JPH06220197A - 塩素末端ポリオルガノシロキサンをポリオルガノシクロシロキサンに転化する方法 - Google Patents

塩素末端ポリオルガノシロキサンをポリオルガノシクロシロキサンに転化する方法

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JPH06220197A
JPH06220197A JP5296876A JP29687693A JPH06220197A JP H06220197 A JPH06220197 A JP H06220197A JP 5296876 A JP5296876 A JP 5296876A JP 29687693 A JP29687693 A JP 29687693A JP H06220197 A JPH06220197 A JP H06220197A
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hydrogen chloride
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terminated polyorganosiloxane
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Gary N Bokerman
ネッド ボーカーマン ゲイリー
Larry H Wood
ハーバート ウッド ラリー
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Dow Corning Corp
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    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/045Polysiloxanes containing less than 25 silicon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/21Cyclic compounds having at least one ring containing silicon, but no carbon in the ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は塩素末端ポリオルガノシロキサンを
ポリオルガノシクロシロキサンに転化する方法である。 【構成】 本方法は塩素末端ポリオルガノシロキサン、
水性塩化水素液及び不均質再平衡触媒を含む混合物を準
備する。この混合物を70℃から150℃の範囲内の温
度に加熱して塩素末端ポリオルガノシロキサンを再平衡
してポリオルガノシクロシロキサンを形成し、形成され
たこのポリオルガノシクロシロキサンを反応系から回収
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塩素末端ポリオルガノシ
ロキサンをポリオルガノシクロシロキサンに転化する方
法に関する。この方法は塩素末端ポリオルガノシロキサ
ン、水性塩化水素液及び不均質再平衡触媒を含む混合物
を形成することを包含する。この混合物を70℃から1
50℃の範囲内の温度に加熱して塩素末端ポリオルガノ
シロキサンの再平衡を促進してポリオルガノシクロシロ
キサンを形成し、この形成されたものを反応系から取り
出すことである。
【0002】ポリオルガノシクロシロキサンを反応系か
ら取り出すと、このものは類似の分子量を有する塩素末
端ポリオルガノシロキサンを含んでいる。それ故に好ま
しい方法として、ポリオルガノシクロシロキサン及び塩
素末端ポリオルガノシロキサンを含む混合物を還流して
塩素末端ポリオルガノシロキサンの分子量を増加させ
て、その回収を促進する。回収された塩素末端ポリオル
ガノシロキサンは、反応系に戻すことができる。この方
法は、使用した塩素末端ポリオルガノシロキサン90%
以上をポリオルガノシクロシロキサンに転化することが
できる。
【0003】例えば、ジメチルジクロロシランの如きオ
ルガノハロシランの加水分解は、環状シロキサン及び短
鎖の塩素末端ポリオルガノシロキサンの混合物を含む水
解物となる。この分野において、水解物中のポリオルガ
ノシロキサン線状体に対する環状シロキサンの割合を調
整することに多くの注意がはらわれている。しかしなが
ら、水解物中の線状ポリオルガノシロキサンに対する環
状シロキサンの割合を調整することができるのにもかか
わらず、環状シロキサンに対する市場の要求は生産能力
を上回わり、又は環状シロキサンに対する市場の要求に
対応するために過剰のポリオルガノシロキサン線状体が
生成されている。
【0004】本願方法は、加水分解の課程で生成した塩
素末端ポリオルガノシロキサンをポリオルガノシクロシ
ロキサンに転化する方法である。供給材料として水性塩
化水素液、塩素末端ポリオルガノシロキサン及びポリオ
ルガノシクロシロキサンの水解物を使用することができ
るので、本願方法は有利である。線状ポリオルガノシロ
キサンを環状シロキサンに転化する他の方法とは異なっ
て、塩素末端ポリオルガノシロキサンを分離したり、又
は洗浄を行って末端塩素を水酸基置換体に転化する必要
性もない。本願方法は、塩素末端ポリオルガノシロキサ
ン、水性塩化水素液及び再平衡触媒を含む混合物を加熱
し、塩素末端ポリオルガノシロキサンをポリオルガノシ
クロシロキサンの再平衡に促進し、そして形成されたこ
のシクロシロキサンを反応域から取り出す。
【0005】
【従来の技術】水性系における線状のポリジメチルシロ
キサンの酸性接触再平衡は、米国特許2,467,97
6号及び同2,779,776号において知られてい
る。非水系における水酸基末端ポリオルガノシロキサン
をポリオルガノシクロシロキサンに転化する接触系は、
米国特許3,607,898号、同3,590,064
号及び同3,558,681号に開示されている。塩素
末端ポリオルガノシロキサンからポリオルガノシクロシ
ロキサンを水性方法で生成することは、米国特許4,4
23,240号、同4,412,080号、同4,44
7,630号及び同4,689,420号に開示されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は塩素末端ポリ
オルガノシロキサンをポリオルガノシクロシロキサンに
転化する方法であり、そして(A)次の式によって表わ
される塩素末端ポリオルガノシロキサン、
【化3】 水性塩化水素液、並びに活性炭、酸性白土及びスルホン
酸樹脂から選ばれた不均質再平衡触媒を含む混合物を形
成し、(B)塩素末端ポリオルガノシロキサンを再平衡
するためにこの混合物を70℃から150℃の範囲内の
温度に加熱し、そして(C)次の式によって表わされる
ポリオルガノシクロシロキサン、
【化4】 を連続的に回収することを包含する塩素末端ポリオルガ
ノシロキサンをポリオルガノシクロシロキサンに転化す
る方法であって、ここにおいていづれのRは水素原子、
1から18個の炭素原子の1価の炭化水素基及び1から
18個の炭素原子の1価の置換炭化水素基から独立して
選ばれ、nは1から50そしてxは3から20である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願方法はクロロシラン
を反応させるために適した標準的な反応器を用い回分
法、半回分法又は連続法で行うことができる。反応器
は、例えば固定床反応器、撹拌床反応器又は流動床反応
器であってよい。
【0008】塩素末端ポリオルガノシロキサン、水性塩
化水素液、及び不均質再平衡触媒を含む混合物は、通常
の手段によって生成することができる。例えば、塩素末
端ポリオルガノシロキサン及び水性塩化水素液を別個に
又は二者を混合して、不均質再平衡触媒を含む反応器に
供給する。
【0009】本願方法において有用な塩素末端ポリオル
ガノシロキサンは、式(1)によって表わされる。塩素
末端ポリオルガノシロキサンは、置換基Rが水素原子、
1から18個の炭素原子の1価の炭化水素基及び1から
18個の炭素原子の1価の置換炭化水素基から独立して
選ばれた置換基Rを有している。Rが水素原子である場
合、1個よりは多くない水素原子が珪素原子に結合して
いるのが好ましい。Rが1価の炭化水素基である場合、
Rは、例えばメチル、エチル、プロピル、t−ブチル、
イソブチル、ビニル、アリル、フェニル及びシクロペン
チルであることができる。Rが1価の置換炭化水素であ
る場合、Rは例えばクロロメチル、3,3,3−トリフ
ルオロプロピル又はペルフルオロプロピルであることが
できる。いづれのRが水素原子、メチル、ビニル及びフ
ェニルから独立して選ばれる場合が好ましい。最も好ま
しいのはRがメチルの場合である。式(1)によって表
わされる塩素末端ポリオルガノシロキサンはnが1から
50の値であるn個の式−(R2 SiO)−のシロキシ
単位を含む。好ましくはnが3から20の値である。
【0010】本願方法において、塩素末端ポリオルガノ
シロキサンは水性塩化水素液の存在下再平衡される。一
般に、水性相における塩化水素の濃度は10から42重
量%の範囲内である。好ましくは、水性相中の塩化水素
の濃度は20から32重量%の範囲内である。当業者に
おいては、再平衡方法の結果は塩化水素の発生であると
認識されよう。それ故に、水性相中の塩化水素の所望の
濃度は、水を反応系に加えて塩化水素をそこで発生させ
るか、又は事前の塩化水素の水性溶液を反応系に加える
ことによって行うことができる。
【0011】反応系中の水及び塩化水素の存在は、反応
器中に蒸気流を増加させ、ポリオルガノシクロシロキサ
ンの除去に役立つ。更に、本願方法で用いられる不均質
再平衡触媒は、触媒に用する好適量の水が少量の水で活
性化される。過剰の水は触媒を不活性することになる。
それ故に、使用される水の量は触媒によって異なる。一
般には例えば不均質触媒が活性炭である場合、使用され
る水の量は使用される塩素末端ポリオルガノシロキサン
の5から200容積%の範囲内である。不均質触媒が活
性炭である場合、好ましい水の量は使用される塩素末端
ポリオルガノシロキサンの80から120容積%の範囲
内である。
【0012】本願方法で使用される不均質再平衡触媒
(heterogeneous reequilibrium catalyst)は活性炭、
酸性白土及びスルホン酸樹脂から選ばれる。不均質再平
衡触媒は、例えば粒子、粉末、フレーク、チップ又はペ
レットの形態であることができる。塩素末端ポリオルガ
ノシロキサンの再平衡を促進することのできる活性炭
は、すべて本願方法において使用できる。本願方法にお
いて使用できる活性炭は、熱的又は化学的に活性化した
形態のものであって良い。
【0013】塩素末端ポリオルガノシロキサンの再平衡
を促進できる酸性白土は、すべて本願方法において使用
することができる。酸性白土は、例えばハロイサイト、
カオリナイト及びベントナイトであってモンモリロン石
群鉱物を構成し、この白土を例えば硫酸の如き酸溶液で
処理されたものである。
【0014】塩素末端ポリオルガノシロキサンの再平衡
を促進することのできるスルホン酸樹脂は、本願方法に
おいてすべて使用することができる。スルホン酸樹脂
は、例えば結合した−SO3 H又は−SO2 OH基を有
する合成樹脂である。合成樹脂は、例えばAmberl
yst A15(Rhom and Haas 社) 又はDowexD
R2040(Dow 化学社) である。
【0015】本願方法において使用される不均質再平衡
触媒の量は、反応系に加えられる塩素末端ポリオルガノ
シロキサンに関係して広範囲に変えることが出来る。不
均質再平衡触媒の量は触媒のタイプ、再平衡される塩素
末端ポリオルガノシロキサン、反応系の温度と水の量、
並びに塩化水素の濃度の如き要因によって変る。一般に
反応は物質移動(mass transfer)によっ
て制限されるので、従って反応系に使用される不均質再
平衡触媒の量が多い程、再平衡はより早く達成される。
触媒の使用量の例は本願における実施例に示した。
【0016】塩素末端ポリオルガノシロキサン、水性塩
化水素液、及び不均質再平衡触媒を含む混合物は、70
℃から150℃の範囲内の温度に加熱して塩素末端ポリ
オルガノシロキサンの再平衡をポリオルガノシクロシロ
キサンに効果的に転化する。採用する温度がより高い
と、例えば有機基が珪素から分断することにより、所望
のポリオルガノシクロシロキサンの収率が減少する。採
用する温度がより低いと、実際上工業的には再平衡時間
が余りにも長すぎることになる。本願方法を実施する好
ましい温度は、90℃から130℃の範囲内である。
【0017】式(2)によって表わされるポリオルガノ
シクロシロキサンは連続して反応系から回収される。ポ
リオルガノシクロシロキサンは置換基Rが塩素末端ポリ
オルガノシロキサンの所で述べた置換基を有している。
ポリオルガノシクロシロキサンは、xが3から20の値
で表わされる重合度(dp)を有している。好ましいポリ
オルガノシクロシロキサンはxが3から5である。最も
好ましいポリオルガノシクロシロキサンは、いづれのR
がメチルであってxが3から5である。
【0018】ポリオルガノシクロシロキサンの反応系か
ら連続して回収するには、標準的な方法によって行うこ
とができる。ポリオルガノシクロシロキサンの連続して
回収するとは、生成されたポリオルガノシクロシロキサ
ンを反応器から取り出すことを意味する。例えば、反応
系を所望のポリオルガノシクロシロキサンの揮発を行う
に十分な温度で行いそして得られた蒸気を反応器から連
続して取り出すことができる。所望するならば、反応系
に有害ではないキャリヤーガスを反応器に使用してポリ
オルガノシクロシロキサンの取り出しを促進することも
できる。好ましい態様として、水蒸気がキャリヤーガス
として作用して反応器からポリオルガノシクロシロキサ
ンを効率良く取り出すように、反応系中の水の量を調節
する。
【0019】典型的には、本願方法においてポリオルガ
ノシクロシロキサンは連続して回収されるので、同様の
沸点を有する塩素末端ポリオルガノシロキサンがまた回
収される。好ましい態様として、類似の沸点を有する塩
素末端ポリオルガノシロキサンを加水分解してより高分
子量のポリオルガノシロキサンに変えて、回収されたポ
リオルガノシクロシロキサンを分離する。より高分子量
のポリオルガノシロキサンを、次いで例えば蒸留の如き
標準的な方法によって所望のポリオルガノシクロシロキ
サンから分離することができる。より高分子量のポリオ
ルガノシロキサンは、次いで所望のポリオルガノシクロ
シロキサンの再平衡のために、更に反応系に戻すことが
できる。
【0020】
【実施例】次に本発明を説明するために実施例を示す。
これらの例は、本願特許請求の範囲を限定するためのも
のではない。例1 活性炭及び水性塩化水素液の存在下、塩素末端ポリジメ
チルシロキサンを加熱してポリジメチルシクロシロキサ
ンを生成した。反応に用いた反応器は250mlの三口丸
底フラスコである。第1の口には温度計を付し、第2の
口には反応系に水性塩化水素液を加えるための滴下漏斗
を付し、そして第3の口はBarrett蒸留受器に接
続される。Barrett蒸留受器は、更に蒸留物を蒸
留受器に回収するためのコンデンサーに接続してある。
75グラムの活性炭(Calgon社)、100グラムの平均
33の重合度の塩素末端ポリジメチルシロキサン及び1
00mlの37重量%の水性塩化水素液を反応器に加え
た。
【0021】反応器を110℃に加熱し、そしてサンプ
リング時間として5時間この温度を維持した。この間反
応器を目視で観察し、そして反応器内のシロキサンと水
性塩化水素を約等量に維持するため、37重量%の水性
塩化水素溶液を追加的に加えた。反応器から水性塩化水
素、環状シロキサン及び線状シロキサンの混合物を蒸留
受器に移行させた。蒸留受器に回収された環状及び線状
シロキサンは相分離及びデカント法によって水性塩化水
素から分離し、そしてスーパークリテカル(super
critical)流体クロマトグラフィー(SFC)
によって分析した。
【0022】表1に示された結果は重量%としてであ
り、いづれの環状シロキサンは、所定の時間で反応系か
ら得られた環状及び線状シロキサンの全体を表わしてい
る。ここで、Dはポリジメチルシクロシロキサンを表わ
し、そしてDと関連して示した数値はポリジメチルシク
ロシロキサン中に存在する珪素原子の数を表わす。欄中
で、全環状体は反応系から回収されたすべての環状体の
重量%であって、そして6個より多い珪素原子を含む環
状体をも包含する。線状シロキサンの分子数(Mn)も表
1に示した。
【0023】
【表1】
【0024】例2 活性炭の存在下、ジメチルジクロロシランを水性塩化水
素液と反応させて得た水解物を、例1に示したと同様な
方法で更に反応させた。例1に記載した反応器に、75
gの活性炭(前に述べたもの)、100gのジメチルジ
クロロシラン及び100mlの37重量%の水性塩化水素
液を加えた。この反応を完全に進行させた。水解物を含
む反応フラスコは次いで110℃に加熱し、そして例1
に記載したと同様に反応を行った。回収した試料を前に
述べたSFCによって分析した。この結果を表2に示し
たが、ここで表2に示したヘッドラインは表1に記載し
たものと同じである。
【0025】
【表2】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)次の式によって表わされる塩素末
    端ポリオルガノシロキサン、 【化1】 水性塩化水素液、並びに活性炭、酸性白土及びスルホン
    酸樹脂から選ばれた不均質再平衡触媒を含む混合物を形
    成し、 (B)塩素末端ポリオルガノシロキサンを再平衡するた
    めにこの混合物を70℃から150℃の範囲内の温度に
    加熱し、そして (C)次の式によって表わされるポリオルガノシクロシ
    ロキサン、 【化2】 を回収することを包含する塩素末端ポリオルガノシロキ
    サンをポリオルガノシクロシロキサンに転化する方法、
    ここにおいていづれのRは水素原子、1から18個の炭
    素原子の1価の炭化水素基及び1から18個の炭素原子
    の1価の置換炭化水素基から独立して選ばれ、nは1か
    ら50そしてxは3から20である。
  2. 【請求項2】 Rは水素原子、メチル、ビニル及びフェ
    ニルから独立して選ばれる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 Rはメチル、そしてnは3から20であ
    る請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 水性塩化水素液中の塩化水素の濃度は1
    0から42重量%の範囲内である請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 不均質再平衡触媒は活性炭であり、そし
    て反応系の中に存在する水は加えた塩素末端ポリオルガ
    ノシロキサンの80から120容積%の範囲内である請
    求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 xは3から5、そしてRはメチルである
    請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 反応系の中に存在する水の水蒸気がこの
    系からポリオルガノシクロシロキサンの除去を促進する
    ようなキャリヤーガスとして作用するように水を調整す
    る請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 不均質再平衡触媒は活性炭、いづれのR
    はメチル、nは3から20、xは3から5、温度は90
    ℃から130℃の範囲内、水性塩化水素液の塩化水素濃
    度は20から32重量%の範囲内、そして系の中に存在
    する水は系に加えた塩素末端ポリオルガノシロキサンの
    80から120容積%の範囲内である請求項1記載の方
    法。
JP5296876A 1992-12-23 1993-11-26 塩素末端ポリオルガノシロキサンをポリオルガノシクロシロキサンに転化する方法 Pending JPH06220197A (ja)

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US996417 1992-12-23

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