JPH06227270A - 車両用燃料タンクのアース構造 - Google Patents

車両用燃料タンクのアース構造

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JPH06227270A
JPH06227270A JP4069593A JP4069593A JPH06227270A JP H06227270 A JPH06227270 A JP H06227270A JP 4069593 A JP4069593 A JP 4069593A JP 4069593 A JP4069593 A JP 4069593A JP H06227270 A JPH06227270 A JP H06227270A
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JP
Japan
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tube
terminal
retainer
metal
injection pipe
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Pending
Application number
JP4069593A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Yoshizumi
潔 吉積
Sadajirou Gotou
禎二郎 後藤
Junichi Sugimoto
純一 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Horie Kinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Horie Kinzoku Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Horie Kinzoku Kogyo KK filed Critical Toyota Motor Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 注入管を設置するための空間を狭くすること
ができ、ブリーザチューブを注入管に結合した後、リテ
ーナとの接続を確認できること。 【構成】 入口に金属製のリテーナを取り付けた樹脂製
の注入管(18)と、空気を逃がすための導電性の車体
に接地されたブリーザチューブとを備える燃料タンクの
アース構造であって、金属製のターミナルチューブ(2
6)と、金属製のターミナルエレメント(28)と、樹
脂製のホルダ(30)とを備える。ターミナルチューブ
は前記ブリーザチューブに接続するための接続管(3
2)を有し、注入管(18)の内部に連通する。ターミ
ナルエレメントは前記リテーナに接続するための端子
(38)を有し、ターミナルチューブ(26)に電気的
に接続されている。ホルダはターミナルチューブの接続
管(32)とターミナルエレメントの端子(38)を除
く部分を埋設し、注入管(18)に気密に結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用燃料タンクのアー
ス構造に関し、特に、燃料の注入管が樹脂製である燃料
タンクのアース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用の燃料タンクの注入管が樹脂製で
ある場合、注入管の入口に金属製のリテーナを取り付け
ると共に、燃料タンク内の空気を逃がすためのブリーザ
チューブを導電性として注入管に結合し、ブリーザチュ
ーブの結合端とリテーナとを金属ばねを介して電気的に
接続し、リテーナに生ずる静電気を金属ばねおよびブリ
ーザチューブを経て車体に接地することがある(実開平
4-70554 号公報)。これによれば、ブリーザチューブに
空気の逃がし機能に加え、リテーナの接地機能を兼ねさ
せることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記アース構造では、
ブリーザチューブが導電性の樹脂であることから、強度
上の要求を満たすには、その外径をどうしても大きくし
なくてはならない。そのため、燃料タンクの注入管を設
置するための空間として広い空間が必要となる。加え
て、ブリーザチューブを注入管に結合した状態では、金
属ばねが確実に配置され、リテーナに電気的に接続され
ていることを確認する術がない。
【0004】本発明の目的は、注入管を設置するための
空間を狭くすることができ、ブリーザチューブを注入管
に結合した後、リテーナとの接続を確認できる車両用燃
料タンクのアース構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入口に金属製
のリテーナを取り付けた樹脂製の注入管と、空気を逃が
すための導電性の車体に接地されたブリーザチューブと
を備える燃料タンクのアース構造であって、前記ブリー
ザチューブに接続するための接続管を有し、前記注入管
の内部に連通する金属製のターミナルチューブと、前記
リテーナに接続するための端子を有し、前記ターミナル
チューブに電気的に接続された金属製のターミナルエレ
メントと、前記ターミナルチューブの前記接続管および
前記ターミナルエレメントの前記端子を除く部分を埋設
し、前記注入管に気密に結合される樹脂製のホルダとを
含む。
【0006】
【作用および効果】ターミナルチューブの接続管をブリ
ーザチューブに接続し、ターミナルエレメントの端子を
リテーナに接続すると、リテーナは、ターミナルエレメ
ント、ターミナルチューブおよびブリーザチューブを経
て車体に接地される。一方、燃料タンクの内部は、ブリ
ーザチューブおよびターミナルチューブを経て注入管の
内部に連通する。
【0007】ターミナルチューブが金属製であるため、
接続管の外径を小さくしても充分な強度を確保できる。
したがって、ターミナルチューブの接続管の長さを適当
に選定することにより、注入管を設置するための空間を
狭いものとすることができる。
【0008】ターミナルエレメントの端子が外部に露出
しているため、リテーナと端子とを電気的に接続したか
否かは目で見て確認できる。
【0009】
【実施例】本発明に係るアース構造10は、図3に示す
ように、燃料タンク12を車体14に接地する構造、詳
しくは、後述するリテーナを車体に接地する構造であ
る。燃料タンク12は、入口に金属製のリテーナ16を
取り付けた樹脂製の注入管18と、空気を逃がすための
導電性のブリーザチューブ20とを備える。
【0010】燃料タンク12は、図示の実施例では、高
密度ポリエチレンを材料として注入管18共々ブロー成
形されたものである。注入管18が樹脂製である場合、
注入管18の入口に金属製のリテーナ16を嵌め込み、
注入管18を密閉するためのキャップ(図示せず)をリ
テーナ16にねじ込むようにする。ところが、リテーナ
16が金属製であり、静電気が帯電し易いため、静電気
を逃がすことが必要となる。
【0011】本発明では、ブリーザチューブ20を導電
性としてセットプレート22に溶接し、セットプレート
22と車体14とをアース線24によって接地する一
方、リテーナ16をアース構造10を経てブリーザチュ
ーブ20に接続することにより、リテーナ16の静電気
を逃がしている。
【0012】アース構造10は、図1および図2に詳細
に示すように、ターミナルチューブ26と、ターミナル
エレメント28と、ホルダ30とを含む。
【0013】ターミナルチューブ26は金属製であり、
ブリーザチューブ20に接続するための接続管32を有
し、注入管18の内部に連通する。
【0014】図示の実施例では、ターミナルチューブ2
6は、金属チューブの接続管32と、接続管32より口
径の大きな金属チューブの保持管33とからならなる。
保持管33を接続管32に直交状に配置し、接続管32
の一方の端部を保持管33内に進入させ、接続管32と
保持管33とに全周溶接し、両者を気密に結合してあ
る。その結果、保持管33の一方の開口34が注入管1
8の内部に連通している。
【0015】ターミナルエレメント28は金属製であ
り、リテーナ16に接続するための端子38を有し、タ
ーミナルチューブ26に電気的に接続されている。
【0016】図示の実施例では、ターミナルエレメント
28は単一の金属プレートからなり、端子38に連なる
接続端39を有する。接続端39は、ターミナルチュー
ブ26の保持管33の他方の開口35を覆う大きさであ
り、開口35に全周溶接によって気密に結合されてい
る。
【0017】ホルダ30は樹脂製であり、ターミナルチ
ューブ26の接続管32およびターミナルエレメント2
8の端子38を除く部分を埋設し、注入管18に気密に
結合される。
【0018】図示の実施例では、ホルダ30は、キャッ
プ42と、リテーナ43と、Oリング44と、止め輪4
5とからなる。キャップ42とリテーナ43とは、注入
管18と同じ材質の樹脂製である。
【0019】ターミナルチューブ26等をホルダ30に
埋設し、注入管18に気密に結合するには、次の手順に
よる。まず、リテーナ43を成形してOリング44の装
着面を精度よく作り、ターミナルチューブ26とターミ
ナルエレメント28とを結合した状態で、ターミナルチ
ューブの保持管33をリテーナ43に嵌合する。次い
で、これらを型に入れ、接続管32と端子38とが外部
へ突出するようにキャップ42を射出成形する。その
後、Oリング44を挿入して止め輪45を配置し、リテ
ーナ43の内周面をかしめ、リテーナ43を全周にわた
って注入管18に溶着する。
【0020】ターミナルチューブ26の保持管33の外
径が大きい場合、射出成形によってキャップ42やリテ
ーナ43に相当する部分を得ようとすると、金属である
保持管33と樹脂との接着性が不十分となり、気密の確
保が難しくなる。これを避けるため、図示の実施例で
は、Oリング44を配置して気密を保っているが、さら
に、Oリング44の装着面の精度を高くするためには、
リテーナ43をキャップ42とは別個に成形し、必要で
あれば、装着面を切削加工できるように製作することが
好ましい。図示の実施例は、これを満たすものである。
【0021】注入管18にアース構造10を取り付けた
後、ターミナルエレメント28の端子38に設けた貫通
穴を利用して、リテーナ16の外側に折り返された部分
17にねじ止めして電気的に接続し、ターミナルチュー
ブ26の接続管32をブリーザチューブ20に接続す
る。
【0022】図示の実施例では、ブリーザチューブ20
は、導電性のホース50と、金属製のチューブ51と、
導電性のホース52と、セットプレート22に溶接され
た金属製のチューブ53とからなるため、ホース50を
接続管32に差し込むことにより、接続管32とブリー
ザチューブ20とが接続されることとなる。その結果、
リテーナ16は端子38、接続管32、ブリーザチュー
ブ20、セットプレート22およびアース線24を経て
車体14に接地される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用燃料タンクのアース構造の
実施例の断面図である。
【図2】図1に示したアース構造の構成要素を分解した
斜視図である。
【図3】車両用燃料タンクの断面図である。
【符号の説明】
10 アース構造 12 燃料タンク 14 車体 16 リテーナ 18 注入管 20 ブリーザチューブ 26 ターミナルチューブ 28 ターミナルエレメント 30 ホルダ 32 接続管 38 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 純一 愛知県豊田市鴻ノ巣町2丁目26番地 堀江 金属工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口に金属製のリテーナを取り付けた樹
    脂製の注入管と、空気を逃がすための導電性の車体に接
    地されたブリーザチューブとを備える燃料タンクのアー
    ス構造であって、前記ブリーザチューブに接続するため
    の接続管を有し、前記注入管の内部に連通する金属製の
    ターミナルチューブと、前記リテーナに接続するための
    端子を有し、前記ターミナルチューブに電気的に接続さ
    れた金属製のターミナルエレメントと、前記ターミナル
    チューブの前記接続管および前記ターミナルエレメント
    の前記端子を除く部分を埋設し、前記注入管に気密に結
    合される樹脂製のホルダとを含む、車両用燃料タンクの
    アース構造。
JP4069593A 1993-02-05 1993-02-05 車両用燃料タンクのアース構造 Pending JPH06227270A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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