JPH06232723A - 近接スイッチ - Google Patents

近接スイッチ

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JPH06232723A
JPH06232723A JP3242193A JP3242193A JPH06232723A JP H06232723 A JPH06232723 A JP H06232723A JP 3242193 A JP3242193 A JP 3242193A JP 3242193 A JP3242193 A JP 3242193A JP H06232723 A JPH06232723 A JP H06232723A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
proximity switch
comparison
detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP3242193A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kamiyama
裕司 神山
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 一個の近接スイッチで、被検出物体12が近
接スイッチの感応面から見てどの範囲を通過するかを知
る。 【構成】 比較回路4をその基準電圧がそれぞれ異なる
複数の比較回路41、42、43により構成する。この
比較回路の出力端にはそれぞれ独立の出力回路51、5
2、53を接続する。被検出物体12が近接スイッチの
検出領域を通過する際、その被検出物体12の感応面か
らの距離は、比較回路によりそれぞれ異なる比較電圧レ
ベルで振り分けられる。これにより被検出物体12の感
応面からの離間範囲が出力回路からの出力により相対的
に検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は検出コイルに被検知物
体が近接すると発振状態が変化するいわゆる高周波発振
形の近接スイッチに係り、とくに被検出物体が置かれた
位置がどの範囲内にあるかを検出するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、従来この種の高周波
発振形の近接スイッチ10は検出コイル1を含む発振回
路2と、この発振回路出力を検波する検波回路3と、こ
の検波回路の出力と基準電圧とを比較する比較回路4
と、この比較回路の出力によるオン、あるいは、オフ信
号を出力する出力回路5とにより構成されており、被検
出物体12が検出コイル1から十分に離れているとき
は、たとえば発振回路2が発振しており、その発振出力
に応じた検波出力が検波回路3より得られ、この検波出
力が比較回路4において比較される。比較回路4では基
準電圧に比し、検波回路3からの電圧が大きいので、そ
の比較回路4の出力側がオフとなり、結局、出力回路5
からもオフ信号が出力され、被検出物体12は検出され
ない。そして、被検出物体12が近接スイッチ10に接
近すると発振回路2のコイルのコンダクタンスが変化
し、これによって発振回路2の発振振幅が低下し、ある
いは、発振が停止する。その結果検波回路3からの電圧
が基準電圧よりも小さくなり、比較回路4の出力がオン
し、これに応じて、出力回路5もオンし、出力回路5か
らオン信号が出力され、これによって被検出物体12が
検出される。
【0003】従来の高周波発振形近接スイッチ10で
は、オンかオフかすなわち被検出物体12があるかない
かのみを出力していた。すなわち図2において、近接ス
イッチ10が被検出物体12に対して、オンする領域は
ただ一つであり、被検出物体12が近接スイッチ10に
対し、動作開始位置から0mmまでのどこを通過しても
近接スイッチ10はオンするため、被検出物体12の通
過位置の識別は、近接スイッチ1個では不可能であっ
た。このため被検出物体12の通過位置を知るために
は、検出距離がそれぞれ異なる複数の近接スイッチを配
設する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
高周波発振形近接スイッチにおいては、近接スイッチ1
0が被検出物体12に対して、オンする領域はただ一つ
であり、このため近接スイッチ1個では被検出物体12
の通過位置の識別は不可能である。
【0005】請求項1の発明はこのような従来技術の問
題点に鑑み、一個の近接スイッチで、被検出物体12が
近接スイッチの感応面から見てどの範囲を通過するかを
知ることを目的とする。
【0006】請求項2の発明は一個の近接スイッチで、
被検出物体12が近接スイッチの検出領域において、感
応面を基準に独立した範囲において、どの範囲を通過す
るかを知ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明はその目
的を達成するために、比較回路をその基準電圧がそれぞ
れ異なる複数の比較回路により構成するとともに、この
比較回路の出力端にはそれぞれ独立の出力回路を接続す
る。
【0008】請求項2の発明は比較回路の動作開始電圧
が異なるように基準電圧をたがいに相違させるととも
に、それぞれ所定の範囲に設定し、さらに上記比較回路
の各出力端にはそれぞれ独立の出力回路を接続したこと
を特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明は被検出物体12が近接スイッ
チの検出領域を通過する際、その被検出物体12の感応
面からの距離は比較回路により、それぞれ異なる比較電
圧レベルで振り分けられる。これにより被検出物体12
の感応面からの離間範囲が出力回路の出力から相対的に
検出される。
【0010】請求項2の発明は被検出物体12が近接ス
イッチの検出領域を通過する際、その被検出物体12の
感応面からの距離は比較回路により、それぞれ異なる比
較電圧レベルと、その独立的な範囲により振り分けられ
る。これにより被検出物体12の感応面からの離間範囲
が出力回路の出力から直接検出される。
【0011】
【実施例】この発明を以下実施例に基づいて説明する。
すなわち図4において、検出コイル1を含む発振回路2
の出力端には従来の近接スイッチ10と同様に検波回路
3、比較回路4および出力回路5が順次接続される。し
かし、従来の近接スイッチ10と異なる点は、検波回路
3の出力端に複数の比較回路41、42、43が接続さ
れている点である。そして各比較回路41、42、43
はそれぞれ異なる基準電圧すなわち比較電圧レベルを有
する。またそれらの比較回路には出力回路51、52、
53がそれぞれ接続され、これら各出力回路には出力端
子T1,T2,T3が設けられる。
【0013】図4に示す近接スイッチ10において、被
検出物体12の検出コイル1に対する距離と検波回路3
の出力との関係は図5に示すようになる。すなわち被検
出物体12の検出コイル1に対する距離が実質的に無限
遠から0mmに近づく方向において、OP1,OP2,
OP3・・・OPnとすると検波回路3の出力に対する
比較回路41,42,43の比較電圧はV1,V2,V
3・・・Vnとなる。したがって、被検出物体12の検
出コイル1に対する距離がOP1のとき、比較回路41
の比較電圧はV1であるため、この比較回路に接続され
た出力回路51から出力1として出力端子T1に出力さ
れる。同様に、被検出物体12の検出コイル1に対する
距離がOP2のとき、比較回路42の比較電圧はV2で
あるため、この比較回路42に接続された出力回路52
から出力2として出力端子T2に出力される。
【0014】被検出物体12の検出コイル1に対する距
離と出力1、出力2、出力3との関係を示すと、図6の
ようになる。すなわちこの図において、A点を通過した
被検出物体12に対して、出力回路51からの出力1は
オンであるけれども出力回路52からの出力2および出
力回路53からの出力3はオフとなる。この結果、被検
出物体12は距離OP1とOP2の間を通過したことが
わかる。したがって、この近接スイッチ10で、ある範
囲すなわちあるゾーンにある被検出物体12の検出が出
力回路51、52、53の出力から相対的に検出され
る。
【0015】また、比較回路41、42、43の比較電
圧を所定の範囲に設定することにより、図7に示すよう
にオン、オフ範囲を設定することができ、この制御用出
力を使用すれば、直接的にゾーン検出が可能となる。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明は上述のように、比較回
路をその基準電圧がそれぞれ異なる複数の比較回路によ
り構成するとともに、この比較回路の出力端にはそれぞ
れ独立の出力回路を接続しているので、被検出物体12
が近接スイッチの検出領域を通過する際、その被検出物
体12の感応面からの距離は比較回路により、それぞれ
異なる比較電圧レベルで振り分けられ、これにより被検
出物体12が感応面を基準にして距離的にどの範囲にあ
るかを出力回路の出力から相対的に知ることができ、し
たがって1個の近接スイッチで複数の範囲の検出がで
き、その結果、複数の近接スイッチを組み合わせなけれ
ばできなかったゾーンの検出が1個の近接スイッチで賄
えることになり、経済性、スペース効率に優れた近接ス
イッチを得ることができる。
【0016】請求項2の発明は比較回路を複数の比較回
路により構成するとともに、各比較回路の動作開始電圧
が異なるように基準電圧をたがいに相違させるととも
に、それぞれ所定の範囲に設定し、さらに上記比較回路
の各出力端にはそれぞれ独立の出力回路を接続している
ので、被検出物体12が近接スイッチの検出領域を通過
する際、その被検出物体12の感応面からの距離は比較
回路により、それぞれ異なる比較電圧レベルと、その独
立的な範囲により振り分けられ、これにより被検出物体
12の感応面からの離間範囲を出力回路の出力から直接
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の近接スイッチのブロック回路図である。
【図2】従来の近接スイッチの出力範囲を示す説明図で
ある。
【図3】従来の近接スイッチの検出距離と検波回路出力
との関係を示す特性図である。
【図4】この発明における近接スイッチのブロック回路
図である。
【図5】この発明における近接スイッチの検波回路出力
と検出距離との関係を示す特性図である。
【図6】この発明における近接スイッチの出力範囲を示
す説明図である。
【図7】この発明における近接スイッチの他の実施例に
おける出力範囲を示す説明図である。
【符号の説明】
1 検出コイル 2 発振回路 3 検波回路 10 近接スイッチ 11 感応面 12 被検出物体 41,42,43 比較回路 51,52,53 出力回路 T1,T2,T3 出力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルに対して被検出物体の位置が変化
    すると、その変化にともなって発振状態が変化する発振
    回路と、この発振回路を検波する検波回路と、この検波
    回路の検波出力と基準電圧とを比較する比較回路と、こ
    の比較回路の出力によるオンあるいはオフ信号を出力す
    る出力回路とを含むものにおいて、上記比較回路をその
    動作開始電圧が異なるように上記比較回路の基準電圧を
    たがいに相違させた複数の比較回路により構成するとと
    もに、この比較回路の出力端にはそれぞれ独立の出力回
    路を接続したことを特徴とする近接スイッチ。
  2. 【請求項2】 コイルに対して被検出物体の位置が変化
    すると、その変化にともなって発振状態が変化する発振
    回路と、この発振回路を検波する検波回路と、この検波
    回路の検波出力と基準電圧とを比較する比較回路と、こ
    の比較回路の出力によるオンあるいはオフ信号を出力す
    る出力回路とを含むものにおいて、上記比較回路を複数
    の比較回路により構成するとともに、各比較回路の動作
    開始電圧が異なるように基準電圧をたがいに相違させる
    とともに、それぞれ所定の範囲に設定し、さらに上記比
    較回路の出力端にはそれぞれ独立の出力回路を接続した
    ことを特徴とする近接スイッチ。
JP3242193A 1993-01-29 1993-01-29 近接スイッチ Pending JPH06232723A (ja)

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