JPH0622664Y2 - 炉頂ホッパ−内粒度分布制御装置 - Google Patents

炉頂ホッパ−内粒度分布制御装置

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JPH0622664Y2
JPH0622664Y2 JP1987083058U JP8305887U JPH0622664Y2 JP H0622664 Y2 JPH0622664 Y2 JP H0622664Y2 JP 1987083058 U JP1987083058 U JP 1987083058U JP 8305887 U JP8305887 U JP 8305887U JP H0622664 Y2 JPH0622664 Y2 JP H0622664Y2
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hopper
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collision plate
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JP1987083058U
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JPS63192340U (ja
Inventor
尚文 菅原
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、堅型炉の炉頂ホッパー内粒度分布制御装置に
係り、特に堅型炉に装入する原料を貯留・排出するホッ
パー内での原料の粒度分布を均一にできる炉頂ホッパー
内粒度分布制御装置に関するものである。
[従来の技術] 堅型炉の炉頂装入装置における原料ホッパーや均圧室な
どの炉頂ホッパー内では、原料粒径にばらつきがあるた
め、そのホッパー内に原料を投入する場合、粒度分布が
均一になるよう原料をホッパー内に投入する必要があ
る。
従来、この種の粒度分布制御装置として特開昭61-22101
6号公報に提案されるように、ホッパーの原料受入口の
下方に回動自在な反射板を取り付け、受入口から投入さ
れた原料を反射板にて受けると共にその反射板の回動に
て投入原料をホッパー内に均一に振り分けるようにして
いる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、この反射板は、原料と直接衝突するため
摩耗が激しい問題がある。
また投入原料は、受入口から斜目下方に投入され、反射
板に衝突し、その反射板の回転角に応じてホッパー内に
投入されるが、原料に対して反射板から衝突する角度
が、限定されるため広い範囲に原料を振り分けることが
困難となりやすく、また広い範囲に原料を振り分けよう
とすると反射板自体大きなものを使用したり、或はその
枚数を多くしなければならない問題がある。
本考案は、上記事情を考慮してなされたものでホッパー
内に原料を均一に投入できる炉頂ホッパー内粒度分布制
御装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の目的を達成するために、ホッパーの上
部の原料受入口の下に、その受入口からの原料を受ける
底板と縁板からなる凹状の衝突板を設けると共に、その
衝突板をレバーを介して回転軸に連結し、該回転軸をホ
ッパー外に延出させると共にその回転軸に、上記衝突板
を受入口に対して横切るよう回動させると共に衝突板上
に原料の一部が溜まるように傾動させる傾動手段を連結
したものである。
[作用] 上記構成によれば衝突板に原料の一部が溜まるようにし
て衝突板を傾動させることで、受入口からの原料をホッ
パー内に均一に振り分けることができると共に衝突板の
摩耗も少なくできる。
[実施例] 以下、本考案に係る炉頂ホッパー内粒度分布制御装置の
好適実施例を添付図面に基づいて説明する。
先ず第2図により、本考案の炉頂ホッパー内粒度分布制
御装置が使用される炉頂装入装置の全体を説明する。
第2図において、1は堅型炉でその堅型炉1上に均圧室
2及び原料室3を形成する炉頂ホッパー4,5が設けら
れる。
均圧室2を形成するホッパー4の上下には、ガス遮断装
置6,7が設けられ、また原料室3を形成するホッパー
5上には、原料8をホッパー5に供給するためのコンベ
アー9が設けられる。
堅型炉1への原料供給は、先ず、コンベアー9から上部
の炉頂ホッパー5の原料受け入口10を介して原料8が
原料室3に供給される。次に、その原料室3内の原料8
は、均圧室2の下部のガス遮断装置6が閉じられた状態
で、上部のガス遮断装置7が開かれることで、均圧室2
内に導入される。
この原料室3内の原料8が導入されたのち、上部のガス
遮断装置7が閉じられ、下部のガス遮断装置6が開かれ
て均圧室2内の原料8が、堅型炉1内に装入されるよう
になっており、一方、炉1内のガスは、均圧室2から原
料室3を通して大気側に逃げないようになっている。
この上部及び下部の炉頂ホッパー4,5内に本考案の粒
度分布制御装置Aが設けられる。
これを上部の炉頂ホッパー5を例に第1図により詳しく
説明する。
第1図において、炉頂ホッパー5の頂部中央には、原料
8をホッパー5内に投入するための受入口10が形成さ
れ、その受入口10を開閉するダンパー11がホッパー
5内に設けられている。
この受入口10の直下には、その受入口10を横切るよ
う回動自在な衝突板12が設けられる。
すなわち、受入口10の中心線lに対して直交する回転
軸13が設けられ、その回転軸13にレバー14を介し
て凹状の衝突板12が回動自在に設けられる。
この回転軸13は、第3図に示すようにホッパー5の外
皮5a外に延出され、その外皮5aの内外で夫々軸受1
5,16により回動自在に支持される。また内側の軸受
15は、外皮5aに設けたブラケット17で支持され
る。
衝突板12は、その底板18が受入口10の形状により
大きな形状に形成され、その周囲に縁板19が設けられ
凹状に形成される。レバー14は、この縁板19に一体
に設けられ、その上部で回転軸13の内側端13aに連
結される。このレバー14及び回転軸13の内側端13
aは、受入口10の中心線lに対して十分離れた位置と
なり、そのレバー14等に受入口10からの原料8が当
らないようになっている。
ホッパー5外に延出された回転軸13の外側端13bに
は、その回転軸13を正逆に回転し、衝突板12を、受
入口10の中心線l対してその横断方向に所定角度θ回
動させるための傾動手段20が連結される。
次に本実施例の作用を説明する。
先ず受入口10からホッパー5内に原料8が投入される
場合、衝突板12は水平に保たれ、その状態で原料8
は、衝突板12上に一定の安息角で山状に堆積する。こ
のように衝突板12で原料8を受けたのち、衝突板12
を、第1図に示すように受入口8を横断するよう線lを
中心に左右に回動させることで、衝突板12上の原料8
は、図示の矢印で示すようにホッパー5内にくまなく投
下できる。
この場合、衝突板12は、凹状に形成され、その底板1
8上に縁板19の高さ分の厚さの原料8が溜るため、回
動時に底板18が原料8により摩耗することがなく、ま
た受入口10から受入の際にもある程度の原料8が溜っ
ているため、直接衝突することがなく摩耗することがな
い。
また衝突板12は、回動方向両側で原料8をホッパー5
内に投下できるため、その投入範囲を広くでき、より均
一な原料の粒度分布制御ができる。
第4図、第5図は、本考案の他の実施例を示すもので、
受入口10の中心線lに対して対称に衝突板12A,1
2Bを配置し、その両衝突板12A,12Bで投入口1
0からの原料8を受けるようになし、その回転軸13
A,13Bを図示の矢印のように互いに逆方向に衝突板
12A,12Bを回動させることで、第5図に示すよう
に互いに逆方向に原料8を交互に投下させるようにした
ものである。
尚、上述の実施例においては、衝突板12をその底板1
8に縁板19を設けて凹状に形成したが、球面状に形成
してもよい。
[考案の効果] 以上説明してきたことから明らかなように本考案によれ
ば次のごとき優れた効果を発揮する。
(1)ホッパーの受入口の下に、その受入口からの原料を
受ける衝突板を設け、その衝突板を受入口を横切るよう
回動自在に設けることで、ホッパー内に原料を均一に投
下でき、その粒度分布制御を容易にできる。
(2)衝突板を凹状に形成することで、その衝突板上に原
料を常時溜めることができ、この原料で衝突板の摩耗を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の全体断面図、第3図は第1図の要部拡大側面図、第
4図は本考案の他の実施例を示す要部図、第5図は第4
図の側面図である。 図中、5は炉頂ホッパー、8は原料、10は受入口、1
2は衝突板、13は回転軸、14はレバー、20は傾動
手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパーの上部の原料受入口の下に、その
    受入口からの原料を受ける底板と縁板からなる凹状の衝
    突板を設けると共に、その衝突板をレバーを介して回転
    軸に連結し、該回転軸をホッパー外に延出させると共に
    その回転軸に、上記衝突板を受入口に対して横切るよう
    回動させると共に衝突板上に原料の一部が溜まるように
    傾動させる傾動手段を連結したことを特徴とする炉頂ホ
    ッパー内粒度分布制御装置。
JP1987083058U 1987-05-29 1987-05-29 炉頂ホッパ−内粒度分布制御装置 Expired - Lifetime JPH0622664Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987083058U JPH0622664Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 炉頂ホッパ−内粒度分布制御装置

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JP1987083058U JPH0622664Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 炉頂ホッパ−内粒度分布制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63192340U JPS63192340U (ja) 1988-12-12
JPH0622664Y2 true JPH0622664Y2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=30936293

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JP1987083058U Expired - Lifetime JPH0622664Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 炉頂ホッパ−内粒度分布制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101676342B1 (ko) * 2015-09-08 2016-11-15 주식회사 포스코 호퍼 장치

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4524509Y1 (ja) * 1966-11-17 1970-09-26
JPS54122606A (en) * 1978-03-15 1979-09-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Supporting device for rocking shoot
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KR101676342B1 (ko) * 2015-09-08 2016-11-15 주식회사 포스코 호퍼 장치

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