JPH06221543A - ガス配管の保安点検装置及びその保安点検方法 - Google Patents

ガス配管の保安点検装置及びその保安点検方法

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JPH06221543A
JPH06221543A JP1011093A JP1011093A JPH06221543A JP H06221543 A JPH06221543 A JP H06221543A JP 1011093 A JP1011093 A JP 1011093A JP 1011093 A JP1011093 A JP 1011093A JP H06221543 A JPH06221543 A JP H06221543A
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safety inspection
pipe
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Kenichi Kawaguchi
賢一 川口
Isao Masuda
功 増田
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単で低コストの構成で、ガス配管における
ガス通路の気密検査を容易に行なえるようにする。 【構成】 ガス供給源1と燃焼器2とを接続するガス通
路3にガスメータ6を設けてなるガス配管の保安点検装
置であって、前記ガスメータ6は、圧力検知手段を設け
ると共に、この圧力検知手段が発する信号を出力する出
力端子25を設けて構成され、この出力端子25に着脱
可能に接続できる圧力記録手段27と、前記ガスメータ
6と前記燃焼器2とを接続するガス通路3に着脱可能に
接続できると共に、ガス通路3内を所定の圧力に加圧可
能な加圧手段11とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス供給源からガス通
路を介して燃焼器にガスを供給するガス配管の保安点検
装置と、その保安点検方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a)(b)に従来のLPガス配管
の保安点検装置の一例の概略構成を示す。図において、
ガス供給源としてのガスボンベ1と2個の燃焼器2a,
2bとはガス通路としての配管3によって接続されてい
る。配管3にはガスボンベ1側から順次圧力調整器4,
大元栓5,ガスメータ6が設けられている。配管3のガ
スメータ6の下流側は2本の配管3a,3bに分岐され
ており、配管3a,3bにはそれぞれ元栓7a,7bが
設けられている。さらに、燃焼器2a,2bのガス入口
には、それぞれコック8a,8bが取り付けられてい
る。
【0003】一方、LPガス消費設備は、2年に1回保
安点検を実施することが義務付けられており、点検項目
の1つに気密検査がある。この気密検査のため従来は、
図に示すように、一方の燃焼器例えば燃焼器2bを元栓
7bから外し、ホース9を介して元栓7bに自記圧力計
10を接続しなおしていた。自記圧力計10には2連球
式ポンプ11が設けられており、気密検査時には大元栓
5と燃焼器2a,2bのコック8a,8bとを閉じ、元
栓7a,7bを開いて、大元栓5とコック8a,8b間
の配管3内の圧力をポンプ11により加圧して840〜
1000mmH2 Oの圧力とする。この圧力はホース9
に設けられた圧力計12により読み取る。そして自記圧
力計10内に装着された図示しないチャート上に配管3
内の圧力の降下を記録し、圧力が所定時間内に所定量以
上降下すれば気密検査を不合格としている。なお図4
(c)は自記圧力計10の正面図である。
【0004】また配管3a,3bにそれぞれ燃焼器2
a,2bを接続したまま配管3内を加圧する場合には、
図4(b)に2点鎖線で示すように配管3に分岐管13
を設け、この分岐管13に自記圧力計10のホース9を
接続していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によると、自記圧力計10を燃焼器2と入れかえて
元栓7に接続するか、分岐管13に接続しなければなら
ず、配管に手間がかかった。また自記圧力計10は大型
で重く、コスト高になるという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点を解消すべくなされた
もので、簡単で低コストの構成でガス通路の気密検査を
容易に行なうことができるようにしたガス配管の保安点
検装置及びその保安点検方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のガス配管の保安点検装置は、ガス
供給源と燃焼器とを接続するガス通路にガスメータを設
けてなるガス配管の保安点検装置であって、前記ガスメ
ータは、圧力検知手段を設けると共に、この圧力検知手
段が発する信号を出力する出力端子を設けて構成され、
この出力端子に着脱可能に接続できる圧力記録手段と、
前記ガスメータと前記燃焼器とを接続するガス通路に着
脱可能に接続できると共に、ガス通路内を所定の圧力に
加圧可能な加圧手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】また請求項2に記載のガス配管の保安点検
方法は、前記ガス供給源側と前記燃焼器側のガス通路を
閉塞した後、この閉塞されたガス通路内を加圧手段によ
り所定の圧力に加圧し、しかる後、前記ガスメータに設
けられた圧力検知手段で前記ガス通路内の圧力を所定の
時間検知すると共に、この圧力を記録手段で記録するよ
うにしたことを特徴としている。
【0009】さらに請求項3に記載のガス配管の保安点
検方法は、前記ガス通路内の圧力が、所定の時間内にお
いて予め定められた規定値以下に降下したときに、警報
を発するようにしたことを特徴としている。
【0010】
【作用】近年、保安ガスメータの機能が向上し、圧力検
知手段としての圧力検知器を内蔵して、ガス切れ時など
に圧力低下を検知して内蔵された遮断弁を作動させてガ
スを遮断し、保安を確保することができるようになって
きている。このようなガスメータを用いることにより、
従来のような大型でコスト高の自記圧力計を用いること
なく、加圧手段としてのポンプをガス通路に接続し、低
コストの記録手段としての記録計をガスメータの圧力出
力端子に接続するだけで、ガス通路内の圧力の低下を検
知し記録することができ、気密検査を容易に行なうこと
ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のガス配管の保安点検装置の一
実施例を図面を参照して説明する。
【0012】図1及び図2に本発明の一実施例の構成を
示す。これらの図において、図4に示す従来例の部分と
対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は
適宜省略する。本実施例の特徴は2連球式ポンプ11を
パイプ21を介して元栓7bに着脱可能に接続し、ガス
メータ6に図示しない圧力検知器を内蔵させた点にあ
る。
【0013】またガスメータ6の下部には図2に示すよ
うにカバー22で被覆された端子収納部23が設けられ
ており、端子収納部23内に収納された図2(b)に示
す端子台24上の複数の端子のうち、端子25a,25
bを内蔵された圧力検知器(図示しない)に接続し、さ
らに端子25a,25bにリード線26を介して外部に
設けられた記録計27を接続した。なお、端子25a,
25bは図2(c)に示すように端子台24から分離さ
れた専用端子台28に設けてもよい。
【0014】次に本実施例によるガス供給配管の保安点
検方法について説明する。
【0015】まず、保安点検時には図1に示すように、
元栓7bから燃焼器2bを取り外し、パイプ21を介し
て加圧ポンプ11を接続する。次に元栓7a,7bを開
いたまま大元栓5及びコック8aを閉じ、加圧ポンプ1
1によりガス通路3内に空気を圧送し、ガス通路3内を
約840〜1000mmH2 Oの圧力に加圧する。この
圧力は圧力計12により設定する。
【0016】ガス通路3内の加圧された圧力を、ガスメ
ータ6に内蔵された圧力検知器によって検知し、この圧
力検知器により検出された圧力信号を端子25a,25
b及びリード線26を介して記録計27に入力する。こ
の圧力信号としては電圧、周波数、電文などが用いら
れ、圧力記録データは一定の時間間隔で記録計27に内
蔵されたROMに記録され、必要に応じて所定のプリン
タで記録結果をプリント出力できるようになっている。
この圧力が加圧後所定時間、例えば5分経過したとき
に、ガス通路3内の圧力があらかじめ定められた圧力降
下、例えば20mmH2 O降下した場合に、気密検査結
果が不合格であると判定し、光、音などで警報を発す
る。
【0017】本実施例によれば、加圧ポンプ11を元栓
7bに接続し、記録計27をガスメータ6の端子25
a,25b接続するだけで、LPガス消費設備の気密検
査をすることができて保安点検の作業性を大幅に向上す
ることができる。しかも従来の大型で高価な自記圧力計
が不要となり、コンパクトで安価な記録計27を設ける
だけでよいので、大幅なコストの低減を図ることができ
る。
【0018】上記実施例では元栓7bに燃焼器2bとパ
イプ9とを交換して接続する場合について説明したが、
図3(a)に示すように、元栓7a,7bにそれぞれ燃
焼器2a,2bを接続したままとし、図3(b)に示す
ように、ガス通路3,3a,3bのうちのいずれか1個
所に分岐管13を接続し、加圧ポンプ11のパイプ21
を接続してもよい。この場合、保安点検時には元栓7
a,7bを開き、大元栓4及びコック8a,8bを閉じ
ておく。
【0019】本実施例によれば、加圧ポンプ11は分岐
管13を介して燃焼器2a,2b接続されたままで保安
点検を行なうことができるので、配管の接続替えの必要
がなく、手間がかからない。
【0020】なお、上記各実施例では燃焼器の数が2個
の場合について説明したが、その数は2個に限定される
ものではない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガス配管
の保安点検装置及びその保安点検方法によれば、圧力検
知器を有するガスメータを用い、ガス通路内の圧力をこ
の圧力検知器により検出して記録計に記録し、ガス漏れ
を検知するようにしたので、配管が容易となり、保安点
検の作業性を大幅に向上することができる一方、高価な
自記圧力計の代りに安価な記録計を用いることができる
ので、大幅なコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のガス配管の保安点検装置の一
実施例の構成を示す説明図、(b)は(a)の要部拡大
図である。
【図2】(a)は図1のガスメータの構成を示す正面
図、(b)は(a)の圧力出力端子の位置を示す説明
図、(c)は(a)の圧力出力端子の他の位置を示す説
明図である。
【図3】)(a)は本発明のガス配管の保安点検装置の
他の実施例の構成を示す説明図、(b)は(a)の要部
拡大図である。
【図4】(a)は従来のガス配管の保安点検装置の一例
の構成を示す説明図、(b)は(a)の要部拡大図、
(c)は(a)の自記圧力計の正面図である。
【符号の説明】
1 ガス供給源(ガスボンベ) 2 燃焼器 3 ガス通路(配管) 6 ガスメータ 11 加圧手段(2連球式ポンプ) 23 端子収納部 25 出力端子 27 圧力記録手段(記録計)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給源と燃焼器とを接続するガス通
    路にガスメータを設けてなるガス配管の保安点検装置で
    あって、 前記ガスメータは、圧力検知手段を設けると共に、この
    圧力検知手段が発する信号を出力する出力端子を設けて
    構成され、この出力端子に着脱可能に接続できる圧力記
    録手段と、前記ガスメータと前記燃焼器とを接続するガ
    ス通路に着脱可能に接続できると共に、ガス通路内を所
    定の圧力に加圧可能な加圧手段とを備えたことを特徴と
    するガス配管の保安点検装置。
  2. 【請求項2】 ガス供給源と燃焼器とを接続するガス通
    路にガスメータを設けてなるガス供給装置の気密を検査
    するガス配管の保安点検方法であって、 前記ガス供給源側と前記燃焼器側のガス通路を閉塞した
    後、この閉塞されたガス通路内を加圧手段により所定の
    圧力に加圧し、しかる後、前記ガスメータに設けられた
    圧力検知手段で前記ガス通路内の圧力を所定の時間検知
    すると共に、この圧力を記録手段で記録するようにした
    ことを特徴としたガス配管の保安点検方法。
  3. 【請求項3】 前記ガス通路内の圧力が、所定の時間内
    において予め定められた規定値以下に降下したときに、
    警報を発するようにしたことを特徴とする請求項2記載
    のガス配管の保安点検方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006017516A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Ricoh Elemex Corp ガスメータ
JP2009276235A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Yazaki Corp ガス遮断装置、および、ガス遮断システム

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