JPH06233975A - フィルム処理装置 - Google Patents
フィルム処理装置Info
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- JPH06233975A JPH06233975A JP18472693A JP18472693A JPH06233975A JP H06233975 A JPH06233975 A JP H06233975A JP 18472693 A JP18472693 A JP 18472693A JP 18472693 A JP18472693 A JP 18472693A JP H06233975 A JPH06233975 A JP H06233975A
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- Japan
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- film
- station
- processing
- drive
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D3/00—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
- G03D3/08—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material
- G03D3/13—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly
- G03D3/132—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly fed by roller assembly
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、帯状のフィルムを処理する
新規な構成のフィルム処理装置を提供することにある。 【構成】 上述の目的を達成するために、本発明による
フィルム処理装置は、複数の処理ステーション（１０か
ら１５および４３）を通過させてフィルムを移送可能な
駆動手段（３２、４２）を具備し、前記駆動手段の一方
（３２）が、前記フィルムを洗浄ステーション（１５）
に先行する処理ステーション（１０から１４）の各々を
通して移送すると共に、同フィルムを所定の第１の速度
で前記洗浄ステーション（１５）に送給するように構成
され、前記駆動手段の他方（４２）が、前記フィルムを
前記洗浄ステーション（１５）から前記第１の速度より
も低速の第２の速度で引き出す構成とした。
新規な構成のフィルム処理装置を提供することにある。 【構成】 上述の目的を達成するために、本発明による
フィルム処理装置は、複数の処理ステーション（１０か
ら１５および４３）を通過させてフィルムを移送可能な
駆動手段（３２、４２）を具備し、前記駆動手段の一方
（３２）が、前記フィルムを洗浄ステーション（１５）
に先行する処理ステーション（１０から１４）の各々を
通して移送すると共に、同フィルムを所定の第１の速度
で前記洗浄ステーション（１５）に送給するように構成
され、前記駆動手段の他方（４２）が、前記フィルムを
前記洗浄ステーション（１５）から前記第１の速度より
も低速の第２の速度で引き出す構成とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、細長く帯状に形成され
た写真フィルム用のフィルム処理装置に関する。
た写真フィルム用のフィルム処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】フィルム処理装置は、複数の処理ステー
ションと、該処理ステーションを通過するフィルム処理
経路を形成する複数の駆動ローラーと、前記ローラーを
回転して前記フィルムを前記経路に沿って移送するため
の駆動手段とを具備している。前記処理ステーションの
最終処理ステーションは乾燥ステーションであり、最後
から２番面の処理ステーションは洗浄ステーションであ
る。全ての処理ステーションの駆動ローラーが一定の速
度で駆動されている場合には、相違する移送速度を接続
する必要はない。異なる移送速度にフィルムを接続する
必要のある箇所には、一般的に「スラックボックス」が
使用される。然しながら、これは装置を複雑化する。フ
ィルムを洗浄ステーションの洗浄水から高い速度で引き
出すと、より多くの水がフィルムに残存する。多量の水
をフィルムに残存させないために、洗浄ステーションの
洗浄水からフィルムを低速で引き出すことが望ましい。
また、フィルムは、洗浄ステーションから直接乾燥ステ
ーションに移送することが望ましい。と言うのは、上記
２つのステーションの間で空気に放置されていると、フ
ィルムが乾燥し始めて粘着性を帯びるためである。
ションと、該処理ステーションを通過するフィルム処理
経路を形成する複数の駆動ローラーと、前記ローラーを
回転して前記フィルムを前記経路に沿って移送するため
の駆動手段とを具備している。前記処理ステーションの
最終処理ステーションは乾燥ステーションであり、最後
から２番面の処理ステーションは洗浄ステーションであ
る。全ての処理ステーションの駆動ローラーが一定の速
度で駆動されている場合には、相違する移送速度を接続
する必要はない。異なる移送速度にフィルムを接続する
必要のある箇所には、一般的に「スラックボックス」が
使用される。然しながら、これは装置を複雑化する。フ
ィルムを洗浄ステーションの洗浄水から高い速度で引き
出すと、より多くの水がフィルムに残存する。多量の水
をフィルムに残存させないために、洗浄ステーションの
洗浄水からフィルムを低速で引き出すことが望ましい。
また、フィルムは、洗浄ステーションから直接乾燥ステ
ーションに移送することが望ましい。と言うのは、上記
２つのステーションの間で空気に放置されていると、フ
ィルムが乾燥し始めて粘着性を帯びるためである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、既述
の対立する種々の要求を調和して作動可能なフィルム処
理装置を提供することにある。
の対立する種々の要求を調和して作動可能なフィルム処
理装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、細長く形成された帯状のフィルムを
処理すための処理装置であって、複数の処理ステーショ
ンと、前記複数の処理ステーションを通過する、所定の
フィルム処理経路に沿って前記フィルムを移送可能な駆
動手段とを具備し、前記複数の処理ステーションの最終
ステーションは洗浄ステーションにより、そして同処理
ステーションの最後から２番目の処理ステーションは洗
浄ステーションにより構成された処理装置において、前
記駆動手段の一方が、前記フィルムを前記洗浄ステーシ
ョンに先行する処理ステーションの各々を通して移送す
ると共に、同フィルムを所定の第１の速度で前記洗浄ス
テーションに送給するように構成され、前記駆動手段の
他方が、前記フィルムを前記洗浄ステーションから前記
第１の速度よりも低速の第２の速度で引き出すように構
成されていることを特徴とする処理装置が提供される。
本発明の装置では、何らの不利益をもたらすことなく、
フィルムを前記洗浄ステーションに保持することが可能
であるので、フィルムを間欠的に保存する必要はなくな
る。
めに、本発明では、細長く形成された帯状のフィルムを
処理すための処理装置であって、複数の処理ステーショ
ンと、前記複数の処理ステーションを通過する、所定の
フィルム処理経路に沿って前記フィルムを移送可能な駆
動手段とを具備し、前記複数の処理ステーションの最終
ステーションは洗浄ステーションにより、そして同処理
ステーションの最後から２番目の処理ステーションは洗
浄ステーションにより構成された処理装置において、前
記駆動手段の一方が、前記フィルムを前記洗浄ステーシ
ョンに先行する処理ステーションの各々を通して移送す
ると共に、同フィルムを所定の第１の速度で前記洗浄ス
テーションに送給するように構成され、前記駆動手段の
他方が、前記フィルムを前記洗浄ステーションから前記
第１の速度よりも低速の第２の速度で引き出すように構
成されていることを特徴とする処理装置が提供される。
本発明の装置では、何らの不利益をもたらすことなく、
フィルムを前記洗浄ステーションに保持することが可能
であるので、フィルムを間欠的に保存する必要はなくな
る。
【０００５】好ましくは、前記駆動手段は、前記フィル
ムを前記洗浄ステーションから前記乾燥ステーションに
移送可能に構成されている。前記駆動手段は、前記乾燥
ステーションを通して移送するための移送ウェブよりも
僅かに低い速度で、前記フィルムを前記乾燥ステーショ
ンに導入するように構成してもよい。これにより、前記
フィルムが前記乾燥ステップに移送されるときのもつれ
（スナッギング）が除去される。本発明の好ましい実施
例は、更に、前記フィルムを前記経路に沿って移送する
ために、駆動手段の各々により回転駆動される複数の駆
動ローラーと、前記洗浄ステーションの前記駆動ローラ
ーを、先行する処理ステーションの駆動ローラーを回転
させる前記駆動手段に連結、解除可能な第１のクラッチ
と、前記洗浄ステーションが前記駆動手段から解除され
ているとき、前記他方の駆動手段を前記洗浄ステーショ
ンの駆動ローラーに連結するための第２のクラッチとを
具備している。
ムを前記洗浄ステーションから前記乾燥ステーションに
移送可能に構成されている。前記駆動手段は、前記乾燥
ステーションを通して移送するための移送ウェブよりも
僅かに低い速度で、前記フィルムを前記乾燥ステーショ
ンに導入するように構成してもよい。これにより、前記
フィルムが前記乾燥ステップに移送されるときのもつれ
（スナッギング）が除去される。本発明の好ましい実施
例は、更に、前記フィルムを前記経路に沿って移送する
ために、駆動手段の各々により回転駆動される複数の駆
動ローラーと、前記洗浄ステーションの前記駆動ローラ
ーを、先行する処理ステーションの駆動ローラーを回転
させる前記駆動手段に連結、解除可能な第１のクラッチ
と、前記洗浄ステーションが前記駆動手段から解除され
ているとき、前記他方の駆動手段を前記洗浄ステーショ
ンの駆動ローラーに連結するための第２のクラッチとを
具備している。
【０００６】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づき本発明
を更に詳細に説明する。図１示すフィルム処理装置は、
ＰＣＴ国際特許公報第ＷＯ９０／０８９８１号に開示さ
れた種のミニラブ式のカラーフィルム処理装置である。
前記装置は、独立する６つの同様のモジュラータンク１
０から１５を有している。該タンクの各々は異なる処理
溶液を保持している。タンク１０から１５の各々には、
１６で支持される所謂「ラック機構」が具備されてい
る。ラック機構１６は、各々の処理溶液に浸漬された閉
ループ経路の周囲に沿って、所定長さのフィルムを長手
方向に所定の回数循環可能に構成されている。フィルム
を前記閉ループ経路に沿って所定の回数循環させる時間
は、フィルムを現像液に浸漬すべき最適時間にほぼ等し
くなっている。上記のようにしてフィルムが所定の回数
循環したとき、切換装置１７が作動して、該フィルムは
前記閉ループ経路から排送され、フィルム移送装置１８
に送られる。こうしてフィルムは、あるタンクから次の
タンクに移送され、この後流のタンクのラック機構１６
により閉ループ経路の周囲を所定の回数循環する。前記
タンク１０から１５の各々のラック機構１６は、共通の
駆動シャフト２０により駆動され、タンク１０から１５
および各タンク間においてフィルムが一定の速度で移動
するように構成されている。前記フィルムはタンク１０
から１５の各々において、閉ループ経路を数回循環する
ので、速度を高くして、タンク１０から１５の連結部の
間で空気に曝される時間が最小限となるようになってい
る。フィルムが処理溶液に浸漬されている時間は、単に
その速度のみならず、該速度とは独立して設定可能なタ
ンク内の循環回数にも依存していることは理解されよ
う。
を更に詳細に説明する。図１示すフィルム処理装置は、
ＰＣＴ国際特許公報第ＷＯ９０／０８９８１号に開示さ
れた種のミニラブ式のカラーフィルム処理装置である。
前記装置は、独立する６つの同様のモジュラータンク１
０から１５を有している。該タンクの各々は異なる処理
溶液を保持している。タンク１０から１５の各々には、
１６で支持される所謂「ラック機構」が具備されてい
る。ラック機構１６は、各々の処理溶液に浸漬された閉
ループ経路の周囲に沿って、所定長さのフィルムを長手
方向に所定の回数循環可能に構成されている。フィルム
を前記閉ループ経路に沿って所定の回数循環させる時間
は、フィルムを現像液に浸漬すべき最適時間にほぼ等し
くなっている。上記のようにしてフィルムが所定の回数
循環したとき、切換装置１７が作動して、該フィルムは
前記閉ループ経路から排送され、フィルム移送装置１８
に送られる。こうしてフィルムは、あるタンクから次の
タンクに移送され、この後流のタンクのラック機構１６
により閉ループ経路の周囲を所定の回数循環する。前記
タンク１０から１５の各々のラック機構１６は、共通の
駆動シャフト２０により駆動され、タンク１０から１５
および各タンク間においてフィルムが一定の速度で移動
するように構成されている。前記フィルムはタンク１０
から１５の各々において、閉ループ経路を数回循環する
ので、速度を高くして、タンク１０から１５の連結部の
間で空気に曝される時間が最小限となるようになってい
る。フィルムが処理溶液に浸漬されている時間は、単に
その速度のみならず、該速度とは独立して設定可能なタ
ンク内の循環回数にも依存していることは理解されよ
う。
【０００７】現像タンクである第１のタンク１０のラッ
ク機構１６を一例として更に詳細に説明する。タンク１
０は、一対の駆動ローラー２１、２２を具備している。
一対の駆動ローラー２１、２２は、一方が他方の上方に
配置されて回転自在に支持構造体に支持されている。駆
動ローラー２１、２２は、処理装置の共通の駆動装置に
より駆動される。図２に、該共通の駆動装置を示す。該
駆動装置は、共通の駆動軸２０を具備している。処置装
置に導入されるフィルムは、適当な導入手段２３により
開口部２４を通過して送給され、上部駆動ローラー２１
とニップローラー２５との間に導入される。これによ
り、フィルムは下部の駆動ローラー２２に移送される。
前記フィルムは下部のニップローラー２６と下部の駆動
ローラー２２との間を通過し、更に、下部の駆動ローラ
ー２２の周囲を巡り、次いで、下部の駆動ローラー２２
と第２の下部ニップローラー２７との間を通過する。次
いで、該フィルムは、上部駆動ローラー２１に再び戻
り、該上部駆動ローラー２１と第２のニップローラー２
８との間に導入される。ニップローラー２８の近傍に切
換装置１７がが設けられている。切換装置１７は、２位
置式の切換装置である。第１の位置で、フィルムは上部
駆動ローラー２１の方向に排送され、上部駆動ローラー
２１とニップローラー２５とにより下部駆動ローラー２
２の方向に移送される。フィルムが現像タンク１０の現
像溶液に浸漬されて、所定の回数駆動ローラー２１、２
２の間を循環したとき、第２の位置に切り換えられる。
この第２の位置において、フィルムは上部駆動ローラー
２１から離反して上方に排送され、フィルム移送装置１
８に導入される。こうして、フィルムは現像タンク１０
の出口開口部と、ゲート−シールド装置（図示せず）を
順次通過し、ブリーチタンクである第２のタンク１１に
移送され、タンク１１に設けられたラック機構１６に導
入される。
ク機構１６を一例として更に詳細に説明する。タンク１
０は、一対の駆動ローラー２１、２２を具備している。
一対の駆動ローラー２１、２２は、一方が他方の上方に
配置されて回転自在に支持構造体に支持されている。駆
動ローラー２１、２２は、処理装置の共通の駆動装置に
より駆動される。図２に、該共通の駆動装置を示す。該
駆動装置は、共通の駆動軸２０を具備している。処置装
置に導入されるフィルムは、適当な導入手段２３により
開口部２４を通過して送給され、上部駆動ローラー２１
とニップローラー２５との間に導入される。これによ
り、フィルムは下部の駆動ローラー２２に移送される。
前記フィルムは下部のニップローラー２６と下部の駆動
ローラー２２との間を通過し、更に、下部の駆動ローラ
ー２２の周囲を巡り、次いで、下部の駆動ローラー２２
と第２の下部ニップローラー２７との間を通過する。次
いで、該フィルムは、上部駆動ローラー２１に再び戻
り、該上部駆動ローラー２１と第２のニップローラー２
８との間に導入される。ニップローラー２８の近傍に切
換装置１７がが設けられている。切換装置１７は、２位
置式の切換装置である。第１の位置で、フィルムは上部
駆動ローラー２１の方向に排送され、上部駆動ローラー
２１とニップローラー２５とにより下部駆動ローラー２
２の方向に移送される。フィルムが現像タンク１０の現
像溶液に浸漬されて、所定の回数駆動ローラー２１、２
２の間を循環したとき、第２の位置に切り換えられる。
この第２の位置において、フィルムは上部駆動ローラー
２１から離反して上方に排送され、フィルム移送装置１
８に導入される。こうして、フィルムは現像タンク１０
の出口開口部と、ゲート−シールド装置（図示せず）を
順次通過し、ブリーチタンクである第２のタンク１１に
移送され、タンク１１に設けられたラック機構１６に導
入される。
【０００８】図２を参照すると、水平の駆動軸２０が、
間隔をおいて配設された５つのウォームギア３１を有し
ている。駆動軸２０は、駆動ベルト３３を介して第１の
駆動モータ３２により駆動される。ウォームギア３１の
各々は、対応するウォームホイール３４と係合する。両
者間の係合により駆動軸２０の回転動作は、現像タンク
１０、ブリーチタンク１１およびその他のタンク１２か
ら１４の各々のスイッチラック１６に伝達される。ウォ
ームギア３１とウォームホイール３４とにより各々のス
イッチラックに伝達される動作は同期している。ウォー
ムホイール３４は回転軸３４Ａに取着されており、前記
回転動作は、ウォームホイール３４から回転軸３４Ａを
介して、各々のスイッチラック１６に伝達される。回転
軸３４Ａは、適当な歯車装置を介して各スイッチラック
１６の駆動ローラー２１、２２に連結されている。各々
の組のウォームギア３１とウォームホイール３４、およ
び回転軸３４Ａと前記歯車装置は同一であり、スイッチ
ラックの各々は同一の速度で駆動される。電磁式のクラ
ッチ３５により、主駆動軸２０は、同軸に設けられた短
い回転軸３６と連結する。回転軸３６は２つのウォーム
ギア３７を有している。電磁クラッチ３５の近傍のウォ
ームギア３７はウォームホイール３８と係合する。ウォ
ームホイール３８は、洗浄ステーションである最後のタ
ンク１５のスイッチラック１６と連結している。他方の
ウォームギア３７はウォームホイール３９と係合する。
ウォームホイール３９は駆動ローラー４０（図１参照）
と連結している。該駆動ローラー４０は、フィルムを前
記洗浄タンク１５からフィルム処理装置の乾燥ステーシ
ョンの赤外線フィルム乾燥装置４３に移送する。乾燥装
置４３は、１９９２年７月３１日の英国特許出願第９２
１６３３４．４号を優先権主張する同時係属出願中の特
許の主題である。ウォームギア３７とウォームホイール
３８、３９が、ウォームギア３１とウォームホイール３
４と同様に各々同じサイズであると共に、前記駆動ロー
ラー４０が、ウォームギア３１、３７およびウォームホ
イール３４、３８、３９により駆動されるスイッチラッ
ク１６のローラー２１、２２と同じサイズとなってい
る。
間隔をおいて配設された５つのウォームギア３１を有し
ている。駆動軸２０は、駆動ベルト３３を介して第１の
駆動モータ３２により駆動される。ウォームギア３１の
各々は、対応するウォームホイール３４と係合する。両
者間の係合により駆動軸２０の回転動作は、現像タンク
１０、ブリーチタンク１１およびその他のタンク１２か
ら１４の各々のスイッチラック１６に伝達される。ウォ
ームギア３１とウォームホイール３４とにより各々のス
イッチラックに伝達される動作は同期している。ウォー
ムホイール３４は回転軸３４Ａに取着されており、前記
回転動作は、ウォームホイール３４から回転軸３４Ａを
介して、各々のスイッチラック１６に伝達される。回転
軸３４Ａは、適当な歯車装置を介して各スイッチラック
１６の駆動ローラー２１、２２に連結されている。各々
の組のウォームギア３１とウォームホイール３４、およ
び回転軸３４Ａと前記歯車装置は同一であり、スイッチ
ラックの各々は同一の速度で駆動される。電磁式のクラ
ッチ３５により、主駆動軸２０は、同軸に設けられた短
い回転軸３６と連結する。回転軸３６は２つのウォーム
ギア３７を有している。電磁クラッチ３５の近傍のウォ
ームギア３７はウォームホイール３８と係合する。ウォ
ームホイール３８は、洗浄ステーションである最後のタ
ンク１５のスイッチラック１６と連結している。他方の
ウォームギア３７はウォームホイール３９と係合する。
ウォームホイール３９は駆動ローラー４０（図１参照）
と連結している。該駆動ローラー４０は、フィルムを前
記洗浄タンク１５からフィルム処理装置の乾燥ステーシ
ョンの赤外線フィルム乾燥装置４３に移送する。乾燥装
置４３は、１９９２年７月３１日の英国特許出願第９２
１６３３４．４号を優先権主張する同時係属出願中の特
許の主題である。ウォームギア３７とウォームホイール
３８、３９が、ウォームギア３１とウォームホイール３
４と同様に各々同じサイズであると共に、前記駆動ロー
ラー４０が、ウォームギア３１、３７およびウォームホ
イール３４、３８、３９により駆動されるスイッチラッ
ク１６のローラー２１、２２と同じサイズとなってい
る。
【０００９】他の電磁式のクラッチ４１が、前記回転軸
３６において前記電軸クラッチ３５から離隔する端部を
第２の駆動モータ２２と連結する。図示するフィルム移
送装置において、モータ３２が駆動軸２０を駆動して、
前記５つのウォームホイール３４との協働により、所定
長さのフィルムを前記５つのタンク１０から１４を具備
する処理ステーションを通過させる。電磁クラッチ３
５、４１が各々の係合を解除すると、前記フィルムは前
記タンク１０から１４を通して移送されるが、回転軸３
６は駆動軸２０およびモータ４２の両方から解除され
る。然しながら、前記赤外線乾燥装置は移送ウェブは過
熱を防止するために駆動される。
３６において前記電軸クラッチ３５から離隔する端部を
第２の駆動モータ２２と連結する。図示するフィルム移
送装置において、モータ３２が駆動軸２０を駆動して、
前記５つのウォームホイール３４との協働により、所定
長さのフィルムを前記５つのタンク１０から１４を具備
する処理ステーションを通過させる。電磁クラッチ３
５、４１が各々の係合を解除すると、前記フィルムは前
記タンク１０から１４を通して移送されるが、回転軸３
６は駆動軸２０およびモータ４２の両方から解除され
る。然しながら、前記赤外線乾燥装置は移送ウェブは過
熱を防止するために駆動される。
【００１０】前記フィルム洗浄タンク１５直前のタンク
１４おいて、その処理時間の終わりに接近すると、電磁
クラッチ３５が係合して回転軸３６が駆動軸２０と連結
される。その結果、全ての処理タンク１０から１４を通
して前記フィルムが牽引された速度と同じ速度で、前記
フィルムがタンク１４から洗浄タンク１５に移送され
る。前記駆動軸２０から電磁クラッチ３５を介して回転
軸３６に伝達され、次いで、係合するウォームギア３７
とウォームホイール３８と、ウォームホイール３８が取
着された回転軸３８Ａを介してスイッチラック機構１６
に伝達された駆動力により、前記フィルムは洗浄ステー
ションにおいて洗浄水の中を循環する。
１４おいて、その処理時間の終わりに接近すると、電磁
クラッチ３５が係合して回転軸３６が駆動軸２０と連結
される。その結果、全ての処理タンク１０から１４を通
して前記フィルムが牽引された速度と同じ速度で、前記
フィルムがタンク１４から洗浄タンク１５に移送され
る。前記駆動軸２０から電磁クラッチ３５を介して回転
軸３６に伝達され、次いで、係合するウォームギア３７
とウォームホイール３８と、ウォームホイール３８が取
着された回転軸３８Ａを介してスイッチラック機構１６
に伝達された駆動力により、前記フィルムは洗浄ステー
ションにおいて洗浄水の中を循環する。
【００１１】前記洗浄タンク１５において、前記フィル
ムのための所定の処理時間が経過すると、前記電磁クラ
ッチ３５の係合が解除されて、前記回転軸３６の前記駆
動軸２０との連結が解除され、前記フィルムが前記洗浄
ステーションにおいて停止する。次いで、他の電磁クラ
ッチ４１が係合して回転軸３６がモータ４２と連結す
る。モータ４２は、回転軸３６が駆動軸２０と連結して
いるときの回転速度よりも低速で回転軸３６を駆動する
ように構成されている。こうして前記フィルムが、ウォ
ームギア３７とウォームホイール３９との係合により駆
動される移送ローラー４０により、所望の低い速度前記
洗浄タンク１５から引き出される。その結果、該フィル
ム上の水切り（スクイージ）作用が、回転軸３６と駆動
軸２０との連結による回転速度により前記フィルムが引
き出される場合よりも良好となり、より少量の水分がフ
ィルム上に残存する。モータ４２は移送ローラー４０を
低速で駆動する。これにより、移送ローラー４０は、前
記赤外線乾燥装置４３の移送ウェブの動作速度よりも僅
かに低い速度で、前記フィルムを移送ウェブに送給す
る。これにより、該フィルムが移送ウェブにからむこと
が防止される。
ムのための所定の処理時間が経過すると、前記電磁クラ
ッチ３５の係合が解除されて、前記回転軸３６の前記駆
動軸２０との連結が解除され、前記フィルムが前記洗浄
ステーションにおいて停止する。次いで、他の電磁クラ
ッチ４１が係合して回転軸３６がモータ４２と連結す
る。モータ４２は、回転軸３６が駆動軸２０と連結して
いるときの回転速度よりも低速で回転軸３６を駆動する
ように構成されている。こうして前記フィルムが、ウォ
ームギア３７とウォームホイール３９との係合により駆
動される移送ローラー４０により、所望の低い速度前記
洗浄タンク１５から引き出される。その結果、該フィル
ム上の水切り（スクイージ）作用が、回転軸３６と駆動
軸２０との連結による回転速度により前記フィルムが引
き出される場合よりも良好となり、より少量の水分がフ
ィルム上に残存する。モータ４２は移送ローラー４０を
低速で駆動する。これにより、移送ローラー４０は、前
記赤外線乾燥装置４３の移送ウェブの動作速度よりも僅
かに低い速度で、前記フィルムを移送ウェブに送給す
る。これにより、該フィルムが移送ウェブにからむこと
が防止される。
【００１２】全てのフィルムが、前記洗浄タンク１５か
ら赤外線乾燥装置４３の移送ウェブに送給されると、モ
ータ４２が停止すると共に、電磁クラッチ４１が係合を
解除して前記回転軸３６がモータ４２から分離される。
こうして、該装置が他のフィルムを処理する準備ができ
る。前記フィルム処理装置を適当な制御手段と組み合わ
せることにより、前記電磁クラッチ３５、４１およびモ
ータ４２の上述した動作が自動的に制御されることは言
うまでもない。
ら赤外線乾燥装置４３の移送ウェブに送給されると、モ
ータ４２が停止すると共に、電磁クラッチ４１が係合を
解除して前記回転軸３６がモータ４２から分離される。
こうして、該装置が他のフィルムを処理する準備ができ
る。前記フィルム処理装置を適当な制御手段と組み合わ
せることにより、前記電磁クラッチ３５、４１およびモ
ータ４２の上述した動作が自動的に制御されることは言
うまでもない。
【図１】本発明を実施するためのフィルム処理装置の略
示図である。
示図である。
【図２】図１のフィルム装置装置のための駆動装置の略
示図である。
示図である。
１０…現像ステーション １１…ブリーチステーション １２…処理ステーション １３…処理ステーション １４…処理ステーション １５…洗浄ステーション ３２…第１の駆動装置 ４２…第２の駆動装置 ４３…乾燥装置
Claims (4)
- 【請求項１】 細長く形成された帯状のフィルムを処理
すための処理装置であって、 前記処理装置は、複数の処理ステーション（１０から１
５および４３）と、 前記複数の処理ステーション（１０から１５および４
３）を通過する、所定のフィルム処理経路に沿って前記
フィルムを移送可能な駆動手段（３２、４２）とを具備
し、 前記複数の処理ステーションの最終ステーション（４
３）は洗浄ステーションにより、そして同処理ステーシ
ョンの最後から２番目の処理ステーション（１５）は洗
浄ステーションにより構成された処理装置において、 前記駆動手段の一方（３２）が、前記フィルムを前記洗
浄ステーション（１５）に先行する処理ステーション
（１０から１４）の各々を通して移送すると共に、同フ
ィルムを所定の第１の速度で前記洗浄ステーション（１
５）に送給するように構成され、 前記駆動手段の他方（４２）が、前記フィルムを前記洗
浄ステーション（１５）から前記第１の速度よりも低速
の第２の速度で引き出すように構成されていることを特
徴とする処理装置。 - 【請求項２】 前記駆動手段（４２）が前記フィルムを
前記洗浄ステーション（１５）から引き出して前記乾燥
ステーション（４３）に移送可能に構成されている請求
項１に記載の処理装置。 - 【請求項３】 前記駆動手段（４２）が、前記乾燥ステ
ーション（４３）を通して前記フィルムを移送するため
の移送ウェブの動作速度よりも、僅かに低い速度で前記
フィルムを前記乾燥ステーション（４３）に導入するよ
うに構成されている請求項２に記載の処理装置。 - 【請求項４】 前記処理装置が、更に、前記フィルムを
前記経路に沿って移送するために、駆動手段（３２、４
２）の各々により回転駆動される複数の駆動ローラー
（２１、２２）と、 前記洗浄ステーション（１５）の前記駆動ローラー（２
１、２２）を、先行する処理ステーション（１０から１
４）の駆動ローラー（２１、２２）を回転させる前記駆
動手段（３２）に連結、解除可能な第１のクラッチ（３
５）と、 前記洗浄ステーション（１５）が前記駆動手段（３２）
から解除されているとき、前記他方の駆動手段（３２）
を前記洗浄ステーション（１５）の（２１、２２）駆動
ローラーに連結するための第２のクラッチ（４１）とを
具備する請求項１から３の何れか１項に記載の処理装
置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9215957:3 | 1992-07-27 | ||
| GB929215957A GB9215957D0 (en) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | A film processor |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06233975A true JPH06233975A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=10719382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18472693A Pending JPH06233975A (ja) | 1992-07-27 | 1993-07-27 | フィルム処理装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0581543B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06233975A (ja) |
| CA (1) | CA2101120A1 (ja) |
| DE (1) | DE69305797T2 (ja) |
| GB (1) | GB9215957D0 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0933678A1 (en) * | 1998-01-30 | 1999-08-04 | Agfa-Gevaert N.V. | Apparatus for the liquid processing of sheet material |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2706913C3 (de) * | 1977-02-18 | 1980-03-06 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Vorrichtung zum Behändem von nach photochemischen Verfahren hergestellten Druckplatten |
| US4300828A (en) * | 1980-07-14 | 1981-11-17 | Pako Corporation | Photosensitive sheet processor |
| US4673251A (en) * | 1985-12-18 | 1987-06-16 | Pako Corporation | Apparatus and method for transporting photosensitive sheets in a photoprocessor |
| DE3833733A1 (de) * | 1988-10-04 | 1990-04-05 | Agfa Gevaert Ag | Verfahren und vorrichtung zur koppelung von verschiedenartigen maschinen zur verarbeitung von bandfoermigen, lichtempfindlichen fotografischen materialien |
| EP0456685A1 (en) * | 1989-02-01 | 1991-11-21 | Kodak Limited | Processing unit |
-
1992
- 1992-07-27 GB GB929215957A patent/GB9215957D0/en active Pending
-
1993
- 1993-07-22 CA CA 2101120 patent/CA2101120A1/en not_active Abandoned
- 1993-07-23 EP EP19930305840 patent/EP0581543B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-23 DE DE1993605797 patent/DE69305797T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-07-27 JP JP18472693A patent/JPH06233975A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB9215957D0 (en) | 1992-09-09 |
| EP0581543A1 (en) | 1994-02-02 |
| CA2101120A1 (en) | 1994-01-28 |
| EP0581543B1 (en) | 1996-11-06 |
| DE69305797T2 (de) | 1997-05-22 |
| DE69305797D1 (de) | 1996-12-12 |
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