JPH06218148A - 娯楽用乗り物設備 - Google Patents

娯楽用乗り物設備

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Publication number
JPH06218148A
JPH06218148A JP4301664A JP30166492A JPH06218148A JP H06218148 A JPH06218148 A JP H06218148A JP 4301664 A JP4301664 A JP 4301664A JP 30166492 A JP30166492 A JP 30166492A JP H06218148 A JPH06218148 A JP H06218148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spaceship
simulated
seat holding
holding device
spacecraft
Prior art date
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Pending
Application number
JP4301664A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ikematsu
真一 池松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sega Enterprises Ltd filed Critical Sega Enterprises Ltd
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Publication of JPH06218148A publication Critical patent/JPH06218148A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、乗客に実物の乗り物に乗っ
ているような臨場感を与えることにある。 【構成】模擬宇宙船装置および乗客用座席装置を少なく
とも2方向に揺動させる揺動手段と、映像表示手段と、
映像と揺動を同期させる揺動制御手段と、煙幕発生手段
と、映像と煙幕発生を同期させる煙幕発生制御手段から
なる構成要素を特徴とする、娯楽用乗り物設備

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、錯覚によって乗客にス
リルを与える娯楽用の乗り物設備に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般に「ビックリハウス」と呼ば
れる遊園地用娯楽設備が多数製品化されている。これ
は、例えば住宅の内装を施した箱型の建物を両側から回
転可能に支え、その内部には前記建物と同軸かつ前記軸
まわりに揺動可能に支えた座席装置を持つものである。
前記建物を一定方向に回しつつ前記座席装置を揺らす事
により、乗客は錯覚により、自分自身が逆さまになった
ように感じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記娯楽設備
において、乗客は搭乗するたびに毎回同じ動きによる同
じ錯覚を覚える。また乗客から見えるのは前記建物の内
装のみであり、何の変化もない。このため飽きられるの
が早く、再度の搭乗が期待できない、という欠点があっ
た。本発明は上記欠点を除くことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、模擬宇
宙船装置および乗客用座席装置を少なくとも2方向に揺
動させる揺動手段と、映像表示手段と、映像と揺動を同
期させる揺動制御手段と、煙幕発生手段と、映像と煙幕
発生を同期させる煙幕発生制御手段、とによって前記娯
楽設備にストーリー性を加え、より臨場感のあるもにし
飽きのこないものにする。
【0005】
【作用】本発明の構成に基づいて作用を説明すれば、映
像表示装置に映しだされる映像のストーリーの変化に対
応させて、模擬宇宙船および座席保持装置を動かす。例
えば前記映像表示装置に爆発シーンが表示されたなら
ば、模擬宇宙船および座席保持装置を激しく動かすと同
時に煙が煙幕装置から船内に向けて激しく放出される。
【0006】
【実施例】以下本発明を図1から図6を参照して具体的
に実施例として説明する。図1は本発明に係る娯楽装置
の全体斜視図であり、図2は同正面図であり、図3は同
側面図である。
【0007】模擬宇宙船12は八角柱を横設した形状で
あり、該八角柱の両端側には設置台11をそれぞれ配置
し、両側の設置台11に設けたボールベアリング19、
軸受け20に回転自在に支持されている。模擬宇宙船の
内部には長椅子状の座席保持装置13を横設してある。
模擬宇宙船12の内側前部には映像表示装置15があ
り、宇宙船の窓様の装飾が施してある。模擬宇宙船12
の内部左右には音響装置22がある。
【0008】模擬宇宙船12は設置台11に設けた模擬
宇宙船用揺動装置10により揺動可能である。また座席
保持装置13は、他方の設置台に設けた座席保持装置用
揺動装置14によって揺動可能に支えられている。模擬
宇宙船12と模擬宇宙船用揺動装置10とは軸受け20
で接続されている。模擬宇宙船12と座席保持装置用揺
動装置14とはボールベアリング19を介して回転可能
に支えられている。座席保持装置13の一端は模擬宇宙
船に取り付けられた座席保持装置用設置台17によりボ
ールベアリング21によって回転可能に支えられてい
る。座席保持装置用設置台17は座席保持装置13を揺
動可能に支えるためのものである。
【0009】煙幕発生装置18は設置台に設けられ模擬
宇宙船内12に向けて炭酸ガスを放出するものである。
模擬宇宙船12には図示しない排気口等から炭酸ガスが
入ってくるのである。むろん煙幕発生装置12は模擬宇
宙船内部に設けてもかまわない。
【0010】図4から図6は本発明に係る模擬宇宙観光
旅行のフローチャートである。実施例のストーリーは1
2人の乗客が宇宙船観光旅行をするというものである。
まず乗客は模擬宇宙船12の前部中央にある扉兼乗降装
置30から乗り込み、座席16に着席する。しばらくし
て宇宙船の窓に見立てた装飾が施してある映像表示装置
15に宇宙船発射センターの景色が映る(S1)。その
後「発射30秒前」というメッセージが音響装置22か
ら流れる。そして模擬宇宙船用揺動装置10及び座席保
持装置用揺動装置14が駆動されて、模擬宇宙船12お
よび座席保持装置13を発射態勢である仰角45度にす
るために反時計方向に回転してゆく(S2)。
【0011】このとき映像表示装置15には今まで映っ
ていた景色が下方へ移動していく様子が映しだされる。
この回転と映像の相乗効果で乗客は本物の宇宙船に乗っ
ているような感覚を覚える。発射態勢になったら(S
3)、10秒前からカウントダウンが始まり(S4)、
カウント0で発射する(S5)。宇宙船が大気圏外へ到
着するまで座席保持装置13は座席保持装置用揺動装置
14が回動駆動し小刻みに振動している(S6)。大気
圏外に到着すると(S7)、模擬宇宙船12および座席
保持装置13は時計方向に45度回転し水平となり、。
画面には後方へ流れていく隕石や星が映しだされ、乗客
は水平飛行中であることを知る(S8)。
【0012】しばらく飛行を続けていると隕石群に遭遇
する。巨大な隕石が宇宙船の上下をかすめて行く。上を
かすめて行くときは(S9)、模擬宇宙船12は反時計
方向に135度回転し、同時に座席保持装置13は時計
方向に45度回転する。さらに映像表示装置15には今
まで映っていた景色が下方向へ移動していく様子が映し
出される。この2つの動きによって模擬宇宙船12の床
が乗客の頭上にくることになり、映像との相乗効果とに
より乗客は自身が上下逆になったように錯覚する(S1
0)。同時に隕石が下をかすめて行くときには(S1
1)、模擬宇宙船12は時計方向に135度回転し、同
時に座席保持装置13は反時計方向に45度回転する。
さらに映像表示装置15には今まで映っていた景色が上
方向へ移動していく様子が映しだされ、隕石が上をかす
めて行くときと同じ錯覚が得られる(S12)。
【0013】ようやく隕石群を抜けた宇宙船の乗客はし
ばらくの間窓に見立てた映像表示装置15に映る宇宙の
景色を鑑賞する(S13)。すると突然「宇宙海賊が襲
ってきた。」というメッセージが流れ、前記映像表示装
置15にドクロの旗を付けた宇宙船が表示され(S1
4)、攻撃を受ける。攻撃を受けるたびに(S15)、
映像表示装置15が眩しく光り、模擬宇宙船12が時計
方向あるいは反時計方向へ3回転する。その回転と同時
かつ同速度で座席保持装置13は前方45度から後方4
5度の角度で振り子状に揺れる。同時に映像表示装置1
5には宇宙海賊の宇宙船および背景が上方向あるいは下
方向に移動していく様子が映る。この映像と先に述べた
2つの動きによって乗客は、座席保持装置13が前方4
5度から後方45度しか回転していないにもかかわら
ず、自身が回転しているように錯覚する(S16)。
【0014】ようやく宇宙海賊の攻撃から逃れた宇宙船
は(S17)、攻撃からのダメージから、模擬宇宙船1
2および座席保持装置13を小刻みに振動させながら、
不時着するために最寄りの宇宙空港へ向かう(S1
8)。宇宙空港が映像表示装置12に小さく映る頃、模
擬宇宙船12および座席保持装置13は時計方向へ30
度回転し着陸態勢をとる(S19)。滑走路が映像表示
装置12一杯に映り模擬宇宙船12および座席保持装置
13は反時計方向へ30度回転し水平位置へ戻り、激し
い振動と共に煙幕発生装置18から炭酸ガスの煙が放出
され宇宙船は不時着する。(S20)。しばらくして架
空の被害状況がアナウンスされ宇宙観光旅行は終わる
(S21)。
【0015】図7に本発明に係るシステムのブロック図
を示す。中央処理装置23に内蔵されたROM(図示せ
ず)のプログラムによって、各装置に命令が送られる。
映像表示装置には中央処理装置23から映像信号が出力
され、音響装置22には映像信号に同期する音響信号が
出力される。さらに上述した処理に従って、模擬宇宙船
用揺動装置10、座席保持装置用揺動装置14、煙幕発
生装置18にそれぞれ駆動信号を発する。映像表示装置
15は、例えばプロジェクター、CRT等である。前記
ROMおよび前記映像源であるROM、ビデオディスク
等を交換することにより、模擬宇宙観光旅行だけでな
く、色々な模擬旅行が楽しめる。以上で実施例の説明を
終わる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、乗客は模
擬宇宙船12、座席保持装置13の振動ならびに映像表
示装置15に映る映像の相乗効果による錯覚と、煙幕発
生装置18による煙りとによって、豊かな臨場感を得る
ことができ、飽きる事無く楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る娯楽装置の全体斜視図である。
【図2】本発明に係る娯楽装置の正面図である。
【図3】本発明に係る娯楽装置の側面図である。
【図4】本発明に係る模擬宇宙観光旅行のフローチャー
トである。
【図5】本発明に係る模擬宇宙観光旅行のフローチャー
トである。
【図6】本発明に係る模擬宇宙観光旅行のフローチャー
トである。
【図7】本発明に係るシステムのブロック図である。
【符号の説明】
10…模擬宇宙船用揺動装置 11…設置台 12…模擬宇宙船 13…座席保持装置 14…座席保持装置用揺動装置 15…映像表示装置 16…座席 17…座席保持装置用設置台 18…煙幕発生装置 19…ボールベアリング 20…軸受け 21…ボールベアリング 22…音響装置 23…中央処理装置 30…扉兼乗降装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 模擬宇宙船装置及び乗客用座席装置を少
    なくとも2方向に揺動させる揺動手段と、映像と揺動を
    同期させる揺動制御手段と、煙幕発生手段と、映像と煙
    幕発生を同期させる煙幕発生制御手段、とを有すること
    を特徴とする娯楽用乗り物設備。
JP4301664A 1992-10-13 1992-10-13 娯楽用乗り物設備 Pending JPH06218148A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4301664A JPH06218148A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 娯楽用乗り物設備

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JP4301664A JPH06218148A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 娯楽用乗り物設備

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JPH06218148A true JPH06218148A (ja) 1994-08-09

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JP4301664A Pending JPH06218148A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 娯楽用乗り物設備

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008185798A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd シミュレータおよびシミュレーション方法
JP2013539551A (ja) * 2010-08-30 2013-10-24 グレンツェバッハ・マシーネンバウ・ゲーエムベーハー 特別な迫真感を備えたフライトシミュレーターを操作するための装置及び方法

Cited By (3)

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Effective date: 20030325