JPH06218433A - 油圧式プレスブレーキ - Google Patents

油圧式プレスブレーキ

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JPH06218433A
JPH06218433A JP5298841A JP29884193A JPH06218433A JP H06218433 A JPH06218433 A JP H06218433A JP 5298841 A JP5298841 A JP 5298841A JP 29884193 A JP29884193 A JP 29884193A JP H06218433 A JPH06218433 A JP H06218433A
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wedge
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Waldemar Krumholz
ヴアルデマル・クルムホルツ
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M&S Brugg AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 圧力ラム部材11の横方向両端に連結された
2つの作動シリンダ23により駆動される圧力ラム部材
から成るプレスブレーキにおいて,圧力ラム部材は,中
央当接部分18において互いに当接する上方部分15と
下方部分17から成り,この中央当接部分から横方向両
端へ次第に幅が広がるように延びる2つの間隙19によ
り,互いに分割されている。負荷が加えられると,圧力
ラム部材の下方部分と固定ラム部材10が,同じように
たわむ。圧力ラム部材の下方部分が自由にたわむ程度
は,圧力ラム部材の上方部分と下方部分の間の間隙に調
節可能に設けられたウエツジ部材30により制限され
る。 【効果】 過酷な負荷条件のもとでも,圧力ラム部材の
下方部分のたわみ線と固定ラム部材のたわみ線に相似形
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,枠組構造と,この枠組
構造に垂直方向移動可能に取付けられた圧力ラム部材
と,枠組構造に取付けられた固定ラム部材と,作動時に
は圧力ラム部材の横方向両端の部分に連結されて圧力ラ
ム部材を固定ラム部材の方向に駆動すると共に圧力ラム
部材を固定ラム部材から垂直方向に離すための枠組構造
に取付けられた少なくとも2つの作動シリンダとを含
む,油圧式プレスブレーキに関する。
【0002】さらに詳しく述べると,本発明は,圧力ラ
ム部材と固定ラム部材が上下に取付けられると共に,圧
力ラム部材の横方向両端の部分において圧力が圧力ラム
部材に伝達され,固定ラム部材が横方向両端の部分で自
由に懸架されている,上述の種類のプレスブレーキに関
する。
【0003】
【従来の技術】当業者にとつて周知のように,この種の
プレスブレーキでは,負荷を受けると,移動圧力ラム部
材と固定ラム部材が反対方向にたわむため,結果として
移動圧力ラム部材と固定ラム部材との間の加工用間隙の
幅が不均一になるという欠点がある。加工部分の輻が数
メートルに及ぶ大きなプレスブレーキの場合,特に最大
加工幅よりかなり小さい幅の被加工物を折曲げる場合に
は,この欠点が特に顕著に現れる。
【0004】ラム部材のうち少なくとも一方のたわみ線
を補正したり,上側及び下側のラム部材のたわみ線の偏
差を補正して両たわみ線を相似形とすることによつて,
プレスブレーキの加工幅全体にわたつて加工用間隙を均
一にすることを目的とする方法が,従来技術でも提示さ
れている。従来技術では,周知のこのような方法に共通
した基本概念は,負荷に応じた反力を上側の圧力ラム部
材に発生させることによつて,上側ラム部材つまり移動
圧力ラム部材のたわみ線を下側の固定ラム部材のたわみ
線に一致させるというものである。
【0005】この種のプレスブレーキに関する従来技術
において公知の解決策によれば,上側の移動圧力ラム部
材の下方部分が水平方向に複数のラム部材エレメントに
分かれており,それぞれのラム部材エレメントが別々の
作動シリンダと共働する。各ラム部材エレメントにより
発生する圧力は,ラム部材エレメントに加えられる負荷
に応じて調節される。更に,それぞれのラム部材エレメ
ントに負荷を分散するのに用いられるいわゆるハイドロ
クツシヨンの形態も,たわみ線を一致させるために採用
される。
【0006】これらの公知の解決策のすべてに共通する
欠点は,必要な反力を与える手段と,常に変化する負荷
分敬条件に左右されずに反力を調節する手段が,きわめ
て複雑で高い費用のために,このようなプレスブレーキ
の製造や操作に膨大な費用がかかるということである。
【0007】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4138
286号明細書(米国特許出願第971294号に対
応)には,上述の方法よりもかなり優れた解決策が示さ
れている。このプレスブレーキは,枠組構造と,枠組構
造に垂直方向移動可能に取付けられた圧力ラム部材と,
枠組構造に取付けられた固定ラム部材から成つている。
圧力ラム部材は,圧力ラム部材の移動方向にほぼ直交す
る平面に沿つて,第1の上方部分と第2の下方部分とに
分割されている。
【0008】圧力ラム部材の上方部分と下方部分は,こ
れらが互いに当接する部分に中央当接部分を持つてい
る。上方部分と下方部分は,この中央当接部分から圧力
ラム部材の横方向両端まで幅が徐々に広がるように,両
側に延びる2つの間隙によつて,分離されている。この
プレスブレーキは,作動時には圧力ラム部材の上方部分
の横方向両端の部分に連結されて,圧力ラム部材を固定
ラム部材の方向に駆動すると共に,圧力ラム部材を固定
ラム部材から垂直方向に離すため,枠組構造に取付けら
れた少なくとも2つの作動シリンダを含んでいる。
【0009】こうして,ラム部材のうち折曲けられる被
加工物に面した部分の可撓性をラム部材の横方向両端に
近づくに従つて向上させ,一方のラム部材が必然的に凸
状となりもう一方のラム部材が同じ条件では凹状となる
ようにするため,加工部分に面して互いに対向する両端
において,負荷を受けた際の両ラム部材のたわみは必ず
均一となる。
【0010】ラム部材のうち加工部分に面した部分にお
ける幅沿いの断面形状を適当なものとすると,どのよう
な負荷が加えられた状態でも2つのラム部材のたわみ線
が基本的に相似形となるように,この部分の断面係数を
調節できる。
【0011】この種のプレスブレーキを使用した経験か
ら,圧力ラム部材の2つの部分の断面形状が適当なもの
となるように圧力ラム部材を2つに分割すると,このプ
レスブレーキで加工される被加工物の正確度がはるかに
高くなることがわかつた。更に,ラム部材のたわみ線を
補正する他の方法と比較すると,この方法は簡単で安価
な方法であると言える。
【0012】この分離型圧力ラム部材の好適な実施例で
は,中央当接部分から圧力ラム部材の横方向両端へ間隙
が直線上を延び,この間隙は所定角度だけ下に傾いてい
る。このように間隙が傾斜しているために,圧力ラム部
材の下方部分の断面積は,下方部分の横方向両端で必要
とされる可撓性の程度に応じて,中央当接部分から横方
向両端へ減少する。間隙のわずかな幅,つまり負荷のな
い状態において圧力ラム部材の横方向両端で計測した幅
は比較的狭く,加工部分の幅が数メートルに達し,10
00ないし2000kNの力で加工を行うプレスブレー
キの場合でも,約1mmである。
【0013】しかしながら,分離型圧力ラム部材を用い
るこのプレスブレーキでは,間隙の僅かな幅を予め選択
することが困難である。このため,負荷が加えられた際
に,日常的使用で発生する加工時のあらゆる条件及び加
工されるシート状金属材料ごとに異なるパラメータに適
するように両たわみ線が相似形となるのは,限られた範
囲だけである。現実に起こるケースのほとんどでは,た
わみ線は設定された範囲内では相似形となる。しかし,
プレスブレーキの最大加工幅より幅がはるかに小さいシ
ート状金属片を加工する場合,または非常に厚い金属片
を加工する場合など,圧力ラム部材に対する負荷が不均
一だつたり左右対称でないという過酷な加工条件のもと
では,両たわみ線の形状が所望の相似形とは異なる結果
となつてしまう。このように,周知のプレスブレーキで
は,上記のような過酷な加工条件が発生した直後にも,
被加工物を正確に加工しなければならないという厳しい
条件を満たすことは不可能である。
【0004】この点で重要な要因は,間隙がまだ開いて
いるが圧力ラム部材の下方部分が自由にたわむ作動状態
から,間隙が閉じかつたわんだ下方部分の横方向両端が
圧力ラム部材の上方部分に当接する作動状態への移行で
ある。1つの作動状態から別の作動状態への移行は,作
動シリンダにより加えられた圧力の影響により圧力ラム
部材の下方部分が所定程度たわんだ後に起こる。圧力ラ
ム部材による押圧動作の途中では,この移行の起こるの
が早すぎたり遅すぎたりしてしまうことが,経験からわ
かつた。換言すれば,圧力ラム部材の下方部分のたわみ
は第1の作動状態では大きすぎ,第2の作動状態では小
さすぎる。もつと明確に述べると,ごくわずかな間隙の
幅は,過酷な作動条件のもとでは大きすぎるかまたは小
さすぎる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は,周知
のプレスブレーキの欠点を克服するとともに,プレスブ
レーキの加工を行う部分全体にわたつて加工用間隙が一
定であるようなプレスブレーキを提供することである。
【0016】本発明の別の目的は,非常に過酷な加工条
件,例えは圧力ラム部材への負荷が非対称であつたり非
常に厚い被加工物を加工する場合にも,上側の移動圧力
ラム部材のたわみ線の下側の固定ラム部材のたわみ線と
がプレスブレーキの幅全体にわたつて相似形となるよう
に,負荷を受けた際ラム部材に必然的に生ずるたわみが
補正されるようなプレスブレーキを提供することであ
る。
【0017】本発明の更に別の目的は,過酷な加工条
件,例えば圧力ラム部材への負荷が非対称であつたり非
常に厚い被加工物を加工しなければならない場合にも,
上側の移動圧力ラム部材と下側の固定圧力ラム部材の間
に形成された加工用間隙がプレスブレーキの幅全体にわ
たつて等しい幅を有するようにするための簡単かつ安価
な手段が設けられている,プレスブレーキを提供するこ
とである。
【0018】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために,本発明によれば,枠組構造と,この枠組構造に
垂直方向に移動可能に取付けられた圧力ラム部材と,枠
組構造に取付けられた固定ラム部材とから成る油圧式プ
レスブレーキが提供される。
【0019】圧力ラム部材は,圧力ラム部材の移動方向
にほぼ直交する平面に沿つて,第1の上方部分と第2の
下方部分とに分割されている。圧力ラム部材の上方部分
と下方部分には,これらが当接する部分である中央当接
部分がそれぞれ設けられている。上方部分と下方部分
は,この中央当接部分から圧力ラム部材の上方部分と下
方部分の横方向両端へ次第に輻が広くなるように両方向
に延びる間隙により,分割されている。
【0020】圧力ラム部材を固定ラム部材の方へ駆動す
るため,また圧力ラム部材を固定ラム部材から離すため
に,枠組構造には少なくとも2つの作動シリンダが取付
けられ,これらの作動シリンダは,作動時には圧力ラム
部材の上方部分の横方向両端の部分に連結される。
【0021】作動シリンダの作動の際,圧力ラム部材の
下方部分が自由にたわんで,圧力ラム部材を固定ラム部
材の方向へ移動させて,圧力ラム部材と固定ラム部材の
間に挿入された被加工物に圧力を及ぼし,そのため圧力
ラム部材の下方部分の自由たわみの程度を制限するため
の調節可能な停止部材が設けられている。
【0022】更に本発明によれば,枠組構造と,この枠
組構造に取付けられた圧力ラム部材と,枠組構造に取付
けられた固定ラム部材から成る油圧式プレスブレーキが
提供される。枠組構造には更に少なくとも2つの作動シ
リンダが設けられ,これらの作動シリンダは,作動時に
は圧力ラム部材の横方向両端に連結されて,圧力ラム部
材を固定ラム部材の方へ移動させると共に,圧力ラム部
材を固定ラム部材から垂直方向に離す。
【0023】固定ラム部材は,圧力ラム部材の移動方向
にほぼ直交する平面に沿つて,第1の上方部分と第2の
上方部分とに分割されている。固定ラム部材の上方部分
及び下方部分には,これらが当接する部分である中央当
接部分が設けられている。固定ラム部材の上方部分と下
方部分は,この中央当接部分から上方部分と下方部分の
横方向両端へ次第に輻が広くなるように両側に延びる間
隙によつて,分割されている。固定ラム部材の下方部分
は,その横方向両端において枠組構造に自由に懸架され
ている。
【0024】作動シリンダの作動の際,固定ラム部材の
下方部分が自由にたわんで,圧力ラム部材を固定ラム部
材の方へ移動させて,圧力ラム部材と固定ラム部材との
間に挿入された被加工物に圧力を及ばし,そのため,固
定ラム部材の上方部分の自由たわみの程度を調節するた
めの調節可能な停止部材が設けられている。
【0025】これにより,圧力ラム部材及び固定ラム部
材の負荷条件に関係なく,固定ラム部材の上方部分が自
由にたわんだ状態から上方部分と下方部分が当接した状
態への移行を調節できる。またこれにより,被加工物を
加工又は処理する際の正確さを低下させることなく,プ
レスブレーキの作動状態を最も過酷な条件に合わせるこ
とができる。
【0026】ラム部材の上方部分と下方部分との間の間
隙の幅を一定にして,簡単には変化しないようにするた
め,圧力ラム部材の両側には圧力ラム部材の上方部分と
下方部分の間の上方部分と下方部分の横方向両端の部分
に,それぞれ自由空間を設けることができる。間隙の各
々はこの自由空間の一方につながつている。各自由空間
の上側は,圧力ラム部材の上方部分の下面から成る上側
境界面から構成され,自由空間の下側は,圧力ラム部材
の下方部分の上面から成る下側境界面から構成されてい
る。
【0027】上側境界面と下側境界面は,圧力ラム部材
の中央に向かう方向に収束するように延びているのがよ
い。圧力ラム部材の下方部分が自由にたわむ程度を制限
するための調節可能な停止部材は,上側境界面と下側境
界面の間の自由空間に横方向へ移動可能に配置されたウ
エツジ部材を含んでいる。
【0028】圧力ラム部材に負荷が加えられていない状
態では,ウエツジ部材の上面と下側境界面との間にすき
間がある。ウエツジ部材を自由空間に沿つて横方向に移
動させることにより,このすき間の大きさを変え,それ
により圧力ラム部材の下方部分が自由にたわむ程度を,
ウエツジ部材の横方向の位置に応じて調節することがで
きる。この簡単な方法により,ラム部材の1つが自由に
たわむ程度を,間隙のわずかな幅より小さい,予め選択
した量に制限できる。
【0029】ウエツジの角度は非常に小さく,例えば5
°とする必要がある。こうすると,ウエツジ部材は負荷
を受けて自動固定的に所定位置に固定されるため,移動
手段によつて支持せねばならない長手方向の力は発生し
ない。一方移動範囲は十分に長くなり,その結果すき間
を必要な程度に調節するのが容易となる。
【0030】調節可能なウエツジ部材を介してラム部材
の両方の部分が互いに当接するような作動状態では,ウ
エツジ部材と共働するラム部材の上方部分と下方部分と
の境界面のウエツジ角度が少し変わることがある。その
理由は,負荷が変化した場合に,ラム部材の2つの部分
のたわみの変化が同じ程度でないからである。このよう
な角度の変化を補正するために,ウエツジ部材は,上下
に配置されると共に円筒形表面で当接する上方ウエツジ
部材と下方ウエツジ部材から成ることが望ましい。この
円筒形の軸は,圧力ラム部材の移動経路に直交すると共
にウエツジ部材の移植経路にも直交する方向に延びてい
る。このようにして,2つのウエツジ部材は上記の軸を
中心として傾斜し,互いにずれた位置となるため,ウエ
ツジ部材の境界面はラム部材の両部分の境界面と常に当
接する。
【0031】ウエツジ部材の上方ウエツジ部材と下方ウ
エツジ部材は,周囲にすき間をもつて上方ウエツジ部材
を貫通した後に下方ウエツジ部材に挿入されるスクリユ
と,上方ウエツジ部材に設けられた空所に取付けられた
弾性材料から成る環状接触部材とにより,互いに弾性的
に接触し,環状接触部材がスクリユ手段を貫通している
ことが望ましい。このようにして,負荷のない状態では
2つのウエツジ部材は接触しており,負荷がかけられて
互いにずれても負荷が取除かれるとすぐに最初の位置に
戻る。
【0032】
【実施例】図1から分かるように,プレスブレーキは,
垂直方向に延びる2つの横方向支持部材1と,この2つ
の横方向支持部材1の上端を連結して水平方向に延びる
クロスビーム2とを含む枠組構造から成つている。クロ
スビーム2は箱状で,垂直方向に延びるクロスプレート
部材5により両端を連結されて垂直方向に延びる2つの
長手方向プレート部材3,4から成つている。横方向支
持部材1は,間に自由空間16を残すように所定間隔を
置いて配置された2つの直立プレート部材6,7をそれ
ぞれ含んでいる。プレート部材6,7は,上部をクロス
ビーム2によつて,また底部を連結部材9によつて連結
されている。
【0033】プレスブレーキの作動部材は,大体におい
て,固定ラム部材10と,垂直方向に移動可能な圧力ラ
ム部材11とから構成されている。固定ラム部材10と
圧力ラム部材11は,プレスブレーキの枠組構造の2つ
の横方向支持部材1の間で,2つのプレート部材6,7
の間の自由空間16へ水平方向に延びている。固定ラム
部材10と圧力ラム部材11は折曲手段を備えている
が,これは図示されていない。
【0034】固定ラム部材10は,自由に懸架されたク
ロス部材として設計されている。このため2つの連結部
材9の各々は,連結部材9の上に所定距離を置いて設け
られると共に円箇形凹面を持つ軸受シエル13を備えた
2つの支持部材12を有する。固定ラム部材10の横方
向の両端は,支持部材12の間の空間へ突出する横方向
端部を有している。この横方向両端には,支持部材12
の軸受シエル13に支持される2つの突出部を持つ円筒
形ピストンピン14が形成されている。
【0035】このプレスブレーキの枠組構造には,2つ
の油圧シリンダ23が設けられ,これらの油圧シリンダ
23は,図示されていないピストンと,圧力ラム部材1
1を固定ラム部材10の方向に移動させたりこれから離
したりするためのピストンロツド22とを有している。
この作動シリンダ23は,プレスブレーキの枠組構造の
横方向両端の部分に位置している。圧力ラム部材11は
横方向に突出する2つの端部を備えており,2つのキヤ
リア部材21を介して作動シリンダ23の2つのピスト
ンロツド22により懸架されている。各キヤリア部材2
1は,作動シリンダ23のピストンロツド22に軸回転
可能に連結された上端と,圧力ラム部材11の突出端部
に軸回転可能に連結された下端とを備えている。キヤリ
ア部材21の下端と圧力ラム部材11とを連結する軸回
転シヤフトは24で示されており,一方キヤリア部材2
1の上端と油圧作動シリンダ23のピストンロツド22
とを連結する軸回転シヤフトは25で示されている。
【0036】作動シリンダ23のピストンロツド22に
より発生した圧力を圧力ラム部材11に伝達するため,
圧力伝達ジヨイントとして二重連接装置26が設けられ
ている。二重連接装置26の形状及び構造は,ここでは
説明しない。
【0037】圧力導入の方向に見て,圧力ラム部材11
は2つの部分に分かれている。即ち圧力ラム部材11
は,上方部分15と下方部分17から成つている。上方
部分15と下方部分17は,互いに当接する中央当接部
分18を有している。中央当接部分18の両側におい
て,上方部分15と下方部分17との間には間隙19が
設けられている。両方の間隙19は,中央当接部分18
のすぐ近くにおける零の幅から,圧力ラム部材11の横
方向端部20における特定の値に,連続的に幅を増大し
ている。間隙19の形状,特にその幅については,後で
詳細に説明する。
【0038】既に述べたように,圧力ラム部材11の上
方部分15は,キヤリア部材21を介して作動シリンダ
23の2つのピストンロツド22に懸架されている。圧
力ラム部材11の下方部分17は,ねじ27により互い
に連結されている第1のフランジ部材28及び第2のフ
ランジ部材29により,上方部分15に懸架されてい
る。このように,上方部分15と下方部分17は,中央
当接部分18において当接した状態で相互に支持されて
いる。
【0039】圧力ラム部材11の横方向の両端の各々の
範囲に,移動可能なウエツジ部材30が設けられている
が,図1にはその概略的に示されている。両ウエツジ部
材30は,圧力ラム部材11の上方部分15と下方部分
17との間の間隙19にそれぞれ位置しており,その大
きさは,圧力ラム部材11の上方部分15と下方部分1
7との間に特定のすき間が残るように設計されている。
2つの作動シリンダ23により発生した駆動力が増大す
ると,圧力ラム部材11の下方部分17がたわみ,所定
の圧力値Fpに達すると,圧力ラム部材11の上方部分
15と下方部分17とが互いに当接する。圧力ラム部材
11の下方部分17が上方部分15に当接することによ
つて,圧力ラム部材11の下方部分17の自由にたわむ
程度が制限される。従来技術の解決策とは異なり,圧力
ラム部材11の上方部分15と下方部分17の対向する
両面とが直接当接することによつてではなく,圧力ラム
部材11の上方部分15と下方部分17との間の間隙に
ウエツジ部材30を設けることによつて,圧力ラム部材
11の下方部分17のたわみの程度が制限されるのであ
る。
【0040】間隙19の幅がごく僅か即ち約1mmの大
きさであることを考えると,非常に狭い間隙19に可動
ウエツジ部材30とその移動手段を配置するのは不可能
なため,図1の実施例を実現することはできない。従つ
て,発明を実現するため,図2及び図3の実施例が提案
される。他の多くの実施例が可能なことは,当業者にと
つて明らかである。
【0041】図2と図3には,圧力ラム部材11の一端
における上方部分15と下方部分17の部分図が示され
ている。上方部分15と下方部分17との間に設けられ
た間隙19は,圧力ラム部材11の上方部分15の凹部
により形成された端部側広幅部分31へ開口している。
この広幅部分31の上面及び底面を構成する境界面3
2,33は,圧力ラム部材11の下方部分17の境界面
33が水平方向に延び,圧力ラム部材11の上方部分1
5の境界面32が所定角度例えば5°の角度で傾斜して
いるため,楔の形状となつている。2つの境界面32,
33の間の広幅部分31には,移動可能なウエツジ部材
30が配置されている。このウエツジ部材30は下側の
境界面33に取付けられているため,圧力ラム部材11
に負荷がかけられていない状態では,ウエツジ部材30
の上面と上側境界面32の間にはすき間が少し残る。
【0042】ウエツジ部材30を移動させるために,駆
動手段により駆動される大歯車36とかみ合うラツク部
材35が設けられている。駆動手段は,圧力ラム部材1
1の下方部分17に固定されたフレーム部材37に取付
けられている。フレーム部材37は,取付けプレート部
材38と,2つの横方向支持プレート部材39と,軸受
プレート部材40と,クロスプレート部材41とから成
つている。取付けプレート部材38は,圧力ラム部材1
1の下方部分17に,横向きにねじで固定されている。
クロスプレート部材41は,クロスプレート部材41に
ねじで固定された電気ステツプモータ42を支持してい
る。大歯車36を備えたシヤフト部材43は,固定クラ
ツチ部材44を介して,電気ステツプモータ42の駆動
シヤフト45の端部に連結されている。シヤフト部材4
3の下端は,自動調心玉軸受46に案内されている。自
動調心玉軸受46自体は,軸受プレート部材40にねじ
で固定された摺動ブツシユ部材47によつて,軸方向に
移動可能に支持されている。ウエツジ部材30は,ウエ
ツジ部材30に加えられる横方向の駆動圧力を吸取する
手段として,圧力ラム部材11の下方部分17と横方向
に当接する2つのストツプスクリユ48を備えている。
【0043】更に位置検出手段として機能する2つのプ
ローブ49が設けられ,それぞれがラツク部材35の両
端の位置を検出する。各プローブ49は,傾斜支持部材
50を介してフレーム部材37の支持プレート部材39
に連結されている。プローブ49から図示されていない
制御装置まで延びる2つの導線が51で示されている。
【0044】可動ウエツジ部材30の形状の詳細は,図
4と図5に示されている。図4から最もよく分かるよう
に,ウエツジ部材30は,上下に重ねられた2つの部材
55と56から成つている。ウエツジ部材30の下方部
材55と上方部材56との間の当接面57は,ウエツジ
部材30の移動58の方向に直交する中央軸を有する円
筒形の表面となつている。圧力ラム部材11に負荷がか
けられていない状態では,ウエツジ部材30の上方部材
56の上面59は,圧力ラム部材11の上方部材17の
境界面32の傾斜角度と同じだけ傾斜している。
【0045】ウエツジ部材30の2つの部材55と56
は,互いに弾性的に接触している。即ち直径の大きな上
部を有する空所61においてウエツジ部材30の上方部
材56を貫通したスクリユ60が,ウエツジ部材30の
下方部材55に挿入されている。このため,スクリユ6
0の頭部の周囲にはすき間が形成される。ウエツジ部材
30の上方部材56を下方部材55と弾性的に接触させ
るための弾性環状部材63が,スクリユ60に取付けら
れている。この弾性環状部材63の影響により,圧力ラ
ム部材11に負荷が加えられていない状態では,ウエツ
ジ部材30の2つの部材55と56とが接触し,また負
荷が加えられてこの2つの部材55,56が互いにずれ
てしまつた場合にも,負荷が取除かれるとすぐに最初の
位置に戻るようになつている。図4では,円筒形当接面
57に沿つてウエツジ部材30の上方部材56と下方部
材57のずれた状態が,破線で示されている。相対的移
動の程度は,わかり易くするため誇張されている。量後
に,ラム部材35は,ウエツジ部材30の下方部材55
に形成された長手方向溝64に挿入されており,2つの
スクリユ65でこの長手方向溝64に固定されているこ
とが,図4からわかる。
【0046】図6には,本発明によるプレスブレーキの
別の実施例が示されている。このプレスブレーキは,垂
直方向に延びる2つの横方向支持部材101と,これら
2つの横方向支持部材101の上端を連結するクロスビ
ーム102とを含む枠組構造から成つている。クロスビ
ーム102は,箱の形状で,垂直方向に延びるクロスプ
レート部材105により相互に両端を連結されて垂直方
向に延びる長手方向プレート部材103と104から成
つている。各横方向支持部材101は,自由空間116
が設けられるように所定間隔を置いて配設された直立プ
レート部材106,107から成つている。直立プレー
ト部材106,107は,クロスビーム102によつて
上部を,連結部材109によつて底部を,それぞれ連結
されている。
【0047】プレスブレーキの作動部材は固定ラム部材
111と,垂直方向に移動可能な圧力ラム部材110と
から構成されている。固定ラム部材111と圧力ラム部
材110は,プレスブレーキの枠組構造の2つの横方向
支持部材101の間から,2つのプレート部材106,
107の間の自由空間116へ延びている。固定ラム部
材111と圧力ラム部材110は,折曲手段を備えてい
るが,これは図示されていない。
【0048】固定ラム部材111は,上方部分117と
下方部分115から成りかつ自由に懸架されたクロス部
材として構成されている。このために,2つの連結部材
109は,連結部材109の上にそれぞれ所定距離を置
いて設けられると共に円筒形凹面を持つ軸受シエル11
3が形成された2つの支持部材112を備えている。固
定ラム部材111の下方部分115の横方向の両端は,
支持部材112の間の空間へ突出する横方向端部を有し
ている。この横方向端部には,支持部材112の軸受シ
エル113に支持される2つの突出部を持つ円筒形ピス
トンピン114が形成されている。
【0049】このプレスブレーキの枠組構造には,油圧
シリンダ123が2つ設けられ,これらの油圧シリンダ
123は,図示されていないピストンと,圧力ラム部材
110を固定ラム部材111の方向に移動させたりこれ
から離したりするためのピストンロツド122とを有し
ている。これらの作動シリンダ123は,プレスブレー
キの枠組構造の横方向両端の部分に位置している。圧力
ラム部材110は横方向に突出する2つの端部を備えて
おり,2つのキヤリア部材121を介して作動シリンダ
123の2つのピストンロツド122により懸架されて
いる。キヤリア部材121は,作動シリンダ123のピ
ストンロツド122に軸回転可能に連結された上端と,
圧力ラム部材110の突出端部に軸回転可能に連結され
た下端とを備えている。キヤリア部材121の下端と圧
力ラム部材110とを連結する軸回転シヤフトは124
で示されており,キヤリア部材121の上端と作動シリ
ンダ123のピストンロッド122とを連結する軸回転
シヤフトは125で示されている。
【0050】作動シリンダ123のピストンロツド12
2により発生した圧力を圧力ラム部材110に伝達する
ために,圧力伝達ジヨイントとして二重連接装置126
が設けられている。二重連接装置126の形状及び構造
は,ここでは説明しない。
【0051】固定ラム部材111は,圧力誘導方向に見
て2つの部分に分かれている。即ち固定ラム部材111
は,上方部分117と下方部分115とから成つてい
る。上方部分117と下方部分115は,互いに当接す
る中央当接部分118を有している。中央当接部分11
8の両側において,上方部分117と下方部分115と
の間に間隙119が設けられている。この間隙119
は,当接部分118のすぐ近くにおける零の幅から,固
定ラム部材111の横方向端部120における所定の幅
まで,連続的に幅を増大している。間隙119の形状,
持にその幅については,すでに詳細に説明してあり,図
6の実施例にも適用される。
【0052】固定ラム部材111の上方部分115と下
方部分117は,中央当接部分111において相互に緩
く当接している。上方部分117と下方部分115との
相対位置は,上方部分117と下方部分115の中央当
接部分111にそれぞれ形成された凹所に取付けられた
位置合わせピン128により,調節されている。
【0053】固定ラム部材111の下方部分115の両
側の部分の間隙119には,固定ラム部材111の上方
部分117のたわみの程度を制限する手段130が設け
られている。上方部分117と下方部分115及びたわ
みを制限する手段130の詳細な形状は,図2ないし図
5に示され,既に詳述されたものと同様である。
【0054】たわみ制限手段と間隙の幅に関しては,す
でに説明した内容がそのまま図6の実施例に当てはま
る。
【0055】最後に,プレスブレーキの形状は,図1な
いし図5の実施例のように,圧力ラム部材が2つの部分
から成るものとすることも,図6の実施例のように固定
ラム部材が2つの部分から成るものとすることも可能で
あることを明記しておく。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧力ラム部材の下方部分のたわみの程度を制限
する手段の概略を示すプレスブレーキの実施例の正面概
略図である。
【図2】圧力ラム部材の2つの部分の一端において間隙
の間に設けられたたわみの程度を制限する手段とこの手
段を調節する手段を示す部分正面図である。
【図3】図2に示された構造物の側面図である。
【図4】圧力ラム部材の下方部分のたわみの程度を制限
する手段の実施例を示す,2つの部材から成るウエツジ
構造物の一部破断拡大正面図である。
【図5】図4に示されたウエツジ構造物の側面図であ
る。
【図6】固定ラム部材の上方部分のたわみの程度を調節
する手段の概略を示すプレスブレーキの別の実施例の概
略正面図である。
【符号の説明】
10,110 固定ラム部材 11,111 圧力ラム部材 15,117 上方部分 17,115 下方部分 23,123 シリンダ 30,130 たわみ制限手段(ウエツジ部材)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠組構造と,この枠組構造に垂直方向移
    動可能に取付けられた圧力ラム部材と,枠組構造に取付
    けられた固定ラム部材とを含む油圧式プレスブレーキで
    あつて,前記圧力ラム部材が,圧力ラム部材の移動方向
    にほぼ直交する平面に沿つて第1の上方部分と第2の下
    方部分とに分割され,前記圧力ラム部材の上方部分と下
    方部分が,相互に当接する部分にそれぞれ中央当接部分
    を有し,前記圧力ラム部材の上方部分と下方部分が,前
    記中央当接部分から上方部分と下方部分の横方向両端へ
    次第に幅が増すように伸びる間隙によつて,相互に分劃
    され,前記圧力ラム部材を前記固定ラム部材の方向へ駆
    動すると共に圧力ラム部材を固定ラム部材から垂直方向
    に離すための少なくとも2つのシリンダが,前記枠組構
    造に取付けられ,作動時には前記圧力ラム部材の横方向
    両端において圧力ラム部材の上方部分に連結され,前記
    2つの作動シリンダの作動の際,前記圧力ラム部材の下
    方部分が自由にたわんで,前記圧力ラムを固定ラム部材
    の方へ移動させて,圧力ラム部材と固定ラム部材との間
    に挿入された被加工物に圧力を加えるものにおいて,前
    記圧力ラム部材の下方部分の自由にたわむ程度を制限す
    るための調節可能な手段が設けられていることを特徴と
    する,油圧式プレスブレーキ。
  2. 【請求項2】 前記圧力ラム部材の両側において,圧力
    ラム部材の上方部分と下方部分の横方向両端の上方部分
    と下方部分の間に自由空間が設けられ,前記間隙がそれ
    ぞれこの自由空間の一方とつながつており,自由空間の
    上側境界面は,前記圧力ラム部材の上方部分の下面によ
    り構成され,自由空間の下側境界面は,前記圧力ラム部
    材の下方部分の上面によつて構成されていることを特徴
    とする,請求項1に記載のプレスブレーキ。
  3. 【請求項3】 前記上側境界面と前記下側境界面が,前
    記ラム部材の中央に向かつて収束する方向に延び,前記
    圧力ラム部材の下方部分の自由たわみの程度を制限する
    ための調節可能な手段が,上側境界面と下側境界面との
    間の自由空間において横方向に移動可能に配置されたウ
    エツジ部材から成ることを特徴とする,請求項1又は2
    に記載のプレスブレーキ。
  4. 【請求項4】 前記圧力ラム部材に負荷がかけられてい
    ない状態では,前記ウエツジ部材の上面と前記上側境界
    面の間にすき間があり,このすき間の大きさがウエツジ
    部材を自由空間に沿つて横方向に移動させることにより
    調節可能で,これにより圧力ラム部材の下方部分の自由
    たわみの程度をウエツジ部材の横方向位置により制限す
    ることを特徴とする,請求項3に記載のプレスブレー
    キ。
  5. 【請求項5】 前記ウエツジ部材を前記自由空間に沿つ
    て横方向に移動させるため,作動時にウエツジ部材に連
    結される直線駆動手段が設けられ,この直線駆動手段が
    少なくとも1つの位置検出手段により制御されることを
    特徴とする,請求項2ないし4の1つに記載のプレスブ
    レーキ。
  6. 【請求項6】 前記ウエツジ部材が上方ウエツジ部分と
    下方ウエツジ部分とを含み,この上方ウエツジ部分と下
    方ウエツジ部分が上下に配置されると共に,前記圧力ラ
    ム部材の移動経路に直交しかつウエツジ部材の移動経路
    に直交する方向に延びる軸を有する円筒形の面におい
    て,上方ウエツジ部分と下方ウエツジ部分とが当接して
    いることを待徴とする,請求項2ないし5の1つに記載
    のプレスブレーキ。
  7. 【請求項7】 前記ウエツジ部材の上方ウエツジ部分と
    下方ウエツジ部分とを相互に弾性的に接触させる手段が
    設けられていることを特徴とする,請求項6に記載のペ
    レスブレーキ。
  8. 【請求項8】 前記弾性接触手段が,周囲にすき間をも
    つて前記上方ウエツジ部分を貫通した後に前記下方ウエ
    ツジ部分に挿入されるスクリュ手段と,上方ウエツジ部
    分に設けられた空所に挿入される弾性材料から成る環状
    接触部材を含み,前記スクリュ手段が前記環状接触部材
    を貫通していることを特徴とする,請求項7に記載のプ
    レスブレーキ。
  9. 【請求項9】 枠組構造と,この粋組構造に垂直方向移
    動可能に取付けられた圧力ラム部材と,枠組構造に取付
    けられた固定ラム部材と,作動時には前記圧力ラム部材
    の横方向両端において圧力ラム部材の上方部分に連結さ
    れて圧力ラム部材を前記固定ラム部材の方向に駆動する
    と共に圧力ラム部材を固定ラム部材から垂直方向に離す
    ための前記枠組構造に取付けられた少なくとも2つのシ
    リンダとを含む油圧式プレスブレーキであつて,前記固
    定ラム部材は,圧力ラム部材の移動方向にほぼ直交する
    平面に沿つて第1の上方部分と第2の下方部分とに分割
    され,前記固定ラム部材の上方部分と下方部分は,相互
    に当接する部分にそれぞれ中央当接部分を有し,前記圧
    力ラム部材の上方部分と前記下方部分は,前記中央当接
    部分から上方部分と下方部分の横方向両端へと次第に幅
    が増すように延びる間隙によつて,相互に分割され,前
    記固定ラム部材の下方部分は,両端において前記枠組構
    造に自由に懸架され,2つの作動シリンダの作動の際,
    前記圧力ラム部材の下方部分が自由にたわんで,前記圧
    力ラムを固定ラム部材の方へ移動させて,圧力ラム部材
    と固定ラム部材との間に挿入された被加工物に圧力を加
    えるものにおいて,固定ラム部材の上方部分の自由たわ
    みの程度を制限するための調節可能な手段が設けられて
    いることを特徴とする,油圧式プレスブレーキ。
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