JP3469344B2 - 一酸化炭素ガス検知素子 - Google Patents

一酸化炭素ガス検知素子

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JP3469344B2 JP04823095A JP4823095A JP3469344B2 JP 3469344 B2 JP3469344 B2 JP 3469344B2 JP 04823095 A JP04823095 A JP 04823095A JP 4823095 A JP4823095 A JP 4823095A JP 3469344 B2 JP3469344 B2 JP 3469344B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一酸化炭素ガスに選択
的に感応する一酸化炭素ガス検知素子に関する。
【0002】
【従来の技術】人間を初めとする多くの生物にとって、
大気中に一酸化炭素,水素等を含む可燃性ガスが存在す
ることは危険である。特に、一酸化炭素ガスはその含有
量が500ppm程度の微量でも生物にとって生命に危
険が伴うほど毒性が高いため、大気中の一酸化炭素ガス
を選択的に検知することができる素子の発明が従来から
嘱望され、これまでにも種々提案されている。例えば、
特公昭58−4985号公報に開示されているように、
酸素イオン伝導性固体電解質上に一対の白金(Pt)電
極を形成し、そのうちの一方の表面を酸化触媒で覆い、
他方は表面を露出させている。(ここでは、この検知素
子を第1従来例とする。)このような素子を、ヒータに
よって300℃前後の作動温度に保持し、可燃性ガスを
含む空気中に置くと、両電極間の電位差に相当する起電
力であるセンサ出力を発生する。
【0003】また、感応し得るガス(一酸化炭素ガス)
に対する選択性を高めるために、特開昭58−9974
7号公報及び同59−37456号公報には、固体電解
質と酸化能力の異なる2種の触媒で覆われた一対のPt
電極とからなる検知素子が提案されている。(これを第
2従来例とする。)従来提案されているこれらの検知素
子を室内または燃焼機器等に取り付けることで、毒性の
高い一酸化炭素ガスを検知するという使い方が考えられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1従来例として特公
昭58−4985号公報に開示されている検知素子は、
一酸化炭素ガスに対する選択性が劣り、すなわち大気中
に存在する水素ガス、メタンガス等の他の可燃性ガスに
も共通して感応してしまい、誤った検知を行う危険性を
有している。
【0005】一方、第2従来例として特開昭58−99
747号公報及び同59−37456号公報に開示の検
知素子は、一酸化炭素ガスに対する選択性を高めるため
に、酸化能力の異なる2種の触媒を必要としているので
構造的に複雑になる上に、両触媒の経時変化が異なるこ
とから素子特性の経時変化が大きいという不具合があ
る。また、特殊な触媒を使用しているために、素子の作
動温度を300℃程度の比較的低温にしなければならな
い。その結果、YSZ内における酸素イオン伝導性が低
下するため、応答時間(立ち上がり)が遅いばかりか、
検知特性の劣化が早い。何故ならば、触媒に反応して触
媒表面に吸着した炭酸ガス(CO2 )や水分(H2 O)
が低温のために触媒表面から放出され難くなるからであ
る。
【0006】本発明は従来技術における上記問題点を解
決するために為されたもので、その目的とするところ
は、一酸化炭素ガスに対する優れた選択性を有し、一酸
化炭素ガスに選択的に感応し得る一酸化炭素ガス検知素
子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の基本的態様によれば、酸素イオン伝導性固
体電解質からなる基板の表面上に、ペロブスカイト型複
合酸化物からなる一対の電極を形成し、該一対の電極の
一方を酸化触媒で覆ったことを特徴とする一酸化炭素ガ
ス検知素子が提供される。
【0008】本発明の別の態様によれば、上記基本的態
様における一対の電極が前記基板の同一面に形成された
ことを特徴とする一酸化炭素ガス検知素子が提供され
る。
【0009】本発明の更に別の態様によれば、上記基本
的態様における一対の電極が前記基板の異なる面にそれ
ぞれ形成されたことを特徴とする一酸化炭素ガス検知素
子が提供される。
【0010】上記基本的態様における酸素イオン伝導性
固体電解質は、CaO,MgOまたはM23 (Mは
Y、La等の希土類元素)で安定化されたZrO2 、C
aOまたはM23 (MはGd、La等の希土類元素)
とCeO2 との混合物、Y23 ,Gd23 ,Nb2
5 ,WO3 ,SrO,BaOまたはLa23 とBi
23 との混合物からなるグループの中から選ばれる1
つである。
【0011】また、上記基本的態様におけるペロブスカ
イト型複合酸化物は、希土類元素および遷移金属元素の
複合酸化物である。
【0012】更に、上記基本的態様における酸化触媒
は、Mg,Ca,V,Cr,Mn,Fe,Co,Niま
たはCuの酸化物,Ru,Rh,Pt,Pdからなるグ
ループの中から選ばれる単独あるいは2以上の組み合わ
せからなり、また触媒用担体がAl23 ,SiO2
TiO2 ,MgO,SnO2 ,ZrO2 ,La23
CeO2 からなるグループの中から選ばれる単独あるい
は2以上の組み合わせからなる。
【0013】
【作用】本発明の一酸化炭素ガス検知素子においては、
大気中に存在する可燃性ガスのうちで水素ガスと特に反
応し易い白金製の一対の電極に代えて、一酸化炭素ガス
に酸化反応を起こさせ易く、しかも高い電子伝導性及び
高い酸素イオン伝導性を有するペロブスカイト型複合酸
化物製の一対の電極が用いられている。これにより、特
殊な触媒を用いることなく、可燃性ガスに対する優れた
酸化活性を示す一般的な触媒を用いて一方の電極を覆う
だけの単純な構造とすることができると共に、一酸化炭
素ガスに対して選択的に感応し得る一酸化炭素ガス検知
素子が提供され得る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を添付の図面に示した好ましい
一実施例に関連して説明する。
【0015】図1には、本発明の一酸化炭素ガス検知素
子の一実施例を用いた一酸化炭素ガス検知器が上面図及
び断面図で示される。この一酸化炭素ガス検知器によれ
ば、酸素イオン伝導性固体電解質であるイットリア(Y
23 )安定化ジルコニア(ZrO2 )からなる基板1
の上面にペロブスカイト型複合酸化物(ABO3 、ただ
しAは希土類元素の中のLaであり、Bは遷移金属元素
の中のCoである)からなる一対の電極2及び3が所定
間隔を置いて形成され、更に一方の電極2を覆うように
白金(Pt)と酸化アルミニウム(Al23 )とから
なる可燃性ガス酸化用の触媒層4が形成された第1実施
例の一酸化炭素ガス検知素子が用いられ、一対の電極2
及び3からはセンサ出力取り出し用の白金(Pt)製の
リード線5及び6がそれぞれ引き出されており、図7に
図示の測定装置に接続される。
【0016】本発明の第2、第3並びに第4実施例で
は、ペロブスカイト型複合酸化物(ABO3 )を構成す
るBの遷移金属元素としてマンガン(Mn)、クロム
(Cr)並びに鉄(Fe)がそれぞれが用いられた点の
みが異なるだけで、それ以外は第1実施例とすべて共通
の一酸化炭素ガス検知素子が提供される。
【0017】ここで、上記第1乃至第4実施例の一酸化
炭素ガス検知素子をその製造工程を交えてもう少し詳し
く説明する。
【0018】8モル%のY23 で安定化したZrO2
(以下、単にYSZと称する)からなる酸素イオン伝導
体としての基板1の同一面上に、ペロブスカイト型複合
酸化物(ABO3: ただし、AとしてLaを用い、Bと
してCo,Mn,Cr,Feの4種類を個々に用いた)
製のペーストを印刷することによって一対の電極2及び
3を形成し、1100℃の温度で焼成した。このとき、
各電極のサイズを2mm角、両電極間の間隔は0.5m
mとした。
【0019】続いて、一対の電極2及び3から、センサ
出力を取り出すための白金(Pt)製のリード線をそれ
ぞれAuペーストで固定して引き出し、1100℃の温
度で焼成した。
【0020】その後、可燃性ガスを酸化するための触媒
層4として、白金(Pt)が1.5重量%の割合で担持
されたアルミナ粉末を有機溶媒、バインダー、界面活性
剤と共に混合したペーストが調製され、このペーストを
一方の電極2を覆うように約50μmの厚さで印刷し、
900℃の温度で焼成した。
【0021】以上から良く理解され得るように、本発明
の一酸化炭素ガス検知素子は極めてシンプルな構造を有
している。
【0022】なお、ペロブスカイト型複合酸化物を構成
する希土類元素としてはLa以外にCe,Pr,Nd等
が、また遷移金属元素としては上記4種類以外にV,N
i,Cu等がそれぞれ用いられ得る。
【0023】図2及び図3は、本発明の第1及び第2実
施例でそれぞれ得られた一酸化炭素ガス検知素子のサン
プルを用いた一酸化炭素ガス検知の測定結果をそれぞれ
示すグラフであり、各図とも(a)は測定温度(検知素
子の作動温度)が400℃の場合の結果を示し、また
(b)は測定温度が500℃の場合の結果を示してい
る。なお、検知結果は被検ガス中の一酸化炭素ガス濃度
別のセンサ出力(起電力:mV)と水素ガス濃度別のセ
ンサ出力とを対比させる形で示されている。
【0024】図2に示されたグラフから明らかなよう
に、第1実施例の一酸化炭素ガス検知素子を用いたこと
により、測定温度400℃及び500℃のいずれにおい
ても一酸化炭素ガスを選択的に検知することができた。
被検ガス濃度0〜2000ppmの範囲における一酸化
炭素ガスと水素ガスとに対するそれぞれのセンサ出力の
比(一酸化炭素/水素)は、測定温度400℃の場合で
1.2〜1.8、測定温度500℃の場合で1.2〜
7.9であった。
【0025】一方、図3に示されたグラフから明らかな
ように、第2実施例の一酸化炭素ガス検知素子を用いた
ことにより、測定温度400℃において一酸化炭素ガス
に優れた選択性を発揮して、一酸化炭素ガスを極めて選
択的に検知することができた。すなわち、被検ガス濃度
0〜2000ppmの範囲における一酸化炭素ガスと水
素ガスとに対するそれぞれのセンサ出力の比(一酸化炭
素/水素)は5.2〜6.4であった。図6には、測定
温度を400℃とした第2実施例の一酸化炭素ガス検知
結果がメタンガス(CH4 )及びプロパンガス(C3
8 )に対する検知結果との比較で示されている。
【0026】更に、図4及び図5は、本発明の第3及び
第4実施例でそれぞれ得られた一酸化炭素ガス検知素子
のサンプルを用いた一酸化炭素ガス検知の測定結果を、
水素ガスに対する検知結果と比較してそれぞれ示すグラ
フであり、両図の結果とも測定温度を500℃としてい
る。第3及び第4実施例においては、被検ガス濃度0〜
2000ppmの範囲における一酸化炭素ガスと水素ガ
スとに対するそれぞれのセンサ出力の比(一酸化炭素/
水素)は3.4〜4.8及び3.5〜4.4であった。
【0027】以上の結果から良く理解され得るように、
本発明の実施例はいずれも一酸化炭素ガスに対する感応
に関して優れた選択性を示した。
【0028】図7は、図2乃至図6に示す結果を得た一
酸化炭素ガス及び他の可燃性ガスの検知に用いられた測
定装置のブロック図であり、被検ガスが導入される電気
炉11の炉室12内の適所に本発明の一酸化炭素ガス検
知素子10が置かれている。この一酸化炭素ガス検知素
子10の電極2及び3からそれぞれ引き出されたリード
線5及び6にはセンサ出力測定器としての電圧計13が
接続されている。
【0029】また、炉室12からのガス排気管路には、
炉室12に導入される被検ガス中の一酸化炭素ガス濃度
を検出するための一酸化炭素ガス濃度分析計14として
赤外線吸収式ポータブルガステスタが、また水素ガス濃
度を検出するための水素ガス濃度分析計15としてガス
クロマトグラフィが共に接続されている。
【0030】電圧計13及び一酸化炭素ガス濃度分析計
14並びに水素ガス濃度分析計15に置ける測定値はパ
ーソナルコンピュータ等の記録装置16に入力される。
【0031】一方、炉室12内に導入されるガス(1%
CO/N2 ,1%H2 /N2 ,1%CH4 /N2 ,1%
38 /N2 ,O2 ,N2 )は、それぞれのガスボン
ベ17a〜17fから被検ガス混合器20に供給され、
そこで混合された後、そこから炉室12内へ導かれる。
【0032】そして、検知測定が済んで炉室12から排
出されたガスは、有毒ガス処理装置21を介して大気中
へ放出される。
【0033】また、ガスボンベ17a〜17fからの各
ガスは、流量制御ユニット19によって流量が制御され
るマスフローコントローラ18をそれぞれ介して被検ガ
ス混合器20に供給されるようになっている。
【0034】なお、前述の第1乃至第4実施例では、基
板1の同一面に一対の電極2及び3が形成されたが、一
対の電極が基板1の異なる面にそれぞれ形成され一酸化
炭素ガス検知素子においても同等の効果を発揮する。
【0035】更に、第1乃至第4実施例では、検知素子
の酸素イオン伝導性固体電解質としてY23 で安定化
したZrO2 を、電極にLaCoO3 ,LaMnO3
LaCrO3 またはLaFeO3 を、そして酸化触媒と
してAl23 を担体とするPtをそれぞれ用いたが、
本発明は次に列記するような物質を使用して第1乃至第
4実施例と同等の一酸化炭素ガス検知素子を製造するこ
とができる。 1.酸素イオン伝導性固体電解質として、(1)Ca
O,MgOまたはM23 (MはY、La等の希土類元
素)で安定化されたZrO2 、(2)CaOまたはM2
3 (MはGd、La等の希土類元素)とCeO2 との
混合物、(3)Y23 ,Gd23 ,Nb25 ,W
3 ,SrO,BaOまたはLa23 とBi23
の混合物。 2.電極として、ペロブスカイト型複合酸化物(ABO
3 )のAがLa,Ce,Pr,Nd等の希土類元素、ま
たBがCo,Mn,Cr,Fe,V,Ni,Cu等の遷
移金属元素で構成されるもの。 3.酸化触媒として、Mg,Ca,V,Cr,Mn,F
e,Co,NiまたはCuの酸化物,Ru,Rh,P
t,Pdからなるグループの中から選ばれる単独あるい
は2以上の組み合わせからなる触媒物質と、Al2
3 ,SiO2 ,TiO2 ,MgO,SnO2 ,ZrO
2 ,La23 ,CeO2 からなるグループの中から選
ばれる単独あるいは2以上の組み合わせからなる触媒用
担体とで構成されるもの。 以上の説明は単に本発明の
好適な実施例の例証であり、本発明の範囲はこれに限定
されることはない。本発明に関する更に多くの変形例や
改造例が本発明の範囲を逸脱することなく当該技術の熟
達者にとってみれば容易に思い当たるであろう。
【0036】
【発明の効果】本発明の一酸化炭素ガス検知素子によれ
ば、一酸化炭素ガスに酸化反応を起こさせ易い物質であ
るペロブスカイト型複合酸化物によって電極が形成され
ているので、一酸化炭素ガスに対して選択的に感応し得
る。その上、一般的な酸化触媒で一方の電極のみを覆っ
た簡易な構造になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例を用いた一酸化炭素ガ
ス検知器を示す概略上面図、(b)はそのB−B断面図
である。
【図2】本発明の第1実施例を用いた一酸化炭素ガス検
知の結果を水素ガス検知の結果と比較して示すグラフで
ある。
【図3】本発明の第2実施例を用いた一酸化炭素ガス検
知の結果を水素ガス検知の結果と比較して示すグラフで
ある。
【図4】本発明の第3実施例を用いた一酸化炭素ガス検
知の結果を水素ガス検知の結果と比較して示すグラフで
ある。
【図5】本発明の第4実施例を用いた一酸化炭素ガス検
知の結果を水素ガス検知の結果と比較して示すグラフで
ある。
【図6】本発明の第2実施例を用いた一酸化炭素ガス検
知の結果をメタンガス及びプロパンガス検知の結果と比
較して示すグラフである。
【図7】本発明におけるガス検知に用いた測定装置のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 YSZ基板 2 電極 3 電極 4 触媒層 5 リード線 6 リード線 10 一酸化炭素ガス検知素子 11 電気炉 12 炉室 13 電圧計 14 一酸化炭素濃度分析計 15 水素濃度分析計 16 記録装置 17a ガスボンベ 17b ガスボンベ 17c ガスボンベ 17d ガスボンベ 17e ガスボンベ 17f ガスボンベ 18 マスフローコントローラ 19 流量制御ユニット 20 被検ガス混合器 21 有毒ガス処理装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−9057(JP,A) 特開 平4−51461(JP,A) 特開 平1−227956(JP,A) 特開 昭64−14872(JP,A) 特開 昭57−8439(JP,A) 特公 昭58−4985(JP,B1) 特表 平6−511560(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/416 G01N 27/409 G01N 27/41 G01N 27/406

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イットリア安定化ジルコニアの酸素イオ
    ン伝導性固体電解質からなる基板の表面上に、La及
    び、Co、Mn、Cr又はFeのいずれか1種を少なく
    とも含むぺロブスカイト型複合酸化物からなる一対の電
    極を形成し、該一対の電極の一方を酸化触媒で覆ったこ
    とを特徴とする一酸化炭素ガス検知素子。
  2. 【請求項2】 前記一対の電極が前記基板の同一面に形
    成されたことを特徴とする請求項1に記載の一酸化炭素
    ガス検知素子。
  3. 【請求項3】 前記一対の電極が前記基板の異なる面に
    それぞれ形成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    一酸化炭素ガス検知素子。
  4. 【請求項4】 前記酸化触媒が、Mg、Ca、V、C
    r、Mn、Fe、Co、NiまたはCuの酸化物、R
    u、Rh、Pt、Pdからなるグループの中から選ばれ
    る単独あるいは2以上の組合せからなり、触媒用担体が
    Al 、SiO 、TiO 、MgO、SnO
    ZrO 、La 、CeO からなるグループの中
    から選ばれる単独あるいは2以上の組合せからなること
    を特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載
    の一酸化炭素ガス検知素子。
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