JPH11509690A - リソグラフィ装置の放射線量決定方法、及び該方法実施用テストマスク及び装置 - Google Patents

リソグラフィ装置の放射線量決定方法、及び該方法実施用テストマスク及び装置

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Abstract

(57)【要約】 パターンを基板(W)上に、マスクパターン(C)を介して又は介さずに形成する方法及び装置に関する。製造放射(PB)により基板上の放射感応層に形成した新非対称テストマーク(TM)の潜像を装置内に予め存在する又はこれと関連する光学アライメント装置により測定することにより放射線量を精密に且つ高信頼度に測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 リソグラフィ装置の放射線量決定方法、及び該方法 実施用テストマスク及び装置 本発明は、基板テーブルに設けられた基板上にパターンを形成する装置内の製 造放射線量を測定する方法に関するものであり、この方法は、 放射感応層を有する基板を基板テーブルに設けるステップと、 少なくとも1つの基板テストマークを放射感応層に製造放射により付与するス テップと、 基板テストマークを、基板アライメントマークを基準アライメントマークに対 しアライメントさせる光学アライメント装置により検出するステップとを具え、 基板テストマークは、基準アライメントマークの周期に実効的に等しい周期を 有するとともに照射ストリップと無照射ストリップの非対称分布を有する周期構 造を有し、前記テストマークの検出ステップは、 最初に、基板テストマークを基準アライメントマークに対しアライメントさせ るステップと、 次に、製造放射線量に依存する基板テストマークの非対称性を、アライメント 装置により基板テストマークのオフセットとして検出するステップとからなる。 本発明は、この方法に使用するのに特に好適なテストマーク、及びこの方法を 実行することができるパターン形成装置にも関するものである。 パターンの形成はここではこのようなパターン、例えばICパターン、を放射 感応層に付与することを意味する。これは、対応するマスクパターンを放射感応 層に、投影システム、光学リソグラフィの場合には投影レンズ系、を用いて投影 することにより実現することができる。マスクパターンの像は、マスクを放射感 応層に数μm の距離に密接させ、このマスクを製造放射で照明することにより実 現することもできる。また、放射感応層を所望のパターンに従って細いビームで 走査することによりテストマークを放射感応層に直接書き込むこともできる。 製造放射は、放射線量測定のような検査測定及び試験の実行後に、ICパター ンのような所望のパターンを製造基板に付与するのに使用される放射である。製 造放射は、ICマスクパターンの像を基板上にステップ原理に従って、又はステ ップアンドスキャン原理に従って繰り返し形成する光学リソグラフィ装置に使用 される電磁放射、例えば遠紫外線にすることができる。ステップ法では、ICマ スクパターンを基板上の第1IC区域に結像する。次に、基板をマスクパターン に対し移動させて、基板の第2IC区域をマスクパターンの下に位置させ、この パターンをこの区域に結像する。次に基板を再び移動させ、以下同様にして、マ スクパターンの像を基板の全IC区域に形成する。ステップアンドスキャン法で は、ICパターンを1動作で結像しないで、例えば細い投影ビームを用いてビー ム断面に対応するパターンの部分を結像するとともに、マスクパターンと基板を このビームに対し移動させ、このビームがICパターンを走査し、ICパターン の完全な像を基板の第1区域に形成する。次に、基板を、第2IC区域がマスク パターンの下に位置するまで移動させ、走査結像のプロセスを繰り返し、以下同 様にする。 製造放射は光ビームのみならず、電子ビーム又はイオンビームのような荷電粒 子ビームにすることもでき、この場合には、適当な投影システムを用いて、又は 用いないで、マスクパターンの像をこの放射に感応する層に形成することができ る。即ち、このようなビームはこの層内に、光学的に検出可能な変化に変換する ことができる屈折率変化又は化学変化のような材料変化を生ぜしめる。 以上から明らかなように、投影システムは光学レンズ系にすることができるが 、電子ビーム結像に使用される電子レンズ系のような異なるシステムにすること もできる。 論文 "Latent Image Metrology for Production Wafer Steppers",SPIE,Vol .2440,p.701,1995に、頭書に記載したステップを具え、フォトリソグラフィ装 置内の投影レンズ系の最適フォーカス設定を決定するとともに装置の他の種々の パラメータを決定する方法が開示されている。この論文においては、原理的に、 得られた検出信号を最適露光線量を決定するのに使用しうる点に注意されたい。 その理由は、固定のフォーカス設定における検出信号は露光線量の変化に応じて 変化するためである。同時に、この目的のために最適テストマークがサーチされ る点にも注意されたい。 前記論文に記載されているように、既知のマスクアライメントマークから取り 出されるがここでは非対称にされるマスクテストマークを基板の光感応層に、製 造プロセスにも使用される素子、即ち投影レンズ系及び投影ビームの形態の製造 放射により結像する。この場合には、このテストマークの潜像、即ち未現像の像 が装置内に存在する光学アライメント装置により検出される。 潜像検出の利点は、像を製造装置自体内で測定することができ、基板テストマ ークを有する基板を、例えば走査電子顕微鏡により検査するために装置から取り 出す必要がない点にある。前記テストマークの使用の利点は、装置に別個の像検 出装置を設ける必要がない点にある。 最適フォーカス設定を決定するのに最適なテストマークはアライメントマーク に対応する透明及び不透明中間ストリップ構造を有するが、テストマークの透明 ストリップは、部分的に透明であり、投影ビーム放射に対し交互に透明及び不透 明の複数のサブストリップからなるストリップと置換する。 この方法では、アライメント装置が、2つの対称アライメントマークが互いに アライメントした状態において、2つの対称アライメントマークの一方の中心が 他方の対称アライメントマークの中心と一致することを決定するとともに、この 装置が、非対称基板テストマークが対称マスクアライメントマークに対しアライ メントした状態において、非対称基板テストマークの中心が対称マスクアライメ ントマークの中心又は重心に対しオフセットすることを示すという事実を利用す る。 原理的には、上述の非対称テストマークは露光線量を決定するのに使用するこ ともできる。しかし、こうして得られる露光線量信号はかなり弱く、製造装置に 使用するには好ましくない。本発明の目的は、上述の原理に基づく放射線量測定 を最適化するとともに最適なテストマークを提供することにある。本発明方法は 、基板テストマークが、周期毎に、少なくとも2つの異なるサブ製造放射線量に より形成された少なくとも2つの照射ストリップを有することを特徴とする。 基板テストマークの各周期内に、無照射ストリップに加えて、異なる放射線量 を受信した2以上の照射ストリップ(互いに隣接する又は隣接しない)が存在す るため、このテストマークは非対称である。テストマークはアライメント装置の 基準アライメントマークと実効的に同一の周期を有するため、このテストマーク はこの装置により検出することができ、その非対称性を決定することができる。 テストマークの周期と基準マークの周期が実効的に同一であることは、テストマ ークを基準マーク上に結像する倍率だけ増倍したテストマークの周期が基準マー クの周期に等しいことを意味する。テストマークからの放射のうち、テストマー クにより回折された一次放射のみを検出器に通す次数フィルタをアライメント装 置内に使用することができる。アライメント装置は基準アライメントマークの周 期により決まる周期を有する正弦波信号を出力する。テストマークの検出時に、 このような正弦波信号の移相を測定する。この移相はテストマークの非対称性に 依存する。 基板へのテストマークの付与に関するかぎり、本発明方法には種々の実施例が 存在する。第1の実施例では、基板テストマークは、このマークを放射感応層に 荷電粒子放射の細いビームで書き込むことにより形成することを特徴とする。 イオン、電子又はX線放射を製造放射として使用するリソグラフィ装置には、 この目的のために、ASMリソグラフィ社がウエファステッパとして知られてい るリソグラフィ装置に使用しているような、光学アライメント装置が設けられて いる。荷電粒子放射によれば極めて微細なパターンを書き込むことができるため 、この放射は基板テストマークを直接書き込むのにも好適である。この放射は基 板上の感応層に局部的材料変化を生ぜしめ、この変化が屈折率変化のような光学 的変化を生ずる。これらの変化のパターンは、このパターンと実効的に同一の周 期を有する基準アライメントマークが設けられた光学アライメント装置により検 出することができる。 本発明の第2の実施例では、基板テストマークは、少なくとも1つのマスクテ ストマーク及び1つのマスクアライメントマークが存在するマスクを結像するこ とにより形成し、マスクアライメントマークは基準アライメントマークを構成し 、マスクテストマークは製造放射に対し交互に透過性ストリップ及び非透過性中 間ストリップを有するとともにマスクアライメントマークの周期に等しい周期を 有する周期構造からなり、前記透過性ストリップは1/4周期以下の幅を有し、 且つ前記マスクの結像は、マスクテストマークのn個のサブ像を、マスクと基板 を順次のサブ像形成間にストリップと直交する方向に、放射感応層内の照射スト リップの幅に少なくとも等しい距離だけ相対的に移動させるながら、n個の異な るサブ放射線量でそれぞれ形成することにより実行し、nは2以上の整数である ことを特徴とする。 各放射線量測定において、比較的狭い透過性ストリップを有するマスクテスト マークがn回結像されるため、マスクアライメントマークと同一周期を有するが 受信放射分布に非対称を示す、従って材料変化に非対称性を示す基板テストマー クが得られる。マスクテストマークの総合像に対する放射線量が変化すると、こ の非対称性が変化し、換言すれば基板テストマーク内の、例えば屈折率分布の重 心が変位する。 この方法は、更に、マスクテストマークの結像のために、マスクを基板に近接 配置し、マスクを製造放射で照射することができる。 この場合、マスクテストマークの等倍コピーが基板上の放射感応層に形成され る。 この実施例は、マスクテストマークの結像に、マスクと基板との間に配置され た投影システムを使用するようにすることもできる。 この場合には、マスクテストマークを基板の放射感応層に投影する。フォトリ ソグラフィでは、投影像を使用するのが好ましい。その理由は、この場合には製 造マスクパターンの縮小像を形成することができるので、マスクパターンの細部 を基板パターンの対応する細部より大きくすることができるからである。このよ うなマスクパターンは、等倍コピーを形成する1対1結像用に好適なマスクパタ ーンより容易に且つ低コストに実現することができる。これはマスクテストマー クにもあてはまること勿論である。 既に述べたように、アライメント装置が基板テストマークを検出する際、この マークの非対称性の変化は基準に対するこのマークのオフセットとして解釈され る。この基準は、テストマークの検出前に、例えば基板とマスクを、マスク及び 基板に予め存在するグローバルアライメントマークとアライメント装置とにより 互いに精密のアライメントさせ、次にテストマークを、マスクテーブルに対する 基板テーブルの移動を測定するために光学リソグラフィ装置内に予め存在する多 軸干渉計システムにより精密な変位測定及び検査を実行しながら、アライメント ビームに向け移動させることにより得られる。テストマーク像の検出位置と前記 基準位置との比較により、テストマーク像の見かけの変位がアライメント信号の ゼロオフセットの効果を得る。このゼロオフセットは製造放射線量に依存する。 本発明方法は潜像にのみならず、現像処理で位相構造に変換された現像像にも 有利に使用することができる。現像像の検出は、0.25μm 程度の極めて細い 線幅を有するICマスク像を実現しうる遠紫外領域内の波長の照射に対し特に好 適な光感応層を使用する際に特に重要である。 ”潜像”は、放射のみにより得られる屈折率変化のような材料変化のパターン を含むのみならず、より強い材料変化が化学反応により発生し、より強い光学効 果が発生するように放射後に加熱したこのようなパターンも含む。この加熱潜像 を露光後ベーク(PEB)像という。 基板テストマークをマスクテストマークの投影により得る本発明方法の好適実 施例では、n=2とし、順次のサブ像形成間においてマスクと基板を基板テスト マークの周期の1/4に等しい距離だけ相対的に移動させることを特徴とする。 この場合には、照射ストリップが無照射ストリップと同一の幅を有し、アライ メントマークと同一の幾何形状を有するが、非対称の受信放射分布を有する基板 テストマークが得られる。 この場合にはサブ像の数が最少になるとともに、放射線量測定に要する時間も 最少になるが、測定は依然として十分に精密である。nは3、4、5等にするこ ともできる。nを増大すると、放射分布のより精密な調整が可能になり、より精 密な測定値が得られるが、放射線量測定に要する間が増大する。 正しい放射線量を比較により決定可能にするために、本発明方法では、更に、 同一のテストマークを基板上の異なる位置にm回付与し、m個のテストマークの 形成のために、各々n個のサブ放射線量を有するm個の異なる放射線量を使用し 、且つ正しい放射線量をm個の基板テストマークの非対称性を比較することによ り決定することを特徴とする。 この方法は、更に、受信サブ放射線量間の比をm個の基板テストマークに対し 一定にすることを特徴とする。 この場合、n個のサブ放射線量をm個の像の放射線量の変化に従って変化させ ることができる。 或いは又、この方法においては、更に、m個の基板テストマークに対するサブ 放射線量の1つを変化させるが、他のサブ放射線量は一定にすることもできる。 テストマーク検出に関し、本発明方法は種々の実施例が存在する。この方法の 第1の実施例では、放射感応層へのテストマークの付与後に、この層に形成され た潜像をアライメント装置により検出することを特徴とする。 第2の実施例では、更に、放射感応層へのテストマークの付与後に、基板を基 板テーブルから取り外し、現像した後に、再び基板テーブル上に配置し、その後 に現像基板テストマークをアライメント装置により検出することを特徴とする。 このようにすると、大きな振幅を有する検出信号を得ることができる。 両実施例とも、基板テストマークが、これらのテストマークを形成した装置と 同一又は類似の装置内で測定され、且つ測定を光学顕微鏡又は電子顕微鏡を使用 する場合より遙に高速に実行することができる利点を有する。また、基板テスト マーク第1装置内で付与し、これらのテストマークを同一タイプの第2装置内で 検出することもできる。 テストマークに対する良好な基準信号が得られる本発明方法の実施例では、更 に、放射感応層に、前記テストマークと、同一の幅の照射ストリップ及び無照射 ストリップを交互に有するとともにテストマークの周期に等しい周期を有する周 期構造を有する関連するアライメントマークとからなるダブルマークを設けるこ とを特徴とする。 基準信号が取り出されるアライメントマークはテストマークに近接して位置す るため、基準信号はテストマークから大きく離れて存在するアライメントマーク から取り出される場合より遙に信頼できるものとなる。 マスクテストマークの投影により得られる基板テストマークを限定数の測定に 使用するだけである場合には、本発明方法においては、更に、少なくとも1つの テストマークが設けられた製造マスクを使用することができる。 基板上のテストマーク像の位置の選択に大きな自由度を得るため及び従って測 定の可能性に大きな自由度を得るために、本発明方法においては、更に、少なく とも1つのテストマークが設けられたテストマスクを使用することができる。 本発明は上述した方法用の新規なテストマスクにも関するものである。このテ ストマスクは、少なくとも1つのテストマークと、少なくとも1つのアライメン トマークとを具え、アライメントマークとテストマークが製造ビーム照射に対し 透過性のストリップと不透明の中間ストリップとを交互に有する周期構造を有し 、両者の周期が等しいものにおいて、テストマークの透過性ストリップが最大で 1/4周期の幅を有することを特徴とする。 前記アライメントマークは、投影すべき製造マスクのICパターンの外部に存 在する、該マスクの基板に対するアライメント用のグローバルアライメントマー クにより形成することができる。このアライメントマークと、基板テーブルを規 定の如く移動させる極めて精密な干渉計システムとを用いて、アライメントさせ た状態でテストマークをアライメント装置の測定ビーム内に案内することができ る。 しかし、テストマスクが、更に、前記のタイプの別のアライメントマークをテ ストマークに近接して具えている場合には、一層精密且つ高速のテストマーク検 出を実現することができる。 ここで、近接とは、基板のレベルにおけるアライメントマークとテストマーク との間の距離がIC区域の寸法より小さい、即ち投影リソグラフィの場合には、 投影レンズのイメージフィールドの寸法の一部分であることを意味する。投影レ ンズが歪みを示す場合には、歪みは両マークの像に対しほぼ同一になる。 テストマスクは、更に、中心に加えて、少なくとも4隅にもテストマークを具 えることを特徴とする。 このテストマスクは、基板上のIC区域全域の放射の均一性を測定する可能性 をもたらし、投影リソグラフィの場合には、投影レンズのイメージフィールド内 の均一性を測定する可能性をもたらす。 テストマスクの他の実施例では、各テストマークが複数の部分を具える格子で あり、1つの部分の格子ストリップの方向が他の部分の格子ストリップの方向と 直交することを特徴とする。 このようなテストマスクの場合には、互いに直交する2方向に測定することが できる。 他の特徴によよるテストマスクでは、更に、テストマークは、製造放射により 形成されたその像が、製造マスクパターンを結像すべき2つの区域間に位置する 基板上の中間区域に適合するサイズを有することを特徴とする。 短持続時間の放射線量測定に特に好適なテストマスクは、更に、テストマーク のストリップの幅が構造周期の1/4に等しいことを特徴とする。 本発明は上述した本発明方法を実行する装置にも関するものである。本発明は 、製造放射を供給する放射源ユニットと、基板テーブルと、基板マークを基準ア ライメントマークに対しアライメントさせる光学アライメント装置と、放射線量 測定装置とを具える装置において、前記放射線量測定装置を前記アライメント装 置により構成し、且つ前記放射線量測定装置は、各放射線量測定中に、基板テス トマークと基板アライメントマークの両マークの像を検出するよう構成するとと もに、前記放射線量測定装置に両マークの像の観測アライメント位置間の差を決 定する手段を設けたことを特徴とする。 この装置は、更に、テストマスクを収納するマスクテーブルと、マスクテーブ ルと基板テーブルとの間に配置された投影システムとを具えることを特徴とする 。 本発明のこれらの特徴及び他の特徴は以下に記載する実施例の説明から一層明 らかになる。図面において、 図1はマスクパターンを基板上に繰り返し結像する光学装置の一実施例を線図 的に示し、 図2はこのような装置に使用される既知のアライメントマークの一実施例を示 し、 図3はこのような装置に使用される既知のアライメント装置の一実施例を示し 、 図4は本発明による非対称テストマークの一実施例を示し、 図5は基板に形成されたこのテストマークの像を示し、 図6は使用露光線量の関数としての潜像検出信号の変化を示し、 図7はテストマスクの一実施例を示し、 図8はテストマーク及びこれと反対の非対称性を有する関連する基準マークを 示し、 図9はICのスクライブライン内に設けるのに好適なテストマークを示す。 図1はマスクパターンを基板上にステップ原理に従って繰り返し結像する装置 の既知の一実施例を線図的に示す。この装置の主要な構成素子は、結像すべきマ スクパターンCを投影する投影コラム及び基板をマスクパターンCに対し位置決 めしうる可動基板テーブルWTである。 投影コラムは、例えばレーザLA,ビームエクスパンダーEx 、投影ビームP B内の光分布を一様にする積分器とも称される素子INと、コンデンサレンズC Oとを具える照明系を収納する。投影ビームPBはマスクテーブルMT上に配置 されたマスクMA内に存在するマスクパターンCを照明する。 マスクパターンCを通過したビームPBは投影コラム内に配置された投影レン ズ系PL(線図的にのみ示す)を通過し、この投影レンズ系がパターンCの像を 基板W上に形成する。投影レンズ系は、例えば倍率M=1/5又はM=1/4、 開口数NA=0.6及び22mmの直径を有する回折制限イメージフィールドを 有する。 基板Wは、例えばエアーベアリングにより支持された基板テーブルWT上に配 置される。投影レンズ系PLと基板テーブルWTはハウジングHO内に配置され 、その底面は、例えば花崗岩製の底板BPにより閉じられ、その上面はマスクテ ーブルMTにより閉じられている。 図1に示すように、マスクMAは、例えば2つのアライメントマークM1及び M2を具える。これらのマークは回折格子で構成するのが好ましいが、対称構造 を有する他のマークで構成することもできる。これらのアライメントマークは2 次元構造にするのが好ましく、即ちそれらの格子ストリップが互いに直交する2 方向(図1のX及びY方向)に延在するものとするのが好ましい。基板W、例え ばパターンCを互いに隣接して次々に多数回結像する必要がある半導体基板は、 複数のアライメントマーク(同様に2次元回折格子が好ましい)を具え、これら のアライメントマークのうちの2つP1及びP2が図1に示されている。マークP1 及びP2はパターンCの像を形成する必要がある製造基板Wの区域の外部に位置 する。格子マークP1及びP2は位相格子として構成するのが好ましく、格 子マークM1及びM2は振幅格子として構成するのが好ましい。 図2は2つの同一の基板位相格子の一つの一例を拡大して示す。この位相格子 は4つのサブ格子を具え、そのうちの2つ、P1b及びP1d、がX方向のアライメ ントに使用され、他の2つ、P1a及びP1c、がY方向のアライメントに使用され る。2つのサブ格子P1b及びP1cは、例えば16μm の格子周期を有し、サブ格 子P1a及びP1dは、例えば17.6μm の格子周期を有する。各サブ格子は、例 えば200×200μm の大きさにすることができる。この格子と、好適な光学 系とによれば、原理的には0.1μm 以下のアライメント精度を達成することが できる。アライメント装置のキャプチャレンジを増大するように異なる格子周期 が選択されている。 図3は製造マスクを製造基板に対し位置合わせするのに使用される装置の光学 素子を示す。この装置は投影レンズ系PLの光軸AA’に対し対称に配置された 2つの個別の同一のアライメントシステムAS1及びAS2からなるダブルアライ メント検出システムを具える。アライメントシステムAS1はマスクアライメン トマークM2と関連し、アライメントシステムAS2はマスクアライメントマーク M1と関連する。2つのアライメントシステムの対応する素子は同一の番号で示 すが、システムAS2の素子はプライム符号によりシステムAS1の素子と区別し ている。 アライメントシステムAS1の構造を以下に説明するとともに、マスクアライ メントマークM2と例えば基板アライメントマークP1との相互位置をこのシステ ムにより決定する方法を以下に説明する。 アライメントシステムAS1はアライメントビームbを放出する光源1、例え ばヘイリウム−ネオンレーザを具える。このビームはビームスプリッタ2により 基板Wに向け反射される。ビームスプリッタは半透鏡又は半透過性プリズムで構 成することができるが、λ/4板3(λはビームbの波長)が後置された偏光分 割プリズムで構成するのが好ましい。投影レンズ系PLはビームbを基板W上に 1mm程度の直径を有する小さな光スポットVに収束する。この基板はこのビー ムの一部分をビームb1としてマスクMAに向け反射する。このビームb1は投影 レンズ系PLを通過し、このレンズ系が光スポットVをマスク上に結像する。 基板を照明装置内に配置する前に、装置に結合されたプリアライメントステーシ ョン、例えば欧州特許出願0164165に開示されているようなステーション 内において光スポットVが基板マークP2上に位置するようにプリアライメント しておく。この場合このマークがビームb1によりマスクマークM2上に結像され る。投影レンズ系の倍率Mを考慮に入れると、マスクマークM2の寸法が基板マ ークP2の寸法に適合し、両マークが互いに正しく位置するときはマークP2の像 がマークM2と正確に一致する。 ビームb及びb1は基板Wへの及びからのその光路上でλ/4板3を2回通過 し、このλ/4板は光源1により放出される直線偏光ビームbの偏光方向に対し 45°の角度をなす光軸を有する。この場合、λ/4板を通過するビームb1は ビームbに対し90°回転した偏光方向を有するため、ビームb1は偏光分割プ リズム2を通過する。偏光分割プリズムとλ/4板の組合せの使用は、アライメ ントビームをアライメントシステムの光路に結合する際の光損失が最少になる利 点をもたらす。 アライメントマークM2を通過したビームb1はプリズム11により反射され、 更に例えば他の反射プリズム12により光感応検出器13に向け反射される。こ の検出器は、例えば図2のサブ格子の数に従って4つの個別の光感応区域を有す る複合フォトダイオードとする。これらの検出器の出力信号はマークM2と基板 マークP2の像との一致の尺度である。これらの信号を電子的に処理して、駆動 システム(図示せず)によりマスクを基板に対し、マークP2の像がマークM2と 一致するように移動させるのに使用することができる。こうして自動アライメン ト装置が得られる。 例えば半透過性プリズムの形態のビームスプリッタ14をプリズム11と検出 器13との間に配置し、このプリズムでビームb1の一部分をビームb2として分 割することができる。この分割ビームb2は、例えば2つのレンズ15及び16 を経てモニタ(図示せず)に結合されたテレビジョンカメラ17に入射し、その モニタ上にアライメントマークP2及びM2を投影装置の使用者のために可視表示 する。この場合、使用者は2つのマークが一致するかどうか確かめ、マニュピレ ータにより基板Wを移動させて両マークを一致させることができる。 マークM2及びP2につき述べたと同様にして、マークM1及びP2、及びマーク M1及びP1を互いに整列させることができる。最後の2つのアライメントにはア ライメントシステムAS2を使用する。 これらのアライメントシステムによるアライメントプロシージャの詳細につい ては米国特許4,778,275を参照されたい。この特許にも記載されている ように、アライメントシステムAS1及びAS2はアライメントプロシージャ中の マスクに対する基板の変位を測定する極めて精密な2次元変位測定システムと極 めて密接に協働する。この場合、アライメントマークP1及びP2、M1及びM2の 位置及びそれらの相互間隔は変位測定システムにより決まる座標系内で固定する ことができる。図1にIFで示す変位測定システムは、例えば米国特許4,25 1,160に記載されている干渉計システムである。 投影レンズ系PLは、所望の大きな分解能のためにできるだけ短くする必要が あり、従ってアライメントビームの波長と大きく相違しうる投影ビームPBの波 長に対し設計されるため、アライメントマークP1、P2及びM1、M2を互いの上 に結像するためにこのレンズ系PLを使用すると、偏差が発生しうる。この場合 には、基板アライメントマークP1、P2がマスクアライメントマークが位置する マスクパターンの平面に結像されないでそこから所定の距離の位置に結像され、 この距離は投影ビームの波長とアライメントビームの波長との差及び両波長に対 する投影レンズ素子の材料の屈折率の差に依存する。例えば、投影ビームが24 8nmの波長を有し、アライメントビームが633nmの波長を有する場合、こ の距離は2nmになりうる。更に、前記波長の差のために、基板アライメントマ ークがマスクアライメントマーク上に所望の倍率と相違する倍率で結像され、こ の偏差は波長の差の増大につれて増大する。 前記偏差を補正するために、追加のレンズ、又は補正レンズ25を投影コラム PL内に配置することができる。図3に示すものと異なり、この場合にはアライ メントビームは投影レンズの上方で装置内に結合しないで、レンズホルダの窓を 通し、くさびのような屈折素子により補正レンズの下及びそのすぐ近くで結合す る。補正レンズは、一方では、補正レンズの平面における基板アライメントマー クにより形成されたアライメントビームの種々の回折次数のサブビームがこれら のサブビームを個別に制御しうるように十分に離間され、他方ではこの補正レン ズが投影ビーム及びこれにより形成されるマスク像に無視しうる影響を与えるよ うに、投影コラム内に所定の高さに配置する。投影レンズは投影レンズ系の後焦 点面に位置させるのが好ましい。このレンズ系が基板側でテレセントリック系で ある場合には、この焦点面はこのレンズ系の射出瞳の平面と一致する。図3に示 すように、補正レンズ25が、アライメントビームb及びb’の主光線が互いに 交差する平面24内に位置する場合には、このレンズを両アライメントビームの 補正に同時に使用することができる。 補正レンズは、格子により回折された一次のサブビームの方向を、これらのサ ブビームの主光線がマスクアライメントマークM2の平面で互いに交差するよう に変化させる度を有する。更に、補正レンズは、マークP2により一次のサブビ ームより大きな角度に偏向された高次のサブビームがこのレンズを通らないよう に小さい直径にする。補正レンズは、更に、零次のサブビームb(0),b'(0)が補 正レンズを通過しないようにする素子も具える。この素子はアライメントビーム を投影レンズ系内に結合するのに使用するくさびにより構成することができる。 これらの手段により、一次のサブビームのみを格子P2を格子M2上に結像するの に使用することが達成されるので、幾つかの追加の利点が得られる。 零次のサブビームを抑圧することにより、P2の像のコントラストを増大させ ることができる。これにより、アライメント装置が後述する潜像検出用に特に好 適なものとなる。その理由は、潜像自体は比較的低いコントラストを有するため である。また、二次以上のサブビームが抑圧されるため、格子P2内の不規則性 がアライメント信号に何の影響も与えない。一次のサブビームのみを使用すると 、格子P2の第2高調波がそのまま結像される。換言すれば、投影レンズ系PL の倍率Mは別にして、P2の像は格子P2の周期の1/2の周期を有する。格子M2 の格子周期をP2の像の周期、即ち格子P2の格子周期のM/2倍に等しくすれ ば、格子M2とP2とのアライメント精度がフルビームbを用いて像を形成する場 合の2倍になる。 マスクアライメントマークM2を基板アライメントマークに対しアライメント するのに使用されるアライメントシステムAS1について説明したので、マスク アライメントマークM1を基板アライメントマークに対しアライメントするのに 使用されるアライメントシステムAS2についてはこれ以上説明しない。システ ムAS2はシステムAS1と同様の素子を具え、同一の動作する。図3に既に示し たように、システムAS1及びシステムAS2は補正レンズ25を共通に有してい る。ダブルアライメント装置の代わりに、この投影装置は、例えばUSP4,2 51,160に記載されているような単一アライメント装置を具えるものとする こともできる。 投影装置は、更に、フォーカスサーボ装置を具え、このサーボ装置は製造マス クを製造基板上に繰り返し結像する間中投影レンズ系の像面と製造基板の平面と の偏差を検出するフォーカスエラー検出装置を具える。このような偏差が発生す ると、フォーカスエラー検出装置により供給される信号により、例えば投影レン ズをその光軸に沿って変位させることによりフォーカシングを補正することがで きる。 基板テーブルのX及びY位置を極めて精密に決定するために、投影装置は、例 えば2つのユニットからなる複合干渉計システムを具える。ユニットIF1が1 以上のビームをY方向に基板テーブルの反射側面に向け放射するとともに反射ビ ームを受信する。これによりテーブルのX位置を決定することができる。同様に 、基板テーブルのY位置は第2干渉計ユニットにより検出することができる。干 渉計システムはUSP4,251,160に記載されているように実現すること ができ、この場合には2ビームで動作する。この2軸干渉計システムの代わりに 、USP4,737,823に記載されているような3軸システム又は欧州特許 出願0498499に記載されているような多軸システムを使用することもでき る。 基板テーブル位置検出装置又は干渉計システムを用いて、アライメントマーク P1及びP2及びM1及びM2の位置及びそれらの相互間隔をアライメント中に干渉 計システムにより決まる座標系内で固定することができる。この場合、投影装置 の枠又はこの枠の一部分を基準にする必要がないので、例えば温度変化、機械的 クリープ等によるこの枠の変化が測定結果に影響を与えることがない。 所定の厚さの光感応層では、この光感応層に形成されるICマスクパターンの 像のコントラストは、光感応層により吸収されこの層を活性化する光エネルギー の量に依存する。この層に供給されるエネルギーの量は放射源LA(図1)の放 射パワーと、投影装置内に存在するシャッターの開放時間とに依存する。光感応 層により吸収されるこのエネルギーの量は、一般に複数のサブ層からなるこの層 の組成に依存し、例えば光感応層の厚さ及び反射係数に依存する。この反射係数 が大きいと、この層内の光活性成分を活性化するのに有効なエネルギーが少なく なる。この層の光学的厚さ、即ちその物理的厚さとその屈折率との積によっても 反射係数が決まる。投影装置によりマスクパターンの満足な像を形成可能にする には、露光線量及び従って光感応層により吸収されるエネルギーの量を満足に設 定するとともに周期的に測定する必要がある。 この測定を実行するために、少なくとも1つのテストマークを有するマスクを 投影装置内に設け、このテストマークを基板の光感応層に結像させる。このマス クは特別のテストマークとすることができる。しかし、テストマークは製造マス クのICマスクパターンCの外部に設けることもできる。 本発明では、テストマークM3は非対称パターンを有するものとし、その一例 を図4に示す。このパターンTMは図4の右上部にAMで示すアライメントマー クのパターンと相違し、光透過ストリップ36は中間ストリップの幅d2より小 さい幅d1を有する。図4の実施例では、幅d1はテストマークの周期PEの1/ 4に等しい。このパターンを基板上に、幅d1と周期PEとの比により決まる回 数結像し、順次の結像間においてマスクと基板をストリップの幅方向に、例えば 幅d1に等しい距離だけ相対的に移動させるとともに、順次の像の形成に異なる サブ露光線量を用いる。図4の実施例では、2つの異なるサブ露光線量E1及び E2により2つの像を形成する。従って、光感応層に形成される総合像40(図 5)はアライメントマークと同一の幾何形状を有するが、アライメントマークの ストリップ35に対応するこの像内のストリップ41は異なるサブ露光線量E1 及びE2を受光した2つのサブストリップ42及び43からなる。従って、この 像40はアライメントマークに対し非対称性を示す。 E1がE2より大きい場合、E1及びE2が低い間はストリップ42の材料が ストリップ43の材料より強く活性化されるため、屈折率変化のような材料変化 の重心はストリップ42に位置する。E1/E2=一定の条件を維持したまま露 光線量を増大させると、ストリップ42の材料は飽和し、ストリップ43の材料 はまだ飽和しない状態になる。露光線量を更に増大させると、ストリップ43の 材料も飽和し、重心はストリップ42と43との間の中心に変位する。従って、 露光線量は光感応層に形成されるテストマークの像内の屈折率分布の重心の位置 に変換され、従ってこの像の見かけの変位に変換され、この変位はアライメント 装置により検出することができる。 テストマークの光透過トリップ36の幅は周期PEの1/4の代わりに1/6 、1/8等にすることもできる。この場合には、このテストマークの像をそれぞ れ3回、4回等を形成する必要がある。順次のサブ像形成間の移動は、例えばス トリップ36の幅に常に等しくする。サブ像の数を増大すると、一方では、総合 像内に一層細かいサブ分布が得られるため、測定を高感度で実行することができ るが、他方では、総合像の形成に必要とされる時間が増大する。 サブ像形成間の移動はストリップ36の幅に等しくする必要はなく、それより 大きくすることもできる。この場合には、照射ストリップ36間に非照明ストリ ップが位置する像が得られる。2以上のサブ露光により結像するとき、順次のサ ブ露光線量は増大する強度又は減少する強度を有するものとするが、異なる強度 分布も可能である。サブ露光の強度分布、サブ露光の数及び照射ストリップ36 の位置は自由に選択することができる。形成される総合像の周期をアライメント マークの周期に等しくすることのみが重要である テストマークの総合像を得るための順次のサブ露光間における基板に対するマ スクの極めて精密な移動を実現するには、装置内に既に存在する極めて精密な干 渉計システムを使用するのが有利である。 テストマークのすべてのストリップ36は同一の縮小幅を有すること勿論であ る。原理的には、露光線量を決定するには一方向に測定する必要があるだけであ り、テストマークは図4の格子部分P1.dのような線形格子で構成することがで きる。直交する2方向に測定するためにテストマークが図4の格子部分P1.a及 びP1.dのような2つの線形格子を具える場合には、両格子部分のストリップを 同一の縮小幅を有するものとする。4つの格子部分P1.a、P1.b、P1.c及び P1.dからなるテストマークを使用する場合には、すべての格子部分のすべての ストリップを同一の縮小幅を有するものとする。 2次元構造を有するテストマークを使用する場合には、サブ像形成間の移動を テストマークパターンに対し対角方向に変化させることができる。 アライメント装置の第1の機能は基板アライメントマークの位置をマスクアラ イメントマークに対し固定することにある。投影レンズ系の倍率及び一次絞りの 存在(もしあれば)を考慮すると、これらのアライメントマークが同一の周期構 造を有し、且つこれらのアライメントマークが互いに満足にアライメントしてい る場合には、アライメント検出器13、13’により供給される信号は、例えば 最少になる。図4のテストマークの潜像のような基板マークが非対称構造を有す る場合には、このマークはもはやマスクマークと合致しないため、この基板マー クがマスクマークに対し正しくアライメントしても、アライメント信号はもはや 最少にならない。この潜像の非対称性が、アライメント装置によりその基準マー ク、従ってアライメントマークに対するこの像のオフセットとして解釈される。 非対称のためにアライメント信号又は潜像検出信号が一般にオフセットというゼ ロオフセットを受ける。 非対称の程度、従ってアライメント信号のオフセットは露光線量に依存するこ とが確かめられた。図6から明らかなように、低線量では、このオフセットが大 きく、高線量ではこのオフセットが低い。この図には、オフセットOAの値(n m単位)が所定の投影装置及び所定の基板に対する露光線量E1(mj/cm単 位)の関数として示されている。 図6の曲線は、光透過ストリップの幅が周期の1/4であるテストマークを2 つの露光ステップにおいてそれぞれ露光線量E1及びE2で結像した場合(比E 1/E2は一定)に相当する。E1,E2に対し与えられる値はそれぞれ比E1 /E2=一定の条件を満足する。 しかし、E2を一定に維持し、E1のみを変化させることもできる。 3以上のサブ像を使用する場合には、これらのサブ露光線量間の比を一定に維 持することができ、また1つのサブ露光の線量を一定に維持し、他のサブ露光の 線量を総合露光線量の変化に従って変化させることができる。 極めて多数の素子を有するICの製造においては、投影ビームは極めて短い波 長、例えば240nm程度の波長を有する必要がある。このような波長を有する 放射は遠紫外線と称されている。遠紫外線用レジストとして既知の特殊のフォト レジストが開発されており、これらのフォトレジストは、例えば365nmのよ うな長波長の投影ビーム光に対し使用される慣例のフォトレジストと異なる組成 を有する。遠紫外線用レジスト層に満足な潜像を得るには、このようなフォトレ ジストを照明後に加熱して、所望の屈折率の差、従って光学距離の差がフォトレ ジストに一層強い程度に発生しうるようにするのが好ましい。この処理は”露光 後ベーク”(PBE)として既知であり、得られる像(まだ潜像である)はPE B像として知られている。本発明の方法はこのようなPEB像に対し使用するこ ともできる。 本発明は、基板を照明後に投影装置から取り出し、現像して照明による屈折率 変化を高低プロファイル、従って位相構造に変換し、次にこれを装置内に再び配 置することにより得られるテストマーク像にも使用することができ、かかる後に テストマーク像を検出し、検査することができる。この場合には、テストマーク 像を、この像を形成したのと同一の装置内で測定することができる利点が維持さ れる。この処理は、例えば光学顕微鏡又は電子顕微鏡を用いる慣例の測定処理よ り遙に高速である。現像テストマーク像を測定する場合には、潜像テストマーク を測定する場合に得られる信号より大きな振幅を有する検出信号が得られる。現 像テストマーク像の測定は、遠紫外線用レジストを使用する場合に特に重要であ る。 テストマーク像の非対称度を検出する前に、この像を、最初に、アライメント 装置内に正しく位置させる、即ちアライメントさせる必要がある。マスク内のテ ストマークの位置が既知である場合には、マスク内のグローバルアライメントマ ークM1,M2及び基板内のグローバルアライメントマーク及びP1,P2をこのア ライメントに使用することができる。マスクと基板をこれらのマークを用いて図 3につき述べたように互いにアライメントさせた後に、テストマークをフォトレ ジスト層に結像する。次に、基板テーブルを極めて精密な干渉計システムの制御 の下で、アライメント状態で形成された(潜像又は現像された)テストマー ク像がマスクのグローバルアライメントマークの下方に位置するように移動させ る。 しかし、テストマークの例えば潜像をアライメントさせるには、テストマーク に近接して位置するテストマークと関連する追加のアライメントマークを使用す るのが好ましい。この追加のアライメントマークをテストマークと同時に結像し て、テストマークの潜像のみならず追加のアライメントマークの潜像(潜在アラ イメントマーク)もフォトレジスト層に形成する。この潜在アライメントマーク をマスク内の関連する追加のアライメントマークに対しアライメントさせた後に 、基板テーブルを1mm程度の小距離に亘って移動させてテストマークの潜像を 前記追加のアライメントマークに対し正しく位置させればよい。この処理も現像 された又はPEBテストマーク像とアライメントマーク像を用いて実行すること ができること勿論である。 図7はテストマークTMに近接して追加のアライメントマークAMが設けられ たテストマスクTMAを示す。これらのマークは例えばマスクの中心部CEに設 ける。 潜像検出信号AOSの所定値、従ってアライメント信号のオフセットAOの所 定値が各露光線量と関連することを定期的測定に利用し、必要に応じ、製造投影 プロセス中の露光線量を補正する。この目的のために、マスクパターンのテスト 像を異なる露光線量でフォトレジスト層に形成し、このレジスト層を現像し、こ の像をSEMにより検出することにより慣例の方法で得られる最適露光線量を基 準として用いる。この場合、アライメント信号のどのオフセットAOが最適露光 線量と関連するか確かめることができる。製造投影プロセス中に、このオフセッ トが達成されたか否かを規則正しい瞬時に検査することができる。達成されない 場合には、露光線量を既知のように調整することができる。 特に潜像検出信号が小さい場合に露光線量のもっと高信頼度の測定を得るには 、慣例のテスト像測定においてSEMにより得られたデータから種々の露光線量 及び像内の関連する線幅のテーブルを作成し、投影装置の信号処理ユニット内に 記憶することができる。このようなテーブルを使用すれば、潜像検出により得ら れたオフセット値に露光線量を割り当て、所望の露光線量に対する偏差を決定す ることができる。 潜像検出の利点の一つは、これらの像を形成した装置内でこれらの像を測定す る点にある。この利点は、フォトレジスト付き基板をテストマークの像の形成後 に現像し、再び投影装置内に配置して現像した像をアライメント装置により測定 するする場合にも維持される。このプロセスは、一方では、慣例の測定プロセス より高速であり、他方では、純粋な潜像からの信号より大きい振幅を有する検出 信号を供給する。 テストマーク像を第1装置で形成し、その潜像又は現像した像を第2の同様の 装置により検出することもできる。 テストマーク用の基準マークは上述した追加の対称アライメントマークのみな らず、テストマークの非対称性と反対の非対称性を有する非対称マークにするこ ともできる。図8は基板に形成されたこのような基準マークRM及び関連するテ ストマークTMを示す。図に線影を付して示すように照射ストリップ41及び4 1aがそれぞれ2つのサブストリップ42a,43a及び42,43からなる場 合には、基準マークのストリップ構造はテストマークのストリップ構造のY軸に 対し鏡面対称構造である。像検出において、これらの各マークを最初に対称アラ イメントマーク、例えばグローバルアライメントマークに対しアライメントし、 次にアライメント信号のオフセットを各マークに対し決定する。2つの非対称マ ークの検出信号を減算することにより、テストマークの非対称による変化がテス トマークのみを非対称にする場合より、原理的に2倍大きい信号が得られる。テ ストマークが1周期につき3以上の照射サブストリップを有する場合にも、非対 称基準マークを使用することができる。 図9は基板のスクライブラインに結像するのが特に好適なテストマークの例を 示す。このマークは方形の代わりに細長形状であり、Y方向よりX方向に又はそ の逆に大寸法を有する。基板テストマークは、例えば長さ220μm 及び幅80 μm にして、この像がスクライブラインに満足に合致するようにする。1/5縮 小の投影では、マスクテストマークを5倍の大きさにする。 二次元テストマークをこのマークがスクライブラインに合致するように実現す ることもできる。 以上、本発明を光学投影装置に適用した場合について説明した。しかし、本発 明は、基板上のマスクパターンの像を投影によらずに接触転写又は近接結像によ り得る光学リソグラフィ装置に使用することもできる。この場合には、投影レン ズを使用せず、マスクを基板上に置き、又は密接させ、このマスクを原理的には 平行な幅広ビームにより照明する。本発明を使用可能にするためには、このよう な装置に上述したような光学アライメント装置を設ける必要がある。電磁放射で はなく荷電粒子放射(電子、イオン又はX線放射)をマスクパターンの結像に使 用するリソグラフィ装置にも、上述したような光学アライメント装置を付加すれ ば、本発明を使用することができる。この場合にも像形成は接触転写、近接印刷 又は投影により実現することができる。後者の場合には、適応した投影系、例え ば電子レンズ系、を使用する必要があること勿論である。これらのすべての場合 において、マスクアライメントマークを基準アライメントマークとして使用する 。本発明を、所望のパターンを基板に直接書き込み、マスクを使用しないリソグ ラフィ装置にも使用することができる。このタイプの装置では、主として荷電粒 子放射が使用されている。本発明を使用する場合には、テストマークも基板に直 接書き込み、上述の光学アライメント装置を付加して基板テストマークを検出す る。この場合には、基準アライメントマークをアライメント装置に組み込む。 本発明は集積回路を製造するためにマスクパターンを基板上に繰り返し結像す る及び/又は走査する装置に使用する場合について説明した。このような装置は 集積光学装置又はプレーナ光学装置、磁気ドメインメモリ用の導波及び検出パタ ーン又は液晶ディスプレイパネルの構造を製造するのに使用することもできる。 本発明は主としてこれらの装置に使用するが、これらに限定されない。本発明は 、一般に、所定のパネルを精密に規定された放射線量を用いて形成する必要があ る装置に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テナー マンフレッド ハヴァイン オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.基板テーブルに設けられた基板上にパターンを形成する装置内の製造放射線 量を測定する方法であって、 放射感応層を有する基板を基板テーブルに設けるステップと、 少なくとも1つの基板テストマークを放射感応層に製造放射により付与する ステップと、 基板テストマークを、基板アライメントマークを基準アライメントマークに 対しアライメントさせる光学アライメント装置によって検出するステップとを具 え、 基板テストマークは、基準アライメントマークの周期に実効的に等しい周期 を有するとともに照射ストリップと無照射ストリップの非対称分布を有する周期 構造を有し、前記テストマークの検出ステップは、 最初に、基板テストマークを基準アライメントマークに対しアライメントさ せるステップと、 次に、製造放射線量に依存する基板テストマークの非対称性を、アライメン ト装置により基板テストマークのオフセットとして検出するステップとからなる 放射線量測定方法において、 基板テストマークは、周期毎に、少なくとも2以上の異なるサブ製造放射線 量により形成された少なくとも2つの照射ストリップを有することを特徴とする パターン形成装置内の製造放射線量測定方法。 2.基板テストマークは、前記マークを細い荷電粒子放射ビームにより放射感応 層に直接書き込むことにより付与することを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.基板テストマークは、少なくとも1つのマスクテストマーク及び1つのマス クアライメントマークが存在するマスクを結像することにより付与し、マスクア ライメントマークは基準アライメントマークを構成し、マスクテストマークは製 造放射に対し交互に透過性ストリップ及び非透過性中間ストリップを有するとと もにマスクアライメントマークの周期に等しい周期を有する周期構造からなり、 前記透過性ストリップは多くとも1/4周期の幅を有し、且つ前記マ スクの結像は、マスクテストマークのn個のサブ像(nは2以上の整数)を、マ スクと基板を順次のサブ像形成間にストリップと直交する方向に、放射感応層内 の照射ストリップの幅に少なくとも等しい距離だけ相対的に移動させながら、n 個の異なるサブ放射線量で形成することにより実現することを特徴とする請求項 1に記載の方法。 4.マスクテストマークの結像のために、マスクを基板に近接配置し、マスクを 製造放射で照射することを特徴とする請求項3に記載の方法。 5.マスクテストマークの結像に、マスクと基板との間に配置された投影系を使 用することを特徴とする請求項3に記載の方法。 6.n=2であり、順次のサブ像形成間においてマスクと基板を基板テストマー クの周期の1/4に等しい距離だけ相対的に移動させることを特徴とする請求項 3、4又は5に記載の方法。 7.同一のテストマークを基板上の異なる位置にm回付与し、m個のテストマー クの形成のために、各々n個のサブ放射線量を有するm個の異なる放射線量を使 用し、且つ正しい放射線量をm個の基板テストマークの非対称性を比較すること により決定することを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載の方法 。 8.受信サブ放射線量間の比をm個の基板テストマークに対し一定にすることを 特徴とする請求項7に記載の方法。 9.m個の基板テストマークに対するサブ放射線量の1つを変化させるが、他の サブ放射線量は一定にすることを特徴とする請求項7に記載の方法。 10.放射感応層へのテストマークの付与後に、この層に形成された潜像をアライ メント装置により検出することを特徴とする請求項1−9の何れかに記載の方法 。 11.放射感応層へのテストマークの付与後に、基板を基板テーブルから取り外し 、現像した後に、再び基板テーブル上に配置し、その後に現像基板テストマーク をアライメント装置により検出することを特徴とする請求項1−9の何れかに記 載の方法。 12.放射感応層に、前記テストマークと、同一の幅の照射ストリップ及び無照射 ストリップを交互に有するとともにテストマークの周期に等しい周期を有する周 期構造を有する関連するアライメントマークとからなるダブルマークを付与する ことを特徴とする請求項1−11の何れかに記載の方法。 13.少なくとも1つのテストマークが設けられた製造マスクを使用することを特 徴とする請求項3−12の何れかに記載の方法。 14.少なくとも1つのテストマークが設けられたテストマスクを使用することを 特徴とする請求項3−12の何れかに記載の方法。 15.少なくとも1つのテストマークと、少なくとも1つのアライメントマークと を具え、アライメントマークとテストマークが製造ビーム照射に対し透過性のス トリップと不透明の中間ストリップとを交互に有する周期構造を有し、両周期構 造の周期が互いに等しい請求項3に記載の方法に使用するテストマスクにおいて 、テストマークの透過性ストリップが多くとも1/4周期の幅を有することを特 徴とするテストマスク。 16.前記タイプの別のアライメントマークをテストマークに近接して具えている ことを特徴とする請求項15に記載のテストマスク。 17.テストマスクは、中心のテストマークに加えて、少なくとも4隅にもテスト マークを具えることを特徴とする請求項15又は16に記載のテストマスク。 18.各テストマークが複数の部分を具える格子であり、1つの部分の格子ストリ ップの方向が他の部分の格子ストリップの方向と直交することを特徴とする請求 項15、16又は17に記載のテストマスク。 19.テストマークは、投影ビームにより形成されるその像が、製造マスクパター ンを結像すべき2つの区域間に位置する基板上の中間区域に適合するサイズを有 することを特徴とする請求項15、16、17又は18に記載のテストマスク。 20.テストマークのストリップの幅が構造周期の1/4に等しいことを特徴とす る請求項15−19の何れかに記載のテストマスク。 21.製造放射を供給する放射源ユニットと、基板テーブルとを順に具え、更に基 板マークを基準アライメントマークに対しアライメントさせる光学アライメント 装置と、放射線量測定装置とを具え、前記放射線量測定装置は前記アライメ ント装置により構成され、且つ前記放射線量測定装置は、各放射線量測定中に、 基板テストマークと基板アライメントマークの両マークの像を検出するよう構成 されるとともに、両マークの像の観測アライメント位置間の差を決定する手段が 設けられているたことを特徴とする請求項1記載の方法を実行する装置。 22.マスクテーブルと、マスクテーブルと基板テーブルとの間に配置された投影 系とを更に具えることを特徴とする請求項21に記載の装置。
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