JPH06224853A - 光ｐｌｌ回路 - Google Patents
光ｐｌｌ回路Info
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- JPH06224853A JPH06224853A JP50A JP3260893A JPH06224853A JP H06224853 A JPH06224853 A JP H06224853A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 3260893 A JP3260893 A JP 3260893A JP H06224853 A JPH06224853 A JP H06224853A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/23—Arrangements of two or more lasers not provided for in groups H01S3/02 - H01S3/22, e.g. tandem arrangements of separate active media
- H01S3/2383—Parallel arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/10—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
- H01S3/13—Stabilisation of laser output parameters, e.g. frequency or amplitude
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＬＰＦ１で制御用出力光３Ａの光パワー変動
をもつ信号１３Ｂを抽出し、光パワー制御部２および光
可変減衰器３を用いて制御用出力光３Ａの光パワーを安
定化し、出力光１９Ａの光周波数が安定な光ＰＬＬ回路
を提供する。 【構成】 スレーブレーザ１９の出力光１９Ａの光周波
数がマスターレーザ１１から出力されるコヒーレント光
１１Ａの光周波数に対して信号発生器１６から出力され
る信号１６Ａの周波数だけオフセットを持つように制御
する光ＰＬＬ回路において、出力光１９Ａとコヒーレン
ト光１１Ａの光周波数の違いによる位相差を検出する際
に出力光１９Ａの一部を取り出した制御用出力光２０Ｂ
の光パワーを光可変減衰器３を通過させて制御用出力光
３Ａとし、ＬＰＦ１によって光検出器１３から出力され
る制御用出力光３Ａの光パワーに比例する信号１３Ｂを
抽出し、ＬＰＦ１で抽出された信号１３Ｂに応じて制御
用出力光２０Ｂの光パワー減衰量を変化させて制御用出
力光３Ａの光パワーを一定に制御する光パワー制御部２
および光可変減衰器３を備える。
をもつ信号１３Ｂを抽出し、光パワー制御部２および光
可変減衰器３を用いて制御用出力光３Ａの光パワーを安
定化し、出力光１９Ａの光周波数が安定な光ＰＬＬ回路
を提供する。 【構成】 スレーブレーザ１９の出力光１９Ａの光周波
数がマスターレーザ１１から出力されるコヒーレント光
１１Ａの光周波数に対して信号発生器１６から出力され
る信号１６Ａの周波数だけオフセットを持つように制御
する光ＰＬＬ回路において、出力光１９Ａとコヒーレン
ト光１１Ａの光周波数の違いによる位相差を検出する際
に出力光１９Ａの一部を取り出した制御用出力光２０Ｂ
の光パワーを光可変減衰器３を通過させて制御用出力光
３Ａとし、ＬＰＦ１によって光検出器１３から出力され
る制御用出力光３Ａの光パワーに比例する信号１３Ｂを
抽出し、ＬＰＦ１で抽出された信号１３Ｂに応じて制御
用出力光２０Ｂの光パワー減衰量を変化させて制御用出
力光３Ａの光パワーを一定に制御する光パワー制御部２
および光可変減衰器３を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、光通信や計測器にお
いて光源の位相を同期させる光ＰＬＬ回路についてのも
のである。
いて光源の位相を同期させる光ＰＬＬ回路についてのも
のである。
【０００２】
【従来の技術】次に、従来技術による光ＰＬＬ回路の構
成を図２に示す。図２の１０は安定化制御部、１１はマ
スターレーザ、１２は光合波部、１３は光検出器、１４
はハイパスフィルタ（以下、ＨＰＦという。）、１５は
位相比較部、１６は信号発生器、１７はローパスフィル
タ（以下、ＬＰＦという。）、１８は光周波数制御部、
１９はスレーブレーザ、２０は光分岐部である。
成を図２に示す。図２の１０は安定化制御部、１１はマ
スターレーザ、１２は光合波部、１３は光検出器、１４
はハイパスフィルタ（以下、ＨＰＦという。）、１５は
位相比較部、１６は信号発生器、１７はローパスフィル
タ（以下、ＬＰＦという。）、１８は光周波数制御部、
１９はスレーブレーザ、２０は光分岐部である。
【０００３】図２で、安定化制御部１０によりマスター
レーザ１１から出射されるコヒーレント光１１Ａの光パ
ワーＰM と光周波数ｆM を安定化し、光合波部１２に入
射する。光合波部１２に入射したコヒーレント光１１Ａ
は、後述する光分岐部２０でスレーブレーザ１９の出力
光１９Ａを分岐して得られる光パワーＰS 、光周波数ｆ
S の制御用出力光２０Ｂと合波される。
レーザ１１から出射されるコヒーレント光１１Ａの光パ
ワーＰM と光周波数ｆM を安定化し、光合波部１２に入
射する。光合波部１２に入射したコヒーレント光１１Ａ
は、後述する光分岐部２０でスレーブレーザ１９の出力
光１９Ａを分岐して得られる光パワーＰS 、光周波数ｆ
S の制御用出力光２０Ｂと合波される。
【０００４】光検出器１３は光合波部１２で合波された
合波出力光１２Ａをヘテロダイン受光し、振幅がコヒー
レント光１１Ａの光パワーＰM の平方根と制御用出力光
２０Ｂの光パワーＰS の平方根の積に比例するとともに
周波数がコヒーレント光１１Ａと制御用出力光２０Ｂの
差周波数成分Δｆ＝ｆS −ｆM となる差周波数信号１３
Ａと、振幅が制御用出力光２０Ｂの光パワーＰS に比例
した信号１３Ｂと、振幅がコヒーレント光１１Ａの光パ
ワーＰM に比例した信号１３Ｃを発生する。
合波出力光１２Ａをヘテロダイン受光し、振幅がコヒー
レント光１１Ａの光パワーＰM の平方根と制御用出力光
２０Ｂの光パワーＰS の平方根の積に比例するとともに
周波数がコヒーレント光１１Ａと制御用出力光２０Ｂの
差周波数成分Δｆ＝ｆS −ｆM となる差周波数信号１３
Ａと、振幅が制御用出力光２０Ｂの光パワーＰS に比例
した信号１３Ｂと、振幅がコヒーレント光１１Ａの光パ
ワーＰM に比例した信号１３Ｃを発生する。
【０００５】制御用出力光２０Ｂの光パワーＰS は、ス
レーブレーザ１９の光周波数制御にともなって変動する
ため、信号１３Ｂの周波数は光パワーＰS の時間変動に
応じた低い周波数成分を持つが、コヒーレント光１１Ａ
の光パワーＰM は安定化制御部１０で安定に制御されて
いるため、信号１３Ｃは時間的に変動しないで直流成分
となる。
レーブレーザ１９の光周波数制御にともなって変動する
ため、信号１３Ｂの周波数は光パワーＰS の時間変動に
応じた低い周波数成分を持つが、コヒーレント光１１Ａ
の光パワーＰM は安定化制御部１０で安定に制御されて
いるため、信号１３Ｃは時間的に変動しないで直流成分
となる。
【０００６】ＨＰＦ１４は、光検出器１３で発生した差
周波数信号１３Ａ・１３Ｂ・１３Ｃを入力とし、差周波
数信号１３Ａの差周波数成分Δｆを通過させ、信号１３
Ｂ・１３Ｃが持つ低い周波数成分あるいは直流成分を阻
止して位相比較部１５に入力する。
周波数信号１３Ａ・１３Ｂ・１３Ｃを入力とし、差周波
数信号１３Ａの差周波数成分Δｆを通過させ、信号１３
Ｂ・１３Ｃが持つ低い周波数成分あるいは直流成分を阻
止して位相比較部１５に入力する。
【０００７】位相比較部１５は、差周波数信号１３Ａ
と、信号発生器１６から出力される振幅がＥH で周波数
がｆH の信号１６Ａと位相比較し、差周波数信号１３Ａ
と信号発生器１６から出力される信号１６Ａとの周波数
の違い、すなわちｆH ≠Δｆにより位相差が生じる場合
には、振幅が差周波数信号１３Ａの振幅（ＰM ・ＰS ）
の平方根と信号１６Ａの振幅ＥH の積に比例するととも
に、周波数が差周波数信号１３Ａと信号１６Ａの差周波
数成分ΔＦ＝ｆH −Δｆとなる信号１５Ａを出力し、差
周波数信号１３Ａと信号１６Ａの周波数が同一、すなわ
ちｆH ＝Δｆでも位相が異なる場合には、振幅が差周波
数信号１３Ａの振幅（ＰM ・ＰS ）の平方根と信号１６
Ａの振幅ＥH の積に比例するとともに差周波数信号１３
Ａと信号１６Ａの位相差に応じた信号１５Ａを出力す
る。
と、信号発生器１６から出力される振幅がＥH で周波数
がｆH の信号１６Ａと位相比較し、差周波数信号１３Ａ
と信号発生器１６から出力される信号１６Ａとの周波数
の違い、すなわちｆH ≠Δｆにより位相差が生じる場合
には、振幅が差周波数信号１３Ａの振幅（ＰM ・ＰS ）
の平方根と信号１６Ａの振幅ＥH の積に比例するととも
に、周波数が差周波数信号１３Ａと信号１６Ａの差周波
数成分ΔＦ＝ｆH −Δｆとなる信号１５Ａを出力し、差
周波数信号１３Ａと信号１６Ａの周波数が同一、すなわ
ちｆH ＝Δｆでも位相が異なる場合には、振幅が差周波
数信号１３Ａの振幅（ＰM ・ＰS ）の平方根と信号１６
Ａの振幅ＥH の積に比例するとともに差周波数信号１３
Ａと信号１６Ａの位相差に応じた信号１５Ａを出力す
る。
【０００８】位相比較部１５の出力信号１５Ａは、ＬＰ
Ｆ１７によって雑音成分を取り除いて光周波数制御部１
８に入力される。光周波数制御部１８は、ＬＰＦ１７か
ら入力された信号１５Ａに応じて、ｆH ＝Δｆかつ差周
波数信号１３Ａと信号１６Ａの位相差がゼロとなるよう
にスレーブレーザ１９の光周波数を変化させる信号１８
Ａを発生し、スレーブレーザ１９に入力される。
Ｆ１７によって雑音成分を取り除いて光周波数制御部１
８に入力される。光周波数制御部１８は、ＬＰＦ１７か
ら入力された信号１５Ａに応じて、ｆH ＝Δｆかつ差周
波数信号１３Ａと信号１６Ａの位相差がゼロとなるよう
にスレーブレーザ１９の光周波数を変化させる信号１８
Ａを発生し、スレーブレーザ１９に入力される。
【０００９】スレーブレーザ１９は光周波数制御部１８
から出力される信号１８Ａに応じて光周波数ｆS を制御
された出力光１９Ａを出射し、出力光１９Ａは光分岐部
２０に導かれる。光分岐部２０に導かれたスレーブレー
ザ１９の出力光１９Ａは外部出力光２０Ａと制御用出力
光２０Ｂに分岐され、制御用出力光２０Ｂは光合波部１
２に導かれる。
から出力される信号１８Ａに応じて光周波数ｆS を制御
された出力光１９Ａを出射し、出力光１９Ａは光分岐部
２０に導かれる。光分岐部２０に導かれたスレーブレー
ザ１９の出力光１９Ａは外部出力光２０Ａと制御用出力
光２０Ｂに分岐され、制御用出力光２０Ｂは光合波部１
２に導かれる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】図２の構成では、ＨＰ
Ｆ１４で取り出されて位相比較部１５に入力する差周波
数信号１３Ａの振幅は制御用出力光２０Ｂの光パワーＰ
S の平方根に比例しているため、制御用出力光２０Ｂの
光パワーＰS が時間的に変動する場合には差周波数信号
１３Ａの振幅が変動し、ｆH ＝Δｆかつ差周波数信号１
３Ａと信号１６Ａの位相差がゼロとなる場合でも位相比
較部１５から出力される信号１５Ａの振幅は変動する。
位相比較部１５から出力される信号１５Ａの振幅変動は
結果的にスレーブレーザ１９から出射される出力光１９
Ａの光周波数を変動させる。
Ｆ１４で取り出されて位相比較部１５に入力する差周波
数信号１３Ａの振幅は制御用出力光２０Ｂの光パワーＰ
S の平方根に比例しているため、制御用出力光２０Ｂの
光パワーＰS が時間的に変動する場合には差周波数信号
１３Ａの振幅が変動し、ｆH ＝Δｆかつ差周波数信号１
３Ａと信号１６Ａの位相差がゼロとなる場合でも位相比
較部１５から出力される信号１５Ａの振幅は変動する。
位相比較部１５から出力される信号１５Ａの振幅変動は
結果的にスレーブレーザ１９から出射される出力光１９
Ａの光周波数を変動させる。
【００１１】この発明は、ＬＰＦ１、光パワー制御部２
および光可変減衰器３を用い、制御用出力光３Ａの光パ
ワーに比例した信号１３Ｂに応じて制御用出力光２０Ｂ
の光パワー減衰量を変化させて光パワーの安定な制御用
出力光３Ａを得ることにより、スレーブレーザ１９の出
力光１９Ａの光周波数が安定な光ＰＬＬ回路の提供を目
的とする。
および光可変減衰器３を用い、制御用出力光３Ａの光パ
ワーに比例した信号１３Ｂに応じて制御用出力光２０Ｂ
の光パワー減衰量を変化させて光パワーの安定な制御用
出力光３Ａを得ることにより、スレーブレーザ１９の出
力光１９Ａの光周波数が安定な光ＰＬＬ回路の提供を目
的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明では、レーザの光周波数および光パワーを
安定化させる安定化制御部１０と、安定化制御部１０に
より光周波数および光パワーが安定したコヒーレント光
１１Ａを連続的に出射するマスターレーザ１１と、マス
ターレーザ１１から出力されるコヒーレント光１１Ａを
第１の入力とする光合波部１２と、光合波部１２からの
合波出力光１２Ａをヘテロダイン受光する光検出器１３
と、光検出器１３で出力される信号からコヒーレント光
１１Ａと制御用出力光３Ａの差周波数信号１３Ａを取り
出すハイパスフィルタ１４と、ハイパスフィルタ１４で
取り出された差周波数信号１３Ａを第１の入力とし、信
号発生器１６の出力信号１６Ａを第２の入力として位相
を比較し、位相の差に比例した信号１５Ａを出力する位
相比較部１５と、位相比較部１５の出力信号１５Ａの雑
音成分を取り除くローパスフィルタ１７と、ローパスフ
ィルタ１７を通過する信号１５Ａに応じて光周波数制御
用の信号１８Ａを発生させる光周波数制御部１８と、光
周波数制御部１８からの信号１８Ａに応じて光周波数が
変化するスレーブレーザ１９と、スレーブレーザ１９の
出力光１９Ａを外部出力光２０Ａと制御用出力光２０Ｂ
に分岐する光分岐部２０とを備え、制御用出力光２０Ｂ
を光合波部１２の第２の入力としてループ回路を構成す
る光ＰＬＬ回路において、光検出器１３の出力を入力と
し、制御用出力光３Ａの光パワーに比例する信号１３Ｂ
およびコヒーレント光１１Ａの光パワーに比例する信号
１３Ｃを抽出し、差周波数信号１３Ａを取り除くＬＰＦ
１と、ＬＰＦ１の出力を入力とし、ＬＰＦ１を通過する
信号に応じて制御用出力光２０Ｂの光パワー減衰量を変
化させ、制御用出力光３Ａの光パワーを一定に制御する
信号２Ａを発生する光パワー制御部２と、光分岐部２０
と光合波部１２の間に配置され、光パワー制御部２の出
力信号２Ａを第１の入力とし、光分岐部２０の制御用出
力光２０Ｂを第２の入力として、制御用出力光２０Ｂの
光パワーを信号２Ａにより減衰量を変化させて制御用出
力光３Ａとする光可変減衰器３とを備える。
め、この発明では、レーザの光周波数および光パワーを
安定化させる安定化制御部１０と、安定化制御部１０に
より光周波数および光パワーが安定したコヒーレント光
１１Ａを連続的に出射するマスターレーザ１１と、マス
ターレーザ１１から出力されるコヒーレント光１１Ａを
第１の入力とする光合波部１２と、光合波部１２からの
合波出力光１２Ａをヘテロダイン受光する光検出器１３
と、光検出器１３で出力される信号からコヒーレント光
１１Ａと制御用出力光３Ａの差周波数信号１３Ａを取り
出すハイパスフィルタ１４と、ハイパスフィルタ１４で
取り出された差周波数信号１３Ａを第１の入力とし、信
号発生器１６の出力信号１６Ａを第２の入力として位相
を比較し、位相の差に比例した信号１５Ａを出力する位
相比較部１５と、位相比較部１５の出力信号１５Ａの雑
音成分を取り除くローパスフィルタ１７と、ローパスフ
ィルタ１７を通過する信号１５Ａに応じて光周波数制御
用の信号１８Ａを発生させる光周波数制御部１８と、光
周波数制御部１８からの信号１８Ａに応じて光周波数が
変化するスレーブレーザ１９と、スレーブレーザ１９の
出力光１９Ａを外部出力光２０Ａと制御用出力光２０Ｂ
に分岐する光分岐部２０とを備え、制御用出力光２０Ｂ
を光合波部１２の第２の入力としてループ回路を構成す
る光ＰＬＬ回路において、光検出器１３の出力を入力と
し、制御用出力光３Ａの光パワーに比例する信号１３Ｂ
およびコヒーレント光１１Ａの光パワーに比例する信号
１３Ｃを抽出し、差周波数信号１３Ａを取り除くＬＰＦ
１と、ＬＰＦ１の出力を入力とし、ＬＰＦ１を通過する
信号に応じて制御用出力光２０Ｂの光パワー減衰量を変
化させ、制御用出力光３Ａの光パワーを一定に制御する
信号２Ａを発生する光パワー制御部２と、光分岐部２０
と光合波部１２の間に配置され、光パワー制御部２の出
力信号２Ａを第１の入力とし、光分岐部２０の制御用出
力光２０Ｂを第２の入力として、制御用出力光２０Ｂの
光パワーを信号２Ａにより減衰量を変化させて制御用出
力光３Ａとする光可変減衰器３とを備える。
【００１３】
【作用】次に、この発明による光ＰＬＬ回路の構成を図
１に示す。図１の１はＬＰＦ、２は光パワー制御部、３
は光可変減衰器であり、他は図２と同じである。図１
で、ＬＰＦ１は光検出器１３の出力を分岐して入力し、
ＬＰＦ１の出力は光パワー制御部２に入力し、光パワー
制御部２の出力は光可変減衰器３に入力する。光可変減
衰器３は光分岐部２０の出力を第１の入力とし、光パワ
ー制御部２の出力を第２の入力として、光合波部１２に
制御用出力光３Ａを出力する。
１に示す。図１の１はＬＰＦ、２は光パワー制御部、３
は光可変減衰器であり、他は図２と同じである。図１
で、ＬＰＦ１は光検出器１３の出力を分岐して入力し、
ＬＰＦ１の出力は光パワー制御部２に入力し、光パワー
制御部２の出力は光可変減衰器３に入力する。光可変減
衰器３は光分岐部２０の出力を第１の入力とし、光パワ
ー制御部２の出力を第２の入力として、光合波部１２に
制御用出力光３Ａを出力する。
【００１４】ＬＰＦ１は光検出器１３からの差周波数信
号１３Ａ・１３Ｂ・１３Ｃから差周波数成分Δｆをもつ
差周波数信号１３Ａを取り除き、制御用出力光３Ａがも
つ光パワーの時間変動に応じた低い周波数成分の信号１
３Ｂと周波数が直流成分である信号１３Ｃを通過させ、
通過した信号１３Ｂ・１３Ｃを光パワー制御部２に入力
する。
号１３Ａ・１３Ｂ・１３Ｃから差周波数成分Δｆをもつ
差周波数信号１３Ａを取り除き、制御用出力光３Ａがも
つ光パワーの時間変動に応じた低い周波数成分の信号１
３Ｂと周波数が直流成分である信号１３Ｃを通過させ、
通過した信号１３Ｂ・１３Ｃを光パワー制御部２に入力
する。
【００１５】ＬＰＦ１を通過した信号１３Ｂおよび信号
１３Ｃの時間的に変動する成分は、信号１３Ｂにおいて
制御用出力光３Ａの光パワーが時間的に変動する成分だ
けであり、光パワー制御部２では信号１３Ｂの時間的に
変動する成分を打ち消すように光可変減衰器３を駆動す
る信号２Ａを発生させ、光可変減衰器３に入力される。
１３Ｃの時間的に変動する成分は、信号１３Ｂにおいて
制御用出力光３Ａの光パワーが時間的に変動する成分だ
けであり、光パワー制御部２では信号１３Ｂの時間的に
変動する成分を打ち消すように光可変減衰器３を駆動す
る信号２Ａを発生させ、光可変減衰器３に入力される。
【００１６】光可変減衰器３は、光分岐部２０からの制
御用出力光２０Ｂの光パワーが大きいときは減衰量を大
きく、制御用出力光２０Ｂの光パワーが小さいときは減
衰量を小さくするように、光パワー制御部２から出力さ
れる信号２Ａで減衰量を制御することにより、制御用出
力光２０Ｂを光可変減衰器３に通過させて得られる制御
用出力光３Ａの光パワーは安定し、スレーブレーザ１９
の出力光１９Ａの光周波数を安定させる。
御用出力光２０Ｂの光パワーが大きいときは減衰量を大
きく、制御用出力光２０Ｂの光パワーが小さいときは減
衰量を小さくするように、光パワー制御部２から出力さ
れる信号２Ａで減衰量を制御することにより、制御用出
力光２０Ｂを光可変減衰器３に通過させて得られる制御
用出力光３Ａの光パワーは安定し、スレーブレーザ１９
の出力光１９Ａの光周波数を安定させる。
【００１７】
【発明の効果】この発明によれば、スレーブレーザの光
周波数制御に使用する制御用出力光の光パワーが安定化
できるため、スレーブレーザの出力光の光周波数が安定
した光ＰＬＬ回路を提供することができる。
周波数制御に使用する制御用出力光の光パワーが安定化
できるため、スレーブレーザの出力光の光周波数が安定
した光ＰＬＬ回路を提供することができる。
【図１】この発明による光ＰＬＬ回路の構成図である。
【図２】従来技術による光ＰＬＬ回路の構成図である。
１ ローパスフィルタ ２ 光パワー制御部 ３ 光可変減衰器 １０ 安定化制御部 １１ マスターレーザ １２ 光合波部 １３ 光検出器 １４ ハイパスフィルタ １５ 位相比較部 １６ 信号発生器 １７ ローパスフィルタ １８ 光周波数制御部 １９ スレーブレーザ ２０ 光分岐部
Claims (1)
- 【請求項１】 レーザの光周波数および光パワーを安定
化させる安定化制御部(10)と、安定化制御部(10)により
光周波数および光パワーが安定したコヒーレント光(11
A) を連続的に出射するマスターレーザ(11)と、マスタ
ーレーザ(11)から出力されるコヒーレント光(11A) を第
１の入力とする光合波部(12)と、光合波部(12)からの合
波出力光(12A) をヘテロダイン受光する光検出器(13)
と、光検出器(13)で出力される信号からコヒーレント光
(11A) と制御用出力光(3A)の差周波数信号(13A) を取り
出すハイパスフィルタ(14)と、ハイパスフィルタ(14)で
取り出された差周波数信号(13A) を第１の入力とし、信
号発生器(16)の出力信号(16A) を第２の入力として位相
を比較し、位相の差に比例した信号(15A) を出力する位
相比較部(15)と、位相比較部(15)の出力信号(15A) の雑
音成分を取り除くローパスフィルタ(17)と、ローパスフ
ィルタ(17)を通過する信号(15A) に応じて光周波数制御
用の信号(18A) を発生させる光周波数制御部(18)と、光
周波数制御部(18)からの信号(18A) に応じて光周波数が
変化するスレーブレーザ(19)と、スレーブレーザ(19)の
出力光(19A) を外部出力光(20A) と制御用出力光(20B)
に分岐する光分岐部(20)とを備え、制御用出力光(20B)
を光合波部(12)の第２の入力としてループ回路を構成す
る光ＰＬＬ回路において、 光検出器(13)の出力を入力とし、制御用出力光(3A)の光
パワーに比例する信号(13B) およびコヒーレント光(11
A) の光パワーに比例する信号(13C) を抽出し、差周波
数信号(13A) を取り除くＬＰＦ(1) と、 ＬＰＦ(1) の出力を入力とし、ＬＰＦ(1) を通過する信
号に応じて制御用出力光(20B) の光パワー減衰量を変化
させ、制御用出力光(3A)の光パワーを一定に制御する信
号(2A)を発生する光パワー制御部(2) と、 光分岐部(20)と光合波部(12)の間に配置され、光パワー
制御部(2) の出力信号(2A)を第１の入力とし、光分岐部
(20)の制御用出力光(20B) を第２の入力として、制御用
出力光(20B) の光パワーを信号(2A)により減衰量を変化
させて制御用出力光(3A)とする光可変減衰器(3) とを備
えることを特徴とする光ＰＬＬ回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06224853A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 光ｐｌｌ回路 |
| US08/186,595 US5383210A (en) | 1993-01-28 | 1994-01-26 | Optical phase locked loop circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06224853A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 光ｐｌｌ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06224853A true JPH06224853A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=12363577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50A Pending JPH06224853A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 光ｐｌｌ回路 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5383210A (ja) |
| JP (1) | JPH06224853A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN115426052A (zh) * | 2022-11-04 | 2022-12-02 | 之江实验室 | 一种光模块接收端过载保护装置及方法 |
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| US6115157A (en) * | 1997-12-24 | 2000-09-05 | Nortel Networks Corporation | Methods for equalizing WDM systems |
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- 1993-01-28 JP JP50A patent/JPH06224853A/ja active Pending
-
1994
- 1994-01-26 US US08/186,595 patent/US5383210A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
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| US5383210A (en) | 1995-01-17 |
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