JPH06218941A - インクジェットプリンター用インクカートリッジ - Google Patents
インクジェットプリンター用インクカートリッジInfo
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- JPH06218941A JPH06218941A JP1022093A JP1022093A JPH06218941A JP H06218941 A JPH06218941 A JP H06218941A JP 1022093 A JP1022093 A JP 1022093A JP 1022093 A JP1022093 A JP 1022093A JP H06218941 A JPH06218941 A JP H06218941A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- tank
- thin film
- supply
- jet printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
クと廃インク回収タンクのトータルスペースを印字可能
容量を変えないで小さくしコンパクト化を計ると共に製
造コストの削減を狙う。 【構成】 供給インク室4内に袋状に閉じられた薄膜1
が廃インク室6を密封分離し、中に収容物が設置されて
いない廃インク室6は廃インク回収口7をへてタンクの
外と通じ供給インク室4はインク供給口5をへてタンク
の外と通ずる。
Description
トプリンターのインクカートリッジの構造に関する。
クカートリッジは一般に供給インクだけが充填されてお
り、ノズルクリーニングや初期インク通しで排出される
廃インクは別に設けられた廃インク吸収箱または廃イン
クタンクに回収されていたが、廃インク吸収箱や廃イン
クタンクを使う方法はプリンターの構造の中に体積の大
きな箱またはタンクを収納するスペースを設ける必要が
あり、プリンターのコンパクト性を損なうため図5に示
す特開平2−192953号公報によって改善する試み
がなされた。図に於て21は供給インク袋であり、22
は中に高分子吸収材24を収容した廃インク袋で通気孔
25によってカートリッジタンク23の外部と通じてい
る。供給インク袋21と廃インク袋22はカートリッジ
タンク23内に収容されており、供給インク袋の供給イ
ンク消費に伴う体積減少分を廃インク袋の体積増加分に
利用させる配慮がなされており、廃インクタンクの容積
はかなり小さくなる。
−192953号公報によるインクカートリッジは廃イ
ンクカートリッジ高分子吸収材を収納しており、更に通
気孔を設けるために廃インク袋内に空間を確保する必要
が有る。また高分子吸収材のインク吸収による体積膨張
度は必ずしも一対一とは限らず新しいインクカートリッ
ジによる印字初期に供給インク袋を圧迫しないようにタ
ンク内に余裕の隙間を設けて置く必要がある。そのため
タンク内空間利用度は10〜20%程度低下する。また
高分子吸収材に吸収された廃インクは分離して再生する
ことが困難で回収された廃インク袋は内容物と共に廃却
するしかない。
克服するためインクタンクの内側が、可とう性を有しか
つタンク内容積を分離密封する薄膜で仕切られ、仕切ら
れた各室のうち少なくとも1つ以上の室が収容物を持た
ずかつ前記仕切られた各室からは少なくとも1つ以上の
外への口を有するインクカートリッジタンクまたは2つ
以上の口を持つインクカートリッジタンクの少なくとも
1つの口を通して内容積を分離密封し、かつ内容物をも
たない袋状の薄膜をインクタンク内に挿入し前記袋状薄
膜の開口側の端部を前記口の壁面もしくは外に配置し密
封シールしたことを特徴とする。
る。図に於て1は薄膜でPETフィルム等のプラスチッ
ク材できている。2はタンク上、3はタンク下、4は供
給インク室、5はインク供給口、6は廃インク室、7は
廃インク回収口である。薄膜1はタンク上2とタンク下
3で挟まれ密封シール処理が施されている。インクが供
給インク室4に充填され未使用状態では薄膜1はタンク
上2の内面に押し付けられタンクの全容積を供給インク
で占められるが供給インクが使用されるに従い薄膜1は
タンク上2の内面から離れ空間が出来て廃インク室6が
でき、プリンターノズルのクリーニングで発生する廃イ
ンクを廃インク回収口7を通して廃インク室に収納する
ことが出来る。供給インクを使い終わるまで発生する廃
インク量は如何なる時点を捕らえても使用される供給イ
ンク量と同等かまたは少ないため廃インクの収納容積が
不足することはない。供給インクを使い終わったら廃イ
ンクは廃インク室6にすべて収納されており、新しいイ
ンクカートリッジタンクと交換することにより廃インク
を回収することが出来る。
である。1は薄膜でタンク内で密封した袋状を形成して
おり、開口側の端部はタンク上2の一部に設けられた廃
インク回収口子8の固定部でタンク上2と廃インク回収
口子8で挟み密封シールされる。使用上の基本は図1の
場合と変わらないので省略する。
り、図2の実施例の考え方を展開して供給タンク室4も
廃インク室6同様薄膜1’で密封分離した実施例であ
る。本実施例では供給インク及び廃インクとも薄膜によ
って密封シールされるためタンク上2及びタンク下3で
構成される容室は水密性を保持する必要がなく廉価な材
質及び構造で良いことになる。
ク回収口にインクと空気を分離する機構を取り付けた本
発明の実施例である。図に於て廃インク回収口7から流
入する廃インクは空気と一緒に送られてくる場合が多い
が、円筒状繊維束11を通過することによりインク成分
は繊維間の間隙を伝わり薄膜1で形成された廃インク室
6に流入し、一方空気は分離器ケース10に形成された
通気孔15から外に排気される。そのため廃インク室6
には若干の空気は入る場合もあるが廃インク室6の内圧
が上がって供給インク室4内の圧力を印字品質に影響す
る程高めることはない。廃インク室6を形成する薄膜1
の開口部はタンク上2と分離器ケース10で挟まれ密封
シールされている。その他は図2に於ける原理と同じで
あるので説明は省略する。
ツトプリンター用インクカートリッジは内部に内容積を
仕切る薄膜以外の内容物を持たないためタンク内容積と
ほぼ同量の供給インクを充填することができ、インクジ
ェットプリンターのコンパクト性を更にすすめるばかり
でなく、廉価なプラスチック製薄膜とそのシール構造か
らなり、非常に簡単なため、多大なコスト削減を実現す
る。また出所の明確な供給インクからでた廃インクを分
離するので将来インクの回収再生への道を留保する手段
にもなる。
Claims (3)
- 【請求項1】 液状インクを印字媒体とするインクジェ
ットプリンターに於て、タンクの内側が少なくとも1つ
の可とう性がありかつタンク内容積を密封分離する薄膜
で仕切られ、仕切られた各室の内少なくとも1つ以上の
室が収容物を持たずかつ前記仕切られた各室からは少な
くとも1つ以上外への通路を有することを特徴とするイ
ンクジェットプリンター用インクカートリッジ。 - 【請求項2】 液状インクを印字媒体とするインクジェ
ットプリンターに於て、2つ以上の口を持つインクカー
トリッジタンクの少なくとも1つの口を通して内容積を
密封分離しかつ内容積内に収容物を持たない袋状の薄膜
をインクカートリッジタンク内に挿入し前記袋状の薄膜
の開口側の端部をタンクの前記口の壁面もしくは外に配
置し密封シールしたことを特徴とするインクジェットプ
リンター用インクカートリッジ。 - 【請求項3】 前記袋状の薄膜が挿入された口部にイン
クと空気を分離するフィルターを設置したことを特徴と
する請求項2記載のインクジェットプリンター用インク
カートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1022093A JP3225665B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | インクジェットプリンター用インクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1022093A JP3225665B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | インクジェットプリンター用インクカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06218941A true JPH06218941A (ja) | 1994-08-09 |
JP3225665B2 JP3225665B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=11744197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1022093A Expired - Lifetime JP3225665B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | インクジェットプリンター用インクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3225665B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8024946B2 (en) * | 2008-09-18 | 2011-09-27 | Johns Manville | Transverse row bushing support |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP1022093A patent/JP3225665B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8024946B2 (en) * | 2008-09-18 | 2011-09-27 | Johns Manville | Transverse row bushing support |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3225665B2 (ja) | 2001-11-05 |
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