JPH06218980A - 直接制御式記録装置 - Google Patents
直接制御式記録装置Info
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- JPH06218980A JPH06218980A JP1337793A JP1337793A JPH06218980A JP H06218980 A JPH06218980 A JP H06218980A JP 1337793 A JP1337793 A JP 1337793A JP 1337793 A JP1337793 A JP 1337793A JP H06218980 A JPH06218980 A JP H06218980A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 支持体の種類に影響されない、鮮明な画像を
形成する画像形成装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 センサー80からの支持体の種類の情報によ
り、CPU72は、ROM75を参照して出力可変電圧
電源63の出力電圧を制御し、対向電極60の印加電圧
を変更する。例えば、厚い支持体51の場合は低めの電
圧、薄い支持体51の場合は、高めの電圧が加えられ
る。このため、対向電極60によって形成されている飛
しょう電界が、支持体51の種類によらず一定となる。
形成する画像形成装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 センサー80からの支持体の種類の情報によ
り、CPU72は、ROM75を参照して出力可変電圧
電源63の出力電圧を制御し、対向電極60の印加電圧
を変更する。例えば、厚い支持体51の場合は低めの電
圧、薄い支持体51の場合は、高めの電圧が加えられ
る。このため、対向電極60によって形成されている飛
しょう電界が、支持体51の種類によらず一定となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター、
プロッター、ファクシミリなどに利用し得る直接制御式
記録装置に関するものである。
プロッター、ファクシミリなどに利用し得る直接制御式
記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アパチャーを有した電極に画像信
号を印加することによりトナー粒子のアパチャー通過を
制御し支持体上に画像を得る画像記録装置は、米国特許
第3689935号明細書で提案されている。この提案
では、絶縁体の層を挟んで片面に連続した基準電極と、
もう一方の面に互いに絶縁された複数の制御電極とを備
え、各絶縁された複数の制御電極毎に3層を貫いて少な
くも1列のアパチャーを有しているアパチャー電極体
と、制御電極に基準電極との間に選択的に電位を与える
手段と、印加された電位によってアパチャーを通るトナ
ー粒子の流れを変調させるよう帯電した粒子を投射する
手段と、支持体とアパチャー電極体が相対的に移動して
支持体を粒子流路中に位置決めする手段から構成されて
いる。
号を印加することによりトナー粒子のアパチャー通過を
制御し支持体上に画像を得る画像記録装置は、米国特許
第3689935号明細書で提案されている。この提案
では、絶縁体の層を挟んで片面に連続した基準電極と、
もう一方の面に互いに絶縁された複数の制御電極とを備
え、各絶縁された複数の制御電極毎に3層を貫いて少な
くも1列のアパチャーを有しているアパチャー電極体
と、制御電極に基準電極との間に選択的に電位を与える
手段と、印加された電位によってアパチャーを通るトナ
ー粒子の流れを変調させるよう帯電した粒子を投射する
手段と、支持体とアパチャー電極体が相対的に移動して
支持体を粒子流路中に位置決めする手段から構成されて
いる。
【0003】しかしこの装置によると、トナーによるア
パチャーの目詰まりが発生して記録品質が悪いのに加
え、記録速度も十分な上げることができなかった。
パチャーの目詰まりが発生して記録品質が悪いのに加
え、記録速度も十分な上げることができなかった。
【0004】本出願人は、更に検討を進め、特願平4−
254494号の出願において既に出願しているよう
に、トナーを保持した担持体と記録電極を接触させて配
置することにより記録特性を大きく改善することができ
る画像記録装置も提案している。この装置によれば、画
質向上はめざましく、画像記録装置としても小型化、低
コスト化が可能になった。
254494号の出願において既に出願しているよう
に、トナーを保持した担持体と記録電極を接触させて配
置することにより記録特性を大きく改善することができ
る画像記録装置も提案している。この装置によれば、画
質向上はめざましく、画像記録装置としても小型化、低
コスト化が可能になった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置にお
いては、受像体として例えば厚紙等の支持体に出力する
場合、支持体は空気よりも比誘電率が大きいので、対向
電極に加えられる電圧が一定であるとすると、支持体の
記録電極側の電界が強くなり、トナーが過剰に支持体に
飛しょうする。結果として、記録品質としては濃くな
り、鮮明な画像を形成できないことがあった。また、厚
みの薄い支持体の場合は、記録品質としては薄くなり、
このように紙厚が変化すると、良好な記録品質を得るこ
とができなかった。
いては、受像体として例えば厚紙等の支持体に出力する
場合、支持体は空気よりも比誘電率が大きいので、対向
電極に加えられる電圧が一定であるとすると、支持体の
記録電極側の電界が強くなり、トナーが過剰に支持体に
飛しょうする。結果として、記録品質としては濃くな
り、鮮明な画像を形成できないことがあった。また、厚
みの薄い支持体の場合は、記録品質としては薄くなり、
このように紙厚が変化すると、良好な記録品質を得るこ
とができなかった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、受像体の種類に影響されない、
鮮明な画像を形成することができる直接制御方式記録装
置を提供することを目的としている。
になされたものであり、受像体の種類に影響されない、
鮮明な画像を形成することができる直接制御方式記録装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の直接制御式記録装置は、荷電粒子を保持し供
給する担持体と、前記担持体と荷電粒子を介して対向し
て配置され、電界により直接制御する電界制御手段と、
前記電界制御手段と受像体を挟んで配置された対向電極
とで構成された直接制御式記録装置であって、前記受像
体の種類を検知する検知手段と、前記検知手段からの情
報により、対向電極の電圧を制御する制御手段とを有す
る。
に本発明の直接制御式記録装置は、荷電粒子を保持し供
給する担持体と、前記担持体と荷電粒子を介して対向し
て配置され、電界により直接制御する電界制御手段と、
前記電界制御手段と受像体を挟んで配置された対向電極
とで構成された直接制御式記録装置であって、前記受像
体の種類を検知する検知手段と、前記検知手段からの情
報により、対向電極の電圧を制御する制御手段とを有す
る。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明によれば、検知手段
により支持体の種類を検知し、この情報から制御手段に
より対向電極の電圧を制御して、支持体上に画像を形成
する。
により支持体の種類を検知し、この情報から制御手段に
より対向電極の電圧を制御して、支持体上に画像を形成
する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0010】図1は、本発明を適用した画像記録装置の
断面図である。画像記録装置10は、大きくプロセスユ
ニット20、記録用電極30、定着器40、用紙搬送ユ
ニット50、対向電極60、及び電源部70とで構成さ
れている。本装置においては、プロセスユニット20に
おいて、前記記録用電極30により、受像体としての用
紙51上にトナー像が形成された後、定着器40で加熱
定着が行われて排出される。
断面図である。画像記録装置10は、大きくプロセスユ
ニット20、記録用電極30、定着器40、用紙搬送ユ
ニット50、対向電極60、及び電源部70とで構成さ
れている。本装置においては、プロセスユニット20に
おいて、前記記録用電極30により、受像体としての用
紙51上にトナー像が形成された後、定着器40で加熱
定着が行われて排出される。
【0011】記録装置の外装11には、左側面に出力紙
の排出口12及びトレー13が、設けられている。
の排出口12及びトレー13が、設けられている。
【0012】本機中央に設置されたプロセスユニット2
0は、次のような構成を有している。すなわち、プロセ
スユニット20は、帯電ユニット21及びトナー供給ユ
ニット22とで構成されていて、前記帯電ユニット21
には、図中矢印方向に回転可能な担持ローラ23、供給
ローラ24、アジテータ26、及びブレード25が配置
されている。前記担持ローラ23は、金属もしくは樹脂
等の絶縁体の表面を有した剛体のローラであり、後述す
る記録用電極30とは、トナー層を介して密着して設け
られている(図3参照のこと)。両ローラはいずれも接
地されている。前記供給ローラ24は、スポンジやゴム
でできた弾性体のローラである。ここにおいて前記担持
ローラ23はトナー27を担持し、記録電極30に向か
って搬送するものであり、前記供給ローラ24は、トナ
ー担持ローラ23に対してトナー27を供給するもので
ある。
0は、次のような構成を有している。すなわち、プロセ
スユニット20は、帯電ユニット21及びトナー供給ユ
ニット22とで構成されていて、前記帯電ユニット21
には、図中矢印方向に回転可能な担持ローラ23、供給
ローラ24、アジテータ26、及びブレード25が配置
されている。前記担持ローラ23は、金属もしくは樹脂
等の絶縁体の表面を有した剛体のローラであり、後述す
る記録用電極30とは、トナー層を介して密着して設け
られている(図3参照のこと)。両ローラはいずれも接
地されている。前記供給ローラ24は、スポンジやゴム
でできた弾性体のローラである。ここにおいて前記担持
ローラ23はトナー27を担持し、記録電極30に向か
って搬送するものであり、前記供給ローラ24は、トナ
ー担持ローラ23に対してトナー27を供給するもので
ある。
【0013】そして前記供給ローラ24と担持ローラ2
3は、ケース21内において図示する矢印方向に回転可
能に支持されており、両者は接触して配設されている。
また前記トナー層規制ブレード25は、担持ローラ23
に担持されるトナー27の量がローラ面上で均一になる
よう調整すると共にそのトナー27を均一に帯電させる
ものであり、担持ローラ23に圧接されている。
3は、ケース21内において図示する矢印方向に回転可
能に支持されており、両者は接触して配設されている。
また前記トナー層規制ブレード25は、担持ローラ23
に担持されるトナー27の量がローラ面上で均一になる
よう調整すると共にそのトナー27を均一に帯電させる
ものであり、担持ローラ23に圧接されている。
【0014】トナー供給ユニット22は、内部にはトナ
ー27が充填されていて、ユーザがトナー補給の際装着
される。トナー27は、粒径7μm程度のいわゆる小粒
径トナーが画像的に好ましく、粉砕トナー、重合トナー
共に使用できる。本機に設置がなされると、トナー27
は帯電ユニット21に放出され、アジテータ26により
かくはんされる。
ー27が充填されていて、ユーザがトナー補給の際装着
される。トナー27は、粒径7μm程度のいわゆる小粒
径トナーが画像的に好ましく、粉砕トナー、重合トナー
共に使用できる。本機に設置がなされると、トナー27
は帯電ユニット21に放出され、アジテータ26により
かくはんされる。
【0015】プロセスユニット20の下部には、電界制
御手段たる記録用電極30が配置されている。ここで図
2を使用して、記録用電極について説明する。記録用電
極30は、図2に示すように25μm厚のポリイミド製
の絶縁シート31に直径100μmの複数の、トナー流
制御部としてのアパチャ32が一列に形成され、且つ各
アパチャ32の上側に制御電極33が1μm厚で形成さ
れたものである。そして、前記アパチャ電極体30は、
用紙51側に制御電極33を対向させ、絶縁シート31
がアパチャ位置で担持ローラ上のトナーと接するように
配設されている。
御手段たる記録用電極30が配置されている。ここで図
2を使用して、記録用電極について説明する。記録用電
極30は、図2に示すように25μm厚のポリイミド製
の絶縁シート31に直径100μmの複数の、トナー流
制御部としてのアパチャ32が一列に形成され、且つ各
アパチャ32の上側に制御電極33が1μm厚で形成さ
れたものである。そして、前記アパチャ電極体30は、
用紙51側に制御電極33を対向させ、絶縁シート31
がアパチャ位置で担持ローラ上のトナーと接するように
配設されている。
【0016】また、前記制御電極33とトナー担持ロー
ラ23の間には、制御電圧印加回路34が接続されてい
る。この制御電圧印加回路34は、画像信号に基いて制
御電極32に対して0V、もしくは+40Vの電圧を印
加するように構成されている。
ラ23の間には、制御電圧印加回路34が接続されてい
る。この制御電圧印加回路34は、画像信号に基いて制
御電極32に対して0V、もしくは+40Vの電圧を印
加するように構成されている。
【0017】プロセスユニット20と、用紙51を挟ん
で、対向電極60が設けられている。対向電極60は、
周知の可変電圧電源63により約1キロボルトの電圧が
印加される電極部62と、前記電極部を保持絶縁する支
持部61とで構成されている。
で、対向電極60が設けられている。対向電極60は、
周知の可変電圧電源63により約1キロボルトの電圧が
印加される電極部62と、前記電極部を保持絶縁する支
持部61とで構成されている。
【0018】さらに、装置下方には、用紙搬送ユニット
50が設けられている。用紙搬送ユニット50は、用紙
51を収納する用紙カセット52と、けり出しローラ5
3と、用紙反転ローラ54と、搬送ガイド55と、送出
ローラ56と、搬送ローラ57とで構成されている。各
ローラは、図中矢印方向に回転可能であり、用紙を搬送
することを行える。
50が設けられている。用紙搬送ユニット50は、用紙
51を収納する用紙カセット52と、けり出しローラ5
3と、用紙反転ローラ54と、搬送ガイド55と、送出
ローラ56と、搬送ローラ57とで構成されている。各
ローラは、図中矢印方向に回転可能であり、用紙を搬送
することを行える。
【0019】用紙搬送路途中には、検知手段としてのセ
ンサー80が配設されている。センサー80は、透過型
フォトセンサーであり、LED81から出た光が支持体
51を透過する光量をフォトダイオード82により受光
し、前記フォトダイオード82によって生じる電圧を検
知することにより、支持体51の厚みや材質などを種類
を測定する。
ンサー80が配設されている。センサー80は、透過型
フォトセンサーであり、LED81から出た光が支持体
51を透過する光量をフォトダイオード82により受光
し、前記フォトダイオード82によって生じる電圧を検
知することにより、支持体51の厚みや材質などを種類
を測定する。
【0020】また、用紙搬送方向下流に定着ユニット4
0が、配置されている。定着ユニット40は、ヒータ4
2を内蔵したヒートローラ43と、加圧ローラ41によ
り構成されている。
0が、配置されている。定着ユニット40は、ヒータ4
2を内蔵したヒートローラ43と、加圧ローラ41によ
り構成されている。
【0021】装置上方には、記録に必要なデータ処理を
行うコントローラ部71と、駆動や電圧制御をつかさど
る電源部70が設けられている。
行うコントローラ部71と、駆動や電圧制御をつかさど
る電源部70が設けられている。
【0022】図3は、コントローラ部71の中で、可変
電圧電源63の制御に関連する部分を示す図である。
電圧電源63の制御に関連する部分を示す図である。
【0023】コントローラ部71は、周知のCPU72
により構成されており、そのCPU72には、ドライバ
ー73を介して前記センサー80のLED81が接続さ
れており、また前記フォトダイオード82の出力は、A
/Dコンバータ74を介してCPU72に入力される。
また、前記CPU72には、フォトダイオード82の出
力と出力可変電圧電源63の出力電圧との関係をテーブ
ル状態にて記憶したROM75が接続されており、それ
によりフォトダイオード82の出力に基づいて前記出力
可変電圧電源63の出力電圧を可変することができる。
により構成されており、そのCPU72には、ドライバ
ー73を介して前記センサー80のLED81が接続さ
れており、また前記フォトダイオード82の出力は、A
/Dコンバータ74を介してCPU72に入力される。
また、前記CPU72には、フォトダイオード82の出
力と出力可変電圧電源63の出力電圧との関係をテーブ
ル状態にて記憶したROM75が接続されており、それ
によりフォトダイオード82の出力に基づいて前記出力
可変電圧電源63の出力電圧を可変することができる。
【0024】すなわち、用紙51の紙厚が薄いときに
は、LED81から用紙51を透過してフォトダイオー
ド82に至る光量が多くてフォトダイオード82の出力
電圧が高くなり、それによりCPU72は、ROM75
を参照して出力電圧がやや低くなるように出力可変電圧
電源63を制御し、同様に、用紙51の紙厚が厚いとき
には、LED81から用紙51を透過してフォトダイオ
ード82に至る光量が少なくてフォトダイオード82の
出力電圧が低くなり、それによりCPU72は、出力電
圧がやや高くなるように出力可変電圧電源63を制御す
る。
は、LED81から用紙51を透過してフォトダイオー
ド82に至る光量が多くてフォトダイオード82の出力
電圧が高くなり、それによりCPU72は、ROM75
を参照して出力電圧がやや低くなるように出力可変電圧
電源63を制御し、同様に、用紙51の紙厚が厚いとき
には、LED81から用紙51を透過してフォトダイオ
ード82に至る光量が少なくてフォトダイオード82の
出力電圧が低くなり、それによりCPU72は、出力電
圧がやや高くなるように出力可変電圧電源63を制御す
る。
【0025】次に本実施例の作用について、説明をす
る。
る。
【0026】外部のコンピュータからデータが送出され
てくると、本装置は作動を開始する。プロセスユニット
20においては、収納されたトナー27がアジテータ2
6により、供給ローラ24に送られ、接地されたブレー
ド25の摩擦帯電により、負帯電性を付与される。帯電
したトナー27は、供給ローラ24から担持ローラ23
にのせられ、記録用電極30と接する位置まで運ばれ
る。
てくると、本装置は作動を開始する。プロセスユニット
20においては、収納されたトナー27がアジテータ2
6により、供給ローラ24に送られ、接地されたブレー
ド25の摩擦帯電により、負帯電性を付与される。帯電
したトナー27は、供給ローラ24から担持ローラ23
にのせられ、記録用電極30と接する位置まで運ばれ
る。
【0027】記録電極においては、データ出力回路から
の信号が導線部を通じて、制御電圧印加回路34に伝達
される。これにより制御電圧印加回路34は、0ボルト
と40ボルトを選択的に開口電極部33に印加する。こ
のとき接地した担持ローラ23と開口電極33間には、
電界が発生し、記録電極30と担持ローラ23により挟
まれたトナーは、静電力を受け、記録制御を行うことが
できる。すなわち、0ボルト印加時には、トナーはアパ
チャーへ移動することなく静止しているが、40ボルト
印加時には、負帯電したトナーはアパチャーをくぐり抜
け、その後対向電極60によって形成された電界により
飛翔する。
の信号が導線部を通じて、制御電圧印加回路34に伝達
される。これにより制御電圧印加回路34は、0ボルト
と40ボルトを選択的に開口電極部33に印加する。こ
のとき接地した担持ローラ23と開口電極33間には、
電界が発生し、記録電極30と担持ローラ23により挟
まれたトナーは、静電力を受け、記録制御を行うことが
できる。すなわち、0ボルト印加時には、トナーはアパ
チャーへ移動することなく静止しているが、40ボルト
印加時には、負帯電したトナーはアパチャーをくぐり抜
け、その後対向電極60によって形成された電界により
飛翔する。
【0028】装置の起動と同時に用紙搬送ユニット50
からは、用紙51が送出される。すなわち、半円状の蹴
りだしローラ53が、用紙カセット52より用紙51を
送り出し、用紙反転ローラ54によって搬送方向を変更
された後、搬送ガイド55と搬送ローラ57により保持
送出される。そして、用紙51は、CPU72によりL
ED81が点灯されてセンサー80により厚みが測定さ
れる。この情報に基づき、CPU72は、ROM75を
参照して出力可変電圧電源63の出力電圧を決定する。
すなわち、普通紙よりも薄い用紙については高めの電圧
が、またボンド紙や葉書などの厚い用紙には低めの電圧
が対向電極60に印加されるように出力可変電圧電源6
3を制御する。
からは、用紙51が送出される。すなわち、半円状の蹴
りだしローラ53が、用紙カセット52より用紙51を
送り出し、用紙反転ローラ54によって搬送方向を変更
された後、搬送ガイド55と搬送ローラ57により保持
送出される。そして、用紙51は、CPU72によりL
ED81が点灯されてセンサー80により厚みが測定さ
れる。この情報に基づき、CPU72は、ROM75を
参照して出力可変電圧電源63の出力電圧を決定する。
すなわち、普通紙よりも薄い用紙については高めの電圧
が、またボンド紙や葉書などの厚い用紙には低めの電圧
が対向電極60に印加されるように出力可変電圧電源6
3を制御する。
【0029】用紙51が、前記記録電極30のアパチャ
33直下にくると、トナー27が飛翔して付着する。こ
のように各開口電極33の電圧を独自に制御することに
より、トナーが飛翔し対応した画像が用紙51上に形成
できる。この時用紙の厚みにより対向電極60の印加電
圧を変化させているので、支持体の厚みによらず飛翔電
界強度が一定となり、常に鮮明な画像を出力することが
できる。
33直下にくると、トナー27が飛翔して付着する。こ
のように各開口電極33の電圧を独自に制御することに
より、トナーが飛翔し対応した画像が用紙51上に形成
できる。この時用紙の厚みにより対向電極60の印加電
圧を変化させているので、支持体の厚みによらず飛翔電
界強度が一定となり、常に鮮明な画像を出力することが
できる。
【0030】その後、トナーによる画像が形成された用
紙51は、定着器40へと搬送される。そして、ここで
用紙上の画像が、ヒートローラ43と加圧ローラ41に
よって圧接されることにより定着される。この定着方法
は一般的な方法であるため、詳細な説明は省略する。画
像形成された用紙は、搬送ガイド55を経由して、排出
口12へと搬送され出力される。
紙51は、定着器40へと搬送される。そして、ここで
用紙上の画像が、ヒートローラ43と加圧ローラ41に
よって圧接されることにより定着される。この定着方法
は一般的な方法であるため、詳細な説明は省略する。画
像形成された用紙は、搬送ガイド55を経由して、排出
口12へと搬送され出力される。
【0031】本発明は上述した実施例に拘ることなく、
その主旨を逸脱しない範囲で変更は可能である。本実施
例では、センサーにより厚みを検知する方式に付いて説
明したが、使用者が装置外部に設けられた用紙設定スイ
ッチにより、用紙の厚みや材質を入力するようにしても
良い。また本発明では、透過型センサーを使用したが、
静電容量変化型や厚み検出機構などにより、用紙厚みを
判別させても良い。
その主旨を逸脱しない範囲で変更は可能である。本実施
例では、センサーにより厚みを検知する方式に付いて説
明したが、使用者が装置外部に設けられた用紙設定スイ
ッチにより、用紙の厚みや材質を入力するようにしても
良い。また本発明では、透過型センサーを使用したが、
静電容量変化型や厚み検出機構などにより、用紙厚みを
判別させても良い。
【0032】さらに、本発明は用紙の厚みによって背面
電極の電圧を変化させたが、用紙の材質及び厚みを検出
したり、また記録に関わる要因例えば湿度や温度等環境
条件によっても、対向電極電圧を制御しても良い。
電極の電圧を変化させたが、用紙の材質及び厚みを検出
したり、また記録に関わる要因例えば湿度や温度等環境
条件によっても、対向電極電圧を制御しても良い。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明によれば、対向電極によって形成されている飛し
ょう電界が、支持体の種類によらず一定となり、常に鮮
明な画像を出力することが出来る。
本発明によれば、対向電極によって形成されている飛し
ょう電界が、支持体の種類によらず一定となり、常に鮮
明な画像を出力することが出来る。
【図1】本発明を具体化した一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】アパチャー電極体の詳細を示す斜視図である。
【図3】可変電圧電源の制御に関連する電気的構成を示
す図である。
す図である。
30 アパチャー電極体 31 絶縁層 32 アパチャ 33 制御電極 51 支持体 60 対向電極 61 支持部 62 電極部 72 CPU 75 ROM 80 センサー 81 LED 82 フォトダイオード
Claims (1)
- 【請求項1】 荷電粒子を保持し供給する担持体と、 前記担持体と荷電粒子を介して対向して配置され、電界
により直接制御する電界制御手段と、 前記電界制御手段と受像体を挟んで配置された対向電極
とで構成された直接制御式記録装置において、 前記受像体の種類を検知する検知手段と、 前記検知手段からの情報により、対向電極の電圧を制御
する制御手段とを有することを特徴とした直接制御式記
録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1337793A JPH06218980A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 直接制御式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1337793A JPH06218980A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 直接制御式記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06218980A true JPH06218980A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11831411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1337793A Pending JPH06218980A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 直接制御式記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06218980A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2014332934B2 (en) * | 2013-10-07 | 2016-12-08 | Daikin Industries, Ltd. | Control Method for Direct Power Converter |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP1337793A patent/JPH06218980A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2014332934B2 (en) * | 2013-10-07 | 2016-12-08 | Daikin Industries, Ltd. | Control Method for Direct Power Converter |
AU2014332934C1 (en) * | 2013-10-07 | 2017-03-23 | Daikin Industries, Ltd. | Control Method for Direct Power Converter |
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