JPH0517581B2 - - Google Patents

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JPH0517581B2
JPH0517581B2 JP62100215A JP10021587A JPH0517581B2 JP H0517581 B2 JPH0517581 B2 JP H0517581B2 JP 62100215 A JP62100215 A JP 62100215A JP 10021587 A JP10021587 A JP 10021587A JP H0517581 B2 JPH0517581 B2 JP H0517581B2
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JP
Japan
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entity
card
basic data
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Prior art date
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JP62100215A
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JPS63273947A (ja
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Koichi Kajitani
Kazuya Kosaka
Masaki Sato
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International Business Machines Corp
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International Business Machines Corp
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Publication date
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Priority to EP19880105078 priority patent/EP0287858A3/en
Publication of JPS63273947A publication Critical patent/JPS63273947A/ja
Publication of JPH0517581B2 publication Critical patent/JPH0517581B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/24Querying
    • G06F16/242Query formulation
    • G06F16/2428Query predicate definition using graphical user interfaces, including menus and forms

Description

【発明の詳細な説明】
A 産業上の利用分野 この発明は実世界モデルを取り扱えるように構
成され、しかも画面に表示されたフオームたとえ
ばカード状のフオームを用いてその実世界モデル
中の実体をユーザに表示したり、実体を検索した
りできるデータベース・システムに関し、とくに
そのフオームを操作して、関連のある他のフオー
ムや実体を即座に画面に表示することができるよ
うにしたものである。 B 従来技術 従来、大学、会社等対象となる実世界のオブジ
エクトを中心にしてモデル化を行つた実世界モデ
ルが知られている。この実世界モデルには、人間
が思考を行うときに採用する概念要素を反映させ
ることができ、このためこのモデルはわかり易さ
と柔軟性とにすぐれている。 たとえば、David W.Shipmanの“The
Functional Data Model and the Data
Language DAPLEX”、ACM Transactions on
Database Systems、Vol.6、No.1、1981年3月、
pp140−173には関数データモデル用のデータ定
義操作言語が開示されている。関数データモデル
は実世界のオブジエクトとその性質とを実体と関
数とによつて規定してその実世界をモデル化する
ものである。 第15図はこの関数データモデルで大学の実世
界をモデル化したものを示す。この図で丸いブロ
ツクは実体型を示し、矢印は関数を示す。実体型
には1または複数の実体が属する。たとえば実体
型「学生」には学生A,B,C…が属する。関数
は実体型と実体型との関係を示す。たとえば関数
「Course」は学生とその学生が受講している科目
とをマツピングさせる。学生Aという実体を引数
として関数「Course」を実行すると学生Aが受
講している科目a,b,cが導き出される。 ところで、このようなデータベース・システム
では簡単な検索を行う際にも長い操作文を入力し
なければならず、ユーザは不便である。たとえば 「助教授から科目AAの講議を受けているのは
だれか?」という質問を行うのにつぎのような文
を入力する必要がある。 SUCH THAT FOR SOME Course
(Student) Name(Dept(Course))=“AA”AND Rank(Instructor(Course) =“ASSISTANT PROFESSOR”PRINT
Name(Student) 以上の点からユーザ・フレンドリなインターフ
エースを採用して実世界モデルのもつわかり易さ
や柔軟性を十分にひきだすことが望まれる。 なお、この発明と関連する他の先行技術として
は、まず特開昭60−252967号公報を挙げることが
できる。この公報は世界モデルを商用のデータベ
ース上で実現する手法を開示している。しかし以
下述べるようなこの発明の特徴すなわちユーザ・
フレンドリなインタフエースについては何ら記載
がない。 また、Chuistopher F.Herotの“Spatial
Management of Data”、ACM Transactions
on Database Systems、Vol.5、No.4、1980年12
月、pp493−514は、画面の表示を利用して所望
のデータを会話的に検索できるユーザ・フレンド
リなデータベース・システムを開示している。こ
のシステムでは、データ全体を表示する世界ビユ
ー、ユーザの指定により選された世界ビユーの一
部を拡大して表示する主スクリーンおよびデータ
の詳細な情報を表示する詳細ビユーを3つの表示
装置の各々に表示させている。ユーザはジヨイス
テイツクを用いて世界ビユーの中を自由に調べる
ことができる。ユーザは3つの表示装置の表示を
組み合わせて、調べているデータが全体のなかの
どこに位置しているかを把握しつつ、詳しい情報
を得ることができる。 このシステムは概観的なデータから詳細なデー
タをアクセスする、いわば階層的な手法を採用し
ており、この発明の特徴とする実体の詳細なデー
タから他の実体の詳細なデータを自由に調べると
いう構成とは異なる。 また、XEROX社から提供されている知識ベー
ス構築ツールの1つにカードとして知識を記録利
用するNote Cards(商標)がある。このNote
Cardsでは、カードとカードをリンクさせること
ができ、1のカードを表示させたのち、関連する
カードを容易に表示させることができる。 しかし、この手法はカードとカードとをアドホ
ツクにリンクするのみであり、実世界モデルを前
提としたものではない。 この発明ではカードの表示内容が特定の実体の
内容を記述すると同時に、世界モデルの少なくと
も一部の縮図をもなして、その縮図を見ながらこ
れから調べたい実体を決定し、しかもカードの表
示内容の対応する箇所をピツクすることにより即
座に目的実体を開示することができる。 C 発明が解決しようとする問題点 この発明は実世明モデルのもつわかり易さや柔
軟性という利点を十分にひきだすことができるユ
ーザ・フレンドリなインターフエースを提供する
ことを目的としている。 D 問題点を解決するための手段 この発明では以上の目的を達成するために、表
示フオームごとに、そのフオーマツトに関する情
報、このフオーマツトのフイールドに表示される
基本データの項目に関する情報および1以上のフ
イールドを実体型(実体の種類)に関係付ける情
報を所定の記憶部に記憶するようにしている。そ
して表示装置に表示されているフオームの所定の
フイールドが指示された場合に、そのフイールド
に関連する実体型を上述記憶部から取り出し、こ
の実体型に基づいて新たに表示されるフオームを
決定するようにしている。 E 実施例 以下この発明を会社内の問題を処理するデータ
ベース・システムに適用した一実施例について図
面を参照しながら説明しよう。 まず実施例のデータベース・システムを概念ス
キーマ、内部スキーマおよび外部スキーマの観点
から説明しておくこととする。 概念スキーマ、内部スキーマおよび外部スキー
マは第2図に示すような関連を有する。概念スキ
ーマは実世界を所定のデータ・モデルを用いて抽
象化し記述したものであり、内部スキーマはこの
概念スキーマをよりコンピユータ寄りに記述しな
おしたものである。外部スキーマは概念スキーマ
のうちユーザが必要とする部分を規定するもので
あり、ビユーともよばれる。 この実施例の概念スキーマは第3図に示すよう
なものである。この概念スキーマは関数データ・
モデルでモデル化されている。関数データ・モデ
ルについてはすでに説明した。なお第3図におい
て四角のブロツクおよび丸のブロツクはともに実
体集合または実体型を示す。以下の説明では四角
のブロツクの実体型を複合実体型と呼ぶことにす
る。またこれに属する実体を複合実体と呼ぶこと
にする。複合実体は実世界のオブジエクトに対応
するものであり、この例では社員、所属、大学お
よび都市が複合実体型である。他方丸のブロツク
の実体型を基本実体型と呼び、これに属する実体
を基本実体と呼ぶことにする。基本実体はデータ
に蓄えることができる基本データに対応するもの
であり、この例では文字型、整数型およびイメー
ジ型が基本実体型である。関数は複合実体と複合
実体との間の関係または複合実体と基本実体型と
の関係を規定している。所定のオブジエクトすな
わち複合実体の内容を調べるには、それに関連す
る基本実体すなわち基本データを、その複合実体
に関連する関数を用いて特定し、データベースか
ら取り出せばよい。また所定の複合実体を調べた
のち、これに関連のある、型の異なる複合実体を
調べたいことがある。たとえばある社員の内容を
調べているときに、その社員の出身大学の内容を
調べたくなることがある。このような場合にも関
数を用いる。社員から出身大学への移行には関数
「graduation」を用いる。 第4図はこの実施例の外部スキーマを例示して
いる。この実施例はカード状のフオームを外部ス
キーマとして採用している。以下ではカード状の
フオームを単に「カード」と呼び、またカードの
型をカード型と呼ぶことにする。第4図は実体型
「社員」のカード型を示す。他の複合実体型、所
属、大学および都市にもそれぞれカード型が割り
当てられている。1の複合実体型に複数のカード
型を用意して特権レベルごとにカード型を変える
ようにしてもよい。カードを用いることによりオ
ブジエクトすなわち複合実体の内容(属性)を包
括的かつ簡潔に表示することができる。 第4図に例示するようにカードはタイトル部1
と本体部2とから構成されており、このタイトル
部1にはカード型の名称(この例では社員)やカ
ードを代表する値(この例では山田太郎、これを
サロゲートと呼ぶ)等を表示させることができ
る。本体部2には各フイールドごとに項目名たと
えば「顔写真」とその項目値とを表示させること
ができる。第4図の項目値は表1に示すように第
3図の関係データモデルの関数によつてデータベ
ースから導出することができる。なお表1におい
て関数のカツコ内の点は識別子が入ることを示
す。
【表】 表1において関数face、name、salaryは値域
が複合実体でなく基本実体すなわち基本データで
あるので、その値をそのままカードに載せる。関
数groupなどは値域が複合実体であるので、その
サロゲートをカードに載せる。 この実施例の内部スキーマにはIBM社の関係
データベース・システムSQL/DSを採用してい
る。なお上述の概念スキーマは所定の中間言語
(以下FL言語と呼ぶ)で記述されており、FL文
をSQL文に変換するトランスレータ(第5図に
12で示す)が必要となる。FL文は以下の説明
でしばしば現われるけれど、英語ふうの表記であ
り、ある程度自明であるので、その都度若干の注
釈を付けておくこととし、ここでは説明を行わな
い。なお本文の最後にFL文の検索についてまと
まつた説明を付加して参考に供することとする。 関数データモデルと関係データモデルとの対応
付けは複合実体型に関係表を対応付けることによ
り行われる。表2は一例として「社員」の実体型
に対応する関係表とを示す。「社員」の実体型に
関連する関数は関係表の属性に対応し、便宜上同
一の表記で表わされている。
【表】 以上のようなスキーマにおいて、複合実体は対
応するカードで表示される(第4図)。データの
挿入、更新、削除もこのカードを用いて行うこと
ができる。これらの処理はカードの所定のフイー
ルドにタイプを行つたり、タイプされている文字
を消去したりして行うことができる。また、カー
ドのフイールドに所定の質問条件をタイプして、
それを満たす実体を検索することもできる(質問
処理と呼ぶ)。さらにカードに表示されている所
定の項目値について具体的な情報を新たに表示す
ることもできる。具体的な例では簡単なピツク操
作(マウス等でデイスプレイの画面上の位置を指
定すること)を行うだけで、新たなカードにその
項目値の情報を表示することができる(ナビゲー
シヨン処理と呼ぶ)。カード表示、質問処理およ
びナビゲーシヨン処理については以降で詳述す
る。 つぎに実施例の具体的な構成について説明しよ
う。 第5図はワークステーシヨン3およびホスト・
コンピユータ4を用いてこの発明のデータベー
ス・システムを実現した例を示す。第5図におい
て、ワークステーシヨン3にはデイスプレイ5、
キーボード6およびマウス7が接続されている。
ワークステーシヨン3は回線8を介してホスト・
コンピユータ4に接続されている。このホスト・
コンピユータ4は物理データベースをなす補助記
憶装置9を有している。実施例の手順は多くはワ
ークステーシヨン3またはホスト・コンピユータ
4上のソフトウエアとして実現されるけれども、
理解を容易にするためブロツクでその機能を表わ
すこととした。 ワークステーシヨン3においてはウインドウ・
マネジヤ10がデイスプレイ5、キーボード6お
よびマウス7の入出力処理を管理するようになつ
ている。キーボード6およびマウス7からはデー
タベース(補助記憶装置9)へのデータの挿入等
のデータ操作に関する情報や質問処理やナビゲー
シヨン処理に関する情報が入力される。この情報
はウインドウ・マネジヤ10を介してカード・マ
ネジヤ11に供給される。カード・マネジヤ11
はこの情報に基づいてデータ操作や質問処理やナ
ビゲーシヨン処理を実行する。この実行の際には
カード・マネジヤ11からFLの操作文が出力さ
れる。トランスレータ12はこのFLの操作文を
SQLに変換してホスト・コンピユータ4に供給
する。ホスト・コンピユータ4にはSQL/DS1
3が実現されており、ワークステーシヨン3から
のSQLの操作文に基づいて補助記憶装置9をア
クセスしてデータを取り出す。このデータはトラ
ンスレータで関数データ・モデルのスキーマ上の
データに変換され、この変換データを用いてカー
ド・マネジヤ11がウインドウ・マネジヤ10を
介してデイスプレイ5にカード表示を行う。なお
ワークステーシヨン3およびホスト・コンピユー
タ4には通信制御部14,15がそれぞれ設けら
れている。 第1図は第5図の実施例のカード・マネジヤ1
1、トランスレータ12およびSQL/DS13を
共働して実現する機能を詳細に示す。この図にお
いては、理解を容易にするためにこの機能を小さ
なブロツクに分けハードウエアに似せて示してあ
る。また第5図と対応する箇所には同一の符号を
付してその詳細な説明を省略する。 第1図において、上述のカード・マネジヤ11
等で実現される機能は大きく分けるとデータ操作
部14、カード型選択部15、カード表示部1
6、質問処理部17およびナビゲーシヨン処理部
18から構成される。データ操作部14はデータ
ベースへのデータ入力等のデータ操作を処理する
ものである。カード型選択部15は初期状態にお
いてカード型選択メニユー(第6図)を表示して
ユーザにカード型の選択を促し、ユーザの選択に
応じてカード型信号Tc等を出力するものである。
カード表示部16は所望の実体に関するデータを
その実体に対応するカードを用いて表示するもの
である。質問処理部17は質問条件を満たす実体
に関するデータを特定して表示させるものであ
る。ナビゲーシヨン処理部18はマウス7によつ
てピツクされたフイールドに基づいて新たなカー
ドのカード型や新たに表示する実体の識別子を判
別し、この判別情報をカード表示部16に供給す
るものである。 ナビゲーシヨン処理部18は以上の判別を行う
際にカード型記憶部19およびカード記憶部20
をアクセスする。カード型記憶部19は表3に示
す情報を保持する。カード記憶部20は表4に示
す情報を保持する。なお表3において左欄は情報
の記述であり、右欄はその例示である。
【表】
【表】 表 4 カード型名 カードの画面上での位置 カードで表わされる実体の識別子 フイールドの項目の値 (値が実体識別子ならばサロゲートも) 値のタイプ(実体名) つぎに例示カードの表示、質問処理およびナビ
ゲーシヨン処理について順を追つて説明してい
く。 例示カードの表示 例示カードはカード型のみを特定し、それに表
示される実体を特定しないときに表示されるカー
ドであり、予め定められた実在または架空の実体
がこのカード上に表示される。例示カードはユー
ザにカード型の内容を例示をもつて簡単に把握さ
せることができる。第4図は社員のカード型の例
示カードである。 第1図および第7図において、まずカード型選
択部15がカード型選択メニユー(第6図)をデ
イスプレイ5に表示する(ステツプS1)。ユーザ
はマウス7を用いて所望のカードをピツクする
(ステツプS2)。なおフローチヤートにおいて二
重の縦線のブロツクはユーザの操作に関するもの
である。カード型選択部15はピツク情報に基づ
いてカード型信号Tcをカード表示部16のフオ
ーマツト情報アクセス部21および関数情報アク
セス部22に供給する。フオーマツト情報アクセ
ス部21は表3のカード型情報のうちフオーマツ
トに関する情報をカード型記憶部19から取り出
し、関数情報アクセス部22は項目に対応する関
数を同じくカード型記憶部19から取り出す(ス
テツプS3)。こののちカード選択部15は省略時
の実体識別子Ie=0を基本データ・アクセス部2
3に供給し、基本データ・アクセス部23はIe=
0を引数として関数情報アクセス部22からの関
数を実行し、補助記憶装置9から所望の基本デー
タを取り出す(ステツプS4)。この基本データは
カード記憶部20に保持されたのち(ステツプ
S5)、フオーマツト情報とともにウインドウ・マ
ネジヤ10に供給される(ステツプS6)。ウイン
ドウ・マネジヤ10はデイスプレイ5の画面上に
ウインドウを開いて、カード表示を行う(ステツ
プS7)。 なお上述基本データを取り出すステツプS4で
は、FL言語のレベルおよびSQL言語のレベルで
それぞれつぎのような処理が実行される。
【表】 質問処理 つぎに質問処理について説明する。質問処理
は、すでに説明したようにカードのフイールドに
所定の質問条件をタイプして検索を行い、その結
果をカードに表示するものである。第9図に質問
条件のタイプ例を示す。この例は横浜市に住んで
20万を超える給与を取得している社員を検索する
ものである。 第1図および第8図において、例示カードが表
示されている状態から説明を始める。質問処理を
行うには質問条件をタイプするためにカードをブ
ランクにする必要がある。そこでまずカードのタ
イトル部1をピツクする(ステツプS8)。タイト
ル部1のピツクに応じてデータ操作部14がデー
タ操作ウインドウ24を第10図に示すように開
く(ステツプS9)。そこでデータ操作ウインドウ
24の「ブランク」をピツクする(ステツプ
S10)。そうするとデータ操作ウインドウ24が
閉じるとともに(ステツプS11)、カードがブラ
ンクになる(ステツプS12)。こののち検索条件
をたとえば第9図に示すようにタイプし(ステツ
プS13)、こののちタイトル部1を再びピツクし
て(ステツプS14)、データ操作ウインドウ24
を開き(ステツプS15)、「質問」をピツクする
(ステツプS16)。これに応じてデータ操作ウイン
ドウ24を閉じるとともに、検索が実行される
(ステツプS17、S18)。そして検索結果に基づい
て実体の識別子を決定し、この識別子のもとカー
ド表示部16に表示を行わせる(ステツプ19)。 なお上述の検索ステツプS18ではFL言語のレベ
ルおよびSQL言語のレベルでそれぞれつぎのよ
うな処理が実行される。
【表】 ナビゲーシヨン処理 ナビゲーシヨンはカードの表示内容をヒントに
して新たに表示したいカードを決定し、かつカー
ドの表示に所定の操作たとえばピツク操作を加え
ることにより即座にその新たなカードを表示する
ことである。カードの表示されている項目または
項目値は概念スキーマ(第3図)の部分的な縮図
であり、これを案内として所望の実体のカードに
到達することができ、大変便利である。第12図
はナビゲーシヨンの一例を示す。この例では、山
田太郎という社員のカードを見ながらその居住地
の横浜市という都市のカードを新たに表示させて
いる。 さてナビゲーシヨン処理を行うには、すでにカ
ードが表示されていなければならない。ここでは
質問処理により第12図の山田太郎のカードが表
示されていることにする。 第1図および第11図において、ナビゲーシヨ
ン処理を開始するには新たに表示したい実体に関
連するフイールドをマウス7でピツクする
(S20)。ナビゲーシヨン処理部18の目的実体型
決定部25はピツク位置およびウインドウ・マネ
ジヤ10のスクリーン・デイレクトリ(図示略)
のウインドウ情報に基づいてカード型記憶部19
をアクセスし、ピツクされているフイールドの項
目の実体型を取り出す。第12図の例では「居住
地」のフイールドがピツクされたので、「居住地」
の実体型「都市」が目的実体型Teとして得られ
る。この決定結果Teはカード型決定部26に供
給され、カード型決定部26はTeに基づいてカ
ード型Tcを供給する(ステツプ21)。1つの実体
型に1つのカード型が対応付けられているときに
は一意に決定される。また、特権レベルに基づい
て1つの実体型に複数のカード型を用意すること
もでき、この場合にはメニユー選択を行う必要が
ある。 また識別子アクセス部27はマウス7のピツク
位置情報およびスクリーン・デイレクトリのウイ
ンドウ情報に基づいてカード記憶部20をアクセ
スし、ピツクされているフイールドの実体の識別
子Ie=x32を取り出す(ステツプS22)。この識別
子信号Ieはカード型信号Tcとともにカード表示
部16に供給され、新たなカード表示が第12図
に示すように行われる。これについては例示カー
ド表示と説明が重複するので、ここでは繰り返さ
ない。なお、第11図において第7図と対応する
箇所には同一の符号を付した。 ナビゲーシヨン処理のFL言語レベルおよび
SQL言語レベルの処理は以下のとおりである。 FL:GET City[id=xxxx] PROJECT name(.),population(.),map
(.) ただし、xxxxは[社員]カードの居住地の
項目の値(カード上には便宜上サロゲートが
書かれている) SQL:select name,population,map from city where id=xxxx なお、ナビゲーシヨン処理の変形としてブラン
ク・カードのナビゲーシヨンがある。これは第1
3図および第14図に示すものである。第13図
例では社員のブランク・カードの出身大学をピツ
クして大学のブランク・カードを表示する。そし
てそのうえで2つのカードを用いた質問を行つて
いる。この例では営業一課に属して京都にある大
学の出身である社員が検索される。第14図例で
は営業一課の社員が卒業した大学を検索すること
ができる。なお第13図および第14図の例でタ
イトル部にはカード・ナビゲーシヨンの経過が表
示される。また、第13図例では社員についての
検索であるから社員のカードに関するデータ操作
ウインドウを用いて質問が行われ、他方第14図
例では大学についての検索であるから大学のカー
ド関するデータ操作ウインドウを用いて質問が行
われる。 FLによる検索 一つのFL文は、実体を選択する部分(選択部)
と、選択した実体を文字列、数字などの基本的な
データや他の実体上にマツピングする部分(射影
部)からなる。 1) 選択部 選択部は次の三つのどれかである。 ) 基本形 E[r] ただし、E:ある実体の集合(あるいは型) r:検索条件 例 Employee[salary(.)>300000] 給料が30万円を越える社員の集合 Employee[salary(.)>300000 AND
name (graduate(.))=‘東京大学’ 給料が30万円を越えていて東京大学出身の
社員の場合 特に、実体の識別子がわかつている場合は Employee[ID=007] この形はナビゲーシヨンの時に用いる。 ) 写像形 f(E[r]) ただし、fは関数 基体形で表わされる実体の集合を、関数fで
他の実体集合上へ写像したもの 例 graduate(Employee[salary(.)>300000) 給料が30万円を越えている社員の出身大学
の集合 ) 連結形 基本形や写像形を集合演算子(UNION,
INTERSECTION,MINUSなど)で連
結したもの。 例 Emploee[salary(.)>300000]UNION Emplyee[name(group(.))=‘OS' 給料が30万円越えるか、または、OSグル
ープに属する社員の集合 graduate(Employee[name(group(.))=
‘OS'])INTERSECTION University
[name(location(.))=‘大阪市’] OSグループに属する社員の出身大学で大
阪市にあるものの集合 2) FL文 基本形、写像形、連結形のいずれかの後に関
数の並びを“/”と“/”で囲んで書いたも
の。“/”から“/”までを射影部と呼ぶ。 例 Employee[name(graduate(.))=‘東京
大学’] /name(.),group(.),manager
(group.)),salary(.)/ 東京大学出身の名前、グループ、マネージ
ヤ、給料 このFL文で得られるのは、選択部で求めた各
実体に関数name( ),group( ),manager
(group( )),salary( )をかけたものであつ
て、それぞれの値域は文字、所属、社員、整数で
ある。このうち所属と社員に関しては実体の識別
子が返つてくるからその場合はサロゲートを表示
する。サロゲートというのは、あるカードそのも
のを表わす代表値のことで、カードのタイトル部
に書かれている。 F 発明の効果 以上説明したようにこの発明によれば実世界モ
デルのオブジエクトをたとえばカード状のフオー
ムで表示し、そのカード表示により関連する実世
界のありようを把握することができる。しかもカ
ードの所定のフイールドを指示することに応じて
対応する他のオブジエクトを即座に表示すること
ができ、大変使いがつてがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を詳細に説明する
ブロツク図、第2図は3層スキーマを説明する
図、第3図は上述実施例の概念スキーマを示す
図、第4図は上述実施例の外部スキーマを示す
図、第5図は上述実施例を概略的に示す図、第6
図〜第14図は上述実施例を説明するための図、
第15図は従来例を示す図である。 5……デイスプレイ、7……マウス、9……補
助記憶装置、10……ウインドウ・マネジヤ、1
5……カード型選択部、19……カード型記憶
部、21……フオーマツト情報アクセス部、22
……関数情報アクセス部、23……基本データ・
アクセス部、25……目的実体型決定部、26…
…カード型決定部、27……識別子アクセス部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実体および当該実体を特徴付ける基本データ
    間の関係もしくは実体相互間の関係を定義する一
    定の関数により実世界をモデル化した関数モデル
    に含まれる多数の実体を特徴付ける上記基本デー
    タを含むデータベースを備え、上記基本データの
    うち表示装置に表示したい一の実体を記述する一
    群の基本データを上記データベースから取り出
    し、この取り出した基本データを上記表示したい
    一の実体の種類に対応する表示フオーム上に表示
    するデータベース・システムであつて、 上記表示フオームごとに、そのフオーマツトに
    関する情報、上記フオームの各フイールドとして
    表示される基本データ項目であつて上記実世界の
    モデルにおける上記実体との関連により決定され
    るものの情報、及び一以上の上記フイールドを上
    記実世界のモデルに基づいて実体の種類に関係付
    ける情報を記憶する記憶手段と、 すでに表示されている表示フオームの所定のフ
    イールドに関連する実体の種類を上記記憶手段を
    参照して決定し、当該実体の種類に基づいて新た
    な表示フオームを決定する手順を実行する表示フ
    オーム決定手段と、 上記表示フオーム決定手段により決定された表
    示フオームに基づいて上記記憶手段から上記フオ
    ーマツトに関する情報のうち対応するものを取り
    出し、それに基づいて上記表示装置の少なくとも
    一部に上記決定された表示フオームを表示する手
    段と、 上記決定された表示フオームに基づいて上記記
    憶手段から、上記表示される基本データの項目に
    関する情報のうち対応するものを取り出す手段
    と、 上記表示装置に表示されている表示フオームの
    フイールドに入力された検索条件を満たす実体の
    識別子を、上記決定された表示フオームとともに
    上記表示装置に新たに表示される実体の識別子と
    して決定する手段と、 取り出された基本データの項目に関する情報及
    び決定された実体の識別子に基づいてデータベー
    スから基本データを取り出すデータベース・アク
    セス手段と、 取り出された基本データを上記表示フオーム上
    に表示する手段とを有するデータベース・システ
    ム。
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