JPH06230997A - 生産設備の情報処理装置 - Google Patents

生産設備の情報処理装置

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JPH06230997A
JPH06230997A JP5014119A JP1411993A JPH06230997A JP H06230997 A JPH06230997 A JP H06230997A JP 5014119 A JP5014119 A JP 5014119A JP 1411993 A JP1411993 A JP 1411993A JP H06230997 A JPH06230997 A JP H06230997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kit
application
data
kits
inoperable
Prior art date
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Pending
Application number
JP5014119A
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English (en)
Inventor
Minoru Nomaru
実 能丸
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP5014119A priority Critical patent/JPH06230997A/ja
Publication of JPH06230997A publication Critical patent/JPH06230997A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのアプリケーションキットが動作しなく
なった場合であってもそのアプリケーションキットが復
旧するまではこれ以外のアプリケーションキットで動作
を継続させるようにし、その復旧を容易に行なわせるこ
とができるようにすること。 【構成】キットダウン監視部7は動作中の複数のアプリ
ケーションキットの動作状態を常時監視し、いずれかの
アプリケーションキットが動作不能に陥った場合にはそ
れを検出する。SKI3は、このキットダウン監視部7
によって動作不能が確認されたアプリケーションキット
を切り離し、入力バッファ8は、動作不能中の当該アプ
リケーションキットに入力されるべきデータを記憶す
る。BASE4は、動作不能となったアプリケーション
キットが復旧した場合には、入力バッファ8に記憶され
ているデータを当該アプリケーションキットに順次処理
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つのアプリケーショ
ンキットが動作しなくなった場合であってもそのアプリ
ケーションキットが復旧するまではこれ以外のアプリケ
ーションキットで動作を継続させるようにし、その復旧
を容易に行なわせることができる生産設備の情報処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】FAやOA等、工場や事務所内における
情報や作業工程等を高度に自動化し、総合的に管理運営
するための装置を構築する上で、コンピュータ端末や作
業ロボット等において、そのメーカーやコンピュータ上
のOS等にとらわれずに自由にFAやOAのシステムを
組むことができるいわゆるマルチベンダー環境がユーザ
ーサイドから求められている。
【0003】従来、このマルチベンダー環境を組む上で
の問題として、異機種間でのプログラムやデータの相互
利用ができない等問題がある。これは、例えば、ある工
場Aにおいて、作業や工程等をコンピュータを用いて管
理し、自動化(オートメーション化)したシステムを作
上げ、これを他の工場B等に移す場合に、そこで用いら
れているコンピュータが同一機種であれば問題はない
が、機種が異なる場合には、その工場Bとして行う作業
等は同一であっても、その工場Bで使用するコンピュー
タに合わせたプログラムを作らねばならない。これに
は、通常、前の工場Aで作成されたものを移植すること
により行われ、この移植は、事実上、まったく別なプロ
グラムを作成するのとほぼ同様の労力やコストが必要と
なる。また、ある作業や処理の追加には、追加したい作
業処理の部分を組み込んだ新たなプログラムが必要であ
り、それは結局、メインルーチンは元のプログラムであ
るにしても、わずかな追加変更であっても、元のプログ
ラムとは異なる新規なプログラムを作成するのと何等変
わることのないものとなり、多くの労力が必要で、また
その様に新たに作ったプログラムは、全体のデバグやテ
ストラン等が必要でありさらに多くの労力や時間、コス
トが必要となり大きな問題がある。
【0004】このような問題を解決すべく、本出願人は
以前にプラットフォームなる概念を構築し(例えば、特
願平4−123423号)、それぞれの基本処理を1つ
の単位として作成したアプリケーションキットを複数設
けるとともに、それぞれのプログラムに対応する変数変
換を行なうためのライブラリーを設け、これらのアプリ
ケーションキットを所定の順番で動作させてマルチベン
ダー化に対応できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなプラットフォームを採用した場合であっても、プラ
ットフォーム上に接続されている複数のアプリケーショ
ンキットのいずれかが動作不能となってしまった場合に
は、他のアプリケーションキットが正常に動作するにも
拘らず、生産設備の全体が停止してしまうことになる。
このように生産設備が一旦停止してしまうと、その復旧
には多くの手数を要することとなる。
【0006】つまり、ダウンしたアプリケーションキッ
トがどれであるのかをまず最初に見付け出す必要があ
り、次に、生産設備の復旧時の物理的,論理的状況と、
これを制御する情報処理装置の物理的,論理的状況との
整合性を取った上で、生産設備を再起動させるという処
理を行なう必要があり、以上の処理にかなりの時間と手
数を要することになるからである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、判断処理や情報の記憶保持の処理を包含せ
ず実行要素手順のみによって定義される一つもしくは複
数のアプリケーションキットを記憶する記憶手段と、該
キットをハードウェアやOSに依存せずに構築し、かつ
構築されたキットの流れを記憶し、処理するためのライ
ブラリ群よりなる手段SKIと、各アプリケーション間
で共有する情報の一時保存および処理を一括管理し、実
行するための手段BASEとを有する生産設備の情報処
理装置であって、前記いずれかのアプリケーションキッ
トが動作不能に陥ったことを検出するキットダウン監視
手段と、当該キットダウン監視手段によって動作不能が
確認されたアプリケーションキットを切り離すと共に、
動作不能中の当該アプリケーションキットに入力される
べきデータを記憶する入力データ記憶制御手段と、前記
動作不能となったアプリケーションキットが復旧した場
合には、当該入力データ記憶制御手段に記憶されている
データを当該アプリケーションキットに処理させる復旧
制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】このように構成した本発明装置は以下のように
作用する。キットダウン監視手段は動作中の複数のアプ
リケーションキットの動作状態を常時監視し、いずれか
のアプリケーションキットが動作不能に陥った場合には
それを検出する。入力データ記憶制御手段は、このキッ
トダウン監視手段によって動作不能が確認されたアプリ
ケーションキットを切り離すと共に、動作不能中の当該
アプリケーションキットに入力されるべきデータを記憶
する。この切り離しとデータの記憶は、当該アプリケー
ションキットが動作不能に陥っている期間中つまり故障
発生から復旧まで継続的に行なわれることになる。
【0009】復旧制御手段は、動作不能となったアプリ
ケーションキットが復旧した場合には、故障発生から復
旧までの間、入力データ記憶制御手段に記憶されている
データを当該アプリケーションキットに順次処理させ
る。
【0010】以上の動作によれば、いずれかのアプリケ
ーションキットが動作不能となった場合であっても、そ
のアプリケーションキットが切り離されて、生産設備は
他のアプリケーションキットによってとりあえずの動作
を確保することができ、また復旧時には、故障期間中に
記憶されたデータに基づいて生産設備のハードの部分の
物理的,論理的状態とソフトの部分の物理的,論理的状
態との整合性を取ることができることになり、復旧作業
が非常に簡単なものとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明にかかる生産設備の情報処
理装置の概略構成ブロック図である。まず、本発明にお
ける判断処理や情報の記憶保持の処理を包含せず実行要
素手順のみによって定義されるアプリケーションキット
1および2(図1中では2個のキットであるが、通常は
多数のキットがある。)を記憶する一つもしくは複数の
記憶手段は、一つの機能として処理が閉じている最小単
位の処理モジュールであるキットを記憶しており、該キ
ット1および2は、キットダウン監視手段として機能す
るSKI3によって提供される関数のみを使用し外部関
数を直接参照することなく動作させることができるもの
である。本発明の情報処理装置を利用する利用者は、こ
のキット1および2をその利用したい処理に合わせて適
宜選択して接続する(この接続を行なうプログラムをデ
ータフローダイアグラム(DFD)と称する)ことによ
り、ある処理または作業を実行することができる。
【0012】次に、SKI3は、指定された処理手順に
合わせて各キット1および2を接続しかつ構築された処
理手順を実行するためのライブラリ群を有し、各ソフト
やキット1および2をハードウェアやOSに関係なく動
作させるための手段である。SKI3は、図示はされて
いないが概念的にはソフトキットインターフェイス部と
ソフトキットリンク管理部に別れている。
【0013】ソフトキットインターフェイス部では、B
ASEとの標準インターフェイスを制御するもので、具
体的には、例えば以下のような機能を有するものであ
る。
【0014】ソフトキットインターフェイス機能例 (1)BASEインターフェース ・ポイントデータのタグ名ライト/リード(R/W)。 ・ポイントダータベース(D/B)のファイルのタグ名
R/W。 ・入出力インターフェース。 ・ポイントD/Bの検索。 ・アラーム。 ・現在時刻リード。 ・テーブルのリード。
【0015】ソフトキットリンク管理部では、コンピュ
ータのノードに関係なくメッセージとデータでシーケン
シャルにリンクするもので、具体的には、例えば以下の
ような機能を有するものである。 ソフトキットリンク管理部機能例 (1)DFDリンク ・DFD形式で設定した条件に従い、各キットを順次結
合、実行する。 (2)リンクデータ作成 ・キット間のリンクデータをタグ名で登録し、それに従
いデータを自動作成する。 (3)ネットワーク管理 ・異なるノードのポイントデータR/Wあるいはキット
とのリンク時のネットワーク制御を行なう。 (4)最適メッセージ選択 ・ノード間あるいはノード内のキット間通信時、メッセ
ージタイプを自動選択する。
【0016】各アプリケーション間で共有する情報の一
時保存および処理を一括管理し、実行するための手段B
ASE4部は、SKI3で生成された各キット1および
2のデータを結合し、キット1および2の起動命令やキ
ット間の同期を制御し、またキット起動のシーケンス管
理等を行うキット統合機能、端末や接続されている各種
デバイス(たとえばプログラマブルコントローラ(PL
C)やコントローラ等)の起動実行の管理(デバイスド
ライバ(D/D)5)、デバイス上の物理データ(デバ
イス内での特定のあるアドレスに保存されているデー
タ)を本発明の情報処理装置上の論理データ(タグ名で
扱えるデータ)への変換および構造化データの管理等を
行うデバイスデータ管理機能、および端末とのインター
フェース、画面表示状態の管理および画面作成ツール
(グラフィックユーザーインターフェイス(GUI)
6)を有する画面操作作成統合機能等を有し、必要によ
り、アラーム等の時間の管理やユーザ管理等の機能を合
せ持つもので、事実上この部分により利用者が任意に設
定した処理作業を行う部分である。なお、このBASE
部4は、入力データ記憶制御手段,復旧制御手段として
機能するものである。
【0017】このBASE4部は、図示していないが概
念的には物理/論理データ管理部、情報収集/分配部お
よび共通操作型ユーザーインターフェイス部に別れてい
る。情報収集/分配部では、接続したデバイスとの通信
を行い、デバイスの持つデータの収集あるいはアプリケ
ーション(ソフトキット)からのデータの分配を行うも
ので、例えば以下のような機能を有している。 情報収集/分配機能例 (1)対デバイス通信(DCD) ・デバイスに合わせたプロトコルで、複数デバイスとの
データ通信を行なう(デバイスコミュニケーションドラ
イバー)。 (2)DCD起動 ・「デバイス構成テーブル」に登録した「デバイスタイ
プ」より、適合DCDを選択、実行する。 (3)データ収集 ・「ポイントデータテーブル」に登録した収集内容、収
集タイプに基づいて、DCDを起動し、デバイスデータ
を収集する。収集タイプ;サイクリック/条件イベント
/変化イベント/要求イベント。
【0018】(4)データ分配 ・「ポイントデータテーブル」に登録した分配内容、分
配タイプに基づいて、DCDを起動し、デバイスデータ
を分配する。分配タイプ;サイクリック/条件イベント
/変化イベント/要求イベント。 (5)デバイスアクセスサービス 1)イベント型収集時、収集データ量を自動的に最適化
する。 2)デバイス接続/切離し時の保護を行なう。 3)DCDの並列起動タイミングを最適化する。 4)データ毎に書き込み保護を行なう。 5)収集、分配データの範囲チェックを行なう。 6)DCDを新規に開発する時の支援ツールを提供す
る。
【0019】物理/論理データ管理部では、各端末のア
ドレス上に展開されている物理データを論理化し、タグ
名付きポイントデータとしてソフトキットで扱えるデー
タに展開するもので、例えば以下のような機能を有して
いる。 物理/論理データ機能例 (1)構造化タグアクセス ・デバイスから収集する物理データの個々にタグ名(ポ
イントデータテーブル)を割付け、個々あるいは構造体
単位でのタグアクセスを行なう。 (2)仮想ポイントデータ管理 ・仮想のポイントデータエリアを生成し、基本演算
(+、−、×、÷、平方根、2乗等)、理論演算(AN
D OR XOR等)を実行し、データを管理する。 (3)ポイントデータベース(PDB)連動 ・ポイントデータを「PDBフォーマットテーブル」に
登録したフォームで、[サイクリック/条件イベント/
変化イベント/要求イベント]のタイミングで、データ
ベースと連動R/W制御を行なう。 (4)ポイントデータベースフォーム変更 ・「PDBフォーマットテーブル」を変更した後、旧フ
ォーマットからの自動変更を行なう。 (5)ポイントデータベース検索 ・フォーマット内データの内容を設定条件により検索し
ファイル化する。 (6)ポイントデータベースアクセス ・ファイル名−構造化タグ指定によりD/Bをアクセス
する。
【0020】キットダウン監視部7は、SKI3によっ
て処理されるDFDの処理状態を常時監視し、処理状況
に異常が認められた場合には異常の発生をBASE部4
に知らせる役割を受け持つものである。SKI3は動作
不能が認識されたアプリケーションキットをSKI3か
ら切り離し、他のアプリケーションキットのみによって
生産設備の動作を継続する。
【0021】BASE部4ではこのキットダウン監視部
7からの信号に基づいて動作不能となったアプリケーシ
ョンキットに関する入力データを復旧するまで入力デー
タ記憶制御手段としてのての入力バッファ8に順次記憶
させる。従って、入力バッファ8にはそのアプリケーシ
ョンキットがダウンしたときから復旧するまでの間の入
力データが記憶されることになる。
【0022】本発明にかかる生産設備の情報処理装置の
概略の構成は以上の通りであるが、次にこの装置のさら
に詳細な動作を図2ないし図4に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0023】図2に示すフローチャートは、主にSKI
3及びキットダウン監視部7において処理されるもので
ある。SKI3は、与えられたDFDを実行することに
よって、このSKI3に接続されているアプリケーショ
ンキットを所定の順番に処理して行く。この際に、キッ
トダウンが発生していないかも同時に認識する。キット
ダウン監視部7は、SKI3からキットダウンの通知が
ないかを常に監視し、異常が生じていなければSKI3
はキット処理を継続する。アプリケーションキットの処
理状況に異常が認められた場合には、SKI3からキッ
トダウン監視部7に向けて、図5に示すようなキットダ
ウン通知データが出力される。つまり、どのDFDの処
理中にキットダウンが生じたかを示すDFD.NOと、こ
のDFDのどのプロセスでキットダウンが生じたのかを
示すDFDプロセスNOと、どのキットがダウンしたのか
を示すダウンキットNOと、そのキットがダウンしていた
時間を示すダウン時間とが出力される(S1,S2)、
キットダウン監視部7により異常が認められたならば、
この異常が生じたアプリケーションキットへの入力デー
タを蓄積する処理を行なうことになる(S3)。この入
力データの蓄積処理は、図3のサブルーチンフローチャ
ートによって行なわれることになる。
【0024】このフローチャートは、SKI3,キット
ダウン監視部7,BASE4及び入力バッファ7によっ
て処理されるものであり、キットダウン監視部7が上記
のキットダウン通信データを受信すると、入力バッファ
8には上記のキットダウン通信データにしたがって、実
行していたDFDのNOと、ダウンキットのNOと、このダ
ウンキットに対して入力すべき入力データの書き込みが
キットの復旧まで継続して行なわれる。つまり、キット
ダウン時には図6に示すように、図5のキットダウン通
知データがヘッダとされ、その入力データのセーブ時間
と、定められている入力デーブルのデータに応じて蓄積
されるデータとをそれぞれ順次連ねたデータが入力デー
タとして入力バッファ8に蓄積される(S10〜S1
2)。この入力データを形成する「入力テーブルに応じ
たデータ」は、出力側デバイスの場合には、図7に示す
ようなデータとされ、出力側キットの場合には、図8に
示すようなデータとされる。
【0025】次にこのようにしてキットダウン時からキ
ット復旧時まで蓄積した入力データは、キットの復旧後
には図4のフローチャートに示すようにして処理され
る。BASE4は、入力バッファ8に蓄積されている入
力データのヘッダ(図5及び図6に示すデータ参照)を
読み込んで、このヘッダに記されている該当DFDNOを
読み込む(S20,S21)。次に蓄積されている入力
データを読み込み、この入力データに基づいてダウンし
ていたプログラムキットを作動させる(S22,S2
3)。そしてプログラムキットの作動において出力先の
キットが正常に作動しているかどううかの判断をし、正
常に作動していなければ処理を終了し、正常に作動して
いれば、次のキット処理を行なう(S24,S25)。
S24,S25の処理は、該当のDFDについての処理
が終了するまで行なわれ(S26)、S22からS26
までの処理は入力データの処理がすべて終了するまで行
なわれる(S27)。
【0026】このように、いずれかのプログラムキット
が作動不能となってしまった場合には、そのプログラム
キットが復旧するまで他のプログラムキットで装置を作
動させ、そのプログラムキットへの復旧するまでの入力
データを記憶し、復旧後にはその入力データでダウンし
ていたプログラムキットを作動させている。このため復
旧時には、故障期間中に記憶されたデータに基づいて生
産設備のハードの部分の物理的,論理的状態とソフトの
部分の物理的,論理的状態との整合性を取ることができ
ることになり、復旧作業が非常に簡単なものとなる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、いず
れかのアプリケーションキットが動作不能となった場合
であっても、そのアプリケーションキットが切り離され
て、生産設備は他のアプリケーションキットによってと
りあえずの動作を確保することができ、また復旧時に
は、故障期間中に記憶されたデータに基づいて生産設備
のハードの部分の物理的,論理的状態とソフトの部分の
物理的,論理的状態との整合性を取ることができること
になり、復旧作業が非常に簡単なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる生産設備の情報処理装置の概略
構成ブロック図である。
【図2】同装置の動作を示したフローチャートである。
【図3】同装置の動作を示したフローチャートである。
【図4】同装置の動作を示したフローチャートである。
【図5】キットダウン通知データの一例を示す図であ
る。
【図6】入力バッファデータの一例を示す図である。
【図7】出力側デバイスの場合の入力テーブルに応じた
データの一例を示す図である。
【図8】出力側キットの場合の入力テーブルに応じたデ
ータの一例を示す図である。
【符号の説明】
1,2…キット(アプリケーションキット) 3…SKI(キットダウン監視手段) 4…BASE(入力データ記憶制御手段,復旧制御手
段) 7…キットダウン監視部(キットダウン監視手段) 8…入力バッファ(入力データ記憶制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】判断処理や情報の記憶保持の処理を包含せ
    ず実行要素手順のみによって定義される一つもしくは複
    数のアプリケーションキットを記憶する記憶手段と、該
    キットをハードウェアやOSに依存せずに構築し、かつ
    構築されたキットの流れを記憶し、処理するためのライ
    ブラリ群よりなる手段SKIと、各アプリケーション間
    で共有する情報の一時保存および処理を一括管理し、実
    行するための手段BASEとを有する生産設備の情報処
    理装置であって、 前記いずれかのアプリケーションキットが動作不能に陥
    ったことを検出するキットダウン監視手段と、 当該キットダウン監視手段によって動作不能が確認され
    たアプリケーションキットを切り離すと共に、動作不能
    中の当該アプリケーションキットに入力されるべきデー
    タを記憶する入力データ記憶制御手段と、 前記動作不能となったアプリケーションキットが復旧し
    た場合には、当該入力データ記憶制御手段に記憶されて
    いるデータを当該アプリケーションキットに処理させる
    復旧制御手段とを有することを特徴とする生産設備の情
    報処理装置。
JP5014119A 1993-01-29 1993-01-29 生産設備の情報処理装置 Pending JPH06230997A (ja)

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JP5014119A JPH06230997A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 生産設備の情報処理装置

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JP5014119A JPH06230997A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 生産設備の情報処理装置

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JP5014119A Pending JPH06230997A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 生産設備の情報処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293848A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Hewlett-Packard Development Co Lp コンピュータシステムにおける異常動作しているプロセスの自動隔離

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293848A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Hewlett-Packard Development Co Lp コンピュータシステムにおける異常動作しているプロセスの自動隔離

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