JP2002272890A - 総合運動システムおよび総合運動方法 - Google Patents

総合運動システムおよび総合運動方法

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JP2002272890A JP2001075150A JP2001075150A JP2002272890A JP 2002272890 A JP2002272890 A JP 2002272890A JP 2001075150 A JP2001075150 A JP 2001075150A JP 2001075150 A JP2001075150 A JP 2001075150A JP 2002272890 A JP2002272890 A JP 2002272890A
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Kensuke Fujiwaka
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Yoshiaki Yahagi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動自転車などで屋外を走行している環境
を、屋内などに設けられた固定型自転車などでの運動
に、擬似的に適用することができ、また、固定型運動器
での運動条件を走行運動器に擬似的に適用することがで
きる総合運動システムおよび総合運動方法を提供する。 【解決手段】 人力を用いて走行する電動自転車10に
おいて走行に関するデータを記録カード20に記録し
て、健康管理施設70内に設けられた固定型自転車50
との間で前記データを入出力可能に構成し、電動自転車
10での走行に関するデータと固定型自転車50を用い
ての運動データとの間でデータを交換する。これによ
り、電動自転車10で屋外を走行している環境を固定型
自転車50での運動に擬似的に適用することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は総合運動システムお
よび総合運動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自転車などでの屋外のサイクリ
ングは、場所を移動できるだけでなく、いわゆる自転車
漕ぎ運動を行うことで健康の維持や増進なども役に立つ
ため、広く行われている。また、運転者の足踏み力によ
る駆動力に、電動モータなどの補助駆動力を加えて走行
する電動自転車では、老齢者や体力の少ない人でも、比
較的楽に屋外をサイクリングできて、健康の維持や増進
などに役立てることができる。このような屋外でのサイ
クリングは、開放的な気分で走行できる利点を有するほ
か、平坦な道や、緩やかな坂道、急勾配の坂道など体力
に応じたサイクリングコースを自由に選べ、また、その
場でコースを自由に変更できる楽しみがある。
【0003】しかし、このような屋外でのサイクリング
は、雨天時などの天候状態や極寒時期などの外気温度の
影響を強く受けるため、場合によってはサイクリングを
行えない場合がある。
【0004】これに対して、健康の維持や増進などを目
的とするものとして、いわゆるフィットネスクラブなど
の健康管理施設に各種スポーツ器具の1つとしてエアロ
バイクなどと称する固定型自転車を設け、この固定型自
転車により室内で自転車漕ぎ運動を行うものが知られて
いる。この種の固定型自転車を用いての運動は屋内の設
置箇所で行うだけであるため、天候や外気温度などの影
響をあまり受けずに運動できる利点がある。また、この
固定型自転車の他に、屋外でする運動を室内で行えるよ
うに模擬した運動器具として、歩行型運動器やジョギン
グ型運動器などもあり、これらの運動器においても、運
動を屋内の設置箇所で行うだけであるため、天候や外気
温度などの影響をあまり受けずに運動できる利点があ
る。
【0005】このような屋内の固定型自転車などにおい
ては、固定型自転車などの前方に表示装置(ディスプレ
イ用モニターなど)を配設し、この表示装置に残り時間
や漕ぐ際の負荷量(疑似走行する道の勾配値に対応す
る)、速度に関する情報などを表示させたり、耳たぶな
どに付けたセンサからの運動者の心拍数などの人体指標
を表示させたりすることが行われている。
【0006】また、景色などの映像を表示装置に表示さ
せたり、疑似走行速度に応じて景色が移り変わる速度を
合わせたりすることが提案されている。さらに、フィッ
トネスクラブなどの健康管理施設では、指導員やスポー
ツドクターなどが、利用者の能力、運動量の履歴を基
に、固定型自転車などでのその人に合った運動条件など
を示唆する場合もある。例えば、固定型自転車での運動
条件として軽い負荷が適当であると指導員やスポーツド
クターにより示唆されて、これに基づいた負荷条件で固
定型自転車を用いて運動するなど、利用者の運動能力に
適した状態で運動することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな屋内に設けられた固定型自転車などの施設での運動
は、天候や外気温度などの影響をあまり受けない反面、
屋内の所定位置に固定された状態で行うため、利用者は
漕ぐ際の負荷量(疑似走行する道の勾配値に対応する)
の段階的な調節や走行時間の設定などの限られた条件設
定の選択肢の中から所望の運動メニューを選ぶことしか
できない。
【0008】また、これらの情報(残り時間や負荷量な
ど)は、その場所で実際に運転している状態に関する一
時的な情報だけであるとともに、運動条件設定の選択肢
やディスプレイ装置に映し出される景色などの映像も予
めプログラムされている情報に限られているものであ
り、さらには映し出される映像は、屋外で運動している
本人に係わるものではない一時的な情報であるため、楽
しさやおもしろみを持続させ難い。このように、屋内に
設けられた固定型自転車で、自転車により屋外をサイク
リングする場合に近い環境を得るべく、映像を映し出す
よう構成した場合でも、その映像などの情報が、実際の
屋外でのサイクリングとは無関係であるため、楽しさや
おもしろみに欠けることが多い。
【0009】また、指導員やスポーツドクターにより固
定型自転車などでのその人に合った運動条件などが示唆
された場合でも、屋外の電動自転車でのサイクリングに
おいては、前記運動条件が反映されることがない。した
がって、例えば、固定型自転車での運動条件として軽い
負荷が適当であると指導員やスポーツドクターにより示
唆された場合であっても、屋外の電動自転車でのサイク
リングにおいては高い負荷(運転者の踏む力など)が必
要となることがあり、この場合にはサイクリング途中で
運転者に過度の運動を強いるおそれがある。屋外での運
動時には、指導員やスポーツドクターから示唆された運
動条件を継続することが困難であった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、自転
車や電動自転車などの走行運動器で屋外を走行している
環境を、屋内などに設けられた固定型自転車などの固定
型運動器での運動に、模擬的に適用することができ、ま
た、固定型運動器での運動条件を走行運動器に模擬的に
適用することができる総合運動システムおよび総合運動
方法を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1記載の総合運動システムは、人力を
用いて走行可能なする走行型運動器と、この走行型運動
器での走行に関するデータを記録する走行データ記録手
段と、所定箇所に固定されて所定の運動形式での運動に
用いる固定型運動器と、走行データ記録手段と固定型運
動器との間でデータを入出力可能な情報伝達管理手段と
を備えたことを特徴とする。
【0012】この構成によれば、走行型運動器での走行
に関するデータと固定型運動器を用いての運動データと
の間でデータを交換することにより、走行運動器で屋外
を走行している環境を固定型運動器での運動に模擬的に
適用することができ、また、固定型運動器での運動条件
を走行運動器に模擬的に適用することができる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の総
合運動システムにおいて、走行型運動器に、走行型運動
器の走行中の位置を認識する位置認識部を装着して、走
行データ記録手段により走行型運動器での走行位置デー
タを記録可能とし、この走行位置データを参照しながら
固定型運動器を用いて運動可能に構成したことを特徴と
する。
【0014】この構成によれば、走行型運動器で走行し
た走行位置データを参照しながら固定型運動器で運動す
ることができる。請求項3記載の発明は、請求項1また
は2に記載の総合運動システムにおいて、情報伝達管理
手段は、走行型運動器側の走行データ記録手段とのデー
タを入出力する基地局に設けられた副情報伝達管理部
と、固定型運動器が設けられている施設に設けられた主
情報伝達管理部とから構成され、副情報伝達管理部と主
情報伝達管理部とが通信回線を介してデータを入出力可
能に構成したことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、ユーザの人力によ
って走行可能な走行型運動器と、この走行型運動器にお
ける人力による運動を模擬する固定型運動器とを備えた
総合運動システムであって、前記総合運動システムは、
前記走行型運動器と固定型運動器との間でデータを送受
信するサーバ装置を備えており、前記走行型運動器は、
ユーザの人力に対応する負荷量を検出する負荷検出部
と、前記負荷量に対応するユーザの人体情報を検出する
人体情報検出部と、前記検出された負荷量、人体情報を
記録する記録部と、前記記録された負荷量、人体情報を
前記サーバ装置に送信する通信部とを備え、前記サーバ
装置は、前記走行型運動器から送信された負荷量、人体
情報を受信する受信部と、前記受信された負荷量、人体
情報を蓄積する蓄積部と、前記固定型運動器を用いた運
動が開始される場合、前記蓄積された負荷量、人体情報
に応じて運動メニューを生成する運動メニュー生成部と
を備えたことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4に記載の
総合運動システムにおいて、走行型運動器は、この走行
型運動器の走行中における位置を認識する位置認識部を
更に備え、記録部は、前記走行型運動器の走行中におけ
る位置情報を記録し、前記記録された位置情報をサーバ
装置に送信し、前記サーバ装置は、前記走行型運動器か
ら送信される位置情報に対応する画像データを記録した
画像データベースを更に備えており、運動メニュー生成
部は、前記固定型運動器を用いた運動が開始される場合
に、受信部によって受信された位置情報に対応する前記
画像データベースから画像データを読み出して当該固定
型運動器の表示部に表示することを特徴とする。
【0017】本発明の請求項6記載の総合運動方法は、
人力を用いて走行可能な走行型運動器での走行に関する
データを記録し、この走行データを、所定箇所に固定さ
れて所定の運動形式での運動に用いる固定型運動器側の
データ記憶部に入力し、前記走行データに基づいたデー
タを用いて固定型運動器で運動することを特徴とする。
【0018】この方法によれば、走行運動器で屋外を走
行している環境を固定型運動器での運動に模擬的に適用
することができる。請求項7記載の発明は、請求項6記
載の総合運動方法において、走行型運動器に装着した位
置認識部により走行型運動器の走行位置を認識させて記
録し、この走行位置データを参照しながら固定型運動器
で運動可能に構成したことを特徴とする。
【0019】この方法によれば、走行型運動器で走行し
た走行位置データに基づきながら固定型運動器で運動す
ることができる。請求項8記載の総合運動方法は、所定
箇所に固定されて所定の運動形式での運動に用いる固定
型運動器での運動に関するデータを記録し、この運動デ
ータを、人力を用いて走行する走行型運動器で走行運動
を行うことが可能な走行型運動器側のデータ記憶部に入
力し、前記運動データに基づいたデータを用いて走行型
運動器で走行することを特徴とする。
【0020】この方法によれば、固定型運動器での運動
条件を走行運動器に模擬的に適用することができる。請
求項9記載の発明は、ユーザの人力によって走行可能な
走行型運動器と、この走行型運動器における人力による
運動を模擬する固定型運動器とを用いてユーザのための
運動管理を行うことが可能な総合運動方法であって、前
記走行型運動器の制御下では、ユーザの人力に対応する
負荷量、及び当該負荷量に対応するユーザの人体情報を
検出し、前記検出された負荷量、人体情報を記録し、前
記記録された負荷量、人体情報を、前記走行型運動器と
固定型運動器との間でのデータを送受信可能とするサー
バ装置に送信し、前記サーバ装置の制御下では、前記走
行型運動器から送信された負荷量、人体情報を受信し、
前記受信された負荷量、人体情報をデータベースに蓄積
し、前記固定型運動器を用いた運動が開始される場合
に、前記蓄積された負荷量、人体情報に応じて運動メニ
ューを生成することを特徴とする。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項9に記載
の総合運動方法において、走行型運動器では、更に、走
行中における前記走行型運動器の位置を認識する位置情
報を記録し、前記記録された位置情報をサーバ装置に送
信し、前記サーバ装置は前記走行型運動器から送信され
る位置情報に対応する画像データを記録した画像データ
ベースを更に備えており、前記サーバ装置の制御下で
は、固定型運動器を用いた運動が開始される場合、前記
受信された位置情報に対応する前記画像データベースか
ら画像データを読み出してこの固定型運動器の表示部に
表示することを特徴とする。
【0022】本発明の請求項11記載の発明は、屋内の
所定箇所に固定されて所定の運動形式での運動に用いる
固定型運動器であって、人力を用いて走行可能な走行型
運動器での走行に関するデータを入力して、走行データ
に基づいたデータを用いて運動可能に構成したことを特
徴とする。
【0023】本発明の請求項12記載の発明は、ユーザ
の人力によって走行可能な走行型運動器における運動を
模擬して、ユーザに運動負荷を与えるための固定型運動
器であって、サーバ装置との間でデータの送受信を行う
通信部と、前記通信部を介して前記サーバ装置から送信
される運動メニューに従って、ユーザに与える運動負荷
の大きさを調整する運動負荷印加部と、前記運動負荷に
対し、前記ユーザの人力による負荷量を検出する負荷検
出部と、前記負荷量に対応するユーザの人体情報を検出
する人体情報検出部と、前記検出された負荷量、人体情
報を記録する記録部とを備え、前記通信部は、前記運動
メニューに対応して記録された負荷量、人体情報を前記
サーバに送信して蓄積させることを特徴とする。
【0024】本発明の請求項13記載の発明は、請求項
12に記載の固定型運動器において、固定型運動器は、
サーバ装置から送信される画像データを表示する表示部
を更に備え、前記送信される画像データは、走行型運動
器の運動中にこの走行型運動器が位置した位置情報に対
応しており、前記表示部は、前記送信された画像データ
に基づいて前記位置情報に対応する画像を表示すること
を特徴とする。
【0025】本発明の請求項13記載の走行型運動器
は、人力を用いて走行する走行型運動器であって、所定
箇所に固定されて所定の運動形式での運動に用いる固定
型運動器での運動に関するデータを入力して、運動デー
タに基づいたデータを用いて走行可能に構成したことを
特徴とする。
【0026】本発明の請求項15記載の発明は、ユーザ
の人力によって走行可能な走行型運動器であって、前記
ユーザの人力に対応する負荷量、当該負荷量に対応する
運転者の人体情報を検出する検出部と、前記検出された
負荷量、人体情報を記録する記録部と、前記記録された
負荷量、人体情報に基づいて前記ユーザのための運動メ
ニューを生成するための要求をサーバ装置に送信する送
信部と、前記要求は、前記サーバ装置に前記運動メニュ
ーを生成させるために前記記録された負荷量、人体情報
を含むことを特徴とする。
【0027】本発明の請求項16記載の発明は、請求項
15記載の走行型運動器において、走行型運動器は、こ
の走行型運動器の走行中における位置を認識する位置認
識部を更に備え、記録部は、この走行型運動器の走行中
における位置情報を記録し、送信部は、前記要求として
前記記録された位置情報もサーバ装置に送信して蓄積さ
せることを特徴とする。
【0028】本発明の請求項17記載の発明は、ユーザ
のための運動管理を制御するサーバ装置であって、ユー
ザの個人情報を記録した第1のデータベースと、前記ユ
ーザごとの運動時の負荷量、人体情報を記録した第2の
データベースと、前記第2のデータベースに記録された
負荷量、人体情報に基づいて運動メニューを生成する運
動メニュー生成部と、走行型運動器と固定型健康器との
間でデータを送受信する通信部とを備え、前記走行型運
動器または固定型運動器のいずれかを用いて前記ユーザ
によって運動が開始される場合、前記運動メニュー生成
部が、このユーザに対応する前記第2のデータベースに
記録された負荷量、人体情報に応じて運動メニューを生
成し、前記通信部は、前記生成された運動メニューを前
記ユーザによって運動が開始される前記走行型運動器ま
たは固定型運動器に送信することを特徴とする。
【0029】本発明の請求項18記載のプログラムは、
1〜3の何れかに記載の総合運動システムの情報伝達手
段に設けられるプログラムであって、人力を用いて走行
する走行型運動器での走行に関するデータを入力して、
この走行データを、所定箇所に固定されて所定の運動形
式での運動に用いる固定型運動器に適した出力形式で出
力することを特徴とする。
【0030】本発明の請求項19記載のプログラムは、
1〜3の何れかに記載の総合運動システムの情報伝達手
段に設けられるプログラムであって、所定箇所に固定さ
れて所定の運動形式での運動に用いる固定型運動器での
運動に関するデータを入力して、この運動データを、人
力を用いて走行する走行型運動器に適した出力形式で出
力することを特徴とする。
【0031】本発明の請求項20記載のプログラムは、
請求項9または10に記載の総合運動方法をコンピュー
タシステムに実行させることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1に示すように、本発明の実施の
形態にかかる総合運動システムは、人力を用いて屋外を
走行する走行型運動器としての電動自転車10と、電動
自転車10に設けられた情報処理部21に着脱可能とさ
れて電動自転車10の走行データを記録する走行データ
記録手段としての走行データ記録カード(以下、記録カ
ードと略す)20と、記録カード20のデータを入出力
する基地局(運転者の自宅や会社など)に配設されて記
録データを入力して管理する副情報伝達管理部としての
クライアント側管理装置30と、フィットネスクラブな
どの健康管理施設70に配設され、公衆回線、無線、イ
ンターネットなどのネットワーク5を介してクライアン
ト側管理装置30からのデータを入出力する主情報伝達
管理部(サーバ装置)としての施設側管理装置40と、
健康管理施設70に配設されている固定型運動器として
の固定型自転車(いわゆるエアロバイク)50とを備え
ている。
【0033】そして、本総合運動システムは、電動自転
車10にて走行した際に記録カード20に記録された走
行データをクライアント側管理装置30や施設側管理装
置40に出力可能に構成されている。また、この走行デ
ータに基づいて、固定型自転車50を駆動したり、固定
型自転車50に設けられている表示装置(ディスプレイ
用モニター)57に画像や映像を表示したりすることが
できるように構成されている。また、固定型自転車50
や施設側管理装置40からのデータを、ネットワーク5
を介してクライアント側管理装置30や電動自転車10
の記録カード20に出力して、電動自転車10の走行状
態を変更(例えば補助動力比率の変更)することも可能
とされている。
【0034】電動自転車10には、自転車本体に加え
て、電動自転車10の補助駆動の基本的構成要素である
電動駆動部11と、バッテリー部12と、電動自転車1
0における人力によるペダルへのトルク(踏力)を検出
するトルク検出部13と、ペダルの回転数を検出する回
転数検出部14と、走行時の加速度を検出する加速度検
出部15と、電動駆動力などの制御を行う駆動制御部1
6と、全体的な制御を行う制御部17と、記録カード2
0が着脱自在で電動自転車10の各種データの処理を行
う情報処理部21などが備えられている。
【0035】情報処理部21は、例えば電動自転車10
におけるハンドルポスト上方の、操作し易く、見易い箇
所に設置されている。この情報処理部21には、上述し
た記録カード20が着脱自在とされ、記録カード20に
対してデータを読み書きする読込記録部22と、外部と
の通信を行う携帯電話やPHSなどの通信機80に対し
てデータを入出力する通信部23と、電動自転車10の
位置情報(緯度情報と経度情報と高さ情報)を得る位置
認識部としてのGPS(Global Positioning System)
受信部24と、変速段や、バッテリーの状態、走行速
度、走行距離、走行時間、心拍数、入力データやデータ
の入出力状態などを表示する表示部26と、各種設定情
報などを入力する複数の押し釦などからなる入力部27
と、設定した走行速度、走行距離、走行時間、人体指標
値などから外れた場合に音や表示動作により注意を促す
とともに、通常運転時に運転のペースをリズム音で出力
したりすることが可能な報知部28とが設けられてい
る。また、情報処理部21には、耳たぶに付けて心拍数
を測定する人体情報検出部(人体指標測定部)としての
心拍センサ25を接続可能とされている。また、坂道な
どにおける電動自転車10の傾斜を検出する傾斜検出部
を備えるようにすれば、GPS受信部24による位置情
報の精度を向上させることができる。
【0036】ここで、記録カード20には、例えば当日
の運動メニュー(走行距離、走行時間、運動負荷など)
や運転者の個人身体データ(事前に求めた運動負荷に対
応する心拍数、体重、血圧値)などが記録されている。
記録カード20としては、FDなどの記録ディスク、C
D、DVDなどの光ディスク、またはSD(Secure Did
ital)メモリカードなどの半導体メモリが採用できる。
これらの運動メニューや個人身体データはサイクリング
を行う前にも入力できるが、サイクリングを行っている
途中でも変更可能とされている。また、運転者は、予め
心拍センサ25を付けた状態で電動自転車10を自由に
走行させる。そして、この際のデータを、記録カード2
0を介してクライアント側管理装置30に読み込ませ、
クライアント側管理装置30において、この際の運転者
の踏力によるトルクとクランク軸などの回転数をトルク
検出部13と回転数検出部14とから検出して記憶し、
この時のデータから複数の定常状態(平らな道や、緩い
坂、急な坂、上り坂、下り坂、向かい風、追い風状態な
ど)での脈拍数と負荷量(トルクと回転数)との間の関
係を表す値に基づいて、回帰式を算出して記憶させ、こ
の回帰式を運転者固有の運動負荷に対応する心拍数のデ
ータとして記録カード20に記憶させている(坂の傾斜
角度や上り坂、下り坂などはGPSの位置データを関連
付けてデータとして蓄えてもよい)。そして、通常の運
転時には、心拍センサ25を付けずに走行し、この際の
負荷量の状態から心拍数を算出できるように構成されて
いる。
【0037】また、電動自転車10の駆動制御部16
は、以下のような加速度フィードバック制御を実行可能
とされている。すなわち、トルク検出部13および回転
数検出部14から検出した人力による駆動力と、加速度
検出部15から検出した加速度とから、走行抵抗を算出
して検出し、人力駆動力による補助動力比率と、走行抵
抗による補助動力比率とから総合の補助動力比率を決定
して補助動力比率を適宜変更し、例えば、路面状態など
に関係なく、運転者に対して、適した一定の踏力が作用
するように制御可能とされている。
【0038】クライアント側管理装置30は、表示部3
1を有するマイクロコンピュータなどからなる演算処理
装置32にて構成され、この演算処理装置32の記憶部
35には、上記心拍数算出プログラムに加えて、電動自
転車のデータに基づいて自己健康管理や電動自転車のア
シスト率の変更などを行うことのできる健康管理プログ
ラムおよびアシスト率変更プログラムや、GPSデータ
に基づいて走行箇所の履歴などを確認できる地図プログ
ラムや、電動自転車10のデータを含む各種データのや
り取りを行える通信プログラムなどが組み込まれてい
る。また、演算処理装置32には、電動自転車10の情
報処理部21に着脱される記録カード20を挿入してデ
ータを読み書きする読込記録部33や、外部とネットワ
ーク5を介して情報の入出力を行う通信部34も設けら
れている。
【0039】施設側管理装置(サーバ装置)40はマイ
クロコンピュータなどから構成されており、健康管理施
設70内の複数台の固定型自転車50などを管理するも
ので、個人データや外部とのコミュニケーションを行う
情報データベースサーバ41と、各利用者のクライアン
ト側管理装置30の通信部34や情報処理部21の通信
部23と通信して受信部および送信部として機能する外
部通信部43と、固定型自転車50の前方に設けられて
いる表示装置57に表示する映像の処理を行う映像デー
タベースサーバ45と、電動自転車10の記録カード2
0に対してデータを読み込んだり、書き込んだりする読
込記録部46と、健康管理施設70内の固定型自転車5
0を含めた各種運動器に接続された通信部44と、各種
制御動作を行うとともに、電動自転車10からの走行位
置データに応じて運動メニューなども生成する(メニュ
ー生成部としても機能する)制御部47などが設けられ
ている。
【0040】情報データベースサーバ41の記憶部35
には固定型自転車50などの各種運動器を使用する利用
客の個人情報が格納されているとともに、各運動器に適
した利用方法に関するデータである、指導員やスポーツ
ドクターの各利用者に関する分析データおよび運動メニ
ュー(利用客の年齢、階層別の分析データや各利用者に
対する体力変動状態を示すデータ、運動を停止させる条
件情報、固定型自転車50における良好なペダリングを
行うための、ペダリング位置、円滑な漕ぎ方、ペダリン
グ解析情報などのデータと、これらのデータに対応した
運動メニュー)などが格納されている。
【0041】映像データベースサーバ45には、画像や
映像を表示するために必要なデータが格納されている。
つまり、電動自転車10からの走行位置データに基づく
位置情報画像や映像データを格納可能とされているとと
もに、この他に、固定型自転車50や他の運動器ならび
に利用者が所有している電動自転車10の乗り方のアド
バイスを含んだ画像情報や、各種画像プログラム(例え
ば各地を紹介する画像プログラム)などが格納されてい
る。
【0042】固定型自転車50は、走行しない点以外で
は電動自転車10とほぼ同機能とされ、自転車漕ぎ運動
を行わせる基本機能に加えて、人力によるペダルへの踏
力を検出するトルク検出部51と、ペダルの回転数を検
出する回転数検出部52と、総合的な駆動制御を行う駆
動制御部53と、耳たぶに付けて心拍数を測定する人体
情報検出部(人体指標測定手段)としての心拍センサ5
4と、各種設定情報などを入力する複数の押し釦などか
らなる入力部55と、設定した走行速度、走行距離、走
行時間、人体指標値などから外れた場合に音や表示動作
により注意を促す警告手段56と、電動自転車10の記
録カード20に対してデータを読み込んだり、書き込ん
だりする読込記録部58と、走行速度、走行距離、走行
時間、人体指標値、入力データやデータの入出力状態だ
けでなく、映像データベースサーバ45からの画像や映
像を表示する表示装置57と、施設側管理装置40との
間でデータの送受信を行う通信部59と、固定型自転車
50の動作制御を全体的に制御する制御部60とが設け
られている。
【0043】上記構成において、電動自転車10でサイ
クリングする際は、電動自転車10に設けられている情
報処理部21に記録カード20を装着しておく。そし
て、運転メニューから希望の走行距離や走行時間、運動
負荷などを選択して、屋外でのサイクリングを開始す
る。なお、予め、記録カード20を自宅などにあるクラ
イアント側管理装置30に装着して希望の運転メニュー
を選択しておいてもよい。
【0044】サイクリングを行うと、選択された運転メ
ニューに沿って、電動自転車10が補助駆動力を必要に
応じて加えながら走行される。この際、運転者の踏力に
よるトルクとペダルの回転数とにより運転者の人力によ
る負荷が算出され、その負荷に応じた運転者の心拍数が
算出されるとともに、人力による前記負荷および走行加
速度に応じて補助駆動力を例えばフィードバック制御し
て調整しながら、電動自転車10が駆動される。この
時、走行距離や走行時間に加えて、トルクや回転数、運
転者の負荷、心拍数、加速度などが情報処理部21の表
示部26に表示され、かつこれらのデータが走行データ
として記録カード20に記録される。また、電動自転車
10の高さデータも含めた走行位置データが位置認識部
としてのGPS受信機24からの受信データに基づき随
時取得され、この位置データも記録カード20に記録さ
れる。
【0045】なお、電動自転車10で走行している際
に、運転者がリズム音出力などを希望して予め設定して
いる場合は、運転のペースが報知部28からリズム音が
出力される。また、報知部28から音楽などを聞かせる
ことも可能とされており、これにより運転者をリラック
スさせることが可能とされている。また、運動メニュー
に対して、走行時の負荷が過剰であったり、過小であっ
たりした場合には、報知部28から警告音が発生されて
運転者に注意が促される。
【0046】サイクリングが終了した時点で運転者は、
例えば、記録カード20を自宅などにあるクライアント
側管理装置30の読込記録部33に装着して読み込むこ
とで、走行データをクライアント側管理装置30の記憶
部35に記憶させることができる。そして、今回の走行
における各種データを表示部31に表示させながら、運
転者が自己分析したり自己診断することも可能とされて
いる。
【0047】さらに、このクライアント側管理装置30
に組み込まれているアプリケーションプログラムによっ
て、次のようなことも可能である。電動自転車10に対
応す健康管理プログラムを実行することで、当初の運動
メニューと、実際の運動との対比を、累積データの作
成、グラフ化などにより分かり易く確認することがで
き、この結果に基づく運動の分析および診断と次回運動
時のアドバイスとが提示されて表示される。また、電動
自転車10の補助駆動比率調節プログラムを実行するこ
とで、今回の走行での電動自転車10の補助駆動比率を
勘案しながら補助駆動比率を変更することが可能であ
る。また、地図プログラムを実行することで、今回得た
走行位置データに基づいて、実際に走行したロードマッ
プを表示させたり、登坂距離や高低差などを表示させた
りすることができ、さらにはこの走行位置データを、例
えば、日本縦断ゲームプログラムのなどの走行距離に見
立てて現在位置を表示させることで楽しむこともでき
る。
【0048】なお、電動自転車10を走行させている途
中で、電動自転車10の情報処理部21に接続された通
信機80からクライアント側管理装置30の通信部34
や施設側管理装置40の外部通信部43へ走行データを
出力することも可能である。
【0049】電動自転車10を走行させて得た走行デー
タを、電動自転車10の通信部23やクライアント側管
理装置30の通信部34から施設側管理装置40の外部
通信部43へ、ネットワーク5などを介して(電動自転
車10の記録カード20を健康管理施設70に直接持参
して施設側管理装置40や固定型自転車50の読込記録
部58で読み込ませることも可能である)施設側管理装
置40に出力することで、その後、前記運転者が健康管
理施設70の利用者として行くと、以下のようなことが
実行可能となる。
【0050】健康管理施設70の固定型自転車50を使
用する際に利用者の識別番号などを入力して、利用者が
過去のサイクリングでの走行を固定型自転車50での運
動に模擬的に適用するプログラムを指定すると、該当す
る走行データが読み込まれて、その走行データに対応す
る運動データに変換されて運動メニューが作成され、こ
の運動メニューが固定型自転車50で実行される。すな
わち、前記走行データに対応する走行距離や走行時間、
運転者に対する負荷や心拍数が前記走行時のものと同様
になるような運動メニューに従って固定型自転車50が
制御されながら、利用者は運動を行うことができる。ま
た、運動中は、例えば地図プログラムが実行され、GP
S受信機から得た今回の走行位置データに基づいて、実
際に走行したロードマップが表示装置57に表示され、
同時に高低差も表示される。そして、固定型自転車50
での運動時間や駆動量に合わせて、現在の走行位置も模
擬的に示される。
【0051】これにより、利用者は、過去の電動自転車
10での走行と似た環境や条件で固定型自転車50によ
る運動を行うことができるため、実際の走行時の雰囲気
やその楽しさ、おもしろみを再度味わうことなどがで
き、しかもこれが自分の走行体験に基づくものであるた
め、楽しさやおもしろみも倍増する。また、固定型自転
車50において予め決められている運動プログラムに加
えて、自分の走行体験に基づく運動プログラムが追加さ
れることとなるので、その分だけ選択肢が増えることに
もなる。
【0052】なお、電動自転車10に撮像手段などを取
付け、電動自転車10からの撮像画像を記録カード20
や撮像記録手段に記録して施設側管理装置40に記憶さ
せ、固定型自転車50により運動する際に表示装置57
に表示させながら運動してもよく、この場合は、その走
行時の雰囲気を、さらに臨場感が高まりながら味わうこ
とができる。また、この際に、電動自転車10の走行中
に随時、風景などの走行環境を撮像するとより良好な臨
場感を得ることができるが、これに限るものではなく、
適当時間間隔、または任意のタイミングで撮像して、固
定型自転車50によりその走行位置に対応する箇所に達
した時点で、該当画像を表示装置57に表示させるよう
にしてもよい。
【0053】また、これに代えて、実際の走行時での画
像データがない場合に、運動に合わせて他の画像データ
などを表示装置57に相対的に移動させるなどしながら
表示させることによっても楽しさやおもしろみを利用者
に与えることが可能である。
【0054】さらに、健康管理施設70の指導員やスポ
ーツドクターが、送られて来た走行データを分析、診断
したり、利用者が固定型自転車50で再現して運動して
いる状態を観察したりして、その人に合った運動条件な
どを助言したり示唆することができる。そして、利用者
が、より高度な(よりスポーツ指向が強い)助言を望む
場合は、走行データから踏力トルク情報、回転数情報な
どを抽出して、ペダリング解析を行い、円滑なペダリン
グ、回転数、想像されるフォームチェックなどを行って
もよい。
【0055】そして、この適切な運動条件のデータを記
録カード20に保存し直し、次回の電動自転車10の走
行時に利用することで、一層、その人に適した補助駆動
比率などの運動条件で電動自転車10を走行させること
ができる。なお、健康管理施設70の利用者(電動自転
車10の運転者)が健康管理施設70を訪れなくても、
データを受け取った健康管理施設70の指導員やスポー
ツドクターが、その人に合った運動条件データなどを、
クライアント側管理装置30へ送り返すことにより、利
用者はその運動条件を取得することができる。また、利
用者と指導員やスポーツドクターとがテレビ会議システ
ムなどを利用できる場合には、このテレビ会議システム
により両者が面接して、その運動条件などを伝えること
も可能である。適切な運動条件や、これに対応する走行
データを送られた利用者は、例えば記録した記録カード
20を電動自転車10に装着することで、容易にその運
動条件に合った状態で電動自転車10を運転することが
できる。
【0056】なお、健康管理施設70に送られたそれぞ
れの走行データは、個人のデータベースとして構築され
るため、このデータベースを利用することで、個人の運
動管理や健康管理(推移、目標達成率、進捗状況など)
を比較的容易に構築できる利点がある。さらに健康管理
施設70の加入者全体のデータベースを、全データを対
象とした階層別情報(男女別、年齢別、身長・体重別、
職業別など)を参照するデータベースとして健康管理施
設70の人などが利用することも可能である。
【0057】なお、上記の実施の形態においては、電動
自転車では通常のサイクリング時には、心拍センサーを
取付けることなく、運転者の踏力によるトルクとペダル
の回転数とにより運転者の負荷が算出され、その負荷に
応じた運転者の心拍数が算出される構成である場合を述
べたが、固定型自転車50においても同様の構成を採用
してもよい。
【0058】また、人体指標として心拍数を計測したり
算出したりする場合を述べたが、その他の人体指標、例
えば脈拍や血圧などを用いた場合でも同様に適用できる
ことはもちろんであり、例えば血圧を測定する手法とし
ては、血圧センサーを電動自転車10や固定型自転車5
0のグリップに組付けて測定するとよい。また、上記心
拍数と同様な手法で予め測定したデータから回帰式を求
めて血圧を算出するようにしてもよい。
【0059】また、電動自転車10の駆動制御として上
記した加速度フィードバック制御を行わないものやそれ
以外の制御を行っている電動自転車10にも適用できる
ものであり、例えば、左右のペダルへの踏力が異なる場
合に、以下のような左右踏力バランス制御を行って滑ら
かに自転車漕ぎ運動を行うようにするとよい。つまり、
左ペダルに加えられる左踏力に左踏力負荷時の電動自転
車10における電動モータの出力を合算した左合算出力
と、右ペダルに加えられる右踏力に右踏力負荷時の電動
モータの出力を合算した右合算出力との差が所定範囲内
となるように、左踏力負荷時および右踏力負荷時の電動
モータの出力をそれぞれ制御する。この他の各種駆動制
御を行っているものにも上記手法を適用可能である。
【0060】さらに、サーバ装置としての施設側管理装
置40に記憶したり、クライアント側管理装置30に記
憶可能な走行データや運動メニューなどを管理する本発
明のプログラムをCD−ROM、FD、DVD等の記録
媒体に格納し、汎用コンピュータに対して着脱自在な形
で提供される形態でもよい。これにより、本発明のプロ
グラムが格納されたソフトウェア商品として装置と独立
して容易に配布、販売することができるようになる。汎
用コンピュータなどのハードウェアを用いてこのソフト
ウェアを使用することにより、これらのハードウェアで
本発明が容易に実施できるようになる。
【0061】加えて、本発明を実現するためのプログラ
ムやデータは、通信回線などを介して接続された他の機
器から受信してメモリに記録する形態であってもよい。
さらには、通信回線などを介して接続された他の機器側
のメモリに上記プログラムやデータを記録し、このプロ
グラムやデータを通信回線などを介して使用する形態で
あってもよい。
【0062】さらに、上記実施の形態においては、走行
型運動器として電動自転車10を採用し、固定型運動器
として固定型自転車50を採用した場合を述べたが、こ
れに限るものではなく、屋外を走行する走行型運動器と
して、ペダルへのトルクやペダルの回転数、走行距離な
どを検出する機能を付与した自転車や三輪車などの少な
くとも一部に人力を用いる運動器を用いたり、屋内に配
置される固定型運動器としてその他の自転車漕ぎ運動に
近い運動などを行うことができる運動器や、屋外でする
運動を室内で行えるように模擬した歩行型運動器やジョ
ギング型運動器などにも本発明を適用できる。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、人力を用
いて走行する走行型運動器において走行に関するデータ
を記録して、所定箇所に固定されて所定の運動形式での
運動に用いる固定型運動器との間でデータを入出力可能
に構成し、走行型運動器での走行に関するデータと固定
型運動器を用いての運動データとの間でデータを交換す
ることにより、走行運動器で屋外を走行している環境を
固定型運動器での運動に模擬的に適用することができ、
また、固定型運動器での運動条件を走行運動器に模擬的
に適用することができる。これにより、利用者は、走行
運動器での過去の走行体験に似た状態で固定型運動器に
て運動することができるため、実際の走行時の雰囲気や
その楽しさやおもしろみを再度味わうことなどができ
る。また、走行データについて健康管理施設の指導員や
スポーツドクターにて分析、診断することで、その人に
合った運動条件などを示唆することができ、さらにその
運動条件に対応するデータを走行運動器や固定型運動器
に入力することで、容易にその運動条件に合った状態で
走行運動器や固定型運動器にて運動することができる。
【0064】また、走行型運動器に、走行型運動器の位
置を認識するGPS受信機を装着して、走行データ記録
手段により走行型運動器での走行位置データを記録可能
とし、この走行位置データに基づきながら固定型運動器
を用いて運動可能に構成することにより、GPS受信機
から得た走行位置データと固定型運動器での運動時間や
駆動量に合わせて、実際に走行したロードマップや場所
などを表示装置などにより利用者に認識させることが可
能となり、実際の走行時の雰囲気やその楽しさを、さら
に臨場感が高まりながら味わうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる総合運動システム
の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
5 ネットワーク 10 電動自転車(走行型運動器) 20 走行データ記録カード(走行データ記録手
段) 24 GPS受信部 30 クライアント側管理装置(副情報伝達管理
部) 40 施設側管理装置(主情報伝達管理部:サーバ
装置) 50 固定型自転車(固定型運動器) 70 健康管理施設 57 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹原 清 大阪府柏原市片山町13番13号 ナショナル 自転車工業株式会社内 (72)発明者 谷田 正人 大阪府柏原市片山町13番13号 ナショナル 自転車工業株式会社内 (72)発明者 伊達 宗弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤若 建介 大阪府柏原市片山町13番13号 ナショナル 自転車工業株式会社内 (72)発明者 矢萩 芳明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人力を用いて走行可能なする走行型運動
    器と、この走行型運動器での走行に関するデータを記録
    する走行データ記録手段と、所定箇所に固定されて所定
    の運動形式での運動に用いる固定型運動器と、走行デー
    タ記録手段と固定型運動器との間でデータを入出力可能
    な情報伝達管理手段とを備えたことを特徴とする総合運
    動システム。
  2. 【請求項2】 走行型運動器に、走行型運動器の走行中
    の位置を認識する位置認識部を装着して、走行データ記
    録手段により走行型運動器での走行位置データを記録可
    能とし、この走行位置データを参照しながら固定型運動
    器を用いて運動可能に構成したことを特徴とする請求項
    1記載の総合運動システム。
  3. 【請求項3】 情報伝達管理手段は、走行型運動器側の
    走行データ記録手段とのデータを入出力する基地局に設
    けられた副情報伝達管理部と、固定型運動器が設けられ
    ている施設に設けられた主情報伝達管理部とから構成さ
    れ、副情報伝達管理部と主情報伝達管理部とが通信回線
    を介してデータを入出力可能に構成したことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の総合運動システム。
  4. 【請求項4】 ユーザの人力によって走行可能な走行型
    運動器と、この走行型運動器における人力による運動を
    模擬する固定型運動器とを備えた総合運動システムであ
    って、 前記総合運動システムは、前記走行型運動器と固定型運
    動器との間でデータを送受信するサーバ装置を備えてお
    り、 前記走行型運動器は、ユーザの人力に対応する負荷量を
    検出する負荷検出部と、前記負荷量に対応するユーザの
    人体情報を検出する人体情報検出部と、前記検出された
    負荷量、人体情報を記録する記録部と、前記記録された
    負荷量、人体情報を前記サーバ装置に送信する通信部と
    を備え、 前記サーバ装置は、前記走行型運動器から送信された負
    荷量、人体情報を受信する受信部と、前記受信された負
    荷量、人体情報を蓄積する蓄積部と、前記固定型運動器
    を用いた運動が開始される場合、前記蓄積された負荷
    量、人体情報に応じて運動メニューを生成する運動メニ
    ュー生成部とを備えたことを特徴とする総合運動システ
    ム。
  5. 【請求項5】 走行型運動器は、この走行型運動器の走
    行中における位置を認識する位置認識部を更に備え、 記録部は、前記走行型運動器の走行中における位置情報
    を記録し、 前記記録された位置情報をサーバ装置に送信し、 前記サーバ装置は、前記走行型運動器から送信される位
    置情報に対応する画像データを記録した画像データベー
    スを更に備えており、 運動メニュー生成部は、前記固定型運動器を用いた運動
    が開始される場合に、受信部によって受信された位置情
    報に対応する前記画像データベースから画像データを読
    み出して当該固定型運動器の表示部に表示することを特
    徴とする請求項4に記載の総合運動システム。
  6. 【請求項6】 人力を用いて走行可能な走行型運動器で
    の走行に関するデータを記録し、この走行データを、所
    定箇所に固定されて所定の運動形式での運動に用いる固
    定型運動器側のデータ記憶部に入力し、前記走行データ
    に基づいたデータを用いて固定型運動器で運動すること
    を特徴とする総合運動方法。
  7. 【請求項7】 走行型運動器に装着した位置認識部によ
    り走行型運動器の走行位置を認識させて記録し、この走
    行位置データを参照しながら固定型運動器で運動可能に
    構成したことを特徴とする請求項6記載の総合運動方
    法。
  8. 【請求項8】 所定箇所に固定されて所定の運動形式で
    の運動に用いる固定型運動器での運動に関するデータを
    記録し、この運動データを、人力を用いて走行する走行
    型運動器で走行運動を行うことが可能な走行型運動器側
    のデータ記憶部に入力し、前記運動データに基づいたデ
    ータを用いて走行型運動器で走行することを特徴とする
    総合運動方法。
  9. 【請求項9】 ユーザの人力によって走行可能な走行型
    運動器と、この走行型運動器における人力による運動を
    模擬する固定型運動器とを用いてユーザのための運動管
    理を行うことが可能な総合運動方法であって、 前記走行型運動器の制御下では、 ユーザの人力に対応する負荷量、及び当該負荷量に対応
    するユーザの人体情報を検出し、 前記検出された負荷量、人体情報を記録し、 前記記録された負荷量、人体情報を、前記走行型運動器
    と固定型運動器との間でのデータを送受信可能とするサ
    ーバ装置に送信し、 前記サーバ装置の制御下では、 前記走行型運動器から送信された負荷量、人体情報を受
    信し、 前記受信された負荷量、人体情報をデータベースに蓄積
    し、 前記固定型運動器を用いた運動が開始される場合に、前
    記蓄積された負荷量、人体情報に応じて運動メニューを
    生成することを特徴とする総合運動方法。
  10. 【請求項10】 走行型運動器では、更に、 走行中における前記走行型運動器の位置を認識する位置
    情報を記録し、 前記記録された位置情報をサーバ装置に送信し、 前記サーバ装置は前記走行型運動器から送信される位置
    情報に対応する画像データを記録した画像データベース
    を更に備えており、 前記サーバ装置の制御下では、 固定型運動器を用いた運動が開始される場合、前記受信
    された位置情報に対応する前記画像データベースから画
    像データを読み出してこの固定型運動器の表示部に表示
    することを特徴とする請求項9に記載の総合運動方法。
  11. 【請求項11】 屋内の所定箇所に固定されて所定の運
    動形式での運動に用いる固定型運動器であって、人力を
    用いて走行可能な走行型運動器での走行に関するデータ
    を入力して、走行データに基づいたデータを用いて運動
    可能に構成したことを特徴とする固定型運動器。
  12. 【請求項12】 ユーザの人力によって走行可能な走行
    型運動器における運動を模擬して、ユーザに運動負荷を
    与えるための固定型運動器であって、 サーバ装置との間でデータの送受信を行う通信部と、 前記通信部を介して前記サーバ装置から送信される運動
    メニューに従って、ユーザに与える運動負荷の大きさを
    調整する運動負荷印加部と、 前記運動負荷に対し、前記ユーザの人力による負荷量を
    検出する負荷検出部と、 前記負荷量に対応するユーザの人体情報を検出する人体
    情報検出部と、 前記検出された負荷量、人体情報を記録する記録部とを
    備え、 前記通信部は、 前記運動メニューに対応して記録された負荷量、人体情
    報を前記サーバに送信して蓄積させることを特徴とする
    固定型運動器。
  13. 【請求項13】 固定型運動器は、サーバ装置から送信
    される画像データを表示する表示部を更に備え、 前記送信される画像データは、走行型運動器の運動中に
    この走行型運動器が位置した位置情報に対応しており、 前記表示部は、前記送信された画像データに基づいて前
    記位置情報に対応する画像を表示することを特徴とする
    請求項12に記載の固定型運動器。
  14. 【請求項14】 人力を用いて走行可能な走行型運動器
    であって、所定箇所に固定されて所定の運動形式での運
    動に用いる固定型運動器での運動に関するデータを入力
    して、運動データに基づいたデータを用いて走行可能に
    構成したことを特徴とする走行型運動器。
  15. 【請求項15】 ユーザの人力によって走行可能な走行
    型運動器であって、前記ユーザの人力に対応する負荷
    量、当該負荷量に対応する運転者の人体情報を検出する
    検出部と、前記検出された負荷量、人体情報を記録する
    記録部と、前記記録された負荷量、人体情報に基づいて
    前記ユーザのための運動メニューを生成するための要求
    をサーバ装置に送信する送信部と、 前記要求は、前記サーバ装置に前記運動メニューを生成
    させるために前記記録された負荷量、人体情報を含むこ
    とを特徴とする走行型運動器。
  16. 【請求項16】 走行型運動器は、この走行型運動器の
    走行中における位置を認識する位置認識部を更に備え、 記録部は、この走行型運動器の走行中における位置情報
    を記録し、 送信部は、前記要求として前記記録された位置情報もサ
    ーバ装置に送信して蓄積させることを特徴とする請求項
    15記載の走行型運動器。
  17. 【請求項17】 ユーザのための運動管理を制御するサ
    ーバ装置であって、 ユーザの個人情報を記録した第1のデータベースと、 前記ユーザごとの運動時の負荷量、人体情報を記録した
    第2のデータベースと、 前記第2のデータベースに記録された負荷量、人体情報
    に基づいて運動メニューを生成する運動メニュー生成部
    と、 走行型運動器と固定型健康器との間でデータを送受信す
    る通信部とを備え、 前記走行型運動器または固定型運動器のいずれかを用い
    て前記ユーザによって運動が開始される場合、前記運動
    メニュー生成部が、このユーザに対応する前記第2のデ
    ータベースに記録された負荷量、人体情報に応じて運動
    メニューを生成し、 前記通信部は、前記生成された運動メニューを前記ユー
    ザによって運動が開始される前記走行型運動器または固
    定型運動器に送信することを特徴とするサーバ装置。
  18. 【請求項18】 請求項1〜3の何れかに記載の総合運
    動システムの情報伝達手段に設けられるプログラムであ
    って、人力を用いて走行する走行型運動器での走行に関
    するデータを入力して、この走行データを、所定箇所に
    固定されて所定の運動形式での運動に用いる固定型運動
    器に適した出力形式で出力することを特徴とするプログ
    ラム。
  19. 【請求項19】 請求項1〜3の何れかに記載の総合運
    動システムの情報伝達手段に設けられるプログラムであ
    って、所定箇所に固定されて所定の運動形式での運動に
    用いる固定型運動器での運動に関するデータを入力し
    て、この運動データを、人力を用いて走行する走行型運
    動器に適した出力形式で出力することを特徴とするプロ
    グラム。
  20. 【請求項20】 請求項9または10に記載の総合運動
    方法をコンピュータシステムに実行させることを特徴と
    するプログラム。
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