JPH06234733A - ジチオ(メタ)アクリル酸エステル、その製造方法、および高光屈折合成樹脂の製造方法 - Google Patents
ジチオ(メタ)アクリル酸エステル、その製造方法、および高光屈折合成樹脂の製造方法Info
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- JPH06234733A JPH06234733A JP5251737A JP25173793A JPH06234733A JP H06234733 A JPH06234733 A JP H06234733A JP 5251737 A JP5251737 A JP 5251737A JP 25173793 A JP25173793 A JP 25173793A JP H06234733 A JPH06234733 A JP H06234733A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C327/00—Thiocarboxylic acids
- C07C327/20—Esters of monothiocarboxylic acids
- C07C327/22—Esters of monothiocarboxylic acids having carbon atoms of esterified thiocarboxyl groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F20/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
- C08F20/02—Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
- C08F20/10—Esters
- C08F20/38—Esters containing sulfur
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 入手し易く、無色かつ室温で液状である高い
硫黄色含有率のモノマーを提供する。 【構成】 一般式 [式中、R1は水素原子またはメチル基およびrは0ま
たは1を表わし、s,mおよびnは2〜6の整数を表わ
し、但しrが0を表わす限りにおいて、sおよびnから
の和は4より大きく、rが1を表わすかぎりにおいては
s,mおよびnの和は6より大きいものとする]のジチ
オ(メタ)アクリル酸エステル。
硫黄色含有率のモノマーを提供する。 【構成】 一般式 [式中、R1は水素原子またはメチル基およびrは0ま
たは1を表わし、s,mおよびnは2〜6の整数を表わ
し、但しrが0を表わす限りにおいて、sおよびnから
の和は4より大きく、rが1を表わすかぎりにおいては
s,mおよびnの和は6より大きいものとする]のジチ
オ(メタ)アクリル酸エステル。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高光屈折合成樹脂のため
のジチオ(メタ)アクリル酸エステルのグループからの
モノマーに関する。
のジチオ(メタ)アクリル酸エステルのグループからの
モノマーに関する。
【0002】
【従来の技術】硫黄含有のモノマーは高光屈折する光学
系材料の製造に提供されるが、これは硫黄がその容易な
偏光性に基づき入射光により物質の強い交互作用を引き
起すからであり、このことは高い屈折率に反映する。脂
肪族チオエーテル(メタ)アクリレート、また、それが
例えばドイツ特許出願公開第38 38 350号明細書
の対象を形成するように2官能であるが、上限の硫黄含
有率を有し(例によれば、無アセタール構造では最大2
7重量%硫黄)従ってただ屈折率<1.58が許される
にすぎない。
系材料の製造に提供されるが、これは硫黄がその容易な
偏光性に基づき入射光により物質の強い交互作用を引き
起すからであり、このことは高い屈折率に反映する。脂
肪族チオエーテル(メタ)アクリレート、また、それが
例えばドイツ特許出願公開第38 38 350号明細書
の対象を形成するように2官能であるが、上限の硫黄含
有率を有し(例によれば、無アセタール構造では最大2
7重量%硫黄)従ってただ屈折率<1.58が許される
にすぎない。
【0003】芳香族構造単位は同様にたしかに屈折率の
向上に寄与するが、しかしまた分散の上昇となる。しか
しポリマーの色収差をできる限り少さく保持するため
に、少ない分散を目指して努力がなされている。
向上に寄与するが、しかしまた分散の上昇となる。しか
しポリマーの色収差をできる限り少さく保持するため
に、少ない分散を目指して努力がなされている。
【0004】より高い硫黄含有率を、また比較的簡単な
構造のものをチオ(メタ)アクリル酸のエステルで達成
することができる。こうしてヨーロッパ特許出願公開第
273661号明細書に挙げてあるアルカンジチオメタ
クリレートは39重量%までの硫黄含有率を持ってい
る。しかしエチルスルフィド−部分構造(チオエーテル
チオメタクリレート)は製造の際必然的に問題を伴う:
ジメタクリレートの基礎となるジメルカプタンはただ不
満足である収率で製造および精製されるにすぎない、と
いうのはその際たやすく−1部は高級ジメルカプタンの
分解で−1,4−ジチアンが生成されるからである。し
かし出発生成物としてのメルカプタンの精製は避けられ
ない、その理由は製造されるべきジチオ(メタ)アクリ
レートは工業的過程で高沸点のためにほとんど精製する
ことができず、すなわち最終生成物の段階で副ないしは
分解生成物の分離が最早やできないからである。
構造のものをチオ(メタ)アクリル酸のエステルで達成
することができる。こうしてヨーロッパ特許出願公開第
273661号明細書に挙げてあるアルカンジチオメタ
クリレートは39重量%までの硫黄含有率を持ってい
る。しかしエチルスルフィド−部分構造(チオエーテル
チオメタクリレート)は製造の際必然的に問題を伴う:
ジメタクリレートの基礎となるジメルカプタンはただ不
満足である収率で製造および精製されるにすぎない、と
いうのはその際たやすく−1部は高級ジメルカプタンの
分解で−1,4−ジチアンが生成されるからである。し
かし出発生成物としてのメルカプタンの精製は避けられ
ない、その理由は製造されるべきジチオ(メタ)アクリ
レートは工業的過程で高沸点のためにほとんど精製する
ことができず、すなわち最終生成物の段階で副ないしは
分解生成物の分離が最早やできないからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、容易に入手可能な、無色かつ室温で液状であって、
高い硫黄含有率を有するモノマーを提供することであっ
た。
は、容易に入手可能な、無色かつ室温で液状であって、
高い硫黄含有率を有するモノマーを提供することであっ
た。
【0006】ところで、硫黄原子の間に2個以上の炭素
原子を有するアルキリデン架橋を組入れることによっ
て、相応するジチオ(メタ)アクリレートに反応させる
ことのできる、純粋に製造し得るジメルカプタンが入手
可能であることを見出した。
原子を有するアルキリデン架橋を組入れることによっ
て、相応するジチオ(メタ)アクリレートに反応させる
ことのできる、純粋に製造し得るジメルカプタンが入手
可能であることを見出した。
【0007】
【課題を解決するための手段】かくして前記課題は本発
明により、一般式I:
明により、一般式I:
【0008】
【化5】
【0009】[式中、R1は水素原子またはメチル基お
よびrは0または1を表わしs,mおよびnは2〜6の
整数を表わし、但しrが0に同じ場合にはsおよびnか
らの和は4より大きくrが1に同じ場合にはs,mおよ
びnからの和は6より大きいものとする]のジチオ(メ
タ)アクリル酸エステルにより解決される。
よびrは0または1を表わしs,mおよびnは2〜6の
整数を表わし、但しrが0に同じ場合にはsおよびnか
らの和は4より大きくrが1に同じ場合にはs,mおよ
びnからの和は6より大きいものとする]のジチオ(メ
タ)アクリル酸エステルにより解決される。
【0010】唯一の繰返し単位としてのエチル橋の転向
によって環化の結果より少い副生成物が生成する、その
理由は中程度の環(7〜9員の環)に対する生成傾向は
ジチアンの6員環に対するよりもはるかに少いからであ
る。それに加えて、抽出物としての液状ジメルカプタン
は製造工程のためには有利であることが明らかとなっ
た:チオ尿素によるチオ基の導入に際して固体のジメル
カプタンの場合は分離の問題を生ぜしめひいてはまた溶
剤の必要性が更に高まる。こうして1,2−ビス(2−
メルカプトエチルチオ)エタンは固体であり、一方1,
3−ビス(2−メルカプトエチレルチオ)プロパンは液
体として生じる。特にジチオ(メタ)アクリル酸エステ
ルとしては1,3−ビス(2−メタクリルチオエチルチ
オ)プロパン(r=1,m=3,s,n=2を有する式
Iの化合物)および1,6−ビス(メタクリルチオ)−
3−チアヘキサン(r=0,s=3,n=2を有する式
Iの化合物)が挙げられる。
によって環化の結果より少い副生成物が生成する、その
理由は中程度の環(7〜9員の環)に対する生成傾向は
ジチアンの6員環に対するよりもはるかに少いからであ
る。それに加えて、抽出物としての液状ジメルカプタン
は製造工程のためには有利であることが明らかとなっ
た:チオ尿素によるチオ基の導入に際して固体のジメル
カプタンの場合は分離の問題を生ぜしめひいてはまた溶
剤の必要性が更に高まる。こうして1,2−ビス(2−
メルカプトエチルチオ)エタンは固体であり、一方1,
3−ビス(2−メルカプトエチレルチオ)プロパンは液
体として生じる。特にジチオ(メタ)アクリル酸エステ
ルとしては1,3−ビス(2−メタクリルチオエチルチ
オ)プロパン(r=1,m=3,s,n=2を有する式
Iの化合物)および1,6−ビス(メタクリルチオ)−
3−チアヘキサン(r=0,s=3,n=2を有する式
Iの化合物)が挙げられる。
【0011】さらに本発明は一般式Iの化合物を製造す
る方法に関し、その際一般式II: MS-(CH2)s-[S-(CH2)m]r-S-(CH2)n-SM (II) [式中、r,s,mおよびnは上記の意味を有しMは水
素原子または金属陽イオン、有利にはアルカリ金属陽イ
オンを表わす]のジチオールを式III:
る方法に関し、その際一般式II: MS-(CH2)s-[S-(CH2)m]r-S-(CH2)n-SM (II) [式中、r,s,mおよびnは上記の意味を有しMは水
素原子または金属陽イオン、有利にはアルカリ金属陽イ
オンを表わす]のジチオールを式III:
【0012】
【化6】
【0013】[式中、xは基:
【0014】
【化7】
【0015】またはClを表わしおよびR′1は水素原
子またはメチル基を表わす]の(メタ)アクリル酸誘導
体の2倍以上のモル量と反応させる。
子またはメチル基を表わす]の(メタ)アクリル酸誘導
体の2倍以上のモル量と反応させる。
【0016】好ましくは(メタ)アクリル酸無水物ない
しは(メタ)アクリル酸クロリドを適当な、不活性の、
有利には水と混和不能な溶剤L、例えばエーテル例メチ
ル−t−ブチルエーテルまたは芳香族溶剤例えばトリエ
ン、キシレン中で反応させる。有利には式IIのジチオ
ールをアルカリ性水溶液中で使用する、その結果反応の
際生成する酸HX(M=Hならば)は中和される。
しは(メタ)アクリル酸クロリドを適当な、不活性の、
有利には水と混和不能な溶剤L、例えばエーテル例メチ
ル−t−ブチルエーテルまたは芳香族溶剤例えばトリエ
ン、キシレン中で反応させる。有利には式IIのジチオ
ールをアルカリ性水溶液中で使用する、その結果反応の
際生成する酸HX(M=Hならば)は中和される。
【0017】一般式(II)のジチオールは自体公知の
方法で取得することができる。該方法を3,7−ジチア
ノナン−1,9−ジチオールの例で詳細に説明する。先
づ始めに2−メチルカプトエタノールをエタノールのソ
ーダ液中に有利には不活性保護ガス例えば窒素のもと氷
冷却しながら溶解させ、それに約50℃で撹拌しながら
1,3−ジブロムプロパンの1/2モル量を滴加する。
2,3時間の反応時間の後、手がかりとして約6時間と
称せられるが、生じた塩を濾別し、該粗液と不活性な、
水と混和不能な溶剤例えばメチレンクロリドと混ぜ合せ
新に濾過する。生成した3,7−ジチアノナン−1,9
−ジオールのその後の後処理を有利には高真空で分留を
行う。こうして得たジオール(1モル)をチオ尿素約2
モルと一緒に濃塩酸中で窒素のもと約8時間環流で加熱
する。次いで氷冷却しながらアルカリ液、有利にはカリ
液を加え新に約3時間−環流で加熱する。冷却した反応
混合物から有機相を分離し水性相を酸性にした後不活性
の水不溶性溶剤例えばメチル−t−ブチルエーテルで抽
出する。有機相を合する。溶剤の乾燥および蒸発させた
後ジチオールを高真空蒸留により無色の液体として取得
する。
方法で取得することができる。該方法を3,7−ジチア
ノナン−1,9−ジチオールの例で詳細に説明する。先
づ始めに2−メチルカプトエタノールをエタノールのソ
ーダ液中に有利には不活性保護ガス例えば窒素のもと氷
冷却しながら溶解させ、それに約50℃で撹拌しながら
1,3−ジブロムプロパンの1/2モル量を滴加する。
2,3時間の反応時間の後、手がかりとして約6時間と
称せられるが、生じた塩を濾別し、該粗液と不活性な、
水と混和不能な溶剤例えばメチレンクロリドと混ぜ合せ
新に濾過する。生成した3,7−ジチアノナン−1,9
−ジオールのその後の後処理を有利には高真空で分留を
行う。こうして得たジオール(1モル)をチオ尿素約2
モルと一緒に濃塩酸中で窒素のもと約8時間環流で加熱
する。次いで氷冷却しながらアルカリ液、有利にはカリ
液を加え新に約3時間−環流で加熱する。冷却した反応
混合物から有機相を分離し水性相を酸性にした後不活性
の水不溶性溶剤例えばメチル−t−ブチルエーテルで抽
出する。有機相を合する。溶剤の乾燥および蒸発させた
後ジチオールを高真空蒸留により無色の液体として取得
する。
【0018】式(I)のジチオ(メタ)アクリル酸エス
テルの製造 式(III)の出発化合物の製造は久しい以前から公知
である(H.Rauch−Puntigam、Th.V
oelker.Acryl−und Methacry
lverbindungen、Springer−Ve
rlag、Heidelberg、New York1
967参照)。有利には式IIIの化合物を、特に(メ
タ)アクリル酸無水物を若干過剰のモルで、例えば化学
量論的に必要とする量を越え0.05〜0.5倍の過剰
で使用し、好ましくは自体公知の重合抑制剤、例えば立
体障害のフェノール例えば4−メチル−2,6−ジ−t
−ブチルフェノールで安定化する(R.Gaechte
r U.H.Mueller、Taschen buc
h der Kunststoff−Additiv
e、Hanser−Verlag 1979参照)。
テルの製造 式(III)の出発化合物の製造は久しい以前から公知
である(H.Rauch−Puntigam、Th.V
oelker.Acryl−und Methacry
lverbindungen、Springer−Ve
rlag、Heidelberg、New York1
967参照)。有利には式IIIの化合物を、特に(メ
タ)アクリル酸無水物を若干過剰のモルで、例えば化学
量論的に必要とする量を越え0.05〜0.5倍の過剰
で使用し、好ましくは自体公知の重合抑制剤、例えば立
体障害のフェノール例えば4−メチル−2,6−ジ−t
−ブチルフェノールで安定化する(R.Gaechte
r U.H.Mueller、Taschen buc
h der Kunststoff−Additiv
e、Hanser−Verlag 1979参照)。
【0019】反応させる際は好ましくは、水性アルカリ
の、例えば10%のソーダ液(100mlに対し約0.
1モル)中の式IIの化合物の氷冷却で製造した溶液を
撹拌しながら式IIIの化合物の、有利には不活性の溶
剤L中例えばメチル−t−ブチルエーテル中の(メタ)
アクリル酸無水物の溶液(6〜7ml溶剤に対し約1
g)に好ましくは15〜20℃で滴加する。なお2、3
時間高温で後撹拌、例えば45℃で3時間撹拌する。有
機相を分離し好ましくは水でこのものを洗浄した後、適
当な乾燥剤、例えば硫酸ナトリウムで乾燥し蒸発により
溶剤を除去する。こうして直接式Iの化合物を得る。
の、例えば10%のソーダ液(100mlに対し約0.
1モル)中の式IIの化合物の氷冷却で製造した溶液を
撹拌しながら式IIIの化合物の、有利には不活性の溶
剤L中例えばメチル−t−ブチルエーテル中の(メタ)
アクリル酸無水物の溶液(6〜7ml溶剤に対し約1
g)に好ましくは15〜20℃で滴加する。なお2、3
時間高温で後撹拌、例えば45℃で3時間撹拌する。有
機相を分離し好ましくは水でこのものを洗浄した後、適
当な乾燥剤、例えば硫酸ナトリウムで乾燥し蒸発により
溶剤を除去する。こうして直接式Iの化合物を得る。
【0020】有利な特性 一般式(I)の本発明によるモノマーはラジカル重合の
方法(S.H.Rauch−Puntigam,Th.
Voelker、loc.Cit.)例えば、透明の、
無色のまたは必要な場合は彩色の高光屈折する合成樹脂
に重合することができる。
方法(S.H.Rauch−Puntigam,Th.
Voelker、loc.Cit.)例えば、透明の、
無色のまたは必要な場合は彩色の高光屈折する合成樹脂
に重合することができる。
【0021】この種の合成樹脂は多彩な光学器具および
品物、例えばレンズ、プリズム、眼鏡等に適している。
品物、例えばレンズ、プリズム、眼鏡等に適している。
【0022】
【実施例】次に、本発明を以下の実施例につき詳細に説
明する。
明する。
【0023】例1: 1,3−ビス(2−メタクリルチオエチルチオ)プロパ
ン(式I;R1=CH、r=1;m=3;s,n=2)
の製造 10%のソーダ液400ml中3,7−ジチアノナン−
1,9−ジチオール0.44モルの氷冷却で製造した溶
液を15〜20℃で撹拌しながらメチル−t−ブチルエ
ーテル950ml中メタクリル酸無水物150gの溶液
に4−メチル−2,6−ジ−t−ブチルフェノール30
00ppmの存在で滴加した。なお45℃で3時間更に
撹拌し、分液漏斗で有機相を分離し水で洗浄した。硫酸
ナトリウムで乾燥し溶剤を回転蒸発器で除去した後式I
のメタクリル酸エステル150gを得た(理論値の94
%)。
ン(式I;R1=CH、r=1;m=3;s,n=2)
の製造 10%のソーダ液400ml中3,7−ジチアノナン−
1,9−ジチオール0.44モルの氷冷却で製造した溶
液を15〜20℃で撹拌しながらメチル−t−ブチルエ
ーテル950ml中メタクリル酸無水物150gの溶液
に4−メチル−2,6−ジ−t−ブチルフェノール30
00ppmの存在で滴加した。なお45℃で3時間更に
撹拌し、分液漏斗で有機相を分離し水で洗浄した。硫酸
ナトリウムで乾燥し溶剤を回転蒸発器で除去した後式I
のメタクリル酸エステル150gを得た(理論値の94
%)。
【0024】例2: 3,7−ジメチアノナン−1,9−ジチオールの製造 (a)3,7−ジチアノナン−1,9−ジオールの製造 氷冷却し窒素雰囲気中で2−メルカプトエタノール31
2g(4モル)をエタノールのソーダ液(エタノール
2.2l中161g)中に入れた。この溶液に50℃で
ジブロムプロパン2モルを滴加した。6時間の反応時間
の後生成した塩を濾別し、該粗溶液とメチレンクロリド
600mlと混ぜ合せて新に濾過した。分留の後2,7
−ジチアノナン−1,9−ジオール328gを得た(理
論値の84%、沸点167〜169℃/2ミリバール。
ガスクロマトグラフィー−質量スペクトル試験による純
度>95%)。
2g(4モル)をエタノールのソーダ液(エタノール
2.2l中161g)中に入れた。この溶液に50℃で
ジブロムプロパン2モルを滴加した。6時間の反応時間
の後生成した塩を濾別し、該粗溶液とメチレンクロリド
600mlと混ぜ合せて新に濾過した。分留の後2,7
−ジチアノナン−1,9−ジオール328gを得た(理
論値の84%、沸点167〜169℃/2ミリバール。
ガスクロマトグラフィー−質量スペクトル試験による純
度>95%)。
【0025】(b)3,7−ジチアノナン−1,9−ジ
チオールの製造 (a)からのジオール140.5g(0.72モル)、
チオ尿素120gならびに濃塩酸376gを窒素のもと
8時間水浴で環流で加熱した。次いで氷冷却しながらカ
リ液(水1.7lに対しKOH268g)を加え3時間
環流で加熱した。該反応混合物を冷却の後分液漏斗で分
離し水相を稀塩酸で酸性にした後メチル−t−ブチルエ
ーテルで抽出した。合した有機相を硫酸ナトリウムで乾
燥の後蒸留した。こうして無色のジチオール136gを
得た(理論値の73%、沸点140〜150℃/0.1
ミリバール)。
チオールの製造 (a)からのジオール140.5g(0.72モル)、
チオ尿素120gならびに濃塩酸376gを窒素のもと
8時間水浴で環流で加熱した。次いで氷冷却しながらカ
リ液(水1.7lに対しKOH268g)を加え3時間
環流で加熱した。該反応混合物を冷却の後分液漏斗で分
離し水相を稀塩酸で酸性にした後メチル−t−ブチルエ
ーテルで抽出した。合した有機相を硫酸ナトリウムで乾
燥の後蒸留した。こうして無色のジチオール136gを
得た(理論値の73%、沸点140〜150℃/0.1
ミリバール)。
【0026】例3: 3−チアヘキサン−1,6−ジチオールの製造 a)3−チアヘキサン−1,6−ジオールの製造 撹拌および窒素導入しながら2−メチルカプトエタノー
ル390g(5モル)をアゾビス(イソブチロニトリル)
0.68gと混合し60℃で1時間加温した。この温度
に保持しながら4時間以内にアリルアルコール290g
(5モル)を滴加した。滴加および発熱反応の減衰の後な
お75℃で1.5時間再反応させ該粗生成物を真空蒸留
した(沸点:118〜121℃/0.2〜0.4ミリバ
ール)。こうして3−チアヘキサン−1,6−ジオール
588gをうす黄色の液体として得た(理論値の86
%、ガスクロマトグラフィー試験による純度>95
%)。
ル390g(5モル)をアゾビス(イソブチロニトリル)
0.68gと混合し60℃で1時間加温した。この温度
に保持しながら4時間以内にアリルアルコール290g
(5モル)を滴加した。滴加および発熱反応の減衰の後な
お75℃で1.5時間再反応させ該粗生成物を真空蒸留
した(沸点:118〜121℃/0.2〜0.4ミリバ
ール)。こうして3−チアヘキサン−1,6−ジオール
588gをうす黄色の液体として得た(理論値の86
%、ガスクロマトグラフィー試験による純度>95
%)。
【0027】b)3−チアヘキサン−1,6−ジチオー
ルの製造 撹拌および窒素導入しながら(a)からの3−チアヘキ
サン−1,6−ジオール136g(1モル)、チオ尿素
168g(2.2モル)および濃塩酸0.525 l
(5.4モル)からなる混合物を16時間環流のもとで
加熱した。冷却の後約20℃冷却しながら1〜1.5時
間以内に水1.9 l中水酸化カリウム333g(5.
9モル)の溶液を滴加し引き続いて3時間環流を加熱し
た。冷却した反応混合物をメチル−t−ブチルエーテル
で抽出した。抽出剤を回転蒸発器で除去した後該粗メル
カプタンを分留した(沸点:92〜96℃/0.1〜
0.3ミリバール)。こうして無色の3−チアヘキサン
−1,6−ジチオール92gを得た(理論値の55%、
ガスクロマトグラフィー試験による純度>97%)。
ルの製造 撹拌および窒素導入しながら(a)からの3−チアヘキ
サン−1,6−ジオール136g(1モル)、チオ尿素
168g(2.2モル)および濃塩酸0.525 l
(5.4モル)からなる混合物を16時間環流のもとで
加熱した。冷却の後約20℃冷却しながら1〜1.5時
間以内に水1.9 l中水酸化カリウム333g(5.
9モル)の溶液を滴加し引き続いて3時間環流を加熱し
た。冷却した反応混合物をメチル−t−ブチルエーテル
で抽出した。抽出剤を回転蒸発器で除去した後該粗メル
カプタンを分留した(沸点:92〜96℃/0.1〜
0.3ミリバール)。こうして無色の3−チアヘキサン
−1,6−ジチオール92gを得た(理論値の55%、
ガスクロマトグラフィー試験による純度>97%)。
【0028】例4 1,6−ビス(メタクリルチオエチル)−3−チアヘキ
サンの製造 空気導入、撹拌および冷却しながら、15〜20℃でメ
チル−t−ブチルエーテル1.6 l中メタクリル酸無
水物500g(3.3モル)および2,5−ジ−t−ブ
チル−4−メチルフェノール500mgの溶液に水1.
4 l中3−チアヘキサン−1,6−ジチオール252
g(1.5モル)および水酸化ナトリウム144g
(3.6モル)の溶液を滴加した。引き続いて40℃で
3時間再反応させた。冷却後有機相を分液漏斗で分離し
水3×0.6 lで洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥お
よび回転蒸発器で溶剤を除去した後2,5−ジ−t−ブ
チル−4−メチルフェノール250ppmを添加しなが
ら1,6−ビス(メタクリルチオ)−3−チアヘキサン
415gを油状の液体として得た(理論値の92%)。
サンの製造 空気導入、撹拌および冷却しながら、15〜20℃でメ
チル−t−ブチルエーテル1.6 l中メタクリル酸無
水物500g(3.3モル)および2,5−ジ−t−ブ
チル−4−メチルフェノール500mgの溶液に水1.
4 l中3−チアヘキサン−1,6−ジチオール252
g(1.5モル)および水酸化ナトリウム144g
(3.6モル)の溶液を滴加した。引き続いて40℃で
3時間再反応させた。冷却後有機相を分液漏斗で分離し
水3×0.6 lで洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥お
よび回転蒸発器で溶剤を除去した後2,5−ジ−t−ブ
チル−4−メチルフェノール250ppmを添加しなが
ら1,6−ビス(メタクリルチオ)−3−チアヘキサン
415gを油状の液体として得た(理論値の92%)。
【0029】例5 1,3−ビス(2−メタクリルチオエチルチオ)プロパ
ンからのポリマー 例1により製造した1,3−ビス(2−メタクリルチオ
エチルチオ)プロパン32gをアゾビス(イソブチロニ
トリル)118mgと混合した。該混合物を2枚のガラ
ス板(約90×120×3mm)の間に満し水浴中で4
0〜90℃の温度間で28時間以内で重合した。透明
な、硬質の合成樹脂板は屈折率1.6219およびアッ
ベ数38.6であった。
ンからのポリマー 例1により製造した1,3−ビス(2−メタクリルチオ
エチルチオ)プロパン32gをアゾビス(イソブチロニ
トリル)118mgと混合した。該混合物を2枚のガラ
ス板(約90×120×3mm)の間に満し水浴中で4
0〜90℃の温度間で28時間以内で重合した。透明
な、硬質の合成樹脂板は屈折率1.6219およびアッ
ベ数38.6であった。
【0030】例6 メチルメタクリレートおよび1,6−ビス(メタクリル
チオ)−3ーチアヘキサンからのコポリマー 1,6−ビス(メタクリルチオ)−3−チアヘキサン2
8gおよびメチルメタクリレート3.1gからのモノマ
ー混合物をアゾビス(イゾブチロニトリル)63mgと
混合し上記のように重合した。透明な、硬質の合成樹脂
板は屈折率1.5998およびアッベ数41.1であっ
た。
チオ)−3ーチアヘキサンからのコポリマー 1,6−ビス(メタクリルチオ)−3−チアヘキサン2
8gおよびメチルメタクリレート3.1gからのモノマ
ー混合物をアゾビス(イゾブチロニトリル)63mgと
混合し上記のように重合した。透明な、硬質の合成樹脂
板は屈折率1.5998およびアッベ数41.1であっ
た。
Claims (5)
- 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 [式中、 R1は水素原子またはメチル基およびrは0または1を
表わし、s,mおよびnは2〜6の整数を表わし、但し
rが0を表わす限りにおいて、sおよびnからの和は4
より大きく、rが1を表わすかぎりにおいてはs,mお
よびnの和は6より大きいものとする]のジチオ(メ
タ)アクリル酸エステル。 - 【請求項2】 1,3−ビス(2−メタクリルチオエチ
ルチオ)プロパン。 - 【請求項3】 1,6−ビス(メタクリルチオ)−3−
チアヘキサン。 - 【請求項4】 一般式I: 【化2】 [式中、 R1は水素原子またはメチル基およびrは0または1を
表わしs,mおよびnは2〜6の整数を表わす、但しr
が0を表わす限りにおいてsおよびnからの和は4より
大きく、rが1を表わす限りにおいてs,mおよびnか
らの和は6より大きいものとする]のジチオ(メタ)ア
クリル酸エステルの製造において、一般式II: MS-(CH2)s-[S-(CH2)m]r-S-(CH2)n-SM (II) [式中、 r,s,mおよびnは前記の意味を持ち、Mは水素原子
または金属陽イオンを表わす]のジチオールを式II
I: 【化3】 [式中、 xは基: 【化4】 またはClを表わしR1は水素原子またはメチル基を表
わす]の(メタ)アクリル酸誘導体の2倍以上のモル量
と反応させることを特徴とするジチオ(メタ)アクリル
酸エステルの製造方法。 - 【請求項5】 請求項1から3までのいずれか1項記載
の本発明によるモノマーを使用した高光屈折の合成樹
脂。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4234253A DE4234253A1 (de) | 1992-10-10 | 1992-10-10 | Monomere für hochlichtbrechende Kunststoffe |
DE4234253.8 | 1992-10-10 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06234733A true JPH06234733A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=6470196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5251737A Pending JPH06234733A (ja) | 1992-10-10 | 1993-10-07 | ジチオ(メタ)アクリル酸エステル、その製造方法、および高光屈折合成樹脂の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5488128A (ja) |
EP (1) | EP0593974B1 (ja) |
JP (1) | JPH06234733A (ja) |
AT (1) | ATE139527T1 (ja) |
DE (2) | DE4234253A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09132563A (ja) * | 1995-11-09 | 1997-05-20 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 含硫(メタ)アクリレート化合物およびその用途 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5908876A (en) * | 1996-04-19 | 1999-06-01 | Mitsui Chemicals, Inc. | Optical resin composition comprising a thiourethane prepolymer and use thereof |
US5916987A (en) * | 1996-05-29 | 1999-06-29 | Mitsui Chemicals, Inc. | Thiol and Sulfur-containing O-(meth) acrylate compounds and use thereof |
AUPO395896A0 (en) | 1996-12-03 | 1997-01-02 | Sola International Holdings Ltd | Acrylic thio monomers |
FR2771411B1 (fr) * | 1997-11-27 | 1999-12-24 | Atochem Elf Sa | Procede de fabrication de bisthioesters |
US6342571B1 (en) | 1999-08-20 | 2002-01-29 | Ppg Industries Ohio, Inc. | High refractive index optical resin composition |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01110666A (ja) * | 1987-10-22 | 1989-04-27 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | 新規チオールカルボン酸エステル |
JPS63162671A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | 新規チオ−ルカルボン酸エステル |
US4810812A (en) * | 1986-12-26 | 1989-03-07 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co., Ltd. | Thiolcarboxylic acid esters |
JPH0825991B2 (ja) * | 1988-12-26 | 1996-03-13 | 三井東圧化学株式会社 | ジチオールジ(メタ)アクリレートの製造法 |
-
1992
- 1992-10-10 DE DE4234253A patent/DE4234253A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-10-06 DE DE59303006T patent/DE59303006D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-06 AT AT93116143T patent/ATE139527T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-10-06 EP EP93116143A patent/EP0593974B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-10-07 JP JP5251737A patent/JPH06234733A/ja active Pending
- 1993-10-12 US US08/134,738 patent/US5488128A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09132563A (ja) * | 1995-11-09 | 1997-05-20 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 含硫(メタ)アクリレート化合物およびその用途 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5488128A (en) | 1996-01-30 |
DE4234253A1 (de) | 1994-04-14 |
DE59303006D1 (de) | 1996-07-25 |
EP0593974A1 (de) | 1994-04-27 |
ATE139527T1 (de) | 1996-07-15 |
EP0593974B1 (de) | 1996-06-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040109 |