JPH06219810A - 防水性モルタル - Google Patents
防水性モルタルInfo
- Publication number
- JPH06219810A JPH06219810A JP3480793A JP3480793A JPH06219810A JP H06219810 A JPH06219810 A JP H06219810A JP 3480793 A JP3480793 A JP 3480793A JP 3480793 A JP3480793 A JP 3480793A JP H06219810 A JPH06219810 A JP H06219810A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mortar
- fly ash
- waterproofing
- portland cement
- synthetic rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/20—Resistance against chemical, physical or biological attack
- C04B2111/27—Water resistance, i.e. waterproof or water-repellent materials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 防水性、耐摩耗性に優れ、施工期間の短い防
水性モルタルに関する。 【構成】 合成ゴムラテックスにシリカ、およびポルト
ランドセメント、ゴム炭化水素を加えて混練したもの
に、微細粒粉末状のフライアッシュを30〜50%混合
して水で施工に適当な粘度に調整する。 【効果】 防水モルタルの機能を失うことなく、モルタ
ル材を増量できる。表面乾燥が早く、次工程までの施工
時間を短縮することができる。
水性モルタルに関する。 【構成】 合成ゴムラテックスにシリカ、およびポルト
ランドセメント、ゴム炭化水素を加えて混練したもの
に、微細粒粉末状のフライアッシュを30〜50%混合
して水で施工に適当な粘度に調整する。 【効果】 防水モルタルの機能を失うことなく、モルタ
ル材を増量できる。表面乾燥が早く、次工程までの施工
時間を短縮することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐摩耗性に優れ施工期
間の短い防水性モルタルに関する。
間の短い防水性モルタルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防水性のモルタルとしては各種の
ものが提案されているが、温度変化による膨張収縮や、
水分の浸透による経年変化が大きく、耐久年数が乏しい
欠点がある。このため、たとえば、特公昭55ー154
28号に示されているように、合成ゴムラテックスと珪
石粉末およびポルトランドセメントにアルカリ可溶性け
い酸に変化したけい石を焼成粉砕したアルカリ可溶性け
い酸粉末を配合して混錬した防水モルタルが提案されて
いる。
ものが提案されているが、温度変化による膨張収縮や、
水分の浸透による経年変化が大きく、耐久年数が乏しい
欠点がある。このため、たとえば、特公昭55ー154
28号に示されているように、合成ゴムラテックスと珪
石粉末およびポルトランドセメントにアルカリ可溶性け
い酸に変化したけい石を焼成粉砕したアルカリ可溶性け
い酸粉末を配合して混錬した防水モルタルが提案されて
いる。
【0003】この防水モルタルは、合成ゴムラテックス
およびポルトランドセメント中のアルカリ水にアルカリ
可溶性けい酸が溶解分散して、ポルトランドセメントの
水酸化石灰と化合し、水に不溶解のけい酸石灰塩水和物
を生成することによって防水性を発揮することに着目し
ている。
およびポルトランドセメント中のアルカリ水にアルカリ
可溶性けい酸が溶解分散して、ポルトランドセメントの
水酸化石灰と化合し、水に不溶解のけい酸石灰塩水和物
を生成することによって防水性を発揮することに着目し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、防水モルタ
ルを施工する際は、モルタルをコテなどによって2〜3
mmの厚さに塗布し、乾燥を待って次の重ね塗りやペイ
ントの塗装を行っているが、従来のモルタル材では、こ
の待時間が数時間におよんでいる。また、金属表面のほ
かに床材たとえば倉庫や道路上の舗装材、標識などにも
用いられるが、歩行者や車との摩擦に対する耐摩耗性と
ともに、施工時の交通の障害を少なくするなどのため施
工を短時間で行う必要があり、また、海岸施設などの構
築物に用いる場合も、波浪による衝撃や海水の飛沫を受
けるため、耐衝撃性だけでなく施工期間を短縮して早期
に強固なモルタルを構成させることが要望されている。
ルを施工する際は、モルタルをコテなどによって2〜3
mmの厚さに塗布し、乾燥を待って次の重ね塗りやペイ
ントの塗装を行っているが、従来のモルタル材では、こ
の待時間が数時間におよんでいる。また、金属表面のほ
かに床材たとえば倉庫や道路上の舗装材、標識などにも
用いられるが、歩行者や車との摩擦に対する耐摩耗性と
ともに、施工時の交通の障害を少なくするなどのため施
工を短時間で行う必要があり、また、海岸施設などの構
築物に用いる場合も、波浪による衝撃や海水の飛沫を受
けるため、耐衝撃性だけでなく施工期間を短縮して早期
に強固なモルタルを構成させることが要望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような要望
に対し、合成ゴムラテックスCaO、シリカSiO2、
ゴム炭化水素(C5H8)Xおよびポルトランドセメント
Al2O3を混合したモルタル材に、微細粒粉末状のフラ
イアッシュを30〜50容量%加えて水で混練すること
により、コスト高になることなく、耐摩耗性が高く、表
面の乾燥時間を短縮させて次工程への待時間を短縮でき
る防水モルタルを得られるようにしている。
に対し、合成ゴムラテックスCaO、シリカSiO2、
ゴム炭化水素(C5H8)Xおよびポルトランドセメント
Al2O3を混合したモルタル材に、微細粒粉末状のフラ
イアッシュを30〜50容量%加えて水で混練すること
により、コスト高になることなく、耐摩耗性が高く、表
面の乾燥時間を短縮させて次工程への待時間を短縮でき
る防水モルタルを得られるようにしている。
【0006】
【実施例】本発明の実施例として 合成ゴムラテックス CaO 50重量% シリカ SiO2 15 ポルトランドセメント Al2O3 10 ゴム炭化水素 (C5H8)X 25 を混合して水で混練したものに、微細粒粉末状のフライ
アッシュを容量で30%加えて水で適当な粘度に調整し
たモルタル材をつくり、これを鉄板上に3mmの厚さに
コテ塗りして乾燥養生させた。
アッシュを容量で30%加えて水で適当な粘度に調整し
たモルタル材をつくり、これを鉄板上に3mmの厚さに
コテ塗りして乾燥養生させた。
【0007】その結果、フライアッシュを混合しなかっ
たものに比べて表面の乾燥が早く、コテ塗りを素早く行
う必要があったが、30分程度で固化し、30日間養生
した後に観察しても、モルタルの剥離やキレツを生じて
おらず、1Kgのおもりを高さ50cmから垂直に落と
しても、剥離、キレツなどの損傷を生じなかった。ま
た、落砂量100Kgによる耐摩耗性試験(ASTM
D968−51)を行った結果、摩耗量は0.0057
gであった。この結果から、3〜5mm程度の厚さにモ
ルタルの施工を行った後、1時間程度で塗り重ねやペイ
ント塗装などの次の工程を行うことができる。
たものに比べて表面の乾燥が早く、コテ塗りを素早く行
う必要があったが、30分程度で固化し、30日間養生
した後に観察しても、モルタルの剥離やキレツを生じて
おらず、1Kgのおもりを高さ50cmから垂直に落と
しても、剥離、キレツなどの損傷を生じなかった。ま
た、落砂量100Kgによる耐摩耗性試験(ASTM
D968−51)を行った結果、摩耗量は0.0057
gであった。この結果から、3〜5mm程度の厚さにモ
ルタルの施工を行った後、1時間程度で塗り重ねやペイ
ント塗装などの次の工程を行うことができる。
【0008】フライアッシュはセメントの混和材として
知られているが、本発明者の実験により合成ゴムラテッ
クスを主とするモルタル材に加えることにより、モルタ
ルの性能を低下させることなく、モルタルを増量し、表
面乾燥が早くなる作用効果を得られることが明らかにな
った。これは、微細粒粉末状のフライアッシュは、球状
粒子が多いため、乾燥が早くなってもモルタル内の摩擦
を少なくして塗布を困難にすることがなく、モルタル強
度を保持向上させるものと思われる。
知られているが、本発明者の実験により合成ゴムラテッ
クスを主とするモルタル材に加えることにより、モルタ
ルの性能を低下させることなく、モルタルを増量し、表
面乾燥が早くなる作用効果を得られることが明らかにな
った。これは、微細粒粉末状のフライアッシュは、球状
粒子が多いため、乾燥が早くなってもモルタル内の摩擦
を少なくして塗布を困難にすることがなく、モルタル強
度を保持向上させるものと思われる。
【0009】実験の結果では、合成ゴムラテックス30
〜50%、シリカ15〜30%、ポルトランドセメント
5〜20%、ゴム炭化水素10〜30%のモルタル材に
対して、フライアッシュを混合し、30〜50%増量さ
せる程度で良好な効果が得られるようであり、粘度を調
整することによってハケ塗りやスプレーの使用が可能で
ある。
〜50%、シリカ15〜30%、ポルトランドセメント
5〜20%、ゴム炭化水素10〜30%のモルタル材に
対して、フライアッシュを混合し、30〜50%増量さ
せる程度で良好な効果が得られるようであり、粘度を調
整することによってハケ塗りやスプレーの使用が可能で
ある。
【0010】なお、フライアッシュを30%以下で混合
しても、増量効果が少なく、表面の乾燥時間が長くな
り、50〜60%加えたものでは、性能上での大きな差
異は認められなかったが、施工時の乾燥が早く、かえっ
て施工がしにくくなるので、施工状態に応じてフライア
ッシュの混合量を30ないし50%以下で加減すること
が望ましい。
しても、増量効果が少なく、表面の乾燥時間が長くな
り、50〜60%加えたものでは、性能上での大きな差
異は認められなかったが、施工時の乾燥が早く、かえっ
て施工がしにくくなるので、施工状態に応じてフライア
ッシュの混合量を30ないし50%以下で加減すること
が望ましい。
【0011】
【発明の効果】このように本発明においては、合成ゴム
ラテックスとシリカおよびポルトランドセメント、ゴム
炭化水素を混合し、これに微細粒粉末状のフライアッシ
ュを加えているので、防水性や耐摩耗性などのモルタル
の機能を損なうことなく、モルタルの増量を安価に行う
ことができる。また、施工時の表面乾燥が早く、次工程
までの待時間を短くし、施工期間を短縮できる効果があ
る。
ラテックスとシリカおよびポルトランドセメント、ゴム
炭化水素を混合し、これに微細粒粉末状のフライアッシ
ュを加えているので、防水性や耐摩耗性などのモルタル
の機能を損なうことなく、モルタルの増量を安価に行う
ことができる。また、施工時の表面乾燥が早く、次工程
までの待時間を短くし、施工期間を短縮できる効果があ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 24:24 B 2102−4G 18:08 B 2102−4G 14:06) 2102−4G
Claims (1)
- 【請求項1】 合成ゴムラテックスを主体とし、これに
シリカとポルトランドセメントおよびゴム炭化水素を混
練したモルタル材に、微細粒粉末状のフライアッシュを
容量で30〜50%混合して水で施工に適当な粘度に調
整したことを特徴とする防水性モルタル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3480793A JPH06219810A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 防水性モルタル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3480793A JPH06219810A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 防水性モルタル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06219810A true JPH06219810A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12424495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3480793A Pending JPH06219810A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 防水性モルタル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06219810A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6869476B2 (en) * | 2002-11-27 | 2005-03-22 | Jang San Waterproof Industrial Co., Ltd. | Waterproof admixture composition for concrete having excellent anti-corrosive performance |
CN112794684A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-05-14 | 徐州和成建材科技有限公司 | 一种水泥基渗透结晶防水材料 |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP3480793A patent/JPH06219810A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6869476B2 (en) * | 2002-11-27 | 2005-03-22 | Jang San Waterproof Industrial Co., Ltd. | Waterproof admixture composition for concrete having excellent anti-corrosive performance |
CN112794684A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-05-14 | 徐州和成建材科技有限公司 | 一种水泥基渗透结晶防水材料 |
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