JPH06230035A - プローブ基板およびその製造方法 - Google Patents

プローブ基板およびその製造方法

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JPH06230035A
JPH06230035A JP4192693A JP4192693A JPH06230035A JP H06230035 A JPH06230035 A JP H06230035A JP 4192693 A JP4192693 A JP 4192693A JP 4192693 A JP4192693 A JP 4192693A JP H06230035 A JPH06230035 A JP H06230035A
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JP
Japan
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film
wiring
wiring layer
inspected
electrode
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Pending
Application number
JP4192693A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Yoshimizu
敏和 吉水
Tetsushi Hikawa
哲士 肥川
Yukihiro Ukai
幸弘 鵜飼
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MegaChips Corp
Original Assignee
MegaChips Corp
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Publication date
Application filed by MegaChips Corp filed Critical MegaChips Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検査対象に半導体テスト装置からの信号を
導くプローブ基板およびその製造方法を得ること。 【構成】 ベースフィルム1aの一方の表面上に所要の
パターンを有するように配線層1b1,1b2を形成
し、この配線層の一端付近の被検査対象の電極パッドに
対応する位置にバンプ電極1d2,1d3を形成すると
ともに、この配線層の他端付近に半導体テスト装置との
間で電気的に信号のやりとりを行うためのバンプ電極1
d1,1d4を形成し、この工程により完成した配線フ
ィルム1を基材2上に取り付けてさらにその開口部2a
に磁性体吸引部材5を取り付けるか、バンプ電極1d
2,1d3を磁性体とすることにより、プローブ基板を
完成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プローブ基板および
その製造方法に関し、特に半導体チップをウエハ状態で
テストする際やチップに切り出した状態でその電気的な
テストする場合、さらには複数のベアチップを同一のベ
ース基板に搭載してなるマルチチップモジュールのベー
ス基板(このベース基板も半導体製造プロセスと同様の
プロセスで製造されるので、広義の半導体装置と言え
る)の電気的なテストを行う際に、半導体テスト装置と
上記のような被試験対象との電気的な接触を確実に行う
ことができるプローブ基板およびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として図3に示すも
のがあった。この図3はプローブカードと呼ばれるもの
で、被検査対象である半導体チップ,半導体チップが作
りこまれた半導体ウエハ,マルチチップモジュールのベ
ース基板等と電気的な信号のやりとりを行うことによっ
てその良否を判定する半導体テスト装置のプローブヘッ
ドに取り付けられ、被検査対象の電極パッドと電気的な
接触を行うものである。
【0003】図において、101は半導体テスト装置の
プローブヘッドに取り付けられるプローブカード本体、
101aはその開口部、102はこのプローブカード本
体101に複数植設され、被検査対象のパッドに直接接
触するピンである。このプローブカードは、ミニコン等
で構成される半導体テスト装置の本体において発生され
たテストパターンをそのピン102を介して被検査対象
の電極パッドに流し込み、この被検査対象が出力した応
答信号をピン102を介して半導体テスト装置に伝達す
る。半導体テスト装置本体ではこの被検査対象からの応
答信号を、その内部に対して蓄積してある期待値と比較
し、これが一致するか否かを検出し、一致していればこ
れを良品であると判定し、不一致であればこれを不良品
であると判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプローブカード
は以上のように構成されており、そのピンのプローブカ
ード本体への取り付けは人手作業に依存するため、例え
ば200ピンのものであると百万円台の価格が提示され
ており、装置が大変高価になるという問題があった。ま
た、近年、半導体集積回路の高性能化に伴ってパッド数
が激増し、これに伴ってピン数も多ピン化する必要に迫
られているが、プローブカードではプローブピッチに制
限があるため、そのピッチは80μm位が限界と言われ
ている。このためそのピン数も500ピン程度が限界と
言われており、この場合、その価格は数百万円にもなる
と言われている。
【0005】また、プローブカードはこのように高価で
あるにもかかわらず、それ自体が消耗品であり、被検査
対象との接触を繰り返すごとに磨耗するため、ある一定
の期間が過ぎるとこれを交換する必要が生じ、これがテ
ストコストに反映されて被検査対象の価格の上昇につな
がるという問題がある。
【0006】さらに、プローブカードを用いて実際にテ
スト作業を行なう際に、オーバードライブと称して、パ
ッドとの接触抵抗を低減するために一旦外力により加圧
してピンをパッドにくい込ませる作業を行うが、その
際、加圧のコントロールに失敗するとピンが塑性変形し
てしまい、元に戻らないということがよくある。また作
業者自身がピンに触れてしまい、これを破損するといっ
た事故もよく経験する。
【0007】この発明は、上記のような従来のものの問
題点を解決するためになされたもので、安価に構成で
き、テストコストの上昇を抑えることができるととも
に、取扱いが容易でしかも被検査対象との電気的な接触
を確実に行なえるプローブ基板およびその製造方法を得
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプローブ
基板は、絶縁物から形成されたフィルム状基体と、この
フィルム状基体の一方の表面上に所要のパターンを有す
るように形成された配線層と、この配線層の一端付近の
被検査対象の電極パッドに対応する位置に形成された、
磁性体材料からなる第1の電極部材と、この配線層の他
端付近に形成された、半導体テスト装置との間で電気的
に信号のやりとりを行うための第2の電極部材とを有す
る配線フィルムと、その上にこの配線フィルムが搭載さ
れる基材とでプローブ基板を構成するようにしたもので
ある。
【0009】また、この発明に係るプローブ基板は、絶
縁物から形成されたフィルム状基体と、このフィルム状
基体の一方の表面上に所要のパターンを有するように形
成された配線層と、この配線層の一端付近の被検査対象
の電極パッドに対応する位置に形成された第1の電極部
材と、この配線層の他端付近に形成された、半導体テス
ト装置との間で電気的に信号のやりとりを行うための第
2の電極部材とを有する配線フィルムと、その上にこの
配線フィルムが搭載される、上記第1の電極部材に相当
する付近に開口部を有する基材と、上記開口部に相当す
る上記配線フィルムの配線層形成面とは反対側の面に取
り付けられた磁性体材料からなる吸引部材とでプローブ
基板を構成するようにしたものである。
【0010】また、この発明に係るプローブ基板の製造
方法は、絶縁物から形成されたフィルム状基体の一方の
表面上に所要のパターンを有するように配線層を形成
し、この配線層の一端付近の被検査対象の電極パッドに
対応する位置に、磁性体材料からなる第1の電極部材を
形成するとともに、この配線層の他端付近に半導体テス
ト装置との間で電気的に信号のやりとりを行うための第
2の電極部材を形成して配線フィルムを完成し、さらに
この配線フィルムを基材上に取り付けてプローブ基板を
完成するようにしたものである。
【0011】さらに、この発明に係るプローブ基板の製
造方法は、絶縁物から形成されたフィルム状基体の一方
の表面上に所要のパターンを有するように配線層を形成
し、この配線層の一端付近の被検査対象の電極パッドに
対応する位置に第1の電極部材を形成するとともに、こ
の配線層の他端付近に半導体テスト装置との間で電気的
に信号のやりとりを行うための第2の電極部材を形成し
て配線フィルムを完成し、さらにこの配線フィルムを、
上記第1の電極部材に相当する付近に開口部を有する基
材上に取り付けるとともに、この基材の上記開口部に相
当する上記配線フィルムの配線層形成面とは反対側の面
に磁性体材料からなる吸引部材を取り付けてプローブ基
板を完成するようにしたものである。
【0012】
【作用】この発明においては、上述のように配線フィル
ムとこれを搭載する基材とからプローブ基板を構成する
とともに、被検査対象と接する側の電極部材を磁性体材
料で構成するようにしたので、半導体テスト装置から被
検査対象に信号を導くピンが不要となり、このピンの取
付けに要する人手作業が不要となるとともに、被検査対
象を挟んで反対側から磁気で吸引することにより、被検
査対象とこれと接する側の電極部材との電気的な接続が
確実に行なえる。
【0013】また、この発明においては、上述のように
配線フィルムとこれを搭載する基材とからプローブ基板
を構成するとともに、配線フィルムの被検査対象側とは
反対側の面に、磁性体材料で構成した吸引部材を取付け
るようにしたので、半導体テスト装置から被検査対象に
信号を導くピンが不要となり、このピンの取付けに要す
る人手作業が不要となるとともに、被検査対象を挟んで
反対側から磁気で吸引することにより、被検査対象とこ
れと接する側の電極部材との電気的な接続が確実に行な
える。
【0014】また、この発明においては、上述のように
半導体を製造するのと同様のプロセスで、被検査対象と
接する側の電極部材を磁性体材料で構成した配線フィル
ムを完成し、これを基材上に取付けてプローブ基板を完
成するようにしたので、ピンを取り付ける人手作業が不
要で、しかも被検査対象を挟んで反対側から磁気で吸引
することにより、被検査対象とこれと接する側の電極部
材との電気的な接続を確実に行なえるプローブ基板を実
際に製造できる方法が得られる。
【0015】さらに、この発明においては、上述のよう
に半導体を製造するのと同様のプロセスで、配線フィル
ムを完成し、これを基材上に取付けるとともに被検査対
象と接する側とは反対側に磁性体材料からなる吸引部材
を取り付けてプローブ基板を完成するようにしたので、
ピンを取り付ける人手作業が不要で、しかも被検査対象
を挟んで反対側から磁気で吸引することにより、被検査
対象とこれと接する側の電極部材との電気的な接続を確
実に行なえるプローブ基板を実際に製造できる方法が得
られる。
【0016】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1(a) は、この発明の一実施例によるプローブ
基板を示す。図において、1はその表面に単層の配線が
形成された単層配線フィルムであり、これはベースフィ
ルム1a,配線層1b1,1b2、保護層1c1,1c
2およびバンプ電極1d1,1d4および磁性体材料か
らなるバンプ電極11d2,11d3から構成されてい
る。1aは金属配線層1bの支持体となるベースフィル
ムであり、これは例えばポリイミド,ポリエステル等の
樹脂を材料として、例えば25μmの厚みを有するよう
に形成されている。また1bはこのベースフィルム上に
所要のパターンを有するように形成された配線層であ
り、例えば銅,アルミニウム等をこの材料として、例え
ば3μmの厚みを有するように形成されている。また1
cはこの配線層1bを覆う保護層であり、例えばポリイ
ミド等をその材料として、例えば2〜10μmの厚みを
有するように形成されている。また、1d1,1d4は
配線層1bの所要箇所に設けられたバンプ電極であり、
例えば金,タングステン,半田等をその材料とするもの
であり、例えば20μm程度の高さを有するように形成
されている。また、11d2,11d3は配線層1bの
所要箇所に設けられたバンプ電極であり、例えば鉄をそ
の材料とするか、あるいは金,タングステン,半田等に
鉄粉を混入したものをその材料とするものであり、例え
ば20μm程度の高さを有するように形成されている。
なお、この配線フィルムはその表面に多層の配線を形成
してもよい。また、2はこのような構成を有する単層配
線フィルム1を取り付けるため基材であり、例えばアル
ミニウム,鉄等の金属やプラスチック等をその材料と
し、例えば1mm〜2mmの厚みを有するように形成さ
れている。なお、このプローブ基板をプローブヘッドに
ネジ止めして固定する場合には、この基材2はこれを例
えば5mmの厚さを有するように形成するとよい。そし
て、その中央部には、電磁石または永久磁石4により被
検査物3を挟んでその反対側から吸引された際にフィル
ム配線1が橈わむことが可能なように、開口部2aが設
けられている。
【0017】次にその製造工程について図2を用いて説
明する。まず、ベースフィルム1a上に蒸着もしくはス
パッタリングにより配線層となるべき一層の金属層を全
面に形成する(図2(a) 参照)。次にこの金属層を写真
製版によりエッチングを行って所要のパターンを有する
配線層1b1,1b2を形成する(図2(b) 参照)。
【0018】次に保護層となるべき層を全面に塗布する
ことにより形成し、(図2(c) 参照)、この層において
バンプ電極を形成すべき箇所にフォトリソグラフィーに
より開口1c3〜1c6を形成し、保護層1c1,1c
2を形成する(図2(d) 参照)。そしてこの開口を形成
したことによりこの開口部分では配線層の地肩が露出す
るが、ここにメッキを行うことにより、バンプ材料を析
出させることができ、これにより、バンプ電極1d1,
1d4を形成することができる。次に同じくメッキによ
り、バンプ材料を析出させることにより、バンプ電極1
1d2,11d3を形成することができる(図2(e) ,
(f) 参照)。なお、このバンプ電極11d2,11d3
の形成はバンプ電極1d1,1d4の形成に先立ってこ
れを行なってもよいことは言うまでもない。以上の各工
程を実行することにより、単層配線フィルム1を形成す
ることができた。
【0019】次にこのようにして形成された単層配線フ
ィルム1を、その中央部に開口部2aを有する基材2と
Si系,エポキシ系,ポリイミド系のいずれかの接着
剤、もしくは低融点ガラスにより相互に接着することに
より、図1(a) に相当するプローブ基板を完成する(図
2(g) 参照)。
【0020】次にこのプローブ基板を用いて被検査対象
の検査を行うには、図1(a) の装置を半導体テスト装置
のプローブヘッドに取り付け、基材2の開口部2a直下
に相当するバンプ電極11d2,11d3が被検査対象
のパッドに相当する位置に来るように、その位置合わせ
を行い、被検査対象3を挟んで反対側から電磁石または
永久磁石により磁力でバンプ電極11d2,11d3を
吸引することにより、被検査対象のパッドとこのプロー
ブ基板のバンプ電極との接触面を確実に接触させ、これ
により被検査対象のパッドとこのプローブ基板のバンプ
電極との間の電気的な接触抵抗を低減させる。そして、
この状態で単層配線フィルムの外側にあるバンプ電極1
d1,1d4から配線層1b1,1b2を経て内側のバ
ンプ電極11d2,11d3を介して被検査対象の側に
テスト信号を送り、この逆の経路で被検査対象の応答信
号を取り出すことにより、半導体テスト装置は、被検査
対象に対し確実にテスト信号を送り込むことができ、か
つ、被検査対象からの応答信号を精度よく得ることが可
能となる。
【0021】このように、上記実施例によれば、半導体
テスト装置と被検査対象との間でこれに電気的に接触し
て信号のやりとりを行うプローブ基板を、半導体を製造
するのと同様のプロセスを用いて作製するようにしたの
で、人手作業に依存することなくこれを安価に製造する
ことができ、テストコストの上昇やこれの製品価格への
転嫁を抑えることができる。また被測定装置の多パッド
化によるバンプ電極同士の短ピッチ化に対してもこれに
容易に対応でき、マルチチップモジュールのベース基板
等のように500ピン以上を有するものが被検査対象で
あったとしても、これに対応できるものを実際に、かつ
安価に製造することが可能となる。また、バンプ電極が
配線フィルム上にメッキで形成されているため、テスト
作業者の不注意により、これを破損することは極めて起
こりにくく、また作業者の不注意により、これに誤って
接触して汚れを付着させたとしても、これを洗浄するこ
とにより、容易に正常な状態に戻すことができる。さら
に、そのバンプ電極として被検査対象と接触する側のも
のを、磁性体で形成するようにしたので、被検査対象を
挟んでその反対側から電磁石や永久磁石等でこれを吸引
することにより、被検査対象との接触を確実に行なえる
ものが得られる。
【0022】実施例2.なお、上記実施例1ではベース
フィルム上の配線層の形成を真空蒸着により行うように
したが、図4に示すように接着により、これを行うよう
にしてもよい。
【0023】図4は本発明の第2の実施例によるプロー
ブ基板の製造工程を示す図である。まず、ベースフィル
ム1aの上にシリコン樹脂により配線層となるべき銅箔
を全面にはりつける(図4(a) 参照)。次にこの銅箔を
フォトリソグラフィーにより所要のパターンとなるよう
にエッチングし、配線層1b1,1b2を形成する(図
4(b) 参照)。これ以降の工程は図2に示すものと同様
である。
【0024】即ち、保護層となるべき層を全面に塗布す
ることにより形成し(図4(c) 参照)、この層において
バンプ電極を形成すべき箇所にフォトリソグラフィーに
より開口1c3〜1c6を形成し、保護層1c1,1c
2を形成する(図4(d) 参照)。そしてこの開口を形成
したことによりこの開口部分では配線層の地肩が露出す
るが、ここにメッキを行うことにより、バンプ材料を析
出させることができ、これにより、バンプ電極1d1,
1d4を形成することができる。次に同じくメッキによ
り、バンプ材料を析出させることにより、バンプ電極1
1d2,11d3を形成することができる(図4(e) ,
(f) 参照)。なお、このバンプ電極11d2,11d3
の形成はバンプ電極1d1,1d4の形成に先立ってこ
れを行なってもよいことは言うまでもない。以上の各工
程を実行することにより、単層配線フィルム1を形成す
ることができた。
【0025】次にこのようにして形成された単層配線フ
ィルム1を、その中央部に開口部2aを有する基材2と
Si系,エポキシ系,ポリイミド系のいずれかの接着
剤、もしくは低融点ガラスにより相互に接着することに
より、図1(a) に相当するプローブ基板を完成する(図
4(g) 参照)。
【0026】この実施例では、図2の実施例のように真
空蒸着を用いるのではなく、接着により配線層となるべ
き金属層を形成しているので、図2の実施例に比し装置
を安価に構成できる。
【0027】実施例3.また、上記実施例2ではベース
フィルム上の配線層の形成を接着により行うようにした
が、図5に示すように、メッキによりこれを行うように
してもよい。
【0028】図5は本発明の第3の実施例によるプロー
ブ基板の製造工程を示す図である。まず、ポリイミド製
のベースフィルム1aの上に無電解メッキ法により配線
層となるべき銅を全面に析出させる(図5(a) 参照)。
次に、この銅をフォトリソグラフィーにより所要箇所以
外の箇所を除去することにより配線層1bを形成する
(図5(b) 参照)。これ以降の工程は図2に示すものと
同様である。
【0029】即ち、保護層となるべき層を全面に塗布す
ることにより形成し(図5(c) 参照)、この層において
バンプ電極を形成すべき箇所にフォトリソグラフィーに
より開口1c3〜1c6を形成し、保護層1c1,1c
2を形成する(図5(d) 参照)。そしてこの開口を形成
したことによりこの開口部分では配線層の地肩が露出す
るが、ここにメッキを行うことにより、バンプ材料を析
出させることができ、これにより、バンプ電極1d1,
1d4を形成することができる。次に同じくメッキによ
り、バンプ材料を析出させることにより、バンプ電極1
1d2,11d3を形成することができる(図5(e) ,
(f) 参照)。なお、このバンプ電極11d2,11d3
の形成はバンプ電極1d1,1d4の形成に先立ってこ
れを行なってもよいことは言うまでもない。以上の各工
程を実行することにより、単層配線フィルム1を形成す
ることができた。
【0030】次にこのようにして形成された単層配線フ
ィルム1を、その中央部に開口部2aを有する基材2と
Si系,エポキシ系,ポリイミド系のいずれかの接着
剤、もしくは低融点ガラスにより相互に接着することに
より、図1(a) に相当するプローブ基板を完成する(図
5(g) 参照)。
【0031】この実施例では、図2の実施例のように真
空蒸着を用いるのではなく、メッキにより配線層となる
べき金属層を形成しているので、図2の実施例に比し装
置を安価に構成でき、しかも接着によりこれを形成する
図4の実施例に比しその付着力を増すことができ、この
図4の実施例に比しより信頼性を増すことができる。
【0032】実施例4.以下、この発明の第4の実施例
を図について説明する。図1(b) は、この発明の第4の
実施例によるプローブ基板を示す。図において、1はそ
の表面に単層の配線が形成された単層配線フィルムであ
り、これはベースフィルム1a,配線層1b1,1b
2、保護層1c1,1c2およびバンプ電極1d1〜1
d4から構成されている。1aは金属配線層1bの支持
体となるベースフィルムであり、これは例えばポリイミ
ド,ポリエステル等の樹脂を材料として、例えば25μ
mの厚みを有するように形成されている。また1bはこ
のベースフィルム上に所要のパターンを有するように形
成された配線層であり、例えば銅,アルミニウム等をこ
の材料として、例えば3μmの厚みを有するように形成
されている。また1cはこの配線層1bを覆う保護層で
あり、例えばポリイミド等をその材料として、例えば2
〜10μmの厚みを有するように形成されている。ま
た、1d1〜1d4は配線層1bの所要箇所に設けられ
たバンプ電極であり、例えば金,タングステン,半田等
をその材料とするものであり、例えば20μm程度の高
さを有するように形成されている。なお、この配線フィ
ルムはその表面に多層の配線を形成してもよい。また、
2はこのような構成を有する単層配線フィルム1を取り
付けるための基材であり、例えばアルミニウム,鉄等の
金属やプラスチック等をその材料とし、例えば1mm〜
2mmの厚みを有するように形成されている。なお、こ
のプローブ基板をプローブヘッドにネジ止めして固定す
る場合には、この基材2はこれを例えば5mmの厚さを
有するように形成するとよい。そして、その中央部に
は、配線フィルム1の配線層1b形成面とは反対側の面
に磁性体材料からなる吸引部材5が取り付けられるよう
に、開口部2aが設けられており、この吸引部材5は電
磁石または永久磁石4により被検査物3を挟んでその反
対側から磁力により吸引される。5は鉄等の磁性体材料
からなる吸引部材で、例えば500μmの厚さを有し、
シリコン系のゲル状樹脂で配線フィルム1に接着され
る。
【0033】次にその製造工程について図6を用いて説
明する。まず、ベースフィルム1a上に蒸着もしくはス
パッタリングにより配線層となるべき一層の金属層を全
面に形成する(図6(a) 参照)。次にこの金属層を写真
製版によりエッチングを行って所要のパターンを有する
配線層1b1,1b2を形成する(図6(b) 参照)。
【0034】次に保護層となるべき層を全面に塗布する
ことにより形成し、(図6(c) 参照)、この層において
バンプ電極を形成すべき箇所にフォトリソグラフィーに
より開口1c3〜1c6を形成し、保護層1c1,1c
2を形成する(図6(d) 参照)。そしてこの開口を形成
したことによりこの開口部分では配線層の地肩が露出す
るが、ここにメッキを行うことにより、バンプ材料を析
出させることができ、これにより、バンプ電極1d1〜
1d4を形成することができる(図6(e) 参照)。以上
の各工程を実行することにより、単層配線フィルム1を
形成することができた。
【0035】次にこのようにして形成された単層配線フ
ィルム1を、その中央部に開口部2aを有する基材2と
Si系,エポキシ系,ポリイミド系のいずれかの接着
剤、もしくは低融点ガラスにより相互に接着し(図6
(f) 参照)、これにさらに磁性体吸引部材5を取付ける
ことにより、図1(b) に相当するプローブ基板を完成す
る(図6(f) 参照)。
【0036】次にこのプローブ基板を用いて被検査対象
の検査を行うには、図1(b) の装置を半導体テスト装置
のプローブヘッドに取り付け、基材2の開口部2a直下
に相当するバンプ電極11d2,11d3が被検査対象
のパッドに相当する位置に来るようにその位置合わせを
行い、被検査対象3を挟んで反対側から電磁石または永
久磁石により磁力でバンプ電極11d2,11d3を吸
引することにより、被検査対象のパッドとこのプローブ
基板のバンプ電極との接触面を確実に接触させ、これに
より被検査対象のパッドとこのプローブ基板のバンプ電
極との間の電気的な接触抵抗を低減させる。そして、こ
の状態で単層配線フィルムの外側にあるバンプ電極1d
1,1d4から配線層1b1,1b2を経て内側のバン
プ電極1d2,1d3を介して被検査対象の側にテスト
信号を送り、この逆の経路で被検査対象の応答信号を取
り出すことにより、半導体テスト装置は、被検査対象に
対し確実にテスト信号を送り込むことができ、かつ、被
検査対象からの応答信号を精度よく得ることが可能とな
る。
【0037】このように、上記実施例によれば、半導体
テスト装置と被検査対象との間でこれに電気的に接触し
て信号のやりとりを行うプローブ基板を、半導体を製造
するのと同様のプロセスを用いて作製するようにしたの
で、人手作業に依存することなくこれを安価に製造する
ことができ、テストコストの上昇やこれの製品価格への
転嫁を抑えることができる。また被測定装置の多パッド
化によるバンプ電極同士の短ピッチ化に対してもこれに
容易に対応でき、マルチチップモジュールのベース基板
等のように500ピン以上を有するものが被検査対象で
あったとしても、これに対応できるものが実際に、かつ
安価に製造することが可能となる。また、バンプ電極が
配線フィルム上にメッキで形成されているため、テスト
作業者の不注意によりこれを破損することは極めて起こ
りにくく、また作業者の不注意によりこれに誤って接触
して汚れを付着させたとしても、これを洗浄することに
より、容易に正常な状態に戻すことができる。さらに、
磁性体からなる吸引部材を配線フィルムの配線層形成面
とは反対側の面に形成するようにしたので、被検査対象
を挟んでその反対側から電磁石や永久磁石等でこれを吸
引することにより、被検査対象との接触を確実に行なえ
るものが得られる。
【0038】実施例5.なお、上記実施例4ではベース
フィルム上の配線層の形成を真空蒸着により行うように
したが、図7に示すように、接着によりこれを行うよう
にしてもよい。
【0039】図7は本発明の第5の実施例によるプロー
ブ基板の製造工程を示す図である。まず、ベースフィル
ム1aの上にシリコン樹脂により配線層となるべき銅箔
を全面にはりつける(図7(a) 参照)。次にこの銅箔を
フォトリソグラフィーにより所要のパターンとなるよう
にエッチングし、配線層1b1,1b2を形成する(図
7(b) 参照)、これ以降の工程は図6に示すものと同様
である。
【0040】即ち、保護層となるべき層を全面に塗布す
ることにより形成し、(図7(c) 参照)、この層におい
てバンプ電極を形成すべき箇所にフォトリソグラフィー
により開口1c3〜1c6を形成し、保護層1c1,1
c2を形成する(図7(d) 参照)。そしてこの開口を形
成したことによりこの開口部分では配線層の地肩が露出
するが、ここにメッキを行うことによりバンプ材料を析
出させることができ、これにより、バンプ電極1d1〜
1d4を形成することができる(図7(e) 参照)。以上
の各工程を実行することにより、単層配線フィルム1を
形成することができた。
【0041】次にこのようにして形成された単層配線フ
ィルム1を、その中央部に開口部2aを有する基材2と
Si系,エポキシ系,ポリイミド系のいずれかの接着
剤、もしくは低融点ガラスにより相互に接着し(図7
(f) 参照)、配線フィルム1の配線層1b形成面の裏面
に磁性体からなる吸引部材5を取り付けることにより、
図1(b) に相当するプローブ基板を完成する(図7(g)
参照)。
【0042】この実施例では、図6の実施例のように真
空蒸着を用いるのではなく、接着により配線層となるべ
き金属層を形成しているので、図6の実施例に比し装置
を安価に構成できる。
【0043】実施例6.また、上記実施例5ではベース
フィルム上の配線層の形成を接着により行うようにした
が、図8に示すように、メッキによりこれを行うように
してもよい。
【0044】図8は本発明の第6の実施例によるプロー
ブ基板の製造工程を示す図である。まず、ポリイミド製
のベースフィルム1aの上に無電解メッキ法により配線
層となるべき銅を全面に析出させる(図8(a) 参照)。
次に、この銅をフォトリソグラフィーにより所要箇所以
外の箇所を除去することにより配線層1bを形成する
(図8(b) 参照)。これ以降の工程は図6に示すものと
同様である。
【0045】即ち、保護層となるべき層を全面に塗布す
ることにより形成し(図8(c) 参照)、この層において
バンプ電極を形成すべき箇所にフォトリソグラフィーに
より開口1c3〜1c6を形成し、保護層1c1,1c
2を形成する(図8(d) 参照)。そしてこの開口を形成
したことによりこの開口部分では配線層の地肩が露出す
るが、ここにメッキを行うことにより、バンプ材料を析
出させることができ、これにより、バンプ電極1d1〜
1d4を形成することができる(図8(e) 参照)。以上
の各工程を実行することにより、単層配線フィルム1を
形成することができた。
【0046】次にこのようにして形成された単層配線フ
ィルム1を、その中央部に開口部2aを有する基材2と
Si系,エポキシ系,ポリイミド系のいずれかの接着
剤、もしくは低融点ガラスにより相互に接着し(図8
(f) 参照)、配線フィルム1の配線層1b形成面の裏面
に磁性体からなる吸引部材5を取り付けることにより、
図1(b) に相当するプローブ基板を完成する(図8(g)
参照)。
【0047】この実施例では、図6の実施例のように真
空蒸着を用いるのではなく、メッキにより配線層となる
べき金属層を形成しているので、図6の実施例に比し装
置を安価に構成でき、しかも接着によりこれを形成する
図7の実施例に比しその付着力を増すことができ、この
図4の実施例に比しより信頼性を増すことができる。
【0048】なお、上記各実施例では磁力による吸引力
により被検査対象との接触を改善するようにしたが、こ
れに加えて超音波による振動を加えるようにしてもよ
く、これにより、被検査対象のパッドに生じる自然酸化
膜を破壊して電気的な接触性をより改善するようにして
もよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るプローブ
基板によれば、フィルム状基体の上に、その一端付近に
被検査対象の電極パッドと相互に接触する磁性体材料か
らなる第1の電極部材が形成され、その他端付近に半導
体テスト装置との信号のやりとりを行うための第2の電
極部材がそれぞれ形成された複数の配線層を有する配線
フィルムと、この配線フィルムを搭載する基材とから装
置を構成するようにしたので、従来のプローブカードの
ようにピンでもってその信号の伝達を行う必要がなくな
り、破損のおそれが激減するとともに、ピンを取り付け
る際の人手作業が不要となり装置を安価に提供できるの
みならず、被検査対象との電気的な接続を確実に行なえ
るという効果がある。
【0050】また、この発明に係るプローブ基板によれ
ば、フィルム状基体の上に、その一端付近に、被検査対
象の電極パッドと相互に接触する第1の電極部材が形成
され、その他端付近に半導体テスト装置との信号のやり
とりを行うための第2の電極部材がそれぞれ形成された
複数の配線層を有する配線フィルムと、この配線フィル
ムを搭載する、第1の電極部材に相当する付近に開口部
を有する基材と、開口部に相当する上記配線フィルムの
配線層形成面とは反対側の面に取り付けられた磁性体材
料からなる吸引部材とから装置を構成するようにしたの
で、従来のプローブカードのようにピンでもってその信
号の伝達を行う必要がなくなり、破損のおそれが激減す
るとともに、ピンを取り付ける際の人手作業が不要とな
り装置を安価に提供できるのみならず、被検査対象との
電気的な接続を確実に行なえるという効果がある。
【0051】また、この発明に係るプローブ基板の製造
方法によれば、フィルム状基板の上に配線層となるべき
金属層を形成し、これをパターニングして所要のパター
ンを有する複数の配線層を形成し、この配線層の一端付
近に被検査対象の電極パッドと相互に接触する、磁性体
材料からなる第1の電極部材を形成し、この配線層の他
端付近に半導体テスト装置との信号のやりとりを行う第
2の電極部材を形成して配線フィルムを構成し、この配
線フィルムを基材上に搭載するようにしたので、プロー
ブカードに比しその信号伝達体の耐破損性を増すことが
でき、被検査対象との電気的な接続を確実に行なえるプ
ローブ基板を半導体プロセスで安価にかつ実際に提供で
きる、という効果がある。
【0052】さらに、この発明に係るプローブ基板の製
造方法によれば、フィルム状基板の上に配線層となるべ
き金属層を形成し、これをパターニングして所要のパタ
ーンを有する複数の配線層を形成し、この配線層の一端
付近に被検査対象の電極パッドと相互に接触する第1の
電極部材を形成し、この配線層の他端付近に半導体テス
ト装置との信号のやりとりを行う第2の電極部材を形成
して配線フィルムを構成し、この配線フィルムを上記第
1の電極部材に相当する付近に開口部を有する基材上に
取り付けるとともに、この基材の上記開口部に相当する
上記配線フィルムの配線層形成面とは反対側の面に磁性
体材料からなる吸引部材を取り付けるようにしたので、
プローブカードに比しその信号伝達体の耐破損性を増す
ことができ、被検査対象との電気的な接続を確実に行な
えるプローブ基板を、半導体プロセスで安価にかつ実際
に提供できる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例および第4の実施例による
プローブ基板を示す断面図であり、図1(a) はこの発明
の一実施例を示す図、図1(b) はこの発明の第4の実施
例を示す図である。
【図2】図1(a) の装置の製造方法を示すプロセスフロ
ー図である。
【図3】従来のプローブカードを示す図である。
【図4】図1(a) の製造の他の製造方法を示すプロセス
フロー図である。
【図5】図1(a) の装置のさらに他の製造方法を示すプ
ロセスフロー図である。
【図6】図1(b) の装置の製造方法を示すプロセスフロ
ー図である。
【図7】図1(b) の製造の他の製造方法を示すプロセス
フロー図である。
【図8】図1(b) の装置のさらに他の製造方法を示すプ
ロセスフロー図である。
【符号の説明】
1 単層配線フィルム 1a ベースフィルム 1b1,1b2 配線層 1c 保護層 1d1,1d2,1d3,1d4,11d2,11d3
バンプ電極 2 基材 2a 開口部 3 被検査物 4 電磁石または永久磁石 5 磁性体吸引部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体から形成されたフィルム状基体
    と、このフィルム状基体の一方の表面上に所要のパター
    ンを有するように形成された配線層と、この配線層の一
    端付近の被検査対象の電極パッドに対応する位置に形成
    された、磁性体材料からなる第1の電極部材と、この配
    線層の他端付近に形成された半導体テスト装置との間で
    電気的に信号のやりとりを行うための第2の電極部材と
    を有する配線フィルムと、 その上に上記配線フィルムが搭載される基材とを備えた
    ことを特徴とするプローブ基板。
  2. 【請求項2】 絶縁体から形成されたフィルム状基体
    と、このフィルム状基体の一方の表面上に所要のパター
    ンを有するように形成された配線層と、この配線層の一
    端付近の被検査対象の電極パッドに対応する位置に形成
    された第1の電極部材と、この配線層の他端付近に形成
    された半導体テスト装置との間で電気的に信号のやりと
    りを行うための第2の電極部材とを有する配線フィルム
    と、 その上に上記配線フィルムが搭載される、上記第1の電
    極部材に相当する付近に開口部を有する基材と、 上記開口部に相当する上記配線フィルムの配線層形成面
    とは反対側の面に取り付けられた磁性体材料からなる吸
    引部材とを備えたことを特徴とするプローブ基板。
  3. 【請求項3】 絶縁体から形成されたフィルム状基体の
    一方の表面上に所要のパターンを有するように配線層を
    形成する第1の工程と、 この配線層の一端付近の被検査対象の電極パッドに対応
    する位置に、磁性体材料からなる第1の電極部材を形成
    するとともに、この配線層の他端付近に半導体テスト装
    置との間で電気的に信号のやりとりを行うための第2の
    電極部材を形成する第2の工程と、 この第1,第2の工程により完成した配線フィルムを基
    材上に取り付けることによりプローブ基板を完成する第
    3の工程とを備えたことを特徴とするプローブ基板の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 絶縁体から形成されたフィルム状基体の
    一方の表面上に所要のパターンを有するように配線層を
    形成する第1の工程と、 この配線層の一端付近の被検査対象の電極パッドに対応
    する位置に第1の電極部材を形成するとともに、この配
    線層の他端付近に半導体テスト装置との間で電気的に信
    号のやりとりを行うための第2の電極部材を形成する第
    2の工程と、 この第1,第2の工程により完成した配線フィルムを、
    上記第1の電極部材に相当する付近に開口部を有する基
    材上に取り付けるとともに、この基材の上記開口部に相
    当する上記配線フィルムの配線層形成面とは反対側の面
    に磁性体材料からなる吸引部材を取り付けてプローブ基
    板を完成する第3の工程とを備えたことを特徴とするプ
    ローブ基板の製造方法。
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