JPH06222211A - フイルタ−材 - Google Patents
フイルタ−材Info
- Publication number
- JPH06222211A JPH06222211A JP2976393A JP2976393A JPH06222211A JP H06222211 A JPH06222211 A JP H06222211A JP 2976393 A JP2976393 A JP 2976393A JP 2976393 A JP2976393 A JP 2976393A JP H06222211 A JPH06222211 A JP H06222211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter material
- methacrylic resin
- near infrared
- meth
- acrylate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Filters (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 メタクリル樹脂と、７００〜１２００ｎｍの
波長範囲に吸収極大を有するフタロシアニン系近赤外線
吸収剤とからなり、７００〜１２００ｎｍの波長範囲に
おける最小透過率が１０％以下であることを特徴とする
フイルタ−材である。 【効果】 メタクリル樹脂にフタロシアニン系近赤外線
吸収剤を配合することにより、近赤外域の光を遮蔽する
ことが可能な優れたフイルタ−材を得ることができる。
波長範囲に吸収極大を有するフタロシアニン系近赤外線
吸収剤とからなり、７００〜１２００ｎｍの波長範囲に
おける最小透過率が１０％以下であることを特徴とする
フイルタ−材である。 【効果】 メタクリル樹脂にフタロシアニン系近赤外線
吸収剤を配合することにより、近赤外域の光を遮蔽する
ことが可能な優れたフイルタ−材を得ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は近赤外域の光を選択的に
吸収するメタクリル樹脂製フイルタ−材に関する。
吸収するメタクリル樹脂製フイルタ−材に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年電器機器類はワイヤレスリモコンを
使って離れた場所から操作することができるようになっ
たものが多い。このリモコンは通常送信部には近赤外域
に発光スペクトルのある発光ダイオ−ドが使われ、受信
部には近赤外域に受光感度ピ−クを有するフォトダイオ
−ドやフォトトランジスタ−等から構成されている。こ
れらワイヤレスリモコンを組み込んだテレビ、ビデオデ
ッキ、レ−ザ−ディスクプレ−ヤ−、ステレオ等、多く
のオ−ディオ、ビジュアル機器を一体化した時、機器の
数と同じだけリモコンの数があり、操作が非常に繁雑に
なる。
使って離れた場所から操作することができるようになっ
たものが多い。このリモコンは通常送信部には近赤外域
に発光スペクトルのある発光ダイオ−ドが使われ、受信
部には近赤外域に受光感度ピ−クを有するフォトダイオ
−ドやフォトトランジスタ−等から構成されている。こ
れらワイヤレスリモコンを組み込んだテレビ、ビデオデ
ッキ、レ−ザ−ディスクプレ−ヤ−、ステレオ等、多く
のオ−ディオ、ビジュアル機器を一体化した時、機器の
数と同じだけリモコンの数があり、操作が非常に繁雑に
なる。
【０００３】一つのリモコンで複数の機器類を操作する
ためには、各種機器が反応するようにしたりリモコンを
用いて専用の送信経路を設ければよいが、リモコン送信
機の発する近赤外線が直接各機器の受信機に到達しない
ようにしなければならない。
ためには、各種機器が反応するようにしたりリモコンを
用いて専用の送信経路を設ければよいが、リモコン送信
機の発する近赤外線が直接各機器の受信機に到達しない
ようにしなければならない。
【０００４】近赤外線を遮断するために、オ−ディオ、
ビジュアル機器の全面に不透明な板を設置する方法もあ
るが、各種機器が見えた方が実用的にもデザイン的にも
優れている。したがって可視光は透過するが近赤外線を
遮断するフィルタ−が必要となる。
ビジュアル機器の全面に不透明な板を設置する方法もあ
るが、各種機器が見えた方が実用的にもデザイン的にも
優れている。したがって可視光は透過するが近赤外線を
遮断するフィルタ−が必要となる。
【０００５】近赤外線を吸収する性能をメタクリル樹脂
に付与する方法として、近赤外線吸収剤をメタクリル樹
脂に練り込んで板状に成形して製造する方法がある。し
かし近赤外線吸収剤としては金属錯体系、アントラキノ
ン系、アミニウム系などがあるが、これらを高温で樹脂
と混練すると近赤外線吸収性能が著しく低下してしまう
という欠点があった。
に付与する方法として、近赤外線吸収剤をメタクリル樹
脂に練り込んで板状に成形して製造する方法がある。し
かし近赤外線吸収剤としては金属錯体系、アントラキノ
ン系、アミニウム系などがあるが、これらを高温で樹脂
と混練すると近赤外線吸収性能が著しく低下してしまう
という欠点があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは良好な近
赤外線吸収性能を安定して有するフイルタ−材について
鋭意検討を重ねた結果、フタロシアニン系近赤外線吸収
剤をメタクリル樹脂に配合することにより目的を達成で
きることを見いだした。
赤外線吸収性能を安定して有するフイルタ−材について
鋭意検討を重ねた結果、フタロシアニン系近赤外線吸収
剤をメタクリル樹脂に配合することにより目的を達成で
きることを見いだした。
【０００７】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、メタ
クリル樹脂と、７００〜１２００ｎｍの波長範囲に吸収
極大を有するフタロシアニン系近赤外線吸収剤とからな
り、７００〜１２００ｎｍの波長範囲における最小透過
率が１０％以下であることを特徴とするフイルタ−材に
関する。
クリル樹脂と、７００〜１２００ｎｍの波長範囲に吸収
極大を有するフタロシアニン系近赤外線吸収剤とからな
り、７００〜１２００ｎｍの波長範囲における最小透過
率が１０％以下であることを特徴とするフイルタ−材に
関する。
【０００８】以下本発明を詳細に説明する。本発明にお
いて用いるメタクリル樹脂は、メタクリル酸メチル単独
重合体あるいはメタクリル酸メチル単位５０重量％以上
と、これと共重合可能な単量体５０重量％以下とからな
る重合体である。メタクリル酸メチルと共重合可能な単
量体としては、アクリル酸メチル、（メタ）アクリル酸
エチル、（メタ）アクリル酸ブチル、（メタ）アクリル
酸−２−エチルヘキシル、（メタ）アクリル酸シクロヘ
キシル、（メタ）アクリル酸−２−ヒドロキシエチル、
（メタ）アクリル酸−２−ヒドロキプロピル、、（メ
タ）アクリル酸ジメチルアミノエチル等の（メタ）アク
リル酸エステル類、エチレングリコールジ（メタ）アク
リレート、トリエチレングリールジ（メタ）アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ（メタ）アクリレート、
トリメチロールプロパントリ（メタ）アクリレート等の
（メタ）アクリル酸多価エステル類、（メタ）アクリル
酸、（メタ）アクリルアミド、マレイン酸、アクリロニ
トリル、スチレン、α−メチルスチレン等があげられ、
これらの一種または二種以上の単量体が用いられる。
いて用いるメタクリル樹脂は、メタクリル酸メチル単独
重合体あるいはメタクリル酸メチル単位５０重量％以上
と、これと共重合可能な単量体５０重量％以下とからな
る重合体である。メタクリル酸メチルと共重合可能な単
量体としては、アクリル酸メチル、（メタ）アクリル酸
エチル、（メタ）アクリル酸ブチル、（メタ）アクリル
酸−２−エチルヘキシル、（メタ）アクリル酸シクロヘ
キシル、（メタ）アクリル酸−２−ヒドロキシエチル、
（メタ）アクリル酸−２−ヒドロキプロピル、、（メ
タ）アクリル酸ジメチルアミノエチル等の（メタ）アク
リル酸エステル類、エチレングリコールジ（メタ）アク
リレート、トリエチレングリールジ（メタ）アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ（メタ）アクリレート、
トリメチロールプロパントリ（メタ）アクリレート等の
（メタ）アクリル酸多価エステル類、（メタ）アクリル
酸、（メタ）アクリルアミド、マレイン酸、アクリロニ
トリル、スチレン、α−メチルスチレン等があげられ、
これらの一種または二種以上の単量体が用いられる。
【０００９】メタクリル樹脂の製造法は特に限定され
ず、通常の塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合法、溶液
重合法で製造される。
ず、通常の塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合法、溶液
重合法で製造される。
【００１０】次に本発明において用いられる７００〜１
２００ｎｍの波長範囲に吸収極大を有するフタロシアニ
ン系近赤外線吸収剤の具体例としては、日本触媒製ＴＸ
−３０４Ａ、ＴＸ−３０５Ａ等をあげることができる。
２００ｎｍの波長範囲に吸収極大を有するフタロシアニ
ン系近赤外線吸収剤の具体例としては、日本触媒製ＴＸ
−３０４Ａ、ＴＸ−３０５Ａ等をあげることができる。
【００１１】本発明におけるフイルタ−材の７００〜１
２００ｎｍの波長範囲における透過率の最小値が１０％
以下となるようにするためのフタロシアニン系近赤外線
吸収剤の濃度は、板厚によっても異なるが、メタクリル
樹脂１００重量部に対して０．００１〜１重量部、好ま
しくは０．０１〜０．５重量部である。０．００１重量
部未満の場合は近赤外線吸収能の向上が十分でなく、１
重量部を越えると可視光線を実質的に透過しなくなり、
これ以上添加しても効果があがらない。
２００ｎｍの波長範囲における透過率の最小値が１０％
以下となるようにするためのフタロシアニン系近赤外線
吸収剤の濃度は、板厚によっても異なるが、メタクリル
樹脂１００重量部に対して０．００１〜１重量部、好ま
しくは０．０１〜０．５重量部である。０．００１重量
部未満の場合は近赤外線吸収能の向上が十分でなく、１
重量部を越えると可視光線を実質的に透過しなくなり、
これ以上添加しても効果があがらない。
【００１２】本発明において、近赤外線吸収剤をメタク
リル樹脂に含有させる方法は特に制限はなく、任意の方
法を採用することができる。例えばメタクリル樹脂と近
赤外線吸収剤を適当な方法で予備混合し、押出し機で溶
融混練し染顔料、離型剤、帯電防止剤、酸化防止剤、安
定剤、改質剤等の添加剤と一緒に含有させることも可能
である。
リル樹脂に含有させる方法は特に制限はなく、任意の方
法を採用することができる。例えばメタクリル樹脂と近
赤外線吸収剤を適当な方法で予備混合し、押出し機で溶
融混練し染顔料、離型剤、帯電防止剤、酸化防止剤、安
定剤、改質剤等の添加剤と一緒に含有させることも可能
である。
【００１３】本発明のフイルタ−材は上記のようにして
製造された板状物をそのまままたは適宜加工して用いる
ことができる。本発明によって得られるメタクリル系樹
脂製フィルタ−材は可視光線を通すのでフィルタ−の向
う側を透視することができると同時に、近赤外域の光を
遮断するので不必要な送信機からの信号による誤差動を
防ぐことができる。
製造された板状物をそのまままたは適宜加工して用いる
ことができる。本発明によって得られるメタクリル系樹
脂製フィルタ−材は可視光線を通すのでフィルタ−の向
う側を透視することができると同時に、近赤外域の光を
遮断するので不必要な送信機からの信号による誤差動を
防ぐことができる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明を具体的実施例をもって説明す
るが、これらの実施例に限定されるものではない。な
お、実施例中において部は重量部を表し、また得られた
近赤外線吸収板の透過スペクトルは日立製作所製の分光
光度計（Ｕ−３４１０型）で測定した。 実施例１ メタクリル樹脂（クラレ製パラペットＥＨ）１００部に
フタロシアニン系近赤外線吸収剤としてＴＸ−３０５Ａ
（日本触媒製）０．０２部を混合し、これを混練機（東
洋精機製作所製ラポプラストミルＭＥ型）で２５０℃に
加熱して混練した。次に混練物を圧縮成形機（神藤金属
製作所製）でプレス成形して板厚３ｍｍ樹脂板を得た。
るが、これらの実施例に限定されるものではない。な
お、実施例中において部は重量部を表し、また得られた
近赤外線吸収板の透過スペクトルは日立製作所製の分光
光度計（Ｕ−３４１０型）で測定した。 実施例１ メタクリル樹脂（クラレ製パラペットＥＨ）１００部に
フタロシアニン系近赤外線吸収剤としてＴＸ−３０５Ａ
（日本触媒製）０．０２部を混合し、これを混練機（東
洋精機製作所製ラポプラストミルＭＥ型）で２５０℃に
加熱して混練した。次に混練物を圧縮成形機（神藤金属
製作所製）でプレス成形して板厚３ｍｍ樹脂板を得た。
【００１５】得られた樹脂板の透過スペクトルを測定し
た。その結果図１に示すが、近赤外線をよく遮蔽してお
り、フイルタ−材として優れた性能を有していた。 実施例２ メタクリル樹脂１００部にＴＸ−３０５Ａを０．０１部
を混合した後実施例１と同様にして混練、成形して５ｍ
ｍ板を得た。この樹脂板の透過スペクトルを図２に示す
が、フイルタ−材として優れた近赤外線遮蔽性能を有し
ていた。 実施例３ メタクリル樹脂１００部にＴＸ−３０４Ａ（日本触媒
製）を０．０５部を混合した後、実施例１と同様にして
混練、成形して２ｍｍ板を得た。この樹脂板の透過スペ
クトルを図３に示すが、フイルタ−材として優れた近赤
外線遮蔽性能を有していた。
た。その結果図１に示すが、近赤外線をよく遮蔽してお
り、フイルタ−材として優れた性能を有していた。 実施例２ メタクリル樹脂１００部にＴＸ−３０５Ａを０．０１部
を混合した後実施例１と同様にして混練、成形して５ｍ
ｍ板を得た。この樹脂板の透過スペクトルを図２に示す
が、フイルタ−材として優れた近赤外線遮蔽性能を有し
ていた。 実施例３ メタクリル樹脂１００部にＴＸ−３０４Ａ（日本触媒
製）を０．０５部を混合した後、実施例１と同様にして
混練、成形して２ｍｍ板を得た。この樹脂板の透過スペ
クトルを図３に示すが、フイルタ−材として優れた近赤
外線遮蔽性能を有していた。
【００１６】
【発明の効果】本発明は以上述べたようにメタクリル樹
脂にフタロシアニン系近赤外線吸収剤を配合することに
より、近赤外域の光を遮蔽することが可能な優れたフイ
ルタ−材を得ることができる。
脂にフタロシアニン系近赤外線吸収剤を配合することに
より、近赤外域の光を遮蔽することが可能な優れたフイ
ルタ−材を得ることができる。
【図１】透過スペクトルを表した図である。
【図２】透過スペクトルを表した図である。
【図３】透過スペクトルを表した図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 メタクリル樹脂と、７００〜１２００ｎ
ｍの波長範囲に吸収極大を有するフタロシアニン系近赤
外線吸収剤とからなり、７００〜１２００ｎｍの波長範
囲における最小透過率が１０％以下であることを特徴と
するフイルタ−材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2976393A JPH06222211A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | フイルタ−材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2976393A JPH06222211A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | フイルタ−材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06222211A true JPH06222211A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=12285104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2976393A Pending JPH06222211A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | フイルタ−材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06222211A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997046897A1 (fr) * | 1996-06-03 | 1997-12-11 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Filtre pdp et dispositif pdp |
| US6282018B1 (en) | 1998-09-28 | 2001-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical element and optical device having it |
| WO2015166779A1 (ja) * | 2014-05-01 | 2015-11-05 | 富士フイルム株式会社 | 着色組成物、膜、カラーフィルタ、パターン形成方法、カラーフィルタの製造方法、固体撮像素子および赤外線センサ |
| WO2016190162A1 (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-01 | 富士フイルム株式会社 | 着色組成物、膜、カラーフィルタ、パターン形成方法、カラーフィルタの製造方法、固体撮像素子および赤外線センサ |
| WO2019054281A1 (ja) * | 2017-09-15 | 2019-03-21 | 富士フイルム株式会社 | 組成物、膜、積層体、赤外線透過フィルタ、固体撮像素子および赤外線センサ |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP2976393A patent/JPH06222211A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997046897A1 (fr) * | 1996-06-03 | 1997-12-11 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Filtre pdp et dispositif pdp |
| US6282018B1 (en) | 1998-09-28 | 2001-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical element and optical device having it |
| WO2015166779A1 (ja) * | 2014-05-01 | 2015-11-05 | 富士フイルム株式会社 | 着色組成物、膜、カラーフィルタ、パターン形成方法、カラーフィルタの製造方法、固体撮像素子および赤外線センサ |
| JPWO2015166779A1 (ja) * | 2014-05-01 | 2017-04-20 | 富士フイルム株式会社 | 着色組成物、膜、カラーフィルタ、パターン形成方法、カラーフィルタの製造方法、固体撮像素子および赤外線センサ |
| US10578966B2 (en) | 2014-05-01 | 2020-03-03 | Fujifilm Corporation | Coloring composition, film, color filter, pattern forming method, method of manufacturing color filter, solid image pickup element, and infrared sensor |
| WO2016190162A1 (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-01 | 富士フイルム株式会社 | 着色組成物、膜、カラーフィルタ、パターン形成方法、カラーフィルタの製造方法、固体撮像素子および赤外線センサ |
| US10829641B2 (en) | 2015-05-22 | 2020-11-10 | Fujifilm Corporation | Coloring composition, film, color filter, pattern forming method, method for manufacturing color filter, solid image pickup element, and infrared sensor |
| WO2019054281A1 (ja) * | 2017-09-15 | 2019-03-21 | 富士フイルム株式会社 | 組成物、膜、積層体、赤外線透過フィルタ、固体撮像素子および赤外線センサ |
| EP3683605A4 (en) * | 2017-09-15 | 2020-09-23 | FUJIFILM Corporation | COMPOSITION, FILM, LAMINATE, INFRARED TRANSMISSION FILTER, SEMICONDUCTOR IMAGING DEVICE AND INFRARED SENSOR |
| JPWO2019054281A1 (ja) * | 2017-09-15 | 2020-10-22 | 富士フイルム株式会社 | 組成物、膜、積層体、赤外線透過フィルタ、固体撮像素子および赤外線センサ |
| US11592604B2 (en) | 2017-09-15 | 2023-02-28 | Fujifilm Corporation | Composition, film, laminate, infrared transmitting filter, solid image pickup element, and infrared sensor |
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