JPH0623027U - メガネフレームモダンの切断装置 - Google Patents

メガネフレームモダンの切断装置

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JPH0623027U
JPH0623027U JP6639092U JP6639092U JPH0623027U JP H0623027 U JPH0623027 U JP H0623027U JP 6639092 U JP6639092 U JP 6639092U JP 6639092 U JP6639092 U JP 6639092U JP H0623027 U JPH0623027 U JP H0623027U
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JP
Japan
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modern
plate
sliding plate
cutting
tip
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Pending
Application number
JP6639092U
Other languages
English (en)
Inventor
弥三治 増田
Original Assignee
弥三治 増田
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Publication date
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メガネフレームモダンの切断装置であって、
切断カッターへ供給されるモダンが常に一定方向に向
き、反対側(先端)を切断することのない切断装置の提
供。 【構成】 ホッパーと切断カッターを備えるモダン切断
装置において、上記ホッパーと切断カッターの間に滑り
板を傾斜して設け、滑り板の中央には分岐体を配置し、
さらに上端には上・下動する昇降板を取着し、昇降板の
上端は山形を成してモダンを頂点にて支える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はメガネフレームのモダンの一端部を切断するための切断装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
金属製のメガネフレーム用ツル先端には樹脂製のモダンが取着され、着用した 場合に肌との接触を和らげている。ところで、このモダンは樹脂を材料として射 出成形される訳であるが、成形されたモダンは図4に示すような形状を成し、ツ ルに挿入する場合には端部(イ) を削除しなければならない。先端(ロ) から所定長 さ(L)の位置を切断する訳であるが、該先端(ロ) を位置決めストッパーに当て て固定し、カッターで切断する。1本づつ手作業にて切断する場合には問題ない が、自動切断装置を用いる場合、モダンの向きが逆になって先端(ロ) 側を切断し てしまうケースが発生する。すなわち、供給装置に問題があって、向きが逆にな って供給されるために切断箇所が先端(ロ) 側となってしまう。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
このように、メガネフレームモダンの端部を自動切断するには上記のごとき問 題がある。本考案が解決しようとする課題はこれら問題点であって、モダンの向 きが逆になることなく、常に正しい向きにて供給され得る自動供給装置を備えた モダンの切断装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のモダン切断装置はモダンを正しい向きで切断工程へ送る供給装置に特 徴を有すもので、切断工程ではカッターを備え、該カッターでもって位置決めさ れたモダンを固定して切断する。ところで、供給装置は両側にガイドを持つ滑り 板を傾斜状態で配置し、両ガイド間距離は、上方は広く下方は狭くなっている。 そしてガイド板の中央には中央分岐体が上端から下方へ延びている。中央分岐体 の上端は尖っていて、上記ガイドに沿って細く延びている。
【0005】 この中央分岐体は、モダンを一時的に支えるためのもので、必ずしも下方へ長 く延びる必要はなく、時には昇降板中央で滑り板側に配置してもよい。そして、 滑り板の上端には上記昇降板が設けられ、該昇降板は上・下動可能な状態で配置 され、昇降板の上端は中央を高くした山形を成し、しかも滑り板方向に傾斜して いる。そこで、モダンは降下した位置にある昇降板上に載せられる。この時のモ ダンの向きはランダムであって先端(ロ) の方向は定まっていないが、昇降板を昇 降可能に設けた両側ガイドに当って、該モダンはその中央(中間位置)にて山形 の頂点に載って支えられる。
【0006】 本装置にはバイブレーターが装着されていて、昇降板の頂点にて支えられてい るモダンは振動により重量の大きい先端側へ移動し、支持点はモダン中央から位 置ズレする。この状態で昇降板が上昇して滑り板の上端と同じ高さになれば、モ ダンは転がって滑り板へ落下しようとするが、滑り板の中央上端には分岐体があ って、モダンは該分岐体の頂点に当る。この当接位置はモダン中央よりズレてい るため、必然的に重い先端が先に傾いて滑り板を落下する。滑り板の下端にはモ ダンの位置決め及び固定装置があって、所定位置に固定された状態でモダンの端 部はカッターにより切断され、切断されたモダンは排出装置にて排出される。以 下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】
【実施例】
図1は本考案のモダン切断装置を示す実施例である。同図において、1はホッ パー、2は滑り板、3はカッターを表わし、上記ホッパー1はバイブレーター( 図示なし)を備え、バイブレーターの振動によってホッパー1に入れた多数本の モダンは順次出口側4へ送られる。このバイブレーター式ホッパー1は一種の供 給配列装置として多方面に利用されているため、詳しい説明は省略する。
【0008】 該バイブレーター式ホッパー1によりモダンを一定方向に向きを揃えて出口側 4から供給することもある程度可能であるが、その信頼性は十分でない。そこで 、本考案は同図に示すごとき滑り板2を設け、滑り板2の上端には昇降板を備え た供給装置を切断装置に装着した。滑り板2はホッパー1とカッター3の間に配 置されて、ある角度にて傾斜しているため、ホッパー1の出口側4に導かれたモ ダンは滑り板2に沿って滑り落ちる。
【0009】 該滑り板2にはその両側にガイド5、5が設けられ、モダンが滑り板2から外 れないように配慮している。又滑り板2の中央には分岐体6が設けられ、分岐体 6は滑り板2の上端まで達し、その先端7は尖っている。分岐体6が滑り板2の 中央に配置されることで、分岐体6の両側に滑り道8、8を形成することになる 。
【0010】 図2は滑り板2の上端部詳細を表わしたものであり、上端には昇降板9が上・ 下動可能な状態で取着されている。この昇降板9の上端は山形を成して中央が高 くなっており、モダン10はこの昇降板9上に載せられる。すなわち、振動によ ってホッパー1の出口側4へ1本づつ送り出されたモダン10は降下している昇 降板9の上端に載り、該昇降板9の山形頂点にて支えられる。モダン10の形状 は同図に示すごとく、一般に先端11が大きくふくらんでいるため、重心はモダ ン10の中央ではなく先端11側へ片寄っている。
【0011】 そこで、昇降板9によりほぼ中央で支えられたモダン10は先端11側が降下 して傾く。これは端部12がガイド5に当った状態で支えられる場合であっても 、モダン10の重心は昇降板9の頂点より先端側に位置していて、これがバイブ レーターの振動により移動すれば先端11側が降下することになる。したがって 、先端11は必ず下方を向いて滑り落ちる。
【0012】 図2は先端11が右側に位置している状態であるが、左側に位置していても同 じであり、右側に位置している場合には右側の滑り道8を通って滑り落ち、逆に 先端が左側に位置している場合には左側の滑り道8を通る。勿論、図1に示すよ うに、両滑り道8、8は滑り板2の下端部にて合流し、滑り板2の下方に設けた 位置決め・固定装置でもってクランプされてカッター3により切断される。
【0013】 図3はモダン10が受け台13に載り、該受け台13から昇降板9に移され、 昇降板9の上昇によって滑り板2から、滑り落ちる過程を示している。ホッパー 1の振動はモダン10を外側へ移動させるように作用するため、出口側4に設け た受け台13に載ったモダン10は降下している昇降板9の上端へ移る。昇降板 9はモダン10を載せて上昇し、上昇とともにモダン10の位置をズラして先端 11側を傾かせ、図3bの位置まで上昇すれば該モダン10は独りでに転がって 先端11を下方にして滑り落ちる。
【0014】 図1に示した実施例ではバイブレーター式ホッパーを用いた切断装置を説明し たが、ホッパーとしては同図に示すものに限定はしない。昇降板9の上端に1本 づつ供給することの出来る装置(ホッパー)であれば十分である。以上述べたよ うに、本考案のモダン切断装置はホッパーと切断カッターの間に滑り板を設けた もので次のような効果を得ることが出来る。
【0015】
【考案の効果】
本考案の切断装置に備えた滑り板は、その上端に置いたモダンの向きがいかよ うであっても、重量的に重い先端を下方にして滑り落す。すなわち、滑り板の上 端には山形の昇降板が取着され、モダンは昇降板の頂点にて支えられるため、先 端側が降下し、滑り板の中央に設けた分岐体は傾いたモダンを回転させ、先端が 必らず下方になるように滑り落す。したがって、モダンの向きが逆になって先端 側がカッターで切断されることはなく、切断の信頼性は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のメガネフレームモダン切断装置の実施
例。
【図2】滑り板上端部の詳細図。
【図3】モダンが受け台から昇降板、それに滑り板へと
移動する過程。
【図4】モダンの具体例。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 滑り板 3 カッター 4 出口側 5 ガイド 6 分岐体 7 先端 8 滑り道 9 昇降板 10 モダン 11 先端 12 端部 13 受け台

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーと切断カッターを備え、切断部
    にはモダンを位置決め・固定する装置を有すモダン切断
    装置において、上記ホッパーと切断カッターの間に滑り
    板を傾斜して設け、滑り板の両側にはガイドを、中央に
    は分岐体を配置し、分岐体は滑り板の上端にて尖り、又
    滑り板の上端には上・下動する昇降板を取着し、該昇降
    板の上端は山形を成し、しかも滑り板側へ傾斜している
    ことを特徴とするメガネフレームモダンの切断装置。
  2. 【請求項2】 上記分岐体を昇降板中央で滑り板側に配
    置した請求項1記載のメガネフレームモダンの切断装
    置。
JP6639092U 1992-08-29 1992-08-29 メガネフレームモダンの切断装置 Pending JPH0623027U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6639092U JPH0623027U (ja) 1992-08-29 1992-08-29 メガネフレームモダンの切断装置

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JP6639092U JPH0623027U (ja) 1992-08-29 1992-08-29 メガネフレームモダンの切断装置

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JPH0623027U true JPH0623027U (ja) 1994-03-25

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JP6639092U Pending JPH0623027U (ja) 1992-08-29 1992-08-29 メガネフレームモダンの切断装置

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