち、それから信号を得る)ため
のプロセッサ712による操作を表わし、「構成」として
示される線は記憶装置717において呈示される記憶構造
の割当ておよび書込み(即ち、それに対する信号の授
与)のためのプロセッサ712による操作を表わしてい
る。キーボード720から入力される表示された入力は、
キーボード720からプロセッサ712に対して入力された信
号と理解される。パラメータ$screen-fileおよび$dat
abaseは適当な方法でプロセッサ712に対して入力された
これらパラメータの適当な値を表わす信号と考えられ
る。
【0176】概要 この技術によれば、DDスクリーン・ファイル502、メ
ータメータ(meta-meta)データベース504、ABスクリー
ン・ファイル510および@Defaultスクリーン・セット51
1を表わす信号が操作の開始前に記憶装置717に与えられ
る。第20図においては、データ処理システム710が最初
に、共に以下に述べる最初のスクリーン・ファイル(D
Dスクリーン・ファイル)502と第1のデータベース504
に関して第1のプログラム・モジュール(DD定義)の
制御下で作動する。このデータ処理システムは、(A)の
関係オペレータ装置を使用して、以下に述べる第2のデ
ータベース506を表わす信号を取得してこれをデータベ
ースの記憶装置に格納するため、モジュール500に従っ
て作動するデータ処理システム710により解釈されるキ
ーボード720からの入力信号に受取ることが望ましい。
【0177】次に、データ処理システム710は、共に以
下に説明する第2のスクリーン・ファイル(ABスクリ
ーン・ファイル)510に関して第2のプログラム・モジュ
ール(アプリケーション・ビルダー(builder))508と、
前のステップの間に構成されるデータベース506に関し
て「@DEFAULT」と呼ばばれるスクリーン・セッ
ト511の制御下で作動する。データ処理システム710は、
関係オペレータ装置を用いて、以下に述べる第3のスク
リーン・ファイル512を表わす作業用記憶域信号におい
て取得してこれを格納するためモジュール508に従って
作動するデータ処理システム710によって解釈されるキ
ーボード720からの入力信号を受取る。
【0178】最後に、データ処理システム710は、端末
からのデータベース516の会話的な保守および使用を可
能にするため、関係オペレータ装置を用いて構成された
スクリーン・ファイル512と第3のデータベース516に関
してPACE RUNモジュール514の如き解釈プログ
ラムに従って作動する。このように、構成されたスクリ
ーン・ファイル512は、以下に述べるようにデータベー
ス516の会話的使用のためのアプリケーション・プログ
ラムとして機能する。
【0179】第1のデータベース504はメータメータ・
データベースであり、即ちこれは何れかのデータベース
(メータ・データベース)の定義の一般的な記述からな
る。これは、そのレコードの発生があるデータベースの
要素即ちファイル、表示、レコードおよび関係の一般的
な定義である関係を含んでいる。データ処理システム71
0の作動中、ユーザは関係の名前、列即ち領域の名前、
属性の定義、フィールドの長さおよび種類、およびその
レコードの発生が最終的にはアプリケーション・プログ
ラムを用いてユーザにより操作されることになる特定の
データベース516についての全ての必要な情報を提供す
る。このようにユーザにより提供されてデータベース50
6を形成する特定のデータベース516の定義は、「メータ
・データベース」即ちある特定のデータベースの記述と
呼ばれる。このメータ・データベース506は、それ自体
リレーショナル・データベースである。
【0180】関係オペレータ装置を用いることにより、
本文に述べたように、データ定義プロセスは会話的かつ
非手順的に行なわれることが望ましい。ユーザは、デー
タの定義言語を習得してデータ項目即ち操作の名前を覚
える必要がない。このため、プログラマでない人達がデ
ータの定義を行なうことができる。
【0181】更に、組込まれたスクリーン・ファイル51
2の定義もまた、関係オペレータ装置の使用により会話
的および非手順的に行なわれることが望ましくまたこの
ため非プログラマによって実施することができる。この
ように、プログラマでない者も実際にアプリケーション
・プログラムを作成することが可能となる。
【0182】更に、この技術の別の特質によれば、構成
したアプリケーション・プログラムが実行される時(即
ち、構成したスクリーン・ファイル512を用いてデータ
ベース516の会話的な保守を可能にする時)、ディスプ
レイに示され且つPFキー904によって選択可能である
複数の操作は、上記(A)に記載される操作に加えて、一
般に「降順の」操作と呼ばれる更に別の種類の操作を含
んでいる。この操作は、以下に述べるようにユーザが最
初に表示されたレコードの発生と関連したレコードの発
生の表示を容易に得ることを可能にする。
【0183】データ・ディクショナリ(DATA DI
CTIOANRY)データ・ディクショナリ、即ちデー
タベースの説明は一般にデータベースの管理技術におい
て周知であり、多くの方法で構成することができる。あ
るデータ・ディクショナリは、フィールドの名前および
フィールド長さの如きデータの属性の記述からなってい
る。特に、データベースの基底テーブル、フィールド、
キー、ファイルおよびビュー(view)・テーブルがデータ
・ディクショナリにおいて定義される。更に、あるリレ
ーショナル・データベースにおけるある従来技術のデー
タ・ディクショナリは、データベースのテーブル(関
係)間、あるいはある場合にはレコード間の関係の記述
を提供するものであった。
【0184】関係 次に、第26図においては、ある仮想データベースのある
レコードが事例として示されている。このデータベース
は顧客、注文、品目および部品と呼ばれるテーブル(関
係)を提供する。他のテーブルも存在し得る。
【0185】顧客のテーブル(多くのこのような顧客の
レコードからなる)からのあるレコードは、顧客の名
前、住所および残高、ならびに本例では関係のない他の
項目を含んでいる。顧客番号は顧客テーブルにおける一
義的なキーで、即ちその値がある顧客を一義的に識別す
るものとする。注文テーブル(多くのこのような注文レ
コードからなる)からのあるレコードは顧客番号、注文
番号および日付のフィールドを含み、他のフィールドは
本例とは関連がない。もしある顧客のレコードの顧客番
号の値がある注文レコードの顧客番号のそれと同じであ
るとすれば、この事実を用いて顧客のレコードを注文の
レコードと関連付け、あるいはその逆に関連付けること
ができる。顧客番号のフィールドが各顧客のレコードに
存在するという事実は、各注文レコードにおいて顧客の
テーブルを注文テーブルと関連付けることになる。ある
1つの顧客のレコードの発生と関連した多くの注文レコ
ードの発生があり得るため、顧客のレコードは「親」ま
たは「オーナー」と定義され、注文レコードは「子」ま
たは「メンバー」と定義される。
【0186】既に顧客テーブルを提供するデータベース
を含むデータベース管理プログラムは、注文番号および
日付のフィールドを含む注文テーブルを想定することが
できる。注文テーブルと顧客テーブル間の関係を与える
ため、注文レコードは更にこの注文レコードが関連する
顧客の顧客番号を含むことが必要である。もしこのフィ
ールドが既に注文テーブルにおいて定義されない場合
は、このフィールドを関係の維持のため追加しなければ
ならない。
【0187】更に第26図について考察すれば、品目レコ
ードは2つのフィールド即ち顧客番号と注文番号によっ
て注文レコードと関連付けられる。もしある特定の品目
レコードがある特定の注文レコードと関連付けられるな
らば、両方の値は一致しなければならない。1つの注文
レコードと関連する多くの品目レコードがある得る。部
品レコードは部品番号によって品目レコードと関連付け
ることができ、多くの品目レコードは1つの部品レコー
ドと関連付けることができる。
【0188】関係の属性 従来技術においては周知のように、1つの関係は下記の
如く属性によって定義される。即ち、親のレコードの名
前、子のレコードの名前、親の関係のフィールドの組
(一義的な定義されたキーでなければならない)、子の
関係のフィールドの組、保全規則(以下に述べる)、例
えば、第26図の注文レコードにおける親の関係のフィー
ルドは顧客番号および注文番号である。これらもまた品
目レコードにおける子の関係のフィールドである。
【0189】従って、ある関係の定義のプロセスは下記
のステップを含んでいる。即ち、 1. 親の関係および子の関係のフィールドの定義 2. 各々の子の関係においてフィールドを定義するプロ
セスの間、この関係に対して親のテーブルを指示する。
親のテーブルは、各レコードの発生におけるある定義さ
れた一義的なキーを持たなければならない。
【0190】3. 親のテーブルのレコードの発生におい
てどの一義的キーがその関係に対して用いられるべきか
を指示する。このキーのフィールドの定義は、子のテー
ブルの定義にコピーされる。
【0191】4. 関係に対する保全規則の定義。これら
規則は省略時の解釈として提供することがある。
【0192】5. 関係に関与しない子のテーブルのフィ
ールドの定義の継続。
【0193】保全規則は、関連するテーブルにおけるレ
コードの追加、修正または削除を支配する。例えば、も
しあるデータベースにおける顧客と注文のテーブル間で
関係が定義されるならば、追加される注文レコードが関
連付けられ得る顧客のテーブルにおいて既にあるレコー
ドの発生が存在しなければ、1つのレコードの発生を注
文テーブルに追加することができないように、保全規則
を定義することができる。
【0194】本発明によれば、ある関係の2つの属性は
定義され、これら属性を表わす信号はデータ・ディクシ
ョナリ即ち関係の昇順および降順の名前が格納される。
この昇順の名前は、ユーザが子のレコードを調べる時は
関係を示し、降順の名前はユーザが親のレコードを調べ
る時用いられる。このため、注文のテーブルを調べてい
る間、関係の名前は「顧客」となり、顧客のテーブルを
調べている間、関係の名前は「注文」となろう(関係は
多岐にわたる顧客から注文の1つであることに注意され
たい)。
【0195】しかし、関係の名前は必ずしも関連するテ
ーブルの名前と同じとは限らない。例えば、もし被雇用
者のテーブルとマネージャーのテーブルが子と親として
関連付けられるならば、昇順の関係の名前は「報告先」
となるが、降順の関係の名前は「監督」となろう。
【0196】本文における便宜のため、用語「降順」と
はしばしば何れかの方向から見た関係を含む実際のレコ
ード発生に関し実行時間において行なわれる操作を一般
に意味するため用いられる。
【0197】第20図においては、この技術によれば、デ
ータベース516における関係(基底テーブルまたはビュ
ー(view))毎に1つの関係記述子570が与えられ、これ
が関係の名前と、それにおけるフィールドの種類、フィ
ールドの長さ等の如き他の関連情報を表わす信号を提供
する。
【0198】全ての属性が定義されると、データ処理シ
ステム710は1つの関係のID#を、定義された各関係
の属性の組に割当て、これらの属性を表わす信号が記憶
装置717におけるデータ・ディクショナリ506内の関係の
属性格納場所520に格納されて関係のID#によって索
引される。関係が関与する各関係毎に、関係ID#がこ
の関係に対する記述子570に含まれる。
【0199】データ定義モジュール500 この技術について更に詳細に考察するに際して次に第20
図を参照すれば、記憶装置717のプログラム格納部分は
DD定義と呼ばれるプログラム・モジュール500を提供
する。
【0200】このDD定義モジュールは、第19図に示さ
れる(PACE RUN以外の)モジュールに対する呼
出しプログラムとして構成することができる。即ち、デ
ータ処理システム710は、モジュール500の制御下で、選
択可能な操作の1つの選択により列挙的に定義された結
果関係の会話型な定義を許容する(A)において記載した
モジュールに従って作動することができる。
【0201】特に、DD定義モジュール500により呼出
される時、(A)の関係オペレータ装置は、データ記憶装
置717におけるスクリーン・ファイル502に関して作動
し、これがメータ・ディクショナリ504に関してデータ
ベース516の定義を端末のユーザから引出すのに適する
1組のスクリーン・フォーマットを提供する。スクリー
ン・ファイル502は、全て(A)に記載される如き関連した
制御信号505(POPテーブル、スクリーン・マップ等)
と共にリスト、表示および修正のタイプのスクリーン・
フォーマット503を含む(1つのLISTスクリーンは
レコード発生のリストを表示するが、DISPLAYス
クリーンは1つのレコードの発生に対して更に完全な情
報(より多くのフィールド)を表示する。
【0202】第21図は、各テーブルのコメント・フィー
ルドの最初の30字と共に、ある事例のデータベースにお
ける全ての存在するテーブル(顧客、品目、順序および
部品と命名された)のリストを表示するため使用される
スクリーン・ファイル502からのLISTスクリーン・
ファイルを示している。このスクリーンが表示される
時、キーボード720上のPFキー904-10の操作は、表示
フォーマットを用いてある特定のテーブルに対する完全
コメント・フィールドの表示への変換を生じる結果とな
るが、このような変換を行なうための装置については
(A)において記載されている。PFキー904-6の操作
は、これもまた(A)において記載される手段によって、
第22図に示される如きスクリーン・ファイル502からの
ADD(加算)スクリーン・フォーマットの表示への変
換を生じることになる。
【0203】第21図のLISTスクリーンが表示される
時のPFキー904-1(拡張機能)の操作は、別の複数の選
択可能な操作と関連したPFキー904の表示(第23図)
と共に、拡張リスト(LIST)スクリーンの表示をもたらす
結果となる。(この変換は、(A)においては陽には記載
されないが、類似の変換について記述したものと類似の
方法でWZPXIモジュール814によって行なわれ
る)。この複数の選択可能な操作の内には、リストされ
たテーブルが関与する関係の定義と関連するいくつかの
操作がある。特に、1つの選択可能な操作が「関係の作
成」について提供される。
【0204】拡張LISTテーブルのスクリーンの表示
中の「関係の作成」に対するPFキー904-6の操作にあ
るスクリーン・フォーマット(図示せず)による表示へ
の移行をもたらし、これがユーザがこの関係の属性を定
義することを許容する(別の実施態様においては、この
機能はLISTフィールド・スクリーンからアクセスで
きよう)。このような属性を表わす信号は、関係ID#
によって索引される「関係の属性」をデータ構造520内
のデータ・ディクショナリ506においてデータ処理シス
テム710によって格納される。
【0205】DD定義モジュール500の命名モジュール5
26に従って作動するデータ処理システム710は、データ
・ディクショナリ506内で2つの関連するテーブルの定
義をアクセスし、テーブルの名前を検索し、テーブルの
名前を関係の省略時の昇順および降順の名前として割当
てる。
【0206】拡張LISTスクリーンの表示中のPFキ
ー904-9の操作は、関係表示(DISPLAYRELA
TIONSHIP)スクリーン(第24図)への変換を生
じる結果となる。このスクリーンは、関係の割当てられ
た昇順および降順の名前の文字の表示を行なう。このス
クリーンの表示中のPFキー904-9(修正)の操作は、
((A)に記載された装置により)MODIFYスクリーン
・フォーマットへの変換を生じ、このフォーマットにお
いては、昇順および降順の名前の文字の表示が開放領
域、即ちユーザによりキーボード720を介して修正可能
な領域において表示される。従って、ユーザは修正され
た関係の名前を表わす入力信号を与えるためキーボード
720 のタイプライタ・キー900を使用することができ
る。割当てされた(省略時の)名前または修正された名
前の文字を表わす信号は、何かあるならば、データベー
ス516に対するデータ・ディクショナリ506内の関係ID
#によって索引されるデータ構造「関係の属性」520の
データ要素524に格納される。属性520によって関連付け
られる関係の名前は527に格納される。
【0207】データ・ディクショナリ506の構成が完了
すると、次のモジュール508に従って操作を開始するこ
とができる。
【0208】アプリケーション・ビルダー・モジュール508 更に詳細な考察を続けるならば、アプリケーション作成
モジュール508が記憶装置717のプログラム記憶部分に提
供される。このモジュールに従って作動するデータ処理
システム710はまた、メータ・データベース506およびA
Bスクリーン・ファイル510に通して作動する関係オペ
レータ装置を使用できることが有利である。しかし、以
下に述べる諸機能の達成のためデータ処理システム710
によって行なわれる操作もまた、他の適当な手段によっ
て実施することができる。概要を述べれば、アプリケー
ション作成モジュールに従って作動するDPシステム71
0はデータベース516内の特定の1つ以上の目標の関係の
保持のため誂らえた特定のスクリーン・ファイル512を
記憶装置717内に構成する。この操作については、次に
更に詳細に考察する。
【0209】モジュール508に従う作動は、端末のユー
ザがあるデータベースを選択した後に開始する。このデ
ータベースは定義されなければならず、即ちそのメータ
・データベース即ちメータ・データベース506が定義さ
れなければならず、これを表わす信号が前に述べた方法
で記憶装置717に格納され、特に全ての定義された関係
の昇順および降順の名前が定義され524に格納された名
前の文字の表示でなければならない。
【0210】アプリケーション・ビルダー・モジュール
508の制御下におけるデータ処理システム710は、入力の
パラメータ$databaseおよび$screen-fileに関して作
動する。$databaseの特定の値は、アプリケーション・
プログラムにより管理されるべきデータベース516を指
示し、このデータベースに対するメータ・データベース
506がアクセスされる。$screen-fileの特定の値がAB
スクリーン・ファイル510を示す。
【0211】@Defaultスクリーン・セット511もまたア
クセスされる。このスクリーン・セット511は、各スク
リーン・タイプ(リスト、表示、選択、追加、修正)に
対する原型の(省略時)スクリーン・フォーマット521
および各スクリーン・フォーマットと関連する原型のP
OPテーブル509を提供する。この原型のスクリーン・
フォーマットは、第8図、第13図および第14図に示され
るものと類似するが、目標関係の名前および列即ち領域
の名前およびPFキーに関する他の情報の特定の表示を
欠いている。このような表示は開放要素によって置換さ
れる。POPテーブル509は、どのPFキー204を特定の
フォーマットにおいて表わすことができるかを指示し、
各PFキー毎に(A)に記載される如きこのキーにより選
択される操作を実施するため必要な信号をふくむ。PO
Pテーブルは完了せず、この場合降順操作に対するPF
キーは以下に述べるように後の段階において追加するこ
とができる。
【0212】スクリーン・セット511は個々にABスク
リーンファイル510から与えられるため、フォーマット5
23はユーザによって全体的に編集することができ、例え
ば、固定されたテキストの言語を変更することができ
る。ある特定の@Defaultスクリーン・セット511はある
特定のメータ・データベース506と関連付けられる。
【0213】アプリケーション・ビルダー・モジュール
508から呼出される時データ処理システム710が第4図の
モジュールに従って作動するスクリーン・ファイル510
は、更に詳細に係属中の(A)において記載される如きP
OPテーブル、スクリーン・マップ、表示のためのリス
トおよび他のデータ構造からなる関連した制御信号525
をメータ・データベース506から検索されたレコードの
発生の表示のため使用されたABスクリーン・フォーマ
ット523に提供する。
【0214】データベース516を示す入力パラメータ$d
atabaseを用いてアプリケーション・ビルダー・モジュ
ール508の表示モジュール550に従って最初に作動するデ
ータ処理システム710((A)の関係オペレータ装置を使用
することが望ましい)は、メータ・データベース506から
データベース516における関係の名前(基底テーブルま
たはビュー)のリストを表わす信号を検索する。名前の
表示は、第27図に示されるようにABフォーマット523
からの最初のスクリーン・フォーマットにおいて表示さ
れる。スクリーン位置のマーカを置き入力キー906(第17
図)を操作することにより、ユーザは最初のテーブルを
選択することができる。
【0215】更にモジュール508のモジュール550に従っ
て作動するデータ処理システム710は、選択された最初
のテーブルの名前を使用してこのテーブルに対する記述
子570からこのテーブルが関与する関係に対する関係I
D#のリストを得る。この関係ID#は、データ・ディ
クショナリ506におけるデータ構造520を索引し、また52
7からの関連したテーブルの名前を表わし信号を検索す
るため使用される。これらの名前の表示は、第13図に示
されるようにABフォーマット523からの第2のスクリ
ーン・フォーマットにおいて表示される。
【0216】入力キー206を操作しかつキー208(第17図)
によりスクリーン位置のマーカを定置することにより、
ユーザはアプリケーション・プログラムに含めるため1
つ以上の関連したテーブル(関係)を選択することがで
きる。本文の記述においては、最初に表示されるテーブ
ル(または、最初に表示されるその名前は)は「初め
の」関係と呼ばれるが、その後表示される選択された関
連テーブル(または、その後表示されるその名前)は、
「宛先」関係と呼ばれる。
【0217】このプロセスは、選択されない関連したテ
ーブルがなくなるか、あるいは第28図のスクリーン・フ
ォーマットの表示中ユーザがPFキー904-6(プログラム
作成)を操作するまで反復される。
【0218】スクリーン・セット511における原型のス
クリーン・フォーマット521が次に修正のためコピーさ
れる。前に記述した表示中ユーザによって行なわれる選
択を表わす信号は、全ての選択されたテーブルに対する
スクリーン・セットを定義するためにコピーされた原型
のスクリーン・フォーマット521を修正する目的で、こ
の時スクリーン・ファイル作成モジュール552に従って
作動するデータ処理システム710によって使用される。
スクリーン・セット522は「初めの」関係に対して提供
され、スクリーン・セット532は各「宛先の」関係に対
して作成される。データ・ディクショナリ506に格納さ
れた信号は、スクリーン・フィールド、列のヘッダ(見
出し)、指示メッセージおよび他の固定されたテキスト
の表示のため提供するためにこの時検索され使用され
る。522および532の修正されたスクリーン・フォーマッ
トは、構成されたスクリーン・ファイル512の一部とし
て格納される。
【0219】更に、スクリーン・ファイル作成モジュー
ル552は、スクリーン・ファイル512内の原型のPOP50
9およびデータ・ディクショナリ506を指示することによ
り、POP(プロシジャの操作)テーブル、PSMPS
(プロシジャ・スクリーン・マップ)および定義された
スクリーン・セットと関連しかつこのようなスクリーン
・セットの適正な使用のため必要とされる更に詳細には
(A)に記載された他の要素からなる関連した制御信号530
および534を構成するための手段を提供する。例えば、
フィールド種類および長さを定義するものの如きデータ
・ディクショナリが格納した信号は、適当なスクリーン
・マップを構成するため検索され使用される。
【0220】この過程においては、520の関係の属性が
3つの方法で用いられる。最初に、初めの関係に対する
スクリーン・セットにおけるスクリーン・フォーマット
522は、宛先の関係に対する関係の名前(524からの)と関
連してPFキー904の表示を行なうように修正される。
初めの関係の名前は既知であるため、適当な昇順/降順
の名前が関係の方向に対して選択することができる。更
に、各スクリーン・フォーマット522に対する制御信号5
30内のPOPテーブルは、このPFキーに対して定義さ
れたオペレータを表わす信号を含むように修正される。
このオペレータの動作は「descend #via screen#」で
あり、このオペレータの名前はデータ記憶要素524から
コピーされた関係の名前である。各降順の動作は、一義
的なPDSCデータ構造538(以下に述べる)を索引する
「descend #」によって一義的に識別される。あるスク
リーン・フォーマットには1つ以上の降順の変換を定義
することができ、各々はPOP・oper・actionにおける
一義的なdescend #によって識別されるのである。
【0221】第二に、別のスクリーン・セット532が、
前に述べたように宛先の関係(スクリーン・フィール
ド、関係の名前、列の名前等)を記述するデータディク
ショナリ506における情報に従って原型のスクリーン・
セット521のコピーを修正することによりスクリーン・
ファイル512において構成される。適当なPOP、PS
MPおよび他の制御データ構造が定義され、これらを表
わす信号がスクリーン・ファイル512の534に格納され
る。
【0222】第三に、アプリケーション・ビルダー・モ
ジュール508に従って作動するデータ処理システム710
は、スクリーン・ファイル512内でPDSCデータ構造5
38を作成する(格納場所を割当てそれに信号を格納す
る)。第1の即ち「初めの」関係から第2の即ち「宛先
の」関係への選択された変換毎に特定のPDSCデータ
構造が構成され、上記の如く一義的なdescend #によっ
て識別される。
【0223】次に第25図においては、PDSCデータ構
造538は2つの部分540、542を含んでいる。部分540は制
御情報を表わす信号を提供し、第2の部分は宛先の関係
に対して定義されるが完全には指定されないカーソルを
表わす信号を提供する。このカーソルの選択領域即ち
「但し、」はパラメータ@1,@,2により識別される
1つ以上の場所を含むが、パラメータに対する値を表わ
す場所に置かれる信号を得るため、データ処理システム
710によって制御部分540の信号が(以下に説明するよう
に、後で)用いられる。特に、親の関係のフィールド
は、このカーソルを介して関連した構成のレコードの発
生を検索するため、場所@1,@2,においてカーソル
にコピーされねばならない。PDSCデータ構造538の
構成に際して、パラメータ@1,@2,により識別され
るフィールドおよび部分540における制御情報信号の指
示は、記憶装置717内のデータ・ディクショナリ506にお
ける520に格納された関係の属性から得られる。パラメ
ータ@1,@2,の機能については以下において明らか
になるであろう。
【0224】PDSCデータ構造538は作成されたスク
リーン・ファイル512において格納される。
【0225】第27図の表示から最初のテーブルを選択す
ることにより、ユーザはスクリーン・ファイル512にお
けるデータ構造PDEF内の「最初のテーブル」に対す
る値を定義する。スクリーン・フォーマット表示の、省
略時の順序は、作成スクリーン・ファイル・モジュール
552に従って作動するデータ処理システム710によって定
義される。
【0226】更に別のモジュール554「スクリーン編
集」はアプリケーション作成モジュール508において与
えられる。第12図に示されるスクリーン・フォーマット
の表示中のPFキー204-9「編集スクリーン・セット」
の操作は、このモジュールに従ってデータ処理システム
710を作動させ、その制御下でスクリーン・フォーマッ
ト552,532の表示が「原型」の形態で、即ちデータ・デ
ィクショナリ506から得た特定の見出しおよび関係の名
前を以てユーザに対して行なわれるが、レコードの発生
はXまたは他の記号で示す。この時、実際にはデータベ
ース516からはレコードの発生は検索されない。スクリ
ーン・フォーマットの状態を編集するための適当な手段
が提供され、更にフォーマットの表示の順序はユーザに
よって変更することができる。各フォーマットにおける
PFキーの表示もまた編集ができ、例えば、後のある時
点におけるレコードの発生の削除を阻止するため、この
削除の操作のためのPFキーをフォーマットから排除す
ることができるのである。
【0227】作成されたプログラムの解釈 作成スクリーン・ファイル512が完全に定義されこれを
表わす信号が記憶装置717の作業用記憶域に格納された
時、実際にこれが作成されたデータベース516の会話的
な非手順型の保守のためのアプリケーション・プログラ
ムを構成する。このアプリケーション・プログラムを使
用することが要求される時は、解釈プログラムを使用し
なければならず、またPACE RUNモジュールがこ
のような解釈プログラムとして働く。「降順」を表わす
信号を解釈する目的のため、2つの別のプログラム・モ
ジュール、即ちPXIDSCモジュール600とWZFE
TCH(qid)モジュール602が記憶装置717のプログラム
格納部分に与えられる。更に、呼出しプログラム内のD
O DSCモジュール807はDO QUERYモジュー
ル808を呼出す。
【0228】WZFETCHモジュール602は、データ
ベース516から1つのレコードの発生を表示することな
くこれを検索するためWZRETRIEVEモジュール
818を呼出す。パラータ「qid」は検索に使用されるべき
照会を識別する。このFETCHモジュールの他の特定
の特徴についてはこの技術では関係がない。
【0229】作成されたアプリケーション・プログラム
が実行される時、(A)において記憶される方法において
PACE RUNモジュールに従って作動するデータ処
理システム710はスクリーン・ファイル512をアクセスし
てこれを開放する。PDEF853に格納された信号は、
データベース516から最初のスクリーン・フォーマット5
22と最初の関係(テーブル)をアクセスするため使用さ
れる。もしこのフォーマットがこのようにアプリケーシ
ョン・ビルダー・モジュール508に従ってデータ処理シ
ステムの前の作動中修正されるならば、最初のスクリー
ン・フォーマットは関連する関係の表示への降順の変換
のためのPFキー904の表示を含んでいる。カーソル858
により定義されたレコードの発生は最初の目標関係から
検索され、格納されたあるスクリーン映像を定義するた
め最初のスクリーン・フォーマットと組合わされる。
【0230】(A)において記載したように、格納された
スクリーン映像が表示されかつ結果関係の列挙的または
特徴的な選択を表わす信号はキーボード720を介して入
力され作業用記憶域717に格納される。キーボード720に
おけるPFキー904の操作による作動の選択を表わす入
力信号はデータ構造864内のfor.fpfに対するデータ要素
に格納される。
【0231】キーボード720を介してユーザにより入力
される操作の選択信号が特定の降順の移行と対応するP
Fキー904の操作を表わす時、WZSCRIOモジュー
ル720に従って作動するデータ処理システム710は、(A)
で説明したように、このPFキーに対するpop.operを表
わす信号をQUERY operにコピーする。このPFキ
ーに対するoper.actionは、前記の降順の変換と対応す
るスクリーン・ファイル512内の特定のPDSC構造538
を識別する「descend #via screen#」である。データ
処理システム710はDOPXIモジュール812へ戻り、信
号はデータ構造ATAB812に格納されたアクション(ac
tion)「descend #」を表わす。
【0232】DO PXIモジュール812に従って作動
するデータ処理システム710は、(A)に記述したようにデ
ータ構造ATAB872において信号をテストする。この
場合、作動「descend #」を表わす信号に応答して、デ
ータ処理システム710は更にモジュールPXIDSC600
に従って作動してFETCH(pid)モジュール602を呼出
し、これがRETRIEVEモジュール818を呼出す。
【0233】WZRETRIEVEモジュール818に従
って作動しかつ結果関係((A)に記載されたように、$op
er-name870におけるマークされたレコードまたはデータ
構造858 における修正されたカーソルの何れか) を定義
する格納された信号に従って作動するデータ処理システ
ム710が、結果関係における第1のレコードの発生を表
わす信号をデータベース516からコピーする。結果関係
が「初めの」関係から定義されるため、FETCHに応
答して検索されるレコードの発生はqidにより識別され
る修正された照会により定義される初めの関係の要素で
ある。検索されたレコードは表示されず、システム・バ
ッファ868(第18図)に格納される。レコードが検索され
た時、PXIDSC600がDODSCモジュール807を呼
出すのである。
【0234】DO DSCモジュール807に従って作動
しかつPDSCデータ構造538の最初の部分540をアクセ
スするデータ処理システム710は、検索されたレコード
の発生から第1の部分540により定義される如くPDS
C538の第2の部分542内の対応するパラメータ@1,@
2,により表示される場所へ関係のフィールドの値を表
わす信号をコピーする。このコピーされたフィールド
は、前述の如く親のレコードおよび関連する構成のレコ
ードの双方に存在するキーである。従って、これらフィ
ールドの値は、どれが宛先の関係における関連したレコ
ードの発生であるかを定義する上で有効である。この操
作は、PDSC538によって与えられるカーソルを完成
する。このカーソルはこの時「宛先の」関係に対して完
全に定義される。
【0235】PDSC538から完成したカーソルを表わ
す信号はこの時、(A) に記載されるように、データ構造
CURSOR858内に置かれ、モジュールDOQUER
Yはカーソルを開放して新たなカーソルと対応する新た
なデータ構造QUERY862を定義するため呼出される
(「初めの」関係に対して定義されたカーソルは開放状
態のままである) 。この時のスクリーン・ファイルはア
クセスされ続け、新たなscreen#が降順の動作(descend
#via screen#) から与えられる。このモジュールに従
うデータ処理システムのある特定のカーソルに関する作
動については、(A) において詳細に説明した。
【0236】本例の結果は(PDSC538により与えら
れ、かつ「初めの」関係からの検索されたレコードの発
生からの特定の関係のフィールドの値で完成された) カ
ーソルによって定義される「宛先の」関係におけるレコ
ードがデータベース516から順次検索され、スクリーン
・ファイル512内のスクリーン・セット532のスクリーン
・フォーマットと組合わされ、ディスプレイ18上でユー
ザに対して表示されることである。ユーザは、その表示
が行なわれるレコードの発生を修正するため、前記(A)
に記載された方法でPFキー904を操作することができ
るが、例えば、ユーザは発生の更新または削除が可能で
あり、あるいはデータベース516の「宛先の」関係に対
して新たな発生を追加することができる。
【0237】ユーザが必要とする数の「宛先の」関係内
のレコードの発生を調べてこれらについて所要の操作を
行なった時、戻りPFキー904-16の操作はDOQUER
Yモジュール808をその呼出し側に戻させる。あるいは
また、宛先の関係内の全てのレコードの発生が調べられ
た時は、このような戻りはリカーション(recursion)を
スタックしないことにより自動的に行なわれる。次に
「初めの」関係の次のレコードの発生がFETCHモジ
ュール602によって検索される。降順のプロセスはこの
時、「初めの」関係の次のレコードの発生と関連した
「宛先の」関係からのレコードの発生について反復され
る。初めの関係の全てのレコードの発生に対する全ての
関連したレコードの発生が調べられると、WZPXIモ
ジュール114に従う初めの関係に対するカーソルに関す
る作動が再開される。LISTスクリーンがそれに表示
された初めの関係のメンバーと共に再び表示される。
【0238】動作 次の上記の作動の一例について、第26図に示された事例
のレコードに関して説明することにする。DD定義モジ
ュール500およびキーボード720から入力された信号に従
って作動するデータ処理システム710 は、「売上」のデ
ータベース516に対するデータ・ディクショナリ506を構
成する。このような構成の間、1つの関係が顧客のレコ
ードと注文のレコード間でユーザによって定義される。
顧客のテーブルは親のテーブルとして定義され、顧客#
フィールドは親の関係のフィールドとして定義される。
これらの定義を表わす信号は属性の格納場所520に格納
され、更に、「顧客」は関係の昇順の名前として格納さ
れ、「注文」は降順の名前として格納され、これらの名
前の文字を表わす信号は524において格納される。関係
ID#はこれらの属性に割当てられて、関係の属性の格
納場所520に対する標識となる。このID#は顧客のテ
ーブルに対する記述子570に格納され、また注文テーブ
ルに対する記述子570に格納される。
【0239】次に、アプリケーション・ビルダー・モジ
ュール508およびキーボード720から入力された信号に従
って作動するデータ処理システム710は、「売上」デー
タベース516を求めてABスクリーン・ファイル510およ
びデータ・ディクショナリ506をアクセスする。モジュ
ール550に従って作動し(A)の関係オペレータを用いるデ
ータ処理システム710は、ABスクリーン・ファイル510
からのフォーマット(第27図のフォーマットの如き)に
おいてデータ・ディクショナリ506から検索されたテー
ブル名のリスト(顧客、注文、品目および部品)を表示
する。この顧客テーブルは、最初のテーブルとしてユー
ザによって選択され、このテーブルを表わす信号はデー
タ構造PDEF853の「最初のテーブル」に格納され
る。
【0240】更にモジュール550に従って作動するデー
タ処理システム710は、データ・ディクショナリ506にお
ける顧客テーブルの記述子570をアクセスし、またその
内に見出された関係ID#(単数または複数)を用いて
関係の属性の記憶装置520をアクセスする。顧客テーブ
ルと関連するデータベース516における各テーブル(本
例の場合は、注文テーブルが1つしかない)の名前は、
第28図のフォーマットに似たフォーマットでディスプレ
イ720に表示される。この注文テーブルは、アプリケー
ション・プログラムに含まれるべき関連テーブルとして
ユーザにより選択される。
【0241】LISTスクリーン・フォーマットは、最
初のスクリーンとしてユーザにより選択され、このフォ
ーマットを表わす信号はデータ構造PDEF853の「最
初のスクリーン」に格納される。モジュール552に従っ
て作動しかつデータ・ディクショナリ506を参照するデ
ータ処理システム710は、@Default スクリーン・セッ
ト511をアクセスし、フォーマット521およびPOP509
を修正する(スクリーン・マップの如き他の制御データ
構造もまたこの時構成される)。特に、原型のリスト・
フォーマットは関係のID#により索引されるデータ要
素524から検索される文字「注文」と関連するPFキー
(一例として、PFキー904-11) を提供するよう顧客テ
ーブルに対して修正され、このスクリーンに対するPO
PテーブルはPOPオペレータ「descend #1 via sc
reen#」を含むように修正される(screen #の値はユー
ザによって割当て可能であり、LISTスクリーンは降
順の操作のため選択されるものとする)。PDSCデー
タ構造538 がdescend #1に対して構成される。その最
初の部分540におけるこのPDSC構造は、対「@1,c
ustomer,customer #」を含んでいる。即ち、顧客のレ
コードのcustomer#は、関係ID#により索引される顧
客と注文テーブル間の関係に対して属性に格納された信
号から見出されるように、この関係に対する関係のフィ
ールドである。PDSC538の第2の部分542は、データ
ベース516の注文のテーブルに対して定義される関係の
フィールドが不完全であり@1により示されるカーソル
が与えられる。
【0242】最後に、原型のスクリーン・セット・フォ
ーマット521および関連したPOP509が、フォーマット
532および制御信号534を宛先の関係に対して構成される
ようにコピーされ修正される(もしあれば)。スクリー
ン・ファイル512の残りが構成され、必要に応じてユー
ザによって編集される。
【0243】ある後の時点において、データ処理システ
ムの端末のユーザは、PACE RUN514および構成
されたスクリーン・ファイル512に従って操作を開始す
る。データ構造PDEF853における信号に従って、(A)
の関係オペレータを使用して、データ処理システム710
は、顧客テーブルからのレコードの発生と共にフォーマ
ット522からのLISTスクリーン・フォーマットを表
示するように作動する。この表示は、選択可能な操作の
表示の内文字「11) 注文」を含む。ユーザは、(A)に記
載された方法で特定のリストされた顧客レコードの発生
を列挙し、PFキー904-11を操作する。(A)において記
載される方法においては、このPFキーの操作を表わす
信号を用いて、qry.operにコピーされる対応するPOP
operをLISTスクリーン・フォーマット522に対す
るPOPテーブルから検索される。qry.oper-action は
「descend #1 via LIST screen」であり、こ
れはデータ構造ATAB872に対してコピーされる。
【0244】PACE RUNに従って作動するデータ
処理システム710はdescend #1を表わす信号を用いて
この降順の操作に対して前に構成されたPDSCデータ
構造538をアクセスする(最初のLISTスクリーンか
ら) 。列挙された顧客のレコードの最初のものは、デー
タベース516から取出されてシステム・バッファ168に格
納される。その顧客#のフィールドの値は、@1によっ
て示されるPDSC部分542における場所に対してコピ
ーされ、これによりカーソルを完成する。DOQUER
Yモジュール108はこの時(A)に述べた方法においてこの
カーソルに関する操作のため呼出される。顧客#の関係
のフィールドがシステム・バッファにおける顧客のレコ
ードからコピーされた値を要求する注文のレコードの発
生が検索され、LISTスクリーン・フォーマット532
上でユーザに対して表示される。
【0245】ユーザは、(A)に記載される方法でリスト
された注文のレコードの発生について操作することがで
きる。特に、ユーザはこのようなレコードの発生の修正
または削除ができ、あるいはユーザは新たなレコードの
発生を追加することができる(但し、本文には記述しな
い方法で強制される関係の属性の記憶場所520における
保全規則に従う) 。全てのこのような所要操作が行なわ
れると、最初のLISTスクリーンからの次の列挙され
た顧客レコードが取出され、その顧客#がデータ構造P
DSC538のカーソル部分542の@1の場所に対してコピ
ーされる。このカーソルによって定義される注文のレコ
ードの発生はこの時検索されることになる。この過程
は、LISTスクリーンから列挙された全ての顧客レコ
ードに関して実施されるまで継続する。
【0246】このため、ユーザが最も頻繁にデータベー
スについて行なうことを欲する操作は全て作成されたス
クリーン・ファイル512の形態におけるアプリケーショ
ン・プログラムの操作を介して会話的かつ非手順的に行
なうことができる。
【0247】このように、本発明によるデータ処理シス
テムの操作は、最初に表示されるレコードと関連するど
んなレコードの表示への容易に達成される変換を含むリ
レーショナル・データベースの会話的かつ非手順的な保
守のためのアプリケーション・プログラムを作成するた
めプログラマでない者のために特に簡単な手段を提供す
る。このような複雑かつ柔軟なアプリケーション・プロ
グラムの作成はこれまでかなりの時間にわたって習熟し
たプログラマの採用を必要とし、最終製品はしばしばこ
の技術の使用によって達成できるような最終ユーザの実
際の目的に充分に適したものではない。
【0248】(C) 本発明の好適な実施例の説明 次に図面特に第31図に関して、同図に示されるように格
納場所がプログラム記憶域に割当てられるプログラム・
モジュールについて、WZFETCHモジュール602を
除いて詳細に記述することにする。このモジュールは以
下本文において更に詳細に説明する。
【0249】第32図においては、格納場所が第31図の作
業用記憶域が割当てられるデータ構造が以下に述べる点
を除いて(B)に記述した。特に、本発明によれば、TC
OMデータ構造1160は更に状態データ構造1700を領域信
号を含み、データ構造QUERY162は更に1つの取出
し位置(qry.fch-pos1707)と1つのポインタ@pgm-butを
表わす信号を含んでいる。プログラム・バッファ1703は
データ構造QUERY162における@pgmbufによって指
示される作業用記憶域において提供される。メッセージ
・ファイルのデータ構造1702は作業用記憶域において提
供される。データ・ディクショナリ1506は、データベー
スにおいて定義される各関係に対する関係の属性1520と
データベースにおける各関係(テーブル)に対する記述
子1570を提供する。好適な実施態様においては、このデ
ータ・ディクショナリはそれ自体1つのリレーショナル
・データベースであり、かつデータベースの記憶域に提
供されるが、これは本発明において必須のものではな
い。
【0250】次に第33図においては、WZFETCH装
置602の構造が更に詳細に示されている。第29図のデー
タ処理システム1010に対して必要な入力信号は、WZF
ETCHに従って作動する時、物理的なデータベース11
50から得られる特定のレコードの発生(単数または複
数)を(カーソルのインプリケーション(implication)
により)指示するデータ構造QUERY162(第32図)を
識別するパラメータ$qidである。このデータ処理シス
テムは、このパラメータなしにWZFETCHに従って
作動することはできない。更に3つの任意のパラメー
タ、即ち#screen-file,screen#または#screen-name)
および$errors-onlyがある。これらのパラメータの最
初の2つは、ディスプレイ1018の制御のため使用される
特定のスクリーン・フォーマット信号(第32図の1166)
を識別する。前記の$errors-onlyは2つの値(yesまた
はno)の一方を取り得、その意味は以下において説明す
る。
【0251】WZFETCHは3つの構造、即ち主モジ
ュール1704、会話型モジュール1706および非会話型モジ
ュール1708からなる。
【0252】主モジュール1704に従って作動するデータ
処理システム1010は、パラメータ#screen-fileおよびs
creen#を表わす信号がWZFETCHに対して与えら
れたかどうか、またパラメータ$errors-onlyが「yes」
または「no」の何れであるかをテストするように作動す
る。以下の条件が新式される。
【0253】第一に、もしスクリーン・フォーマットが
識別されなければ、データ処理システム1010は非会話型
モジュール1704に従って作動する。もしスクリーン・フ
ォーマットが識別されかつもし$erros-only=yesなら
ば、種モジュール1704の制御下で作動するデータ処理シ
ステム1010は、TCOMデータ構造1160(第32図)のス
テータス(状態)構造1700に与えられる信号をテストす
る。これらの信号は以下に述べる方法で与えられる。も
しこれらの信号により表わされる値が以下に述べる方法
で前に検出されたエラーを示すならば、データ処理シス
テム1010は更に会話型モジュール1706に従って作動す
る。もし状態構造信号により表わされる値がエラーでな
ければ、データ処理システム1010は更に非会話型モジュ
ール1708に従って作動する。
【0254】最後に、もしあるスクリーン・フォーマッ
トが識別され$errors-only=noであるならば、データ
処理システム1010は会話型モジュール1706の制御下で更
に作動する。
【0255】非会話型モジュール1706はWZRETRI
EVEモジュール1118(第31図)を呼出し、(A)で説明し
たようにモジュール1118に従って作動するデータ処理ス
テム1010は、その時のカーソルにより定義されるレコー
ドの発生を表わすデータベース1150からコピーするため
オペレーティング・システムのアクセス法を呼出す。こ
のコピーされた信号はシステム・バッファ1168(第32
図)に置かれる。非会話型モジュール1704に戻ると同時
に、データ処理システム1010は検索された信号をプログ
ラム・バッファ1703(第32図)にコピーするよう作動し
て、1707においてqry.fch-posを増分する。システム101
0はこの時以下に述べるWZFETCHと呼ばれるどの
モジュールによる作動に戻る。
【0256】あるいはまた、会話型モジュール11706に
従って作動するデータ処理システム1010は、ディスプレ
イ1018を制御するため使用されるスクリーン・フォーマ
ット信号1166をアクセスするための入力パラメータ$sc
reen-fileおよびscreen#から信号を取得する。必要に
応じて、この時データ処理システム1010は、WZ OP
EN SCREEN−FILEモジュール1106(第31
図)を呼出す。次に、データ処理システム1010はTCO
Mデータ構造1160におけるステータス(状態)データ構
造1700からなる信号をテストする。
【0257】もしこれらの信号がエラーが前に検出され
たことを表示しなければ(以下に説明する方法で)、デ
ータ処理システム1010はWZRETRIEVEモジュー
ル1118を非会話型モジュール1708におけるように呼出
し、データベース1150から$qidにより識別され且つqr
y.fch-posによって指示される照会により指定されるレ
コードの発生を表わす信号をコピーする。次にシステム
1010は、信号がWZRETREIVEに従って作動する
間システム1010により置かれたシステム・バッファ1168
からプログラム・バッファ1703に対して信号をコピー
し、qry.fch-pos1707からなる信号を増分する。
【0258】もし1700における状態のデータ構造信号が
エラーが前に検出されたことを表示するならば、データ
処理システム1010はシステム・バッファ1168からプログ
ラム・バッファ1703に対して前に検索されたレコードの
発生を表わす信号をコピーする。WZRETRIVEは
呼出されない。
【0259】何れの場合にも、データ処理システム1010
は次に、ディスプレイ1810を含むデータ処理システムを
制御してプログラム・バッファ1703におけるレコードの
発生の表示を行なうモジュールWZSCRLOD1116お
よび1120を詳細に前に述べたようにスクリーン・サービ
スに従って作動する。
【0260】エラーの場合には、状態信号から1700から
得られるエラー・パラメータ信号が、スクリーン・サー
ビス・モジュールに従って作動するデータ処理システム
1010によって使用されて、特定のエラーに適するエラー
・メッセージを構成する表示可能な文字を表わす信号を
メッセージ・ファイル1702からコピーする。このため、
レコードの発生およびエラー・メッセージの表示は、フ
ォーマット1166に従ってディスプレイ1018上で行なわれ
る。
【0261】いずれの会話型の場合でも、(A)で説明し
たようにスクリーン映像を表わす信号が格納され、オペ
レーティング・システム1100の制御下でデータ処理シス
テム1010によって用いられてディスプレイ1018を制御す
る。この時、データ処理システムの会話型ユーザは、格
納されたスクリーン映像の信号を修正して選択された操
作を表わす操作選択信号を入力するように作用するキー
ボード1020上のキーを操作することができる。
【0262】WZSCRIOモジュール1120およびこれ
から呼出されたWZFORMSモジュール122に従うデ
ータ処理システムの作動中、フィールドの制約の違反の
如き上記の種類のエラーが検出される。例えば、もしユ
ーザが数字の如きレコードに対する記述子1570において
指定されるフィールドにおける英字の表示を行なうため
スクリーンを修正しようとするならば、メッセージ(メ
ッセージ・ファイル1702からの)の表示がユーザに対し
て行なわれることになる。このエラーが会話式で訂正さ
れるまで、システム1010はWZFORMSモジュール11
22に従う作動から戻ることはない。
【0263】スクリーン・サービス・モジュールから戻
ると同時に、データ処理システムは状態データ構造1700
の信号をリセットして保全レベルのエラーを表示せず、
会話型モジュール1706へ戻る。この時、キーボード1020
におけるPFキー1204を表わす信号はqry.operに存在す
る。
【0264】会話型モジュール1706に従って更に作動す
るデータ処理システム1010は、会話的ユーザによる操作
の選択(操作されたPFキー1204により入力される)を
表わす信号をテストする。ある操作(表示、飛越し、再
試行、継続および本発明とは関連しない他の操作のスク
ロール動作)は、会話型モジュール1706に従って作動す
るデータ処理システム1010によって実施することがで
き、他の操作については、データ処理システム1010は前
のあるモジュールへ戻らなければならない。FETCH
は常に$STATUS信号(照会の終りまたは成功)を
生じる。
【0265】WZFETCHに従う操作について以下説
明する。先ず第31図においては、本文において論述しな
い降順の操作とは別に、データ処理システム1010がWZ
RETCHに従って作動する文脈(context)は、(A)の関
係オペレータによるデータ処理システムの前の操作の間
にある修正されたカーソルを形成したものと殆んど同じ
ものである。この修正されたカーソルは、レコードの発
生のある結果関係を指示する。更に、会話型のユーザ
は、第31図のモジュールWZDISP,WZSELEC
TまたはWZPXIに従って作動するシステム1010によ
り取扱うことができない切換え操作の1つを選択するこ
とができるキーボード1020上のPFキー1204を操作する
ことになる。特に、このような操作はスクリーン・フォ
ーマット1166の追加、修正または削除への変換、もしく
は本文の(B)に述べたように関連したレコードの発生の
表示へ降順の変換である。
【0266】作用においては、この文脈では、データ処
理システム1010はPACE RUNその他の呼出しプロ
グラム内のDO PXIモジュールへ戻り、修正された
カーソルおよび選択された操作を表わす信号が作業用記
憶域において呈示される。
【0267】DO PXIモジュール1112に従って作動
するデータ処理システム1010は、選択された操作を表わ
す信号をテストする。もし操作が降順であれば、これは
(B)において述べたように取扱われる。もしこの動作が
スクリーン・フォーマットの追加、修正または削除への
変換であるならば、モジュールDOPXIは依然として
PACE RUN内か他の呼出しプログラム内のDO
UPDATEモジュール1126を呼出す。
【0268】ADDスクリーンの場合については本文で
は詳細には記述しない。要約すれば、省略時のスクリー
ンの追加操作はユーザにより会話的に有効に定義するこ
とができ、これにおいてはある開放フィールドがそれに
含まれる特徴的な情報により表示される。この目的のた
め、データ処理システム1010はWZFETCHに従って
作動するが、データベース1150からのレコードの発生の
検索の代りに、省略時の特徴的な情報を含むディフォー
ルト・レコード1800を検索する。
【0269】スクリーン・フォーマット1166の修正また
は削除の場合には、DO UPDATEモジュール1126
に従って作動するデータ処理システム1010はWZFET
CHを呼出す。もしステータスの値が「照会の終り」で
あれば、データ処理システム1010はDO PXIモジュ
ール1112へ戻る。
【0270】もし1つのレコードの発生の表示を行なう
スクリーン・フォーマット1166を見中スクリーンの修正
または削除への変換がユーザにより選択されたならば、
データ処理システム1010は、スクリーン・フォーマット
の修正または削除に従って表示するため前記レコードの
発生を得るためWZFETCHに従って作動することに
なる。スクリーン・フォーマットの修正または削除は会
話的モジュール1706に従って作動するデータ処理システ
ム1010によって用いられ、このレコードの発生の表示が
ユーザに対して行なわれる。修正操作の場合には、ユー
ザは示されたレコードの発生のフィールドを会話的に修
正して、データベースにおける対応するレコードの発生
信号の修正の操作を選択するように入力キー1206を操作
することができる(表示の修正はそれ自体データベース
における物理レコードを修正することはなく、この修正
は以下に述べるように妥当性検査の後、別の操作におい
て行なわなければならない)。或いはまた、ユーザは、
レコード飛越しのためPFキー1204-1を操作することが
でき、あるいは戻りのPFキー1204-16を操作すること
ができる。
【0271】データ処理システム1010はこの時、DO
UPDATEモジュール1126に戻り、これがWZUPD
ATEモジュール1115の呼出しを行なう。本文の記述の
目的のため、WZUPDATEモジュール1115は修正と
削除の両方の操作を行なうための手段を提供するものと
する。モジュール1126に従って作動するデータ処理シス
テム1010は、関係の属性の記憶場所1520からの、保全の
制限を構成する信号をアクセスする(このような信号は
前に作業用記憶域にコピーされていることが望まし
い)。データ処理システム1010は、選択された操作の妥
当性を検査するためユーザの入力(修正の操作のための
レコードの発生修正による操作の選択)を表わす信号と
共にこのような保全制限信号を使用する。プログラム・
バッファ1703における信号は、それについて操作が実施
されることになるレコードの発生を含んでいる。
【0272】もし選択された操作が妥当でなければ実行
されないが、エラー条件を表わす信号はシステム1010に
よって生成されてTCOMデータ構造1160の状態データ
構造1700に格納され、その後システム1010はDO UP
DATEに戻る。この時検出されたエラーの種類につい
ては、関係の属性1520が削除を禁止する時、子のレコー
ドの発生がある関係により関連付けられる親のレコード
の発生を除去しようとする試みの事例により前に記述し
た。
【0273】更に望ましくは、他のエラーもまたこの時
検出される。例えば、ある特定のレコードの発生を「固
定する」(別の会話的ユーザが別の端末を介してこれに
関し操作しつつある故に使用できない状態となる)こと
ができ、その結果この操作は妥当であってもこの時実施
することができず、ある短い時間間隔の後操作を再び試
みることができる。
【0274】もしこの操作が妥当であり実施することが
できる場合は、モジュールWZUPDATEに従って作
動するシステム1010はこの操作を行なってDOUPDA
TEへ戻る。
【0275】DO UPDATEモジュール1126に従っ
て作動するデータ処理システム1010はWZFETCHを
呼出す。前述の如くWZFETCHに従って作動するシ
ステム1010はまた状態のデータ構造をテストして、エラ
ー条件に応答して前に検索されたレコードの発生からな
る信号をシステム・バッファ1168(前のWZFETCH
操作の間最初に検索された時信号が置かれる)からプロ
グラム・バッファ1703へコピーする。スクリーン・サー
ビス・モジュール前述の如く呼出されて、メッセージ・
ファイル1702からのエラー・メッセージと共に前に検索
されたレコードの発生を表示するようディスプレイ1018
を制御する。望ましくは、エラー状態にあったフィール
ド(単数または複数)がディスプレイにおいて点滅され
る。
【0276】会話中のユーザはこのエラー・メッセージ
を読出して入力を訂正することができる。ユーザが入力
キーまたはPFキー1204-1または1204-16の一方を操作
した時、データ処理システム1010はWZFETCHに従
う操作からのDO UPDATEモジュール1126へ戻
る。モジュール1126は前述の如くWZ UPDATEモ
ジュール115を呼出し、システム1010は選択された操作
(および修正操作のための修正されたレコードの発生信
号)を検査し、もしエラーが訂正されたならば、選択さ
れた操作を実行する。
【0277】パラメータ$errors-onlyは以下の方法で
使用される。ある場合には、「全ての削除」の如く選択
可能な操作を会話ユーザに対して提供することが必要と
なり、この場合複数のレコードの発生(望ましくは、前
の操作において与えられる結果関係により定義される)
が全てデータベース1150から削除されることになる。も
し操作がこのレコードの発生に関して妥当であるならば
ユーザは各レコードの発生が削除される前にこれを調べ
る必要はないが、もしこの操作がレコードの発生のどれ
か1つについて不当であるならば、操作がこのレコード
に関して訂正もしくは飛越し可能でありまたこの操作が
残りのレコードについて行なえるように、ユーザがある
エラー・メッセージによりこのレコードの発生を見るこ
とができることが望ましい。あるいはまた、前述の如
く、あるデータ処理システムにおいては多くの会話ユー
ザが同時にデータベース1150におけるレコードの発生を
アクセス中あるデータ処理システムにおいて特定のレコ
ードの発生がある特定の時点において検索できないこと
が生じる恐れがある。このような場合には、もし成功す
ればシステムが作動を継続することを許す再試行操作を
会話ユーザが選択することが可能であることが望まし
い。
【0278】この目的のため、選択された操作がカーソ
ルによって指示された全てのレコードの発生に関して実
施されるまで、DO UPDATEモジュール126は交
互にWZ FETCHモジュール602およびWZ UP
DATEモジュール1115を呼出す。パラメータ$errors
-onlyの「yes」の値を表わす信号は、WZFETCHモ
ジュール602に従って作動する時、システム1010によっ
て用いられる。このような信号に応答して主モジュール
704に従って作動する時、システム1010はTCOM1160
における状態の構造からなる信号を使用する。もしこれ
ら信号により表わされる値が前に検索されたレコードの
発生について選択された操作を実行する際エラーがない
ことを表示するならば、システム1010は非会話型モジュ
ール1708に従って作動して次のレコードの発生を検索
し、これを構成する信号をプログラム・バッファに置
き、qry.fch-pos信号1707を増分する。この操作はこの
時新たに取出されたレコードの発生に関して検査される
ことになる。
【0279】しかし、もしステータス構造1700を構成す
る信号がWZ UPDATE155によるシステム1010の
前の操作から1つのエラー条件を示すならば、主モジュ
ール1704に従って作動するシステム1010は会話型モジュ
ール1706を呼出すことになる。
【0280】前述の如く、前に検索されたレコードの発
生を構成する信号はプログラム・バッファ1703へコピー
され、スクリーン・サービス・モジュールは、screen#
により指示されるフォーマット1116に従ってこのような
レコードの発生およびファイル1702からのエラー・メッ
セージの表示を行なうためディスプレイ1018を制御す
る。
【0281】操作の選択信号を含む会話ユーザによる信
号の入力と同時にシステム1010は前に検索された保全レ
ベルのエラーの表示のステータス関係1700をクリアし
て、WZ UPDATEモジュール1115を呼出すDO
UPDATEへ戻る。もし会話ユーザの信号がエラーを
訂正した(あるいは、再試行または飛越し、または他の
適当な操作を選択した)場合には、システムは適当な動
作を行ない残りのレコードの発生による操作を継続する
ことができる。もしそうでなければ、システム1010は再
びこの操作の検査に失敗し、適当な進行をステータスの
構造1700に置く。DO PXIまたは他の呼出しプログ
ラムへの戻りが生じない状態は、エラーが訂正されるま
であり得る。このため、DO PXIまたは他の呼出し
プログラムのどれも、このようなエラーを取扱うための
手段を必要としない。
【0282】本発明による装置および操作が多くの場合
における入力エラーの訂正を行なうため会話ユーザにと
って特に便利な手段を提供することが判るであろう。エ
ラーの検出およびこれを訂正する会話的な手段がデータ
処理システムの作動の照会アクセス・レベルにおいて提
供される。このため、プログラマがこのようなエラー・
レベルに関与する必要がないため、修正または削除操作
を用いるデータベースのレコードの発生と同時に行なわ
れる他の操作を含む会話的なデータベースの保守プログ
ラムをプログラマが構成しつつある場合に特に利点をも
たらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)に記載した技術が採用されたデータ処理シ
ステムの簡単なブロック図である。
【図2】データベースを含む物理的なレコードとデータ
処理システムのユーザ間の関係を示す概念図である。
【図3】データベースを含む物理的なレコードとデータ
処理システムのユーザ間の関係を示す概念図である。
【図4】リレーショナル・データベースの典型的な関係
の構成要素を示す図である。
【図5】図1のデータ処理システムのキーボードを示す
図である。
【図6】データ処理システムにおけるデータの格納の割
当てを示す概念図である。
【図7】データ処理システムにおいてプログラムの格納
の割当てを示す概念図である。
【図8】スクリーン像を規定するためデータベースから
のレコードの発生の表示と組合わされた特定のスクリー
ンのフォーマットを示す図である。
【図9】本発明の関係オペレータ装置を示す概念(ブラ
ックボックス)図である。
【図10】図6の各部を更に詳細に示す概念図である。
【図11】図6の各部を更に詳細に示す概念図である。
【図12】スクリーンのフォーマットの形式を示す概略
図である。
【図13】あるスクリーン・フォーマットを更に詳細に
示す図である。
【図14】あるスクリーン・フォーマットを更に詳細に
示す図である。
【図15】図6の一部を更に詳細に示す図である。
【図16】(B)に記載した検索技術が用いられるデータ
処理システムのブロック図である。
【図17】図16のデータ処理システムのキーボードを
更に詳細に示す図である。
【図18】この検索技術による第16図のデータ処理シス
テムの記憶装置のデータ格納場所の一部の割当て状態を
示す図である。
【図19】この検索技術による図16のデータ処理シス
テムの記憶装置のプログラムの格納場所の一部の割当て
状態を示す図である。
【図20】本装置のデータ格納場所における信号に関し
てプログラム格納場所に格納された特定の信号の制御下
における図16のデータ処理システムにより行なわれる
諸操作を示す概念図である。
【図21】この検索技術による操作において用いられる
あるスクリーン・フォーマットを詳細に示す図である。
【図22】この検索技術による操作において用いられる
あるスクリーン・フォーマットを詳細に示す図である。
【図23】この検索技術による操作において用いられる
あるスクリーン・フォーマットを詳細に示す図である。
【図24】この検索技術による操作において用いられる
あるスクリーン・フォーマットを詳細に示す図である。
【図25】図18の一部を更に詳細に示す図である。
【図26】ある事例のデータベースのレコードにおける
関係を示す概念図である。
【図27】本検索技術による操作において用いられる更
に別のあるスクリーン・フォーマットを詳細に示す図で
ある。
【図28】本検索技術による操作において用いられる更
に別のあるスクリーン・フォーマットを詳細に示す図で
ある。
【図29】本発明が用いられるデータ処理システムの簡
単なブロック図である。
【図30】図1のデータ処理システムのキーボードを示
す図である。
【図31】プログラムの格納場所の割当てを示す図であ
る。
【図32】作業用記憶域の割当てを示す図である。
【図33】図31のWZFETCHモジュールを更に詳
細に示す図である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を提供する入力手段(20)
    と、視覚的ディスプレイ(18)と、関係型データベー
    ス(150)内の関係として構成される複数のレコード
    実現値を表わす信号を提供する記憶手段(17)と、作
    業用記憶域(17)と、前記視覚的ディスプレイ(1
    8)を制御し前記作業用記憶域(17)の読出し・書込
    みを行い前記入力信号に応答する手段と前記データベー
    ス(150)からレコード実現値信号を検索して検索さ
    れたレコード実現値信号を前記作業用記憶域(17)に
    格納するアクセス手段(102)とを有するプロセッサ
    (12)と、を有するデータ処理システム(10)にお
    いて、 a)予め定義した表示フォーマットを表すフォーマット
    信号と、前記データベースにおける前記関係の少なくと
    も1つを含むターゲットに対して定義されたカーソルを
    表わすカーソル信号とを提供する、前記作業用記憶域
    (17)内の手段(151、158、162)と、 b)前記入力手段(20)を介して列挙的かつ対話的に
    定義される構成要素(membership)から成る
    結果関係を表わす信号を提供する関係演算子手段であっ
    て、 前記作業用記憶域から前記カーソル信号を受け入れるカ
    ーソル受入れ手段であって、該カーソル受入れ手段から
    の信号に応答して前記データ処理システムのアクセス手
    段が前記ターゲットから前記カーソルによって特定され
    るレコード実現値信号を検索するカーソル受入れ手段
    と、 前記フォーマット信号と前記格納された検索されたレコ
    ード実現値信号に応答して、前記作業用記憶域から前記
    フォーマット信号を受け入れ、スクリーン画像(40
    2)を表わすスクリーン画像信号を定義して格納するス
    クリーン画像定義手段と、を有する関係演算子とを備え
    ており、 c)前記プロセッサは、前記演算子手段に応答して、前
    記ディスプレイを制御して前記格納されたスクリーン画
    像信号の表現を表示し、前記検索されたレコード発生の
    あるものの列挙を行なって前記の表示中入力される前記
    入力手段からの列挙信号と対応する前記の格納されたス
    クリーン画像信号を修正し、 (IV) 前記オペレータ手段は更に、前記カーソル信号
    と共に前記の修正されたスクリーン画像信号から結果関
    係を定義する出力信号を導出し、そのメンバーシップは
    列挙的に定義され、そして前記作業用記憶域に前記出力
    信号を格納する手段を含む、ことを特徴とするデータ処
    理システム。
  2. 【請求項2】 前記オペレータ手段のスクリーン画像画
    成手段は更に、前記の予め定めた表示フォーマット信号
    に応答し、前記プロセッサにより実行可能な複数の選択
    可能オペレーションの表示を前記スクリーン画像におい
    て画成し、 前記プロセッサは、前記オペレータ手段に応答し、かか
    る表示中、前記入力手段から入力されるオペレーション
    選択信号を受入れて、前記の定義された複数のオペレー
    ションの1つの選択を行ない、前記プロセッサは前記オ
    ペレーション選択信号を格納し、 前記オペレータ手段は更に、前記の格納されたオペレー
    ション選択信号に応答し、前記の選択されたオペレーシ
    ョンを表わす出力信号を提供及び格納する99手段を提
    供する、ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 入力信号を提供する入力手段と、視覚的
    ディスプレイと、1つの関係型データベース内の関係と
    して構成される複数のレコード発生を表わす信号を提供
    する記憶手段と、作業用記憶域と、前記視覚的ディスプ
    レイを制御し、前記作業用記憶域の読出し書込みを行な
    い、前記入力信号に応答する手段及び前記データベース
    からレコード発生信号を検索し、前記作業用記憶域にお
    いて検索されたレコード発生信号を格納するアクセス手
    段を有するプロセッサと有するデータ処理システム
    において、 予め定めた表示フォーマットを表わすフォーマット信号
    及び前記データベースにおける前記関係の少なくとも1
    つを含む目標に対して定義されたカーソルを表わすカー
    ソル信号を表わすフォーマット信号を生じる前記作業用
    記憶域における手段と、 結果関係を表わす信号を生じる関係オペレータ手段であ
    って、前記結果関係におけるメンバーシップは前記デー
    タベースにおいて明示的に定義されたレコード発生の属
    性に照して定義される、関係オペレータ手段を有し、前
    記結果関係は前記入力手段を介して対話的に定義され、
    前記オペレータ手段は、 前記作業用記憶域から前記フォーマット信号を受入れ、
    総称的要素および開放要素を提供するスクリーン画像を
    表わす信号を定義及び格納するスクリーン画像画成手段
    を含み、 前記プロセッサは、前記オペレータ手段に応答し、前記
    スクリーン画像の表示を表示する前記ディスプレイを制
    御し、そして前記表示中に入力される前記入力手段から
    の特徴信号に応答して前記の格納されたスクリーン画像
    の開放要素を修正し、前記カーソルの特徴を生じ、 前記オペレータ00手段は更に、前記カーソル信号と共
    に前記の修正されたスクリーン画像信号から、結果関係
    を定義する修正されたカーソルを定義する出力信号を導
    出し、そこにおいてメンバーシップは特徴的に定義さ
    れ、そして前記作業用記憶域に前記出力信号を格納する
    手段を含む、ことを特徴とするデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 前記オペレータスクリーン画像画成手段
    が更に、前記の予め定めた表示フォーマット信号に応答
    し、前記プロセッサにより実行可能な複数の選択可能オ
    ペレーションの表示を前記スクリーン画像において画成
    し、 前記プロセッサが前記オペレータ手段に応答し、かかる
    表示中前記入力手段から入力され選択信号を受入れて、
    前記の定義された複数のオペレーションの1つの選択を
    行ない、前記プロセッサは前記のオペレーション選択信
    号を格納し、 前記オペレータ手段は更に、前記の格納されたオペレー
    ション選択信号に応答し、前記の選択されたオペレーシ
    ョンを表わす出力信号を提供及び格納する、ことを特徴
    とする請求項3記載のデータ処理システム。
  5. 【請求項5】 入力信号を提供する入力手段と、視覚的
    ディスプレイと、1つの関係型データベース内の関係と
    して構成される複数のレコード発生を表わす信号を提供
    する記憶手段と、作業用記憶域と、前記視覚的ディスプ
    レイを制御し、前記作業用記憶域の読出し書込みを行な
    い、前記入力信号に応答する手段及び前記データベース
    からレコード発生信号を検索し、前記作業用記憶域にお
    いて検索されたレコード発生信号を格納するアクセス手
    段を有するプロセッサと、を含むデータ処理システムに
    おいて、 (I) 予め定めた第1と第2のモードの表示フォーマ
    ットを表わす応答フォーマット信号を提供し、前記フォ
    ーマット信号は前記の第1と第2のモード表示フォーマ
    ットとそれぞれ対応する第1と第2のモードの標識を含
    み、そして前記データベースにおける前記関係の少なく
    とも1つを含む目標に対して定義されるカーソルを表わ
    すカーソル信号を提供する、前記作業用記憶域における
    手段と、 (II) 前記入力手段を介して対話的に定義された結果
    関係を表わす信号を提供する関係オペレータ手段と、を
    設け、該オペレータ手段は、(A) 前記作業用記憶域か
    ら前記カーソル信号を受入れるカーソル受入れ手段を備
    え、(B) 前記データ処理システムのアクセス手段は、
    前記カーソル受入れ手段および前記第1のモード標識か
    ら得られた信号に応答し、前記目標から前記カーソルに
    より指示されるレコード発生信号を検索し、(C) 前記
    第1のモード標識に応答し、前記作業用記憶域から前記
    第1のモードのフォーマット信号を受入れ、そして前記
    第1のモード・フォーマット信号および前記の検索され
    たレコード発生信号に応答し、第1のモード・スクリー
    ン画像を表わす第1モード・スクリーン画像信号を画成
    及び格納するスクリーン画像画成手段を備え、 (III) 前記プロセッサは、前記オペレータ手段応答
    し、前記第1のモードのスクリーン画像の表示を表示す
    るように前記ディスプレイを制御し、かかる表示中前記
    入力手段から入力される列挙的信号と対応する前記の格
    納される第1のモードのスクリーン画像信号を修正し、
    (A) 前記スクリーン画像画成手段は、前記第2のモー
    ド標識から得られる信号に応答し、前記第2のモードの
    フォーマット信号を作業用記憶域から受入れ、そして総
    称的要素と開放要素を提供する第2のモードのスクリー
    ン画像を表わす第2のモードのスクリーン画像信号を定
    義及び格納し、 (IV) 前記プロセッサは、前記オペレータ手段に応答
    し、前記第2のモードのスクリーン画像の表示を表示す
    るように前記ディスプレイを制御し、そして前記表示中
    前記入力手段から入力される特徴信号に応答して前記の
    格納された第2のモードのスクリーン画像の開放要素を
    修正し、前記カーソルの特徴化を行ない、 (V) 前記オペレータ手段は更に、(A) 前記カーソ
    ル信号と共に前記の修正された第1のモードのスクリー
    ン画像信号から、結果関係を定義する出力信号を導出す
    る手段であり、そこにおいてメンバーシップは列挙的に
    定義される、導出する手段と、(B) 前記カーソル信号
    と共に前記の修正された第2のモードのスクリーン画像
    信号から、特徴的に定義される要素である結果関係を定
    義する出力信号を導出する手段と、(C) 前記作業用記
    憶域において前記出力信号を格納する手段と、を含む、
    ことを特徴とするデータ処理システム。
  6. 【請求項6】 前記オペレータ手段のスクリーン画像画
    成手段は更に、前記の予め定めた表示フォーマット信号
    に応答し、前記のスクリーン画像において前記プロセッ
    サにより実行可能な複数の選択可能オペレーションの表
    示を定義し、前記複数の選択可能なオペレーションは前
    記各モード・フォーマット毎に定義されており、 前記プロセッサは、前記オペレータ手段に応答し、前記
    スクリーン画像のこのような表示中前記入力手段から入
    力されたオペレーション選択信号を受入れて、前記表示
    フォーマットに対して定義される前記の複数のオペレー
    ションの1つの選択を行ない、前記プロセッサは前記オ
    ペレーション選択信号を格納し、 前記オペレータ手段は更に、前記の格納されたオペレー
    ション選択信号に応答し、前記の選択されたオペレーシ
    ョンを表わす出力信号を提供及び格納する手段を提供す
    る、ことを特徴とする請求項5記載のデータ処理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記第1のモード・フォーマットに対し
    て定義される前記の複数の選択可能なオペレーション
    が、前記第1のモード・フォーマットに従う表示から前
    記第2のモード・フォーマットに従う表示への移行オペ
    レーションを含み、 前記オペレータ手段は更に、前記移行オペレーションを
    表わす前記出力信号に応答し、前記スクリーン画像画成
    手段に対して前記第2のモード標識を表わす信号を提供
    する手段を含む、ことを特徴とする請求項6記載のデー
    タ処理システム。
  8. 【請求項8】 前記第2のモードのフォーマットに対し
    て定義される前記の複数の選択可能なオペレーション
    が、前記第2のモードのフォーマットによる表示から前
    記第1のモードのフォーマットによる表示への移行オペ
    レーションを含み、 前記オペレータ手段が更に、前記移行オペレーションを
    表わす前記出力信号に応答し、前記スクリーン画像画成
    手段および前記カーソル受入れ手段に前記第1のモード
    標識を表わす信号を提供する手段を含み、 前記カーソル受入れ手段が、その後、前記の修正された
    カーソル信号に応答し、前記目標からレコードの発生信
    号を検索する、ことを特徴とする請求項6記載のデータ
    処理システム。
  9. 【請求項9】 前記作業用記憶域が第1と第2のバッフ
    ァ位置を提供し、 前記フォーマット信号が第1と第2のモードが予め定め
    られた表示フォーマットを表わす信号を含み、該フォー
    マット信号は前記第1と第2のモードの表示フォーマッ
    トとそれぞれ対応する第1と第2のモード標識と、前記
    第1のモードの表示フォーマットと関連したスクリーン
    制限信号とを含み、 前記データ処理システムのアクセス手段は、前記カーソ
    ル受入れ手段と前記スクリーン画像画成手段に応答し、
    前記カーソルにより指示されるレコード発生信号を前記
    の目標から検索し、前記第1のバッファ位置において前
    記レコード発生信号を格納し、 前記スクリーン画像画成手段は、前記第1のモード標識
    に応答し、前記第1のバッファ位置から前記第2のバッ
    ファ位置に順次検索された前記レコード発生信号を連続
    的に移動し、前記複数のレコード発生信号が前記第2の
    バッファの場所に与えられるまで、更にレコード発生信
    号を検索するように、前記データ処理システムのアクセ
    ス手段を制御し、前記の複数のレコード発生信号は、前
    記スクリーン制限信号によって定義され、 前記スクリーン画像画成手段は、その後、前記第1のモ
    ード標識に応答し、前記第1のモード・フォーマット信
    号を前記作業用記憶域から受入れ、前記第1のモードの
    フォーマット信号および前記第2のバッファ位置におけ
    る前記の格納された複数の検索されるレコード発生信号
    に応答し、スクリーン画像を表わすスクリーン画像信号
    を定義及び格納し、 前記スクリーン画像画成手段は、前記第2のモード標識
    に応答し、前記第2のモードのフォーマット信号を前記
    作業用記憶域から受入れ、そして前記第2のモードのフ
    ォーマット信号および前記第1のバッファ位置における
    前記の検索されたレコード発生信号に応答し、あるスク
    リーン画像を表わすスクリーン画像信号を画成及び格納
    する、ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記オペレータ手段のスクリーン画像
    画成手段が更に、前記の予め定めた表示フォーマット信
    号に応答し、前記スクリーン画像において前記プロセッ
    サにより実行可能な複数の選択可能オペレーションの表
    示を定義し、前記の複数の選択可能オペレーションは前
    記モードのフォーマットに対して定義され、 前記プロセッサは前記オペレータ手段に応答し、かかる
    表示中、前記入力手段から入力されたオペレーション選
    択信号を受入れて、前記の定義された複数のオペレーシ
    ョンの1つの選択を行ない、前記プロセッサは前記のオ
    ペレーション選択信号を格納し、 前記オペレータ手段は更に、前記の格納されたオペレー
    ション選択信号に応答し、前記の選択されたオペレーシ
    ョンを表わす出力信号を提供及び格納する手段を提供す
    る、ことを特徴とする請求項9記載のデータ処理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記作業用記憶域は更に、予め定めた
    更新表示フォーマットを表わすフォーマット信号を提供
    る手段を提供し、 前記の複数の選択可能なオペレーションは、前記更新表
    示フォーマット信号に従って表示する移行を含み、 前記データ処理システムは更に、前記移行オペレーショ
    ンを表わす前記オペレータ手段出力信号および結果関係
    を定義する前記出力信号に応答し、前記データベースの
    レコード発生に前記更新オペレーションを実行する更新
    手段を提供し、該更新手段は、 前記更新表示フォーマット信号をアクセスし、前記の列
    挙されたレコードの発生の表示を有するスクリーン画像
    を表わすスクリーン画像信号と、前記レコードの発生に
    ついて実行可能な選択可能な更新オペレーションとを定
    義及び格納する手段を提供し、 前記プロセッサは、前記更新手段に応答し、前記の格納
    されたスクリーン画像信号の表示を表示するよう前記デ
    ィスプレイを制御し、かつ前記入力手段から入力された
    更新オペレーション選択信号を受取ってこれを格納し、 前記更新手段は更に、前記の格納された更新オペレーシ
    ョン選択信号に応答し、前記の列挙されたレコード発生
    について前記更新オペレーションを実行する手段を提供
    する、ことを特徴とする請求項2記載のデータ処理シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記フォーマット信号が第1と第2の
    モードの予め定められた表示フォーマットを表わす信号
    を含み、該フォーマット信号はそれぞれ前記第1と第2
    のモード表示フォーマットと対応する第1と第2のモー
    ド標識を含み、 前記スクリーン画像画成手段は、前記第1のモード標識
    に応答し、前記作業用記憶域から前記第第1のモード・
    フォーマット信号を受入れ、そして前記第1のモード・
    フォーマット信号および前記の格納される検索されたレ
    コード発生に応答し、スクリーン画像を表わすスクリー
    ン画像信号を定義及び格納し、 前記スクリーン画像画成手段は、前記第2のモード標識
    に応答し、前記第2のモードのフォーマット信号を前記
    作業用記憶域から受入れ、そして前記第2のモード・フ
    ォーマット信号および前記の格納される検索されたレコ
    ード発生に応答し、スクリーン画像を表わすスクリーン
    画像信号を定義及び格納し、 前記スクリーン画像画成手段は更に、前記の予め定めら
    れた表示フォーマット信号に応答し、前記プロセッサに
    より実行可能な複数の選択可能なオペレーションの表示
    を前記スクリーン画像において画成し、前記複数の選択
    可能なオペレーションは前記各モードのフォーマットに
    対して定義され、 前記第1のモードのフォーマットに対する前記複数の選
    択可能なオペレーションは、前記第1のモードのフォー
    マットによる表示から前記第2のモードのフォーマット
    による表示への移行オペレーションを含み、 前記第2のモードのフォーマットに対する前記複数の選
    択可能なオペレーションは前記第2のモードのフォーマ
    ットによる表示から前記第1のモードのフォーマットに
    よる表示への移行オペレーションを含み、 前記プロセッサは、かかる表示中、前記オペレータ手段
    に応答し、前記入力手段から入力されるオペレーション
    選択信号を受入れて、前記の定義された複数のオペレー
    ションの1つの選択を行ない、前記プロセッサは前記オ
    ペレーション選択信号を格納し、 前記オペレータ手段は更に、前記の格納されたオペレー
    ション選択信号に応答し、前記の選択されたオペレーシ
    ョンを表わす出力信号を提供及び格納する手段を提供
    し、 前記オペレータ手段は更に、前記の格納された移行オペ
    レーションの選択出力信号に応答し、前記スクリーン画
    像画成手段に対応する前記モード標識を与える手段を提
    供する、ことを特徴とする請求項2記載のデータ処理シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 入力信号を提供する入力手段と、視覚
    的ディスプレイと、作業用記憶域とデータベースの格納
    場所を提供する記憶手段であって前記データベースの格
    納場所はある特定の関係型データベースを備えるレコー
    ド発生を表わす信号を提供する記憶手段、前記視覚
    的ディスプレイを制御する手段、前記記憶手段の読出し
    書込みを行なう手段、前記入力信号に応答する手段、及
    び前記データベースからレコード発生信号を検索し、前
    記作業用記憶域において検索されたレコード発生信号を
    格納するアクセス手段を有するプロセッサ、を有する
    データ処理システムにおいて、(I) 前記の特定のデータベースを維持するための対
    話的および非手順的な手段と、(II) 前記作業用記憶域において、前記の特定の関係
    型データベースから検索されるレコード発生の表示のた
    めのフォーマットを表わす予め定めたフォーマット信号
    備えるスクリーン・ファイルのデータ構造を表わす信
    号を提供し、かつ前記の特定の関係型データベースにお
    ける前記関係の少なくとも1つを備える目標に対して定
    義されるカーソルを表わすカーソル信号を提供する手段
    と、(III) 結果関係を表わす信号を提供、結果関係に
    おけるメンバーシップは前記入力手段を介して列挙的か
    対話的に定義される、関係オペレータ手段、を
    、該オペレータ手段は、(A) 前記作業用記憶域から
    前記カーソル信号を受入れるカーソル受入れ手段を
    、前記データ処理システムのアクセス手段は、前記カ
    ーソル受入れ手段からの信号に応答し、前記目標関係
    から前記カーソルにより指示されるレコード発生信号を
    検索し、(B) 前記フォーマット信号および前記の格納
    された検索されるレコード発生信号に応答し、前記作業
    用記憶域から前記フォーマット信号を受入れ、そしてス
    クリーン画像を表わすスクリーン画像信号を定義し前記
    作業用記憶域に格納するスクリーン画像画成手段を含
    み、(IV) 前記プロセッサは、前記オペレータ手段に応答
    し、前記の格納されたスクリーン画像信号の表示を表示
    するため前記ディスプレイを制御し、そして前記の表示
    中入力される前記入力手段からの列挙信号と対応する
    前記の格納されたスクリーン画像信号を修正し、前記の
    検索されたレコード発生のあるものの列挙を行ない、(V) 前記オペレータ手段は更に、前記カーソル信号
    と共に前記の修正されたスクリーン画像信号から、そこ
    においてメンバーシップは列挙的に定義される、結果関
    係を定義する出力信号を導出し、そして前記作業用記憶
    域に前記出力信号を格納する手段を含む、ことを特徴と
    するデータ処理システム。
  14. 【請求項14】 その中に記憶された、前記関係上のオ
    ペレーションが関係型解析によってモデル化され解析さ
    れるのに十分な制約条件に従い、目標特定信号に応答し
    て目標関係を特定し目標関係のローを表示する目標特定
    手段(158)を含む関係(150)を有する関係型デ
    ータベース管理装置(10)において、 目標関係のローが表示される間は指定信号入力を受け取
    り、関係の表示されたローの中のローの部分集合を定義
    し、前記指定信号は前記表示されたローの任意のフィー
    ルド内の値とは独立である手段と、 前記記憶された関係の中には含まれず、その中に前記の
    ように定義されたローの部分集合だけを含み、前記十分
    な制約条件に従う新しい関係を特定する手段(158、
    176)と、 を備えることを特徴とする装置。
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