JPWO2002062426A1 - 自転車用トレーニング装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、屋外で走行する実際の自転車を用いてトレーニングを行なうことができるトレーニング装置に関し、特に、前記自転車の車輪を取り外して装着されて、トレーニングに使用するトレーニング装置に関する。
背景技術
従来より、屋内で自転車のペダリング動作を行なって運動することで、健康促進や持久力の向上等を得るためのトレーニング装置が種々提案されている。その中でも、屋外での実際の走行と同じ感覚や、乗車姿勢等を得るために、自分自身が屋外で使用する実際の自転車を装着してトレーニングを行なう自転車用のトレーニング装置においては、以下のようなものが一般的であった。
例えば、図14に示すように、左右一対のフレーム151を有し、フレーム151には3個のローラ152、153、154が設けられ、その内の2個のローラ153、154は近接して設けられ、さらに、他の1個の離れて設けられたローラ152と前述の2個の内のローラ153とが、ベルト155で回転連動されるように連結された、いわゆる3本ローラ練習台150が公知である。
この3本ローラ練習台150においては、トレーニングを行なう場合、図15に示すように、自転車の後車輪181を、相互に近接して設けられたローラ153、154の間に乗せ、前車輪182を他のローラ152の真上に乗せた後、自転車に乗車し、ペダルを回転させるものであり、さらに、ペダルを回転させることによって、後車輪181が回転すると、ローラ153、ベルト155、ローラ152を介して前車輪182も回転し、ジャイロ効果により、自転車が倒れず実際の走行時と同様の感覚でトレーニングを行なうことができるというものであった。
他には、図16に示すように、前車輪を取り外した自転車を装着できるフレーム161を備え、該フレーム161には、自転車の後車輪のタイヤ165に接触しながら回転するローラ162と、このローラ162の回転に抵抗を与える抵抗付与手段163とが設けられている自転車用トレーナ160が公知である。例えば、U.S.P.4441705や、特公平2−57947号の発明に用いられた自転車用トレーナ等が一例としてあげられる。
さらに、図17に示すように、自転車の後車輪175の車軸(ハブ)176の両端を固定支持する固定手段を備えたフレーム171を有し、該フレーム171に装着した自転車の後車輪175のタイヤ177に接触して回転させるローラ172と該ローラ172の回転に抵抗を与えるための抵抗付与手段173を有する自転車用トレーナ170が公知である。例えば、U.S.P.4768782や特開平6−190078号や特公平6−87901号等の発明に用いられた自転車用トレーナ等がその一例である。
しかしながら、上記従来の自転車用のトレーニング装置においては、以下のような欠点を有するものであった。
即ち、図14及び図15に示す、前述の3本ローラ練習台は、ローラの上で自転車の前後車輪を回転させる事により得られるジャイロ効果によって自転車を直立させ、乗員がバランスを保つことで安定走行を実現させているものであることや、屋外の自転車での実走行と比べてローラの高さ分だけ地面より高い位置での走行となることに加え、自転車が走行できる幅がローラの幅に限定されることによりローラから脱輪して落車するといった恐怖感などから、初心者が該3本ローラ練習台を用いて自転車に乗車することは非常に難しいものであった。
また、図16に示す、前車輪を取り外した自転車のフロントフォークのエンド部を支持固定し、後車輪を駆動させてトレーニングを行なうものにおいては、自転車の後車輪のタイヤに抵抗を付与させるローラを接触させ、後車輪の回転に抵抗を与えていることから、トレーニングを続けるうちに、タイヤとローラとの摩擦抵抗や摩擦熱などの影響によって、タイヤの消耗が通常の屋外走行によるものよりも激しいといった問題があり、使用者にとって、タイヤの買い替えの頻度が増加するなど、トレーニングを続けることに抵抗感があった。さらに、トレーニング中には、前述の摩擦抵抗や摩擦熱によってタイヤのゴムから異臭が発生するといった問題もあった。
また、後車輪が高速に回転することで、タイヤとローラとが接触した部分からの走行音や、タイヤ及びローラの回転による振動によって自転車用トレーナのフレームなどから床面に伝わって発生する振動音による騒音が大きくなるといった問題もあり、自宅などの静かな場所でのトレーニングに使用することにおいては抵抗感があった。
さらに、図17に示す、自転車の後車輪の車軸(ハブ)を固定支持し、後車輪のタイヤに回転抵抗を与えるものにおいては、上述の前車輪を取り外した自転車のフロントフォークのエンド部を固定支持し、後車輪を駆動してトレーニングを行なうものと同様の問題を有しており、さらに、該問題に加えて以下のような問題を有するものであった。
即ち、自転車用トレーナ170は、フレーム171に装着された自転車の後車輪175を、抵抗付与手段173に装着されたローラ172に、後車輪175のタイヤ177を当接させて、後車輪175の回転に回転抵抗を与える都合上、図18に示すように、後車輪175は、自転車用トレーナ170が設置された床面193から持ち上げられた構成とする必要がある。一方、自転車の前車輪192は、負荷を与える必要がないことから、床面193にそのまま置かれているものである。したがって、自転車の姿勢は、通常の水平状態よりも前方が下がった状態に設置されるため、乗員がトレーニングを行なう際に前のめりになってしまい、実走行の感覚とは違ったものとなり、トレーニングを行なうのには不快感があった。
さらに、自転車の後車輪が持ち上げられた状態となることによって、乗員の座る位置が通常の走行時における実際の自転車よりも、高くなるため、トレーニングの前後における自転車の乗り降りが不便といった問題もあった。
また、上述した、これら従来の自転車用のトレーニング装置においては、何れにおいても、以下に示すような共通の問題点を有している。
即ち、従来の屋外で走行する実際の自転車を装着させてトレーニングを行なう自転車用のトレーニング装置においては、自転車の駆動する後車輪に、抵抗付与手段として、ローラ等を当接させる構成であるため、少なくとも前記後車輪を回転させなければならない。したがって、車軸から略放射状に広がるスポークを有する自転車の車輪が、高速で回転することになり、トレーニング中の乗員以外の人が、回転する前記車輪に近づいて触れたり、巻き込まれたりする可能性があった。特に、自宅等でトレーニングを行なう際には、子供や乳幼児等が居る場合において、大変危険であるといった問題があった。
また、自宅でトレーニングを行なう場合においては、車輪が装着された自転車を用いることで、トレーニングを行なうスペースが、車輪の直径の長さの分だけ前後方向に長くなり、少なくとも自転車1台分の大きなスペースが必要となるといった問題も有していた。
発明の開示
本発明は、これら上記従来の問題点に鑑み、屋外での走行と同じ感覚の快適なトレーニング環境が得られ、しかも、トレーニング装置の周囲の安全性を確保しながら、トレーニング時に発生する騒音を低減し、さらに、初心者であっても容易に扱うことができて、必要最小限のスペースでトレーニングを行なうことができる自転車用のトレーニング装置を提供するべくなされたものである。
以下、上記各問題を解決すべくなされた本発明に係る自転車用トレーニング装置1について説明する。
本発明に係る自転車用トレーニング装置1は、少なくとも後車輪が外された自転車11を装着して、当該自転車11の駆動装置8に負荷抵抗を付与することによって負荷トレーニングを行うものである。
この自転車用トレーニング装置1は、地面に対して安定して設置させる本体部2を有しており、この本体部2には、後車輪が外された自転車11のフレームエンド部14を支持固定するフレームエンド固定手段4と、前記自転車11の駆動装置8に連繋されて該駆動装置8に従動して回転する回転体5と、当該回転体5の回転を制御する回転制動装置6とを備えるものである。
本トレーニング装置1に自転車11を装着する際には、まず、自転車11の後車輪をその車軸(ハブ)ごとフレームエンド部14から取り外して、当該フレームエンド部14を本トレーニング装置1におけるフレームエンド固定手段4にて支持させる。このとき、前記自転車11における駆動装置8と回転体5とを伝達手段9にて相互に連繋させ、前記駆動装置8から発生する駆動力にて回転体5を回転可能とする。この回転体5は別部材に係る回転制動装置6と連繋しており、前記回転体5の回転に伴って回転制動装置6から負荷抵抗が発生することとなる。この回転制動装置6から発生する負荷抵抗は、本トレーニング装置1に装着された自転車11のペダル41を踏み込む(引き上げる)際に抵抗として現れることとなり、当該自転車11に乗車してペダリングを行う際の負荷となるのである。
また、本自転車用トレーニング装置1の回転体5は、装着される自転車11の駆動装置8から直接的に連繋されるように構成している。具体的には、自転車11の乗員がペダル41を踏むことにより該ペダル41が取り付けられたクランクアーム42が回動し、該クランクアーム42に取り付けられたチェーンホイールが回転して、該チェーンホイールに掛架させた伝達手段9に係るチェーン15が転回し、該チェーン15を掛架させた回転体5が回転して回転制動装置6から負荷抵抗が発生するのである。
従って、本自転車用トレーニング装置1によれば、自転車11とトレーニング装置1との間に「摩擦」を介在させる必要がないので、本トレーニング装置1を使用してトレーニングを行った際には、作動時の騒音を低減させることが可能となり、更には、自転車11におけるタイアに摩耗や異臭が発生することを防止できるのである。
続いて、本発明に係る自転車用トレーニング装置1の各構成部材について説明する。
まず、本自転車用トレーニング装置1の本体部2に設けられたフレームエンド固定手段4は、自転車11のフレームエンド部14を確実に支持固定するものである。自転車11を確実に固定可能であれば如何なる構成を採用してもよいが、具体的には、自転車11のフレームエンド内にシャフト53を挿通させた上で、当該シャフト53の同軸上にて、前記フレームエンド部14を内外双方から挟圧することによって支持固定すると好適である。この点、従来の技術においては、後車輪の車軸(ハブ)の端部を外方から相互に挟圧することによって固定していたに過ぎないため、トレーニング者に対して固定部分脱落への不安感を与えてしまい、トレーニングへの集中を阻害する要因ともなっていた。
本発明に係る自転車用トレーニング装置1のフレームエンド固定手段4は、上述如く構成することによってフレームのリアエンド部を確実に支持固定できるため、従来技術のような不安感をトレーニング者に与えることなく、トレーニングに集中させることが可能となるのである。
次に、回転体5について説明する。この回転体5は、本トレーニング装置1の本体部2へ回転可能に設置され、該トレーニング装置1に装着される自転車11の駆動装置8に連繋されて、該駆動装置8から発生する駆動力にて回転するものである。この回転体5は、例えばスプロケット51にて構成し、自転車11の伝達手段9に係るチェーン15に掛架可能とすると好適である。
当該回転体5をスプロケット51にて構成する場合に、装着される自転車11が変速装置を備える際には、当該自転車11に搭載される変速装置に対応した多段式スプロケット(所謂、「カセットスプロケット」或いは「カセットコグ」)として設置すると好適である。この多段式スプロケットというのは、直径(歯数)の異なる複数のスプロケット歯を相互に重合することによって構成されるスプロケット51のことであり、自転車11に搭載される変速装置と同一に係るメーカ製の多段式スプロケットを流用することにより、自転車11の変速装置による変速をスムースに行うことが可能となる。前記自転車11の変速装置にて変速を行うことにより回転体5の回転数が変化し、それに伴って、回転制動装置6にて発生させる負荷抵抗の程度が変化するので、前記自転車11に乗車中のトレーニング者に付与される負荷抵抗を、自在且つスムースに変化させることが可能となるのである。
このとき、回転体5に係るカセットスプロケットを本体部2に対して回転自在に設置する際には、自転車11に用いられる後車輪の車軸(ハブ)を流用し、この車軸(ハブ)の両端を前記本体部2に固定して設けることが考えられる。具体的には、図13に示すように、前記車軸(ハブ)から「クイック リリース レバー(Quick Release Lever)」と共に「アクスル シャフト」を抜き出して、其処へ前記アクスルシャフトに換えてボルト体にて形成されるシャフト53を挿着させ、当該シャフト53の両端を、略Ω状に形成された固定部材にて本体部2へ固定して設置するのである。
ここで、例えば、マウンテンバイク(MTB或いはATB)やロードレーサー、或いはトラック競技用自転車(ケイリン或いはピスト)は、それぞれ車軸幅が異なっているため、装着される自転車11の形態によって、回転体5を枢支する車軸(ハブ)を任意に変更できるよう構成すると好適である。尚、トラック競技用自転車は競技規定上変速装置を備えないので、本装置1に対し回転体5として多段式スプロケットを設置することを要しないことを付言する。
続いて、回転制動装置6について説明する。この回転制動装置6は、上述の回転体5による回転を制御するものであって、当該回転体5による回転に伴い負荷抵抗を発生させるものである。この回転制動装置6から発生する負荷抵抗は、本トレーニング装置1に装着された自転車11のペダル41を踏み込む(引き上げる)際に抵抗として現れることとなり、当該自転車11に乗車してペダリングを行う際の負荷となるのである。具体的には、オイル等の流動体を容器内に流通させてその際の流動抵抗を用いて負荷抵抗を発生させる「フルード方式」の負荷抵抗発生装置や、回転自在なフライホイール61と当該フライホイール61の外周面に押圧され摩擦して負荷抵抗を発生させる負荷抵抗発生装置等の採用が考えられるが、本発明では、フライホイール61と磁石とを組み合わせて構成すると好適である。
詳細には、回転制動装置6に係るフライホイール61を、上記回転体5に連動するように設置し、当該フライホイール61の外周付近に磁石を設置して、当該磁石の磁束をフライホイール61の外周に集中させる。かかる構成において、前記フライホールを回転させた場合には、当該フライホイール61の外周に渦電流が発生するため、該フライホイール61に回転抵抗が発生して、自転車11のペダル41に負荷を付与することとなるのである。尚、前記磁石をフライホールの外周面に近づけた際には渦電流の発生量とともに負荷抵抗が増加する一方で、磁石をフライホールの外周面から遠ざけた際には渦電流の発生量とともに負荷抵抗が減少することとなる。
ここで、上記フライホイール61は、その幅寸法を太く形成することによって上記渦電流を大量に発生させることが可能となるので、小径のフライホイール61でも十分な回転抵抗を発生させることが可能となる。小径のフライホイール61であれば磁石上を通過する際の速度を低く設定できるので、本装置1の使用時に発生する騒音を低減させることが可能となるのである。
この回転制動装置6に係るフライホイール61は、上記回転体5と同軸上に設置して同軸回転させることが考えられるが、前記回転体5を第1シャフト53にて支持させるとともにフライホイール61を第2シャフト64にて支持させ、各々回転自在に設置してもよい。回転体5とフライホイール61とを別々のシャフト53,64にて支持させることにより、フライホイール61を本トレーニング装置1の下方側に配置することが可能となる。トレーニング装置1の下方側に設置されたフライホイール61を回転させた場合には、当該フライホイール61がジャイロ作用を奏することとなり、本トレーニング装置1の作動中において本体部2を安定させることが可能となるのである。
上記のように、回転体5とフライホールとをそれぞれ第1,第2の各シャフト53,64にて支持させた場合には、これら回転体5とフライホイール61とを相互に連動させるべく、前記各シャフト53,64を伝達部材7にて相互に連繋させる必用がある。この伝達部材7は、前記回転体5からの回転力を前記フライホイール61へと確実に伝達できれば如何なる構成のものとしてもよいが、具体的には、第1,第2の各シャフト53,64にプーリ52,63を設置し、これら2つのプーリ52,63をVベルトにて掛架させて構成することが好適と考えられる。「プーリ」と「ベルト」との組み合わせによって駆動力を伝達する場合には「摩擦」や「空転」が伴うため、当該摩擦や空転が騒音の原因となる。この点、前記したVベルトは、その特性上、ベルトの形成幅に比して広い接触面積でプーリと接触するために駆動力を効率よく伝導するので「空転」を防止できることに加え、当該Vベルトが転回した際に発生する騒音も低く抑えることが可能となる。尚、上記回転体5に係るスプロケットを車軸(ハブ)にて支持させた場合には、当該スプロケットと同軸上に設置される前記プーリ52についても、前記車軸(ハブ)上に設置して固定すると好適である。例えば図13に示すように、シャフト53が挿着された車軸(ハブ)のフランジ部分にプーリ52を配置するとともに、前記フランジ部分に穿設されたスポーク孔に固定ボルトを挿通させ、当該ボルトにて前記プーリ52をナット体とともに螺着して固定することが考えられる。
このほか、上記の伝達部材7として、2つのプーリ52,63とタイミングベルトとを組み合わせて構成する「ベルトドライブ」や、2つのスプロケットとチェーンとを組み合わせて構成する「チェーンドライブ」、或いは、2つのベベルギアとドライブシャフトとを組み合わせて構成する「シャフトドライブ」等を採用することが考えられる。
ここで、回転体5やフライホイール61を支持する各シャフト53,64は、その両端が本体部2に固定されて当該シャフト53,64上に軸受けを設け、その軸受けを介して回転体5等が回転する構成と、シャフト53,64の端部と本体部2との間に軸受けを介してシャフト53,64自体が回転する構成とが考えられるが、本発明は何れも含むものである。
また、本体部2に対して回転体5を支持するシャフト53は、少なくとも、自転車11における駆動装置8を有する(右)側のフレームエンド固定手段4において、分離自在に支持固定すると好適である。つまり、回転体5に係るスプロケット51を車軸(ハブ)にて支持させた場合に、当該車軸(ハブ)におけるスプロケット51が装着された側の端部75を、フレームエンド固定手段4から自在に分離できるように構成し、自転車11を着脱する際に、駆動力伝達手段9であるループ状のチェーン15の下部側73を容易に通過可能とするのである。更に詳細には、上述の如く、「アクスル シャフト」が抜き出されてボルト体に係るシャフト53が挿着された車軸(ハブ)の両端をそれぞれナット体にて本体部2に固定した場合において、自転車11を着脱する際には、前記車軸(ハブ)におけるスプロケット51側の端部75のナットを弛めて分離し、当該シャフト53の端部75と本体部2に係る支柱との隙間から、前記自転車11に係るループ状のチェーン15の下側部73を容易に通過させるのである。かかる構成において、本体部2に係る支柱72を、図10乃至は図12に示すように、シャフト53の端部75を容易に開放できるように構成すると、チェーン15の下側部73の通過が容易となるので更に好適である。上記図10及び図11に示す構成は、支柱72を本体部2に対し回動軸を介して左右方向又は前後方向に対して回動自在に設け、当該支柱72を回動させて、シャフト53の端部75を分離可能とするものである。一方、図12に示す構成は、支柱72を本体部2に対して横方向に向けて進退自在に設け、当該支柱72を摺動させて、シャフト53の端部75を分離可能とするものである。
さらには、図8に示すように、支柱72を屈曲させた状態で形成して設置することにより、自転車の着脱に際して前記シャフト53の端部75を分離することなく、当該支柱72の上端に設けられた固定手段4をループ状のチェーン15の上側部74と下側部73との間に進入させることが可能となるのである。
なお、上述の自転車用トレーニング装置1においては、後車輪のみを外した自転車11を装着するものとして説明したが、本発明は特段これに限定されるものではなく、前後輪とも取り外された自転車11を装着可能に構成してもよい。即ち、本自転車用トレーニング装置1の本体部2に、自転車11におけるフロントフォーク先端のフォークエンド部13を支持固定するフォークエンド固定手段3を設け、装着される自転車11の前車輪をその車軸(ハブ)ごとフォークエンド部13から取り外して、当該フォークエンド部13を前記フォークエンド固定手段3にて支持固定させるのである。
このとき、前記本体部2は、フレームエンド固定手段4とフォークエンド固定手段3との間の距離を、装着される自転車11の寸法に応じて任意に変更させるべく、間隔調整手段を備えるものとしてもよい。この間隔調整手段というのは、装置本体部2の前方部分に前後方向へ回動自在なアーム部材を設け、当該アーム部材の先端にフォークエンド固定手段3を設けることが考えられる。かかる構成により、ホイールベース(フレームエンド部14とフォークエンド部13との間の距離)の寸法に応じて、前記アーム部材を回動(傾動)させ、装着される個別の自転車11に係るホイールベースに対処させることが可能となる。
また、当該間隔調整手段は、上記構成に限定されることなく、例えば図6に示すように、本自転車用トレーニング装置1の本体部2を、フレームエンド固定手段4を備える後方部84とフォークエンド固定手段3を備える前方部83とからなる分割体とし、これらを相互に摺動自在に組み付けて構成するものとしてもよい。かかる構成により、ホイールベースの寸法に応じて、前記本体部2を構成する分割体を前後方向に摺動させ、装着される個別の自転車11に係るホイールベースに対処させることが可能となる。
更には、本体部2が後方本体部82と前方本体部81とで分割可能に構成した際には、トレーニング場所が室内であるか屋外であるかによって使用の形態を変化させることが可能となる。即ち、例えば室内においては後方本体部82に前方本体部81を組み付けて、そこへ前後車輪とも取り外された自転車11を装着して使用することにより、泥やほこりで汚れた車輪を床面に接触させることが無いので、自転車11を室内へ気兼ねなく持ち込むことが可能となる。また、前車輪を取り外していることから、該前車輪の前側半円部分に相当する室内スペースを節約することも可能となる。一方、屋外で使用する際には、本体部2の前方本体部81を取り外すことができるので、該本体部2の後方本体部82のみを手軽に持ち出すことが可能となる。そして、図7に示すように、後車輪のみが取り外された自転車11を装着して、トレーニングや競技前のウォームアップを行うことが可能となるのである。とりわけ、競技前のウォームアップにおいては、所謂「決戦用ホイール」を温存できる点においても、本トレーニング装置1は極めて有効である。競技者は、競技に際して高精度に調整された「決戦用ホイール」を用意する場合が多く、競技前においては、別途、練習用ホールを装着してウォームアップを行うことも少なくなかった。かかる事情の下、本トレーニング装置1を使用すれば、競技前のウォームアップにおいても、「決戦用ホイール」におけるスポークテンションの狂いやタイアの減りを気にすることなく、十分にウォームアップを行うことができるので、競技中における怪我の防止や、競技記録の向上に資することとなる。それに加え、練習用ホイールを競技場へ持参する必用がないので、遠征の際には装備(荷物)の軽減にも資することとなるのである。
ここで、本発明に係る自転車用トレーニング装置1と従来技術に係る自転車用トレーニング装置とを、それぞれ使用した際に発生する騒音を測定し、以下に測定データを示す。
本測定では、実公平4−4765号公報に記載された技術の株式会社キャットアイ製サイクルトレーナを比較例として選択した。当該サイクルトレーナは、自転車11の後車輪(タイア面)にローラを接触させ、当該ローラにて自転車11の後車輪に負荷抵抗を付与する構造のものである。
本測定は、それぞれ同条件のもとに行ったものであり、その条件とは、ペダル41の回転数を一定に保持し、自転車11のギヤ比を変更することで、車輪、車軸(ハブ)、回転制動装置6等の回転速度即ち仮想走行速度を変更させた場合において、各トレーニング装置の後方1mの地点で高さ0.65mの位置に騒音計測器のマイクロホンを配置して、各トレーニング装置から発生する騒音を測定したものである。本測定においては、リオン株式会社製「普通騒音計NA−29」を使用した。
そして本測定の手順は、まず、自転車11をトレーニング装置に設置した後に、所定のギヤ比に設定した状態にて、ペダル41を一定の回転数で回転させ、その状態を維持する。そして、その間に或る特定の時間帯(本測定では10秒間)の騒音を前記の騒音計測器によって計測するのである。
測定データを次の表に示す。
尚、表中「ギヤ比」というのは、自転車11の前ギヤ(チェーンホイール)の歯数を後ギヤ(スプロケット51)の歯数で割って求められた数値である。また、「ペダル回転数」というのは、一分間当たりのクランクアーム42の回転数であって、一般に「ケイデンス」と呼ばれるものである。更に「等価騒音レベル」というのは、騒音レベルが時間と共に変化する場合、測定時間の範囲内でこれと等しいエネルギーを持った連続定常音の騒音レベルを示すものである。「最大値」というのは、測定時間内における騒音レベルの最大値を示すものである。尚、これら「等価騒音レベル」及び「最大値」は、計測器によって演算された後、記憶されて出力されるものである。
上記測定によれば、何れのトレーニング装置も仮想走行速度が速いほど騒音レベルは増加する傾向は見られるが、本発明は、比較例に比べ、何れの速度域においても、騒音レベルが低いという結果が得られた。
本発明の等価騒音レベルは、比較例よりも15〜30%低減されており、また、測定時間内の最大値でも比較例より13〜25%程度低減されていることから、本発明は、比較例よりもあきらかに静粛性が優れているといえる。
また、速度が増加した際の騒音の種類において、比較例は、高速域になるほど、装置自体の騒音に加え、抵抗付与手段に備えられたローラとタイヤとの摩擦音が大きくなるのに対し、本発明は、装置自体の騒音の増加は少なく、自転車11のチェーン15とスプロケット51との摩擦音が大きくなるという傾向が見られた。つまり、本発明は、装置自体は静粛であり、発生した騒音は自転車11の駆動装置8によるところが大きいといえる。
本発明の装置自体の騒音発生源は、車軸(ハブ)内のベアリング、フライホイール61内のベアリング、ベルトと2つのプーリ52,63との摩擦音の3箇所であるが、本発明は、仮想走行速度を上昇させても、各部の回転速度は、比較例におけるタイヤとローラとの接触面ほど高速にはならず、しかもフライホイール61及びプーリ52,63が安定して回転するため、騒音が急激に大きくなるものではない。
なお、本測定においては本発明に係るトレーニング装置1にはカバー体31を設置することなく使用した。即ち、回転体5や回転制動装置6をカバーで被覆しなくとも、従来例に比して優れた静粛性を発揮している。そのため、本トレーニング装置1の回転体5や回転制動装置6をカバー体31にて被覆すれば、更なる騒音の低減が期待できる。
以上、説明したように、本発明のトレーニング装置1によれば、初心者であっても快適でしかも安全に、実走行に近い走行感覚が得られるという効果を奏する。
また、前後の車輪が外された自転車を装着できる構成とした場合には、前記車輪の大きさのスペースを必要としないため、室内などの狭い場所でもトレーニングができることに加えて、後車輪が回転することに伴う危険の発生を防止できるという効果を奏する。
さらに、車輪が高速回転することによる振動の発生を抑制できることによって、静かで快適なトレーニングができるという効果を奏するのである。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係るトレーニング装置の第1実施例を示す斜視図である。
本発明に係る自転車用のトレーニング装置1は、前後の車輪が取り外された自転車11を支持して、該自転車11の駆動装置8に負荷抵抗を付与することによりトレーニングを行うトレーニング装置であ。本実施例に係るトレーニング装置1は、図1に示すように、床面などに安定して設置されるように構成された本体部2と、該本体部2上には前後の車輪を取り外した自転車11のエンド部13,14を支持固定させるためのフレームエンド固定手段4及びフォークエンド固定手段3と、前記自転車11の駆動装置8により生じた駆動力を伝える伝達手段9と連繋可能となるよう形成され、該連繋によって回転する回転体5と、該回転体5の回転力を制御する回転制動装置6とが設けられた構成となっている。
本実施例においては、回転体5と回転制動装置6は別体に設けられており、自転車11の駆動装置8により生じる駆動力により回転する回転体5の回転力は、伝達部材7によって前記回転制動装置6に伝えられ、ここで回転力が制御されるように構成されている。
具体的には、前記回転体5は、スプロケット51と第1プーリ52とを有する構成とした。前記スプロケット51は、前記自転車11に装着されていた駆動後車輪に構成されているものと同様のものであって、該自転車11の駆動装置8によって生じた駆動力を伝える伝達手段9であるチェーン15と噛合うように形成されている。前記第1プーリ52は、前記スプロケット51支持するシャフト53(ハブ)と同軸上にあり、該シャフト53を中心にして一体的に連動して回転するように設けられている。
また、前記回転制動装置6は、フライホイール61と、負荷抵抗発生装置62と第2プーリ63とを有する構成とした。前記負荷抵抗発生装置62は前記フライホイール61の回転力に負荷抵抗を与えるものである。前記第2プーリ63は、前記フライホイール61を支持するシャフト64を中心に前記フライホイール61と一体的に連動して回転するように設けられている。
さらに、前記回転体5の前記第1プーリ52と前記回転制動装置6の前記第2プーリ63とは、伝達部材7によって連結されている。したがって、前記回転体5と前記回転制動装置6とは連動するように構成されている。
また、前記回転制動装置6は、支持された自転車11のフレーム12よりも下方区域に設けられている。したがって、前記自転車11の幅や長さから、はみ出すことがないためトレーニング装置1の全体の小型化が可能となり、狭い場所でもトレーニングができる。尚、前記下方区域とは、自転車11のフレーム12の直下であって、自転車11の横幅、縦幅からはみ出さない範囲を示す。
図2は、第2実施例を示すものである。本実施例おいて前記回転体5は、スプロケット21からなるものであって、前記スプロケット21は、前記自転車11に装着されていた駆動後車輪に構成されているものと同様のものであって、前記自転車11の前記チェーン15に噛合うように形成されている。
また、前記回転制動装置6は、フライホイール22と前記フライホイール22の回転力に負荷抵抗を与える負荷抵抗発生装置23とを有する構成とした。
さらに、前記回転体5を構成する前記スプロケット21のシャフトと前記回転制動装置6の一部を構成する前記フライホイール22のシャフトとは、同一のシャフト24であって、該シャフト24を中心に、前記スプロケット21と前記フライホイール22とが一体的に連動して回転するよう同軸上に構成される。したがって、トレーニング装置を構成する部品の数を少なくすることが可能となる。
尚、上述の各実施例における回転制動装置においては、負荷抵抗発生装置として永久磁石を用い、該永久磁石をフライホイールの周面に隣接して配置させることで、該フライホイールに渦電流を発生させるとともに、前記永久磁石の配置された位置を前記フライホイールに対して自在に変化させることで、前記渦電流に変化を与えて前記フライホイールの回転力に加わる負荷抵抗を調整する形態のものを使用した。したがって、低速度であっても大きな負荷抵抗を得ることが可能となり、直径の小さいフライホールを使用できる。また、小さいフライホイールが使用できることは、その回転において、騒音の発生が少なく、さらに回転制動装置全体のコンパクト化も計れるものである。
また、本発明に係るトレーニング装置においては、図3に示すように、上述の回転制動装置や回転体を構成している各部品を覆うカバー体31が装着されている。したがって、回転制動装置や回転体から発生する振動や音を抑制することが可能となり、また、トレーニングによって動作する各部品を外界から遮蔽させることで、より安全性が高まる。
本発明に係るトレーニング装置は、上述の構成としたことで、前後の車輪が取り外された自転車を装着可能とし、且つ、実走行と同じ感覚が得られるものである。また、車輪が回転することによって伴う危険性がなくなり、さらに、該車輪の回転による振動やタイヤの摩耗が防止される。また、本発明に係る構成要素における回転体やフライホイールによって、静粛な回転が得られ、さらに静粛効果を上げるためのカバー体が備えられたことで、従来のタイヤとローラの接触部から発生していたような騒音は皆無であり、静かで快適にトレーニングを継続することができる。さらに、前後の車輪が外された自転車を装着可能としたことは、該車輪分のスペースを必要としなくなるため、自宅室内など狭い場所においても自転車を使ったトレーニングが可能となる。
したがって、本発明に係る自転車用のトレーニング装置は、本体部、フレームエンド固定手段、回転体、回転制動装置の各構成要素を組み合わせた構成とし、前後の車輪が取り外された自転車を装着可能としたことを特徴とするものであって、該構成によって従来のトレーニング装置における問題点を一挙に解決することが可能となった。
次に、本発明に係るトレーニング装置を使用してトレーニングを行なう際の使用方法について説明する。
通常、スポーツ走行に適した自転車には、ロードレーサー、マウンテンバイク、クロスバイクなど種々存在するが、何れの自転車においても、該自転車に装着される前後の車輪は、パンク等の該車輪のトラブルに即座に対応できるよう、車輪の着脱を簡便に行なえるように構成されている。即ち、前記車輪の車軸(ハブ)を「クイック リリース レバー」で自転車のフレームのエンド部に固定しており、前記レバーを回動させることによって、前記エンド部への車輪の固定及び解除を容易に行えるのである。
それらの自転車を本発明に係るトレーニング装置に装着させる場合においては、図4に示すように、前後の車輪が外された自転車11を用意し、チェーン15を回転体の一部を構成するスプロケット51に噛合わせ、自転車11のフレーム12のエンド部13、14をフレームエンド固定手段3、4によって、それぞれ支持固定させ、自転車11を安定的に固定させる。
以上によってトレーニングの準備が完了する。その後、トレーニング者が前記自転車11に乗車し、ペダル41を回転させてトレーニングを行なう。
次に、本発明に係るトレーニング装置を用いてトレーニングを行なった際の、該トレーニング装置の一連の動作状態について第1実施例に基づき説明する。
例えば、図5に示すように、トレーニング者がペダル41を回すことによって生じる駆動力は、クランクアーム42からチェーン15を介してスプロケット51に伝達され、該スプロケット51の回転力となる。第1プーリ52は前記スプロケット51と同軸上にあるので、その回転に伴って回転し、その回転力はVベルトを介して第2プーリ63に伝達され、該第2プーリ63が回転する。フライホイール61は前記第2プーリ63と同軸上にあるので、その回転に伴って回転する。前記フライホール61の回転力には負荷抵抗発生装置62によって、該回転力を制御する力が作用することによって、該回転力に負荷抵抗が与えられる。フライホイール61に加わるこの負荷抵抗が、回転体の一部を構成するスプロケット51からチェーン15を介してペダル41の回転に伝達されることによって、トレーニング効果が得られる。
その他、図6に示す第3実施例の如く、本体部2は、シャフト53を支持固定させる為に立設された支柱71,72を備えた構成とすることができる。
この場合、スプロケット51及び第1プーリ52を有するシャフト53は、自転車11がトレーニング装置1に支持されない状態では本体部2の左側の支柱71によって、「片持ち」状態にて支持固定されている。即ち、シャフト53と本体部2の右側の支柱72とは、離間して構成されている。
以上の構成としたことによって、特に自転車11後ろ側のフレームエンド部14をトレーニング装置1に固定させる際においては、自転車11に備えられたループ状のチェーン15の下部側73を離間して構成されたシャフト53の端部75と支柱72との間に通過させる。そして、チェーン15の上部側74をスプロケット51に噛み合わせ、その後、フレームエンド部14をシャフト53に載置し、フレームエンド固定手段4によって前記エンド部14を両脇から挟持押圧すると同時に、シャフト53の端部75を支柱72によって支持固定させるものである。
したがって、自転車11に車輪を装着する作業形態と同様であるため、ループ状のチェーン15を備えた自転車11をトレーニング装置1に容易に装着することができる。また、自転車11がトレーニング装置1に支持された時点では、シャフト53は両側から支持固定されることになり、自転車11がトレーニング装置1に強固に固定されるため、トレーニング者が安心してトレーニングを行なうことができる。
さらには、図7に示す第4実施例の如く、本体部2を、自転車11における前方側のエンド部13を固定するフレームエンド固定手段3側の前方本体部81と、後ろ側のエンド部14を固定するフレームエンド固定手段4側の後方本体部82との分割してもよい。
本体部2を分割することによって、トレーニング装置1が前方部83と後方部84の2部材に分かれるため、持ち運びが簡便になり、また、使用しない時に収納するためのスペースを小さくできるメリットがある。
さらに、本発明に係るトレーニング装置1は、少なくとも後車輪を取り外した自転車を支持可能とすれば本発明の目的を達成できることから、上述したような、本体部2が分割されたトレーニング装置1のうち、後方部84のみを使用し、図7に示すように、自転車11の後車輪だけを取り外した状態で自転車11をトレーニング装置1に支持させることも可能である。
この場合、前車輪の半径の長さ分だけトレーニングのスペースが広がるものの、本発明に係るトレーニング装置を屋外で走行する前の準備運動として使用する場合においては、前後の車輪の両方を取り外さなくて済むため自転車をトレーニング装置に支持させるための作業がさらに簡便になる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に係るトレーニング装置における第1実施例を示す説明図である。
図2は、第2実施例を示す説明図である。
図3は、本発明に係るトレーニング装置におけるカバー体の一実施例を示す説明図である。
図4は、本発明に係るトレーニング装置に自転車を装着させる方法を示す説明図である。
図5は、本発明に係るトレーニング装置を使用してトレーニングを行なった際の各構成部品の動作状態を示す説明図である。
図6は、第3実施例を示す説明図である。
図7は、第4実施例を示す説明図である。
図8は、本体部に係る支柱を屈曲させた状態で形成して設置し、シャフトの端部を分離することなく、当該支柱の上端に設けられた固定手段をチェーンの上側部と下側部との間に進入させた状態を示す説明図である。
図9は、自転車のフレームエンド部をナットにて締め付けることにより、支持固定する状態を示す説明図である。
図10は、本体部に係る支柱を横方向へ回動自在に設けて、シャフト端部の分離が容易にできるトレーニング装置の一部背面図である。
図11は、本体部に係る支柱を前後方向へ回動自在に設けて、シャフト端部の分離が容易にできるトレーニング装置の一部側面図である。
図12は、本体部に係る支柱を横方向へ摺動自在に設けて、シャフト端部の分離が容易にできるトレーニング装置の一部背面図である。
図13は、シャフトが挿着された車軸(ハブ)へ、スプロケットとプーリとが装着される状態を示す説明図である。
図14は、従来例を示す説明図である。
図15は、従来例の使用方法を示す説明図である。
図16は、従来例を示す説明図である。
図17は、従来例を示す説明図である。
図18は、従来例の問題点を示す説明図である。
以下、本発明に係る自転車用トレーニング装置1の各部を示す符号について記載する。
1 トレーニング装置
2 本体部
3 フォークエンド固定手段
4 フレームエンド固定手段
5 回転体
6 回転制動装置
7 伝達部材
8 駆動装置
9 伝達手段
11 自転車
12 フレーム
13 フォークエンド部
14 フレームエンド部
15 チェーン
21 スプロケット
22 フライホイール
23 負荷抵抗発生装置
24 シャフト
31 カバー体
41 ペダル
42 クランクアーム
51 スプロケット
52 第1プーリ
53 シャフト
61 フライホイール
62 負荷抵抗発生装置
63 第2プーリ
64 シャフト
71 支柱
72 支柱
73 チェーンの下部側
74 チェーンの上部側
75 シャフトの端部
81 前方本体部
82 後方本体部
83 前方部
84 後方部
150 3本ローラ練習台
151 フレーム
152 ローラ
153 ローラ
154 ローラ
155 ベルト
160 自転車用トレーナ
161 フレーム
162 ローラ
163 抵抗付与手段
165 タイヤ
170 自転車用トレーナ
171 フレーム
172 ローラ
173 抵抗付与手段
175 後車輪
176 車軸(ハブ)
177 タイヤ
181 後車輪
182 前車輪
192 前車輪
193 床面
Claims (13)
- 後車輪が外された自転車を装着し、当該自転車の駆動装置に負荷抵抗を付与することによって負荷トレーニングを行う自転車用トレーニング装置であって、
この自転車用トレーニング装置は、地面に対して安定して設置させる本体部を有しており、
この本体部には、後車輪が外された自転車のフレームエンド部を支持固定するフレームエンド固定手段と、前記自転車の駆動装置に連繋されて該駆動装置に従動して回転する回転体と、当該回転体の回転を制御する回転制動装置とを設けたことを特徴とする自転車用トレーニング装置。 - 前後の車輪が取り外された自転車を支持して、該自転車の駆動装置に負荷抵抗を付与することによって負荷トレーニングを行う自転車用トレーニング装置であって、
この自転車用トレーニング装置は、地面に対して安定して設置させる本体部を有しており、
この本体部には、前記自転車のフレームのエンド部を支持固定するためのフレームエンド固定手段と、前記自転車のフロントフォークのエンド部を支持固定するためのフォークエンド固定手段と、
前記自転車の駆動装置により生じた駆動力を伝える伝達手段と連繋可能となるよう形成され、該連繋によって回転する回転体と、該回転体の回転力を制御する回転制動装置とが設けられたことを特徴とする自転車用トレーニング装置。 - 請求項2に記載の自転車用トレーニング装置において、
本体部は、フレームエンド固定手段とフォークエンド固定手段との間の距離を任意に変化させるべく、
フレームエンド固定手段とフォークエンド固定手段との間隔調整手段を備えたことを特徴とする自転車用トレーニング装置。 - 請求項1から3の何れかに記載の自転車用トレーニング装置において、
フレームエンド固定手段は、後車輪が外された自転車のフレームエンド部を内外両側から挟持して支持固定することを特徴とする自転車用トレーニング装置。 - 請求項1から3の何れかに記載の自転車用トレーニング装置において、
回転制動装置は、前記自転車よりも下方区域に設けられ、且つ、前記回転体と前記回転制動装置は、伝達部材により連繋されることで連動可能に構成されたことを特徴とする自転車用トレーニング装置。 - 請求項1から3の何れかに記載の自転車用トレーニング装置において、
自転車の駆動装置に連繋されて該駆動装置に従動して回転する回転体は、前記自転車の駆動装置に連繋されるスプロケットにて構成され、
前記回転体の回転を制御する回転制動装置は、前記回転体の回転に従動するフライホイールと、当該フライホイールの外周付近に配置されて該フライホイールの外周面に負荷抵抗を付与する負荷抵抗発生装置とから構成されることを特徴とする自転車用トレーニング装置。 - 請求項6に記載の自転車用トレーニング装置において、
回転制動装置に係る負荷抵抗発生装置は、フライホイールの外周付近に磁石を設置することによって構成されるものであって、
当該磁石と前記フライホイールの外周面との距離を変化させることにより、自転車の駆動装置に付与される抵抗負荷を変化自在に構成することを特徴とする自転車用トレーニング装置。 - 請求項6に記載の自転車用トレーニング装置において、
自転車の駆動装置に連繋されるスプロケットと、回転制動装置に係るフライホイールとを同軸上に配置して、これらを同軸回転させることを特徴とする自転車用トレーニング装置。 - 請求項6に記載の自転車用トレーニング装置において、
自転車の駆動装置に連繋されるスプロケットは第1シャフトに枢着され、回転制動装置に係るフライホイールは第2シャフトに枢着されて、
これら第1,第2の各シャフトは、伝達部材にて連動自在に構成したことを特徴とする自転車用トレーニング装置。 - 請求項9に記載の自転車用トレーニング装置において、
第1,第2の各シャフトを連繋する伝達部材は、第1シャフトに設けられる第1プーリと、第2シャフトに設けられる第2プーリと、これら各プーリを連繋するベルトとから構成したことを特徴とする自転車用トレーニング装置。 - 請求項6に記載の自転車用トレーニング装置において、
自転車の駆動装置に連繋されるスプロケットは、複数のスプロケット歯を重合してなるものであって、自転車の変速装置の操作により該自転車の駆動装置に付与される抵抗負荷を変化自在に構成することを特徴とする自転車用トレーニング装置。 - 請求項1から3の何れかに記載の自転車用トレーニング装置において、
フレームエンド固定手段に対し略同軸上に配置されて回転体を支持するシャフトは前記固定手段において分離自在に構成し、
後車輪が外された自転車の着脱に際して前記自転車の駆動装置からの駆動力を伝える伝達手段を通過可能としたことを特徴とする自転車用トレーニング装置。 - 請求項1から3の何れかに記載の自転車用トレーニング装置において、
回転体と回転制動装置とをカバー体にて被覆したことを特徴とする自転車用トレーニング装置。
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