JPH06229856A - 自転車のペダル踏力測定器 - Google Patents

自転車のペダル踏力測定器

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JPH06229856A
JPH06229856A JP5034442A JP3444293A JPH06229856A JP H06229856 A JPH06229856 A JP H06229856A JP 5034442 A JP5034442 A JP 5034442A JP 3444293 A JP3444293 A JP 3444293A JP H06229856 A JPH06229856 A JP H06229856A
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JP
Japan
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pedal
bicycle
force
frame
rear hub
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Application number
JP5034442A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Todoroki
寛 轟
Akira Doi
明 土肥
Kenichi Takai
謙一 高井
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Bridgestone Cycle Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Cycle Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B69/00Training appliances or apparatus for special sports
    • A63B69/16Training appliances or apparatus for special sports for cycling, i.e. arrangements on or for real bicycles
    • A63B2069/164Training appliances or apparatus for special sports for cycling, i.e. arrangements on or for real bicycles supports for the rear of the bicycle, e.g. for the rear forks
    • A63B2069/165Training appliances or apparatus for special sports for cycling, i.e. arrangements on or for real bicycles supports for the rear of the bicycle, e.g. for the rear forks rear wheel hub supports

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  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 自転車乗車時の姿勢をとって、左右交互の自
転車足漕ぎ運動をする自転車用ペダル踏力測定器であっ
て、自転車フレ−ム1のリヤハブ取付け用爪に装着しペ
ダル踏力を伝達するペダル踏力測定用リヤハブ9と、リ
ヤハブ9を回転自在に支持すると共に自転車足漕ぎ運動
測定時にリヤハブ9が移動しないように支持するリヤハ
ブ支持台9と、リヤハブのスプロケット9とペダル
踏力検出部用チエ−ン10を介しペダル踏力を検出す
る伸縮弾性体を内蔵したペダル踏力検出部10と、ペダ
ル踏力検出部10で検出されたペダル踏力値を表示する
フレ−ム剛性適合表10とからなる。 【効果】 全サイズの自転車のペダル踏力が測定でき、
自転車の前輪を装着したままで測定できるので、測定準
備が短時間で済む。又、走行時と同じ乗車姿勢でペダル
踏力を測定するので、測定している自転車のフレ−ムの
微妙な“しなり”(剛性)を体感的に判定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車のフレ−ム、特
にスポ−ツ車用フレ−ムの走行時の“しなり”、つまり
動的“しなり”を、体感的にしかも定量的に検出し測定
する測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】人の筋肉の力と速度には法則性があっ
て、(筋肉運動の力対速度)の関係、並びに(筋肉運動
のパワ−対力)の関係は、図1のようになるといわれて
いる(Hillの特性式)。この法則性を自転車のペダ
ル漕ぎ運動時の筋肉運動に適用するには、図2に示すよ
うに[力(kgf)→トルク(トルクkgf・m)]、
[速度(m/sec)→回転速度(rad./se
c)]のように変換して考えればよい。従来、上記の関
係から、負荷トルク(ペダル踏力xクランク長さ)を一
定にして回転スピ−ドを数点測定し、<負荷トルク対回
転スピ−ド>の回帰直線を求め、負荷トルクと回転スピ
−ドよりパワ−を演算によって求めるという方法を応用
した装置がある。例えば、特公平1−42694等が開
示されている。
【0003】しかるに、上記したような従来の技術は、
足漕ぎ運動のパワ−を測定すると共に、足漕ぎ運動する
ことによって身体を鍛錬する機能を有する多機能運動器
具であり、以下に記すようにいくつかの問題点があっ
た。 (1)体力測定を兼ねた体力鍛錬器具であり、多機能であ
るので構造が複雑となって高価であること。 (2)体力測定に複雑な装置と正確な計測技術が要求され
ること。 (3)定置式の頑丈な構造であるので、普通の自転車のフ
レ−ムの足漕ぎ運動時の“しなり”を、体感的に感知で
きないこと。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の自転車のペダ
ル踏力測定器は、足漕ぎ運動の測定機能のなかで踏力を
測定する測定器であって、ペダル踏力を測定することに
よって乗車者のパワ−に左右される自転車フレ−ムの
“しなり”を、体感的にしかも簡便に測定する機器の発
明に関わるものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】従来技術の以上のような
問題点を解決するため、本発明は以下の構成を採用した
ものである。即ち、両足を跨いでサドルに腰をかけ、左
右のペダルに夫々の足を乗せ、自転車乗車時の姿勢をと
って、左右交互の自転車足漕ぎ運動をする自転車用ペダ
ル踏力測定器であって、自転車フレ−ムのリヤハブ取付
け用爪に装着しペダル踏力を伝達するペダル踏力測定用
リヤハブと、前記リヤハブを回転自在に支持すると共に
自転車足漕ぎ運動測定時に前記リヤハブが移動しないよ
うに支持するリヤハブ支持台と、前記リヤハブのスプロ
ケットとペダル踏力検出部用チエ−ンを介しペダル踏力
を検出する伸縮弾性体を内蔵したペダル踏力検出部と、
前記ペダル踏力検出部で検出されたペダル踏力値を表示
するフレ−ム剛性適合表とからなることを特徴とする自
転車のペダル踏力測定器であって、好ましくは、ペダル
踏力検出部を引っ張り弾性体の内蔵式とした自転車のペ
ダル踏力測定器である。
【0006】
【作用】本発明の特徴は、上記したように、自転車用フ
レ−ムのリヤハブ取付け用の左・右爪各1個に装着し、
ペダル踏力を測定するペダル踏力測定用リヤハブと、前
記リヤハブを回転自在に支持すると共に、人が乗った自
転車足漕ぎ運動測定時に前記リヤハブが容易に移動しな
いよう、自転車後輪部全体を安定して固定・支持するリ
ヤハブ支持台と、ペダル踏力検出部と、フレ−ム剛性適
合表とで構成されるもので、自転車フレ−ムの足漕ぎ運
動により、走行時の剛性に逆比例するフレ−ムの“しな
り”を、感覚的にしかも定量的に測定できるようにした
自転車のペダル踏力測定器を提供するものである。
【0007】従って、本発明によれば、前輪は取付けた
ままでしかも固定しないので、自転車に乗車して足漕ぎ
運動する場合、足漕ぎ運動時のペダル踏力を、任意のサ
イズの自転車フレ−ムで測定することが可能であり、停
止状態での測定によって実走行に近い状態のペダル踏力
の測定値が得られることとなる。又、ペダル踏力(=負
荷トルク/クランク長さ)を数種のバネ定数の弾性体を
交換することによって幅広く設定できる構成にしたの
で、広い範囲のペダル踏力にも対応できる測定器とな
る。
【0008】以上によって、被測定者、即ち、被験者、
乗車者の好みの、又、その人にフィットした“しなり”
(剛性)をもつフレ−ムを容易に判定・選択することが
できることとなった。
【0009】以下に、本発明の自転車のペダル踏力測定
器の構成と作用等の詳細について更に詳しく説明する。
まず、本発明の基となる基本原理について説明する。人
の筋力と速度には法則性があって、前記したように、
〈筋肉運動の力対速度〉の関係、並びに〈筋肉運動のパ
ワ−対力〉の関係は、図1のようになるといわれている
(Hillの特性式)。この法則性を自転車のペダル漕
ぎ運動時の筋肉運動に適用するには、図2に示すように
[力(kgf)→トルク(kgf・m)]、[速度(m
/sec)→回転速度(rad/sec)]と、変換し
て考えればよい。
【0010】さて、自転車足漕ぎ運動におけるペダル踏
力と負荷トルクとパワ−の関係について言えば、トルク
Tはペダル踏力Pの円周方向成分P0 とクランク長さL
の積である。これを式で表せば、T(kgf・m)=P
0 (kgf)×L(m)となる。回転速度は、一般的に
1分間の回転数(rpm)で表されることが多い。これ
を1秒間の角速度(rad/sec)に換算すると、1
(rpm)=0.1047(rad/sec)となる。
しかるに、単位時間あたりの仕事量を表すパワ−Wは力
(kgf)×速度(m/sec)であり、トルクTと角
速度V0 (rad/sec)で表される。これを式で示
せば、W(kgf・m/sec)=T(kgf・m)×
0 (rad/sec)となる。
【0011】即ち、走行中の自転車のフレ−ムの“しな
り”(動的なもの)と、被験者の『パワ−』と『ペダル
踏力』とを関係づけると次のようになる。走行中のフレ
−ムの“しなり”は動的なものであって、乗車者(被験
者)の『パワ−』の大きさと結びつけて考えることがで
きる。即ち、パワ−が大きい乗車者は乗車時のフレ−ム
の“しなり”も大きい。又、足漕ぎ時の『パワ−』と
『ペダル踏力』を多くの被験者について測定(実験)し
てみると、相関関係があることが判明し、特に、〈ピ−
クパワ−/体重〉と〈最大ペダル踏力−体重〉の相関は
一次式(比例式)で表される。従って、〈最大ペダル踏
力〉の値を測定すれば、[ペダル踏力⇔パワ−⇔しな
り]の三者の相互関係から、フレ−ムの動的な“しな
り”の大きさが予測でき、その乗車者に適した剛性(即
ち“しなり”の逆数)のフレ−ムを選定する指標とする
ことができることとなったのである。
【0012】
【実施例】以下本発明を図面をもって更に詳細に説明す
る。図3は、本発明の自転車のペダル踏力測定器の全体
斜視図、図4は、本発明の自転車のペダル踏力測定器の
主構成要素であるペダル踏力検出部とフレ−ム剛性適合
表の正面図、図5は、本発明の自転車のペダル踏力測定
器の主構成要素であるペダル踏力測定用リヤハブの斜視
図である。図中、1は自転車フレ−ムであって、これは
上パイプ11 、立パイプ12 、下パイプ13 、ヘッドパ
イプ14 よりなっている。そして、ヘッドパイプ14
は、ハンドル2、前ホ−ク3が備えられ、前輪4が、フ
ロントハブ41 、スポ−ク42 を介して前ホ−ク3に装
着されている。又、ハンガ−ラック5には、右クランク
1 、左クランク52 、そしてこれらに右ペダル53
左ペダル54 が取り付けられ、更に、前ギヤ55 が固定
されている。この前ギヤ54 には後述するスプロケット
1 との間に駆動チェ−ン56が掛け渡されている。
尚、6はサドル、7はバックホ−クであり、これらは通
常の自転車と同様に各部品が組立てられるものである。
【0013】さて、後輪部8として、バックホ−ク7に
はペダル踏力測定用のリヤハブ9が装着され、これには
右側スプロケット91 と左側スプロケット92 が備えら
れており、左右に伸びるリヤハブ軸93 がリヤハブ支持
台94 によって支持されている。リヤハブ支持台94
は、前記リヤハブ9をリヤハブ軸93 の周りに回転自在
に支持固定すると共に、被験者が乗車し自転車足漕ぎ運
動する測定時にあって、前記リヤハブ9が移動し又は倒
れることのないように自転車後輪部を安定的に支持する
ものである。図中、95 は支持台94 の高さ調整部であ
る。前記したように、右側スプロケット91 は駆動チェ
−ン56 が掛け渡され、左右のペダルを踏むことによっ
て駆動力が伝達されることとなっている。
【0014】さて、踏力検出機構10は次のようになっ
ている。即ち、リヤハブ9に備えられた左側スプロケッ
ト92 は一端がチェ−ン係止バネ101 に連結された踏
力検出用チェ−ン102 が掛け渡され、他端は踏力検出
部103 に固定されている。そして、この踏力検出部1
3 は、リヤハブ支持台94 に固定金具96 との間でピ
ン97 によって回動可能に取り付けられることとなる。
この踏力検出部103 は、中空の筒体をなしており、そ
の内部に圧縮弾性体としてコイルバネ104 が内在さ
れ、コイルバネ104 の先端に備えられた圧縮板105
に、前記の踏力検出用チェ−ン102 が固定されるもの
である。又、ペダル踏力検出用チエ−ン102 は、上記
リヤハブ9の左側スプロケット92 からコイルバネ10
4 にペダル踏力を伝達する役割をはたす。
【0015】そして、その外表面にフレ−ム剛性適合表
106 が備えられ、前記圧縮板105 に連動された指針
107 が踏力の程度によって支点108 を中心に回動し
て上下し、フレ−ム剛性適合表106 に示された目盛板
上を指示することとなるのである。フレ−ム剛性適合表
106 は、例えば、図4のような表示板であって、円周
方向に踏力値、直径方向に体重値の目盛を有している。
図中、109 は指針107 を押し上げるために圧縮板1
5 に立設されたピンであって、1010はこのピン10
9 が上下するためのガイド溝である。言い換えるなら
ば、踏力検出機構10にあって、ペダル踏力伝達用リヤ
ハブ9は、本発明のペダル踏力測定器の主要部品であっ
て、被験者の自転車足漕ぎ運動を、ペダル53 、54
クランク51 、52 、前ギヤ55 、チエ−ン56 の順に
伝達し、当リヤハブ部9を介しコイルバネ104 に伝達
することで、ペダル踏力を検出し表示する。そして、右
側スプロケット91 に駆動チエ−ン56 を介し、ペダル
踏力が入力され左側スプロケット92 からペダル踏力検
出用チエ−ン102 を介し、コイルバネ104 に出力さ
れてペダル踏力として検出、表示されることになる。
【0016】即ち、当測定用リヤハブ9を介して人の自
転車足漕ぎ運動がパワ−計測手段やトルク計測手段に伝
達されるので、使用中の自転車の後輪を外し当リヤハブ
9に自転車フレ−ムのリヤハブ取付け用爪を装着するだ
けで、自転車を利用した体力測定機能を有するトレ−ニ
ング装置として応用展開可能となるものである。
【0017】尚、駆動・伝達装置等にあって、例えば、
ペダル、クランク、クランク軸、前ギヤ、駆動チエ−
ン、フレ−ム、前フォ−ク、ハンドル、サドル等は、普
通のスポ−ツ用自転車のそれに同じである。
【0018】尚、付言すると、実施例1のリヤハブ9の
左側スプロケット92 は、ペダル踏力検出部103 、ペ
ダル踏力検出部チエ−ン102 と共に、スプロケット9
1 側(右側)にあっても差し支えないことは言うまでも
ない。更に、ペダル踏力検出部103 にあって、圧縮に
供されるコイルバネ104 をもって説明したが、逆のバ
ネ力、即ち引っ張りに供されるコイルバネをもってペダ
ル踏力検出部とすることができることは勿論である。
【0019】次に本発明の測定器の実施例の使用方法に
ついて、ペダル踏力検出部103 及びフレ−ム剛性適合
表106 を主体として説明する。自転車のフレ−ム剛性
は個人の好みにもよるが、一般にパワ−つまり体力のあ
る人はそのパワ−を逃がさないように剛性の高い(剛
い)フレ−ムが適し、又パワ−のない人は負担のかから
ないように剛性の低い(柔らかい)フレ−ムが適すると
いわれている。そして、人のパワ−は、ペダル踏力と比
例的な関係にあり、人のパワ−はペダル踏力より求める
ことができる。以上の観点より、どのくらいのフレ−ム
にその人が適しているかを一目で判断できるようにした
ものが、本実施例のペダル踏力検出部とフレ−ム剛性適
合表である。
【0020】さて、ペダル踏力検出部103 は、ペダル
3 、54 より入力され、リヤハブ9の右側スプロケッ
ト91 に伝達されたトルクを踏力検出部用チエ−ン10
2 に引っ張り力として伝え、このチエ−ン102 で圧縮
板105 を引上げ、筒体内の圧縮弾性体(コイルバネ)
104 を圧縮しパワ−を蓄積させる。その時、圧縮板1
5 に取付けてある指針押上ピン109 が、目盛板に取
付けてある指針107の片側を押し上げることによっ
て、この指針107 が踏力に応じて比例的にピン溝10
10に沿って動き、指針107 は指針押上ピン109 つま
り圧縮板105 の動きを増幅させる働きもして、圧縮弾
性体の小さい圧縮長さも大きく検出されるようになって
いる。又、踏力の最大値が出ると、ペダル53 、54
の踏力を解除しても、指針107 は最大値を指したまま
停止するので、踏力値を読み取るのが容易であり、これ
によって一人で踏力の測定が可能となったものである。
【0021】一方、フレ−ム剛性適合表106 は、図4
及び図6に示すように、円周方向に踏力値、直径方向に
体重値の目盛りを付けてある。そして、踏力の目盛は、
上記の構造上、圧縮板105 の動きが一定間隔(l1
2 =l3 =l4 )、でも、指針107 は一定間隔では
動かないので、例え踏力値の間隔は一定であっても目盛
の間隔の大きさは一定ではなく、中央部の踏力値の目盛
が細かい(L1 <L2、L3 >L4 )のが特徴であっ
て、目盛値はペダルの踏力を表す大きさになっている。
又、フレ−ム剛性適合表106 に体重の目盛があるの
は、ペダルにかかるパワ−において体重40kgの人と
100kgの人が同じ踏力であっても同じ踏力値と評価
することはできない。つまり、立ち漕ぎで踏力を測定す
るようにして、その表示された踏力値から体重を差し引
いた数値をフレ−ムの剛性を判断する踏力値とするもの
である。
【0022】付言すれば、フレ−ム剛性適合表106
見方は次のようになる。 (1) 被験者がペダルを立ち漕ぎの状態で踏み、その踏力
の最大値を指針の先の停止位置で読み取る。 (2) 指針の先の停止位置より指針の支点へ向かう直線と
被験者の体重を示す位置から指針の支点を中心に描いた
円弧が交わった点が、例えばフレ−ム剛性値を次のよう
に3段階[S(ソフト=低剛性)M(ミデイアム=中剛
性)H(ハ−ド=高剛性)]に設定した場合、どの範囲
(S,M,H)に含まれているかによって被験者に適し
たフレ−ム剛性が判るようになっている。
【0023】尚又、本発明によるペダル踏力測定の全体
的手順は次のようになる。 (1) 乗車できる状態の自転車のフレ−ムのリヤハブ取付
け爪から、自転車後輪部(リム、スポ−ク、タイヤ、ハ
ブ等で構成)を取外す。同時に、チエ−ンをリヤハブの
スプロケットより取外す。 (2) 後輪セットを取外した前記測定用自転車フレ−ムの
リヤハブ取付け爪に該当ペダル踏力測定用リヤハブの軸
部を挿入すると共に、チエ−ンを前記ペダル踏力測定用
リヤハブ部のスプロケットに架け渡し、その後当該リヤ
ハブをリヤハブ支持台のリヤハブ取付け部に回動自在に
取付ける。 (3) 自転車に乗車し、走行時の乗車姿勢(立ち漕ぎ姿勢
も含む)をとる。 (4) 走行時の乗車姿勢で足漕ぎ運動をする。 (5) 上記足漕ぎ運動時の最大踏力値(ペダルトルク)を
読み取る。 (6) フレ−ム剛性適合表の目盛板より、剛性レベルH.
M.Sを判定する。尚、ペダル踏力値が異常に低いか高
い被験者の場合は、被験者の測定範囲と想定されるバネ
定数の弾性体を交換(選定)することによって、あらゆ
るパワ−の被験者の測定が可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記の通りであって、次のよう
な効果がある。 (1) あらゆるサイズのスポ−ツタイプ自転車のペダル踏
力を測定できる。 (2) 前輪を装着したままで測定できるので、測定準備が
短時間で済む。 (3) 自転車走行と同じ乗車姿勢でペダル踏力を測定する
ので、測定している自転車のフレ−ムの微妙な“しな
り”(剛性)を体感的に判定できる。 (4) 自転車走行と同じ乗車姿勢で測定することによっ
て、被験者が科学的(客観的)であると共に、その人の
好み(主観的)にもマッチしたフレ−ムを比較的簡単に
判定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、〔パワ−−速度曲線〕の原理説明図で
ある。
【図2】図2は、〔パワ−−回転速度曲線〕の原理説明
図である。
【図3】図3は、本発明の自転車のペダル踏力測定器の
全体斜視図である。
【図4】図4は、本発明の自転車のペダル踏力測定器の
主構成要素であるペダル踏力検出部とフレ−ム剛性適合
表の正面図である。
【図5】図5は、本発明の自転車のペダル踏力測定器の
主構成要素であるペダル踏力測定用リヤハブの斜視図で
ある。
【図6】図6は、フレ−ム剛性適合表の原理説明図であ
る。
【符号の説明】
1‥‥自転車フレ−ム、 5‥‥ハンガ−ラック、 51 ‥‥右クランク、 52 ‥‥左クランク、 53 ‥‥右ペダル、 54 ‥‥左ペダル、 55 ‥‥前ギヤ、 56 ‥‥駆動チェ−ン、 7‥‥バックホ−ク、 8‥‥後輪部、 9‥‥リヤハブ、 91 ‥‥スプロケット、 91 ‥‥右側スプロケット、 92 ‥‥左側スプロケット、 93 ‥‥リヤハブ軸、 94 ‥‥リヤハブ支持台、 95 ‥‥支持台94 の高さ調整部、 96 ‥‥固定金具、 97 ‥‥ピン、 10‥‥踏力検出機構、 101 ‥‥チェ−ン係止バネ、 102 ‥‥踏力検出用チェ−ン、 103 ‥‥踏力検出部、 104 ‥‥圧縮弾性体としてコイルバネ、 105 ‥‥圧縮板、 106 ‥‥フレ−ム剛性適合表、 107 ‥‥指針、 108 ‥‥支点、 109 ‥‥ピン、 1010‥‥ガイド溝。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両足を跨いでサドルに腰をかけ、左右の
    ペダルに夫々の足を乗せ、自転車乗車時の姿勢をとっ
    て、左右交互の自転車足漕ぎ運動をする自転車用ペダル
    踏力測定器であって、自転車フレ−ムのリヤハブ取付け
    用爪に装着しペダル踏力を伝達するペダル踏力測定用リ
    ヤハブと、前記リヤハブを回転自在に支持すると共に自
    転車足漕ぎ運動測定時に前記リヤハブが移動しないよう
    に支持するリヤハブ支持台と、前記リヤハブのスプロケ
    ットとペダル踏力検出部用チエ−ンを介しペダル踏力を
    検出する伸縮弾性体を内蔵したペダル踏力検出部と、前
    記ペダル踏力検出部で検出されたペダル踏力値を表示す
    るフレ−ム剛性適合表とからなることを特徴とする自転
    車のペダル踏力測定器。
  2. 【請求項2】 ペダル踏力検出部を引っ張り弾性体の内
    蔵式とした請求項第1項記載の自転車のペダル踏力測定
    器。
JP5034442A 1993-01-29 1993-01-29 自転車のペダル踏力測定器 Pending JPH06229856A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002062426A1 (fr) * 2001-02-06 2002-08-15 Mizuno Corporation Appareil d'entrainement pour bicyclette
ES2445834A1 (es) * 2012-09-05 2014-03-05 Pablo GARCÍA LÓPEZ Eje con soporte que sustituye a la rueda trasera de una bicecleta
JP2015091311A (ja) * 2013-10-24 2015-05-14 歐立達股▲ふん▼有限公司 自転車サイクリングの膝関節の運動軌道を分析するために用いる測定システム及びその方法

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