JPH06234044A - 鋳物砂の充填方法 - Google Patents
鋳物砂の充填方法Info
- Publication number
- JPH06234044A JPH06234044A JP4727093A JP4727093A JPH06234044A JP H06234044 A JPH06234044 A JP H06234044A JP 4727093 A JP4727093 A JP 4727093A JP 4727093 A JP4727093 A JP 4727093A JP H06234044 A JPH06234044 A JP H06234044A
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- JP
- Japan
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- molding sand
- sand
- molding
- carrier plate
- frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 投入供給された鋳物砂を模型の隅々までゆき
わたらせると同時に鋳物砂の上面をこぼれ砂を発生させ
ずに水平状態に均らす鋳物砂の充填方法を提供すること
を目的とする。 【構成】 キャリアプレ−ト２、鋳枠５及び盛枠６で画
成する空間部Ｒに投入供給した鋳物砂Ｓに高周波振動作
用を与えて流動状態にし、模型３の隅々まで鋳物砂Ｓを
ゆきわたらせると共に鋳物砂の上面をほぼ水平状態にす
るようにした鋳物砂の充填方法。
わたらせると同時に鋳物砂の上面をこぼれ砂を発生させ
ずに水平状態に均らす鋳物砂の充填方法を提供すること
を目的とする。 【構成】 キャリアプレ−ト２、鋳枠５及び盛枠６で画
成する空間部Ｒに投入供給した鋳物砂Ｓに高周波振動作
用を与えて流動状態にし、模型３の隅々まで鋳物砂Ｓを
ゆきわたらせると共に鋳物砂の上面をほぼ水平状態にす
るようにした鋳物砂の充填方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は砂鋳型を造型するに当り
キャリアプレ−トと鋳枠及び盛枠とで画成した空間部に
鋳物砂を投入供給しこの鋳物砂の上面を水平状態にする
鋳物砂の充填方法に関する。
キャリアプレ−トと鋳枠及び盛枠とで画成した空間部に
鋳物砂を投入供給しこの鋳物砂の上面を水平状態にする
鋳物砂の充填方法に関する。
【０００２】
【従来技術と問題点】従来上記のようにキャリアプレ−
トと鋳枠及び盛枠とで画成した空間部に鋳物砂を投入供
給し、この鋳物砂の上面を水平状態にする方法として、
前記空間部を画成した盛枠の上方に砂貯めル−バ−ホッ
パ−を位置させ、ル−バ−ホッパ−のゲ−トを開いて鋳
物砂を投入供給した後盛枠の上面をスクレ−パ−により
かき均らして鋳物砂の上面を水平状態にしている。しか
し、鋳物砂を投入供給する場合鋳物砂が模型の隅々まで
ゆきわたらず鋳型造型の欠陥につながることがあると共
に盛枠の上面をスクレ−パ−によりかき均らす際に鋳物
砂がスピルサンドとしてこぼれ落ち作業環境を悪くしか
つ造型に寄与しない無駄砂になる問題があった。本発明
は上記の問題に鑑みて成されたもので、投入供給された
鋳物砂を模型の隅々までゆきわたらせると同時に鋳物砂
の上面をこぼれ砂を発生させずに水平状態に均らす鋳物
砂の充填方法を提供することを目的とするものである。
トと鋳枠及び盛枠とで画成した空間部に鋳物砂を投入供
給し、この鋳物砂の上面を水平状態にする方法として、
前記空間部を画成した盛枠の上方に砂貯めル−バ−ホッ
パ−を位置させ、ル−バ−ホッパ−のゲ−トを開いて鋳
物砂を投入供給した後盛枠の上面をスクレ−パ−により
かき均らして鋳物砂の上面を水平状態にしている。しか
し、鋳物砂を投入供給する場合鋳物砂が模型の隅々まで
ゆきわたらず鋳型造型の欠陥につながることがあると共
に盛枠の上面をスクレ−パ−によりかき均らす際に鋳物
砂がスピルサンドとしてこぼれ落ち作業環境を悪くしか
つ造型に寄与しない無駄砂になる問題があった。本発明
は上記の問題に鑑みて成されたもので、投入供給された
鋳物砂を模型の隅々までゆきわたらせると同時に鋳物砂
の上面をこぼれ砂を発生させずに水平状態に均らす鋳物
砂の充填方法を提供することを目的とするものである。
【０００３】
【問題解決のための手段】上記の問題を達成するために
本発明における鋳物砂の充填方法は、上面に模型を取付
け、かつ側面に高周波振動発振器を取付けたキャリアプ
レ−トの上部に鋳枠及び盛枠を重合セットして所定量の
鋳物砂を前記キャリアプレ−ト、鋳枠及び盛枠で画成す
る空間部へ投入供給する工程と、前記キャリアプレ−ト
に取付けられた高周波振動発生器を作動させて該キャリ
アプレ−ト上の鋳物砂に高周波振動作用を与えて流動化
させ、もって該鋳物砂を前記模型の隅々までゆきわたら
せると共に鋳物砂の上面をほぼ水平状態にする工程と、
から成ることを特徴とするものである。
本発明における鋳物砂の充填方法は、上面に模型を取付
け、かつ側面に高周波振動発振器を取付けたキャリアプ
レ−トの上部に鋳枠及び盛枠を重合セットして所定量の
鋳物砂を前記キャリアプレ−ト、鋳枠及び盛枠で画成す
る空間部へ投入供給する工程と、前記キャリアプレ−ト
に取付けられた高周波振動発生器を作動させて該キャリ
アプレ−ト上の鋳物砂に高周波振動作用を与えて流動化
させ、もって該鋳物砂を前記模型の隅々までゆきわたら
せると共に鋳物砂の上面をほぼ水平状態にする工程と、
から成ることを特徴とするものである。
【０００４】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図１により装置の配置を説明すると、昇降可
能に設けられた昇降テ−ブル１の上部にキャリアプレ−
ト２が位置決めして載置されており、該キャリアプレ−
ト２にはその上面に模型３が取付けられていると共に左
右側面には高周波振動発生器４が取付けられている。該
キャリアプレ−ト２の上方には図示されない中抜ロ−ラ
コンベヤ−を介して水平移送可能にされた鋳枠５が配置
されており該鋳枠５の上方には盛枠６が若干の昇降を可
能にして配置されている。さらに該盛枠６の上方にはル
−バゲ−ト７を取付けたル−バホッパ８とスクイズシリ
ンダ９を設けた造型ヘッド箱１０とを連結して水平往復
移動可能に設け、盛枠６の上方に出入できるようにされ
ている。尚図中Ｓは鋳物砂である。
説明する。図１により装置の配置を説明すると、昇降可
能に設けられた昇降テ−ブル１の上部にキャリアプレ−
ト２が位置決めして載置されており、該キャリアプレ−
ト２にはその上面に模型３が取付けられていると共に左
右側面には高周波振動発生器４が取付けられている。該
キャリアプレ−ト２の上方には図示されない中抜ロ−ラ
コンベヤ−を介して水平移送可能にされた鋳枠５が配置
されており該鋳枠５の上方には盛枠６が若干の昇降を可
能にして配置されている。さらに該盛枠６の上方にはル
−バゲ−ト７を取付けたル−バホッパ８とスクイズシリ
ンダ９を設けた造型ヘッド箱１０とを連結して水平往復
移動可能に設け、盛枠６の上方に出入できるようにされ
ている。尚図中Ｓは鋳物砂である。
【０００５】このように構成されたものは、図１の状態
で昇降テ−ブル１が上昇されて図２のようにキャリアプ
レ−ト２、鋳枠５及び盛枠６を重合状態にすると共にル
−バゲ−ト７を作動させてル−バホッパ８内の所定量の
鋳物砂Ｓを図３のように三者で画成する空間部Ｒ内に投
入供給する。この状態では投入供給された鋳物砂Ｓは模
型３の形状に沿って大きな凸状または凹状に（実施例で
は凸状）になっている。次にキャリアプレ−ト２に取付
けられている高周波振動発生器４を作動させて鋳物砂Ｓ
に高周波振動を作用させて鋳物砂Ｓを流動化させもって
鋳物砂Ｓを図４のように模型３の隅々までゆきわたらせ
ると共に鋳物砂Ｓの上面をほぼ水平状態にし、鋳物砂の
充填を完了する。（このためスクレ−パによる砂かきは
不要となる）
で昇降テ−ブル１が上昇されて図２のようにキャリアプ
レ−ト２、鋳枠５及び盛枠６を重合状態にすると共にル
−バゲ−ト７を作動させてル−バホッパ８内の所定量の
鋳物砂Ｓを図３のように三者で画成する空間部Ｒ内に投
入供給する。この状態では投入供給された鋳物砂Ｓは模
型３の形状に沿って大きな凸状または凹状に（実施例で
は凸状）になっている。次にキャリアプレ−ト２に取付
けられている高周波振動発生器４を作動させて鋳物砂Ｓ
に高周波振動を作用させて鋳物砂Ｓを流動化させもって
鋳物砂Ｓを図４のように模型３の隅々までゆきわたらせ
ると共に鋳物砂Ｓの上面をほぼ水平状態にし、鋳物砂の
充填を完了する。（このためスクレ−パによる砂かきは
不要となる）
【０００６】次にル−バホッパ８及び造型ヘッド箱１０
を左方向へ移動させて図５のように造型ヘッド箱１０を
盛枠６の直上に位置させた後昇降テ−ブル１を再昇降さ
せて盛枠６の上面を造型ヘッド箱１０の下面に密着さ
せ、図示されない圧縮空気タンクのバルブを開いて図６
矢印のように圧縮空気を鋳物砂Ｓに通気させ、キャリア
プレ−ト２に設けた図示されないベントホ−ルを介して
排出することにより鋳物砂Ｓを予備圧縮する。この間に
ル−バホッパ８には所定量の鋳物砂Ｓが供給される。次
にスクイズシリンダ９が作動して図７のように鋳物砂Ｓ
の上面をスクイズシリンダ９のスクイズヘッドにより圧
縮して鋳型を造型し、スクイズシリンダ９を逆作動させ
てスクイズヘッドを元の位置に復帰させた後、昇降テ−
ブル１を下降させることにより盛枠６、鋳枠５キャリア
プレ−ト２をそれぞれ元の位置に復帰させ型抜きが完了
されて図８の状態になる。次にル−バホッパ８及び造型
ヘッド箱１０を右方へ移動させると共に鋳型を内蔵させ
た鋳枠５を次の工程へ送り出し新しい空の鋳枠５を盛枠
６とキャリアプレ−ト２との間に位置させて図１の状態
とされ、上記の鋳型造型をくりかえし行なう。
を左方向へ移動させて図５のように造型ヘッド箱１０を
盛枠６の直上に位置させた後昇降テ−ブル１を再昇降さ
せて盛枠６の上面を造型ヘッド箱１０の下面に密着さ
せ、図示されない圧縮空気タンクのバルブを開いて図６
矢印のように圧縮空気を鋳物砂Ｓに通気させ、キャリア
プレ−ト２に設けた図示されないベントホ−ルを介して
排出することにより鋳物砂Ｓを予備圧縮する。この間に
ル−バホッパ８には所定量の鋳物砂Ｓが供給される。次
にスクイズシリンダ９が作動して図７のように鋳物砂Ｓ
の上面をスクイズシリンダ９のスクイズヘッドにより圧
縮して鋳型を造型し、スクイズシリンダ９を逆作動させ
てスクイズヘッドを元の位置に復帰させた後、昇降テ−
ブル１を下降させることにより盛枠６、鋳枠５キャリア
プレ−ト２をそれぞれ元の位置に復帰させ型抜きが完了
されて図８の状態になる。次にル−バホッパ８及び造型
ヘッド箱１０を右方へ移動させると共に鋳型を内蔵させ
た鋳枠５を次の工程へ送り出し新しい空の鋳枠５を盛枠
６とキャリアプレ−ト２との間に位置させて図１の状態
とされ、上記の鋳型造型をくりかえし行なう。
【０００７】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
キャリアプレ−ト鋳枠及び盛枠で画成する空間に投入供
給した鋳物砂に高周波振動作用を与えて流動状態にし模
型の隅々まで鋳物砂をゆきわたらせると共に鋳物砂の上
面をほぼ水平状態にするようにしたからスクレ−パ−に
よる砂かき均しが不要となりスピルサンドとしての砂こ
ぼれがなくなるため、作業環境をよくすると共に造型に
寄与しない無駄砂をなくすことができる等種々の効果が
あり利とするところは著大である。
キャリアプレ−ト鋳枠及び盛枠で画成する空間に投入供
給した鋳物砂に高周波振動作用を与えて流動状態にし模
型の隅々まで鋳物砂をゆきわたらせると共に鋳物砂の上
面をほぼ水平状態にするようにしたからスクレ−パ−に
よる砂かき均しが不要となりスピルサンドとしての砂こ
ぼれがなくなるため、作業環境をよくすると共に造型に
寄与しない無駄砂をなくすことができる等種々の効果が
あり利とするところは著大である。
【図１】本発明を実施する鋳型造型装置の作業前状態を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図２】同上、鋳物砂投入供給前の状態を示す模式図で
ある。
ある。
【図３】同上、鋳物砂投入供給の状態を示す模式図であ
る。
る。
【図４】同上、高周波振動発生器の作動による鋳物砂の
状態を示す模式図である。
状態を示す模式図である。
【図５】同上、ル−バホッパ及び造型ヘッド箱の移動状
態を示す模式図である。
態を示す模式図である。
【図６】同上、鋳物砂の予備圧縮状態を示す模式図であ
る。
る。
【図７】同上、鋳物砂のスクイズ状態を示す模式図であ
る。
る。
【図８】同上、型抜き状態を示す模式図である。
１ 昇降テ−ブル ２ キャリアプレ−ト ３ 模型 ４ 高周波振動発生器 ５ 鋳枠 ６ 盛枠 ８ ル−バホッパ 10 造型ヘッド Ｓ 鋳物砂
Claims (1)
- 【請求項１】 上面に模型３を取付け、かつ側面に高周
波振動発振器４を取付けたキャリアプレ−ト２の上部に
鋳枠５及び盛枠６を重合セットして所定量の鋳物砂Ｓを
前記キャリアプレ−ト２と鋳枠５及び盛枠６で画成する
空間部Ｒへ投入供給する工程と、前記キャリアプレ−ト
２に取付けられた高周波振動発生器４を作動させて該キ
ャリアプレ−ト２上の鋳物砂Ｓに高周波振動作用を与え
て流動化させ、もって該鋳物砂Ｓを前記模型３の隅々ま
でゆきわたらせると共に鋳物砂Ｓの上面をほぼ水平状態
にする工程と、から成ることを特徴とする鋳物砂の充填
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4727093A JPH06234044A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 鋳物砂の充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4727093A JPH06234044A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 鋳物砂の充填方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06234044A true JPH06234044A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12770608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4727093A Pending JPH06234044A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 鋳物砂の充填方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06234044A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108160947A (zh) * | 2018-01-02 | 2018-06-15 | 繁昌县金牛机械铸造有限责任公司 | 一种自动砂型铸造装置 |
| CN109702144A (zh) * | 2017-10-25 | 2019-05-03 | 天津市东达伟业机车车辆有限公司 | 一种具有镶嵌式冷铁的砂芯芯盒 |
| CN115055650A (zh) * | 2022-06-28 | 2022-09-16 | 潍坊银龙智能科技有限公司 | 一种基于1.5工位的全自动铸件砂型造型机 |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP4727093A patent/JPH06234044A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109702144A (zh) * | 2017-10-25 | 2019-05-03 | 天津市东达伟业机车车辆有限公司 | 一种具有镶嵌式冷铁的砂芯芯盒 |
| CN108160947A (zh) * | 2018-01-02 | 2018-06-15 | 繁昌县金牛机械铸造有限责任公司 | 一种自动砂型铸造装置 |
| CN115055650A (zh) * | 2022-06-28 | 2022-09-16 | 潍坊银龙智能科技有限公司 | 一种基于1.5工位的全自动铸件砂型造型机 |
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