JPH06233534A - コンデンサインプット型スイッチング電源装置 - Google Patents

コンデンサインプット型スイッチング電源装置

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Publication number
JPH06233534A
JPH06233534A JP1580393A JP1580393A JPH06233534A JP H06233534 A JPH06233534 A JP H06233534A JP 1580393 A JP1580393 A JP 1580393A JP 1580393 A JP1580393 A JP 1580393A JP H06233534 A JPH06233534 A JP H06233534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
voltage
power supply
power source
resistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1580393A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Toda
俊昭 戸田
Takashi Yotsutsuji
隆 四辻
Masahide Nitta
正英 新田
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06233534A publication Critical patent/JPH06233534A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、AC電源を整流する整流手段1と、
抵抗手段3を介して入力される整流手段1の整流出力を
充電するコンデンサ手段2と、所定の電源電圧を生成す
べくコンデンサ手段2の充電電圧をオン・オフすること
でオン・オフ電圧を発生するスイッチング手段4と、ス
イッチング手段4の発生するオン・オフ電圧から所定の
電源電圧を生成する生成手段5と、スイッチング手段4
がオン・オフ動作するときに抵抗手段3をバイパスさせ
るバイパス手段7とを備えるコンデンサインプット型ス
イッチング電源装置に関し、AC電源の瞬時停電の復電
時にあっても、回路素子の破損を確実に防止できるよう
にすることを目的とする。 【構成】AC電源の停電状態の発生の有無を検出する検
出手段8と、検出手段8が停電状態の発生を検出すると
きに、バイパス手段7を非動作モードに設定する制御手
段9とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AC電源の瞬時停電に
あっても無瞬断で電源を供給できる構成を採るコンデン
サインプット型スイッチング電源装置に関し、特に、A
C電源の瞬時停電の復電時にあっても、回路素子の破損
を確実に防止できるようにするコンデンサインプット型
スイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチング電源装置は、図3に示すよ
うに、スイッチング素子を備えるDC/DCコンバータ
を基本構成として、このDC/DCコンバータの出力電
圧と基準電圧との比較により求まる誤差電圧に応じてD
C/DCコンバータのスイッチング素子のオン・オフ時
間比を制御していくことで、所定の電源電圧を生成する
ように動作する電源装置である。ここで、図中のPWM
は、パルス幅変調回路を表している。
【0003】このスイッチング電源装置の1つとして、
AC電源の瞬時停電にあっても無瞬断で電源を供給でき
るようにするコンデンサインプット型スイッチング電源
装置がある。
【0004】図4に、従来のコンデンサインプット型ス
イッチング電源装置の装置構成を図示する。ここで、こ
のコンデンサインプット型スイッチング電源装置では、
DC/DCコンバータとしてトランスを用いることを想
定しており、10はヒューズ、11は整流器、12は抵
抗、13はコンデンサ、14はサイリスタ、15はトラ
ンジスタ、16はトランス、17は発振制御回路であ
る。この発振制御回路17が、上述の制御論理に従って
トランジスタ15をオン・オフしていくことになる。
【0005】この図に示すように、従来のコンデンサイ
ンプット型スイッチング電源装置では、整流器11の整
流出力を抵抗12を介してコンデンサ13に接続するこ
とで、突入電流を防止しつつコンデンサ13を充電する
構成を採って、このコンデンサ13の充電電圧をトラン
ジスタ15でオン・オフしてトランス16の巻線S1に
入力することで、トランス16の巻線S3に誘起電圧を
発生して、この誘起電圧を整流していくことで所望の電
源電圧を生成する構成を採るものである。
【0006】そして、抵抗12にサイリスタ14を並列
接続する構成を採って、電源電圧の生成に入ると、トラ
ンス16の巻線S2に発生する誘起電圧でサイリスタ1
4を導通させて抵抗12をバイパスしてコンデンサ13
を充電していくことで、抵抗12の発熱を防止する構成
を採るものである。ここで、トランジスタ15は、発振
制御回路17の制御処理に従って、コンデンサ13の充
電電圧が規定の値(以下、発振開始電圧と称する)に達
するときに発振するよう制御されることになる。
【0007】この構成に従い、AC電源の停電時にあっ
ても、コンデンサ13に蓄積されているエネルギーに従
って、コンデンサ13の充電電圧が発振開始電圧以下に
なるまでの間はトランジスタ15は発振を継続するの
で、トランジスタ15の発振が継続する時間内の瞬時停
電に対しては無瞬段で電源を供給できることを実現でき
ることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコンデンサインプット型スイッチング電源装
置に従っていると、AC電源の停電時にあって、コンデ
ンサ13の充電電圧が発振開始電圧に至る前にAC電源
が復電する場合には、充電電圧の低下したコンデンサ1
3に対して充電が再開されることになるが、このときに
は、トランジスタ15が発振していることでサイリスタ
14が導通状態にあることから、過大な電流がコンデン
サ13に流れ込むことになる。これから、ヒューズ10
や整流器11やサイリスタ14が破損してしまうことが
起こるという問題点があった。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、AC電源の瞬時停電の復電時にあっても、回
路素子の破損を確実に防止できるようにする新たなコン
デンサインプット型スイッチング電源装置の提供を目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に、本発明により構
成されるコンデンサインプット型スイッチング電源装置
の原理構成を図示する。
【0011】図中、1は整流手段であって、AC電源を
整流するもの、2はコンデンサ手段であって、整流手段
1の整流出力を充電するもの、3は抵抗手段であって、
コンデンサ手段2に流れ込む電流を制限するもの、4は
スイッチング手段であって、コンデンサ手段2の充電電
圧をオン・オフすることでオン・オフ電圧を発生するも
の、5は生成手段であって、スイッチング手段4の発生
するオン・オフ電圧を昇降圧し整流していくことで電源
電圧を生成するものである。
【0012】6は発振制御手段であって、生成手段5の
生成する電源電圧が所定値となるべくスイッチング手段
4のオン・オフ動作を制御するもの、7はバイパス手段
であって、スイッチング手段6がオン・オフ動作すると
きに抵抗手段3をバイパスさせるもの、8は検出手段で
あって、AC電源の停電状態の発生の有無を検出するも
の、9は制御手段であって、バイパス手段7を非動作モ
ードに設定するものである。
【0013】この構成にあって、検出手段8として、フ
ォトカプラの発光素子を用いる構成を採って、AC電源
の供給状態に従って、この発光素子の発光/非発光動作
を決定する構成を採るとともに、制御手段9として、そ
のフォトカプラの受光素子を用いる構成を採って、この
受光素子の受光動作に従ってバイパス手段7の動作/非
動作モードを設定する構成を採ることがある。
【0014】
【作用】本発明では、コンデンサ手段2の充電電圧が規
定の値に達すると、発振制御手段6は、生成手段5の生
成する電源電圧が所望の値となるようにと、スイッチン
グ手段4のオン・オフ動作を制御していく。そして、こ
のとき、抵抗手段3の発熱を防止するために、バイパス
手段7を動作モードに設定することで、抵抗手段3を介
さずにコンデンサ手段2の充電を実行していくよう制御
する。
【0015】このようにして、電源電圧が生成されると
きに、検出手段8は、AC電源の停電状態の発生の有無
を検出して、停電の発生を検出するときには、その旨を
制御手段9に通知する。
【0016】このAC電源の停電発生通知を受け取る
と、制御手段9は、コンデンサ手段2の残存電圧に従っ
て動作モードに設定されているバイパス手段7を強制的
に非動作モードに設定する。この制御手段9による設定
動作に従って、スイッチング手段4のオン・オフ動作が
維持されている間にAC電源が復電するようなことがあ
ると、コンデンサ手段2へ流れ込む電流が抵抗手段3で
もって制限されていくことになる。
【0017】これにより、AC電源の瞬時停電の復電時
に回路素子が破損するという従来技術の持っていた問題
点を解決することでできるのである。
【0018】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図2に、本発明により構成されるコンデンサインプ
ット型スイッチング電源装置の一実施例を図示する。こ
の実施例では、図4と同様に、DC/DCコンバータと
してトランスを用いることを想定している。図中、図4
に示したものと同じものについては同一の記号で示して
ある。
【0019】18は電源スイッチ、19は抵抗、20は
ダイオード、21は抵抗、22はコンデンサ、23はツ
ェナーダイオード、24はフォトカプラの発光素子、2
5は抵抗、26はダイオード、27はフォトカプラの受
光素子、28は抵抗、29はコンデンサである。
【0020】この実施例の回路構成と、図4の従来技術
の回路構成とを比較すれば分かるように、この実施例で
は、整流器11のAC電源入力側に、抵抗19とダイオ
ード20と抵抗21との直列接続を設けて、この抵抗2
1に並列にコンデンサ22を接続するとともに、この抵
抗21に並列にツェナーダイオード23とフォトカプラ
の発光素子24との直列接続を接続する構成を採るもの
である。
【0021】そして、トランス16の巻線S2の誘起電
圧をサイリスタ14のゲート端子に直接入力するのでは
なくて、抵抗25とダイオード26とフォトカプラの受
光素子27との直列接続を介して入力する構成を採るも
のである。
【0022】次に、このように構成される実施例の動作
処理について説明する。電源スイッチ18がONする
と、抵抗19/ダイオード20を介してコンデンサ22
が充電を開始するとともに、従来技術通りに、抵抗12
を介してコンデンサ13が充電を開始する。
【0023】この充電処理に従ってコンデンサ22が規
定の電圧まで充電されると、フォトカプラの発光素子2
4が発光状態に入ることで、フォトカプラの受光素子2
7が導通状態に設定されることになる。このとき、コン
デンサ13の充電電圧は発振開始電圧まで達していない
ように回路定数が設定されているので、トランス16の
巻線S2には誘起電圧が発生しておらず、これがために
サイリスタ14は非導通状態にあることで、コンデンサ
13への充電は抵抗12を介して電流制限を受けつつ実
行されていくことになる。この後、コンデンサ13が規
定の発振開始電圧まで充電されることになる。
【0024】コンデンサ13の充電電圧が発振開始電圧
に達すると、発振制御回路17は、トランジスタ15を
オン・オフ制御することで、所望の電源電圧を生成する
よう動作し、このオン・オフ動作に従ってトランス16
の巻線S2に誘起電圧が発生する。サイリスタ14は、
導通状態にあるフォトカプラの受光素子27を介してこ
の誘起電圧を受け取ると導通状態に転じ、これにより抵
抗12がバイパスされて、発熱が防止されつつコンデン
サ13への充電が続行されていく。
【0025】この正常動作を実行しているときに、AC
電源の停電が発生すると、小さな容量のコンデンサ22
は直ちに放電し、この放電を受けてフォトカプラの発光
素子24が非発光状態に入ることで、フォトカプラの受
光素子27が非導通状態に設定され、これによりサイリ
スタ14は非導通状態に設定されることになる。
【0026】これから、トランジスタ15のオン・オフ
動作中にAC電源が復電するようなことがあっても、コ
ンデンサ13は、抵抗12を介して突入電流を防止しつ
つ充電されていくことになる。そして、それに続いて、
コンデンサ22が再び充電されフォトカプラが動作する
ことでサイリスタ14が再び導通状態に入って、抵抗1
2がバイパスされることで発熱が防止されつつコンデン
サ13への充電が続行されていくことになる。
【0027】ここで、上述の動作を実現するためには、
コンデンサ13の0Vから発振開始電圧までの充電時間
Aと、コンデンサ13の発振開始電圧から充電完了電圧
までの充電時間Bと、コンデンサ22の0Vからフォト
カプラの発光素子24の発光開始電圧までの充電時間C
との間には、「B<C<A」という関係式が成立する必
要がある。
【0028】このようにして、AC電源の瞬時停電の復
電時にあっても突入電流の発生を防止することができる
ので、整流器11やサイリスタ14等の破損を確実に防
止することができるのである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
AC電源の瞬時停電にあっても無瞬断で電源を供給でき
る構成を採るコンデンサインプット型スイッチング電源
装置にあって、AC電源の瞬時停電の復電時にあって
も、回路素子の破損を確実に防止できるようになるので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例である。
【図3】スイッチング電源装置の装置構成図である。
【図4】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 整流手段 2 コンデンサ手段 3 抵抗手段 4 スイッチング手段 5 生成手段 6 発振制御手段 7 バイパス手段 8 検出手段 9 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AC電源を整流する整流手段(1) と、抵
    抗手段(3) を介して入力される該整流手段(1) の整流出
    力を充電するコンデンサ手段(2) と、所定の電源電圧を
    生成すべく該コンデンサ手段(2) の充電電圧をオン・オ
    フすることでオン・オフ電圧を発生するスイッチング手
    段(4) と、該スイッチング手段(4) の発生するオン・オ
    フ電圧から所定の電源電圧を生成する生成手段(5) と、
    該スイッチング手段(4) がオン・オフ動作するときに該
    抵抗手段(3) をバイパスさせるバイパス手段(7) とを備
    えるコンデンサインプット型スイッチング電源装置にお
    いて、 AC電源の停電状態の発生の有無を検出する検出手段
    (8) と、 上記検出手段(8) が停電状態の発生を検出するときに、
    上記バイパス手段(7)を非動作モードに設定する制御手
    段(9) とを備えることを、 特徴とするコンデンサインプット型スイッチング電源装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンデンサインプット型
    スイッチング電源装置において、 検出手段(8) として、フォトカプラの発光素子を用いる
    構成を採って、AC電源の供給状態に従って該発光素子
    の発光/非発光動作を決定する構成を採るとともに、制
    御手段(9) として、該フォトカプラの受光素子を用いる
    構成を採って、該受光素子の受光動作に従ってバイパス
    手段(7) の動作/非動作モードを設定する構成を採るこ
    とを、 特徴とするコンデンサインプット型スイッチング電源装
    置。
JP1580393A 1993-02-03 1993-02-03 コンデンサインプット型スイッチング電源装置 Pending JPH06233534A (ja)

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