JPH06236200A - ステレオ音声符号化・復合化方式 - Google Patents

ステレオ音声符号化・復合化方式

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JPH06236200A
JPH06236200A JP5024051A JP2405193A JPH06236200A JP H06236200 A JPH06236200 A JP H06236200A JP 5024051 A JP5024051 A JP 5024051A JP 2405193 A JP2405193 A JP 2405193A JP H06236200 A JPH06236200 A JP H06236200A
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重信 南
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダブルトーク時にも音像のふらつかない高品
質なステレオ音声符号化・復合化方式を提供することを
目的とする。 【構成】 ダブルトーク時にはステレオ音声伝送を行
い、単独発言のみをモノラル伝送することにより、音像
のふらつきを防止している。ただし、単にダブルトーク
時にステレオ伝送を行うと、ダブルトーク時に一時的に
せよ伝送レートが増加してしまう。そこで、ダブルトー
ク時にのみ若干品質を劣化させることにより、伝送レー
トを増加させることなくステレオ伝送を実現している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔会議システム等に
適用されるステレオ音声符号化・復合化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信技術の進歩に伴い、遠隔地間
で通信により会議を行う遠隔会議システムの需要が増加
している。
【0003】このような遠隔会議システムは、一般に図
5に示すように、マイク1、スピーカ2、TVカメラ
3、TV4、電子黒板5、FAX6、テレライティング
7等の入出力系と、音声ユニット8、制御ユニット9、
制御パッド10、画像ユニット11等の制御系と、伝送
路12、伝送ユニット13等の伝送系とから構成され、
動画、静止画等の画像情報や音声情報を伝送路12を介
して遠隔地間でやりとりをする。
【0004】ところで、こうした遠隔会議システムで
は、伝送コストの低下が望まれており、特に現在の一般
加入者線で伝送可能な64kbps程度の伝送速度でこ
れらの情報を伝送できれば、光ファイバ等を用いた高品
質の遠隔会議システムに比較して、はるかに低コストで
遠隔会議システムを実現できる。
【0005】このような低伝送速度の伝送路を使用する
遠隔会議システムにおいては、モノラル音声でさえ、た
とえばADPC等の音声データ圧縮処理により16kb
ps程度の低伝送容量に圧縮する必要があるため、通常
ステレオ音声は用いられていない。
【0006】しかし、遠隔会議システムにおいては、臨
場感を出すためにも、相手方の誰が話しているかを知る
話者識別のためにも、ステレオ音声の採用が望ましいこ
とはよく知られている。
【0007】そこで、本発明者等は、特開昭62−51
844号公報において、低伝送速度の伝送路において使
用しても低コストで高品質のステレオ音声の伝送を可能
とするステレオ音声伝送方式を提唱した。
【0008】この方式を図6に基づき簡単に説明する。
【0009】同図に示すように、話者A1の音声X
(ω)が左右各チャンネルのマイク1r、1lへ入力さ
れる。ただし、壁等からのエコーは無視し、ωは各周波
数を表す。 このとき、左右各チャンネルでの伝達関数
をGL (ω)、GR (ω)とすれば、左右各チャンネル
の入力音声YL (ω)、YR (ω)は YL (ω)=GL (ω)X(ω) ……(1) YR (ω)=GR (ω)X(ω) ……(2) となる。さらに、両式より YL (ω)=(GL (ω)/GR (ω))・YR (ω) ……(3) =G(ω)YR (ω) ……(4) となる。
【0010】したがって、伝達関数G(ω)さえわかれ
ば、右チャンネルの音声が再現できることになる。
【0011】そこで、この方式は、ステレオ伝送の場合
に、両チャンネルの音声を独立に送らずに、送信側より
一方のチャンネルの音声信号YR (ω)と推定した伝達
関数G(ω)を送り、受信側で音声信号YR (ω)と音
声信号YR (ω)および伝達関数G(ω)の合成により
両チャンネルの音声を左右各チャンネルのスピーカ2
r、2lより再現することで、ステレオ伝送を行うもの
である。
【0012】そして、この方式では、単独発言を前提と
するならば伝達関数を単なる遅延と減衰とで規定できる
ので、その情報量は音声信号YL (ω)の情報量よりも
はるかに少なくかつ推定も簡単に行え、より少ない伝送
量でステレオ伝送が可能となる。
【0013】しかしながら、この方式では、単独発言時
を前提にしているため、複数の話者が同時に発言するよ
うなダブルトーク時には正確な伝達関数G(ω)、すな
わち付加情報を生成することができず音像がふらつくと
いう問題があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】会議等の会話において
は、通常ダブルトークの占める割合は非常に低いと考え
られる。従来方式では、この性質を利用して単独発言を
モノラル伝送することにより大幅な帯域圧縮を実現した
わけであるが、稀に生じるダブルトーク時にもモノラル
伝送をそのまま適用したために音像がふらつくという問
題がある。
【0015】そこで、本発明は、ダブルトーク時にも音
像のふらつかない高品質なステレオ音声符号化・復合化
方式を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の発明のステレオ音声符号化・復合化方式は、
複数チャンネルの音声信号を符号化・復合化するシステ
ムにおいて、単独発言または複数同時発言を区別する機
能を有し、単独発言時には、前記複数チャンネルの音声
信号のうち少なくとも1つのチャンネルの音声信号より
なる主情報とこの主情報より残りのチャンネルの音声信
号を合成するために必要な付加情報とを符号化・復合化
し、複数同時発言時には、前記複数チャンネルの音声信
号を個別に符号化・復合化することを特徴とする。
【0017】第2の発明のステレオ音声符号化・復合化
方式は、第1の発明において、単独発言時の主情報符号
化方式の符号化出力情報速度は、複数同時発言時の各々
の符号化出力情報速度より上回ることを特徴とする。
【0018】第3の発明のステレオ音声符号化・復合化
方式は、第1の発明において、単独発言時の主情報符号
化方式の符号化音声帯域は、複数同時発言時の各々の符
号化音声帯域より広いことを特徴とする。
【0019】第4の発明のステレオ音声符号化装置は、
複数チャンネルの音声信号のうち少なくとも1つのチャ
ンネルの音声信号よりなる主情報とこの主情報より残り
のチャンネルの音声信号を合成するために必要な付加情
報とを符号化する手段と、前記複数チャンネルの音声信
号を個別に符号化する手段と、前記複数チャンネルの音
声信号に基づき、単独発言または複数同時発言を区別す
る手段と、単独発言時には、前記符号化された主情報と
付加情報を選択し、複数同時発言には、前記個別に符号
化された情報を選択する手段とを具備する。
【0020】第5の発明のステレオ音声復合化装置は、
複数チャンネルの音声信号のうち少なくとも1つのチャ
ンネルの音声信号よりなる主情報とこの主情報より残り
のチャンネルの音声信号を合成するために必要な付加情
報とを復合化する手段と、前記複数チャンネルの音声信
号を個別に復合化する手段と、前記付加情報に基づき、
単独発言または複数同時発言を区別する手段と、単独発
言時には、前記復合化された主情報と付加情報を選択
し、複数同時発言には、前記個別に復合化された情報を
選択する手段とを具備する。
【0021】第6の発明の単独発言/複数同時発言判別
装置は、複数チャンネルの音声信号のうち少なくとも1
つのチャンネルの音声信号とこの音声信号に対応する残
りのチャンネルの音声信号との遅延時間を所定時間間隔
毎に求める手段と、前記所定時間内に前記遅延時間を生
じなかった場合に複数同時発言と判定し、前記所定時間
内に前記遅延時間を生じた場合に単独発言と判定する手
段とを具備する。
【0022】
【作用】本発明では、ダブルトーク時にはステレオ音声
伝送を行い、単独発言のみをモノラル伝送することによ
り、音像のふらつきを防止している。ただし、単にダブ
ルトーク時にステレオ伝送を行うと、ダブルトーク時に
一時的にせよ伝送レートが増加してしまう。そこで、ダ
ブルトーク時にのみ若干品質を劣化させることにより、
伝送レートを増加させることなくステレオ伝送を実現し
ている。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づき
説明する。
【0024】図1は本発明の一実施例に係るシステムの
構成を示す図である。
【0025】同図に示すように、符号化器側は、第1〜
第3のモノラル音声符号化器101、103、104お
よび検出器102から構成される。
【0026】第1のモノラル音声符号化器101は、単
独発言時に左右マイク出力の和を例えば56kbpsに
圧縮して符号化する。検出器102は、左右マイク出力
信号間のレベル差、遅延差および単独発言または複数同
時発言の相違を検出して例えば8kbpsに符号化す
る。第2および第3のモノラル音声符号化器103、1
04は、複数同時発言時に左右各々のマイク出力信号を
第1のモノラル音声符号化器101より低ビットレート
例えば各32kbpsに個別に符号化する。
【0027】復合化器側は、第1〜第3のモノラル復合
化器105、108、109、疑似ステレオ生成器10
6、107および選択器110、111から構成され
る。
【0028】第1のモノラル復合化器105は、単独発
言時に第1のモノラル音声符号化器101から送られて
きた符号を復号する。疑似ステレオ生成器106、10
7は、この復号出力に遅延差、利得差を与えて疑似的に
ステレオ音声を生成する。第2および第3のモノラル復
合化器108、109は、複数同時発言時に第2および
第3のモノラル音声復合化器103、104から送られ
てきた左右の各符号を復号する。選択器110、111
は、単独発言、複数同時発言の判定結果に基づき、疑似
ステレオ生成器106、107の出力または第2および
第3のモノラル復合化器108、109の出力よりいず
れか一方を選択して出力する。
【0029】この構成によれば、会話の大部分を占める
単独発言時には、第1のモノラル音声符号化器101に
より例えば64kbpsの伝送速度で高品質に疑似的に
ステレオ音声伝送を行うことができる。また、複数同時
発言時やその他の状態では、第2および第3のモノラル
音声符号化器103、104により左右個別に例えば3
2kbpsで符号化した完全なステレオ音声伝送を行う
ことができる。これにより、単独発言時より若干品質は
劣化するものの合計64kbpsで符号化伝送でき合計
の符号化速度を一定に保ったままで複数同時発言時の音
像の乱れを防ぐとともに単独発言時には高品質で通信が
できる。
【0030】次に、各部の構成の詳細を説明する。な
お、以下では、単独発言時には7kHz帯域の広帯域音
声符号化方式を、複数同時発言時やその他の状態には
3.4kHz帯域の電話帯域音声符号化方式を適用する
ものとする。
【0031】図2は符合化器側の構成例である。
【0032】同図に示すように、左右のマイク出力音声
は、帯域分割フィルタ301、302、303、304
によりそれぞれ0〜4kHz(複数同時発言時は0〜
3.4kHz)の低域、4〜7kHzの高域に2分割さ
れる。
【0033】これらのフィルタ出力のうち高域フィルタ
301、304の出力は、加算器305により左右の信
号の加算が行われた後、適応予測(ADPCM)符号化
器306により16kbpsに符号化され、単独発言時
の送信データの一部となる。また、低域フィルタ30
2、303の出力は、加算器307および減算器308
により左右の和成分および差成分として合成され、各々
ADPCM符号化器309、310に入力される。これ
らのうち和成分は、ADPCM符号化器309により4
0kbpsで符号化され単独発言時の送信データの一部
となるとともに、マスク器300によりサンプル毎にL
SBの1bitが除去され、差成分のADPCM符号化
器310の出力とともに各々32kbpsの複数同時発
言時の送信データとなる。
【0034】さらに、ADPCM符号化器309、31
0の出力の正負符号成分および入力信号は、推定器31
1に入力され、ここで左右のレベル差、遅延差が検出さ
れると同時に単独発言、複数同時発言の判定もなされ
る。
【0035】単独発言データ合成器312は、16kb
psのADPCM高域符号、40kbpsの低域和成分
のADPCM符号、8kbpsの推定器311の出力コ
ードを合成して64kbpsの送信データを生成する。
【0036】複数同時発言合成器313は、32kbp
sの左右ADPCM符号化器306、310の出力符号
を合成して64kbpsの送信データを生成する。
【0037】これら送信データは、スイッチ314にお
いて推定器311の出力である単独複数発言判定信号に
より送信データ系列のうち1つを選択して64kbps
の回線に送出される。
【0038】図3は復合化器側の構成例である。
【0039】同図に示すように、64kbpsの受信デ
ータ系列は、単独発言用の分配器315および複数同時
発言用の分配器316に入力される。
【0040】単独発言用の分配器315の出力のうち4
0kbpsのADPCM符号は、低域用のADPCM復
号化器317に入力され、16kbpsのADPCM符
号は、高域用のADPCM復号化器318に入力され
る。これら復号化器の出力は、疑似ステレオ合成器31
9、320、321、322により符号化器側で検出し
た遅延差利得差である分配器315の8kbpsの出力
をもとに左右の疑似的なステレオ音声に生成された後、
帯域合成用の帯域0.2〜4kHz(複数同時発言時は
3.4kHz)の低域フィルタ323、324、帯域4
〜7kHzの高域フィルタ325、326に入力され
る。これらフィルタの出力は、加算器327、328で
帯域合成された後、単独発言時の復号信号となる。
【0041】一方、複数同時発言用の分配器316の出
力である2つの32kbpsのデ−タ系列は、低域用の
ADPCM復号化器317、326により復号された
後、和成分差成分から左右の信号を復元する加算器33
0および減算器331に入力される。これらの出力は、
スイッチ332、333で複数同時発言時にのみ帯域合
成用の低域フィルタ323、324に入力される。
【0042】低域用のADPCM復号化器317、32
6の入力符号の正負符号成分は、検出器334に入力さ
れ、複数同時発言状態から単独発言状態への切り換え用
信号として用いられる。
【0043】スイッチ335、336は、複数同時発言
時に復号できない高域成分を抑圧するために用いられ
る。
【0044】図4は推定器311の構成例である。
【0045】同図に示すように、左右低域のADPCM
符号化器309、310の正負符号成分のうち一方の信
号SIGN(R)(本例では右成分)は、Nサンプル分
のタップ付き遅延線401に入力される。一方、他の正
負符号(本例では左成分)は、左右の因果律を成立させ
るためのN/2サンブルの遅延線402に入力される。
これらの遅延線の出力信号は、遅延線401の各タップ
に対応する排他的論理和回路403−1、..403−
Nに入力された後、Tサンプル毎にクリアされるアップ
ダウンカウンタ404−1、....404−Nにより
平均化処理が施されることによりTサンプル間の符号相
関がとられる。
【0046】これらアップダウンカウンタ404−
1、....404−Nの出力は、クリア直前にラッチ
405によりラッチされた後、デコーダ回路406によ
り符号化され、Tサンプル毎に更新される左右の遅延差
情報τとなる。
【0047】タイマ407は、Tサンプル毎のクリア信
号CL、ラッチ信号LTCを生成する。一般に、Tは例
えば100msec程度の値に設定される。
【0048】デコーダ回路406の出力のうちラッチ回
路405の出力が全部0に対応するコードはオア回路4
08で検出され、0すなわちTサンプル間で相関出力が
得られなかった状態をもって複数同時発言状態と判定す
る。
【0049】以上の回路は、復合化器側の検出器334
にも用いられ復合化器における複数発言から単独発言へ
の切り換え信号となる。
【0050】符号化器側では、さらに、レベル検出器4
09、410、比較器411により左右のレベル比lが
検出され遅延差とともに付加情報となる。
【0051】かくして、本実施例では、広く用いられて
いる広帯域モノラルADPCM符号器・復合化器に比較
的簡単な処理を加えることにより複数同時発言時にも音
像の乱れないステレオ音声符号化方式が実現できる。
【0052】なお、以上の実施例は本発明を実施するた
めの一例にすぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で
種々の変形が可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ダブルトーク時にはステレオ音声伝送を行い、単独発言
のみモノラル音声伝送を行っているので、音像のふらつ
きを防止でき、高品質なステレオ音声が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシステムの構成を示す
図である。
【図2】図1に示す符合化器側の構成例である。
【図3】図1に示す復合化器側の構成例である。
【図4】図2に示す推定器の構成例である。
【図5】遠隔会議システムの一般的な構成を示す図であ
る。
【図6】従来のステレオ音声伝送方式を説明するための
図である。
【符号の説明】
101、103、104…第1〜第3のモノラル音声符
号化器 102…検出器 105、108、109…第1〜第3のモノラル復合化
器 106、107…疑似ステレオ生成器 110、111…選択器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャンネルの音声信号を符号化・復
    合化するシステムにおいて、 単独発言または複数同時発言を区別する機能を有し、 単独発言時には、前記複数チャンネルの音声信号のうち
    少なくとも1つのチャンネルの音声信号よりなる主情報
    とこの主情報より残りのチャンネルの音声信号を合成す
    るために必要な付加情報とを符号化・復合化し、 複数同時発言時には、前記複数チャンネルの音声信号を
    個別に符号化・復合化することを特徴とするステレオ音
    声符号化・復合化方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のステレオ音声符号化・復
    合化方式において、 単独発言時の主情報符号化方式の符号化出力情報速度
    は、複数同時発言時の各々の符号化出力情報速度より上
    回ることを特徴とするステレオ音声符号化・復合化方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のステレオ音声符号化・復
    合化方式において単独発言時の主情報符号化方式の符号
    化音声帯域は、複数同時発言時の各々の符号化音声帯域
    より広いことを特徴とするステレオ音声符号化・復合化
    方式。
  4. 【請求項4】 複数チャンネルの音声信号のうち少なく
    とも1つのチャンネルの音声信号よりなる主情報とこの
    主情報より残りのチャンネルの音声信号を合成するため
    に必要な付加情報とを符号化する手段と、 前記複数チャンネルの音声信号を個別に符号化する手段
    と、 前記複数チャンネルの音声信号に基づき、単独発言また
    は複数同時発言を区別する手段と、 単独発言時には、前記符号化された主情報と付加情報を
    選択し、複数同時発言には、前記個別に符号化された情
    報を選択する手段とを具備することを特徴とするステレ
    オ音声符号化装置。
  5. 【請求項5】 複数チャンネルの音声信号のうち少なく
    とも1つのチャンネルの音声信号よりなる主情報とこの
    主情報より残りのチャンネルの音声信号を合成するため
    に必要な付加情報とを復合化する手段と、 前記複数チャンネルの音声信号を個別に復合化する手段
    と、 前記付加情報に基づき、単独発言または複数同時発言を
    区別する手段と、 単独発言時には、前記復合化された主情報と付加情報を
    選択し、複数同時発言には、前記個別に復合化された情
    報を選択する手段とを具備することを特徴とするステレ
    オ音声復合化装置。
  6. 【請求項6】 複数チャンネルの音声信号のうち少なく
    とも1つのチャンネルの音声信号とこの音声信号に対応
    する残りのチャンネルの音声信号との遅延時間を所定時
    間間隔毎に求める手段と、 前記所定時間内に前記遅延時間を生じなかった場合に複
    数同時発言と判定し、前記所定時間内に前記遅延時間を
    生じた場合に単独発言と判定する手段とを具備すること
    を特徴とする単独発言/複数同時発言判別装置。
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