JPH06224110A - 半導体露光装置及び半導体露光方法 - Google Patents

半導体露光装置及び半導体露光方法

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Publication number
JPH06224110A
JPH06224110A JP5010934A JP1093493A JPH06224110A JP H06224110 A JPH06224110 A JP H06224110A JP 5010934 A JP5010934 A JP 5010934A JP 1093493 A JP1093493 A JP 1093493A JP H06224110 A JPH06224110 A JP H06224110A
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JP
Japan
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charged particle
mark
substrate
alignment mark
particle beam
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Withdrawn
Application number
JP5010934A
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English (en)
Inventor
Makio Fukita
牧夫 吹田
Masaki Yamabe
正樹 山部
Kenji Sugishima
賢次 杉島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イオンビーム等のレジスト透過性の悪い荷電
粒子線を用いて露光を行なう際に、高精度な位置合わせ
を実現する半導体露光装置及び半導体露光方法を提供す
ることを目的とする。 【構成】 基板13上に第1の位置合わせマークMw
を、移動台11上に第2の位置合わせマークMsを備
え、第1の位置合わせマークMw及び第2の位置合わせ
マークMsの位置を検出するマーク検出系7と、露光用
光線または荷電粒子線に対する前記移動台11の位置関
係、移動台11と基板13上のパターンとの位置関係を
求め、求められた2つの位置関係から、露光用光線また
は荷電粒子線と基板13上のパターンとの位置関係を求
めて、露光すべきパターンと基板13上のパターンの位
置合わせを行なうよう移動台11を制御する処理系とを
有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体露光装置及び半導
体露光方法に係り、特に、イオンビーム等のレジスト透
過性の悪い荷電粒子線を用いて露光対象の基板を設置す
る移動台上のマークを検出し、基板を露光する位置とは
別の位置で移動台上のマーク及び基板上のマークの両方
を別の光線または荷電粒子線を用いて検出し、これらの
位置関係から位置合わせを行なうことにより、高精度な
位置合わせを実現する半導体露光装置及び半導体露光方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】水素やヘリウム等の軽イオンによるイオ
ンビーム投影露光方法は、10[nm]程度の高解像度
が得られ、電子ビーム露光で問題となる近接効果が無
い、レジスト感度が高い等の特徴を持ち0.1[μm]
レベルの微細パターン形成の有力な手段として注目を集
めている(SEMICONCUCTOR INTERNATIONAL, APRIL 1992,
p24 参照)。
【0003】しかしながら、イオンはレジスト透過性が
悪く、例えば水素イオンの場合には、一般に用いられる
80[kV]程度の加速電圧では、レジスト中に1[μ
m]も侵入しない。そのため、位置合わせ露光を行なう
際に、レジストで覆われた基板に刻まれたマークを露光
線であるイオンビームで検出する場合に、充分な強度の
位置合わせ信号が得られず、その結果として位置合わせ
精度が向上しないという問題がある。
【0004】この問題を解決するために、マーク上のレ
ジストを細く絞ったレーザビームで飛散除去し、基板を
露出して位置合わせ信号を取得する方法が考えられてい
るが、工程数の増加や飛散したレジストによる基板の汚
れ等の問題が新たに発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
半導体露光装置及び半導体露光方法では、イオンビーム
を用いて露光を行なう場合に、イオンのレジスト透過性
が悪く、位置合わせ露光を行なうためにレジストで覆わ
れた基板に刻まれたマークを露光線であるイオンビーム
で検出する際に、充分な強度の位置合わせ信号が得られ
ず、その結果として位置合わせ精度が向上しないという
問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するもので、
イオンビーム等のレジスト透過性の悪い荷電粒子線を用
いて露光する際に、露光対象となる基板を設置する移動
台上のマークを検出し、基板を露光する位置とは別の位
置で移動台上のマーク及び基板上のマークの両方を別の
光線または荷電粒子線を用いて検出し、これらの位置関
係から位置合わせを行なうことにより、高精度な位置合
わせを実現する半導体露光装置及び半導体露光方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴の半導体露光装置は、図1に示
す如く、感光性材料を塗布した基板13に所望のパター
ンを露光する半導体露光装置であって、前記基板13上
には、1つ以上の第1の位置合わせマークMwを備え、
当該移動台11上に1つ以上の第2の位置合わせマーク
Msを備えて、前記基板13を保持して複数方向に移動
可能な移動台11と、前記移動台11及び基板13上に
露光用光線または荷電粒子線、或いは別の光線または荷
電粒子線を照射して前記第1の位置合わせマークMw及
び第2の位置合わせマークMsの位置を検出するマーク
検出系7と、前記露光用光線または荷電粒子線によって
前記第2の位置合わせマークMsの1つを検出して、前
記露光用光線または荷電粒子線に対する前記移動台11
の位置関係を求め、前記位置関係を求めるために使用し
た露光用光線または荷電粒子線、或いは別の光線または
荷電粒子線により、前記基板13が露光される位置とは
別の位置で、前記第2の位置合わせマークMsの1つ、
若しくは前記第2の位置合わせマークMsの1つとの相
対位置関係が既知である他の第2の位置合わせマークM
sと、前記第1の位置合わせマークMwの両方を検出し
て、前記移動台11と前記基板13上のパターンとの位
置関係を求め、前記求められた2つの位置関係から、露
光用光線または荷電粒子線と前記基板13上のパターン
との位置関係を求めて、露光すべきパターンと前記基板
13上のパターンの位置合わせを行なうよう前記移動台
11を制御する処理系とを有して構成する。
【0008】また、本発明の第2の特徴の半導体露光方
法は、感光性材料を塗布した基板13に所望のパターン
を露光する半導体露光装置における露光方法であって、
前記基板13上には、1つ以上の第1の位置合わせマー
クMwを備え、当該移動台11上に1つ以上の第2の位
置合わせマークMsを備えて、前記基板13を保持して
複数方向に移動可能な移動台11と、前記移動台11及
び基板13上に露光用光線または荷電粒子線、或いは別
の光線または荷電粒子線を照射して前記第1の位置合わ
せマークMw及び第2の位置合わせマークMsの位置を
検出するマーク検出系7とを有して構成し、前記露光用
光線または荷電粒子線によって前記第2の位置合わせマ
ークMsの1つを検出して、前記露光用光線または荷電
粒子線に対する前記移動台11の位置関係を求める第1
のステップと、前記第1のステップで使用した露光用光
線または荷電粒子線、或いは別の光線または荷電粒子線
により、前記基板13が露光される位置とは別の位置
で、前記第2の位置合わせマークMsの1つ、若しくは
前記第2の位置合わせマークMsの1つとの相対位置関
係が既知である他の第2の位置合わせマークMsと、前
記第1の位置合わせマークMwの両方を検出して、前記
移動台11と前記基板13上のパターンとの位置関係を
求める第2のステップと、前記第1及び第2のステップ
で求められた位置関係から、露光用光線または荷電粒子
線と前記基板13上のパターンとの位置関係を求めて、
露光すべきパターンと前記基板13上のパターンの位置
合わせを行なう第3のステップとを有する。
【0009】また、本発明の第3の特徴の半導体露光装
置は、感光性材料を塗布した基板13に所望のパターン
を露光する半導体露光装置であって、前記基板13上に
は、1つ以上の第1の位置合わせマークMwを備え、当
該移動台11上に1つ以上の第2の位置合わせマークM
sを備えて、前記基板13を保持して複数方向に移動可
能な移動台11と、当該マスク3上に1つ以上の第3の
位置合わせマークMmを備えて、前記基板13上に露光
すべきパターンを持つマスク3と、前記移動台11及び
基板13上に露光用光線または荷電粒子線、或いは別の
光線または荷電粒子線を照射して前記第1の位置合わせ
マークMw、第2の位置合わせマークMs、及び前記第
3の位置合わせマークMmの像の位置を検出するマーク
検出系7と、前記基板13が露光される位置とは別の位
置で、前記露光用光線または荷電粒子線、或いは別の光
線または荷電粒子線によって、所定の前記第3の位置合
わせマークMmの像と前記第2の位置合わせマークMs
との位置関係を求め、前記基板13が露光される位置と
は別の位置で、前記露光用光線または荷電粒子線、或い
は別の光線または荷電粒子線によって、所定の前記第1
の位置合わせマークMwと前記第2の位置合わせマーク
Msとの位置関係を求め、前記基板13が露光される位
置とは別の位置で、前記露光用光線または荷電粒子線、
或いは別の光線または荷電粒子線によって、前記位置関
係を求める時に使用した前記第2の位置合わせマークM
sを検出して、前記露光用光線または荷電粒子線に対す
る前記移動台11の位置関係を求め、前記求められた3
つの位置関係から、前記露光用光線または荷電粒子線、
或いは別の光線または荷電粒子線と前記基板13上のパ
ターンとの位置関係を求めて、露光すべきマスク3のパ
ターンと前記基板13上のパターンの位置合わせを行な
うよう前記移動台11を制御する処理系とを有して構成
する。
【0010】また、本発明の第4の特徴の半導体露光方
法は、感光性材料を塗布した基板13に所望のパターン
を露光する半導体露光装置における露光方法であって、
前記基板13上には、1つ以上の第1の位置合わせマー
クMwを備え、当該移動台11上に1つ以上の第2の位
置合わせマークMsを備えて、前記基板13を保持して
複数方向に移動可能な移動台11と、当該マスク3上に
1つ以上の第3の位置合わせマークMmを備えて、前記
基板13上に露光すべきパターンを持つマスク3と、前
記移動台11及び基板13上に露光用光線または荷電粒
子線、或いは別の光線または荷電粒子線を照射して前記
第1の位置合わせマークMw、第2の位置合わせマーク
Ms、及び前記第3の位置合わせマークMmの像の位置
を検出するマーク検出系7とをとを有して構成し、前記
基板13が露光される位置とは別の位置で、前記露光用
光線または荷電粒子線、或いは別の光線または荷電粒子
線によって、所定の前記第3の位置合わせマークMmの
像と前記第2の位置合わせマークMsとの位置関係を求
める第1のステップと、前記基板13が露光される位置
とは別の位置で、前記露光用光線または荷電粒子線、或
いは別の光線または荷電粒子線によって、所定の前記第
1の位置合わせマークMwと前記第2の位置合わせマー
クMsとの位置関係を求める第2のステップと、前記基
板13が露光される位置とは別の位置で、前記露光用光
線または荷電粒子線、或いは別の光線または荷電粒子線
によって、前記第1及び第2のステップで使用した前記
第2の位置合わせマークMsを検出して、前記露光用光
線または荷電粒子線に対する前記移動台11の位置関係
を求める第3のステップと、前記第1、第2、及び第3
のステップで求められた位置関係から、露光用光線また
は荷電粒子線と前記基板13上のパターンとの位置関係
を求めて、露光すべきマスク3のパターンと前記基板1
3上のパターンの位置合わせを行なう第4のステップと
を有する。
【0011】また、本発明の第5の特徴の半導体露光装
置または半導体露光方法は、請求項1、2、3、または
4に記載の半導体露光装置または半導体露光方法におい
て、前記露光用光線または荷電粒子線は、イオンビーム
である。
【0012】また、本発明の第6の特徴の半導体露光装
置または半導体露光方法は、請求項1、2、3、4、ま
たは5に記載の半導体露光装置または半導体露光方法に
おいて、前記別の光線または荷電粒子線を照射するマー
ク検出系7は、各位置合わせマークMw,Ms,及びま
たはMmの検出を光学的方法によって行なう。
【0013】また、本発明の第7の特徴の半導体露光装
置または半導体露光方法は、請求項1、2、3、4、ま
たは5に記載の半導体露光装置または半導体露光方法に
おいて、前記別の光線または荷電粒子線を照射するマー
ク検出系7は、各位置合わせマークMw,Ms,及びま
たはMmのマーク画像を取得する顕微鏡及びカメラと、
前記取得したマーク画像の画像処理を行なってマーク位
置を求める画像処理装置21とを有して構成し、マーク
検出を光学的方法によって行なう。
【0014】また、本発明の第8の特徴の半導体露光装
置または半導体露光方法は、請求項7に記載の半導体露
光装置または半導体露光方法において、前記マーク検出
系7は、前記第1の位置合わせマークMw及び第2の位
置合わせマークMsの位置において、特定形状をなす光
線を、前記第1の位置合わせマークMw及び第2の位置
合わせマークMs上で、前記光線の走査または前記移動
台11の走査により走査し、走査位置と検出信号から前
記第1の位置合わせマークMw及び第2の位置合わせマ
ークMsのマーク位置を求める。
【0015】また、本発明の第9の特徴の半導体露光装
置または半導体露光方法は、請求項7に記載の半導体露
光装置または半導体露光方法において、前記第1の位置
合わせマークMw及び第2の位置合わせマークMsは、
回折格子形状のマークであり、前記マーク検出系7は、
前記第1の位置合わせマークMw及び第2の位置合わせ
マークMsに可干渉光を照射して、回折格子位置による
回折光の位相ずれを検出することにより、前記第1の位
置合わせマークMw及び第2の位置合わせマークMsの
マーク位置を求める。
【0016】また、本発明の第10の特徴の半導体露光
装置または半導体露光方法は、請求項1、2、3、4、
または5に記載の半導体露光装置または半導体露光方法
において、前記別の光線または荷電粒子線を照射するマ
ーク検出系7は、前記第1の位置合わせマークMw及び
第2の位置合わせマークMsの検出を電子線を用いて行
なう。
【0017】また、本発明の第11の特徴の半導体露光
装置または半導体露光方法は、請求項10に記載の半導
体露光装置または半導体露光方法において、前記マーク
検出系7は、前記第1の位置合わせマークMw及び第2
の位置合わせマークMs上で、電子線を前記電子線の走
査または前記移動台11の走査により走査し、走査位置
と前記第1の位置合わせマークMw及び第2の位置合わ
せマークMsから発せられる二次電子信号からマーク位
置を求める。
【0018】また、本発明の第12の特徴の半導体露光
装置または半導体露光方法は、請求項1、2、3、4、
または5に記載の半導体露光装置または半導体露光方法
において、前記露光用荷電粒子線を照射するマーク検出
系7は、第2の位置合わせマークMs上で、前記露光用
荷電粒子線を前記露光用荷電粒子線の走査または前記移
動台11の走査により走査し、走査位置と前記第2の位
置合わせマークMsから発せられる二次電子または二次
イオン信号からマーク位置を求める。
【0019】
【作用】本発明の第1の特徴の半導体露光装置、並びに
第2の特徴の半導体露光方法では、図1に示す如く、感
光性材料を塗布した基板13に所望のパターンを露光す
る際に、基板13上に1つ以上の第1の位置合わせマー
クMwを、移動台11上に1つ以上の第2の位置合わせ
マークMsを設けておき、先ず、露光用光線または荷電
粒子線によって移動台11上の第2の位置合わせマーク
Msの1つを検出して、露光用光線または荷電粒子線に
対する移動台11の位置関係を求め、次に、前記位置関
係を求めるために使用した露光用光線または荷電粒子
線、或いは別の光線または荷電粒子線により、基板13
が露光される位置とは別の位置で、移動台11上の第2
の位置合わせマークMsの1つ、若しくは第2の位置合
わせマークMsの1つとの相対位置関係が既知である他
の第2の位置合わせマークMsと、基板3上の第1の位
置合わせマークMwの両方を検出して、移動台11と基
板13上のパターンとの位置関係を求め、更に、求めら
れた2つの位置関係から、露光用光線または荷電粒子線
と基板13上のパターンとの位置関係を求めて、露光す
べきパターンと基板13上のパターンの位置合わせを行
なうようにしている。
【0020】このように、本発明ではイオンビーム等の
レジスト透過性の悪い荷電粒子線を用いて露光する際
に、露光対象となる基板13を設置する移動台11上の
マークMsを検出し、基板13を露光する位置とは別の
位置で移動台11上のマークMs及び基板13上のマー
クMwの両方を別の光線または荷電粒子線を用いて検出
し、これらの位置関係から位置合わせを行なうので、充
分な強度の位置合わせ信号により高精度な位置合わせを
実現できる。
【0021】また、本発明の第3の特徴の半導体露光装
置、並びに第4の特徴の半導体露光方法では、図1に示
す如く、感光性材料を塗布した基板13に所望のパター
ンを露光する際に、基板13上に1つ以上の第1の位置
合わせマークMwを、移動台11上に1つ以上の第2の
位置合わせマークMsを、更にマスク3上に1つ以上の
第3の位置合わせマークMmを設けて、また、露光用の
光学系5とは別に、基板13を露光する位置とは別の位
置で露光用光線とは別の光線または荷電粒子線を照射し
て基板13上の第1の位置合わせマークMw、移動台1
1上の第2の位置合わせマークMs、及びマスク3上の
第3の位置合わせマークMmの像の位置を検出するマー
ク検出系7を設置している。
【0022】半導体露光方法を図2を参照しながら説明
する。尚、図2は、説明を簡単にするためX軸の一方向
のみを考慮にいれた説明図であり、ここでは、全ての位
置関係がステージ座標系のXまたはY方向のみに直線的
にずれている場合、即ち回転がない場合を考える。
【0023】先ず、基板13が露光される位置とは別の
位置で、露光用光線または荷電粒子線、或いは別の光線
または荷電粒子線によって、所定の第3の位置合わせマ
ークMmの像と第2の位置合わせマークMsとの位置関
係(図2におけるXm)を求め、次に、基板13が露光
される位置とは別の位置で、露光用光線または荷電粒子
線、或いは別の光線または荷電粒子線によって、所定の
第1の位置合わせマークMwと第2の位置合わせマーク
Msとの位置関係(図2におけるXw)を求め、次に、
基板13が露光される位置とは別の位置で、露光用光線
または荷電粒子線、或いは別の光線または荷電粒子線に
よって、前記位置関係を求める時に使用した第2の位置
合わせマークMsを検出して、露光用光線または荷電粒
子線に対する移動台11の位置関係(図2におけるX
s)を求め、更に、求められた3つの位置関係から、露
光用光線または荷電粒子線、或いは別の光線または荷電
粒子線と基板13上のパターンとの位置関係を求めて、
露光すべきマスク3のパターンと基板13上のパターン
の位置合わせを行なうようにしている(図2では、X方
向の移動台11の移動量はX=Xw−Xs+Xmとな
る)。
【0024】このように、本発明ではイオンビーム等の
レジスト透過性の悪い荷電粒子線を用いて露光する際
に、基板13が露光される位置とは別の位置で、第3の
位置合わせマークMmの像と第2の位置合わせマークM
sとの位置関係、第1の位置合わせマークMwと第2の
位置合わせマークMsとの位置関係、露光用光線または
荷電粒子線に対する移動台11の位置関係を求め、これ
らの位置関係から位置合わせを行なうので、充分な強度
の位置合わせ信号により高精度な位置合わせを実現でき
る。
【0025】また、本発明の第5、第6、第7、第8、
及び第9の特徴の半導体露光装置または半導体露光方法
では、露光用光線または荷電粒子線を例えばイオンビー
ムとし、別の光線または荷電粒子線を照射するマーク検
出系7は、各位置合わせマークMw,Ms,及びまたは
Mmの検出を光学的方法によって行なうこととし、例え
ば、マーク検出系7を、顕微鏡、カメラ、及び画像処理
装置21から構成し、第1の位置合わせマークMw及び
第2の位置合わせマークMsの位置において、特定形状
をなす光線を、第1の位置合わせマークMw及び第2の
位置合わせマークMs上で、前記光線の走査または移動
台11の走査により走査し、走査位置と検出信号から第
1の位置合わせマークMw及び第2の位置合わせマーク
Msのマーク位置を求めるようにしている。
【0026】或いは、第1の位置合わせマークMw及び
第2の位置合わせマークMsを回折格子形状のマークで
実現し、マーク検出系7により、第1の位置合わせマー
クMw及び第2の位置合わせマークMsに可干渉光を照
射して、回折格子位置による回折光の位相ずれを検出す
ることにより、第1の位置合わせマークMw及び第2の
位置合わせマークMsのマーク位置を求めるようにして
いる。
【0027】従って、イオンビームのようにレジスト透
過性の悪い荷電粒子線を用いて露光する場合にも、比較
的簡単な構成で、分解能の高い充分な強度の位置合わせ
信号により高精度な位置合わせを実現できる。
【0028】また、本発明の第10及び第11の特徴の
半導体露光装置または半導体露光方法では、露光用光線
または荷電粒子線を例えばイオンビームとし、第1の位
置合わせマークMw及び第2の位置合わせマークMsの
検出を、別の光線または荷電粒子線を照射するマーク検
出系7から発せられる電子線を用いて行なうこととし、
第1の位置合わせマークMw及び第2の位置合わせマー
クMs上で、電子線を前記電子線の走査または移動台1
1の走査により走査し、走査位置と第1の位置合わせマ
ークMw及び第2の位置合わせマークMsから発せられ
る二次電子信号からマーク位置を求めるようにしてい
る。
【0029】従って、イオンビームのようにレジスト透
過性の悪い荷電粒子線を用いて露光する場合にも、比較
的簡単な構成で、分解能の高い充分な強度の位置合わせ
信号により高精度な位置合わせを実現できる。
【0030】更に、本発明の第12の特徴の半導体露光
装置または半導体露光方法では、露光用光線または荷電
粒子線を例えばイオンビームとし、露光用荷電粒子線を
照射するマーク検出系7は、第2の位置合わせマークM
s上で、露光用荷電粒子線を前記露光用荷電粒子線の走
査または前記移動台11の走査により走査し、走査位置
と第2の位置合わせマークMsから発せられる二次電子
または二次イオン信号からマーク位置を求めるようにし
ている。
【0031】従って、イオンビームのようにレジスト透
過性の悪い荷電粒子線を用いて露光する場合にも、比較
的簡単な構成で、分解能の高い充分な強度の位置合わせ
信号により高精度な位置合わせを実現できる。
【0032】
【実施例】次に、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。第1実施例 図1に本発明の第1実施例に係る半導体露光装置の構成
図を示す。
【0033】本実施例の半導体露光装置は、イオンビー
ム2を発するイオン源1と、露光すべきパターンが例え
ば5倍に拡大されたステンシル(穴空き)マスク3と、
所定の方向に移動可能なステージ11と、ステンシルマ
スク3を透過したイオンビームを縮小して、ステージ1
1上のレジストが塗布されているウェハ13に対して投
影するイオン投影光学系5と、ステージ11上のステー
ジマークMs及びウェハ13上のマークMwを検出する
マーク検出系7から構成されている。
【0034】イオン投影光学系5の詳細については、例
えば、文献"Image-projection ion-beam lithography",
SPIE Vol.1089 Electron-Beam, X-Ray, and Ion-Beam T
echnology; Submicrometer Lithographies , 1989, pp
26-37.を参照されたい。
【0035】ステージ11は、レーザ測長器(図1に示
すレーザ測長用干渉計9A,9B,9C)等の精密位置
測定システムで、その位置を測定制御可能な移動可能
(X,Y,θ,Z,アオリに対して移動可能)なステー
ジである。ステージ11上には、図3(1)に示すよう
に、例えば十字形状に金属をエッチングしたステージマ
ークMsが付けられている。
【0036】またステンシルマスク3には、図3(2)
に示すように、その4隅にステージ11上のステージマ
ークMsに対応して、イオンビーム2を透過させるマス
クマークMm1 〜Mm4 が形成されており、ステージ1
1を移動して各々のマスクマークMm1 〜Mm4 が投影
される位置にステージマークMsを移動し、そこでステ
ージ11を走査しながらステージマークMsから発生す
る二次電子または二次イオンの信号強度を測定すること
により、4隅のマスクマークMm1 〜Mm4 の位置で特
定されるステンシルマスクの像のステージ座標系での位
置を求めることができる。
【0037】またウェハ13には、図4に示すように、
1つ以上のウェハマークMwが形成されており、その上
にレジストが塗布されている。ここでは、ウェハ13上
の1つの露光領域Aiの4隅に十字形状のマークMwが
あるものとする。尚、露光領域Aiは、通常製作すべき
半導体装置の1つまたは2つのチップが含まれている。
【0038】イオン投影光学系5の脇には、光学的なマ
ーク検出系7が設けられている。光学的マーク検出系7
は、図5(1)に示すように、照明用光ファイバ25、
反射鏡27、及び対物レンズ29から成る顕微鏡と、C
CDカメラ23によりマーク画像を取り込み、画像処理
装置21で画像処理を行なってマーク位置を求めるもの
である。尚、このような光学的マーク検出系は、市販の
顕微鏡、CCDカメラ、及び画像処理装置により容易に
実現できる。
【0039】以下、図6(ステップS1からS8まで)
及び図7(ステップS9からS14まで)に示すフロー
チャート、並びに図8に示す各処理ステージにおける各
マークの位置関係の説明図を参照して、光学的マーク検
出系7による位置合わせの処理を説明する。尚、図8
は、説明を簡単にするためX軸の一方向のみを考慮にい
れた説明図であり、ここでは、全ての位置関係がステー
ジ座標系の1方向のみに直線的にずれている場合、即ち
回転がない場合を考える。また図8では、ステンシルマ
スク3のマスク中心、即ちイオン像中心にマスクマーク
Mmがあり、対応するウェハ13もパターン中心にウェ
ハマークMwがあるとして、描かれている。
【0040】STAGE0 初期状態 マスクマークMm像、ステージマークMs、及びウェハ
マークMw、並びに光学的マーク検出系7の画像中心C
I の相対的な位置関係は、図8(1)に示す通りである
とする。
【0041】STAGE1 ステージ11の走査とステ
ージマークMsの検出により、マスクマークMm像とス
テージマークMsが一致するステージ11の位置を求め
る。先ずステップS1で、マスクマークMmの像とステ
ージマークMsが概ね一致する位置へステージ11を移
動させる。この時、各マークの位置関係は図8(2)に
示す如くなる。次にステップS2で、ステージ11を走
査させてステージマークMsの画像データを取り込む。
更にステップS3では、画像処理装置21で信号解析を
行ない、画像データ上でマスクマークMm像とステージ
マークMsが一致するステージ11の位置を算出する。
以上のステップS1からS3までの処理を、ステンシル
マスク3上に形成されている全てのマスクマークMm像
について行なう(ステップS4)。
【0042】STAGE2 ウェハマークMwが、光学
的マーク検出系7によって検出されるステージ位置(ス
テージ座標系の位置)を求める。先ずステップS5で、
ウェハマークMwと光学的検出系7の画像中心CI が概
ね一致する位置へステージ11を移動させる。この時、
各マークの位置関係は図8(3)に示す如くなる。次に
ステップS6で、ステージ11を走査させてウェハマー
クMwの画像データを取り込む。更にステップS7で
は、画像処理装置21で信号解析を行ない、画像データ
上でウェハマークMwと光学的検出系7の画像中心CI
が一致するステージ11の位置を算出する。以上のステ
ップS5からS7までの処理を、ウェハ13上に形成さ
れている全てのウェハマークMwについて行なう(ステ
ップS8)。
【0043】STAGE3 ステージマークMsが光学
的マーク検出系によって検出されるステージ位置(ステ
ージ座標系の位置)を求める。先ずステップS9で、ス
テージマークMsと光学的検出系7の画像中心CI が概
ね一致する位置へステージ11を移動させる。この時、
各マークの位置関係は図8(4)に示す如くなる。次に
ステップS10で、ステージ11を走査させてステージ
マークMsの画像データを取り込む。更にステップS1
1では、画像処理装置21で信号解析を行ない、画像デ
ータ上でステージマークMsと光学的検出系7の画像中
心CI が一致するステージ11の位置を算出する。
【0044】STAGE4 ウェハ13上のパターンと
転写されるべきイオン像(ステンシルマスク3の像)と
が一致するステージ位置を求める。ステップS12で、
画像処理装置21により、ウェハ13上のパターンと転
写されるべきイオン像(ステンシルマスク3の像)とが
一致するステージ座標系での位置(ステージ11の位
置)を算出する。例えばX座標については、STAGE
1で求められた座標がxm 、STAGE2で求められた
座標がxw 、STAGE3で求められた座標がxs であ
るとすれば、初期状態からの移動距離xは、 x=xw −xs +xm で与えられる。
【0045】STAGE5 算出されたステージ座標上
の位置へステージ11を移動させ露光を行なう。ステッ
プS13で、算出されたステージ座標上の位置へステー
ジ11を移動させる。この時、各マークの位置関係は図
8(5)に示す如くなる。次に、ステップS14で露光
を行なう。STAGE1とSTAGE3における測定
は、各露光領域の露光毎に行う必要はない。基本的に
は、STAGE3の測定は、露光装置の立ち上げの際に
行い、STAGE1の測定は、さらにマスク交換の際に
行えば、以降、同じ値を用いる事が出来る。しかし、装
置の安全性等を考慮するならより高精度な位置合わせを
行うために、数十分〜数時間毎にSTAGE1とSTA
GE3を行う必要がある。
【0046】尚、上述の処理中に行なうデータ処理は、
レーザ測長器からの位置データ、並びに画像処理装置2
1からの画像処理データを読み込み、算出結果をステー
ジ11の位置を制御する駆動部に出力する入出力インタ
フェースを備えたマイクロプロセッサ等の装置により実
現できる。第2実施例 次に、図9により、本発明の第2実施例に係る半導体露
光装置を説明する。
【0047】本実施例は図1に示す第1実施例の構成と
同様の構成を有するが、マーク検出系7のみその構成が
異なる。図9(1)は、本実施例のマーク検出系7’の
構成図である。
【0048】本実施例のマーク検出系7’は、レーザ光
線を発するレーザ31、整形光学系33、ビームスプリ
ッタ35、ミラー37、検出光学系39、及び検出器4
1から構成されている。
【0049】試料であるウェハ13は、図9(2)に示
すように、その上面に2[μm]角の凹部を2[μm]
間隔で並べた一次元回折格子43を位置検出用マークと
して備えている。
【0050】本実施例では、ウェハ13上で直線形状を
なす光線42が光線整形光学系33によって生成されて
一次元回折格子43に照射される。この光線を照射しな
がらステージ11の走査を行なうと、図9(3)に示す
ような回折光の信号強度が得られ、信号強度が最大値と
なるステージ位置が一次元回折格子43のステージ座標
系における位置となる。
【0051】即ち、ステージ11の走査を行ないながら
ステージ座標系におけるステージ11の位置と、一次元
回折格子43からの回折光を検出する検出器41からの
信号強度とから、ウェハ13上のマーク位置を求めるこ
とができる。 第3実施例 次に、図10により、本発明の第3実施例に係る半導体
露光装置を説明する。
【0052】本実施例は図1に示す第1実施例の構成と
同様の構成を有するが、マーク検出系7のみその構成が
異なる。図10(1)は、本実施例のマーク検出系7”
の構成図である。
【0053】本実施例のマーク検出系7”は、レーザ光
線を発するレーザ51、ミラー52、53、57、5
9、及び63、AOM(Acoustic Optical Modulater)
54及び55、レンズ61、並びに検出器65から構成
されている。
【0054】試料であるウェハ13は、図10(3)に
示すように、その上面に50[μm]角の凹部を50
[μm]間隔で並べた回折格子67を位置検出用マーク
として備えている。
【0055】本実施例では、回折格子上のマーク67に
周波数の僅かに異なるレーザ光線を、図10(2)に示
すように、マーク67による一次回折光が一致するよう
にマーク法線の両側から照射し、検出された回折光のビ
ート(図10(3)参照)からマーク位置を求める。こ
の方法は、所謂ヘテロダイン干渉計測によりマーク位置
を求めるもので、ヘテロダイン干渉計測の詳細は、例え
ば文献"New AlignmentSensor for Wafer Stepper", SPI
E Vol.1463, Optical/Laser Microlithography , 1991,
pp.304-314. 等を参照されたい。
【0056】尚、以上説明した第2及び第3実施例は、
マーク位置に関して1方向のデータしか得られず、複数
方向の位置データが要求される場合には、所定の方向に
回折格子を設ける等の処置が必要となる。変形例 更に、マーク位置の検出を電子ビームによって行なうこ
とも可能である。この場合には、イオン投影光学系5の
脇に小型の電子ビーム系を設置することが好適である。
このような電子ビーム系については、例えば、文献"Exp
erimental evaluation of a scanning tunneling micro
scope-microlens system", J. Vac. Sci. Technol. B9
(6), 1991, pp.2955-2961. 等を参照されたい。
【0057】本変形例による位置合わせの方法は、第1
実施例と同様に、ステージ11を移動してウェハマーク
Mmの1つを電子ビームによるマーク位置検出位置へ移
動し、電子ビームを走査してウェハマークMmからの二
次電子信号を検出し、走査範囲内の検出されたウェハマ
ークMmの位置とステージ11の位置から、電子ビーム
によるマーク検出系の中心(光軸)とウェハ13上のウ
ェハマークMmが一致するステージ位置を求める。この
手続きを、ウェハ13上の各ウェハマークについて行な
うことにより、ウェハ13上に形成されているパターン
とステージ座標系との関係を求めることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の特
徴の半導体露光装置、並びに第2の特徴の半導体露光方
法によれば、イオンビーム等のレジスト透過性の悪い荷
電粒子線を用いて露光する際に、露光対象となる基板を
設置する移動台上のマークを検出し、基板を露光する位
置とは別の位置で移動台上のマーク及び基板上のマーク
の両方を別の光線または荷電粒子線を用いて検出し、こ
れらの位置関係から位置合わせを行なうこととしたの
で、充分な強度の位置合わせ信号により高精度な位置合
わせを実現しうる半導体露光装置を提供することができ
る。
【0059】また、本発明の第3の特徴の半導体露光装
置、並びに第4の特徴の半導体露光方法によれば、イオ
ンビーム等のレジスト透過性の悪い荷電粒子線を用いて
露光する際に、基板が露光される位置とは別の位置で、
第3の位置合わせマークの像と第2の位置合わせマーク
との位置関係、第1の位置合わせマークと第2の位置合
わせマークとの位置関係、露光用光線または荷電粒子線
に対する移動台の位置関係を求め、これらの位置関係か
ら位置合わせを行なうので、充分な強度の位置合わせ信
号により高精度な位置合わせを実現しうる半導体露光装
置を提供することができる。
【0060】また、本発明の第5、第6、第7、第8、
及び第9の特徴の半導体露光装置または半導体露光方法
によれば、露光用光線または荷電粒子線を例えばイオン
ビームとし、別の光線または荷電粒子線を照射するマー
ク検出系による各位置合わせマークの検出を光学的方法
によって行なうこととし、第1の位置合わせマーク及び
第2の位置合わせマークの位置において、特定形状をな
す光線を、第1の位置合わせマーク及び第2の位置合わ
せマーク上で、前記光線の走査または移動台の走査によ
り走査し、走査位置と検出信号から第1の位置合わせマ
ーク及び第2の位置合わせマークのマーク位置を求める
か、或いは、第1の位置合わせマーク及び第2の位置合
わせマークを回折格子形状のマークで実現し、マーク検
出系により、第1の位置合わせマーク及び第2の位置合
わせマークに可干渉光を照射して、回折格子位置による
回折光の位相ずれを検出することにより、第1の位置合
わせマーク及び第2の位置合わせマークのマーク位置を
求めることとしたので、イオンビームのようにレジスト
透過性の悪い荷電粒子線を用いて露光する場合にも、比
較的簡単な構成で、分解能の高い充分な強度の位置合わ
せ信号により高精度な位置合わせを実現しうる半導体露
光装置を提供することができる。
【0061】また、本発明の第10及び第11の特徴の
半導体露光装置または半導体露光方法によれば、露光用
光線または荷電粒子線を例えばイオンビームとし、第1
の位置合わせマーク及び第2の位置合わせマークの検出
を、別の光線または荷電粒子線を照射するマーク検出系
から発せられる電子線を用いて行なうこととし、第1の
位置合わせマーク及び第2の位置合わせマーク上で、電
子線を前記電子線の走査または移動台の走査により走査
し、走査位置と第1の位置合わせマーク及び第2の位置
合わせマークから発せられる二次電子信号からマーク位
置を求めることとしたので、イオンビームのようにレジ
スト透過性の悪い荷電粒子線を用いて露光する場合に
も、比較的簡単な構成で、分解能の高い充分な強度の位
置合わせ信号により高精度な位置合わせを実現しうる半
導体露光装置を提供することができる。
【0062】更に、本発明の第12の特徴の半導体露光
装置または半導体露光方法によれば、露光用光線または
荷電粒子線を例えばイオンビームとし、露光用荷電粒子
線を照射するマーク検出系により、第2の位置合わせマ
ーク上で、露光用荷電粒子線を前記露光用荷電粒子線の
走査または前記移動台の走査により走査し、走査位置と
第2の位置合わせマークから発せられる二次電子または
二次イオン信号からマーク位置を求めることとしたの
で、イオンビームのようにレジスト透過性の悪い荷電粒
子線を用いて露光する場合にも、比較的簡単な構成で、
分解能の高い充分な強度の位置合わせ信号により高精度
な位置合わせを実現しうる半導体露光装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体露光装置の構
成図である。
【図2】本発明の原理説明図である。
【図3】図3(1)はステージの平面図、図3(2)は
ステンシルカスクの平面図、図3(3)はマスクマーク
の拡大平面図である。
【図4】ウェハの説明図であり、図4(1)は平面図、
図4(2)はウェハマークの説明図、図4(3)はウェ
ハマークの断面図である。
【図5】光学的マーク検出系の説明図であり、図5
(1)は構成図、図5(2)は画像の説明図である。
【図6】位置合わせ処理(ステップS1からS8まで)
のフローチャートである。
【図7】位置合わせ処理(ステップS9からS14ま
で)のフローチャートである。
【図8】位置合わせ処理の各処理ステージにおける各マ
ークの位置関係の説明図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る半導体露光装置の説
明図であり、図9(1)は光学的マーク検出系の構成
図、図9(2)はマーク検出の説明図、図9(3)は回
折光の信号強度を説明する図である。
【図10】本発明の第3実施例に係る半導体露光装置の
説明図であり、図10(1)は光学的マーク検出系の構
成図、図10(2)はマーク検出の説明図、図10
(3)は回折光ビートの位相を説明する図である。
【符号の説明】
1…イオン源 2…イオンビーム 3…ステンシルマスク(マスク) 5…イオン投影光学系 7,7’,7”…光学的マーク検出系 9A,9B,9C…レーザ測長用干渉計 11…ステージ(移動台) 13…ウェハ(基板) 15…レーザ波長用ミラー 17…スクライブライン 19…レジスト 21…画像処理装置 23…CCDカメラ 25…照明用光ファイバ 27…反射鏡 29…対物レンズ 31…レーザ 33…光線整形光学系 35…ビームスプリッタ 37…ミラー 39…検出光学系 41…検出器 42…試料上の光線 43…一次元回折格子 51…レーザ 52,53,57、59,63…ミラー 54,55…AOM(Acoustic Optical Modulater) 61…レンズ 65…検出器 67…回折格子 AI…画像範囲 CI …(光学的マーク検出系の)画像中心 CM …マーク中心 Ms…ステージマーク Mm,Mm1 〜Mm4 …マスクマーク Mw…ウェハマーク PA…パターン領域 Ai…露光領域 Xs,Xw,Xm,xs ,xw ,xm …ステージ座標系
のX座標
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8831−4M H01L 21/30 351

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性材料を塗布した基板(13)に所
    望のパターンを露光する半導体露光装置であって、 前記基板(13)上には、1つ以上の第1の位置合わせ
    マーク(Mw)を備え、 当該移動台(11)上に1つ以上の第2の位置合わせマ
    ーク(Ms)を備えて、前記基板(13)を保持して複
    数方向に移動可能な移動台(11)と、 前記移動台(11)及び基板(13)上に露光用光線ま
    たは荷電粒子線、或いは別の光線または荷電粒子線を照
    射して前記第1の位置合わせマーク(Mw)及び第2の
    位置合わせマーク(Ms)の位置を検出するマーク検出
    系(7)と、 前記露光用光線または荷電粒子線によって前記第2の位
    置合わせマーク(Ms)の1つを検出して、前記露光用
    光線または荷電粒子線に対する前記移動台(11)の位
    置関係を求め、 前記位置関係を求めるために使用した露光用光線または
    荷電粒子線、或いは別の光線または荷電粒子線により、
    前記基板(13)が露光される位置とは別の位置で、前
    記第2の位置合わせマーク(Ms)の1つ、若しくは前
    記第2の位置合わせマーク(Ms)の1つとの相対位置
    関係が既知である他の第2の位置合わせマーク(Ms)
    と、前記第1の位置合わせマーク(Mw)の両方を検出
    して、前記移動台(11)と前記基板(13)上のパタ
    ーンとの位置関係を求め、 前記求められた2つの位置関係から、露光用光線または
    荷電粒子線と前記基板(13)上のパターンとの位置関
    係を求めて、露光すべきパターンと前記基板(13)上
    のパターンの位置合わせを行なうよう前記移動台(1
    1)を制御する処理系とを有することを特徴とする半導
    体露光装置。
  2. 【請求項2】 感光性材料を塗布した基板(13)に所
    望のパターンを露光する半導体露光装置における露光方
    法であって、 前記基板(13)上には、1つ以上の第1の位置合わせ
    マーク(Mw)を備え、 当該移動台(11)上に1つ以上の第2の位置合わせマ
    ーク(Ms)を備えて、前記基板(13)を保持して複
    数方向に移動可能な移動台(11)と、 前記移動台(11)及び基板(13)上に露光用光線ま
    たは荷電粒子線、或いは別の光線または荷電粒子線を照
    射して前記第1の位置合わせマーク(Mw)及び第2の
    位置合わせマーク(Ms)の位置を検出するマーク検出
    系(7)とを具備し、 前記露光用光線または荷電粒子線によって前記第2の位
    置合わせマーク(Ms)の1つを検出して、前記露光用
    光線または荷電粒子線に対する前記移動台(11)の位
    置関係を求める第1のステップと、 前記第1のステップで使用した露光用光線または荷電粒
    子線、或いは別の光線または荷電粒子線により、前記基
    板(13)が露光される位置とは別の位置で、前記第2
    の位置合わせマーク(Ms)の1つ、若しくは前記第2
    の位置合わせマーク(Ms)の1つとの相対位置関係が
    既知である他の第2の位置合わせマーク(Ms)と、前
    記第1の位置合わせマーク(Mw)の両方を検出して、
    前記移動台(11)と前記基板(13)上のパターンと
    の位置関係を求める第2のステップと、 前記第1及び第2のステップで求められた位置関係か
    ら、露光用光線または荷電粒子線と前記基板(13)上
    のパターンとの位置関係を求めて、露光すべきパターン
    と前記基板(13)上のパターンの位置合わせを行なう
    第3のステップとを有することを特徴とする半導体露光
    方法。
  3. 【請求項3】 感光性材料を塗布した基板(13)に所
    望のパターンを露光する半導体露光装置であって、 前記基板(13)上には、1つ以上の第1の位置合わせ
    マーク(Mw)を備え、 当該移動台(11)上に1つ以上の第2の位置合わせマ
    ーク(Ms)を備えて、前記基板(13)を保持して複
    数方向に移動可能な移動台(11)と、 当該マスク(3)上に1つ以上の第3の位置合わせマー
    ク(Mm)を備えて、前記基板(13)上に露光すべき
    パターンを持つマスク(3)と、 前記移動台(11)及び基板(13)上に露光用光線ま
    たは荷電粒子線、或いは別の光線または荷電粒子線を照
    射して前記第1の位置合わせマーク(Mw)、第2の位
    置合わせマーク(Ms)、及び前記第3の位置合わせマ
    ーク(Mm)の像の位置を検出するマーク検出系(7)
    と、 前記基板(13)が露光される位置とは別の位置で、前
    記露光用光線または荷電粒子線、或いは別の光線または
    荷電粒子線によって、所定の前記第3の位置合わせマー
    ク(Mm)の像と前記第2の位置合わせマーク(Ms)
    との位置関係を求め、 前記基板(13)が露光される位置とは別の位置で、前
    記露光用光線または荷電粒子線、或いは別の光線または
    荷電粒子線によって、所定の前記第1の位置合わせマー
    ク(Mw)と前記第2の位置合わせマーク(Ms)との
    位置関係を求め、 前記基板(13)が露光される位置とは別の位置で、前
    記露光用光線または荷電粒子線、或いは別の光線または
    荷電粒子線によって、前記位置関係を求める時に使用し
    た前記第2の位置合わせマーク(Ms)を検出して、前
    記露光用光線または荷電粒子線に対する前記移動台(1
    1)の位置関係を求め、 前記求められた3つの位置関係から、前記露光用光線ま
    たは荷電粒子線、或いは別の光線または荷電粒子線と前
    記基板(13)上のパターンとの位置関係を求めて、露
    光すべきマスク(3)のパターンと前記基板(13)上
    のパターンの位置合わせを行なうよう前記移動台(1
    1)を制御する処理系とを有することを特徴とする半導
    体露光装置。
  4. 【請求項4】 感光性材料を塗布した基板(13)に所
    望のパターンを露光する半導体露光装置における露光方
    法であって、 前記基板(13)上には、1つ以上の第1の位置合わせ
    マーク(Mw)を備え、 当該移動台(11)上に1つ以上の第2の位置合わせマ
    ーク(Ms)を備えて、前記基板(13)を保持して複
    数方向に移動可能な移動台(11)と、 当該マスク(3)上に1つ以上の第3の位置合わせマー
    ク(Mm)を備えて、前記基板(13)上に露光すべき
    パターンを持つマスク(3)と、 前記移動台(11)及び基板(13)上に露光用光線ま
    たは荷電粒子線、或いは別の光線または荷電粒子線を照
    射して前記第1の位置合わせマーク(Mw)、第2の位
    置合わせマーク(Ms)、及び前記第3の位置合わせマ
    ーク(Mm)の像の位置を検出するマーク検出系(7)
    とを具備し、 前記基板(13)が露光される位置とは別の位置で、前
    記露光用光線または荷電粒子線、或いは別の光線または
    荷電粒子線によって、所定の前記第3の位置合わせマー
    ク(Mm)の像と前記第2の位置合わせマーク(Ms)
    との位置関係を求める第1のステップと、 前記基板(13)が露光される位置とは別の位置で、前
    記露光用光線または荷電粒子線、或いは別の光線または
    荷電粒子線によって、所定の前記第1の位置合わせマー
    ク(Mw)と前記第2の位置合わせマーク(Ms)との
    位置関係を求める第2のステップと、 前記基板(13)が露光される位置とは別の位置で、前
    記露光用光線または荷電粒子線、或いは別の光線または
    荷電粒子線によって、前記第1及び第2のステップで使
    用した前記第2の位置合わせマーク(Ms)を検出し
    て、前記露光用光線または荷電粒子線に対する前記移動
    台(11)の位置関係を求める第3のステップと、 前記第1、第2、及び第3のステップで求められた位置
    関係から、露光用光線または荷電粒子線と前記基板(1
    3)上のパターンとの位置関係を求めて、露光すべきマ
    スク(3)のパターンと前記基板(13)上のパターン
    の位置合わせを行なう第4のステップとを有することを
    特徴とする半導体露光方法。
  5. 【請求項5】 前記露光用光線または荷電粒子線は、イ
    オンビームであることを特徴とする請求項1、2、3、
    または4に記載の半導体露光装置または半導体露光方
    法。
  6. 【請求項6】 前記別の光線または荷電粒子線を照射す
    るマーク検出系(7)は、各位置合わせマーク(Mw,
    Ms,及びまたはMm)の検出を光学的方法によって行
    なうことを特徴とする請求項1、2、3、4、または5
    に記載の半導体露光装置または半導体露光方法。
  7. 【請求項7】 前記別の光線または荷電粒子線を照射す
    るマーク検出系(7)は、 各位置合わせマーク(Mw,Ms,及びまたはMm)の
    マーク画像を取得する顕微鏡及びカメラと、 前記取得したマーク画像の画像処理を行なってマーク位
    置を求める画像処理装置(21)とを有し、 マーク検出を光学的方法によって行なうことを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、または5に記載の半導体露光
    装置または半導体露光方法。
  8. 【請求項8】 前記マーク検出系(7)は、前記第1の
    位置合わせマーク(Mw)及び第2の位置合わせマーク
    (Ms)の位置において、特定形状をなす光線を、前記
    第1の位置合わせマーク(Mw)及び第2の位置合わせ
    マーク(Ms)上で、前記光線の走査または前記移動台
    (11)の走査により走査し、走査位置と検出信号から
    前記第1の位置合わせマーク(Mw)及び第2の位置合
    わせマーク(Ms)のマーク位置を求めることを特徴と
    する請求項7に記載の半導体露光装置または半導体露光
    方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の位置合わせマーク(Mw)及
    び第2の位置合わせマーク(Ms)は、回折格子形状の
    マークであり、 前記マーク検出系(7)は、前記第1の位置合わせマー
    ク(Mw)及び第2の位置合わせマーク(Ms)に可干
    渉光を照射して、回折格子位置による回折光の位相ずれ
    を検出することにより、前記第1の位置合わせマーク
    (Mw)及び第2の位置合わせマーク(Ms)のマーク
    位置を求めることを特徴とする請求項7に記載の半導体
    露光装置または半導体露光方法。
  10. 【請求項10】 前記別の光線または荷電粒子線を照射
    するマーク検出系(7)は、前記第1の位置合わせマー
    ク(Mw)及び第2の位置合わせマーク(Ms)の検出
    を電子線を用いて行なうことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、または5に記載の半導体露光装置または半
    導体露光方法。
  11. 【請求項11】 前記マーク検出系(7)は、前記第1
    の位置合わせマーク(Mw)及び第2の位置合わせマー
    ク(Ms)上で、電子線を前記電子線の走査または前記
    移動台(11)の走査により走査し、走査位置と前記第
    1の位置合わせマーク(Mw)及び第2の位置合わせマ
    ーク(Ms)から発せられる二次電子信号からマーク位
    置を求めることを特徴とする請求項10に記載の半導体
    露光装置または半導体露光方法。
  12. 【請求項12】 前記露光用荷電粒子線を照射するマー
    ク検出系(7)は、第2の位置合わせマーク(Ms)上
    で、前記露光用荷電粒子線を前記露光用荷電粒子線の走
    査または前記移動台(11)の走査により走査し、走査
    位置と前記第2の位置合わせマーク(Ms)から発せら
    れる二次電子または二次イオン信号からマーク位置を求
    めることを特徴とする請求項1、2、3、4、または5
    に記載の半導体露光装置または半導体露光方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448036B1 (ko) * 1995-07-05 2004-12-13 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 하전입자선장치

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