JPH06232235A - ロードロック室 - Google Patents

ロードロック室

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Publication number
JPH06232235A
JPH06232235A JP1895293A JP1895293A JPH06232235A JP H06232235 A JPH06232235 A JP H06232235A JP 1895293 A JP1895293 A JP 1895293A JP 1895293 A JP1895293 A JP 1895293A JP H06232235 A JPH06232235 A JP H06232235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load lock
lock chamber
dust collecting
collecting plate
processed
Prior art date
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Pending
Application number
JP1895293A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Fukushima
健次 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP1895293A priority Critical patent/JPH06232235A/ja
Publication of JPH06232235A publication Critical patent/JPH06232235A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送装置に組み付けられた処理対象物に付着
するパーティクルの数が低減されるロードロック室を提
供する。 【構成】 ロードロック室2内には搬送装置4と集塵板
6とがそれぞれ搬送装置絶縁8および集塵板絶縁14を
介して取り付けられている。また、フレーム12には搬
送装置4と集塵板6との間に直流高電圧を印加する直流
高電圧電源18が取り付けられている。直流高電圧電源
18と搬送装置4、直流高電圧電源18と集塵板6とは
それぞれケーブル22,24で連結されている。搬送装
置4には処理対象物20が組み付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理対象物を真空装置
に搬入し、また処理対象物を前記真空装置から搬出する
搬送装置を備えたロードロック室に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハあるいは液晶ガラス基板等
の処理対象物を真空装置内に搬入し、または真空装置内
から搬出するために真空装置にロードロック室が組み付
けられ、このロードロック室内に搬送装置が設けられて
いる。処理対象物を真空装置内に搬入する場合にはロー
ドロック室に組み付けられた大気用ゲートバルブを開口
し、ロードロック室内の搬送装置に処理対象物を組み付
け、大気用ゲートバルブを閉口しロードロック室内の大
気もしくはガスを排気する。ロードロック室内の圧力が
真空装置内と同じ圧力になれば真空装置とロードロック
室との連結用ゲートバルブを開口し、搬送装置により処
理対象物を真空装置内に搬入し連結用ゲートバルブを閉
口する。真空装置内から処理対象物を搬出する場合には
真空装置とロードロック室との連結している連結用ゲー
トバルブを開口し、搬送装置により処理対象物を真空装
置からロードロック室内に搬出する。なお、ロードロッ
ク室内の圧力が真空装置内の圧力と同じ圧力でなければ
前記と同様にロードロック室内の排気を行う。ロードロ
ック室内に処理対象物が搬出されると前記連結用ゲート
バルブが閉口され、ロードロック室内に大気もしくはガ
スが給気される。ロードロック室内の圧力が大気と同じ
圧力になればロードロック室に組み付けられている大気
用ゲートバルブを開口し、搬送装置に組み付けられた処
理対象物を取り出す。
【0003】しかしながら、ロードロック室内の排気ま
たは給気を行なう場合、ロードロック室の内壁やロード
ロック室内に設けられた搬送装置などに付着したパーテ
ィクルが排気または給気により巻き上げられ、搬送装置
に組み付けられている処理対象物に付着するという問題
がある。よって、ロードロック室内のパーティクルが巻
き上げられないようにスロー排気またはスロー給気を行
なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ロードロック室内の排
気または給気をスロー排気およびスロー給気で行なった
場合、巻き上げられるパーティクルの数は減少するが、
ロードロック室内を循環したパーティクルが搬送装置に
組み付けられた処理対象物に付着することがある。
【0005】本発明の目的は、搬送装置に組み付けられ
た処理対象物に付着するパーティクルの数が低減される
ロードロック室を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のロードロック室
は、処理対象物に概ね対向するように該ロードロック室
内に設けられた集塵板と、搬送装置と前記集塵板との間
に直流高電圧を印加し、排気または吸気により巻き上げ
られたパーティクルを前記集塵板に吸着させる直流高電
圧電源とを有する。
【0007】
【作用】ロードロック室内に設けられた搬送装置と集塵
板との間に直流高電圧を印加することにより、排気また
は給気により巻き上げられたパーティクルが集塵板に吸
着されるため、搬送装置に組み付けられた処理対象物に
付着するパーティクルの数が低減される。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例のロードロック室
の縦断面図、図2は真空装置とロードロック室の配置を
示す側面図である。
【0010】フレーム12の上にロードロック室2が取
り付けられている。ロードロック室2内には搬送装置4
と集塵板6とがそれぞれ搬送装置絶縁8および集塵板絶
縁14を介して取り付けられている。また、フレーム1
2には搬送装置4と集塵板6との間に直流高電圧を印加
する直流高電圧電源18が取り付けられている。直流高
電圧電源18と搬送装置4、直流高電圧電源18と集塵
板6とはそれぞれケーブル22,24で連結されてい
る。搬送装置4には処理対象物20が組み付けられてお
り、ロードロック室2内には真空排気装置10が排気バ
ルブ16を介して組み付けられている。また、フィルタ
30を通過した大気もしくはガスをロードロック室2に
導入するため、給気バルブ28が組み付けられた給気導
入管26がロードロック室2に取り付けてある。
【0011】なお、図2に示すように、ロードロック室
2は真空装置40と連結用ゲートバルブ42を介して組
み付けられ、ロードロック室2には処理対象物20をロ
ードロック室2に入れるため、または大気中に取り出す
ための大気用ゲートバルブ44が組み付けられている。
【0012】ロードロック室2内の排気を行なう場合に
は給気バルブ28を閉口し、次に排気バルブ16を開口
し真空排気装置10を稼動させる。ロードロック室2内
への給気を行なう場合には、排気バルブ16を閉口し、
次に給気バルブ28を開口し、大気もしくはガスをロー
ドロック室2内に導入する。なお、ロードロック室2内
の排気または吸気を行なう場合には、連結用ゲートバル
ブ42、大気用ゲートバルブ44はそれぞれ閉口してお
き、直流高電圧電源18により搬送装置4と集塵板6と
の間に直流高電圧を印加し、排気または吸気により巻き
上げられたパーティクルを集塵板6に吸着させる。
【0013】本実施例によれば、ロードロック室2内に
設けられた搬送装置4と集塵板6との間に直流高電圧を
印加するため、ロードロック室2の内壁やロードロック
室2内に設けられた搬送装置4などに付着したパーティ
クルが排気または吸気により巻き上げられてもロードロ
ック室2内に設けられた集塵板6に吸着されるので、搬
送装置4に組み付けられた処理対象物20に付着するパ
ーティクルが低減される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ロードロ
ック室内に集塵板を設け、搬送装置と集塵板との間に直
流高電圧を印加することにより、ロードロック室の内壁
やロードロック室内に設けられた搬送装置などに付着し
たパーティクルが排気または吸気により巻き上げられて
もロードロック室内に設けられた集塵板に吸着されるた
め、搬送装置に組み付けられた処理対象物に付着するパ
ーティクルが低減される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のロードロック室の縦断面図
である。
【図2】真空装置40とロードロック室2の配置を示す
側面図である。
【符号の説明】
2 ロードロック室 4 搬送装置 6 集塵板 8 搬送装置絶縁 10 真空排気装置 12 フレーム 14 集塵板絶縁 16 排気バルブ 18 直流高電圧電源 20 処理対象物 22 ケーブル 24 ケーブル 26 給気導入管 28 給気バルブ 30 フィルタ 40 真空装置 42 連結用ゲートバルブ 44 大気用ゲートバルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象物を真空装置に搬入し、また処
    理対象物を前記真空装置から搬出する搬送装置を備えた
    ロードロック室において、前記処理対象物に概ね対向す
    るように該ロードロック室内に設けられた集塵板と、前
    記搬送装置と前記集塵板との間に直流高電圧を印加し、
    排気または吸気により巻き上げられたパーティクルを前
    記集塵板に吸着させる直流高電圧電源とを有することを
    特徴とするロードロック室。
JP1895293A 1993-02-05 1993-02-05 ロードロック室 Pending JPH06232235A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1895293A JPH06232235A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 ロードロック室

Applications Claiming Priority (1)

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JP1895293A JPH06232235A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 ロードロック室

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ID=11985987

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JP1895293A Pending JPH06232235A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 ロードロック室

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008258477A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Canon Inc 処理装置及び雰囲気置換方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62112790A (ja) * 1985-11-09 1987-05-23 Anelva Corp 集塵装置付薄膜処理装置
JPS6422042A (en) * 1987-07-17 1989-01-25 Kyushu Nippon Electric Vacuum transfer chamber of semiconductor manufacturing equipment

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