JPH0622252Y2 - 隠しスライドフアスナ−の上止部成形装置 - Google Patents

隠しスライドフアスナ−の上止部成形装置

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JPH0622252Y2
JPH0622252Y2 JP1987023837U JP2383787U JPH0622252Y2 JP H0622252 Y2 JPH0622252 Y2 JP H0622252Y2 JP 1987023837 U JP1987023837 U JP 1987023837U JP 2383787 U JP2383787 U JP 2383787U JP H0622252 Y2 JPH0622252 Y2 JP H0622252Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、隠しスライドファスナー用連続ファスナーチ
ェーンの左右一対のファスナーストリンガーに、ファス
ナーエレメントの一部を溶融して上止部を成形する装置
に関する。
従来技術 ファスナーエレメントの一部を溶融して上止部を成形す
る装置は特開昭60−103905号公報に開示されて
おり、該装置は、ファスナーチェーンの移送路に対して
上下動する基台と、該基台に設けられたガイド孔中を上
下動する一対のパンチと、ファスナーチェーンの移送路
を介して前記パンチと対向し且つ前記パンチに対して上
下動可能な超音波ホーンとから成り、前記ガイド孔の上
流側と下流側とに対向離隔して設けられた一対の突出部
と、前記基台の両側に設けられて該基台の上面を前記突
出部に向けて移動可能な一対のハンマーとを有するもの
である。
このような構成により、前記装置は、基台が上昇したと
きに、前記突出部を左右一対のファスナーストリンガー
の間に突入し両ファスナーテープのエレメント取付部側
の端縁を前記突出部の側部に係止した状態で、前記一対
のハンマーによってファスナーエレメントをその脚部側
から噛合頭部側に押して該噛合頭部をファスナーテープ
の前記端縁から露出させ、露出させた噛合頭部を溶融し
て上止部を成形するようになっている。
また、前記装置にあっては、前述のような上止部成形作
業を容易にするため、搬送されてきたファスナーチェー
ンを上流側部分と下流側部分とで挾持して弛みの生じな
い状態としている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、前述のようにファスナーチェーンを挾持
した場合、第4図において実線で示すように、ファスナ
ーエレメント(3,3)が垂れ下がった[第4図(イ)]、
また、ファスナーテープの折り返し部(5,5)が確実に折
曲していない開いた状態[第4図(ロ)]となり、その
状態のままでは、上止部成形時にファスナーテープの縁
部を溶着したり、ファスナーエレメントを変形した状態
で溶着したりする恐れがある。
故に、本考案は、ファスナーテープの縁部を溶着したり
ファスナーエレメントを変形した状態で溶着したりする
ことのない隠しスライドファスナーの上止部成形装置を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するため、隠しスライドフ
ァスナーの上止部成形装置を下記の如く構成した。即
ち、本考案に係る隠しスライドファスナーの上止部成形
装置は、隠しスライドファスナーチェーンが一定方向に
移送される移送路の下方に配置された上下動可能な基台
と、前記基台上において移送路の上流側と下流側に夫々
配置されて隠しスライドファスナーチェーンを緊張状態
に挟持する第1と第2のクランパ手段と、前記移送路の
上方に基台と対向して配置された上下動可能な超音波ホ
ーンと、前記基台の両側に進退自在に配置され、当該基
台の上面略中央に向け前進して左右一対のファスナース
トリンガーの夫々のファスナーエレメントを折返し部よ
り押し出す一対のハンマーと、前記基台の上面略中央に
形成され、当該基台が上昇したとき左右一対のファスナ
ーストリンガーの間に突入して夫々のファスナーテープ
の折返し部の先端を拡開した状態に保持し、かつ上記ハ
ンマーにより押し出されたファスナーエレメントをその
状態に保持する第1と第2の突出部及び当該両突出部間
に設けられ上記超音波ホーンが下降して当接するガイド
壁を一体に有し、上記超音波ホーンと第1及び第2の突
出部とで夫々のファスナーエレメントに上止部を成形す
るパンチガイドと、同基台の上面において上記パンチガ
イドに近接して配置され、当該基台の上昇に伴い左右一
対のファスナーストリンガーの夫々のファスナーエレメ
ントに当接して折返し部をファスナーテープに密着せし
めるよう支持するチェーンガイド突条とから成るもので
ある。
作用 上述の如く構成された隠しスライドファスナーの上止部
成形装置にあっては、基台の上昇に伴いチェーンガイド
突条が左右一対のファスナーストリンガーの夫々のファ
スナーエレメントに当接して折返し部をファスナーテー
プに密着させるよう作用するので、隠しスライドファス
ナーチェーンに生じたファスナーエレメントの垂れ下が
りや折返し部の開きが確実にされる。
実施例 以下、図面に示す実施例に基いて本考案を説明する。
第2図及び第3図は、上止部成形前の隠しスライドファ
スナー用のファスナーチェーンを示す。このファスナー
チェーンは、ファスナーテープ(2,2)の一側縁の折返し
部(5,5)にファスナーエレメント(3,3)を縫糸(4,4)によ
り取付けて左右一対のファスナーストリンガー(1,1)と
し、このファスナーストリンガー(1,1)にスライダー(6)
を通しており、また長手方向に所定間隔をおいて形成さ
れた下止部(8)を形成している。下止部(8)は、下止金具
を両ファスナーストリンガー(1,1)に跨る状態に装着す
ることにより形成されている。
第1図に示す上止部成形装置は、立方体状をした基台(1
0)と、この基台(10)の両側に設けられた左右一対のハン
マー(11,11)と、基台(10)の上方に設けられた平板状の
チェーンセットクランパー(12)と、先端がこのチェーン
セットクランパー(12)を介して基台(10)側に突出可能な
超音波ホーン(13)とを備えている。
基台(10)は、上流側(本考案においては、ファスナーチ
ェーンの供給側を上流側といい、排出側を下流側とい
う)端部にストッパー(15)を設けている。ストッパー(1
5)の上面には、上流側から下流側に延びるガイド壁(16,
16)が両側部に突設されており、また両ガイド壁(16,16)
間の中央を上流側から下流側に延びる停止壁(17)が突設
されている。停止壁(17)は、ガイド壁(16,16)よりも上
方に突出しており、また基台(10)の上昇によりストッパ
ー(15)が上昇したときに、ファスナーチェーンのスペー
ス部(7)に突入してその上流側の端面に下止部(8)を当接
させてファスナーチェーンを停止させる。ガイド壁(16,
16)は、基台(10)の上昇によりストッパー(15)が上昇し
たときに、停止壁(17)との間にファスナーテープ(2,2)
の折返し部(5)を嵌入し、ファスナーストリンガー(1,1)
の左右方向の位置決めをする。
基台(10)には、また、横断面がH字状をしたパンチガイ
ド(19)が超音波ホーン(13)と対面する個所に嵌入されて
いる。パンチガイド(19)は、第1図および第5図から明
らかなように、一対の柱部(20,20)をガイド壁(21)で連
結しており、各柱部(20,20)に上方に突出する第1、第
2突出部(22a,22b)を各々一体に有している。各突出部
(22a,22b)は、ガイド壁(21)と同じ厚さの首部(23)と、
この首部(23)に一体に続くかまぼこ形の係止部(24)とで
構成され、係止部(24)の両側部にファスナーテープ係止
面(25,25)が形成されている。
このパンチガイド(19)は、柱部(20,20)とガイド壁(21)
の上面が基台(10)の上面と面一になる状態に基台(10)に
固着されており、この状態においてガイド壁(21)の両側
にパンチ(27,27)用の上下方向に延びるガイド孔(26,26)
を形成しており、前述第1、第2突出部(22a,22b)は前
記ガイド孔(26,26)の上流側と下流側とに対向離隔して
位置している。パンチガイド(19)と基台(10)には、下流
側からガイド孔(26,26)にまで達する孔(符号なし)が
形成されており、この孔に上止部の補充材として用いる
熱可塑性合成樹脂製のモノフィラメント等の補充材(30,
30)が挿入されている。なお、パンチガイド(19)は、基
台(10)と一体であってもよい。
ハンマー(11,11)は、基台(10)の上面に接した状態で基
台(10)の側部からパンチガイド(19)に向けて延びるパン
チ部(31,31)を有しており、パンチ部(31,31)が基台(10)
の上面をパンチガイド(19)の前記突出部(22a,22b)に対
し突出、退却可能に基台(10)に取付けられている。
チェーンセットクランパー(12)には、パンチガイド(19)
と対面する位置に、パンチガイド(19)の第1、第2突出
部(22a,22b)が突入し、超音波ホーン(32)の下端部が出
没する孔(32)が形成されている。
超音波ホーン(13)は、下端部が前記第1、第2突出部(2
2a,22b)間に突入するようになっており、第5図に示す
ように、上流側から下流側に延びる2段の突条(33,34)
を下端に有している。
パンチ(27,27)は、基台(10)とともに上下動するととも
に、基台(10)に対して上下動可能に設けられており、上
端面が弧状の凹溝になっている。また、パンチ(27,27)
は、基台(10)に対して上昇するときに補充材(30,30)の
先端部すなわちガイド孔(26,26)に突出している部分を
切断する。
(35,36)は、基台(10)の上流側と下流側とに設けられて
いて、ファスナーチェーンの搬送ガイド部材(37,37)と
共働することにより、本装置に搬送されてきたファスナ
ーチェーンの上流側部分と下流側部分とを表裏方向に挾
持する第1、第2クランプ手段(40,41)を構成するクラ
ンプレバーである。このようなクランプ手段(40,41)
は、ファスナーチェーンを弛みの生じない状態として一
連の上止部成形作業を容易にするものである。クランプ
レバー(35,36)は、搬送ガイド部材(37)に対して揺動可
能に軸支されており、その先端部と搬送ガイド部材(37)
との間でファスナーチェーンを挾持できるように駆動さ
れる。第1クランプ手段(40)のクランプレバー(35)は、
ファスナーチェーンのスライダー(6)通過時に該スライ
ダー(6)によって揺動させられることによって、スライ
ダー感知レバーとしても機能するようになっている。
また、基台(10)における前記第2突出部(22b)の下流側
には前記突出部(22a,22b)と整列してファスナーチェー
ン移送方向に延びるチェーンガイド突条(42)が設けられ
ており、該突条(42)は、中央部から両側に向かって徐々
に低くなるような断面形状を有する。すなわち、チェー
ンガイド突条(42)の上面は、図示例のような円弧状、ま
たは、切妻屋根状であってもよい。このようなチェーン
ガイド突条(42)は、後述のように基台(10)が上昇したと
きに、第1、第2クランプ手段(40,41)によって挾持さ
れたファスナーチェーンのファスナーエレメント(3,3)
と当接するようになっている。
ファスナーチェーンは、下止部(8)が下流側とされた状
態で、基台(10)とチェーンセットクランパー(12)の間を
第1図において左上方から右下方に間欠的に搬送され、
搬送停止時に上止部が成形される。
次に、上述の上止部成形装置の動作を説明する。
先ず、ファスナーチェーンは、第1クランプ手段(40)の
搬送ガイド部材(37)とクランプレバー(35)との間、チェ
ーンセットクランパー(12)と基台(10)との間、第2クラ
ンプ手段(41)の搬送ガイド部材(37)とクランプレバー(3
6)との間を通って本装置に搬送されてくる。なお、スラ
イダー(6)はファスナーストリンガー(1,1)の上止部を成
形する箇所の下流側にロックされた状態となっている ファスナーチェーンの搬送を停止するまでは、第5図に
示すように、基台(10)とチェーンセットクランパー(12)
及び超音波ホーン(13)とは離れており、ハンマー(11,1
1)はパンチ部(31,31)がパンチガイド(19)から退却して
おり、補充材(30,30)は先端部分がガイド孔(26,26)に突
出している。
続いて、ファスナーチェーンのスライダー(6)が前記ク
ランプレバー(35)を揺動させるのに呼応して、第6図の
ように基台(10)が上昇し、ストッパー(15)の停止壁(17)
が下止部(8)と当接することにより、ファスナーチェー
ンの搬送が停止される。この停止状態において、スライ
ダー(6)は、第2クランプ手段(41)のクランプレバー(3
6)とチェーンガイド突条(42)との間に位置する。同時
に、第1、第2クランプ手段(40,41)は、クランプレバ
ー(35,36)が駆動されて、ファスナーチェーンの上流側
部分と下流側部分とを挾持する。また、基台(10)の上昇
により、パンチガイド(19)の第1、第2突出部(22a,22
b)の各々がファスナーストリンガー(1,1)の間から上方
に突出してファスナーテープ係止面(25,25)によってフ
ァスナーテープ(2,2)のエレメント取付部側の端縁を係
止し、ファスナーエレメント(3,3)が基台(10)の上面に
接し、ファスナーテープ(2,2)がハンマー(11,11)の上面
に接する。さらに、ファスナーチェーンは、第2突出部
(22b)の下流に位置する部分のファスナーエレメント(3,
3)が第4図のようにチェーンガイド突条(42)の上面と当
接することにより、前述のように第1、第2クランプ手
段(40,41)を介して挾持されることによって生じるファ
スナーエレメント(3,3)の垂れ下りや折り返し部(5,5)の
開きが解消される。
次に、チェーンセットクランパー(12)と超音波ホーン(1
3)が下降されると、第7図に示すように、チェーンセッ
トクランパー(12)はファスナーテープ(2,2)の上面に接
する。また、超音波ホーン(13)は、下端部が第1、第2
突出部(22a,22b)間に嵌入し、突条(33)の下面がファス
ナーエレメント(3,3)の上面に接し、突条(34)の下面が
パンチガイド(19)のガイド壁(21)の上面に接する。この
場合、チェーンセットクランパー(12)は、ファスナーテ
ープ(2,2)と接するのみで、ファスナーテープ(2,2)をハ
ンマー(11,11)の上面に強圧せず、同様に超音波ホーン
(13)もファスナーエレメント(3,3)と接するのみで、フ
ァスナーエレメント(3,3)を基台(10)の上面に強圧しな
い。
この状態で、次にハンマー(11,11)が駆動されてファス
ナーエレメント(3,3)をパンチ部(31,31)の先端で脚部側
から噛合頭部側に押し、次いでパンチ(27,27)が基台(1
0)に対して上昇されて補充材(30,30)の先端部分を切断
し、切断した部分をファスナーエレメント(3,3)ととも
に超音波ホーン(13)の突条(33)に押圧する。この際、ハ
ンマー(11,11)が駆動されたことにより、ファスナース
トリンガーは、ファスナーテープ(2,2)のエレメント取
付部側の端縁が第1、第2突出部(22a,22b)のファスナ
ーテープ係止面(25)と超音波ホーン(13)の突条(33)の側
面とに係止された状態で、ファスナーエレメント(3,3)
がファスナーテープ(2,2)から前記突出部(22a,22b)の首
部(23,23)および超音波ホーン(13)の突条(34)の側面に
向けて押し出され、その結果前記ファスナーエレメント
(3,3)の噛合頭部がファスナーテープ(2,2)のエレメント
取付部側端縁から露出される。
このように、ファスナーエレメント(3,3)の噛合頭部を
ファスナーテープ(2,2)のエレメント取付部側端縁から
露出した状態で超音波エネルギーが超音波ホーン(13)に
加えられ、これによりパンチガイド(19)の前記突出部(2
2a,22b)間のファスナーエレメント(3,3)の噛合頭部がパ
ンチ(27,27)により切断された補充材(30,30)とともに溶
融されて、第9図及び第10図に示すような上止部(9,
9)が形成される。
その後、基台(10)、ハンマー(11,11)及びパンチ(27,27)
が下降し、チェーンセットクランパー(12)と超音波ホー
ン(13)とが上昇した後、再びファスナーチェーンが所定
長さ搬送されて、次の上止部を形成する作業に移行す
る。基台(10)の下降時に、補充材(30,30)は先端部分が
ガイド孔(26,26)内に送り込まれる。
考案の効果 以上、説明したように、本考案によれば、上下動可能な
基台の上面に、当該基台の上昇に伴い左右一対のファス
ナーストリンガーの夫々のファスナーエレメントに当接
して折返し部をファスナーテープに密着せしめるよう支
持するチェーンガイド突条を、超音波ホーンとで左右一
対のファスナーストリンガーの夫々のファスナーエレメ
ントに上止部を成形するパンチガイドと近接して設けた
ので、従来の上止部成形装置において隠しスライドファ
スナーチェーンを緊張した状態に挟持することに付随し
て偶発的に起こるファスナーテープの折返し部の開き、
或いはファスナーエレメントの垂れ下がりが確実に防止
され、これにより、上止部成形部に、ファスナーテープ
の縁部(折返し部の内側部分)を溶着したり、ファスナ
ーエレメントを変形した状態で溶着したりすることな
く、ファスナーテープのファスナーエレメントに上止部
を成形することができ、製品の品質が格段に向上すると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による装置の斜視図、 第2図は、隠しスライドファスナーの平面図、 第3図は、第2図のIII−III線断面図、 第4図(イ)、(ロ)は、本考案装置の基台に設けたチ
ェーンガイド突条の作用説明図、 第5図から第8図までは、本考案装置の動作を示す図、 第9図は、上止部が成形された隠しスライドファスナー
を示す平面図、 第10図は、成形された上止部の拡大平面図である。 (1):ファスナーストリンガー、 (2):ファスナーテープ、 (3):ファスナーエレメント、 (10):基台、(11):ハンマー、 (13):超音波ホーン、 (22a,22b):第1、第2突出部、 (40,41)クランプ手段、 (42):チェーンガイド突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のファスナーテープ(2,2)の対向する
    一側縁に折返し部(5,5)を有し、当該両折返し部(5,5)の
    夫々に互いに噛合可能なファスナーエレメント(3,3)を
    取り付けた左右一対のファスナーストリンガー(1,1)か
    ら成る長尺の隠しスライドファスナーチェーンに上止部
    (9)を成形する上止部成形装置であって、 前記隠しスライドファスナーチェーンが一定方向に移送
    される移送路の下方に配置された上下動可能な基台(10)
    と、前記基台(10)上において移送路の上流側と下流側に
    夫々配置されて隠しスライドファスナーチェーンを緊張
    状態に挟持する第1と第2のクランパ手段(40,41)と、
    前記移送路の上方に基台(10)と対向して配置された上下
    動可能な超音波ホーン(13)と、前記基台(10)の両側に進
    退自在に配置され、当該基台(10)の上面略中央に向け前
    進して左右一対のファスナーストリンガー(1,1)の夫々
    のファスナーエレメント(3,3)を折返し部(5,5)より押し
    出す一対のハンマー(11,11)と、前記基台(10)の上面略
    中央に形成され、当該基台(10)が上昇したとき左右一対
    のファスナーストリンガー(1,1)の間に突入して夫々の
    ファスナーテープ(2,2)の折返し部(5,5)の先端を拡開し
    た状態に保持し、かつ上記ハンマー(11,11)により押し
    出されたファスナーエレメント(3,3)をその状態に保持
    する第1と第2の突出部(22a,22b)及び当該両突出部(22
    a,22b)間に設けられ上記超音波ホーン(13)が下降して当
    接するガイド壁(21)を一体に有し、上記超音波ホーン(1
    3)と第1及び第2の突出部(22a,22b)とで夫々のファス
    ナーエレメント(3,3)に上止部(9,9)を成形するパンチガ
    イド(19)と、同基台(10)の上面において上記パンチガイ
    ド(19)に近接して配置され、当該基台(10)の上昇に伴い
    左右一対のファスナーストリンガー(1,1)の夫々のファ
    スナーエレメント(3,3)に当接して折返し部(5,5)をファ
    スナーテープ(2,2)に密着せしめるよう支持するチェー
    ンガイド突条(42)とを備えて成る隠しスライドファスナ
    ーの上止部成形装置。
JP1987023837U 1987-02-20 1987-02-20 隠しスライドフアスナ−の上止部成形装置 Expired - Lifetime JPH0622252Y2 (ja)

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JPS63131621U JPS63131621U (ja) 1988-08-29
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