JPH0622398U - 低伸度ワイヤロープ - Google Patents

低伸度ワイヤロープ

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Publication number
JPH0622398U
JPH0622398U JP063887U JP6388792U JPH0622398U JP H0622398 U JPH0622398 U JP H0622398U JP 063887 U JP063887 U JP 063887U JP 6388792 U JP6388792 U JP 6388792U JP H0622398 U JPH0622398 U JP H0622398U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
wire rope
core
diameter
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP063887U
Other languages
English (en)
Inventor
秀俊 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd filed Critical Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Priority to JP063887U priority Critical patent/JPH0622398U/ja
Publication of JPH0622398U publication Critical patent/JPH0622398U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • D—TEXTILES; PAPER
    • D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
    • D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
    • D07B1/0673—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core having a rope configuration
    • D07B1/0686—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core having a rope configuration characterised by the core design
    • D—TEXTILES; PAPER
    • D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2201/00—Ropes or cables
    • D07B2201/20—Rope or cable components
    • D07B2201/2047—Cores
    • D07B2201/2052—Cores characterised by their structure
    • D07B2201/2053—Cores characterised by their structure being homogeneous

Landscapes

  • Ropes Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造により張力負荷時の伸びが少なく、
エンドレス索道用ワイヤロープとして好適なワイヤロー
プを提供することにある。 【構成】エンドレスで使用されるワイヤロープにおい
て、ロープ心として棒状の合成樹脂を使用し、これの周
りに複数本のストランドを撚りあわせた。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案はワイヤロープとりわけゴンドラリフトやスキーリフトなどの索道用ワ イヤロープとして好適な伸びの少ないワイヤロープに関する。
【０００２】
【従来の技術及びその技術的課題】
ゴンドラリフトやスキーリフトなどの旅客索道はエンドレスのワイヤロープが 使用される。このような索道用ワイヤロープとしては、６×ｗｓ(36)構造や異形 線６×ｗｓ(36)構造のものが多く使用されているが、これらワイヤロープは中心 に合成繊維や天然繊維を撚りあわせた繊維心綱を有している。 しかしながらこのようなロープ構造では、ワイヤロープに張力が負荷されると 心綱は周囲のストランドによって締め付けられて細くなり、ロープ径が減少して くる。たとえば、直径４０mmの旅客索道用ワイヤロープにおいては、9000デニー ルのポリプロピレン糸を約１５０本撚り合わせて直径が約２１mmの心綱としてい るが、この場合の心綱の充填率は約７３％であり、２７％の空隙がストランドに より締付けられたときの心綱の径の減少となり、ひいてはロープ径の減少となる のである。 このロープ径の減少はワイヤロープの長手方向に伸びとして現われる。この長 手方向の伸びが増大すると、ゴンドラリフト類などでは支持台のストッパーにロ ープが接触して運転不能に陥る。このため、時間と手間のかかるワイヤロープの 切り詰め作業を頻繁に行わなければならないと言う問題があった。 本考案は前記のような問題点を解消するために考案されたもので、その目的と するところは、簡単な構造により張力負荷時の伸びが少なく、エンドレス索道用 ワイヤロープとして好適なワイヤロープを提供することにある。
【０００３】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、エンドレスで使用されるワイヤロープにお いて、ロープ心として棒状の合成樹脂を使用し、これの周りに複数本のストラン ドを撚りあわせたものである。
【０００４】
【実施例】
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。 図１と図２は本考案による低伸度ワイヤロープの一例を示しており、１は棒状 心、２は前記棒状心１の外周に撚り合わされた複数本のワイヤストランドであり 、この実施例では素線本数が３６本のストランドを６本使用しているが、これに 限らず、ストランド内の素線数は７〜４７本の構造でもよいし、ストランド数も ６本に限定されるものではない。 前記棒状心１は、適度な柔軟性があり、かつ外周のストランド２による締付け 力を受けて適度に変形し得る硬さを有し、吸水率が低く、耐油性、耐侯性が良好 な特性を有していることが好ましく、代表的なものとしては、高密度、中密度ま たは低密度のポリエチレンが挙げられる。そのほか、ポリプロピレン、ポリエス テル、ナイロン、ポリウレタンなどの合成樹脂も使用することができる。 かかる、棒状心１は押出し成形などによりソリッドな棒状に成形されており、 長手方向と直角の断面は一般に円形であるが、これに限られず、ストランド２を 正しく同心円上に保持することができればどのような形状でもよい。たとえば、 三角に類する形状、星型形状、らせん形の溝を有するものなど任意である。 また、棒状心１は、乾いた表面のもののほか、ロープグリースを表面に塗布し あるいは内部に含浸させた含油タイプのものを含む。 ストランド２は丸線のほか異形線を使用したタイプのものなど任意である。
【０００５】 本考案は前記のように合成樹脂製のソリッドな棒状心１をロープ中心に入れて いるため、従来の繊維心のような空隙がゼロとなり、張力負荷時にストランドで 締め付けられても心の径が細くならず、ロープの伸びは非常に少なくなる。 本考案を適用して実際にワイヤロープを作り、従来のワイヤロープと比較試験 した。各ワイヤロープの撚り方はすべてＧ／Ｌである。
【０００６】 ＮＯ．１(本考案品) ロープ構成：６×ｗｓ(３６） 直径：３６ｍｍ 心：直径１４ｍｍ、円形断面のポリエチレン棒 ＮＯ．２(本考案品) ロープ構成：異形線６×ｗｓ(３６） 直径：３６ｍｍ 心：直径１４ｍｍ、円形断面のポリエチレン棒 ＮＯ．３(本考案品) ロープ構成：６×ｗｓ(３６） 直径：４０ｍｍ 心：直径１５.５ｍｍ、含油率２０％、円形断面の含油ポリエチレン棒 ＮＯ．４(本考案品) ロープ構成：異形線６×ｗｓ(３６） 直径：４０ｍｍ 心：直径１５.５ｍｍ、含油率２０％、円形断面の含油ポリエチレン棒 ＮＯ．５(従来品) ロープ構成：６×ｗｓ(３６） 直径：３６ｍｍ 心：直径１９.０mm（9000D)、含油率８％のポリプロピレン繊維心綱 ＮＯ．６(従来品) ロープ構成：異形線６×ｗｓ(３６） 直径：４０ｍｍ 心：直径２１．２mm（9000D)、含油率８％のポリプロピレン繊維心綱
【０００７】 上記６種のワイヤロープの伸び−荷重曲線を示すと図３のとおりであり、本考 案品はストランドによる締付けで心が細くならないため、従来品に比べロープの 伸びは約１／３〜１／２と著しく減少している。
【０００８】
【考案の効果】
以上説明した本考案によるときには、合成樹脂製の棒状心をロープ中心に入れ 、これのまわりにストランドを撚り合わせているため、簡単な構造によって張力 を掛けたときに心が細くならず、ロープの伸びを大幅に減少させることができる 。このため、ゴンドラリフトやスキーリフトの索道用としてエンドレスで使用し た場合の切り詰め作業を少なくすることができ、安定した稼働を行うことができ というすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案による低伸度ワイヤロープの一例を示す
側面図である。
【図２】本考案による低伸度ワイヤロープの一例を示す
断面図である。
【図３】本考案ロープと従来ロープの伸び−荷重曲線図
である。
【符号の説明】
１ 棒状心 ２ ストランド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】エンドレスで使用されるワイヤロープにお
    いて、ロープ心として棒状の合成樹脂を使用し、これの
    周りに複数本のストランドを撚りあわせたことを特徴と
    する低伸度ワイヤロープ。
JP063887U 1992-08-21 1992-08-21 低伸度ワイヤロープ Pending JPH0622398U (ja)

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JP063887U JPH0622398U (ja) 1992-08-21 1992-08-21 低伸度ワイヤロープ

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JP063887U JPH0622398U (ja) 1992-08-21 1992-08-21 低伸度ワイヤロープ

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JPH0622398U true JPH0622398U (ja) 1994-03-22

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ID=13242254

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JP063887U Pending JPH0622398U (ja) 1992-08-21 1992-08-21 低伸度ワイヤロープ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010144305A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Tokyo Seiko Co Ltd 動索用ロープ
JP2010202404A (ja) * 2009-03-06 2010-09-16 Tokyo Seiko Co Ltd エレベータ用ワイヤロープ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5163168A (en) * 1974-09-26 1976-06-01 Hoffmann La Roche Benzofuranjudotaino seizohoho
JPS53122842A (en) * 1977-03-30 1978-10-26 Teikoku Sangyo Kk Wire rope

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