JPH06222017A - 表面回折x線露光方法及び装置 - Google Patents

表面回折x線露光方法及び装置

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JPH06222017A
JPH06222017A JP950093A JP950093A JPH06222017A JP H06222017 A JPH06222017 A JP H06222017A JP 950093 A JP950093 A JP 950093A JP 950093 A JP950093 A JP 950093A JP H06222017 A JPH06222017 A JP H06222017A
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JP
Japan
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sample
ray
diffraction
imaging plate
arc
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Withdrawn
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JP950093A
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English (en)
Inventor
Koichi Kawasaki
宏一 川崎
Toshiji Kikuchi
利治 菊池
Wataru Iwama
亘 岩間
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて薄い表面被膜でX線回折強度が微弱と
なる試料、また粗大結晶からなる表面被膜でX線回折ア
ークが不連続になる試料で測定不可能となる場合でも、
測定が可能な方法及び装置を提供する。 【構成】 イメージングプレート支持台11に固定した
一枚のイメージングプレート10に、X線回折アーク9
と試料6のなす角βを小さく、かつ一定に保ちながら試
料6を回転させ、該X線回折アーク9を試料6と一体で
回転するスクリーン13を通して回転させながら露光さ
れる。 【効果】 極めて薄い表面被膜、また粗大結晶からなる
表面被膜からの微弱な回折線を明瞭に露光でき、高感度
で能率良くかつ良好な精度で測定が可能となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線回折を用いて金属
や非金属の表面物質を構造解析するためのX線回折像露
光方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属や非金属の表面物質(表面被膜や薄
膜)をX線回折により構造解析する方法としては日本金
属学会会報第27巻第6号461〜465頁(198
8)に示されているように平行ビームによるゼーマン・
ボーリン法(Seemann−Bohlinジオメトリ
ーまたは薄膜法ともいう)の利用が提案されている。本
法はX線源からの発散ビームをコリメータで制限し平行
ビームとし、入射角α(図1参照)を2°程度の一定値
に保ち、試料すれすれに入射させ表面被膜中でX線の走
る距離を長くし、かつ表面被膜が付着している基板中で
のX線の走る距離を短くすることにより、表面被膜から
の回折線を強く、かつ基板からの回折線を弱く測定する
方法である。
【0003】しかしながら、本法では回折X線の検出が
点検出方式である計数管法を用いている。そのため、検
出下限が高く10nm程度の極めて薄い表面被膜ではX線
回折強度が微弱となり検出が困難となる。また粗大結晶
からなる表面被膜では結晶粒数の減少のためX線回折ア
ーク(X線回折によって生じたデバイリングの一部で弓
状をなす)が不連続になり測定が不可能になる。また、
計数管を走査するため測定に長時間を要し能率の点でも
問題がある。従って極めて薄い表面被膜や粗大結晶から
なる表面被膜を高感度で能率良く、かつ精度良く測定す
る方式の実現が強く待望されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、10
nm程度の極めて薄い表面被膜でX線回折強度が微弱とな
り測定不可能となる試料や、粗大結晶からなる表面被膜
でX線回折アークが不連続になり測定不可能となる試料
でも、高感度で、能率良く、かつ精度良く測定するため
の方法及び装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、次の方法が有効であることがわかった。イメー
ジングプレートを検出器として、回折X線と試料のなす
角度β(図1参照)を小さくし、かつ一定に保ちながら
試料を回転させ、試料から反射したX線回折アークを、
試料と一体で回転するスクリーンを通して、イメージン
グプレート上に露光させることを特徴とし、また減衰板
を通過させたダイレクトビームをイメージングプレート
上に多重露光させることを特徴とする表面回折X線露光
方法であり、本方法を実現するために、スクリーンを取
り付けた試料台を移動ステージに設置し、該移動ステー
ジをゴニオメータに搭載し、該ゴニオメータのアーム上
にイメージングプレートを備えたイメージングプレート
支持台を搭載することを特徴とする表面回折X線露光装
置を用いる手段である。
【0006】
【作用】試料と一体で回転するスクリーンを通して、X
線回折アークをイメージングプレートに露光させる方法
及び装置によりX線回折アークのS/N比の低下と幅広
がりが防がれ、微小試料の高感度で高能率の測定が可能
となる。以下説明を加える。
【0007】平行ビームによるゼーマン・ボーリン法は
入射角α(図1参照)を2°程度の一定値に保つ方法で
ある。図1は平面図であるが、この平面において平行な
X線ビーム断面の寸法をXmmとすれば試料面上にX線が
照射される長さLmmは図2に示すようにX/sin αであ
る。角度2θでの回折X線の幅Pmmは(X/sin α)・
sin(2θ−α)となり2θの増加とともに幅が広がり、
S/N比が劣化する。従ってS/N比を向上させるため
には、回折X線の幅を常に小さくし、回折X線を鋭くし
なければならない。本発明によればこの問題を解決する
ことができる。即ち、回折X線と試料のなす角度β(図
1参照)を小さくし、かつ一定に保つように試料を回転
させ、同時に回転するスクリーンにより角度β付近のX
線回折アークのみを通過させることで、回折X線の幅P
mmは2θにかかわらず、常に小さい値に保つことができ
る。これにより回折X線の幅が小さくなり、回折X線が
鋭くなるのでS/N比が飛躍的に向上する。
【0008】試料すれすれに回折X線を取り出すこと
は、試料すれすれにX線を入射させることと同様、表面
被膜中でX線の走る距離を長くし、かつ表面被膜が付着
している基板中でのX線の走る距離を短くすることによ
り、表面被膜からの回折線を強く、かつ基板からの回折
線を弱く測定する効果を有する。試料すれすれに回折X
線を取り出すために角度βは小さく決める必要があり上
限は5°とする。下限は0.0°まで特に限定する理由
はない。実用性の点で0.5〜3.0°の範囲が好まし
い。
【0009】従来、回折X線の検出は計数管が用いられ
ていたが、本発明においてはイメージングプレートを使
用する。イメージングプレートは輝尽性蛍光物質を有機
フィルム上に塗布したもので、露光されたX線を記憶
し、0.1mm×0.1mmを読み出し単位として、レーザ
ー照射により読み出すことができる。イメージングプレ
ートは、計数管に比し高感度で、高能率かつ定量性も優
れた検出器である。イメージングプレートを利用したX
線露光については特開平2−12043、特願平3−1
46941、特願平4−130007などに記載があ
る。
【0010】また試料から反射したX線回折アークを露
光させる前または後に、イメージングプレートにダイレ
クトビームを減衰板を通過させて露光させ、ダイレクト
ビームの露光像の中心を原点とすることでX線回折アー
クの位置を精度良く決定できるようになり、精度良いデ
ータ解析が可能となる。これはX線回折アークの解析の
際に必要な基準位置をイメージングプレート上に得るた
めである。ダイレクトビームの露光像の中心を2θの原
点とすることが精度良い解析のために必須である。この
ためには試料を回転しθを0°とし、移動ステージによ
り平行移動させ、試料をダイレクトビームのパスより除
外し、ビームストッパーの減衰板の厚さを調整してイメ
ージングプレートへの露光を行うと良い。イメージング
プレートを回転しながら、例えば20°おきにダイレク
トビームによる基準位置のマーキングを複数回行えばさ
らにX線回折アークの位置を精度良く決定できるように
なり精度良いデータ解析、さらに物質の同定が可能とな
る。
【0011】
【実施例】以下本発明を実施例につき図面を参照して説
明する。図1に、本発明の第1の実施例による表面回折
X線露光装置を示す。X線源1で発生したX線2は、シ
ャッター3、フィルター4、コリメータ5を経て試料6
に入射される。これら入射手段は入射装置台14上に設
けられる。試料6はゴニオメータ8に搭載された試料台
7に移動ステージ18を介して取り付けられる。イメー
ジングプレート支持台11の支持面は、X線回折アーク
9のイメージングプレート10への垂直入射、及び試料
からの距離を一定とするために球面とし、定量性の確保
を行う。X線回折アーク9の短い範囲においてのみ定量
性を確保すれば良い場合は、球面の代わりに円筒面で代
替することも可能である。支持面にはイメージングプレ
ート10が取り付けられる。イメージングプレート支持
台11はゴニオメータアーム12に搭載することが必要
である。すなわち、イメージングプレート10を任意の
角度に設定したり、ダイレクトビーム16による基準位
置のマーキングを複数回行う際には搭載が必要となる。
ノイズとなる外部放射線の透過を防ぐため、また形状を
正確に保つためにはイメージングプレート支持台11は
密度の高い物質で厚く作ることが望ましいが、回転する
ゴニオメータアーム12に搭載する場合は軽量性も要求
される。例えば鉄で3mm厚み、アルミニウムで8mm厚み
とする。
【0012】図3はスクリーン13の立面図である。ス
クリーン13の材質はX線回折アーク9を十分制限で
き、かつ外部放射線の透過を防ぎイメージングプレート
10へのノイズの露光を防ぎ、また開口部13aの形状
を正確に保つためには厚い金属が良い。通常の波長領域
0.7オングストローム〜2オングストロームにおいて
は、鋼板を用いれば2mm程度の厚さが必要である。スク
リーン13は開口部13aを持ち角度β付近のX線回折
アーク9のみを通過させる。回折角度2θの増加ととも
にX線回折アーク9の半径は増加するため、この開口部
13aの形状は検出目的とする回折角度範囲で、X線回
折アーク9が全て含まれる形状にするのが良いが、2θ
で±0.5〜2°の余裕を持たせる。簡便には長方形で
代替しても良い。また開口部の大きさはスクリーン13
と試料6の距離に比例して変化する。図1ではスクリー
ン13は試料の直近に設置しているが、試料6に近い方
が小型で安価となる。スクリーン13は試料と一体で回
転するように、かつ角度β付近のX線回折アーク9のみ
を通過させるように正確に試料台7に取り付ける。
【0013】スクリーン13の半分を折れ曲げている
が、これは試料角度θの変化中に試料6の表面から発生
する散乱X線がイメージングプレート10に露光しノイ
ズが増加することを防ぐためである。スクリーンの開口
部13aの境界がX線回折アーク9と接触するためにノ
イズを発生する。このためスクリーンを2〜4個連続し
て設置しても良いがいずれも試料と一体で回転するよう
に取り付ける。X線波長が短い場合は追加するスクリー
ンはアルミの薄板などの遮蔽板17で代替することもで
きる。この場合は固定しても良い。
【0014】試料6とイメージングプレート10間の距
離Rを近づけるとX線回折アーク9の強度は増すが角度
分解能が劣化する。遠すぎれば角度分解能は向上する
が、X線回折アーク9の強度が減じまたイメージングプ
レート10とその支持台11の寸法が巨大となり製作が
困難となる。強度、角度分解能及び製作コストのバラン
スを考慮し適切な値を決める必要があるが、距離Rは2
00〜600mmが適切と考えられる。
【0015】次に、本発明を具体的な実験例、即ち
(1)極薄酸化膜試料、(2)粗大粒Znめっき試料に
適用した場合ついて説明する。 (1)極薄酸化膜試料 実験例1 図1に示した装置を用い、イメージングプレート支持台
11を、露光するイメージングプレート面が試料を中心
とした半径R=250mmの円筒面となるようにゴニオメ
ータアーム12に左右対称に取り付けた。イメージング
プレートの残留像を消去したのち、カセットに封入した
角形のイメージングプレート10をイメージングプレー
ト支持台11に取り付けた。露光開始より読み取り開始
まで照明を消し、実験室を暗く保てる場合はカセットに
封入する必要はない。イメージングプレート10は、長
さ400mm、幅200mmであり、検出可能な回折角度の
範囲は90°であった。実験室においてMo管球(50
kV,30mA)より発生させた特性X線を、フィルター
4、コリメータ5を通し直径1mmの平行ビームとして試
料6に入射させた。厚さ1mmの鉄の上に厚さ50nmのヘ
マタイトが均一に付着した一辺10mmの正方形の試料6
を試料台7に設置した。ヘマタイト結晶粒の直径は約1
0μmである。試料6からのX線回折アーク9はスクリ
ーン13を通り、イメージングプレート10の上に露光
される。スクリーン13はX線回折アーク9と試料6の
なす角度βを2°に一定に保ちながら、試料6と一体で
回転させながら露光させる。遮蔽板17は使用しない。
【0016】ゴニオメータアーム12を2θ=40°に
固定し、試料を低角度10°から高角度80°まで28
分で走査する間、シャッター3を開放し、イメージング
プレート10の上にX線回折アーク9を露光させた。
【0017】次に、試料6を回転しθを0°とし、移動
ステージ18により平行移動させ、試料6をダイレクト
ビーム16のパスより除外し、ダイレクトビーム16を
減衰板を通過させて露光させた。ビームストッパー15
の底の減衰板は鉄で厚さ200μm、露出時間は各1秒
とした。さらに20°毎に−40°までゴニオメータア
ーム12をステップ走査させて基準位置のマーキングを
行った。露光後他の読み取り専用装置で読み取りを行っ
た。
【0018】実験例2 厚さ200μmのアルミ薄板の遮蔽板17を1個付け加
え固定したが、ノイズを減少させる効果を増すため図1
に示す位置に設置した。他の条件は、実験例1と同様で
ある。
【0019】実験例3 放射光(2.5GeV ,200mA)をモノクロメータによ
り単色化し波長を0.7オングストロームとしてX線源
として実験を行った。試料を低角度10°から高角度8
0°まで280秒で走査する間、シャッター3を開放
し、イメージングプレート10の上にX線回折アーク9
を露光させた。ダイレクトビーム16の露光による基準
位置のマーキングでは、ビームストッパー15の底の減
衰板は鉄で厚さ500μm、露出時間は各1秒とした。
他の条件は、実験例2と同様である。
【0020】比較実験例1 図1の装置を用いてゼーマン・ボーリン法による測定を
行った。入射X線と試料面の角度α(図1参照)を2°
と一定値に保つ。イメージングプレートの代わりにシン
チレーション計数管を用いた。シンチレーション計数管
の前に0.3°以下の平行X線のみを通過させるように
ソーラースリットを置いた。計数管を低角度10°から
高角度80°まで280分で走査した。スクリーン13
は本例では用いない。他の条件は、実験例1と同様であ
る。
【0021】以上の実験結果を次の表1に示す。ヘマタ
イトの微弱な122X線回折アークの検出の可不可とS
/N比を測定時間とともに示した。格子面間隔のデータ
解析結果は実験例1〜3において1.600〜1.60
6オングストロームで標準データ1.6033オングス
トロームに対し誤差は0.3%以下で良好な精度が確保
された。
【0022】
【表1】
【0023】(2)試料 実験例4 実験例1と同様である。異なる点は次の点である。X線
は1mm×10mmの矩形の平行ビームとして試料に入射さ
せた。図1の紙面に垂直な方向が10mmである。試料6
は厚さ1mmの鉄の上に厚さ1μmのヘマタイトが均一に
付着した一辺10mmの正方形の試料である。ヘマタイト
結晶粒の直径は約100μmである。
【0024】実験例5 アルミの薄板の遮蔽板17を1個付け加え固定したが、
ノイズを減少させる効果を増すため図1に示す位置に設
置した。他の条件は、実験例4と同様である。
【0025】実験例6 放射光(2.5GeV ,200mA)をモノクロメータによ
り単色化し波長を0.7オングストロームとしてX線源
として実験を行った。試料を低角度10°から高角度8
0°まで280秒で走査する間、シャッター3を開放
し、イメージングプレート10の上にX線回折アーク9
を露光させた。ダイレクトビーム16の露光による基準
位置のマーキングでは、ビームストッパー15の底の減
衰板は鉄で厚さ500μm、露出時間は各1秒とした。
他の条件は、実験例4と同様である。
【0026】比較実験例2 比較実験例1の方法で測定した。ただし、X線ビーム形
状と試料は、実験例4と同一である。
【0027】以上の実験結果を次の表2に示す。表1と
同様にヘマタイトの微弱な122X線回折アーク9の検
出の可不可とS/N比を測定時間とともに示した。格子
面間隔のデータ解析結果は実験例4〜6において1.5
99〜1.607オングストロームで標準データ1.6
033オングストロームに対し誤差は0.3%以下で良
好な精度が確保された。
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】本発明の方法及び装置によれば、極めて
薄い表面被膜、また粗大結晶からなる表面被膜からの微
弱な回折線を明瞭に露光でき、高感度で能率良くかつ良
好な精度で測定が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による表面回折X線露光装置の
概略構成平面図である。
【図2】試料面上にX線が照射される長さと回折X線の
幅の説明図である。
【図3】スクリーンの立面図である。
【符号の説明】
1 X線源 2 X線 3 シャッター 4 フィルター 5 コリメータ 6 試料 7 試料台 8 ゴニオメータ 9 X線回折アーク 10 イメージングプレート 11 イメージングプレート支持台 12 ゴニオメータアーム 13 スクリーン 13a 開口部 14 入射装置台 15 ビームストッパー 16 ダイレクトビーム 17 遮蔽板 18 移動ステージ α 入射X線と試料のなす角度 β 回折X線と試料のなす角度 2θ 回折角度 α+β=2θの関係がある。 R 試料とイメージングプレート間の距離

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料から反射したX線回折アークと試料
    のなす角を小さく、かつ一定に保ちながら試料を回転さ
    せ、該X線回折アークを試料と一体で回転するスクリー
    ンを通して、イメージングプレート上に露光させること
    を特徴とする表面回折X線露光方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、試料を
    ダイレクトビームのパスより除外し、ビームストッパー
    の減衰板の厚さを調整して減衰板を通過させたダイレク
    トビームをイメージングプレート上に多重露光させ、該
    ダイレクトビームの露光像をX線回折アークの回折角の
    基準位置とすることを特徴とする高精度な表面回折X線
    露光方法。
  3. 【請求項3】 スクリーンを取り付けた試料台を移動ス
    テージに設置し、該移動ステージをゴニオメータに搭載
    し、該ゴニオメータのアーム上にイメージングプレート
    を備えたイメージングプレート支持台を搭載することを
    特徴とする表面回折X線露光装置。
JP950093A 1993-01-22 1993-01-22 表面回折x線露光方法及び装置 Withdrawn JPH06222017A (ja)

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