JPH06231832A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH06231832A
JPH06231832A JP3941593A JP3941593A JPH06231832A JP H06231832 A JPH06231832 A JP H06231832A JP 3941593 A JP3941593 A JP 3941593A JP 3941593 A JP3941593 A JP 3941593A JP H06231832 A JPH06231832 A JP H06231832A
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JP
Japan
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connector
cable
male
connectors
grip
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JP3941593A
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English (en)
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JP2988174B2 (ja
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Mitsuhiro Fujitani
光弘 藤谷
Kazumoto Chikada
一元 近田
Yoshihiro Tanaka
芳弘 田中
Hisashi Kokufuya
恒 国府谷
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルのこじれを防止してターミナルとの
接触状況を良好に保持するようにする。 【構成】 ケーブル4の端部に接続されたコネクタ2に
筒部9を連設してケーブル4を所定長さ範囲にわたって
保持するようにする。これにより、ケーブル4とコネク
タ2内のターミナル8との接続部分にこじりの力や引っ
張りの力が作用しない。また、筒部9を設けることでコ
ネクタ1、2同士の接続作業も容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば電気自動車の
充電に使用されるコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、環境やエネルギーといった社
会的な要請からバッテリーを登載した電気自動車が注目
され、既にいくつかのものが実施化されている。こうし
た電気自動車ではバッテリーに対する充電は欠かせない
ため、バッテリーと充電器とは簡易に接続できるように
なっていなければならない。従来では両間をコネクタに
よって接続するようにしたものが通常である。その一例
としては、図5に示すようなものが知られている。
【0003】図5の左側のものは車体側(バッテリー
側)に配される雌コネクタ30であり、右側のものは充
電器側に可撓性ケーブル4を介して接続される雄コネク
タ31である。雌コネクタ30は自動車ボディに固定さ
れ、その内部には複数の雌ターミナル32が収納されて
いる。また、雄コネクタ31の内部には同数の雄ターミ
ナル33が収納されており、両コネクタ30、31を接
合したときに対応する雌雄ターミナル32、33が電気
的に接続されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のコネクタ、とりわけ雄コネクタ31側には次の
ような解決すべき課題があった。従来の雄コネクタ31
は充電器側から引き出されているケーブル4の先端にそ
のまま接続されている。すなわち、雄コネクタ31内に
おいて雄ターミナルとケーブルとは、ケーブル内の電線
と雄ターミナルを構成する接続金具とがそれぞれ圧着に
よって接続されているが、この接続部分から雄コネクタ
の端部までの距離は短かく、直ちにケーブルが露出する
状況となっている。このため、充電作業時等においては
雄コネクタ31を持って雌コネクタ30への接合を行う
ときに、ケーブルがケーブル自体の重量(ケーブル自体
は相当重量がある)により雄コネクタから直ちに垂れ下
がり、ここでこじれてしまう。こじれが繰り返されれ
ば、経時的にケーブル・ターミナル間で接触不良を来す
おそれがある。また、このように充電作業時にケーブル
が垂れ下がれば、雄コネクタを持つ手にケーブル重量が
かかり、雌コネクタとの整合を行おうとしてもふらつき
やすく、作業を厄介なものとする。
【0005】したがって、ケーブル部分を持って雌コネ
クタ30への差し込みを行ったり、あるいは引き抜きが
なされやすい。このようなことがなされると、ターミナ
ル33とケーブル4との接続部分にきわめて大きな負荷
が作用し、その結果接触不良に至り、さらには感電すら
も懸念される。
【0006】以上の点は、従来の雄コネクタ31が単に
雌コネクタ30側との接続機能を有するのみで、ケーブ
ル4に対する支持については何等考慮されていないこと
に起因するものと言える。
【0007】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開
発工夫されたものであり、その目的とするところはケー
ブルに対する良好な接続状況が保持されるコネクタを提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、相互に接続可能な一対のコネクタ
がケーブルの端部に接続されてなるものにおいて、この
ケーブルに接続された側のコネクタにはケーブルの端部
をクランプ状態で挿通して保持する筒部が連設されてい
ることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】ケーブルのコネクタ側の端部は所定の長さ範囲
にわたり、筒部によって保持される。したがって、コネ
クタ同士の接続あるいは解離作業の際には筒部を持って
作業をすれば、ケーブルとコネクタ内のターミナルとの
接続部分に直接こじりの力あるいは引っ張りの力が直接
作用しない。
【0010】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。コネク
タに筒部を連設してケーブルの接続端部側を所定長さ範
囲にわたって保持するようにしたため、ターミナルとの
接続部分に対して外力が直接的に作用することがなく、
したがってコネクタとケーブルとの接続状況を良好に保
持することができる。また、両コネクタの接続あるいは
解離作業を行う場合に、筒部を持って操作すれば、従来
のように可撓性を有するケーブルを持って操作する場合
に比較して操作性の向上も期待できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面にし
たがって詳細に説明する。図1は雌雄両コネクタ1、2
の内部構造を示すものである。但し、自動車のボディに
取り付けられる雌コネクタ1に関しては従来と同様の構
成であり、そのハウジング1aの内部には図示しないバ
ッテリー側と接続された複数の雌ターミナル3が収納さ
れている。一方、雄コネクタ2は図示しない充電器から
引き出されたケーブル4の一端に取り付けられている。
このケーブル4は複数の電線(図示しない)が束ねられ
て被覆され、全体として適度の可撓性を有したものであ
る。
【0012】雄コネクタ2は図3に示すような複数の部
材によって構成されている。図中、上端に示されるイン
ナケース5は両端側へ開口する略円筒状に形成されてお
り、フランジ縁6を境として、その前部は雌コネクタ1
への差し込みのために複数のスリット7が軸方向に沿っ
て切り込み形成されて、全体がすぼむことができるよう
にしてある。そして、この差し込みによって雌雄各ター
ミナル2、8が電気的に接続される。一方、後部側はケ
ーブル4を遊挿可能であり、その端部寄りには後述する
コネクタグリップ9(本考案の筒部に相当する。)との
接続のための係止孔10が設けられている。
【0013】ケーブル4内の各電線(図示しない)に接
続される複数のターミナル8はインナケース5内の前部
寄りの位置に収納されており、各ターミナル8は図3に
示すようなそれぞれ合成樹脂材よりなるフロント・リア
の両ホルダー11、12によって挟み込まれて保持され
ている。また、インナケース5の後部においてケーブル
4の外周には、ゴム材により形成されたシールリング1
3が嵌着されており、インナケース5との間のシールが
図られている。
【0014】また、インナケース5の外側にはこれより
短めに形成されたスリーブ14が嵌め込まれている。こ
のスリーブ14の前端側には雌コネクタ1に対するロッ
クリング15が回転可能な状態で嵌着されている。ま
た、ロックリング15の内周面には複数個の突起16が
周方向に沿って等間隔毎に突出しており、これら各突起
15に対応して詳しくは図示しないが雌コネクタ1のハ
ウジング1aの外周面には螺旋状に刻設された溝部にそ
れぞれ嵌り込んで係止し、これによってコネクタ同士
1、2の連結時の抜け止めの役割を果たすようにしてあ
る。
【0015】一方、スリーブ14の後端側にはケーブル
4の端部を保持するためのコネクタグリップ9が連設さ
れている。このコネクタグリップ9は両端が開口する筒
状に形成されており、スリーブ14とほぼ同径でインナ
ケース5にほぼ密着状に嵌合するように形成されてい
る。また、コネクタグリップ9の内面においてインナケ
ース5寄りの位置には前記係止孔10へ嵌め込み可能な
凸部17が形成されてインナケース5との抜け止めが可
能となっている。さらに、コネクタグリップ9の内面に
はケーブル4の外周面に圧接してケーブル4を保持する
複数のクランプ突縁18が、それぞれリング状にかつ適
当な長さ間隔をおいて配されており、これらによってケ
ーブル4をこじれないように支持している。また、この
実施例においては作業性を考慮してコネクタグリップ9
を途中から屈曲させるとともに、後端側の外面に滑り止
めの凹部19を形成している。
【0016】本例のコネクタ1、2は上記のように構成
されたものである。したがって雄コネクタ2側において
ケーブル4は端部寄りの所定長さ範囲がコネクタグリッ
プ9によって保持されるため、従来のようにケーブル4
がターミナル8との接続端部から直ちに垂れ下がりを生
じることがなく、このためケーブル4自体の重量がター
ミナル8との接続部分に直接作用することがない。ま
た、両コネクタ1、2同士を接合する作業においてもコ
ネクタグリップ9を把持することでコネクタ同士の整合
操作を安定して行うことが可能となり、差し込み作業が
容易になる。
【0017】以上より、ケーブル4のこじりが解消され
るため、ターミナル8との接合状況が良好に保持され、
接触不良等の問題を有効に解消できる。また、本例にお
いては雌雄両コネクタ1、2の嵌合時における位置合わ
せを容易にできる効果も得られる。すなわち、従来のも
のは嵌合時において周方向に関しての位置合わせが考慮
されておらず、嵌め込みのための操作が円滑でなかっ
た。これに対して、本例のものはコネクタグリップ9を
途中で屈曲させてあり、このためにコネクタグリップ9
を把持することで雌コネクタ1に対する周方向に関する
方向が定められる。したがって、この意味からも両コネ
クタ1、2の嵌合操作を容易にすることが可能となる。
【0018】なお、本考案は種々の変更例が可能であ
り、例えば図4に示すような実施例も可能である。図4
に示すものは前記した実施例におけるコネクタグリップ
9の形状を変更したものであり、ケーブル固定部9aに
対してループ状にグリップ部9bを付加した構成となっ
ている。このような構成とすることによって、より握り
感覚を向上させることが可能となるとともに、その一部
にスイッチ等の付加機能を設けることも可能となる。
【0019】また、いずれの実施例も電気自動車のチャ
ージ用のコネクタへの適用例を示したが、本考案コネク
タの用途は必ずしもこれに限られるものではなく、ケー
ブルとのこじれが問題となるコネクタに広く適用可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】雌雄両コネクタの断面図
【図2】雄コネクタの斜視図
【図3】雄コネクタの分解斜視図
【図4】雄コネクタの他の実施例を示す斜視図
【図5】従来の両コネクタを示す斜視図
【符号の説明】
1…雌コネクタ 2…雄コネクタ 4…ケーブル 8…雄ターミナル 9…コネクタグリップ(筒部) 18…クランプ突縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国府谷 恒 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接続可能な一対のコネクタのう
    ち、少なくとも一方のコネクタがケーブルの端部に接続
    されてなるものにおいて、 このケーブルに接続された側のコネクタにはケーブルの
    端部をクランプ状態で挿通して保持する筒部が連設され
    ていることを特徴とするコネクタ。
JP5039415A 1993-02-02 1993-02-02 コネクタ Expired - Lifetime JP2988174B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5039415A JP2988174B2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5039415A JP2988174B2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH06231832A true JPH06231832A (ja) 1994-08-19
JP2988174B2 JP2988174B2 (ja) 1999-12-06

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ID=12552358

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6602090B2 (en) 2001-04-24 2003-08-05 Yazaki Corporation Connector
JP2014191958A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Yazaki Corp 充電コネクタ
CN111934159A (zh) * 2020-07-17 2020-11-13 蓝谷智慧(北京)能源科技有限公司 电连接器插拔机构和用于充电系统的检测方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014191958A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Yazaki Corp 充電コネクタ
CN111934159A (zh) * 2020-07-17 2020-11-13 蓝谷智慧(北京)能源科技有限公司 电连接器插拔机构和用于充电系统的检测方法

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JP2988174B2 (ja) 1999-12-06

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