JPH06230883A - 座標検出装置 - Google Patents
座標検出装置Info
- Publication number
- JPH06230883A JPH06230883A JP3419993A JP3419993A JPH06230883A JP H06230883 A JPH06230883 A JP H06230883A JP 3419993 A JP3419993 A JP 3419993A JP 3419993 A JP3419993 A JP 3419993A JP H06230883 A JPH06230883 A JP H06230883A
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- JP
- Japan
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- tablet
- electrode lines
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Abstract
池を有しない検出ペンによる座標検出装置であり、指輪
のような導電性のものがタブレット近くにあっても誤動
作しない方式でまたローコストな検出ペンを使用した座
標検出装置。 【構成】 X方向及びY方向にそれぞれ平行な電極線を
持つタブレットと、その電極線を順次ドライブする周波
数掃引駆動部と、並列共振回路の一端がペン先端部へ接
続され、他端がペン筺体へ接続されると共にその先端部
がタブレット面と静電容量結合するペン部と、信号レベ
ル検出回路を含む制御部とから構成される。 【効果】 容量結合する容量が小さくても確実な検出が
でき、軽量でコストの低い検出ペンを使用した座標検出
装置を提供する。
Description
れたケーブル無しの検出ペンの、タブレットへの当接位
置情報をディジタル値で出力する座標検出装置に関す
る。
出ペンを使用したタブレットの検出手段として、検出ペ
ン内部に電池を含む能動回路を内蔵したものがあった。
また、静電結合方式の座標検出装置の隣接技術としての
電磁結合方式を使用して、検出ペンに受動回路である共
振回路のみを内蔵したものも知られている。
を使用した前者のものは、電池を内蔵しているので重く
なり、電池の消耗により電池の交換を必要としていた。
また、後者の電磁結合方式のものでは、操作者の指輪の
ような金属リングをタブレット上に配すると、誤動作の
原因となっていた。
の問題点に鑑みなされたもので、座標軸に沿って配設さ
れた複数の電極線を有するタブレットと、該タブレット
の各電極線を順次ドライブする周波数掃引電圧駆動部
と、前記電極線と静電容量結合する先端部と一端を接続
され、内部の導体と他端が接続された並列共振回路を内
部に配置した検出ペンと、前記電極線へ周波数掃引電圧
を印加する信号線に接続されたレベル検出回路とを有す
る座標検出装置を提案するものである。
数近傍でインピーダンスのディップ点及びピーク点が連
続して存在し、このディップ点とピーク点のレベル差を
電極線毎に求め、最大レベル差の電極線近傍に検出ペン
が当接されたものとして検出する。
する。図1は本発明の装置の全体構成図である。タブレ
ット電極線1、1、・・・は実際にはX軸方向及びY軸
方向共に配置されているが説明の便宜上片方向のみ図示
した。電圧駆動部Vs2は周波数掃引電圧源であり、抵
抗Rs3及びアナログスイッチSW4を通じてタブレッ
トの各電極線1、1、1を順次電圧駆動する。検出ペン
5の回路はコイルL6及びコンデンサC7の受動素子に
よる並列共振回路で構成されており、検出ペン5の先端
導体8は、コイルL6とコンデンサC7からなる並列共
振回路の一端に接続され、コイルL6とコンデンサC7
からなる並列共振回路の他端は検出ペン5の筺体に電気
的に接続されている。
線1、1、・・・間は小容量の静電容量で結合されるこ
とになる。また検出ペン5の筺体は人体を通じ、またタ
ブレット筺体グランドとの静電容量により、更に空間へ
の電磁波放射インピーダンスの効果等により疑似的信号
リターンとなり図1ではZpで図示してある。この状態
で電圧の駆動側から負荷側を見たインピーダンスは周波
数により変化し、抵抗Rs3の電流もそれに応じて変化
し、結果的に抵抗Rs3とアナログスイッチSW4の接
続点の電圧レベルの変化として現れる。この接続点の電
圧レベルを検出することにより負荷の状態を知ることが
できる。
になる。ここで抵抗Rs3はアナログスイッチSW4及
びタブレット電極線1、1、・・・の抵抗の合成抵抗で
あり、Ccが検出ペン5の先端導体8とタブレット電極
線1、1、・・・の結合容量である。L、C、RQは検
出ペン5内部回路であり、それぞれコイル6、コンデン
サ7、共振回路のQを決定する実効抵抗成分である。R
M及びCMは疑似リターンZpの抵抗分及び容量分であ
る。これより解るように、信号周波数を掃引することに
より検出ペン5の共振回路の共振特性そのものを電圧駆
動部2からレベル変化として見ることができるが、その
特性は数ピコファラッド以下という小容量結合のため、
図3に示すように検出ペン5の回路のみの共振点の近傍
でディップ点とピーク点が連続的に現れる。共振回路以
外の導電性のものがタブレットに近づいても、このよう
なディップ点Aとピーク点Bが連続することはないので
それによる誤動作を防ぐことができる。
線1、1、・・・を順次切り換えて、その都度制御部1
0はディップ点A及びピーク点Bを探していくが、ディ
ップ点Aとピーク点Bのレベル差の大きい方から順次3
つの電極線を選択し、その3つの電極線の位置から、制
御部10は表または計算により線間補完を行い精密な検
出ペン5の位置を決定する。X軸方向、Y軸方向共、同
様の手段で検出ペン5の座標を求めディジタル値で出力
する。
Vs2からアナログスイッチSW4に順次信号電圧が印
加され、アナログスイッチSW4は電圧駆動部Vs2と
電極線1とを順次切り換えて電気的に接続する。ここ
で、各電極線1、1、・・・毎にディップ点Aとピーク
点Bをレベル検出回路9で測定検出し、その結果を制御
部10へ印加する。制御部10は検出した各電極線1、
1、・・・のディップ点Aとピーク点Bとのレベル差を
計測し、レベル差の最も大きいものから上位3本の電極
線を抽出し、制御部10では実測したデータに基づいた
変換テーブルを使用するか、または計算により線間補完
を行ない、検出ペン5の先端導体8が当接されたタブレ
ットの精密な位置座標を決定し、出力する。尚、タブレ
ット電極線はITO膜のような抵抗性のものでも全く同
様の結果を得る事は言うまでもない。
ル無し且つ無電池検出ペンによる座標検出ができると共
に、共振回路以外の導電性のものがタブレットに近づい
ても誤動作しない信頼度の高い座標検出ができ、検出ペ
ン部がケーブル無しなため、操作者が検出ペンを紛失し
ても検出ペンがローコストで購入できるので、操作者へ
の検出ペン買い替えの経済的負担も軽減できるものであ
る。
線1、1、・・・を順次切り換えて、その都度制御部1
0はディップ点A及びピーク点Bを探していくが、ディ
ップ点Aとピーク点Bのレベル差の大きい方から順次3
つの電極線を選択し、その3つの電極線の位置から、制
御部10は表または計算により線間補間を行い精密な検
出ペン5の位置を決定する。X軸方向、Y軸方向共、同
様の手段で検出ペン5の座標を求めディジタル値で出力
する。
Vs2からアナログスイッチSW4に順次信号電圧が印
加され、アナログスイッチSW4は電圧駆動部Vs2と
電極線1とを順次切り換えて電気的に接続する。ここ
で、各電極線1、1、・・・毎にディップ点Aとピーク
点Bをレベル検出回路9で測定検出し、その結果を制御
部10へ印加する。制御部10は検出した各電極線1、
1、・・・のディップ点Aとピーク点Bとのレベル差を
計測し、レベル差の最も大きいものから上位3本の電極
線を抽出し、制御部10では実測したデータに基づいた
変換テーブルを使用するか、または計算により線間補間
を行ない、検出ペン5の先端導体8が当接されたタブレ
ットの精密な位置座標を決定し、出力する。尚、タブレ
ット電極線はITO膜のような抵抗性のものでも全く同
様の結果を得る事は言うまでもない。
Claims (2)
- 【請求項1】 座標軸に沿って配設された複数の電極線
を有するタブレットと、該タブレットの各電極線を順次
ドライブする周波数掃引電圧駆動部と、前記電極線と静
電容量結合する先端部と一端を接続され、内部の導体と
他端が接続された並列共振回路を内部に配置した検出ペ
ンと、前記電極線へ周波数掃引電圧を印加する信号線に
接続されたレベル検出回路とを有することを特徴とする
座標検出装置。 - 【請求項2】 前記タブレット及び検出ペンの共振回路
を周波数掃引電圧駆動部の負荷とみなしたレベル検出回
路により、検出ペンに配置された並列共振回路の共振周
波数の近傍周波数において、検出した信号のレベルのデ
ィップ点とピーク点が連続して存在することを検出判断
し、この判断によって検出ペンが当接されている電極線
を特定して、タブレットへの検出ペンの当接位置を出力
することを特徴とする請求項1に記載の座標検出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3419993A JP3072539B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 座標検出装置 |
DE4402602A DE4402602C2 (de) | 1993-01-29 | 1994-01-28 | Vorrichtung zur Koordinatenbestimmung mit einem kabellosen Stift |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3419993A JP3072539B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 座標検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06230883A true JPH06230883A (ja) | 1994-08-19 |
JP3072539B2 JP3072539B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=12407501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3419993A Expired - Lifetime JP3072539B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 座標検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3072539B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP3419993A patent/JP3072539B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3072539B2 (ja) | 2000-07-31 |
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Legal Events
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