JPH0622324U - 上衣捲れ防止具 - Google Patents

上衣捲れ防止具

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Publication number
JPH0622324U
JPH0622324U JP035267U JP3526792U JPH0622324U JP H0622324 U JPH0622324 U JP H0622324U JP 035267 U JP035267 U JP 035267U JP 3526792 U JP3526792 U JP 3526792U JP H0622324 U JPH0622324 U JP H0622324U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
upper garment
pair
infant
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP035267U
Other languages
English (en)
Inventor
久美子 野溝
Original Assignee
有限会社ミリカンパニーリミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社ミリカンパニーリミテッド filed Critical 有限会社ミリカンパニーリミテッド
Priority to JP035267U priority Critical patent/JPH0622324U/ja
Publication of JPH0622324U publication Critical patent/JPH0622324U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上衣の捲れ上がりに起因する乳幼児の腹部等
の露出を特別な肌着を乳幼児に着用させることなく防止
する。「おしめ」の交換を容易とする。 【構成】 一対の伸縮性バンド10の二又に分岐される
夫々の端に上衣Bの下端部に係止される係止手段20を
設ける。さらに分岐側には面状ファスナー13を設け
る。そして、この一対の伸縮性バンド10を前記面状フ
ァスナー13により係脱可能に係着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主として、乳幼児の寝返り等の動作により生じる乳幼児の着衣の 捲れを防止する上衣捲れ防止具に関し、より詳細には、一端に上衣への係止手段 を有すると共に他端を係脱可能に係着して一体をなす一対の伸縮性バンドより構 成される上衣捲れ防止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
乳幼児は寝返り等の動作を頻繁に行うため、その着衣、殊に上衣に乱れが生じ 腹部等を露出しがちであり、これが原因で風邪をひいたり、下痢をしたりするこ とが多い。 そこで従来より、乳幼児のこうした腹部等の露出を防ぐために、吊りズボン等 の乳幼児向けの衣服が用いられている。
【0003】
【考案が解決すべき課題】
ところで、乳幼児時期は未だ「おしめ」を使う必要のある時期であり、この「 おしめ」の交換は一日に数度の頻度で必要となる。 しかし、前記吊りズボンのように乳幼児の下肢に着用する肌着等を乳幼児の肩 に引っかけることのできる肌着等に設けたバンド等で吊り上げて腹部等の露出を 防止する場合に「おしめ」の交換を行うには、その都度このバンド等を乳幼児の 肩よりはずした後、肌着等を引き下げて行わなければならず不便であった。 また、いわゆる腹掛けタイプの肌着は下肢側を覆わないため、「おしめ」の交 換上こうした不便はないが、通常この腹掛けは、腹掛けの上端部に設けられる紐 等を乳幼児の首部に結びつけると共に腹掛けの側部に設けられる紐等を乳幼児の 腹部側より背部側に回して結びつけることにより乳幼児に着せられているに過ぎ ないので、熱さ、身苦しさ等を意識した乳幼児に位置をずらされたり、はずされ たりすることが多く、乳幼児の腹部の露出を防止するには必ずしも充分でなかっ た。
【0004】 そこでこの考案は、上記従来の乳幼児用の肌着等の不都合を解決すること、す なわち、上衣の捲れ上がりに起因する乳幼児の腹部等の露出を特別な肌着を乳幼 児に着用させることなく防止すると共に「おしめ」の交換を不便とすることもな い上衣捲れ防止具の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を解決するため、この考案では上衣捲れ防止具を、二又に分岐され るバンドの夫々の端に上衣の下端部に係止される係止手段を有すると共に分岐側 には面状ファスナーを有する一対の伸縮性バンドであって、この一対の伸縮性バ ンドが前記面状ファスナーにより係脱可能に係着されている構造のものとした。
【0006】
【作用】
この考案に係る上衣捲れ防止具では、二又に分岐されるバンドの夫々の端に上 衣の下端部に係止される係止手段を有すると共に分岐側には面状ファスナーを有 する一対の伸縮性バンドを備え、この一対の伸縮性バンドは前記面状ファスナー により係脱可能に係着されているので、この上衣捲れ防止具は身体の前面側の上 衣下端部と、身体の背面側の上衣下端部とにそれぞれ係止手段をもって係止する ことができ、面状ファスナーにより身体の股部で係着一体とされるこの一対の伸 縮性バンドは上衣を身体の下肢側に向けて引っ張るように機能する。
【0007】
【実施例】
以下、この考案に係る上衣捲れ防止具Aの典型的な実施例を、図1ないし図3 に基づいて説明する。
【0008】 図1は、この実施例に係る上衣捲れ防止具Aの斜視図である。また、図2は、 この上衣捲れ防止具Aの使用状態を示す要部拡大図、図3は、この上衣捲れ防止 具Aの使用状態を示す斜視図である。
【0009】 図1に示されるように、この実施例に係る上衣捲れ防止具Aは二又に分岐され る一対の伸縮性バンド10からなる。 この伸縮性バンド10は、二本の平ゴムバンド等のゴムバンド11の一端を互 いに縫着して二又に分岐する形状とされており、また、外観を良くすると共にゴ ムバンドの身体に対する接触感を柔げる目的で、このゴムバンド11は布12内 に納められている。 この一対の伸縮性バンド10の内、一方の伸縮性バンド10の分岐側には、長 方状に裁断された短寸の面状ファスナー13が縫着されており、これに対して、 他方の伸縮性バンド10の分岐側からは、ベルト状に裁断された長寸の面状ファ スナー13が延設されており、この両面状ファスナー13は互いに雌雄をなして いる。 また、両伸縮性バンド10共に、分岐側と反対の側の夫々の端には上衣Bの下 端部に係止される係止手段が設けられている。
【0010】 この係止手段20は、プラスチック製の係止体21とゴム製の舌片22とから なる。 係止体21は、一方端に前記ゴムバンド11を挿通する楕円状の環部21aを 有すると共に他方端部に後述する舌片22の凸部を係入,係止する枠部21bを 有し、更に、この枠部21bと前記環部21aとを連設する板部21cに後述す る舌片22を係入,係止する二条のスリット21dを有している。そして、前記 環部21a及びスリット21dによりこの係止体21の厚さ方向に向けて形成さ れる間隙は、係止体21の側辺に直行する向きに細長状に伸びている。 前記枠部21bは、枠によって囲まれる間隙の幅を、前記スリット21d側で はこのスリット21dの幅と略同幅とする一方で、この枠部21bの略中程から 係止体21の先端側に向けては左右より内側に向け枠を湾曲させることで枠によ って囲まれる間隙を幅狭としている。
【0011】 舌片22は、一端に断面を三角形状とすると共にこの舌片22の幅方向に亘る 凸条22aを有すると共に他端に円板状の頭部22b’を有する係止突起22b を有する。この係止突起22bの基部の径は前記頭部22b’の径よりも縮径と されており、両者の間に係止溝22b”が形成されている。
【0012】 舌片22は、前記凸条の側を前記係止体21の環部21a側のスリット21d に押し込みこのスリット21dを通過させた後、係止体21側に折り込み係止体 21の枠部21b側のスリット21dに前記凸条22aの設けられている縁を押 し込むことにより、係止体21に組みつけられる。この押し込まれた舌片22の 縁の肉厚寸法は、前記凸条22aにより前記スリット21dの溝幅より稍大きい ものとされているので、押し込まれた舌片22はこの凸条22aにより前記スリ ット21d縁に引っ掛かり係止体21から簡単には外れることがない。
【0013】 この係止手段20の上衣B下端部への係止は、図2に示されるように、先ず、 上衣Bの裏面側に前記舌片22が、上衣Bの表面側に前記係止体21がそれぞれ 配されるようにこの係止手段20をもって上衣の下端部を挟み込み、次いで、舌 片22の前記係止突起22bを係止体21の枠部21bに枠部21bの前記スリ ット21d側より上衣Bの生地を係止突起22b上に被った状態で押し込み、舌 片22の前記係止溝に係止体21の先端側の枠部21bを納めることによって枠 部21bと舌片22とを上衣Bの生地を挟んだ状態で係止することにより行われ る。
【0014】 図3に示すように、このように係止手段20をもって、対をなす一方の伸縮性 バンド10を上衣Bの腹部側の下端に、他方の伸縮性バンド10を上衣Bの背部 側の下端にそれぞれ取りつけると共に、こうして取りつけられた対をなす伸縮性 バンド10の前記面状ファスナー13を相互に係止させることにより、両伸縮性 バンド10は乳幼児の股間を介して一体とされる。 この面状ファスナー13の係止位置を変えることにより、一体とされた伸縮性 バンド10の長さは、引き下げるべき上衣Bの丈等に応じて、乳幼児の腹部が露 呈しないように自在に調整することができる。 また、乳幼児の上衣Bの下端に係止される伸縮性バンド10の前記係止手段2 0は、樹脂製の係止体21及びゴム製の舌片22より構成されるので、この係止 手段20の身体に対する接触感はソフトであり、乳幼児に違和感を与えない。
【0015】
【考案の効果】
この考案に係る上衣捲れ防止具では、二又に分岐されるバンドの夫々の端に上 衣の下端部に係止される係止手段を有すると共に分岐側には面状ファスナーを有 する一対の伸縮性バンドを備え、この一対の伸縮性バンドは前記面状ファスナー により係脱可能に係着されているので、この上衣捲れ防止具は身体の前面側の上 衣下端部と、身体の背面側の上衣下端部とにそれぞれ係止することができ、面状 ファスナーにより身体の股部で係着一体とされることにより上衣を身体の下肢側 に向けて引っ張る。従って、上衣の捲れ上がりに起因する乳幼児の腹部等の露出 を確実に防止することができ、また、上衣の種類を問わず腹部の露呈を防止でき る。 また、面状ファスナーの係合を解くだけで前記バンドを分離することができる ので、「おしめ」の交換等を簡便に行うことができ、「おしめ」交換後も面状フ ァスナーを係合させるだけで前記バンドを一体として上衣を下方に引っ張る状態 を容易に復帰できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る上衣捲れ防止具Aの斜視図であ
る。
【図2】実施例に係る上衣捲れ防止具Aの使用状態を示
す要部拡大図である。
【図3】実施例に係る上衣捲れ防止具Aの使用状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
A 上衣捲れ防止具 B 上衣 10 伸縮性バンド 11 ゴムバンド 12 布 13 面状ファスナー 20 係止手段 21 係止体 21a 環部 21b 枠部 21c 板部 21d スリット 22 舌片 22a 凸条 22b 係止突起 22b’ 頭部 22b” 係止溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二又に分岐されるバンドの夫々の端に上
    衣の下端部に係止される係止手段を有すると共に分岐側
    には面状ファスナーを有する一対の伸縮性バンドであっ
    て、この一対の伸縮性バンドが前記面状ファスナーによ
    り係脱可能に係着されていることを特徴とする上衣捲れ
    防止具。
JP035267U 1992-04-28 1992-04-28 上衣捲れ防止具 Pending JPH0622324U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP035267U JPH0622324U (ja) 1992-04-28 1992-04-28 上衣捲れ防止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP035267U JPH0622324U (ja) 1992-04-28 1992-04-28 上衣捲れ防止具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0622324U true JPH0622324U (ja) 1994-03-22

Family

ID=12437030

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP035267U Pending JPH0622324U (ja) 1992-04-28 1992-04-28 上衣捲れ防止具

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JP (1) JPH0622324U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53324U (ja) * 1976-06-23 1978-01-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53324U (ja) * 1976-06-23 1978-01-05

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