JPH06228183A - L−アスコルビン酸糖誘導体の精製方法 - Google Patents
L−アスコルビン酸糖誘導体の精製方法Info
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- JPH06228183A JPH06228183A JP4054693A JP4054693A JPH06228183A JP H06228183 A JPH06228183 A JP H06228183A JP 4054693 A JP4054693 A JP 4054693A JP 4054693 A JP4054693 A JP 4054693A JP H06228183 A JPH06228183 A JP H06228183A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 酵素反応、菌体反応または有機化学的反応に
より合成されたL−アスコルビン酸の6位に糖類が結合
した誘導体の含有液をCl- 型の強塩基性陰イオン交換
樹脂を用いて処理することを特徴とするL−アスコルビ
ン酸糖誘導体の精製方法。 【効果】 陰イオン交換カラムのみで容易にL−アスコ
ルビン酸糖誘導体を高い収率で精製することができる。
より合成されたL−アスコルビン酸の6位に糖類が結合
した誘導体の含有液をCl- 型の強塩基性陰イオン交換
樹脂を用いて処理することを特徴とするL−アスコルビ
ン酸糖誘導体の精製方法。 【効果】 陰イオン交換カラムのみで容易にL−アスコ
ルビン酸糖誘導体を高い収率で精製することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はL−アスコルビン酸糖誘
導体を高収率で得られる精製方法に関するものである。
導体を高収率で得られる精製方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】L−アスコルビン酸とラクトースまたは
ラクトース含有物との混合物にアスペルギルス オリー
ゼ(Aspergillus oryzae)(特開平2-311490号公報)、
エッシェリキア コリ(Escherichia coli)、アスペル
ギルス ニガー(Aspergillusniger )等の微生物由来
の酵素、牛肝臓等の動物臓器由来の酵素、ジャックビー
ンズ(Jack beans)等の植物種子由来のβーガラクトシ
ダーゼを作用させることにより合成したL−アスコルビ
ン酸誘導体である6−O−β−D−ガラクトピラノシル
−L−アスコルビン酸の精製方法に関しては特開平2−
311490号公報および特開平4−108864号公
報において、6−O−β−D−ガラクトピラノシル−L
−アスコルビン酸合成液から活性炭カラムクロマトグラ
フィーと陰イオン交換樹脂(ダウエックス2X8)カラ
ムクロマトグラフィーを併用して精製する方法が知られ
ている。
ラクトース含有物との混合物にアスペルギルス オリー
ゼ(Aspergillus oryzae)(特開平2-311490号公報)、
エッシェリキア コリ(Escherichia coli)、アスペル
ギルス ニガー(Aspergillusniger )等の微生物由来
の酵素、牛肝臓等の動物臓器由来の酵素、ジャックビー
ンズ(Jack beans)等の植物種子由来のβーガラクトシ
ダーゼを作用させることにより合成したL−アスコルビ
ン酸誘導体である6−O−β−D−ガラクトピラノシル
−L−アスコルビン酸の精製方法に関しては特開平2−
311490号公報および特開平4−108864号公
報において、6−O−β−D−ガラクトピラノシル−L
−アスコルビン酸合成液から活性炭カラムクロマトグラ
フィーと陰イオン交換樹脂(ダウエックス2X8)カラ
ムクロマトグラフィーを併用して精製する方法が知られ
ている。
【0003】L−アスコルビン酸とメリビオースまたは
ラフィノースとの混合物にピクノポラス シナバリヌス
(Pycnoporus cinnabarinus ), ストレプトコッカス
ボビス(Streptococcus bovis ), ディプロコッカス
ニューモニア(Diplococcuspneumoniae), モルティエ
レラ ビナセ(Mortierella vinacea ), アスペルギル
ス ニガー(Aspergillus nigar ), エシェリヒア コ
リ(Escherichia coli), シュードモナス フルオレッ
センス(Pseudomonas fluorescens ), キャンディダ
ギリエルモンディー(Candida guilliermondii)などの
微生物やビシアサティバ(Visia sativa), 緑色コーヒ
ー豆(Green coffee bean )などの植物が生産するαー
ガラクトシダーゼを作用させることにより合成したL−
アスコルビン酸誘導体である6−O−α−D−ガラクト
ピラノシル−L−アスコルビン酸の精製方法に関しては
特開平4−155857号公報で、6−O−α−D−ガ
ラクトピラノシル−L−アスコルビン酸の合成液を活性
炭カラムクロマトグラフィーに付し、純水で溶出後、6
−O−α−D−ガラクトピラノシル−L−アスコルビン
酸画分を濃縮して、次に陰イオン交換樹脂(ダウエック
ス2X8Cl- 型)カラムクロマトグラフィーに吸着さ
せてNaClで溶出させて高純度の6−O−α−D−ガ
ラクトピラノシル−L−アスコルビン酸を得、脱塩する
方法が知られている。
ラフィノースとの混合物にピクノポラス シナバリヌス
(Pycnoporus cinnabarinus ), ストレプトコッカス
ボビス(Streptococcus bovis ), ディプロコッカス
ニューモニア(Diplococcuspneumoniae), モルティエ
レラ ビナセ(Mortierella vinacea ), アスペルギル
ス ニガー(Aspergillus nigar ), エシェリヒア コ
リ(Escherichia coli), シュードモナス フルオレッ
センス(Pseudomonas fluorescens ), キャンディダ
ギリエルモンディー(Candida guilliermondii)などの
微生物やビシアサティバ(Visia sativa), 緑色コーヒ
ー豆(Green coffee bean )などの植物が生産するαー
ガラクトシダーゼを作用させることにより合成したL−
アスコルビン酸誘導体である6−O−α−D−ガラクト
ピラノシル−L−アスコルビン酸の精製方法に関しては
特開平4−155857号公報で、6−O−α−D−ガ
ラクトピラノシル−L−アスコルビン酸の合成液を活性
炭カラムクロマトグラフィーに付し、純水で溶出後、6
−O−α−D−ガラクトピラノシル−L−アスコルビン
酸画分を濃縮して、次に陰イオン交換樹脂(ダウエック
ス2X8Cl- 型)カラムクロマトグラフィーに吸着さ
せてNaClで溶出させて高純度の6−O−α−D−ガ
ラクトピラノシル−L−アスコルビン酸を得、脱塩する
方法が知られている。
【0004】L−アスコルビン酸とマルトースの混合液
にアスペルギルス ニガー(Aspergillus nigar )やペ
ニシリウム属菌、キャンディダ属酵母、キャベツなどが
生産するα−グルコシダーゼを作用させて合成した6−
O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸の
精製方法に関してはトヨパールHW40Sによるゲルろ
過カラムクロマトグラフィー、分取用高速液体クロマト
グラフィーにより得る方法が知られている。(ビタミ
ン,63,1989)
にアスペルギルス ニガー(Aspergillus nigar )やペ
ニシリウム属菌、キャンディダ属酵母、キャベツなどが
生産するα−グルコシダーゼを作用させて合成した6−
O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸の
精製方法に関してはトヨパールHW40Sによるゲルろ
過カラムクロマトグラフィー、分取用高速液体クロマト
グラフィーにより得る方法が知られている。(ビタミ
ン,63,1989)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、L−
アスコルビン酸誘導体の精製方法として活性炭カラムク
ロマトグラフィーと陰イオン交換(Cl- 型)カラムク
ロマトグラフィーを併用する方法やゲルろ過カラムクロ
マトグラフィーと高速液体クロマトグラフィーを併用す
る方法が知られているが、これらの方法では2種類以上
のカラムクロマトグラフィーを行う必要があるためコス
トが高く、時間および手間が掛かるなど問題点が多かっ
た。
アスコルビン酸誘導体の精製方法として活性炭カラムク
ロマトグラフィーと陰イオン交換(Cl- 型)カラムク
ロマトグラフィーを併用する方法やゲルろ過カラムクロ
マトグラフィーと高速液体クロマトグラフィーを併用す
る方法が知られているが、これらの方法では2種類以上
のカラムクロマトグラフィーを行う必要があるためコス
トが高く、時間および手間が掛かるなど問題点が多かっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記の課
題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、高純度のL
−アスコルビン酸糖誘導体を安価に、容易に精製できる
ことを見いだし本発明を完成するに至った。すなわち、
本発明は、酵素反応、菌体反応または有機化学的反応に
より合成されたL−アスコルビン酸の6位に糖類が結合
した誘導体の含有液をCl- 型の強塩基性陰イオン交換
樹脂を用いて処理することを特徴とするL−アスコルビ
ン酸糖誘導体の精製方法を要旨とするものである。
題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、高純度のL
−アスコルビン酸糖誘導体を安価に、容易に精製できる
ことを見いだし本発明を完成するに至った。すなわち、
本発明は、酵素反応、菌体反応または有機化学的反応に
より合成されたL−アスコルビン酸の6位に糖類が結合
した誘導体の含有液をCl- 型の強塩基性陰イオン交換
樹脂を用いて処理することを特徴とするL−アスコルビ
ン酸糖誘導体の精製方法を要旨とするものである。
【0007】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明に用いることができるL−アスコルビン酸糖誘導体
としては、6−O−α−D−ガラクトピラノシル−L−
アスコルビン酸、6−O−β−D−ガラクトピラノシル
−L−アスコルビン酸、6−O−α−D−グルコピラノ
シル−L−アスコルビン酸などのL−アスコルビン酸の
6位に単糖類が結合した化合物であればよい。その合成
方法に関しては酵素を用いた酵素合成法でも、酵素産生
菌体による菌体合成法でも、あるいは有機合成法による
ものでもよい。
発明に用いることができるL−アスコルビン酸糖誘導体
としては、6−O−α−D−ガラクトピラノシル−L−
アスコルビン酸、6−O−β−D−ガラクトピラノシル
−L−アスコルビン酸、6−O−α−D−グルコピラノ
シル−L−アスコルビン酸などのL−アスコルビン酸の
6位に単糖類が結合した化合物であればよい。その合成
方法に関しては酵素を用いた酵素合成法でも、酵素産生
菌体による菌体合成法でも、あるいは有機合成法による
ものでもよい。
【0008】本発明においてL−アスコルビン酸糖誘導
体の精製に用いることができる強塩基性陰イオン交換樹
脂としてはオルガノ社製のアンバーライトIRA−40
0、IRAー900、IRA−904、IRA−95
8、IRA−410、IRA−411S,IRA−91
0やダウケミカル製のダウエックス1、ダウエックス
2、ダウエックス11、ダウエックスSBR−P,ダウ
エックスSBR,ダウエックスSAR、ダウエックスM
WA−2さらには三菱化成社製のダイアイオンSA10
A,SA11A,SA12A、PK208,PK21
2,PK216,PK220,PK228,PA30
6,PA308,PA312,PA316,PA31
8,PA416,PA408,PA412、PA41
6、PA418などがある。なかでも、収率の観点から
ダウエックス2が最も好ましい。
体の精製に用いることができる強塩基性陰イオン交換樹
脂としてはオルガノ社製のアンバーライトIRA−40
0、IRAー900、IRA−904、IRA−95
8、IRA−410、IRA−411S,IRA−91
0やダウケミカル製のダウエックス1、ダウエックス
2、ダウエックス11、ダウエックスSBR−P,ダウ
エックスSBR,ダウエックスSAR、ダウエックスM
WA−2さらには三菱化成社製のダイアイオンSA10
A,SA11A,SA12A、PK208,PK21
2,PK216,PK220,PK228,PA30
6,PA308,PA312,PA316,PA31
8,PA416,PA408,PA412、PA41
6、PA418などがある。なかでも、収率の観点から
ダウエックス2が最も好ましい。
【0009】本発明において、精製に使用する樹脂のイ
オン形はCl- 型である。
オン形はCl- 型である。
【0010】L−アスコルビン酸糖誘導体をカラムにア
プライする場合、合成液のpHは4〜7が好ましく、さ
らに好ましくは4.5〜6.5がよい。また、合成液は
アプライ時に純水で10〜1000倍に希釈することが
好ましく、さらに好ましくは100〜500倍に希釈す
るのがよい。
プライする場合、合成液のpHは4〜7が好ましく、さ
らに好ましくは4.5〜6.5がよい。また、合成液は
アプライ時に純水で10〜1000倍に希釈することが
好ましく、さらに好ましくは100〜500倍に希釈す
るのがよい。
【0011】本発明において、アプライする合成液中の
アスコルビン酸関連化合物の総重量はカラム内樹脂重量
の1/50〜1/5倍量が好ましく、1/10〜1/7
がさらに好ましい。
アスコルビン酸関連化合物の総重量はカラム内樹脂重量
の1/50〜1/5倍量が好ましく、1/10〜1/7
がさらに好ましい。
【0012】合成液や純水、溶出液をカラムに通液する
ときの流速は体積速度(SV)で4〜6が好ましく、最
も好ましくは5である。
ときの流速は体積速度(SV)で4〜6が好ましく、最
も好ましくは5である。
【0013】また、本発明においてL−アスコルビン酸
糖誘導体をカラムから溶出させるときに用いる塩として
は特に限定する必要はなく塩化ナトリウム、酢酸アンモ
ニウム、塩化カリウム、酢酸ナトリウムなどが用いられ
るが、コスト面から塩化ナトリウムが好ましい。
糖誘導体をカラムから溶出させるときに用いる塩として
は特に限定する必要はなく塩化ナトリウム、酢酸アンモ
ニウム、塩化カリウム、酢酸ナトリウムなどが用いられ
るが、コスト面から塩化ナトリウムが好ましい。
【0014】溶出に用いる塩の濃度はL−アスコルビン
酸糖誘導体の種類やカラム内樹脂の種類、溶出に用いる
塩の種類などによって異なり、それぞれの場合に適当な
濃度で溶出させればよい。
酸糖誘導体の種類やカラム内樹脂の種類、溶出に用いる
塩の種類などによって異なり、それぞれの場合に適当な
濃度で溶出させればよい。
【0015】高度に精製されたL−アスコルビン酸糖誘
導体と塩を含む回収画分は逆浸透膜、電気透析器などの
公知の方法により、容易に脱塩できる。
導体と塩を含む回収画分は逆浸透膜、電気透析器などの
公知の方法により、容易に脱塩できる。
【0016】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
する。
【0017】実施例1 L−アスコルビン酸ナトリウム(石津製薬特級試薬)1
0g及び乳糖30gを100mlの蒸留水に溶解して、
pHを4.5に調製した。これにアスペルギルスオリー
ゼ(Aspergillus oryzae)由来のβーガラクトシダーゼ
(新日本化学社製スミラクトGLL)を3750ユニッ
ト加えて、40℃で1時間反応させて反応物を得た。得
られた反応物をバイオラッド(BIO-RAD )社製高速液体
カラムクロマトグラフィー用カラムアミネックスイオン
エクスクルージョン(AMINEX ION EXCLUSION)HPX−
87Hを用いて分析した。このとき、溶出液として0.01
NのH2 SO4 を用い、流速0.6ml/minで反応
物を溶出させた。また、そのときの検出をUV245 で行
った。その結果、2.55gの6−O−β−D−ガラク
トピラノシル−L−アスコルビン酸が生成していた。こ
のときの反応収率は13.5%であった。
0g及び乳糖30gを100mlの蒸留水に溶解して、
pHを4.5に調製した。これにアスペルギルスオリー
ゼ(Aspergillus oryzae)由来のβーガラクトシダーゼ
(新日本化学社製スミラクトGLL)を3750ユニッ
ト加えて、40℃で1時間反応させて反応物を得た。得
られた反応物をバイオラッド(BIO-RAD )社製高速液体
カラムクロマトグラフィー用カラムアミネックスイオン
エクスクルージョン(AMINEX ION EXCLUSION)HPX−
87Hを用いて分析した。このとき、溶出液として0.01
NのH2 SO4 を用い、流速0.6ml/minで反応
物を溶出させた。また、そのときの検出をUV245 で行
った。その結果、2.55gの6−O−β−D−ガラク
トピラノシル−L−アスコルビン酸が生成していた。こ
のときの反応収率は13.5%であった。
【0018】次に上記の反応物100mlを純水322
0mlで希釈し、pHを7.0に調製した。この反応液
を700mlのダウエックス2X8(Cl- 型)カラム
クロマトグラフィーに流速60ml/min(SV=
5.1)でアプライし、次に10mM NaCl液1.
6lを通液した。その後、10mMから50mMのNa
Cl液各6lを用いてリニアグラジエントを形成させ、
カラムに通液し、目的の6−O−β−D−ガラクトピラ
ノシル−L−アスコルビン酸を溶出させた。このとき、
400mlずつ分画した。HPLCで各画分の純度を確
認し、高純度画分を回収し、濃縮した。この液をマイク
ロアシライザー(旭化成社製)で電気透析し、凍結乾燥
して2.24gの6−O−β−D−ガラクトピラノシル
−L−アスコルビン酸を得た。このときの精製収率は8
7.8%であり、純度は92.2%であった。
0mlで希釈し、pHを7.0に調製した。この反応液
を700mlのダウエックス2X8(Cl- 型)カラム
クロマトグラフィーに流速60ml/min(SV=
5.1)でアプライし、次に10mM NaCl液1.
6lを通液した。その後、10mMから50mMのNa
Cl液各6lを用いてリニアグラジエントを形成させ、
カラムに通液し、目的の6−O−β−D−ガラクトピラ
ノシル−L−アスコルビン酸を溶出させた。このとき、
400mlずつ分画した。HPLCで各画分の純度を確
認し、高純度画分を回収し、濃縮した。この液をマイク
ロアシライザー(旭化成社製)で電気透析し、凍結乾燥
して2.24gの6−O−β−D−ガラクトピラノシル
−L−アスコルビン酸を得た。このときの精製収率は8
7.8%であり、純度は92.2%であった。
【0019】比較例1 実施例1で合成した反応物100mlを900mlの活
性炭カラム(和光純薬製クロマトグラフィー用活性炭)
にアプライし、流速30ml/min(SV=2)でア
スコルビン酸、6−O−β−D−ガラクトピラノシル−
L−アスコルビン酸を純水で溶出させた。HPLCで各
画分の純度を確認し、高純度画分を回収し、濃縮した。
濃縮液を10mlのダウエックス2X8(Cl- 型)に
付し、流速2ml/min(SV=12)で100ml
の蒸留水を通液させたのち、200mlの40mM N
aClを通液し、目的の6−O−β−D−ガラクトピラ
ノシル−L−アスコルビン酸を溶出させた。この画分を
マイクロアシライザー(旭化成社製)により脱塩し、凍
結乾燥して1.77gの6−O−β−D−ガラクトピラ
ノシル−L−アスコルビン酸を得た。このときの精製収
率は82.5%であり、純度は93.2%であった。
性炭カラム(和光純薬製クロマトグラフィー用活性炭)
にアプライし、流速30ml/min(SV=2)でア
スコルビン酸、6−O−β−D−ガラクトピラノシル−
L−アスコルビン酸を純水で溶出させた。HPLCで各
画分の純度を確認し、高純度画分を回収し、濃縮した。
濃縮液を10mlのダウエックス2X8(Cl- 型)に
付し、流速2ml/min(SV=12)で100ml
の蒸留水を通液させたのち、200mlの40mM N
aClを通液し、目的の6−O−β−D−ガラクトピラ
ノシル−L−アスコルビン酸を溶出させた。この画分を
マイクロアシライザー(旭化成社製)により脱塩し、凍
結乾燥して1.77gの6−O−β−D−ガラクトピラ
ノシル−L−アスコルビン酸を得た。このときの精製収
率は82.5%であり、純度は93.2%であった。
【0020】実施例2 L−アスコルビン酸ナトリウム(石津製薬特級試薬)1
0g及びラフィノース5水和物35gを100mlの蒸
留水に溶解して、pHを4.5に調製した。これにキャ
ンディダ ギリエルモンディー(Candida guilliermond
ii)由来のαーガラクトシダーゼを36000ユニット
加えて、50℃で8時間反応させて反応物を得た。得ら
れた反応物をバイオラッド(BIO-RAD )社製高速液体カ
ラムクロマトグラフィー用カラムアミネックスイオンエ
クスクルージョン(AMINEX ION EXCLUSION)HPX−8
7Hを用いて分析した。このとき、溶出液として0.01N
のH2 SO4 を用い、流速0.6ml/minで反応物
を溶出させた。また、そのときの検出をUV245 で行っ
た。その結果、2.14gの6−O−α−D−ガラクト
ピラノシル−L−アスコルビン酸が生成していた。この
ときの反応収率は11.0%であった。
0g及びラフィノース5水和物35gを100mlの蒸
留水に溶解して、pHを4.5に調製した。これにキャ
ンディダ ギリエルモンディー(Candida guilliermond
ii)由来のαーガラクトシダーゼを36000ユニット
加えて、50℃で8時間反応させて反応物を得た。得ら
れた反応物をバイオラッド(BIO-RAD )社製高速液体カ
ラムクロマトグラフィー用カラムアミネックスイオンエ
クスクルージョン(AMINEX ION EXCLUSION)HPX−8
7Hを用いて分析した。このとき、溶出液として0.01N
のH2 SO4 を用い、流速0.6ml/minで反応物
を溶出させた。また、そのときの検出をUV245 で行っ
た。その結果、2.14gの6−O−α−D−ガラクト
ピラノシル−L−アスコルビン酸が生成していた。この
ときの反応収率は11.0%であった。
【0021】次に上記の反応物100mlを純水322
0mlで希釈し、pHを7.0に調製した。この反応液
を700mlのダウエックス2X8(Cl- 型)カラム
クロマトグラフィーに流速60ml/min(SV=
5.1)で付し、次に10mMNaCl液1.6lを通
液した。その後、10mMから50mMのNaCl液各
6lを用いてリニアグラジエントを形成させ、カラムに
通液し、目的の6−O−α−D−ガラクトピラノシル−
L−アスコルビン酸を溶出させた。このとき、400m
lずつ分画した。HPLCで各画分の純度を確認し、高
純度画分を回収し、濃縮した。この液をマイクロアシラ
イザー(旭化成社製)で電気透析し、凍結乾燥して1.
82gの6−O−α−D−ガラクトピラノシル−L−ア
スコルビン酸を得た。このときの精製収率は77.0%
であり、このときの純度は97%であった。
0mlで希釈し、pHを7.0に調製した。この反応液
を700mlのダウエックス2X8(Cl- 型)カラム
クロマトグラフィーに流速60ml/min(SV=
5.1)で付し、次に10mMNaCl液1.6lを通
液した。その後、10mMから50mMのNaCl液各
6lを用いてリニアグラジエントを形成させ、カラムに
通液し、目的の6−O−α−D−ガラクトピラノシル−
L−アスコルビン酸を溶出させた。このとき、400m
lずつ分画した。HPLCで各画分の純度を確認し、高
純度画分を回収し、濃縮した。この液をマイクロアシラ
イザー(旭化成社製)で電気透析し、凍結乾燥して1.
82gの6−O−α−D−ガラクトピラノシル−L−ア
スコルビン酸を得た。このときの精製収率は77.0%
であり、このときの純度は97%であった。
【0022】比較例2 実施例2で合成した反応物100mlを900mlの活
性炭カラムクロマト(和光純薬製クロマトグラフ用)に
付し、流速30ml/min(SV=2)で純水でアス
コルビン酸、6−O−α−D−ガラクトピラノシル−L
−アスコルビン酸を溶出させた。HPLCで各画分の純
度を確認し、高純度画分を回収し、濃縮した。濃縮液の
pHを7に調製し、10mlのダウエックス2×8カラ
ム(Cl- 型)に付し、流速2ml/min(SV=1
2)で200mlの蒸留水を通液させたのち、100m
lの40mM NaClを通液し、目的の6−O−α−
D−ガラクトピラノシル−L−アスコルビン酸を溶出さ
せた。この画分をマイクロアシライザー(旭化成社製)
により脱塩し、凍結乾燥して1.47gの6−O−α−
D−ガラクトピラノシル−L−アスコルビン酸を得た。
このときの精製収率は68.8%であり、純度は96.
6%であった。
性炭カラムクロマト(和光純薬製クロマトグラフ用)に
付し、流速30ml/min(SV=2)で純水でアス
コルビン酸、6−O−α−D−ガラクトピラノシル−L
−アスコルビン酸を溶出させた。HPLCで各画分の純
度を確認し、高純度画分を回収し、濃縮した。濃縮液の
pHを7に調製し、10mlのダウエックス2×8カラ
ム(Cl- 型)に付し、流速2ml/min(SV=1
2)で200mlの蒸留水を通液させたのち、100m
lの40mM NaClを通液し、目的の6−O−α−
D−ガラクトピラノシル−L−アスコルビン酸を溶出さ
せた。この画分をマイクロアシライザー(旭化成社製)
により脱塩し、凍結乾燥して1.47gの6−O−α−
D−ガラクトピラノシル−L−アスコルビン酸を得た。
このときの精製収率は68.8%であり、純度は96.
6%であった。
【0023】実施例3 実施例2で合成した反応物100mlを純水3220m
lで希釈し、pHを7.0に調製した。この反応液を7
00mlのダイアイオンSA10A(Cl- 型)カラム
クロマトグラフィーに流速60ml/min(SV=
5.1)で付し、次に10mM 酢酸アンモニウム液
1.6lを通液した。その後、40mMの酢酸アンモニ
ウム液5lをカラムに通液し、目的の6−O−α−D−
ガラクトピラノシル−L−アスコルビン酸を溶出させ
た。このとき、400mlずつ分画した。HPLCで各
画分の純度を確認し、高純度画分を回収し、乾燥させ
た。乾固物を純水に溶解しメンブレンマスター(日東電
工社製)でNTR−7420膜(日東電工社製)を用い
て脱塩処理を行ったあと、凍結乾燥して1.55gの6
−O−α−D−ガラクトピラノシル−L−アスコルビン
酸を得た。このときの精製収率は72.4%であり、こ
のときの純度は88.8%であった。
lで希釈し、pHを7.0に調製した。この反応液を7
00mlのダイアイオンSA10A(Cl- 型)カラム
クロマトグラフィーに流速60ml/min(SV=
5.1)で付し、次に10mM 酢酸アンモニウム液
1.6lを通液した。その後、40mMの酢酸アンモニ
ウム液5lをカラムに通液し、目的の6−O−α−D−
ガラクトピラノシル−L−アスコルビン酸を溶出させ
た。このとき、400mlずつ分画した。HPLCで各
画分の純度を確認し、高純度画分を回収し、乾燥させ
た。乾固物を純水に溶解しメンブレンマスター(日東電
工社製)でNTR−7420膜(日東電工社製)を用い
て脱塩処理を行ったあと、凍結乾燥して1.55gの6
−O−α−D−ガラクトピラノシル−L−アスコルビン
酸を得た。このときの精製収率は72.4%であり、こ
のときの純度は88.8%であった。
【0024】実施例4 L−アスコルビン酸ナトリウム(石津製薬特級試薬)1
0g及びマルトース35gを100mlの蒸留水に溶解
して、pHを4.5に調製した。これにアスペルギルス
ニガー(Aspergillus nigar )由来のαーグルコシダ
ーゼを10000ユニット加えて、40℃で8時間反応
させて反応物を得た。得られた反応物をバイオラッド
(BIO-RAD )社製高速液体カラムクロマトグラフィー用
カラムアミネックスイオンエクスクルージョン(AMINEX
ION EXCLUSION)HPX−87Hを用いて分析した。こ
のとき、溶出液として0.01NのH2 SO4 を用い、流速
0.6ml/minで反応物を溶出させた。また、その
ときの検出をUV245 で行った。その結果、17.5g
の6−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビ
ン酸が生成していた。このときの反応収率は87.5%
であった。
0g及びマルトース35gを100mlの蒸留水に溶解
して、pHを4.5に調製した。これにアスペルギルス
ニガー(Aspergillus nigar )由来のαーグルコシダ
ーゼを10000ユニット加えて、40℃で8時間反応
させて反応物を得た。得られた反応物をバイオラッド
(BIO-RAD )社製高速液体カラムクロマトグラフィー用
カラムアミネックスイオンエクスクルージョン(AMINEX
ION EXCLUSION)HPX−87Hを用いて分析した。こ
のとき、溶出液として0.01NのH2 SO4 を用い、流速
0.6ml/minで反応物を溶出させた。また、その
ときの検出をUV245 で行った。その結果、17.5g
の6−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビ
ン酸が生成していた。このときの反応収率は87.5%
であった。
【0025】次に上記の反応物100mlを純水322
0mlで希釈し、pHを7.0に調製した。この反応液
を700mlのダウエックス2X8(Cl- 型)カラム
クロマトグラフィーに流速60ml/min(SV=
5.1)で付し、次に10mMNaCl液1.6lを通
液した。その後、10mMから50mMのNaCl液各
6lを用いてリニアグラジエントを形成させ、カラムに
通液し、目的の6−O−α−D−グルコピラノシル−L
−アスコルビン酸を溶出させた。このとき、400ml
ずつ分画した。HPLCで各画分の純度を確認し、高純
度画分を回収し、濃縮した。この液をマイクロアシライ
ザー(旭化成社製)で電気透析し、凍結乾燥して13.
5gの6−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコ
ルビン酸を得た。このときの精製収率は77.1%であ
り、このときの純度は92.0%であった。
0mlで希釈し、pHを7.0に調製した。この反応液
を700mlのダウエックス2X8(Cl- 型)カラム
クロマトグラフィーに流速60ml/min(SV=
5.1)で付し、次に10mMNaCl液1.6lを通
液した。その後、10mMから50mMのNaCl液各
6lを用いてリニアグラジエントを形成させ、カラムに
通液し、目的の6−O−α−D−グルコピラノシル−L
−アスコルビン酸を溶出させた。このとき、400ml
ずつ分画した。HPLCで各画分の純度を確認し、高純
度画分を回収し、濃縮した。この液をマイクロアシライ
ザー(旭化成社製)で電気透析し、凍結乾燥して13.
5gの6−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコ
ルビン酸を得た。このときの精製収率は77.1%であ
り、このときの純度は92.0%であった。
【0026】比較例3 実施例4で合成した反応物100mlを900mlの活
性炭カラムクロマト(和光純薬製クロマトグラフ用)に
付し、流速30ml/min(SV=2)で純水でアス
コルビン酸、6−O−α−D−グルコピラノシル−L−
アスコルビン酸を溶出させた。HPLCで各画分の純度
を確認し、高純度画分を回収し、濃縮した。濃縮液のp
Hを7に調製し、10mlのダウエックス2×8カラム
(Cl-型)に付し、流速2ml/min(SV=1
2)で200mlの蒸留水を通液させたのち、100m
lの40mM NaClを通液し、目的の6−O−α−
D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸を溶出させ
た。この画分をマイクロアシライザー(旭化成社製)に
より脱塩し、凍結乾燥して12.3gの6−O−α−D
−ガラクトピラノシル−L−アスコルビン酸を得た。こ
のときの精製収率は70.3%であり、純度は93.5
%であった。
性炭カラムクロマト(和光純薬製クロマトグラフ用)に
付し、流速30ml/min(SV=2)で純水でアス
コルビン酸、6−O−α−D−グルコピラノシル−L−
アスコルビン酸を溶出させた。HPLCで各画分の純度
を確認し、高純度画分を回収し、濃縮した。濃縮液のp
Hを7に調製し、10mlのダウエックス2×8カラム
(Cl-型)に付し、流速2ml/min(SV=1
2)で200mlの蒸留水を通液させたのち、100m
lの40mM NaClを通液し、目的の6−O−α−
D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸を溶出させ
た。この画分をマイクロアシライザー(旭化成社製)に
より脱塩し、凍結乾燥して12.3gの6−O−α−D
−ガラクトピラノシル−L−アスコルビン酸を得た。こ
のときの精製収率は70.3%であり、純度は93.5
%であった。
【0027】実施例、比較例より明らかなように、本発
明では、精製に用いるカラムが一種類であるにもかかわ
らず、従来の方法と比較して同程度か、それ以上の精製
収率、純度のL−アスコルビン酸糖誘導体を得ることが
できた。
明では、精製に用いるカラムが一種類であるにもかかわ
らず、従来の方法と比較して同程度か、それ以上の精製
収率、純度のL−アスコルビン酸糖誘導体を得ることが
できた。
【0028】
【発明の効果】本発明によると陰イオン交換カラムのみ
で容易にL−アスコルビン酸糖誘導体を高い収率で精製
することができる。
で容易にL−アスコルビン酸糖誘導体を高い収率で精製
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈍寳 宗彦 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 酵素反応、菌体反応または有機化学的反
応により合成されたL−アスコルビン酸の6位に糖類が
結合した誘導体の含有液をCl- 型の強塩基性陰イオン
交換樹脂を用いて処理することを特徴とするL−アスコ
ルビン酸糖誘導体の精製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054693A JPH06228183A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | L−アスコルビン酸糖誘導体の精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054693A JPH06228183A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | L−アスコルビン酸糖誘導体の精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06228183A true JPH06228183A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12583451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4054693A Pending JPH06228183A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | L−アスコルビン酸糖誘導体の精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06228183A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0779286A1 (de) * | 1995-12-14 | 1997-06-18 | F. Hoffmann-La Roche Ag | Herstellung von Ascorbinsäure |
US6248905B1 (en) | 1998-03-31 | 2001-06-19 | Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo | Acyl derivatives of glycosyl-L-ascorbic acid |
EP1162205A2 (en) * | 2000-06-08 | 2001-12-12 | Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo | Process for producing 2-O-Alpha-D-Glucopyranosyl-L-ascorbic acid in high content |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP4054693A patent/JPH06228183A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0779286A1 (de) * | 1995-12-14 | 1997-06-18 | F. Hoffmann-La Roche Ag | Herstellung von Ascorbinsäure |
US6248905B1 (en) | 1998-03-31 | 2001-06-19 | Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo | Acyl derivatives of glycosyl-L-ascorbic acid |
EP1162205A2 (en) * | 2000-06-08 | 2001-12-12 | Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo | Process for producing 2-O-Alpha-D-Glucopyranosyl-L-ascorbic acid in high content |
EP1162205A3 (en) * | 2000-06-08 | 2002-02-06 | Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo | Process for producing 2-O-Alpha-D-Glucopyranosyl-L-ascorbic acid in high content |
US6576446B2 (en) | 2000-06-08 | 2003-06-10 | Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo | Process for producing high 2-O-α-D-glucopyranosyl-L-ascorbic acid |
KR100776895B1 (ko) * | 2000-06-08 | 2007-11-19 | 가부시끼가이샤 하야시바라 세이부쓰 가가꾸 겐꾸조 | 2-O-α-D-글루코피라노실-L-아스코르브산 고함유물의제조방법 |
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