JPH06222028A - NOxセンサ - Google Patents
NOxセンサInfo
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- JPH06222028A JPH06222028A JP1205193A JP1205193A JPH06222028A JP H06222028 A JPH06222028 A JP H06222028A JP 1205193 A JP1205193 A JP 1205193A JP 1205193 A JP1205193 A JP 1205193A JP H06222028 A JPH06222028 A JP H06222028A
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- nox
- perovskite
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Abstract
(57)【要約】
【目的】半導体を感応部に利用したNOx センサであっ
て高感度のNOx センサを提供する。 【構成】Laを含有するペロブスカイト型酸化物および
/またはLaを含有するペロブスカイト類似型酸化物か
らなる感応部1と、この感応部1の導電性を測定する導
電性測定部2とを少なくとも備え、前記導電性測定部2
による測定結果をもとに被験ガスとの接触に起因する前
記感応部1の導電性の変化を検出して前記被験ガス中の
NOx を検知することを特徴とするNOx センサ。
て高感度のNOx センサを提供する。 【構成】Laを含有するペロブスカイト型酸化物および
/またはLaを含有するペロブスカイト類似型酸化物か
らなる感応部1と、この感応部1の導電性を測定する導
電性測定部2とを少なくとも備え、前記導電性測定部2
による測定結果をもとに被験ガスとの接触に起因する前
記感応部1の導電性の変化を検出して前記被験ガス中の
NOx を検知することを特徴とするNOx センサ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNOx センサに係り、特
に、NO2 の有無に応じて導電性が変化する半導体を感
応部に用いて、この半導体の導電性の変化を検出するこ
とにより被験ガス中のNOx を検知するNOx センサに
関する。
に、NO2 の有無に応じて導電性が変化する半導体を感
応部に用いて、この半導体の導電性の変化を検出するこ
とにより被験ガス中のNOx を検知するNOx センサに
関する。
【0002】
【従来の技術】一酸化窒素(NO)や二酸化窒素(NO
2 )等の窒素酸化物(NOx )は大気汚染、酸性雨、光
化学スモッグ等の原因物質の一つであるため、ボイラー
やエンジン等からの排気ガス中に含まれる窒素酸化物を
低減することが地球的規模で強く求められている。そし
て、NOx の低減を図るためには、まず排気ガス中のN
Ox 量を測定することが重要であることから、種々の測
定機器が開発されている。
2 )等の窒素酸化物(NOx )は大気汚染、酸性雨、光
化学スモッグ等の原因物質の一つであるため、ボイラー
やエンジン等からの排気ガス中に含まれる窒素酸化物を
低減することが地球的規模で強く求められている。そし
て、NOx の低減を図るためには、まず排気ガス中のN
Ox 量を測定することが重要であることから、種々の測
定機器が開発されている。
【0003】従来より、NOx 量の測定には常圧化学発
光法が利用されてきた。この方法は、NOをO3 と反応
させてNO2 を生成させ、このときに生じる発光の強度
を測定するものである。この常圧化学発光法では、被験
ガス中にNO2 が含まれる場合には、これを一旦NOに
変換した後、生じたNOを再びO3 と反応させてNO2
を生成させる必要がある。従って、常圧化学発光法は、
煩雑な分析作業を必要とする、測定に長時間を要する等
の難点があるため、現在では、より簡便にNOx 量を測
定するための機器として半導体を利用した測定機器の開
発が進められている。
光法が利用されてきた。この方法は、NOをO3 と反応
させてNO2 を生成させ、このときに生じる発光の強度
を測定するものである。この常圧化学発光法では、被験
ガス中にNO2 が含まれる場合には、これを一旦NOに
変換した後、生じたNOを再びO3 と反応させてNO2
を生成させる必要がある。従って、常圧化学発光法は、
煩雑な分析作業を必要とする、測定に長時間を要する等
の難点があるため、現在では、より簡便にNOx 量を測
定するための機器として半導体を利用した測定機器の開
発が進められている。
【0004】例えば特開昭52−36094号公報に
は、V2 05 ,Ca2 O3 ,CuO,Mo2 O8 ,Cu
Cr2 O4 ,Fe2 O3 ,NiO,Co3 O4 ,MnO
2 ,CeO2 ,Al2 O3 ,ZnO,TiO等の酸化物
またはこれらにAg,Ba,Cr,Pt等をドープした
酸化物の単結晶膜または多結晶膜を用い、この膜の電気
抵抗がNO2 ガスの吸着に伴って変化することを利用し
て窒素酸化物の濃度を測定する装置が開示されている。
また、特開昭58−11844号公報には、特定のSn
O2 薄膜を用い、この薄膜の電気抵抗がNO2 ガスの吸
着に伴って変化することを利用したNO2 ガス検知器が
開示されている。そして、特開昭60−155955号
公報には、酸化インジウムと酸化サマリウムとを所定量
混合してなる金属酸化物半導体薄膜を用い、この半導体
薄膜の電気抵抗がNOガスとの接触の有無に応じて変化
することを利用した窒素酸化物検出素子が開示されてい
る。
は、V2 05 ,Ca2 O3 ,CuO,Mo2 O8 ,Cu
Cr2 O4 ,Fe2 O3 ,NiO,Co3 O4 ,MnO
2 ,CeO2 ,Al2 O3 ,ZnO,TiO等の酸化物
またはこれらにAg,Ba,Cr,Pt等をドープした
酸化物の単結晶膜または多結晶膜を用い、この膜の電気
抵抗がNO2 ガスの吸着に伴って変化することを利用し
て窒素酸化物の濃度を測定する装置が開示されている。
また、特開昭58−11844号公報には、特定のSn
O2 薄膜を用い、この薄膜の電気抵抗がNO2 ガスの吸
着に伴って変化することを利用したNO2 ガス検知器が
開示されている。そして、特開昭60−155955号
公報には、酸化インジウムと酸化サマリウムとを所定量
混合してなる金属酸化物半導体薄膜を用い、この半導体
薄膜の電気抵抗がNOガスとの接触の有無に応じて変化
することを利用した窒素酸化物検出素子が開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
を利用した上述の測定機器には、常圧化学発光法を利用
した測定機器に比べて操作が簡便ではあるものの、十分
なNOx 感度を有しているとはいい難いという問題点が
あった。本発明の目的は、半導体を感応部に利用したN
Ox センサであって高感度のNOx センサを提供するこ
とにある。
を利用した上述の測定機器には、常圧化学発光法を利用
した測定機器に比べて操作が簡便ではあるものの、十分
なNOx 感度を有しているとはいい難いという問題点が
あった。本発明の目的は、半導体を感応部に利用したN
Ox センサであって高感度のNOx センサを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のNOx センサは、Laを含有するペロブスカイト型
酸化物および/またはLaを含有するペロブスカイト類
似型酸化物からなる感応部と、この感応部の導電性を測
定する導電性測定部とを少なくとも備え、前記導電性測
定部による測定結果をもとに被験ガスとの接触に起因す
る前記感応部の導電性の変化を検出して前記被験ガス中
のNOx を検知することを特徴とする。
明のNOx センサは、Laを含有するペロブスカイト型
酸化物および/またはLaを含有するペロブスカイト類
似型酸化物からなる感応部と、この感応部の導電性を測
定する導電性測定部とを少なくとも備え、前記導電性測
定部による測定結果をもとに被験ガスとの接触に起因す
る前記感応部の導電性の変化を検出して前記被験ガス中
のNOx を検知することを特徴とする。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
NOx センサにおいて、感応部は上述したようにLaを
含有するペロブスカイト型酸化物および/またはLaを
含有するペロブスカイト類似型酸化物からなる。これら
の酸化物は、酸素欠損を有していてもよい。
NOx センサにおいて、感応部は上述したようにLaを
含有するペロブスカイト型酸化物および/またはLaを
含有するペロブスカイト類似型酸化物からなる。これら
の酸化物は、酸素欠損を有していてもよい。
【0008】La含有ペロブスカイト型酸化物の好まし
い例としては、La1-x Ax BO3で表される酸化物が
挙げられる。ここで、Aはアルカリ土類金属および希土
類金属からなる群より選択される少なくとも1種の元素
を示す。上記Aのアルカリ土類金属としては、Mg,C
a,Sr,Ba等を挙げることができ、また希土類金属
としては、Y,Ce,Sm,Gd等を挙げることができ
る。また、xは0≦x<1を満たす数である。また、B
は遷移金属およびSbからなる群より選択される少なく
とも1種の元素(ただしLaを除き、かつA≠Bであ
る)を示す。ここに、Bの遷移金属としては、Ti,
V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Zr,Ta,N
b,Mo,Ru,Rh,Pd,Zn,Cd,Cu等を挙
げることができる。
い例としては、La1-x Ax BO3で表される酸化物が
挙げられる。ここで、Aはアルカリ土類金属および希土
類金属からなる群より選択される少なくとも1種の元素
を示す。上記Aのアルカリ土類金属としては、Mg,C
a,Sr,Ba等を挙げることができ、また希土類金属
としては、Y,Ce,Sm,Gd等を挙げることができ
る。また、xは0≦x<1を満たす数である。また、B
は遷移金属およびSbからなる群より選択される少なく
とも1種の元素(ただしLaを除き、かつA≠Bであ
る)を示す。ここに、Bの遷移金属としては、Ti,
V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Zr,Ta,N
b,Mo,Ru,Rh,Pd,Zn,Cd,Cu等を挙
げることができる。
【0009】La1-x Ax BO3 で表されるLa含有ペ
ロブスカイト型酸化物の具体例としては、LaCo
O3 ,La1-x rx CoO3 (0<x<1),LaMn
O3 ,La1-x Srx MnO3 (0<x<1),LaN
iO3 ,La1-x Srx NiO3(0<x<1),La
1-x Cax CoO3 (0<x<1),LaFeO3 ,L
a1-x Srx FeO3 (0<x<1),La1-x Bax
MnO3 (0<x<1),LaCuO3 ,LaSbO3
等を挙げることができる。
ロブスカイト型酸化物の具体例としては、LaCo
O3 ,La1-x rx CoO3 (0<x<1),LaMn
O3 ,La1-x Srx MnO3 (0<x<1),LaN
iO3 ,La1-x Srx NiO3(0<x<1),La
1-x Cax CoO3 (0<x<1),LaFeO3 ,L
a1-x Srx FeO3 (0<x<1),La1-x Bax
MnO3 (0<x<1),LaCuO3 ,LaSbO3
等を挙げることができる。
【0010】一方、La含有ペロブスカイト類似型酸化
物の好ましい例としては、La2-yAy BO4 で表され
る酸化物が挙げられる。ここで、Aはアルカリ土類金属
および希土類金属からなる群より選択される少なくとも
1種の元素を示し、Bは遷移金属およびSbからなる群
より選択される少なくとも1種の元素(ただしLaを除
き、かつA≠Bである)を示す。また、yは0≦y<2
を満たす数である。Aのアルカリ土類金属および希土類
金属の具体例およびBの遷移金属の具体例は、La含有
ペロブスカイト型酸化物で説明したとおりである。
物の好ましい例としては、La2-yAy BO4 で表され
る酸化物が挙げられる。ここで、Aはアルカリ土類金属
および希土類金属からなる群より選択される少なくとも
1種の元素を示し、Bは遷移金属およびSbからなる群
より選択される少なくとも1種の元素(ただしLaを除
き、かつA≠Bである)を示す。また、yは0≦y<2
を満たす数である。Aのアルカリ土類金属および希土類
金属の具体例およびBの遷移金属の具体例は、La含有
ペロブスカイト型酸化物で説明したとおりである。
【0011】La2-y Ay BO4 で表されるLa含有ペ
ロブスカイト類似型酸化物の具体例としては、La2 C
uO4 ,La2 FeO4 ,La2-y Mgy CuO4 (0
<y<2),La2-y Cey CuO4 (0<y<2),
La2-y Cay CuO4 (0<y<2),La2-y Sr
y CuO4 (0<y<2),La2-y Bay CuO
4(0<y<2),La2-y Cey FeO4 (0<y<
2),La2-y Cay FeO4 (0<y<2),La
2-y Sry FeO4 (0<y<2),La2-y BayF
eO4 (0<y<2)等を挙げることができる。
ロブスカイト類似型酸化物の具体例としては、La2 C
uO4 ,La2 FeO4 ,La2-y Mgy CuO4 (0
<y<2),La2-y Cey CuO4 (0<y<2),
La2-y Cay CuO4 (0<y<2),La2-y Sr
y CuO4 (0<y<2),La2-y Bay CuO
4(0<y<2),La2-y Cey FeO4 (0<y<
2),La2-y Cay FeO4 (0<y<2),La
2-y Sry FeO4 (0<y<2),La2-y BayF
eO4 (0<y<2)等を挙げることができる。
【0012】感応部の形状は特に限定されるものではな
く、目的とするNOx センサの用途等に応じて薄膜状、
薄板状、バルク状等、適宜選択される。薄膜状の感応部
は、例えば、目的とする感応部の組成に応じた金属塩や
金属錯体の有機溶媒溶液または目的とする感応部の組成
に応じた金属アルコキシドを用いたゾル溶液を、ディッ
プコート法、スプレー法、スピンコート法等により電気
絶縁性基材上にコーティングし、この後に熱処理するこ
とにより得られる。膜厚を厚くしたい場合は、前述の操
作を所望回数繰り返す。また、スパッタリング法や真空
蒸着法等のPVD法、CVD法、スクリーン印刷法、プ
ラズマ溶射法等によっても、薄膜の感応部を得ることが
できる。
く、目的とするNOx センサの用途等に応じて薄膜状、
薄板状、バルク状等、適宜選択される。薄膜状の感応部
は、例えば、目的とする感応部の組成に応じた金属塩や
金属錯体の有機溶媒溶液または目的とする感応部の組成
に応じた金属アルコキシドを用いたゾル溶液を、ディッ
プコート法、スプレー法、スピンコート法等により電気
絶縁性基材上にコーティングし、この後に熱処理するこ
とにより得られる。膜厚を厚くしたい場合は、前述の操
作を所望回数繰り返す。また、スパッタリング法や真空
蒸着法等のPVD法、CVD法、スクリーン印刷法、プ
ラズマ溶射法等によっても、薄膜の感応部を得ることが
できる。
【0013】なお、上述した金属塩や金属錯体として
は、硝酸塩,硫酸塩等の無機系酸素酸塩、塩酸塩,クロ
ロ金属酸,その塩類等のハロゲン化物類など各種の無機
系塩または無機系錯塩、酢酸塩,蓚酸塩等のカルボン酸
塩、アセチルアセトナート等の有機金属錯体等、種々の
ものを用いることができる。また、有機溶媒としても種
々のものを用いることができるが、特に、セルソルブ、
アルコキシアルカノール類、ポリエチレングリコールモ
ノアルキルエーテル類、環状エーテル系アルコール類、
アルカノールアミン類、アミノアルコール類、イミノア
ルコール類、環状アミノアルコール類、ヒドロキシアミ
ノ類等、またはこれらの混合溶液を用いることが好まし
い。
は、硝酸塩,硫酸塩等の無機系酸素酸塩、塩酸塩,クロ
ロ金属酸,その塩類等のハロゲン化物類など各種の無機
系塩または無機系錯塩、酢酸塩,蓚酸塩等のカルボン酸
塩、アセチルアセトナート等の有機金属錯体等、種々の
ものを用いることができる。また、有機溶媒としても種
々のものを用いることができるが、特に、セルソルブ、
アルコキシアルカノール類、ポリエチレングリコールモ
ノアルキルエーテル類、環状エーテル系アルコール類、
アルカノールアミン類、アミノアルコール類、イミノア
ルコール類、環状アミノアルコール類、ヒドロキシアミ
ノ類等、またはこれらの混合溶液を用いることが好まし
い。
【0014】薄板状の感応部は、目的とする感応部の組
成に応じた金属や合金、または目的とする感応部の組成
に応じたLa含有ペロブスカイト型酸化物もしくはLa
含有ペロブスカイト類似型酸化物を用いた融体急冷法
や、目的とする感応部の組成に応じたLa含有ペロブス
カイト型酸化物の粉末またはLa含有ペロブスカイト類
似型酸化物の粉末を用いたドクターブレード法等により
得ることができる。
成に応じた金属や合金、または目的とする感応部の組成
に応じたLa含有ペロブスカイト型酸化物もしくはLa
含有ペロブスカイト類似型酸化物を用いた融体急冷法
や、目的とする感応部の組成に応じたLa含有ペロブス
カイト型酸化物の粉末またはLa含有ペロブスカイト類
似型酸化物の粉末を用いたドクターブレード法等により
得ることができる。
【0015】バルク状の感応部は、目的とする感応部の
組成に応じた無機金属塩または有機金属塩を混合した後
に所望形状に成形して焼成することにより、または、こ
の焼成物を粉砕して粉末を得た後にこの粉末を所望形状
に焼結することにより、得ることができる。
組成に応じた無機金属塩または有機金属塩を混合した後
に所望形状に成形して焼成することにより、または、こ
の焼成物を粉砕して粉末を得た後にこの粉末を所望形状
に焼結することにより、得ることができる。
【0016】本発明のNOx センサは、上述した感応部
の他に、この感応部の導電性を測定する導電性測定部を
備えている。導電性測定部による導電性の測定は、電気
抵抗値を測定することで行ってもよいし、一定電圧印加
時における電流値を測定することで行ってもよいし、さ
らには一定電流通電時における電圧値を測定することで
行ってもよい。
の他に、この感応部の導電性を測定する導電性測定部を
備えている。導電性測定部による導電性の測定は、電気
抵抗値を測定することで行ってもよいし、一定電圧印加
時における電流値を測定することで行ってもよいし、さ
らには一定電流通電時における電圧値を測定することで
行ってもよい。
【0017】前述した感応部は、所定の温度下、例えば
100〜500℃(感応部の温度)下においてNO2 ガ
スと接触すると、NO2 量に応じて導電性が変化する。
したがって、被験ガスと感応部とを所定の温度下で接触
させたときの当該感応部の導電性を上述した導電性測定
部により測定し、この測定結果をもとに被験ガスとの接
触に起因する感応部の導電性の変化を検出することによ
り、被験ガス中のNO2 量を検知することができる。
100〜500℃(感応部の温度)下においてNO2 ガ
スと接触すると、NO2 量に応じて導電性が変化する。
したがって、被験ガスと感応部とを所定の温度下で接触
させたときの当該感応部の導電性を上述した導電性測定
部により測定し、この測定結果をもとに被験ガスとの接
触に起因する感応部の導電性の変化を検出することによ
り、被験ガス中のNO2 量を検知することができる。
【0018】このとき、被験ガス中にNO2 とともにN
Oが存在し、これらが熱的平衡状態にあれば、前述した
NO2 量の検知結果と、別の手段によって測定した測定
系内の酸素濃度および測定点の温度とから、被験ガス中
のNO量を算出することができ、これらの値から被験ガ
ス中のNOx (NO2 およびNO)量を算出することが
できる。
Oが存在し、これらが熱的平衡状態にあれば、前述した
NO2 量の検知結果と、別の手段によって測定した測定
系内の酸素濃度および測定点の温度とから、被験ガス中
のNO量を算出することができ、これらの値から被験ガ
ス中のNOx (NO2 およびNO)量を算出することが
できる。
【0019】また、被験ガス中のNO2 とNOとが熱的
平衡状態にない場合は、被験ガス中のNOをO3 や活性
炭担持Pt,Pd,Ag、あるいはFe2 O3 ,Ni
O,Co3 O4 等の触媒によりNO2 に変換した後また
は変換しつつ、当該ガスを前述の感応部に接触させてそ
の導電性を導電性測定部で測定し、前述したようにして
感応部の導電性の変化を検出することにより、被験ガス
中のNOx (NO2 およびNO)量をNO2 換算量とし
て検知することができる。
平衡状態にない場合は、被験ガス中のNOをO3 や活性
炭担持Pt,Pd,Ag、あるいはFe2 O3 ,Ni
O,Co3 O4 等の触媒によりNO2 に変換した後また
は変換しつつ、当該ガスを前述の感応部に接触させてそ
の導電性を導電性測定部で測定し、前述したようにして
感応部の導電性の変化を検出することにより、被験ガス
中のNOx (NO2 およびNO)量をNO2 換算量とし
て検知することができる。
【0020】このように、被験ガス中のNOx 量を検知
するにあたっては、被験ガス中のNO2 とNOとが熱的
平衡状態にあるか否かにより、センサに必要とされる機
能に差異が生じる。したがって、本発明のNOx センサ
の構成もその用途に応じて変化する。
するにあたっては、被験ガス中のNO2 とNOとが熱的
平衡状態にあるか否かにより、センサに必要とされる機
能に差異が生じる。したがって、本発明のNOx センサ
の構成もその用途に応じて変化する。
【0021】例えば、NO2 とNOとが熱的平衡状態に
あることが明らかな被験ガス中のNOx を検知する場合
には、前述した感応部および導電性測定部の他に、下記
〜の機能、すなわち 被験ガスとの接触に起因する感応部の導電性の変化
を検出して、被験ガス中のNO2 量を算出する機能、 上記で算出したNO2 量から被験ガス中のNO量
を算出する機能、 上記で算出したNO2 量と上記で算出したNO
量とから被験ガス中のNOx (NO2 およびNO)量を
算出する機能、 を有する演算部と、この演算部での演算結果を測定者が
確認できる形で出力する出力部とを少なくとも用いて、
本発明のNOx センサが構成される。
あることが明らかな被験ガス中のNOx を検知する場合
には、前述した感応部および導電性測定部の他に、下記
〜の機能、すなわち 被験ガスとの接触に起因する感応部の導電性の変化
を検出して、被験ガス中のNO2 量を算出する機能、 上記で算出したNO2 量から被験ガス中のNO量
を算出する機能、 上記で算出したNO2 量と上記で算出したNO
量とから被験ガス中のNOx (NO2 およびNO)量を
算出する機能、 を有する演算部と、この演算部での演算結果を測定者が
確認できる形で出力する出力部とを少なくとも用いて、
本発明のNOx センサが構成される。
【0022】NO2 とNOとが熱的平衡状態にないこと
が明らかな被験ガス中のNOx を検知する場合には、前
述した感応部および導電性測定部の他に、被験ガス中の
NOをNO2 に変換する触媒からなるコンバータを少な
くとも用いて、本発明のNOx センサが構成される。こ
の場合の最終的なNO2 量は感応部の導電性の測定結果
から比較的容易に換算できるため、例えば、測定結果か
ら換算されるNO2 量を導電性測定用の計測器の表示部
に表示しておくこと等により、特別の演算部および出力
部を設けなくてもNOx (NO2 換算量)を検知するこ
とができる。勿論、感応部の導電性の変化から最終的な
NO2 量を算出する機能を有する演算部、およびこの演
算部での演算結果を測定者が確認できる形で出力する出
力部を設けても差支えない。
が明らかな被験ガス中のNOx を検知する場合には、前
述した感応部および導電性測定部の他に、被験ガス中の
NOをNO2 に変換する触媒からなるコンバータを少な
くとも用いて、本発明のNOx センサが構成される。こ
の場合の最終的なNO2 量は感応部の導電性の測定結果
から比較的容易に換算できるため、例えば、測定結果か
ら換算されるNO2 量を導電性測定用の計測器の表示部
に表示しておくこと等により、特別の演算部および出力
部を設けなくてもNOx (NO2 換算量)を検知するこ
とができる。勿論、感応部の導電性の変化から最終的な
NO2 量を算出する機能を有する演算部、およびこの演
算部での演算結果を測定者が確認できる形で出力する出
力部を設けても差支えない。
【0023】また、被験ガス中のNO2 とNOとが熱的
平衡状態にあるか否か不明である場合には、NO2 とN
Oとが熱的平衡状態にない場合と同様にしてNOx セン
サを構成することが好ましい。いずれの場合において
も、導電性測定部による測定結果をもとに被験ガスとの
接触に起因する感応部の導電性の変化を検出して被験ガ
ス中のNOx を検知する点で同じである。
平衡状態にあるか否か不明である場合には、NO2 とN
Oとが熱的平衡状態にない場合と同様にしてNOx セン
サを構成することが好ましい。いずれの場合において
も、導電性測定部による測定結果をもとに被験ガスとの
接触に起因する感応部の導電性の変化を検出して被験ガ
ス中のNOx を検知する点で同じである。
【0024】なお、本発明のNOx センサを構成する感
応部は、前述したように所定の温度下においてNO2 ガ
スと接触すると、NO2 量に応じて導電性が変化するも
のである。したがって、本発明のNOx センサによりN
Ox を検知するめには、感応部の温度が前述の所定の温
度範囲内であることが必要であるが、被験ガスの種類や
センサの設置場所等によっては特別の加熱機構を設けな
くてもこの条件を満たし得る。したがって、本発明のN
Ox センサは加熱機構を有していてもよいし、有してい
なくてもよい。
応部は、前述したように所定の温度下においてNO2 ガ
スと接触すると、NO2 量に応じて導電性が変化するも
のである。したがって、本発明のNOx センサによりN
Ox を検知するめには、感応部の温度が前述の所定の温
度範囲内であることが必要であるが、被験ガスの種類や
センサの設置場所等によっては特別の加熱機構を設けな
くてもこの条件を満たし得る。したがって、本発明のN
Ox センサは加熱機構を有していてもよいし、有してい
なくてもよい。
【0025】また本発明のNOx センサは、NO2 のみ
を検知するためのNO2 センサとして使用してもよい。
前述したようにNO2 量は感応部の導電性の測定結果か
ら比較的容易に換算できるため、このNO2 センサは少
なくとも前述した感応部および導電性測定部を有してい
れば足りる。勿論、感応部の導電性の変化から最終的な
NO2 量を算出する機能を有する演算部、およびこの演
算部での演算結果を測定者が確認できる形で出力する出
力部を設けても差支えない。
を検知するためのNO2 センサとして使用してもよい。
前述したようにNO2 量は感応部の導電性の測定結果か
ら比較的容易に換算できるため、このNO2 センサは少
なくとも前述した感応部および導電性測定部を有してい
れば足りる。勿論、感応部の導電性の変化から最終的な
NO2 量を算出する機能を有する演算部、およびこの演
算部での演算結果を測定者が確認できる形で出力する出
力部を設けても差支えない。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 実施例1 (1)NOx センサの作製 まず、感応部用の基材として、外径が1.2mmで長さ
が約10mmのアルミナ管に2本の直径0.3mmの白
金リード線を8mmの間隔で固定したものを用意した。
また、酢酸ランタン3.5gと酢酸コバルト2.5gと
を、有機溶媒(メチルセルソルブとジエタノールアミン
とのモル比3:1の混液)90gに溶解させて、コーテ
ィング溶液を調製した。次いで、このコーティング溶液
を上述の基材に塗布した後に800℃で焼成して、基材
表面にLaCoO3 で表されるペロブスカイト型酸化物
の薄膜からなる感応部を形成した。
が約10mmのアルミナ管に2本の直径0.3mmの白
金リード線を8mmの間隔で固定したものを用意した。
また、酢酸ランタン3.5gと酢酸コバルト2.5gと
を、有機溶媒(メチルセルソルブとジエタノールアミン
とのモル比3:1の混液)90gに溶解させて、コーテ
ィング溶液を調製した。次いで、このコーティング溶液
を上述の基材に塗布した後に800℃で焼成して、基材
表面にLaCoO3 で表されるペロブスカイト型酸化物
の薄膜からなる感応部を形成した。
【0027】この後、図1に概略を示すように、アルミ
ナ管に固定された2本の白金リード線を介して感応部1
の電気抵抗値を測定するための計測器を設置して導電性
測定部2とし、この導電性測定部2を演算部3と接続す
ると共に、この演算部3の演算結果を出力する出力部4
を演算部3に接続して、NOx センサ5とした。なお、
演算部3は、空気中での感応部1の電気抵抗値RAir に
対する被験ガス中での感応部1の電気抵抗値RNO2 の比
RNO2 /RAir を算出することにより、被験ガスとの接
触に起因する感応部1の導電性の変化を検出する機能を
有している。
ナ管に固定された2本の白金リード線を介して感応部1
の電気抵抗値を測定するための計測器を設置して導電性
測定部2とし、この導電性測定部2を演算部3と接続す
ると共に、この演算部3の演算結果を出力する出力部4
を演算部3に接続して、NOx センサ5とした。なお、
演算部3は、空気中での感応部1の電気抵抗値RAir に
対する被験ガス中での感応部1の電気抵抗値RNO2 の比
RNO2 /RAir を算出することにより、被験ガスとの接
触に起因する感応部1の導電性の変化を検出する機能を
有している。
【0028】(2)感度の測定 400℃に設定したガス流通可能な電気炉の中に上記
(1)で作製したNOxセンサの感応部を入れ、まず、
この電気炉に空気を流通させたときの感応部の電気抵抗
値RAir を導電性測定部により測定した。次に、NO2
を1000ppm 含んだ空気を電気炉に流通させたときの
感応部の電気抵抗値RNO2 を導電性測定部により測定し
た。この後、演算部にRNO2 /RAir を算出させ、この
結果を出力部により出力した。そして、RNO2 /RAir
の値をNOx センサの感度とした。なお、このNOx セ
ンサは、所定温度下でNO2 と接触すると電気抵抗が低
下するので、高感度のものほどRNO2 /RAir の値は小
さくなる。感度の測定結果を表1に示す。
(1)で作製したNOxセンサの感応部を入れ、まず、
この電気炉に空気を流通させたときの感応部の電気抵抗
値RAir を導電性測定部により測定した。次に、NO2
を1000ppm 含んだ空気を電気炉に流通させたときの
感応部の電気抵抗値RNO2 を導電性測定部により測定し
た。この後、演算部にRNO2 /RAir を算出させ、この
結果を出力部により出力した。そして、RNO2 /RAir
の値をNOx センサの感度とした。なお、このNOx セ
ンサは、所定温度下でNO2 と接触すると電気抵抗が低
下するので、高感度のものほどRNO2 /RAir の値は小
さくなる。感度の測定結果を表1に示す。
【0029】実施例2〜実施例7 (1)NOx センサの作製 まず、表1に示す金属塩および有機溶媒を所定量用いた
コーティング溶液を使用し、かつ表1に示す温度で焼成
した以外は実施例1と同様にして、表1に示すLa含有
ペロブスカイト型酸化物またはLa含有ペロブスカイト
類似型酸化物からなる感応部をそれぞれ形成した。この
後、感応部以外の構成は実施例1と同様にして、それぞ
れNOx センサを作製した。
コーティング溶液を使用し、かつ表1に示す温度で焼成
した以外は実施例1と同様にして、表1に示すLa含有
ペロブスカイト型酸化物またはLa含有ペロブスカイト
類似型酸化物からなる感応部をそれぞれ形成した。この
後、感応部以外の構成は実施例1と同様にして、それぞ
れNOx センサを作製した。
【0030】(2)感度の測定 上記(1)で得られた各NOx センサについて、電気炉
の温度(測定温度)を表1に示す温度とした以外はそれ
ぞれ実施例1と同様にして、感度を測定した。これらの
測定結果を表1に示す。
の温度(測定温度)を表1に示す温度とした以外はそれ
ぞれ実施例1と同様にして、感度を測定した。これらの
測定結果を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】表1から明らかなように、いずれの実施例
のNOx センサもNO2 に対して高い感度を有してい
る。このことから、被験ガス中のNOx を高感度で簡便
に検知することができるNOx センサが得られることが
わかる。
のNOx センサもNO2 に対して高い感度を有してい
る。このことから、被験ガス中のNOx を高感度で簡便
に検知することができるNOx センサが得られることが
わかる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば被
験ガス中のNOx を高感度で簡便に検知することができ
るNOx センサが提供された。
験ガス中のNOx を高感度で簡便に検知することができ
るNOx センサが提供された。
【図1】実施例1で作製したNOx センサの概略を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1…感応部、2…導電性測定部、3…演算部、4…出力
部、5…NOx センサ
部、5…NOx センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 Laを含有するペロブスカイト型酸化物
および/またはLaを含有するペロブスカイト類似型酸
化物からなる感応部と、この感応部の導電性を測定する
導電性測定部とを少なくとも備え、前記導電性測定部に
よる測定結果をもとに被験ガスとの接触に起因する前記
感応部の導電性の変化を検出して前記被験ガス中のNO
x を検知することを特徴とするNOx センサ。 - 【請求項2】 ペロブスカイト型酸化物がLa1-x Ax
BO3 (Aはアルカリ土類金属および希土類金属からな
る群より選択される少なくとも1種の元素を示し、Bは
遷移金属およびSbからなる群より選択される少なくと
も1種の元素を示し、0≦x<1である。)で表される
酸化物であり、ペロブスカイト類似型酸化物がLa2-y
Ay BO4 (Aはアルカリ土類金属および希土類金属か
らなる群より選択される少なくとも1種の元素を示し、
Bは遷移金属およびSbからなる群より選択される少な
くとも1種の元素を示し、0≦y<2である。)で表さ
れる酸化物である、請求項1に記載のNOx センサ。 - 【請求項3】 Laを含有するペロブスカイト型酸化物
および/またはLaを含有するペロブスカイト類似型酸
化物からなることを特徴とするNOx 検知用材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1205193A JPH06222028A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | NOxセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1205193A JPH06222028A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | NOxセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06222028A true JPH06222028A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11794804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1205193A Withdrawn JPH06222028A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | NOxセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06222028A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5705129A (en) * | 1995-04-10 | 1998-01-06 | Ngk Insulators, Ltd. | NOx sensor |
US6006586A (en) * | 1997-03-19 | 1999-12-28 | Ngk Insulators, Ltd. | Method of measuring gas concentration |
US6062064A (en) * | 1997-03-31 | 2000-05-16 | Ngk Insulators, Ltd. | Apparatus for sensing low concentration NOx |
JP2004523731A (ja) * | 2000-10-16 | 2004-08-05 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ガスの混合物を分析する方法および装置 |
JP2005522696A (ja) * | 2002-04-05 | 2005-07-28 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ガスの混合物の分析装置 |
US8043566B2 (en) | 2000-10-16 | 2011-10-25 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method and apparatus for analyzing mixtures of gases |
JP2017020815A (ja) * | 2015-07-07 | 2017-01-26 | 国立大学法人九州工業大学 | ガスセンサ用材料及びその製造方法、並びにこれを用いたガスセンサの製造方法 |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP1205193A patent/JPH06222028A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5705129A (en) * | 1995-04-10 | 1998-01-06 | Ngk Insulators, Ltd. | NOx sensor |
US6006586A (en) * | 1997-03-19 | 1999-12-28 | Ngk Insulators, Ltd. | Method of measuring gas concentration |
US6062064A (en) * | 1997-03-31 | 2000-05-16 | Ngk Insulators, Ltd. | Apparatus for sensing low concentration NOx |
JP2004523731A (ja) * | 2000-10-16 | 2004-08-05 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ガスの混合物を分析する方法および装置 |
US8043566B2 (en) | 2000-10-16 | 2011-10-25 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method and apparatus for analyzing mixtures of gases |
JP2005522696A (ja) * | 2002-04-05 | 2005-07-28 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ガスの混合物の分析装置 |
JP2017020815A (ja) * | 2015-07-07 | 2017-01-26 | 国立大学法人九州工業大学 | ガスセンサ用材料及びその製造方法、並びにこれを用いたガスセンサの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000404 |