JPH0623156U - 車両用白熱電球 - Google Patents

車両用白熱電球

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JPH0623156U
JPH0623156U JP6032292U JP6032292U JPH0623156U JP H0623156 U JPH0623156 U JP H0623156U JP 6032292 U JP6032292 U JP 6032292U JP 6032292 U JP6032292 U JP 6032292U JP H0623156 U JPH0623156 U JP H0623156U
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JP
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valve
filaments
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bulb
axial direction
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JP6032292U
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強 長倉
敬三 近藤
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松下電子工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光中心距離が長い場合でも従来のバルブをそ
のまま用いることができ、またランプ組立に用いる封止
や排気装置等として特別のものを用いる必要をなくす
る。 【構成】 バルブ内に、第1、第2および第3のリード
線4,5,6と、コイル部2a,3aとこの両端に形成
された足部2b,3bをそれぞれ有するフィラメント
2,3とを設けている。第1、第2および第3のリード
線4,5,6とコイル部2a,3aとをバルブの軸方向
に設け、かつフィラメント2,3の両足部2b,3bの
片方をバルブの軸方向に延ばして第1および第2のリー
ド線4,5にそれぞれ接続する。また、フィラメント
2,3の両足部2b,3bのもう片方をバルブの軸とほ
ぼ直交する方向に延ばして第3のリード線6に共通にそ
れぞれ接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業用の利用分野】
本考案は車両用白熱電球に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用白熱電球に関しては、図2に示すような構成を有するものが知ら れている。すなわち、バルブ10内に、このバルブ軸方向にリード線11,12 ,13と、コイル部14a,15aおよびそれぞれのコイル部の両端に形成され た足部14b,15bからなるフィラメント14,15とが設けられている。こ のフィラメント14の両足部14bはバルブ軸方向に延びて、リード線11,1 3にそれぞれ接続され、フィラメント15の足部15bは同じくバルブ軸方向に 延びて、リード線12,13にそれぞれ接続されている。なお、フィラメント1 4,15の各々の全長が14.0mmで、光中心距離である長さAが38.0mmで ある場合、フィラメント14の中点からフィラメント14の足部14b先端まで の長さBは7.0mmで、フィラメント14の足部14bの先端からバルブ1のチ ップオフ部16までの長さCが必要最小限界の7.5mmであるとすると、長さA ,BおよびCの合計は52.5mmであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両用白熱電球では、フィラメント14,15の両足部 14b,15bがバルブ10の軸方向へ延びているため、光中心距離が長い場合 、バルブ10の長さが長くなってしまう。バルブ10の長さが長くなると、従来 のバルブを用いることができなくなるので、特別のバルブを用いなければならず 、さらにこれにより、バルブ10の封止や排気等の作業を行うための装置等も特 別のものを使用しなければならないという問題があった。
【0004】 本考案は、このような問題を解決するためになされたもので、光中心距離が長 い場合でも従来のバルブを用いることができ、ランプ組立に用いる封止や排気装 置等として特別のものを用いることの必要のない車両用白熱電球を提供するもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の車両用白熱電球は、バルブ内に、第1、第2および第3のリード線と 、コイル部とこのコイル部の両端に形成された足部をそれぞれ有する2つのフィ ラメントとを設け、前記第1、第2および第3のリード線と前記コイル部とを前 記バルブの軸方向に設けるとともに、前記2つのフィラメントの両足部の片方を 前記バルブの軸方向に延ばして前記第1および第2のリード線にそれぞれ接続し 、かつ前記2つのフィラメントの両足部のもう片方を前記バルブの軸とほぼ直交 する方向に延ばして前記第3のリード線に共通にそれぞれ接続された構成を有す る。
【0006】
【作用】
かかる構成により、光中心距離が長い場合においても、バルブの長さが長くな らなくてすむ。
【0007】
【実施例】
図1において、本考案実施例の車両用白熱電球は、外径が14.0mm、全長が 33.0mmの石英管からなる透光性バルブ1内に、このバルブ軸方向に設けられ た第1、第2および第3の3本のリード線4,5,6と、2つのフィラメント2 ,3とを設けている。リード線4,5,6には、直径0.6mmのモリブデン線を それぞれ用いている。フィラメント2,3は、バルブ軸方向に設けられたコイル 部2a,3aとそれぞれの両端に形成された足部2b,3bとからなる。フィラ メント2は、12V60Wで発光長が6.0mm、足部2bの長さがそれぞれ4. 0mmであり、またフィラメント3は、12V80Wで発光長が6mm、足部3bの 長さがそれぞれ4.0mmである。またフィラメント2の足部2bおよびフィラメ ント3の足部3bは、リード線4,6およびリード線5,6との溶接強度を高め るために全長3.0mm、外径0.5mm、肉厚さ0.1mmのモリブデン管8で覆わ れている。フィラメント2,3の各々の足部2b,3bの片方はバルブ軸方向へ それぞれ延びてリード線4,5の一端部にそれぞれ溶接により接続され、また足 部2b,3bのもう片方はバルブ軸とほぼ直交する方向へそれぞれ折り曲げられ て延びてリード線6に溶接により共通に接続されている。これらリード線4,5 ,6はガラス体7で一体化されている。リード線4,5,6の各下端部は口金9 の各接続端子に接続されている。フィラメント2,3の軸間距離は2.4mmにな っており、光中心距離Aは38.0mmであり、フィラメント3の上端はフィラメ ント2の上端より2.0mm低く設けられている。
【0008】 このような本考案実施例の車両用白熱電球は、長さCは7.5mmと従来と変わ らないが、長さBが3.6mmとなり、長さA,BおよびCの合計は49.1mmと なる。したがって、本考案実施例の車両用白熱電球は、従来のものと比して長さ を3.4mm短くできる。
【0009】 以上のように、本考案実施例の車両用白熱電球によれば、フィラメント2,3 の各々の足部2b,3bの片方をバルブ軸方向へそれぞれ延ばしてリード線4, 5にそれぞれ接続し、また足部2b,3bのもう片方をバルブ軸とほぼ直交する 方向へ延ばしてリード線6に共通に接続することによって、光中心距離が長い場 合においても、バルブ長を従来に比し短くすることができ、新しい寸法のバルブ の使用にともなう封止や排気等の作業を行うための装置等の交換を不要とするこ とができる。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、光中心距離が長いものでも、従来のバ ルブをそのまま用いることができるため、特別のバルブを用いる必要がなく、ま たそれによって封止や排気等の作業を行うための装置等として特別のものを用い る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である車両用白熱電球を示す
一部切欠正面図
【図2】従来の車両用白熱電球を示す一部切欠正面図
【符号の説明】
1 バルブ 2,3 フィラメント 2a,3a コイル部 2b,3b 足部 4,5,6 リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ内に、第1、第2および第3のリ
    ード線と、コイル部とこのコイル部の両端に形成された
    足部をそれぞれ有する2つのフィラメントとを設け、前
    記第1、第2および第3のリード線と前記コイル部とを
    前記バルブの軸方向に設けるとともに、前記2つのフィ
    ラメントの両足部の片方を前記バルブの軸方向に延ばし
    て前記第1および第2のリード線にそれぞれ接続し、か
    つ前記2つのフィラメントの両足部のもう片方を前記バ
    ルブの軸とほぼ直交する方向に延ばして前記第3のリー
    ド線に共通にそれぞれ接続したことを特徴とする車両用
    白熱電球。
JP1992060322U 1992-08-27 1992-08-27 車両用白熱電球 Expired - Lifetime JP2579767Y2 (ja)

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JPH0623156U true JPH0623156U (ja) 1994-03-25
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4818035U (ja) * 1971-07-10 1973-03-01
JPH01111448U (ja) * 1988-01-20 1989-07-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4818035U (ja) * 1971-07-10 1973-03-01
JPH01111448U (ja) * 1988-01-20 1989-07-27

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